JPH04291413A - カーソルの制御方法および装置 - Google Patents

カーソルの制御方法および装置

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JPH04291413A
JPH04291413A JP3056464A JP5646491A JPH04291413A JP H04291413 A JPH04291413 A JP H04291413A JP 3056464 A JP3056464 A JP 3056464A JP 5646491 A JP5646491 A JP 5646491A JP H04291413 A JPH04291413 A JP H04291413A
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JP
Japan
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cursor
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display
coordinate
input
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Application number
JP3056464A
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Inventor
Shigeo Kino
木野 茂雄
Noriko Nakamura
中村 範子
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Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Keiyo Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ装置等に
使用される表示装置の表示画面上のカーソルを操作部の
操作に応じて制御し、表示画面上において座標入力を行
うカーソルの制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ装置等においては、データ
の入出力等のため表示装置を備えている。そして、この
表示装置の表示画面のどの位置が処理対象位置であるか
を示すマークとしてカーソル、あるいはアイコンと呼ば
れる表示記号等(以下、これらを総称してカーソルとい
う。)が使用される。このカーソルを表示画面上の任意
の座標位置に移動するためには、種々の座標入力装置が
利用される。中でも、一般的に、マウス、ジョイスティ
ック、トラックボール等と呼ばれるものは、操作部の移
動操作により、カーソルを表示画面上の任意の方向に移
動可能であることから、実用上その操作が容易であり、
効果大なるものである。
【0003】マウスとは、一般的には、底に3つのベア
リングのついた装置で、これを机上で転がしながら操作
し、ベアリングの回転角より座標値を得るものである。 ジョイスティックとは、一般的には、操作棒のついた装
置で、この操作棒を握り、これを前後左右等任意の位置
に傾けることにより座標値を得るものである。更に、ト
ラックボールとは、いずれの方向にも回転可能なボール
を備え、このボールを手のひらや指先で回転し、このボ
ールの回転角より座標値を得るものである。これらのも
のは、その移動操作により、カーソルの移動方向と移動
量を決定するX軸移動量信号とY軸移動量信号とを同時
に出力する。コンピュータ本体はこれら各軸の移動量信
号を入力し、これに見合った分だけ表示画面上における
カーソルを移動制御する。カーソルの移動に際しては、
現在位置から目的位置まで、カーソルが常に連続的に移
動して見えるように、表示画面上における表示位置を順
次変えて行く。
【0004】以上の技術の参考になるものとしては、特
開昭58−149535、特開昭58−129643、
特開昭59−111524、特開昭59−22126、
実開昭57−29941、実開昭59−6240、実開
昭58−90433がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】カーソルで表示画面上
の処理位置を確認しながら操作する座標入力装置では、
操作員がカーソルの表示画面上における位置を常に確認
している必要がある。そのため、カーソルの移動操作期
間中は、カーソルが連続的に移動して見えるようにその
表示画面上における表示位置を順次更新する。
【0006】しかしながら、急激にカーソルを移動する
操作を行ったり、あるいは座標入力作業を途中で中断し
、カーソルから目を放した場合等においては、一時的に
カーソルの位置を見失うことがしばしばある。特に、複
雑な図形が表示装置に表示されている場合、あるいはカ
