JPH10254675A - データ入力方法とその方法を用いたデータ入力装置 - Google Patents
データ入力方法とその方法を用いたデータ入力装置Info
- Publication number
- JPH10254675A JPH10254675A JP6098397A JP6098397A JPH10254675A JP H10254675 A JPH10254675 A JP H10254675A JP 6098397 A JP6098397 A JP 6098397A JP 6098397 A JP6098397 A JP 6098397A JP H10254675 A JPH10254675 A JP H10254675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pointer
- size
- button
- area
- screen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 マウスやトラックボールなどで作業する際、
従来は画面上のポインタの大きさが一定だったため、小
さいボタンが隣接するなどの場合邪魔になっていた。 【解決手段】 ボタンの面積に応じてポインタPのサイ
ズを変えるようにする。ポインタの位置とボタンの座標
が一致した場合は、面積記憶手段241のボタンの面積と
ポインタ形状記憶手段242のポインタサイズとが比較手
段A243で比較され、ポインタのサイズが適切でないと
きはサイズが変更されて表示される。作業者はその時点
で機能させたいボタンを選択して押す。ポインタはその
ボタンの領域から出ると大きさがデフォルトの大きさに
戻る。
従来は画面上のポインタの大きさが一定だったため、小
さいボタンが隣接するなどの場合邪魔になっていた。 【解決手段】 ボタンの面積に応じてポインタPのサイ
ズを変えるようにする。ポインタの位置とボタンの座標
が一致した場合は、面積記憶手段241のボタンの面積と
ポインタ形状記憶手段242のポインタサイズとが比較手
段A243で比較され、ポインタのサイズが適切でないと
きはサイズが変更されて表示される。作業者はその時点
で機能させたいボタンを選択して押す。ポインタはその
ボタンの領域から出ると大きさがデフォルトの大きさに
戻る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータなど
のグラフィカルな表示画面に対してデータの入力を行う
方法と、その方法を用いたデータ入力装置に関するもの
である。
のグラフィカルな表示画面に対してデータの入力を行う
方法と、その方法を用いたデータ入力装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータのグラフィカルな画
面表示に対して、マウスやトラックボールなどの入力装
置を用いて位置を指示しデータを入力する場合、マウス
やトラックボール等のポインティングデバイスを用いて
いる。
面表示に対して、マウスやトラックボールなどの入力装
置を用いて位置を指示しデータを入力する場合、マウス
やトラックボール等のポインティングデバイスを用いて
いる。
【0003】図5は従来のグラフィカルな画面操作に関
する説明であり、ボタンA,B,C,D,E,Fは、表
示装置1の表示画面上に存在する機能を実行するための
ボタンである。これらのボタンには、そのボタンの機能
を明確にするために、一般には文字や絵が描かれてい
る。そして矢印Pは、マウスやトラックボールなどの入
力装置の位置を表すポインタである。作業者は、ボタン
Aの機能を実行する場合、ポインタPをボタンAの領域
に移動させ、図示せざる入力装置の実行スイッチを押し
てボタンAの機能を実行する。図5に示す画面上で作業
者は、表示画面の入力可能領域とポインタPの位置を確
認しながら、実行したい機能のボタンA〜Fのいずれか
にポインタPを移動させ入力装置の実行スイッチを押し
て操作を行っている。
する説明であり、ボタンA,B,C,D,E,Fは、表
示装置1の表示画面上に存在する機能を実行するための
ボタンである。これらのボタンには、そのボタンの機能
を明確にするために、一般には文字や絵が描かれてい
る。そして矢印Pは、マウスやトラックボールなどの入
力装置の位置を表すポインタである。作業者は、ボタン
Aの機能を実行する場合、ポインタPをボタンAの領域
に移動させ、図示せざる入力装置の実行スイッチを押し
