JP2001066660A - カメラ用シャッタ装置 - Google Patents

カメラ用シャッタ装置

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JP2001066660A
JP2001066660A JP24327399A JP24327399A JP2001066660A JP 2001066660 A JP2001066660 A JP 2001066660A JP 24327399 A JP24327399 A JP 24327399A JP 24327399 A JP24327399 A JP 24327399A JP 2001066660 A JP2001066660 A JP 2001066660A
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JP
Japan
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shutter blade
aperture plate
shutter
blade
aperture
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JP24327399A
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English (en)
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Takanori Kono
孝典 河野
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Nidec Copal Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の駆動源で絞り口径板とシャッタ羽根の
両駆動を可能とするカメラ用シャッタ装置を提供する。 【解決手段】 絞り口径板2は、通常はレンズ開口1A
内の初期位置に付勢されているが、シャッタ羽根3に連
動して初期位置からレンズ開口1A外の退避位置に向っ
て移動可能である。シャッタ羽根3は駆動源4からの駆
動力に応じ全閉位置から中間位置を通って全開位置に向
う開方向に走行可能である。シャッタ羽根3は全閉位置
ではレンズ開口1Aを全閉し、中間位置では絞り口径板
2との連動を開始し、全開位置では連動を完了し且つレ
ンズ開口1Aを全開する。制御部は撮影情報に応じ絞り
口径板2の使用時と不使用時とで駆動源4から出力され
る駆動力を切り換え制御し、使用時はシャッタ羽根3と
の連動を避けて絞り口径板2を初期位置に留めておき、
不使用時は連動を行なって絞り口径板2を退避位置に移
す。その際、制御部は、シャッタ羽根3が中間位置に接
近した時絞り口径板2に度当りする前に一旦駆動源4に
制動をかける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズ開口の口径を
規定する絞り口径板とレンズ開口を開閉するシャッタ羽
根とを有するカメラ用シャッタ装置の制御技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来スチルカメラを用いて被写体を撮影
する時、撮影に応じてレンズの絞りとシャッタ秒時の組
み合わせを最適化したい場合がある。この様なカメラと
して、従来からレンズ開口の口径を規定する絞り口径板
と、レンズ開口を開閉するシャッタ羽根とを別々に設
け、それぞれ個別に制御する方式があった。簡易的に絞
り口径が1乃至2段のカメラであっても、絞り精度が要
求される場合は、上述した構成を採用していた。特に、
デジタルスチルカメラなどCCDを用いたカメラの露光
制御を行なう場合は、絞り段数は少なくてもよいが、絞