ーソルが予想外の位置にある場合等にこのような状態が
発生し安く、この見失ったカーソルを確認するのにかな
りの困難を招くことがある。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、表示画面上における
カーソルを容易に確認可能なカーソルの制御方法および
装置を得ることにある。
【0008】本発明の他の目的は、表示画面上における
カーソルの位置を容易に確認可能なカーソルの制御方法
および装置を得ることにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、表示画面上にお
けるカーソルの移動操作が容易なカーソルの制御方法お
よび装置を得ることにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、見失ったカーソ
ルを容易に再発見可能で、より効率的な座標入力の利用
環境を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、特定入力を判定し、当該特定入力
の判定により、表示画面上のカーソルを、この表示画面
上の予め定めた座標位置に移動制御する。
【0012】特定入力に応答して表示画面上のカーソル
を移動する表示画面上の位置は当該装置に対し予め定め
てあってもよく、また操作者が予め任意に決定してもよ
い。
【0013】更に、本発明によれば、特定入力を判定し
、当該特定入力の判定により、表示画面上のカーソルを
、この表示画面上において強調表示する。
【0014】この強調表示は、カーソルの形状の変更、
その表示色の変更、あるいはその両者の変更等種々採用
可能である。
【0015】
【作用】上記によれば、表示画面上のカーソルの位置の
確認に際し、特定入力の入力操作を実行すれば、カーソ
ルが表示画面のどこに位置していても、カーソルは表示
画面の予め定めた位置に移動表示、あるいは存在してい
た位置で強調表示、さらには予め定めた位置で強調表示
される。
【0016】したがって、その移動位置を予め定めたも
のにあっては、その位置にカーソルが移動表示される。 また、強調表示するようにしたものにあっては、特定入
力によってカーソルは存在していたその位置で、強調表
示される。さらには、予め定めた位置へ移動し、その位
置で強調表示される。これにより、表示画面上において
カーソルの確認が極めて容易となる。
【0017】特に、カーソルを予め定めた位置に移動制
御するようにしたものにおいては、特定の入力という簡
単な操作でカーソルを予め定めた所望の位置に移動でき
るためカーソルの移動操作が容易になるばかりではなく
、より効率的な操作が可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に従って説明す
る。まず、図2により本実施例の動作環境を提供するパ
ーソナルコンピュータ装置を説明する。1はパーソナル
コンピュータ装置の本体である処理装置、2は出力手段
としての表示装置であり、この実施例の場合はCRTデ
ィスプレイ装置を使用した場合について示してある。3
は入力手段としてのキーボード、4は座標入力装置とし
てのマウスである。5は主記憶装置であり、リード・オ
ンリ・メモリ(以下,ROMという。)5a、ランダム
・アクセス・メモリ(以下、RAMという。)5bを備
えている。これらメモリ5a,5bには、所定のプログ
ラム、およびデータ等が記憶され、処理装置1はこれら
のプログラムを実行することによって、所定の処理を実
現する。
【0019】図3および図4は座標入力装置としてのマ
ウス4の概要を説明するための図である。この図におい
て、4はマウス、7はマットあるいは机等の平板、1は
パーソナルコンピュータ等の処理装置、2は表示装置で
ある。マウス4は操作部である全体をマット7上で移動
操作することにより、表示装置2の表示画面SC上に表
示されたカーソルCSの表示画面SC上における座標位
置を決定する。今、図4において表示装置2の表示画面
SC上でカーソルCSが点A’を指しているものとし、
これに対応してマウス4もマット2上の点Aに位置する
ものとする。ここで、マウス4をマット7上の点Bに移
動すると、マウス4はX軸方向の移動量△X,Y軸方向
の移動量△Yを検出し、それらの情報を処理装置1へ送
る。処理装置1はその情報を元にカーソルCSの座標値
を計算し、その結果をX軸座標記憶部XV,Y軸座標記
憶部YVへ格納する。処理装置1はこれら記憶部XV,
YVの内容に基づき、カーソルCSを結果的に表示画面
SC上の点B’へ移動表示する。
【0020】マウス4は図6にその外観を示すように、
ケース10と、このケース10に回転自在に保持された
ボール11を有する。ケース10の内部にはボール11
と接触し、ボール11の回転によって回動されるX軸方
向検出用ローラ12、およびこれと直角な位置に設けた
