JPH04291331A - カメラ用シャッター羽根開閉機構の制御方法 - Google Patents

カメラ用シャッター羽根開閉機構の制御方法

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JPH04291331A
JPH04291331A JP5689891A JP5689891A JPH04291331A JP H04291331 A JPH04291331 A JP H04291331A JP 5689891 A JP5689891 A JP 5689891A JP 5689891 A JP5689891 A JP 5689891A JP H04291331 A JPH04291331 A JP H04291331A
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blade
closing
blade opening
opening
stepping motor
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JP5689891A
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Toshiaki Takei
敏明 武井
Koichi Kobayashi
孝一 小林
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Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ用シャッター羽
根開閉機構の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、本発明の出発点となるべき従来
のカメラ用シャッター羽根開閉機構の一例を示している
が、図中、1はカム面1aと歯部1bとを有していて光
軸の周りに回動可能に装架されたリング状の駆動部材、
2はシャッター基板P上に枢着されていて駆動部材1の
カム面1aと当接する突起2aとフォーク部2bとを有
する羽根開閉レバー、3は羽根開閉レバー2に左旋習性
を付与するスプリング、4はシャッター基板Pの裏面上
に光軸と同心的に回動可能に装架されていて羽根開閉レ
バー2のフォーク部2bに嵌合せしめられたピン4aを
有する羽根開閉リング、5はシャッター基板Pの裏面上
に枢着されていて羽根開閉リング4とピン・スロット連
結され通常は五枚で図示位置においてシャッター基板P
に形成された露出開口を覆っている公知のシャッター羽
根、6はシャッター基板P上に枢着されていて駆動部材
1の歯部1bに噛合せしめられたピニオン、7はピニオ
ン6と一体のギヤ、8はシャッター基板Pに取付けられ
た駆動源としてのステッピングモーター9の出力軸に固
着されていてギヤー7に噛合せしめられた駆動ギヤであ
る。尚、ステッピングモータ9は、通電方向が互いに逆
の一対のコイルA及びコイルBを備えた2相励磁式のも
のとなっている。10は駆動部材1に左旋習性を付与し
ているスプリングである。
【0003】図3は、上記従来のシャッター羽根開閉機
構を従来の制御方法により制御した場合のタイミングチ
ャートを示している。ここで、〔コイルA,コイルB〕
に対して〔H,H〕〔H,L〕〔L,L〕〔L,H〕で
一巡するパルス列(正転パルス列)を順次供給すること
により、ステッピングモータ9のロータが正転する。 又、〔コイルA,コイルB〕に対して〔L,H〕〔L,
L〕〔H,L〕〔H,H〕で一巡するパルス列(逆転パ
ルス列)を順次供給することにより、ステッピングモー
タ9のロータが逆転する。更に、ステッピングモータ9
のロータが〔H,H〕〔L,L〕で停止した状態が静的
安定位相であり、無通電になってもディテントトルク(
保持力)が大きいので、この停止状態で比較的安定して
いるが、該ロータが〔H,L〕〔L,H〕で停止した状
態は静的不安定位相であるので、無通電になると静的安
定位相の状態へと回転してしまう。
【0004】図示しない制御回路からの羽根開放信号に
よりステッピングモータ9に正転パルス(羽根開放信号
)を印加すると、ステッピングモータ9により駆動ギヤ
8が所定量右旋せしめられるので、ピニオン6,歯部1
bを介して駆動部材1が所定量右旋せしめられ、その際
カム面1aと突起2aとの協働作用で羽根開閉レバー2
の係止が解除されるので、スプリング3により羽根開閉
レバー2が往動(左旋)せしめられ、羽根開閉リング4
が右旋せしめられてシャッター羽根5が開放せしめられ