り精度とシャッタ羽根の高速性が要求されている。これ
は、CCDを用いたデジタルカメラのラチチュードが狭
いことに起因している。
【0003】又、シャッタ羽根で絞りを兼用する構造も
知られている。シャッタ羽根を開く途中で停止させ、予
め設定された絞り口径を得る構造である。この場合、シ
ャッタ羽根を中途停止する為の制御手段が必要となる。
又、シャッタ羽根を走行途中で止める為、絞り精度や応
答性の面で難点が生じる。更には、シャッタ羽根の走行
中刻々と変化する開口をリアルタイムで検出し、絞りフ
ィードバックをかける構成も考えられる。しかし、これ
は制御系が大規模且つ複雑になり、普及型のカメラには
適用しにくい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の様に、絞り口径
板とシャッタ羽根を別々に設け、各々個別に制御する方
式が、機能上及び性能上最適設定が得られる。しかし、
絞り口径板とシャッタ羽根の駆動にそれぞれアクチュエ
ータが必要となり、コストとスペース効率などの面で大
きな制約があった。そこで、本発明は単一のアクチュエ
ータで絞り口径板とシャッタ羽根の両駆動を可能とする
カメラ用シャッタ装置を提供することを目的とする。特
に、上記カメラ用シャッタ装置の安定動作を確保するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決する為の手段】上述した目的を達成する為
に以下の手段を講じた。即ち、本発明に係るカメラ用シ
ャッタ装置は、基本的な構成として、レンズ開口の口径
を規定する絞り口径板と、駆動力に応じて走行し該レン
ズ開口を開閉するシャッタ羽根と、該駆動力を発生する
駆動源と、該駆動源を制御する制御部とを備えている。
前記絞り口径板はレンズ開口内の初期位置とレンズ開口
外の退避位置とのいづれかに配置可能であり、通常は該
初期位置に付勢されており、該シャッタ羽根に連動して
該初期位置から該退避位置に向って移動可能である。前
記シャッタ羽根は該駆動力に応じ全閉位置から中間位置
を通って全開位置に向う開方向に走行可能である。全閉
位置では該レンズ開口を全閉し、中間位置では該絞り口
径板と連動し始め、全開位置では連動し終って該レンズ
開口を全開する。特徴事項として、前記制御部は、撮影
指示に応じ該駆動源を投入して該シャッタ羽根を全閉位
置から開方向に走行させ、該シャッタ羽根が該中間位置
に至った時、該絞り口径板を退避させる場合には該シャ
ッタ羽根と絞り口径板との連動に必要な駆動力に切り換
え制御する一方、該絞り口径板を退避させない場合には
該シャッタ羽根を中間位置に保持するために駆動力を切
り換え制御する。又前記制御部は、該絞り口径板を退避
させない場合、該シャッタ羽根が該中間位置に接近した
時該絞り口径板に度当りする前に一旦該駆動源に制動を
かける
【0006】好ましくは、前記制御部は、該絞り口径板
を退避させる場合にも、該シャッタ羽根が該中間位置に
接近した時該絞り口径板に度当りする前に一旦該駆動源
に制動をかける。好ましくは、前記制御部は、駆動力に
対するシャッタ羽根の機械的な応答遅延を見込んで、該
駆動源に制動をかけるタイミングをあらかじめ先行させ
る。又好ましくは、前記制御部は、該絞り口径板を退避
させない時該シャッタ羽根を中間位置に保持する為に駆
動力を切り換え制御した後、更に該駆動力を低減化す
る。加えて好ましくは、前記制御部は、該絞り口径板を
退避させて使用しない時該駆動源にかける制動に比し
て、絞り口径板を退避させないで使用する時該駆動源に
かける制動が大きくなるようにする。
【0007】上述した様に、本発明に係るカメラ用シャ
ッタ装置は、絞り口径板とシャッタ羽根を有し、絞り口
径板はレンズ開口内とレンズ開口外を往動可能である。
通常は、レンズ口径内の初期位置に付勢力を以て保持さ
れている。シャッタ羽根の駆動時、開方向途中から絞り