同様構成のY軸方向検出用ローラ13とを設けてある。 14はローラ12に連結したパルスジェネレータであり
、ローラ12の回転に伴ってパルス信号14Pを発生す
る。15はローラ13に連結したパルスジェネレータで
あり、ローラ13の回転に伴ってパルス信号15Pを発
生する。CTRXはX軸方向の移動量を計測するための
X軸カウンタであり、CTRYはY軸方向の移動量を計
測するためのY軸カウンタである。各カウンタCTRX
、CTRYのカウント値は10ビットのバイナリ・デー
タの形で処理装置1に入力するように構成してある。 また、処理装置1はリセット指令信号RX、RYにより
、X、Y座標を別々にカウンタCTRX、CTRYのカ
ウント値をリセット、すなわち零クリアすることができ
る構成としてある。
【0021】こに様な構成により、マウス4を移動する
と、その移動に応じてボール11が回転し、X軸および
Y軸方向に接触したローラ12、13が回転する。この
回転はパルスジェネレータ14、15に伝達され、パル
スジェネレータ14、15はその回転量、すなわち移動
量に応じたパルス14P、15Pを発生する。これらの
パルス14P、15Pはそれぞれ対応するパルスカウン
タCTRX、CTRYに入力され、カウントされる。し
たがって、カウンタCTRX、CTRYのカウント値を
参照すればマウス4の移動量を検知することができる。
【0022】カウンタCTRX、CTRYのカウント値
がマイクロコンピュータ等で構成した処理装置1によっ
て参照可能なように、また処理装置1によってそのカウ
ント値が制御可能なように、カウンタCTRX、CTR
Yは処理装置1に接続する。マウス4は現在のカーソル
CSが位置する位置へ種々の命令を与えるため、通常複
数個のキースイッチSW1、SW2を備えている。実施
例の場合、これは2個のものについて示してある。これ
らスイッチSW1、SW2も処理装置1によってそのO
N、OFFが確認し得るよう、処理装置1に入力する。 処理装置1に接続されたRAM5bの所定のアドレスに
は前記したX軸座標記憶部XV、Y軸座標記憶部YVを
予めプログラムにより割り付けてある。
【0023】図1は本実施例の動作の概略を示したもの
である。この図は本実施例における表示画面SCの例を
示したものであり、表示画面SCの上方には各種の機能
を示すアイコンを表示してあり、その作業領域には丸、
三角等の図を作成表示してある場合を示してある。マウ
ス4は操作員により、移動されたこと、またはスイッチ
SW1、SW2が押されたことを処理装置1に指示する
。つまり、処理装置1はマウス4が移動された、または
マウス4に設けたスイッチSW1、SW2が押されたと
言う情報をマウス4から入力する。マウス4から移動情
報が入力された場合、処理装置1は表示画面SC上に表
示したカーソルCSを、表示画面SC上において指示さ
れた方向へ移動するようそのカーソルCSの表示位置の
移動を指示する。スイッチSW1が入力された場合、処
理装置1はカーソルCSの表示されている座標に対応し
て定められた機能を実行する。本実施例においては、カ
ーソルCSの表示位置を、所定の座標へ移動するよう指
示をするための手段としてスイッチSW2を使用する。 このスイッチSW2が入力された場合、処理装置1はカ
ーソルCSの表示位置を所定の位置、すなわち表示画面
SC上に予め定めたマウスホームポジションMHPへ移
動する。したがって、操作員はカーソルを見失った場合
、スイッチSW2を押すことにより、ホームポジション
MHPヘ移動したカーソルCSを容易に発見することが
できる。なお、この表示画面SC上において、ITはマ
ウスホームポジションMHPの位置設定機能を実行する
ことを、処理装置1に指示するための領域である。
【0024】図7は、本実施例の実行に必要な一時記憶
部等を示したものであり、これらは各処理を実行するプ
ログラムの初期時点で、RAM5b内の予め定められた
所定番地に設定される。この図において、XVはカーソ
ルCSを表示する表示画面SC上のX座標を記憶するX
軸表示座標記憶部、YVはカーソルCSを表示する表示
画面SC上のY座標を記憶するY軸表示座標記憶部、X
HPはスイッチSW2が入力されたとき、カーソルCS
を再表示するマウスホームポジションMHPのX軸座標
を記憶するX軸設定座標記憶部、YHPはY軸設定座標
記憶部である。
【0025】図8、図9、図10はは各種の処理手段を
示すフローチャートである。このように、フローチャー
トで示された処理手段は、プログラムの形で処理装置1
に接続されたROM5a、あるいはRAM5bに格納す
る。そして処理装置1がこのプログラムを実行すること
により、所定の機能手段が実行される。
【0026】図8、図9により、マウスホームポジショ
ンMHPであるX軸設定座標記憶部XHP、Y軸設定座
標記憶部YHPの値を設定するまでの処理手順を説明す
る。まず、図8において、処理装置1はステップ8aに