てボタンAの機能を実行する。図5に示す画面上で作業
者は、表示画面の入力可能領域とポインタPの位置を確
認しながら、実行したい機能のボタンA〜Fのいずれか
にポインタPを移動させ入力装置の実行スイッチを押し
て操作を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
コンピュータなどのグラフィカルな表示画面は、1枚の
画面上に様々な機能を持った入力可能領域を多数備える
ようになり、入力可能な領域の面積が大変小さく、それ
に伴ってそのボタンに表示される文字や絵も小さくなっ
てきた。また、小さくなった入力可能領域が隣接した配
置となってきた。
コンピュータなどのグラフィカルな表示画面は、1枚の
画面上に様々な機能を持った入力可能領域を多数備える
ようになり、入力可能な領域の面積が大変小さく、それ
に伴ってそのボタンに表示される文字や絵も小さくなっ
てきた。また、小さくなった入力可能領域が隣接した配
置となってきた。
【0005】一方、前記入力可能領域の機能を実行させ
るための入力装置のポインタは、その大きさは不変でボ
タンの大きさに関係することなく画面上に存在する。従
って、ポインタを小さい入力可能領域に移動させて操作
をする場合、ポインタが邪魔となり機能を示す文字や絵
が見えなくなったり、ボタンが隣接している場合にポイ
ンタがどちらのボタンを示しているのか判断することが
困難になるという問題が生じていた。
るための入力装置のポインタは、その大きさは不変でボ
タンの大きさに関係することなく画面上に存在する。従
って、ポインタを小さい入力可能領域に移動させて操作
をする場合、ポインタが邪魔となり機能を示す文字や絵
が見えなくなったり、ボタンが隣接している場合にポイ
ンタがどちらのボタンを示しているのか判断することが
困難になるという問題が生じていた。
【0006】本発明は上記のような問題点を解決し、画
面にグラフィカルな表示を行う表示装置の入力可能領域
に、マウスやトラックボール等のポインタを用いて作業
を行う際、作業者が操作を快適に行うことが可能なデー
タ入力方法とその方法を用いたデータ入力装置を提供す
ることを目的とする。
面にグラフィカルな表示を行う表示装置の入力可能領域
に、マウスやトラックボール等のポインタを用いて作業
を行う際、作業者が操作を快適に行うことが可能なデー
タ入力方法とその方法を用いたデータ入力装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためのデータ入力方法はポインタのデフォルトの大
きさを予め決めておき当該ポインタのサイズをデフォル
トのサイズで表示し、あるグラフィカルな表示画面から
機能させたいボタンを選択する。前記選択したボタンの
位置のポインタを移動させ、ポインタの現在位置を入力
可能領域の座標を比較し、ポインタの位置がボタンの座
標と一致するか監視する。一致した場合はボタンの面積
とポインタサイズを比較し、ポインタのサイズが適切か
否か判断する。前記ボタンの面積とポインタサイズが適
切でないときはポインタサイズを変更し、一致した後の
ポインタサイズを適切な大きさで表示せしめ、その時点
で機能させたいボタンを押し作業を終わる。また、別の
機能を実行するときは別のボタンを選択し、前記ボタン
にポインタが移動し、ポインタが前回選択したボタンの
領域から外に出るとポインタのサイズはデフォルトの大
きさに戻り、その後、選択したボタンの位置のポインタ
を移動させることを特徴とする。 また、本発明のデー
タ入力装置は、画面にグラフィカルな表示を行う表示装
置と、必要なデータを記憶し演算を行う演算処理装置
と、マウスやトラックボールなどのポインティングデバ
イスを有する入力装置を有し、前記演算処理装置は前記
の入力装置に画面の入力可能な領域を記憶するための入
力可能領域記憶手段と、画面の現在位置を表示するポイ
ンタの位置を記憶する現在位置記憶手段と、前記入力可
能領域記憶手段と現在位置記憶手段を比較する比較手段
と、前記画面の現在位置を表示するポインタの大きさを
変化または形状を変化させるポインタ切り換え手段を有
することを特徴とする。
するためのデータ入力方法はポインタのデフォルトの大
きさを予め決めておき当該ポインタのサイズをデフォル
トのサイズで表示し、あるグラフィカルな表示画面から
機能させたいボタンを選択する。前記選択したボタンの
位置のポインタを移動させ、ポインタの現在位置を入力
可能領域の座標を比較し、ポインタの位置がボタンの座