口径板の退避駆動を同時に行なう様にしている。絞り口
径板の使用時には、上述した絞り口径板の退避駆動を開
始しようとする時点でシャッタ羽根の駆動力を制限し、
退避不能とすることで絞り口径板を引き続き初期位置に
置く。以上により、シャッタ羽根の開方向駆動力を制御
することで、絞り口径板の使用不使用を選定し、以て絞
り口径の二値制御を行なう。尚、シャッタ羽根を閉方向
に駆動する時は、絞り口径板から切り離されてシャッタ
羽根単独の走行となり、絞り口径板自体は自らの付勢力
で退避位置から初期位置に復帰する。この様に、本発明
では、絞り口径板の退避駆動をシャッタ羽根の走行域の
特定区間で連動的に実行し、退避駆動の有無の選定は、
シャッタ羽根に供給する駆動力の切り換え制御で行な
う。又、シャッタ羽根を閉じる時は絞り口径板はシャッ
タ羽根の駆動に関与しない為、絞り精度とシャッタ羽根
の高速秒時を両立させることができる。特に本発明で
は、シャッタ羽根が中間位置で絞り口径板側と度当りす
る時オーバーシュート(度当りの衝撃による振動)が生
じるが、これを可能な限り抑制する為、制御部はシャッ
タ羽根が中間位置に接近した時絞り口径板に度当りする
前に一旦駆動源に制動をかける様にしている。シャッタ
羽根は通常あらかじめ設定された駆動力で走行を開始
し、シャッタ羽根が口径板に突き当たるタイミングを予
測しておき、この予測時間の手前で限られた時間だけ逆
通電を行ない、以後は口径板使用の有無によってそれぞ
れ設定された駆動力に切り換える様にする。シャッタ羽
根が口径板に衝突する現象はシャッタ羽根の速度に依存
する為、逆通電によりシャッタ羽根を減速させることで
衝撃による悪影響を小さくできる。駆動後は駆動力を切
り換え更にパワーダウンを実行することにより、口径板
やシャッタ羽根の振動を速やかに減衰させる様にしてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。図1は本発明に係るカメラ用
シャッタ装置の原理的な構造を示す平面図である。図示
する様に、本カメラ用シャッタ装置0は地板1を用いて
組立てられている。地板1にはレンズ開口1A、ストッ
パ1S、支軸12、支軸13などが形成されている。地
板1には本カメラ用シャッタ装置0の構成要素である絞
り口径板2、シャッタ羽根3、駆動源4などが搭載され
ている。図示しないが、CPUなどを含んだ制御部が駆
動源4に接続されている。本カメラ用シャッタ装置0は
デジタルスチルカメラ用を想定したものであり、レンズ
開口1Aの口径(アパーチャ径)はCCD寸法に対応し
て小さめに設定されている。
【0009】絞り口径板2は支軸12を介して回動可能
に地板1の上に組み込まれている。絞り口径板2は絞り
開口2Aを備えており、前述したレンズ開口1Aを絞っ
てその口径を規定する。シャッタ羽根3は支軸13を中
心にして回動可能に地板1の上に搭載されており、駆動
力に応じて走行しレンズ開口1Aを開閉する。図では、
一枚の遮光羽根3のみが示されているが、実際には二枚
一組で遮光羽根は組み込まれている。図示した一方の遮
光羽根3に対して図示しない他方の遮光羽根は基本的に
対称的な位置に配され対称的な動作をする。駆動源4は
ムービングマグネットからなり所定の駆動力を発生す
る。この駆動力は駆動ピン4Pを介してシャッタ羽根3
に伝えられる。前述した様に、駆動源4には制御部が接
続されており、与えられた被写体の撮影情報に応じて駆
動源4を制御する。
【0010】絞り口径板2はその絞り開口2Aがレンズ
開口1A内に入る初期位置と、絞り開口2Aがレンズ開
口1A外になる退避位置とのいづれかに置かれる。通
常、絞り口径板2は図示の初期位置に付勢されており、
シャッタ羽根3に連動して初期位置から退避位置に向っ
て反時計方向に移動可能である。尚、本例では絞り口径