る。この時、スプリング10が駆動部材1の右旋に抗す
るように作用するので、ギヤ間のバックラッシュが除か
れ、駆動部材1の回転のガタツキが無くなってシャッタ
ー羽根5の開放特性が安定する。尚、羽根開閉レバー2
の係止解除後であって、駆動部材1が所定位置に達した
時に図示しないトリガースイッチがONになる(トリガ
ーポイント)。
【0005】そして、図示しない制御回路からの羽根閉
鎖信号によりトリガーポイントから所定秒時後にステッ
ピングモータ9に逆転パルスを印加すると、ステッピン
グモータ9により駆動ギヤ8が所定量左旋せしめられる
ので、最初駆動ギヤ8の回動によりピニオン6,歯部1
b間のバックラッシュが吸収され、続いてピニオン6,
歯部1bを介して駆動部材1が所定量左旋せしめられ、
その際カム面1aと突起2aとの協働作用でスプリング
3に抗して羽根開閉レバー2が復動(右旋)せしめられ
、羽根開閉リング4が左旋せしめられてシャッター羽根
5が閉鎖せしめられる。この時、スプリング9が駆動部
材1の左旋を促進するように作用するので、ステッピン
グモータに対する負荷が減り、シャッター羽根5の閉鎖
が速やかに行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
ステッピングモータ9の正・逆転によりシャッター羽根
5を開閉するシャッターにおいては、高速化への対応性
及び開口特性の安定性は、ステッピングモータ9の回転
方向を切り換える電気信号に対する羽根駆動機構等の機
械的部分の追随性に負うところが大きかった。
【0007】ところが、従来のシーケンスでは、上述の
如く露出秒時中前記ステッピングモータの停止を行って
いるパルス位相が〔H,H〕の静的安定位相であり、必
然的に閉じ第1パルスの出力位相が〔L,H〕の静的不
安定位相であったため、シャッター羽根を閉じる場合ス
テッピングモータ9のディテントトルクに抗してステッ
ピングモータ9の逆転を行わなければならず、その結果
、特に高輝度における羽根閉じ動作の応答が遅くなり、
昨今のシャッターの高速化に対応しきれないという問題
があった。又、羽根閉じ動作の応答が遅い分(トリガー
ディレイ調整時間を含む。)トリガーポイントから開口
ピンホール(羽根の開き初め)までの時間が長くなるの
で、開口特性が不安定になるという問題もあった。
【0008】ここで、トリガーポイントから開口ピンホ
ールまでの時間が長いと開口特性が不安定になる理由に
ついて説明する。シャッター羽根5の開放動作(羽根開
閉レバー2の動作)は、機械的動作であるため、シャッ
ター開放開始直後(羽根開閉レバー2の係止解除直後)
の立ち上がりは安定せず、撮影動作毎にバラツキがある
。従って、トリガーポイントが開口ピンホールにできる
だけ近い方が羽根開閉レバー2の速度が安定しているの
で、トリガーポイントから開口ピンホールまでの時間は
できるだけ短い方が良い。
【0009】しかし、制御回路の動作遅れや機械的動作
遅れにより、トリガーポイントから羽根が閉じ始めるま
でには最低限ある程度の時間がかかる。詳しくは、先ず
トリガーポイントから自動露出ディレイを発生し、その
後露出制御時間を経てから閉じパルスを発生するが、そ
の閉じパルス発生後実際に羽根が閉じ始めるまでには機
械的動作遅れが存在する。従って、トリガーポイントか
ら羽根が閉じ始めるまでには最短で自動露出ディレイ値
と機械的動作遅れ値の合計時間がかかる。従って、短い
露光時間(小絞り)を得ようとすると、トリガーポイン
トから開口ピンホールまでの時間を長く取らなければな
らず、トリガーポイントがシャッター開放開始直後の立
ち上がりに近づいてしまう結果、トリガーポイントを基
準とした時の開口特性が不安定になる。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑み、羽根閉じ動
作の応答が速くなってシャッターの高速化に対応するこ
とができると共に、その分トリガーポイントから開口ピ
ンホールまでの時間が短くなってトリガーポイントを基
準とした時の開口特性が安定になる、カメラ用シャッタ
ー羽根開閉機構の制御方法を提供することを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるカメラ用シ
ャッター羽根開閉機構の制御方法は、正逆転可能なステ
ッピングモータと、該ステッピングモータによりギヤ機
構を介して回動せしめられる駆動部材と、スプリングに
より羽根開放方向の付勢力が付与され且つ前記駆動部材
により羽根閉鎖方向に作動せしめられる羽根開閉部材と
から構成され、前記ステッピングモータの正転により前