標と一致するか監視する。一致した場合はボタンの面積
とポインタサイズを比較し、ポインタのサイズが適切か
否か判断する。前記ボタンの面積とポインタサイズが適
切でないときはポインタサイズを変更し、一致した後の
ポインタサイズを適切な大きさで表示せしめ、その時点
で機能させたいボタンを押し作業を終わる。また、別の
機能を実行するときは別のボタンを選択し、前記ボタン
にポインタが移動し、ポインタが前回選択したボタンの
領域から外に出るとポインタのサイズはデフォルトの大
きさに戻り、その後、選択したボタンの位置のポインタ
を移動させることを特徴とする。 また、本発明のデー
タ入力装置は、画面にグラフィカルな表示を行う表示装
置と、必要なデータを記憶し演算を行う演算処理装置
と、マウスやトラックボールなどのポインティングデバ
イスを有する入力装置を有し、前記演算処理装置は前記
の入力装置に画面の入力可能な領域を記憶するための入
力可能領域記憶手段と、画面の現在位置を表示するポイ
ンタの位置を記憶する現在位置記憶手段と、前記入力可
能領域記憶手段と現在位置記憶手段を比較する比較手段
と、前記画面の現在位置を表示するポインタの大きさを
変化または形状を変化させるポインタ切り換え手段を有
することを特徴とする。
【0008】さらに、上記画面の現在位置を表示するポ
インタの大きさを変化または形状を変化させるポインタ
切り換え手段は、入力可能領域の面積を記憶する面積記
憶手段と、ポインタの大きさまたは形状を記憶するポイ
ンタ形状記憶手段と、前記面積記憶手段とポインタ形状
記憶手段を比較する比較手段と、前記比較手段より選択
されたポインタを表示するポインタ表示手段とを有する
ことを特徴とする。
インタの大きさを変化または形状を変化させるポインタ
切り換え手段は、入力可能領域の面積を記憶する面積記
憶手段と、ポインタの大きさまたは形状を記憶するポイ
ンタ形状記憶手段と、前記面積記憶手段とポインタ形状
記憶手段を比較する比較手段と、前記比較手段より選択
されたポインタを表示するポインタ表示手段とを有する
ことを特徴とする。
【0009】本発明によれば、ポインタの大きさを変化
またはポインタの形状を変化させることが可能となり、
ポインタを入力可能な領域に合わせたときに、ポインタ
が邪魔することなくボタンの機能を示す文字や絵を確認
することが可能となり、作業者に対して使いやすさの向
上を図ることができるという作用を有する。また、小さ
いボタンが隣接しているグラフィカルな画面で操作を行
う場合にポイントがどちらのボタンを指しているかを容
易に認識することができるという作用を有する。
またはポインタの形状を変化させることが可能となり、
ポインタを入力可能な領域に合わせたときに、ポインタ
が邪魔することなくボタンの機能を示す文字や絵を確認
することが可能となり、作業者に対して使いやすさの向
上を図ることができるという作用を有する。また、小さ
いボタンが隣接しているグラフィカルな画面で操作を行
う場合にポイントがどちらのボタンを指しているかを容
易に認識することができるという作用を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態におけるデー
タ入力装置は、画面にグラフィカルな表示を行う表示装
置と、必要なデータを記憶し演算を行う演算処理装置
と、マウスやトラックボールなどのポインティングデバ
イスを有する入力装置とを有し、演算処理装置によりポ
インタの大きさを変化またはポインタの形状を変化さ
せ、ポインタが邪魔することなくボタンの機能を示す文
字や絵を確認でき、しかも、ボタンが隣接しているグラ
フィカルな画面で操作を行う場合にポインタがどちらの
ボタンを指しているかを容易に認識できるように処理が
なされる。
タ入力装置は、画面にグラフィカルな表示を行う表示装
置と、必要なデータを記憶し演算を行う演算処理装置
と、マウスやトラックボールなどのポインティングデバ
イスを有する入力装置とを有し、演算処理装置によりポ
インタの大きさを変化またはポインタの形状を変化さ
せ、ポインタが邪魔することなくボタンの機能を示す文
字や絵を確認でき、しかも、ボタンが隣接しているグラ
フィカルな画面で操作を行う場合にポインタがどちらの
ボタンを指しているかを容易に認識できるように処理が
なされる。
【0011】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態
におけるデータ入力方法を用いたデータ入力装置の構成