板2を初期位置に付勢する為バネ21が用いられてい
る。この初期位置では絞り口径板2の先端に形成された
突起2Tがストッパ1Sに当接している。
【0011】シャッタ羽根3は駆動ピン4Pによって駆
動源4から伝達される駆動力に応じ、図示の全閉位置か
ら中間位置を通って全開位置に向う開方向(時計方向)
に走行可能である。図示の全閉位置ではレンズ開口1A
を全閉している。支軸13を中心にして時計方向に中間
位置まで回動すると駆動ピン4Pが絞り口径板2の接点
部2Cに当接し、シャッタ羽根3と絞り口径板2との連
動が開始する。更にシャッタ羽根3が時計方向に回動し
て全開位置に至ると、前述した絞り口径板2との連動を
完了し且つレンズ開口1Aを全開する。この時、絞り口
径板2は支軸12を中心にして反時計方向に退避位置ま
で回動している。尚、ムービングマグネットからなる駆
動源4は軸4Cを中心にして駆動ピン4Pを時計方向に
回転することで、駆動力をシャッタ羽根3及び絞り口径
板2に伝達する。又、シャッタ羽根3は図示しないが磁
力又は弾力により図示の全閉位置に安定保持されてい
る。
【0012】駆動源4に接続された制御部は撮影状況に
応じ絞り口径板2の使用時と不使用時とで駆動源4から
出力される駆動力を切り換え制御し、使用時は前述した
シャッタ羽根3との連動を避けて、絞り口径板2を初期
位置に留めておく一方、不使用時は前述したシャッタ羽
根3との連動を行なって絞り口径板2を退避位置に移動
する。尚、本例は原理的な構成であり、理解を容易にす
る為シャッタ羽根3及び絞り口径板2を駆動源4で直接
駆動する構成となっているが、実際にはレバーやカムな
どを含む伝達機構を介して一対のシャッタ羽根や絞り口
径板を駆動する構成を採用している。
【0013】図2は本カメラ用シャッタ装置の動作説明
に供する平面図であり、シャッタ羽根3の中間位置を表
わしている。シャッタ羽根3は、図1に示した全閉位置
から開方向(時計方向)に向って走行する時、図示の中
間位置で絞り口径板2に度当りする。具体的には、シャ
ッタ羽根3に係合した駆動ピン4Pがちょうど中間位置
で絞り口径板2の接点部2Cに度当りする構造となって
いる。ここで、絞り口径板2を図示の初期位置に置いた
ままで使用する時には、シャッタ羽根3は絞り口径板2
に度当りした後そのまま中間位置に停止する。これに対
し、絞り口径板2の不使用時には、シャッタ羽根3は前
述した度当りに抗して図示の中間位置から更に開方向に
走行する。この時同時に絞り口径板2が連動し支軸12
を中心として反時計方向に退避位置まで回動する。
【0014】続いて、図1の全閉位置から図2の中間位
置に至るシャッタ装置0の動作を説明する。駆動源4に
対して開方向通電することにより、駆動ピン4Pは軸4
Cを中心にして時計方向に回動し、シャッタ羽根3が開
き始める。図示の中間位置で丁度絞り口径板2に度当り
する。このまま駆動源4に対する開方向通電を維持する
と、駆動力が絞り口径板2の付勢力に打ち勝って、シャ
ッタ羽根3は更に全開位置に向って走行するとともに口
径板2は退避方向に駆動される。しかし、図示の例では
中間位置で駆動力を下方に切り換え制御して付勢力を下
回る様にする。この力量差により遮光羽根3は結局図示
の中間位置に留まる。この時、シャッタ羽根3で決まる
口径が口径板2の口径よりも大きく設定されている為、
口径板2の絞り開口2Aによってレンズ口径が決まる。
この状態から駆動源4に対して閉じ方向通電を行なう
と、駆動ピン4Pが反時計方向に回動し、シャッタ羽根
3は口径板2から切り離された状態で全閉位置に高速で
戻る。
【0015】ところで、シャッタ羽根3は中間位置で口
径板2に突き当たる。即ち、口径板使用時は走行途中で
シャッタ羽根3を口径板2に突き当て停止させる。この
時、口径板2を初期位置にセットする為の付勢力は省電
設計上大きくは取り得ず、駆動源4側の駆動ピン4Pと