おいてマウス4からの入力を検出する。ステップ8bに
おいて、そのマウス4からの入力の内容を判別し、これ
が通常のカーソルCSの移動を指示する入力であればス
テップ8c、8d、8eが順次実行される。すなわち、
ステップ8cにおいては現在表示されているカーソルC
Sを消去する。続くステップ8dにおいて、マウス4か
ら入力された移動量に従って新たにカーソルCSを表示
する表示画面SC上のX、Y軸座標を算出し、これをX
軸表示座標記憶部XV、Y軸表示座標記憶部YVにそれ
ぞれ記憶する。そして、ステップ8eで座標記憶部XV
、YVで示す座標位置にカーソルCSを表示する。この
ステップ8c、8d、8eの一連の処理により、カーソ
ルCSは操作員の指示に従って移動し、座標記憶部XV
、YVの記憶内容はカーソルCSの表示される座標に順
次更新、記憶される。この後、再び8aからの処理を繰
り返す。ここで、ステップ8bにおいて、マウス4から
の入力を判別した結果、スイッチSW1が入力されてい
た場合には、ステップ8fが実行される。このステップ
8fでは座標記憶部XV、YVの座標位置に対応付けら
れた機能を実行する。
【0027】カーソルCSを領域IT(図1参照)へ移
動し、スイッチSW1を入力することにより、図9で説
明するマウスホームポジションMHPの位置を設定する
プログラムが実行される。この図9において、処理装置
1はステップ9aにおいてマウス4からの入力を検出す
る。続くステップ9bにおいて、そのマウス4からの入
力の内容を判別し、これが通常のカーソルCSの移動を
指示する入力であれば、ステップ9cの移動処理が実行
される。ステップ9cの処理内容は前記ステップ8c、
8d、8eと同一である。この後、再びステップ9aか
らの処理を繰り返す。ステップ9bにおいて、マウス4
からの入力を判別し、スイッチSW1が入力されていた
場合、ステップ9d、9eが実行される。この場合、ス
イッチSW1の入力は、操作員がカーソルCSのホーム
ポジションMHPを決定することを目的としている。そ
こで、ステップ9dでは、現在表示されているカーソル
CSの座標記憶部XV、YVの値を、座標記憶部XHP
、YHPに記憶する。そして、次にステップ9eにおい
て、座標記憶部XHP、YHPの示す座標位置にカーソ
ルCSのホームポジションMHPであることを示す位置
マークを表示する。これにより、カーソルCSのホーム
ポジションMHPの設定は完了し、図10のプログラム
が実行される。
【0028】図10は、見失ったカーソルをホームポジ
ションMHPに移動表示するための操作、および処理手
順を示すフローチャートである。この図において、処理
装置1はステップ10aでマウス4からの入力を検出す
る。続く、判定手段を構成するステップ10bにおいて
、そのマウス4からの入力の内容を判別し、これがカー
ソルCSの移動を指示する入力であれば、ステップ10
cの移動処理が実行される。このステップ10cの処理
内容は前記したステップ8c、8d、8eと同一である
。この後、再びステップ10aから処理を繰り返す。 ステップ10bにおいてマウス4からの入力を判別し、
スイッチSW1が入力されていた場合、ステップ10d
が実行される。このステップ10dでは、カーソルCS
の座標位置に対応付けられた機能を実行する。ステップ
10bにおいて、マウス4からの入力を判別し、スイッ
チSW2が入力されていた場合には、ステップ10e、
表示座標変更手段を構成するステップ10f、カーソル
表示手段を構成するステップ10gが実行される。この
場合のスイッチSW2の入力は操作員がカーソルCSを
見失ったため、図8、図9の処理により決定したホーム
ポジションMHP、つまり位置マークの位置に、カーソ
ルCSを表示し、カーソルCSを再発見することを目的
としている。そのため、ステップ10eにおいては、ま
ず現在表示されているカーソルCSを消去する。続くス
テップ10fにおいては、カーソルCSのホームポジシ
ョンMHPの座標、すなわち座標記憶部XHP、YHP
の記憶値を、カーソルCSの表示座標である座標記憶部
XV、YVに記憶する。そして、続くステップ10gに
おいて、座標記憶部XV、YVで示す座標位置にカーソ
ルCSを表示する。これにより、表示画面SC上のどの
ような位置にカーソルCSが表示されていても、スイッ
チSW2を押すことによりカーソルCSは予め定めたホ
ームポジションMHPに移動制御され、表示される。こ
れにより、操作員はきわめて容易にカーソルCSを発見
し、認識することができる。
【0029】以上、実施例のようにすれば、例えば、急
激にカーソルCSを移動する操作を行ったり、あるいは
座標入力作業を途中で中断し、カーソルCSから目を放
した場合等、一時的にカーソルCSの位置を見失った場
合、マウス4のスイッチSW2を押すことによりカーソ
ルCSは予め定めたホームポジションMHPに移動制御