を示すブロック図である。図1において、1は画面にグ
ラフィカルな表示を行う表示装置、2は必要なデータを
記憶し演算を行う演算処理装置である。3はマウスやト
ラックボールなどのポインティングデバイスを有する入
力装置である。演算処理装置2は、画面の入力可能な領
域を記憶するための入力可能領域記憶手段21と、画面の
現在位置を表示するポインタの位置を記憶する現在位置
記憶手段22と、入力可能領域記憶手段21と現在位置記憶
手段22を比較する比較手段B23と、前記画面の現在位置
を表示するポインタの大きさを変化または形状を変化さ
せるポインタ切換手段24とを有している。さらに、ポイ
ンタ切換手段24は、入力可能領域の面積を記憶する面積
記憶手段241と、ポインタの大きさまたは形状を記憶す
るポインタ形状記憶手段242と、面積記憶手段241とポイ
ンタ形状記憶手段242を比較する比較手段A243と、比較
手段A243より選択されたポインタを表示するポインタ
表示手段244とを有する。
から図4を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態
におけるデータ入力方法を用いたデータ入力装置の構成
を示すブロック図である。図1において、1は画面にグ
ラフィカルな表示を行う表示装置、2は必要なデータを
記憶し演算を行う演算処理装置である。3はマウスやト
ラックボールなどのポインティングデバイスを有する入
力装置である。演算処理装置2は、画面の入力可能な領
域を記憶するための入力可能領域記憶手段21と、画面の
現在位置を表示するポインタの位置を記憶する現在位置
記憶手段22と、入力可能領域記憶手段21と現在位置記憶
手段22を比較する比較手段B23と、前記画面の現在位置
を表示するポインタの大きさを変化または形状を変化さ
せるポインタ切換手段24とを有している。さらに、ポイ
ンタ切換手段24は、入力可能領域の面積を記憶する面積
記憶手段241と、ポインタの大きさまたは形状を記憶す
るポインタ形状記憶手段242と、面積記憶手段241とポイ
ンタ形状記憶手段242を比較する比較手段A243と、比較
手段A243より選択されたポインタを表示するポインタ
表示手段244とを有する。
【0012】次に上記構成のデータ入力装置の動作を図
2ないし図4および表1ないし表3を用いて説明する。
図2は、図1の表示装置1上にグラフィカルな表示画面
をドットのマトリクスにして表した図である。mは、横
方向のドットの数を表し、nは、縦方向のドットの数を
表している。ここで示すドットを座標としてとらえ、入
力可能領域を座標系で表す。
2ないし図4および表1ないし表3を用いて説明する。
図2は、図1の表示装置1上にグラフィカルな表示画面
をドットのマトリクスにして表した図である。mは、横
方向のドットの数を表し、nは、縦方向のドットの数を
表している。ここで示すドットを座標としてとらえ、入
力可能領域を座標系で表す。
【0013】図3は図2の表示装置1上のマトリクス
に、ボタンを配置させた一例図である。図2に例示する
ボタンAからFおよびポインタPの位置は、マトリクス
上のどの位置に配置されているかを座標で認識すること
が可能となる。たとえば、ボタンAの入力可能領域にa
n=5,bm=1とan=6、bm=1のドットが存在する
と仮定すると、ボタンAは(5,1),(6,1)を入力可
能領域の座標として持つことになる。このように入力可
能領域(ボタンの面積が占める領域)の座標は、(表1)に
示すようにすべてのボタンA〜Fに対してテーブルとし
て記憶しておく。(表2)は、上記ボタンAからボタンF
間での面積Sをテーブルとして記憶している。
に、ボタンを配置させた一例図である。図2に例示する
ボタンAからFおよびポインタPの位置は、マトリクス
上のどの位置に配置されているかを座標で認識すること
が可能となる。たとえば、ボタンAの入力可能領域にa
n=5,bm=1とan=6、bm=1のドットが存在する
と仮定すると、ボタンAは(5,1),(6,1)を入力可
能領域の座標として持つことになる。このように入力可
能領域(ボタンの面積が占める領域)の座標は、(表1)に
示すようにすべてのボタンA〜Fに対してテーブルとし
て記憶しておく。(表2)は、上記ボタンAからボタンF
間での面積Sをテーブルとして記憶している。
【0014】(表3)は、ボタンの面積の範囲とポインタ
のサイズの関係を表しておりボタンの面積Saが、Sa<
αの式を満たすときは、ポインタのサイズを小さいもの