口径板2側の接点部2Cとの衝突による口径板2の振動
は完全には防ぎ得ない。又、口径板2にバネ21で加え
られる付勢力とシャッタ羽根3の開方向走行に印加され
る駆動力の力量差が小さい為、振動の減衰時間が長くな
り、システム上の時間制御に影響する。又、シャッタ羽
根3と口径板2との直接的又間接的衝突による口径板2
の振動は光軸の揺れとなって表われるが、光量自体は口
径板2の絞り開口2Aで決められる為、多少の許容幅は
あるものの可能な限り小さいことが望まれる。又、口径
板使用時はシャッタ羽根を中間位置に留め置く為駆動力
は低い方に切り換えられるが、これにより設定開口に至
るまでの時間も振動などの為長くなる。一方、口径板不
使用時はシャッタ羽根3を全開駆動する為駆動力は大き
く、繰り返し衝突に対する耐久性が要求される。従っ
て、口径板使用時不使用時いづれの場合であっても衝突
に対する対策が望まれる。
【0016】そこで、本発明では衝突現象を軽減し、シ
ステム内での時間制御を適切に行なうことができる様に
している。即ち、本カメラ用シャッタ装置の制御部は、
撮影指示に応じ駆動源を投入してシャッタ羽根3を全閉
位置から開方向に走行させ、シャッタ羽根3が図2の中
間位置に接近した時、絞り口径板2に度当りする前に一
旦駆動源4に制動をかける様にしている。しかる後、絞
り口径板2を退避させる時はシャッタ羽根3と絞り口径
板2との連動に必要な駆動力に切り換え制御する。絞り
口径板2を退避させない時はシャッタ羽根3を中間位置
に保持する為に駆動力を切り換え制御する。好ましく
は、本制御部は駆動力に対するシャッタ羽根3の機械的
な応答遅延を見込んで、駆動源4に制動をかけるタイミ
ングをあらかじめ先行させている。又、本制御部は、絞
り口径板2を退避させない時シャッタ羽根3を中間位置
に保持する為に駆動力を切り換え制御した後、更に駆動
力を低減化して、振動を速やかに減衰させている。尚、
駆動力を二段に低減させる理由は中間位置までの駆動を
確実にする為と、制御の為のタイミング誤差を軽減させ
る為である。加えて、本制御部は、絞り口径板2を退避
させて使用しない時、駆動源4にかける制動を比較的小
さくし、絞り口径板2を退避させないで使用する時駆動
源4にかける制動を比較的大きくすることで、動作条件
に見合った駆動力の制御の最適化を図ることも必要によ
り可能である。
【0017】図3は、本カメラ用シャッタ装置0が全開
位置にある状態を模式的にした平面図である。前述した
様に、駆動源4から出力される駆動力がバネ21の付勢
力よりも十分に上回っている場合は、シャッタ羽根3は
図2に示した中間位置を超えて図示の全開位置まで駆動
される。この時、口径板2はレンズ開口1Aから退避し
た位置に置かれ、不使用状態となる。全開状態から全閉
状態に向って閉じる時は、駆動源4に閉方向通電を行な
い、駆動ピン4Pを反時計方向に回動する。駆動ピン4
Pは口径板2の接点部2Cから離れ、シャッタ羽根3の
みを単独で閉方向に駆動する。口径板2はその後自らの
付勢力に従って初期位置まで復帰する。この時駆動源4
の力量に比べバネ21の力量は小さく、口径板2はシャ
ッタ羽根3に遅れて移動する為、シャッタ羽根3で決ま
る口径内に入り込むことはない。以上の様に、シャッタ
羽根3は全開位置に向って開方向に走行する時絞り口径
板2と一体になった状態に置かれるが、開方向とは逆に
全閉位置に向って走行する時絞り口径板2から分離した
状態に置かれる。
【0018】図4は、図1乃至図3に示したカメラ用シ
ャッタ装置の動作説明に供するタイミングチャートであ
る。図中は口径板不使用時の動作を示し、は口径使
用時の動作を示している。タイミングチャートの(a)
はシャッタ羽根の走行軌跡を示しており、横軸が時間を
表わし縦軸がシャッタ羽根の開口径を表わしている。シ
ャッタ羽根は全閉位置から開方向に走行を始めるとピン