され、表示される。したがって、見失ったカーソルCS
の位置を容易に確認することができ、効率的なカーソル
CSの操作が可能となる。
【0030】また、マウス4のスイッチSW2を押すこ
とによりカーソルCSを容易にホームポジションMHP
に移動可能であるため、次のような利点もある。例えば
、ある座標位置で作業を実行し、次にこの座標位置から
離れた他の位置に作業位置を変更する場合において、こ
の変更位置がホームポジションMHPの近くである場合
、一旦スイッチSW2を押すことによりカーソルCSを
ホームポジションMHPに移動し、この位置から目的の
座標位置にマウス4によりカーソルCSを移動する。 このようにすれば、カーソルCSの移動操作が極めて容
易となり、操作効率が向上する。また、このホームポジ
ションMHPは操作員が任意に設定可能であるため、こ
の位置を作業上有利な位置に設定すれば、その操作性は
尚一層向上する。
【0031】以上、実施例においては、マウス4のスイ
ッチSW2を押すことによって、カーソルCSをホーム
ポジションMHPに移動制御する場合について説明した
が、これは種々のものが採用可能である。例えば、キー
ボード3上に配列された特定の1つのキー、あるいは複
数のキーに応答するようにしてもよく、またマウス4の
スイッチSW1、SW2の両方を押したことに応答させ
てもよい。更には、マウスの特殊な移動操作や、一定時
間の経過等に応答するようにしてもよい。この種の特定
操作の変更は処理作業に応じ任意に選択可能である。ま
た、実施例は、カーソル移動操作手段としてマウスを利
用した場合について説明したが、これは前記したように
ジョイスティック、トラックボール等、あるいは一般的
にはキーボード3上に配列したカーソル移動キーによる
ものにもその応用は可能である。また同様の機能を有す
るものであればこれらのものに限定されるものではない
【0032】また、以上の実施例においては、カーソル
の確認、およびその位置の確認のためカーソルを予め定
めたホームポジションに移動する場合について説明した
が、これはカーソルを移動せず、現在の位置においてカ
ーソルを強調表示することによって操作員にカーソルを
確認させるようにしてもよい。この強調表示には、カー
ソルの形状を変化、例えばしばらくの間カーソルを大き
く表示する、あるいは通常の大きさと、大きなカーソル
とを交互に表示変更する等、あるいはカーソルの色を変
更する、さらにはカーソルを点滅させる等、種々の態様
、および組み合わせが採用可能である。このようにすれ
ば、現在の作業座標位置において、カーソルを容易に確
認できるため、同一位置から作業を続行する場合におい
て極めて有効である。カーソルには一般的に表示属性が
設定可能となっている。したがって、これの実施につい
ては、その属性を特定入力に応答してカーソルに付与す
る属性付与手段を備えればよい。
【0033】この属性付与手段は特定入力に応答してか
ら一定時間、例えば数秒間、カーソルにその属性を付与
し、その後解除するようにしてもよく、特定入力に応答
してから次にカーソル移動指令情報を検知するまでの間
であってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、表示画面上におけるカーソルを容易に確認可
能なカーソルの制御方法および装置を得ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の表示画面を示す図である。
【図2】本発明の一実施例を示すコンピュータ装置の全
体構成を示すブロック図である。
【図3】実施例におけるマウスの機能を説明する図であ
る。
【図4】実施例におけるマウスの機能を説明するための
図である。
【図5】実施例におけるマウスの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】実施例におけるマウスの外観を示す斜視図であ
る。
【図7】実施例における各種記憶部の構成を示す図であ
る。
【図8】実施例におけるカーソルの制御処理を示すフロ
ーチャートである。
【図9】実施例におけるホームポジションを設定する処
理を示すフローチャートである。
【図10】実施例におけるカーソルの全体的な制御処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
4:マウス、SW1、SW2:スイッチ、SC:表示画
面、CS:カーソル、IT:ホームポジション設定指示
領域、MHP:ホームポジション、XV、YV:カーソ
ル表示座標記憶部、XHP、YHP:カーソル設定座標
記憶部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーソル移動指令情報を入力し、当該指令
    情報に基づいて表示画面上におけるカーソルの移動座標
    を制御するものにおいて、入力手段からの特定入力を判