にし、α<Sa<βの式を満たすときは、ポインタのサ
イズをデフォルトにし、β<Saの式を満たすときは、
ポインタのサイズを大きいものにするというボタン面積
とポインタの大きさを区分けするテーブルを記憶する。
ポインタが入力可能領域にあるかないかを判断するため
には、ポインタの位置座標と(表1)のボタンの位置座標
を比較し、ポインタの座標とボタンの位置が一致したと
きに、(表2)とポインタの大きさを比較し、ポインタの
大きさを変化させる。
のサイズの関係を表しておりボタンの面積Saが、Sa<
αの式を満たすときは、ポインタのサイズを小さいもの
にし、α<Sa<βの式を満たすときは、ポインタのサ
イズをデフォルトにし、β<Saの式を満たすときは、
ポインタのサイズを大きいものにするというボタン面積
とポインタの大きさを区分けするテーブルを記憶する。
ポインタが入力可能領域にあるかないかを判断するため
には、ポインタの位置座標と(表1)のボタンの位置座標
を比較し、ポインタの座標とボタンの位置が一致したと
きに、(表2)とポインタの大きさを比較し、ポインタの
大きさを変化させる。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】次に図1に示すデータ入力装置のデータ入
力方法について、図4のフローチャートを用いて説明す
る。まず、入力装置スタートする(ステップ1)。このと
きポインタのデフォルトの大きさを予め決めておきポイ
ンタのサイズをデフォルトのサイズで表示する(ステッ
プ2)。次に、あるグラフィカルな表示画面から機能さ
せたいボタンを選択する(ステップ3)。選択したボタン
の位置のポインタを移動させる(ステップ4)。そのとき
現在位置記憶手段22のポインタの現在位置と入力可能領
域記憶手段21の入力可能領域の座標を比較手段B23で比
較し、ポインタの位置がボタンの座標と一致するかを監
視する(ステップ5)。ポインタの位置とボタンの座標が
一致した場合、次に面積記憶手段241のボタンの面積と
ポインタ形状記憶手段242のポインタサイズを比較手段
A243で比較し(ステップ6)、ポインタのサイズが適切
かどうかを判断する(ステップ7)。
力方法について、図4のフローチャートを用いて説明す
る。まず、入力装置スタートする(ステップ1)。このと
きポインタのデフォルトの大きさを予め決めておきポイ
ンタのサイズをデフォルトのサイズで表示する(ステッ
プ2)。次に、あるグラフィカルな表示画面から機能さ
せたいボタンを選択する(ステップ3)。選択したボタン
の位置のポインタを移動させる(ステップ4)。そのとき
現在位置記憶手段22のポインタの現在位置と入力可能領
域記憶手段21の入力可能領域の座標を比較手段B23で比
較し、ポインタの位置がボタンの座標と一致するかを監
視する(ステップ5)。ポインタの位置とボタンの座標が
一致した場合、次に面積記憶手段241のボタンの面積と
ポインタ形状記憶手段242のポインタサイズを比較手段
A243で比較し(ステップ6)、ポインタのサイズが適切
かどうかを判断する(ステップ7)。
【0019】そのときボタンの面積とポインタサイズが
適切でない場合は、ポインタサイズを変更し(ステップ
8)、一致した後のポインタ表示手段244でポインタサイ
ズを適切な大きさで表示する(ステップ9)。作業者は、
その時点で機能させたいボタンを押すことになる(ステ
ップ10)。この時点で作業を終了する場合は、作業を終
了する(ステップ15)。
適切でない場合は、ポインタサイズを変更し(ステップ
8)、一致した後のポインタ表示手段244でポインタサイ
ズを適切な大きさで表示する(ステップ9)。作業者は、
その時点で機能させたいボタンを押すことになる(ステ
ップ10)。この時点で作業を終了する場合は、作業を終
了する(ステップ15)。
【0020】また、別の機能を実行したい場合は、別の
ボタンを選択する(ステップ12)。別のボタンにポインタ
が移動し、ポインタが前回選択したボタンの領域から外
に出ると(ステップ13)、ポインタのサイズは、デフォル
トの大きさに戻る(ステップ14)。その後、ステップ4に
戻り以下前記ステップの内容と同様の作業を行う。
ボタンを選択する(ステップ12)。別のボタンにポインタ
が移動し、ポインタが前回選択したボタンの領域から外
に出ると(ステップ13)、ポインタのサイズは、デフォル
トの大きさに戻る(ステップ14)。その後、ステップ4に
戻り以下前記ステップの内容と同様の作業を行う。