ホールレベルを通って中間位置に至る。ここで絞り口径
板に度当りする。この後駆動力が下方に切り換えられた
場合はに示す様に中間位置に維持される。一方口径板
不使用時にはに示す様に全開位置まで走行する。この
後閉タイミングに至るとシャッタ羽根はの中間位置又
はの全開位置からピンホールレベルを通って全閉位置
に戻る。実際の閉動作は閉タイミングから所定の機械的
な遅延時間(メカ遅れ時間)の後になる。ところで、
の口径板使用時、シャッタ羽根は駆動ピンに度当りした
後オーバ開口分だけ走行して、前述した中間位置に留ま
る。この中間位置は(a)では「口径板の口径」で表わ
してある。
【0019】図4の(b)は絞り口径板の位置の経時変
化を表わしている。の使用状態では絞り口径板はシャ
ッタ羽根の走行に関わらず初期位置に留められている。
これに対しの不使用状態では、絞り口径板はシャッタ
羽根と連動して退避位置に移動し、シャッタ羽根が全開
位置から全閉位置に戻るとこれに伴って退避位置から初
期位置に戻る。
【0020】(c)は制御部から駆動源に供給される駆
動電流の波形を表わしている。の口径板不使用時で
は、シャッタレリーズ信号の投入とともにレベルDLの
開方向通電が駆動源に対して行なわれる。この後シャッ
タ羽根が中間位置に接近した時絞り口径板に度当りする
前に一旦駆動源に制動をかける為、駆動電流を逆方向通
電に切り換える。具体的には、所定時間B1経過後、駆
動電流を+DLから−ELに切り換える。尚、駆動電流
を+DLから−ELに一旦反転させるタイミングは、図
示する様にシャッタ羽根の機械的な応答遅延(メカ応答
時間)を見込んで、あらかじめ先行させてある。これに
より、シャッタ羽根の開方向走行に制動がかけられるこ
とになる。制動をかける時間B2は適宜設定される。B
2経過後駆動電流を再び+DLまで復帰させ、通常の駆
動トルクをシャッタ羽根に印加して、全開位置まで走行
させる。これに伴い口径板も退避位置まで連動する。そ
して、あらかじめ設定された秒時に至ると、駆動電流は
+DLレベルから−ELレベルの閉方向に切り換えら
れ、シャッタ羽根が全開位置から全閉位置に戻る。場合
によっては、点線で示した様に、駆動電流のDLレベル
を時間D1後DL’レベルまで下げ、節電を図ってもよ
い。
【0021】で示す口径板使用時の駆動電流の波形も
基本的にはの口径板不使用時の駆動電流の波形と類似
している。まず、正方向通電でシャッタ開口駆動を開始
し、駆動ピンの位置が口径板度当り位置に至るタイミン
グの手前A1で、逆方向通電を限定時間A2だけ行な
う。逆方向通電はシャッタ羽根の開方向走行に制動をか
けることを目的としており、場合によっては正方向通電
の通常レベルDLを単に下げるだけでもよい。あるい
は、正方向通電を一時的に停止するだけでもよい場合が
ある。尚の口径板使用時では制動をかける時間A2が
の口径板不使用時に制動をかける時間B2に比べ大き
く取ってあり、シャッタ羽根に対して確実な減衰をかけ
ている。即ち、口径板使用時はシャッタ羽根を中間位置
で速やかに停止する必要がある為、十分な制動をあらか
じめかける様にしている。時間A2経過後、再び正方向
通電とする。この時の通電レベルCLはDLに比べて低
く設定されており、シャッタ羽根を中間位置で保持して
おくために必要なレベルである。前述した様に、逆方向
通電タイミングはシャッタ羽根のメカ応答時間相当だけ
先行させることにより、衝突時の速度低減化が確実に行
なわれる様にしている。の口径板使用時では、駆動ピ
ン及びシャッタ羽根が口径板度当り時十分に減速されて
いることが重要である。但し、シャッタ羽根の個々のば
らつきにより減速の程度は異なり、場合によっては若干
の逆転もあり得る。この後前述した様に正方向通電切り
換えによりシャッタ羽根を中間位置に保持する。この時
のレベルCL及び時間C1はばらつきを考慮しても確実