記駆動部材を回動させて前記羽根開閉部材の係止を解除
することにより前記スプリングによりシャッター羽根の
開放動作を行い、所定露出秒時後前記ステッピングモー
タの逆転により前記駆動部材を逆方向に回動させて前記
羽根開閉部材を初期位置に復帰させることによりシャッ
ター羽根の閉鎖動作を行うカメラ用シャッター羽根機構
において、前記露出秒時中前記ステッピングモータの停
止を行っているパルス位相を静的不安定位相に設定した
ことを特徴としている。
【0012】
【作用】上記構成によれば、露出秒時中前記ステッピン
グモータの停止を行っているパルス位相が〔H,L〕の
静的不安定位相であり、必然的に閉じ第1パルスの出力
位相が〔H,H〕の静的安定位相となるため、シャッタ
ー羽根を閉じる場合ほとんど抵抗を受けずにステッピン
グモータ9の逆転が行われ、その結果、羽根閉じ動作の
応答が速くなる。そして、羽根閉じ動作の応答が速くな
ることでトリガーポイントから開口ピンホールまでの時
間が短くなる。
【0013】
【実施例】以下、図示した実施例に基づき本発明を詳細
に説明する。図1は、本発明によるシャッター羽根開閉
機構の制御方法の一実施例を示すタイミングチャートで
ある。本実施例が上記従来例と異なっている点は、上記
従来例の露出秒時中ステッピングモータ9の停止を行っ
ているパルス位相が〔H,H〕の静的安定位相であり、
必然的に閉じ第1パルスの出力位相が〔L,H〕の静的
不安定位相であるのに対し、本実施例の露出秒時中ステ
ッピングモータ9の停止を行っているパルス位相が〔H
,L〕の静的不安定位相であり、必然的に閉じ第1パル
スの出力位相が〔H,H〕の静的安定位相となっている
点である。
【0014】本実施例によれば、露出秒時中ステッピン
グモータ9の停止を行っているパルス位相が〔H,L〕
の静的不安定位相であり、必然的に閉じ第1パルスの出
力位相が〔H,H〕の静的安定位相となるため、シャッ
ター羽根5を閉じる場合ほとんど抵抗を受けずにステッ
ピングモータ9の逆転が行われ、その結果、羽根閉じ動
作の応答が速くなる。従って、シャッターの高速化に対
応することができる。そして、羽根閉じ動作の応答が速
くなることでトリガーポイントから開口ピンホールまで
の時間が短くなるので、開口特性が安定になる。
【0015】尚、長時間露出時は、ステッピングモータ
9を通常露出時の停止位置より更に1パルス正転させて
静的安定相に導き、通電を断つこともできる。それは、
消費電力の低減に役立つ。
【0016】
【発明の効果】上述の如く、本発明によるカメラ用シャ
ッター羽根開閉機構の制御方法によれば、羽根閉じ動作
の応答が速くなり、シャッターの高速化に対応できる。 そして、羽根閉じ動作の応答が速くなることでトリガー
ポイントから開口ピンホールまでの時間が短くなり、開
口特性が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラ用シャッター羽根開閉機構
の制御方法の一実施例を示すタイミングチャートである
【図2】従来のカメラ用シャッター羽根開閉機構の一例
を示す図である。
【図3】従来のカメラ用シャッター羽根開閉機構の制御
方法を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1    駆動部材 2    羽根開閉レバー 9    ステッピングモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  正逆転可能なステッピングモータと、
    該ステッピングモータによりギヤ機構を介して回動せし
    められる駆動部材と、スプリングにより羽根開放方向の
    付勢力が付与され且つ前記駆動部材により羽根閉鎖方向
    に作動せしめられる羽根開閉部材とから構成され、前記
    ステッピングモータの正転により前記駆動部材を回動さ
    せて前記羽根開閉部材の係止を解除することにより前記
    スプリングによりシャッター羽根の開放動作を行い、所
    定露出秒時後前記ステッピングモータの逆転により前記
    駆動部材を逆方向に回動させて前記羽根開閉部材を初期
    位置に復帰させることによりシャッター羽根の閉鎖動作
    を行うカメラ用シャッター羽根機構において、前記露出
    秒時中前記ステッピングモータの停止を行っているパル
    ス位相を静的不安定位相に設定したことを特徴とする制
    御方法。
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