【0021】以上の内容でポインタのサイズをボタンの
面積に応じて変化することが可能となる。
面積に応じて変化することが可能となる。
【0022】本発明によると、グラフィカルな画面上に
存在するボタンを決定する際に、ボタンの大きさに応じ
てポインタの大きさを変化させることが可能となり、小
さいボタン上に記載された文字や絵をポインタの位置を
調節することなく確認することができる。また、小さい
ボタンが隣接して配置されているときにポインタがどち
らのボタンを指し示しているかを容易に認識することが
可能となる。以上のように作業者は、ポインタを移動さ
せるときに微妙な調整を行う必要がなくなり、使いやす
さを向上させることができる。
存在するボタンを決定する際に、ボタンの大きさに応じ
てポインタの大きさを変化させることが可能となり、小
さいボタン上に記載された文字や絵をポインタの位置を
調節することなく確認することができる。また、小さい
ボタンが隣接して配置されているときにポインタがどち
らのボタンを指し示しているかを容易に認識することが
可能となる。以上のように作業者は、ポインタを移動さ
せるときに微妙な調整を行う必要がなくなり、使いやす
さを向上させることができる。
【0023】本例でのポインタは、形状を矢印としその
大きさを矢印で小,中,大と変化させているが、3種類
の分割でなくてもよく、ポインタの形状は矢印でなくて
もよく、また変化させるポインタの形状は、同一の形状
で大きさを変化させる必要もない。さらに、ポインタの
色をポインタ背後の表示が見えるような透過色に変化さ
せても良い。
大きさを矢印で小,中,大と変化させているが、3種類
の分割でなくてもよく、ポインタの形状は矢印でなくて
もよく、また変化させるポインタの形状は、同一の形状
で大きさを変化させる必要もない。さらに、ポインタの
色をポインタ背後の表示が見えるような透過色に変化さ
せても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、グラフ
ィカルな画面上に存在するボタンを決定する際に、ボタ
ンの大きさに応じてポインタの大きさを変化することが
可能となり、小さいボタン上に記載された文字や絵をポ
インタの位置を微妙に調整することなく決定することが
可能となる。また、小さいボタンが隣接して配置されて
いるときにポインタがどちらのボタンを指し示している
かを容易に認識することが可能となる。従って作業者
は、ポインタを用いた操作を行う際に煩わしさを感じる
ことなくグラフィカルな画面の操作を行うことが可能と
なる。
ィカルな画面上に存在するボタンを決定する際に、ボタ
ンの大きさに応じてポインタの大きさを変化することが
可能となり、小さいボタン上に記載された文字や絵をポ
インタの位置を微妙に調整することなく決定することが
可能となる。また、小さいボタンが隣接して配置されて
いるときにポインタがどちらのボタンを指し示している
かを容易に認識することが可能となる。従って作業者
は、ポインタを用いた操作を行う際に煩わしさを感じる
ことなくグラフィカルな画面の操作を行うことが可能と
なる。
【図1】本発明の実施の形態におけるデータ入力方法を
用いたデータ入力装置の構成を示すブロック図である。
用いたデータ入力装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の表示装置上にグラフィカルな表示画面を
ドットのマトリクスに表した図である。
ドットのマトリクスに表した図である。
【図3】図2の表示装置上のマトリクスにボタンを配置
した一例図である。
した一例図である。
【図4】図1におけるポインタサイズの変更に関するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図5】従来のグラフィカルな画面操作に関する説明図
である。
である。
1…表示装置、 2…演算処理装置、 3…入力装置、
21…入力可能領域記憶手段、 22…現在位置記憶手
段、 23…比較手段B、 24…ポインタ切換手段、241
…面積記憶手段、 242…ポインタ形状記憶手段、 243
…比較手段A、244…ポインタ表示手段。
21…入力可能領域記憶手段、 22…現在位置記憶手
段、 23…比較手段B、 24…ポインタ切換手段、241
…面積記憶手段、 242…ポインタ形状記憶手段、 243
…比較手段A、244…ポインタ表示手段。
Claims (3)
- 【請求項1】 ポインタのデフォルトの大きさを予め決