    定し、当該特定入力の判定により、前記表示画面上の前
    記カーソルを、前記表示画面上の予め定めた座標位置に
    移動制御するカーソルの制御方法。
  2. 【請求項2】予め定めた座標位置は任意に設定可能であ
    ることを特徴とする請求項1記載のカーソルの制御方法
  3. 【請求項3】予め定めた座標位置は表示画面の隅である
    ことを特徴とする請求項1記載のカーソルの制御方法。
  4. 【請求項4】入力手段はマウスであり、特定入力は当該
    マウスに備えたスイッチ手段であることを特徴とする請
    求項1記載のカーソルの制御方法。
  5. 【請求項5】入力手段はキーボードであり、特定入力は
    当該キーボードに備えた特定のキーであることを特徴と
    する請求項1記載のカーソルの制御方法。
  6. 【請求項6】カーソル移動指令情報を入力し、当該指令
    情報に基づいて表示画面上におけるカーソルの移動座標
    を制御するものにおいて、前記入力手段からの特定入力
    を判定し、当該特定入力の判定により、前記表示画面上
    の前記カーソルを、前記表示画面上において強調表示す
    るカーソルの制御方法。
  7. 【請求項7】強調表示は、カーソルの形状を変更して表
    示することを特徴とする請求項6記載のカーソルの制御
    方法。
  8. 【請求項8】強調表示は、カーソルの表示色を変更して
    表示することを特徴とする請求項6記載のカーソルの制
    御方法。
  9. 【請求項9】強調表示は予め定めた所定時間行うことを
    特徴とする請求項6記載のカーソルの制御方法。
  10. 【請求項10】強調表示は次にカーソル移動指令情報を
    検知するまで続行することを特徴とする請求項6記載の
    カーソルの制御方法。
  11. 【請求項11】カーソル移動指令情報を入力し、当該指
    令情報に基づいて表示画面上におけるカーソルの移動座
    標を制御するものにおいて、前記表示画面上におけるカ
    ーソルの表示座標位置を、前記指令情報に基づいて逐次
    記憶する座標記憶手段と、予め定めた特定入力を判定す
    る判定手段と、当該判定手段による特定入力の判定に応
    答して前記座標記憶手段に表示画面上における予め定め
    た座標値を記憶する表示座標変更手段と、前記座標記憶
    手段の記憶内容に基づいて前記表示画面上の当該座標位
    置に前記カーソルを表示するカーソル表示手段とを具備
    してなるカーソルの制御装置。
  12. 【請求項12】表示座標変更手段は、表示画面上におけ
    る予め定めた座標位置情報を記憶する設定座標位置記憶
    手段を備え、判定手段による特定入力の判定に応答して
    前記座標記憶手段に当該設定座標位置記憶手段に記憶し
    た座標位置情報を記憶することを特徴とする請求項11
    記載のカーソルの制御装置。
  13. 【請求項13】設定座標位置記憶手段に、表示画面上に
    おける任意の座標値情報を記憶設定する座標値設定手段
    を具備してなる請求項12記載のカーソルの制御装置。
  14. 【請求項14】カーソル移動指令情報はマウスによって
    入力し、特定入力は当該マウスに備えたスイッチ手段に
    よって入力することを特徴とする請求項14記載のカー
    ソルの制御装置。
  15. 【請求項15】カーソル移動指令情報を入力し、当該指
    令情報に基づいて表示画面上におけるカーソルの移動座
    標を制御するものにおいて、予め定めた特定入力を判定
    する判定手段と、当該判定手段による特定入力の判定に
    応答して前記カーソルに強調属性を付与する属性付与手
    段と、当該属性付与手段により付与された属性に基づい
    て前記表示画面上にカーソルを表示するカーソル表示手
    段とを具備してなるカーソルの制御装置。
  16. 【請求項16】属性付与手段は、カーソルにその形状を
    変更する属性情報を付与することを特徴とする請求項1
    5記載のカーソルの制御装置。
  17. 【請求項17】属性付与手段は、カーソルにその表示色
    を変更する属性情報を付与することを特徴とする請求項
    15記載のカーソルの制御装置。
  18. 【請求項18】属性付与手段は、予め定めた所定時間の
    間、カーソルに所定の強調属性を付与することを特徴と
    する請求項15記載のカーソルの制御装置。
  19. 【請求項19】属性付与手段は、特定入力の判定に応答
    して前記カーソルに強調属性を付与し、カーソル移動情
    報を検知して当該属性付与を解除することを特徴とする
    請求項15記載のカーソルの制御装置。
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