めておき当該ポインタのサイズをデフォルトのサイズで
表示し、あるグラフィカルな表示画面から機能させたい
ボタンを選択する。前記選択したボタンの位置のポイン
タを移動させ、ポインタの現在位置を入力可能領域の座
標を比較し、ポインタの位置がボタンの座標と一致する
か監視する。一致した場合はボタンの面積とポインタサ
イズを比較し、ポインタのサイズが適切か否か判断す
る。前記ボタンの面積とポインタサイズが適切でないと
きはポインタサイズを変更し、一致した後のポインタサ
イズを適切な大きさで表示せしめ、その時点で機能させ
たいボタンを押し作業を終わる。また、別の機能を実行
するときは別のボタンを選択し、前記ボタンにポインタ
が移動し、ポインタが前回選択したボタンの領域から外
に出るとポインタのサイズはデフォルトの大きさに戻
り、その後、選択したボタンの位置のポインタを移動さ
せることを特徴とするデータ入力方法。 - 【請求項2】 画面にグラフィカルな表示を行う表示装
置と、必要なデータを記憶し演算を行う演算処理装置
と、マウスやトラックボールなどのポインティングデバ
イスを有する入力装置を有し、前記演算処理装置は前記
の入力装置に画面の入力可能な領域を記憶するための入
力可能領域記憶手段と、画面の現在位置を表示するポイ
ンタの位置を記憶する現在位置記憶手段と、前記入力可
能領域記憶手段と現在位置記憶手段を比較する比較手段
と、前記画面の現在位置を表示するポインタの大きさを
変化または形状を変化させるポインタ切り換え手段を有
することを特徴とするデータ入力装置。 - 【請求項3】 前記画面の現在位置を表示するポインタ
の大きさを変化または形状を変化させるポインタ切り換
え手段は、入力可能領域の面積を記憶する面積記憶手段
と、ポインタの大きさまたは形状を記憶するポインタ形
状記憶手段と、前記面積記憶手段とポインタ形状記憶手
段を比較する比較手段と、前記比較手段より選択された
ポインタを表示するポインタ表示手段とを有することを
特徴とする請求項2記載のデータ入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6098397A JPH10254675A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | データ入力方法とその方法を用いたデータ入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6098397A JPH10254675A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | データ入力方法とその方法を用いたデータ入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10254675A true JPH10254675A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13158187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6098397A Pending JPH10254675A (ja) | 1997-03-14 | 1997-03-14 | データ入力方法とその方法を用いたデータ入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10254675A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7737954B2 (en) * | 2004-02-27 | 2010-06-15 | Samsung Electronics Co., Ltd | Pointing device for a terminal having a touch screen and method for using the same |
JP2015510190A (ja) * | 2012-02-14 | 2015-04-02 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ | ビジュアルユーザインタフェースのためのカーソル制御 |
JP2016139377A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | アルパイン株式会社 | 情報処理装置および表示制御方法 |
WO2017195299A1 (ja) * | 2016-05-11 | 2017-11-16 | 富士通株式会社 | シミュレーションシステム |
-
1997
- 1997-03-14 JP JP6098397A patent/JPH10254675A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7737954B2 (en) * | 2004-02-27 | 2010-06-15 | Samsung Electronics Co., Ltd | Pointing device for a terminal having a touch screen and method for using the same |
JP2015510190A (ja) * | 2012-02-14 | 2015-04-02 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ | ビジュアルユーザインタフェースのためのカーソル制御 |
JP2016139377A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | アルパイン株式会社 | 情報処理装置および表示制御方法 |
WO2017195299A1 (ja) * | 2016-05-11 | 2017-11-16 | 富士通株式会社 | シミュレーションシステム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7634718B2 (en) | Handwritten information input apparatus | |
KR100209867B1 (ko) | 데이타 처리 시스템 | |
US4661810A (en) | Method for interactive rotation of displayed graphic objects | |
JPH05210722A (ja) | グラフィックス・ディスプレイ・ツール | |
US6342894B1 (en) | Icon display method | |
RU2032212C1 (ru) | Способ ввода символьной информации в эвм | |
JP3345433B2 (ja) | 画像編集装置 | |
JPH10254675A (ja) | データ入力方法とその方法を用いたデータ入力装置 | |
JPH07220109A (ja) | 情報処理装置及び方法 | |
JPH08255221A (ja) | 文字図形入力編集装置 | |
JP2001195170A (ja) | 携帯型電子機器、入力制御装置、及び記憶媒体 | |
JP3050281B2 (ja) | 地図情報検索装置 | |
JPH03256116A (ja) | 情報処理装置及びメニュー表示方法 | |
JPH06301759A (ja) | 画像処理装置 | |
JPH03246591A (ja) | 画面表示制御装置 | |
JPH0887395A (ja) | アイコンメニュー選択方式およびそのシステムならびに情報処理装置 | |
JP3158526B2 (ja) | 機能指示方法および情報処理装置 | |
KR100544634B1 (ko) | 마우스 사용영역에서의 마우스 동작을 마우스 포인트를통해 알리는 방법 | |
JPS63191221A (ja) | 計算機システムの表示画面分割方式 | |
WO2002017233A2 (en) | Method for magnifying and editing of a portion of an image | |
JPH01121919A (ja) | 座標入力装置 | |
JPH035814A (ja) | 情報処理装置 | |
JP2009003662A (ja) | 電子ボードシステム | |
JPH05249887A (ja) | 画像表示装置 | |
JPS61272822A (ja) | グラフ描画装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060522 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060530 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061003 |