にシャッタ羽根が中間位置に留まる様に設定される。更
に、C1経過後駆動力は保持に必要なレベルCL’まで
軽減し、口径板やシャッタ羽根の振動の減衰を早める様
に設定する。以上により、本カメラ用シャッタ装置の安
定作動とシステムにおける制御時間の短縮化が図れる。
尚、駆動電流のレベル切り換えは、制御部に内蔵された
CPUによるデューティ制御で行なう。
【0022】図4のタイミングチャートの(d)は制御
信号波形を示し、(e)はCCDのチャージタイミング
を表わしている。制御部から出力される制御信号は閉じ
タイミングとCCDトリガーを規定する。露光秒時の計
時基準となるトリガーが立ち上がった後、秒時を計時し
閉じタイミングを表わす制御信号が出力される。これに
応じて駆動源に対する通電が開方向から閉方向に切り換
えられる。トリガーから閉じタイミング後更にメカ遅れ
時間だけ遅延した間をCCDトリガータイミング幅と
し、CCDに対するチャージ量が制御される。図から明
らかな様にMIN秒時はシャッタ羽根の閉じ特性に依存
している。
【0023】図5は口径板使用時における、シャッタ羽
根、絞り口径板及び駆動電流の経時変化を示すタイミン
グチャートである。特に、シャッタ羽根が絞り口径板に
突き当たる中間位置の近辺を拡大表示してある。(a)
に示す様にシャッタ羽根は開方向に向って走行を開始し
た後ピンホールレベルを通過すると、一旦減速域に入り
度当りして中間位置に停止する。静止位置はオーバ開口
量だけ、口径板で決まる開口径よりも大きくなってい
る。(b)に示す様に絞り口径板は駆動ピンが度当りす
るとその衝撃により振動する。この振動が治まった後初
期位置に戻る。(c)に示す様に駆動電流は通常のレベ
ルDLから一旦逆のレベルELに切り換えられ制動をか
けた後で、低めのレベルCLに戻される。これによりシ
ャッタ羽根は中間位置に留まり絞り口径板は初期位置に
留まることになる。この後レベルCLを維持すると(即
ち電流再切り換えを行なわないと)一点鎖線で示す様に
シャッタ羽根及び絞り口径板の振動の減衰が遅くなり、
その分システム内での制御時間が長くなる。これに対
し、駆動電流のレベルをCLからCL’に落とすと、シ
ャッタ羽根及び絞り口径板が実線で示す様に速やかに減
衰し、システム制御時間を短縮できる。尚、CLは開口
負荷のバラツキ等によっても確実に中間位置まで駆動可
能なレベルに設定されている。
【0024】最後に図6は、図1乃至図3に示したカメ
ラ用シャッタ装置の動作説明に供するフローチャートで
ある。まずステップS1で被写体の測光を行ない、露光
制御に必要な秒時を算出するとともに、絞り口径板の使
用不使用をあらかじめ決めておく。次にステップS2で
シャッタレリーズスイッチの投入に応じ、駆動源の正方
向通電を行なう。この時のレベルはDLである。これに
よりシャッタ羽根が全閉位置から開方向に向って走行す
る。続いてステップS3で口径板を使用する設定になっ
ているか否かを判定する。口径板が不使用の設定になっ
ている場合はステップS4に分岐し、ステップS4で時
間B1mSだけ待機した後、ステップS5でレベルを−
ELに切り換え逆方向通電を行なう。ステップS6でB
2mS待機した後、ステップS7でレベルを再び+DL
に切り換え正方向通電する。場合によってはステップS
8でD1mS待機した後、ステップS9でレベルを+D
Lから+DL’に若干下げ、節電を図る。これに対しス
テップS3で口径板を使用する設定になっている場合、
ステップS10に進んでA1mS待機する。この後ステ
ップS11でレベルを+DLから−ELに切り換え逆方
向通電する。ステップS12でA2mS待機した後、ス
テップS13でレベルを+CLにし正方向通電する。ス
テップS14でC1mS待機した後、ステップS15で
レベルをCL’に再切り換えする。この後ステップS1
6で自動露光制御信号(AEトリガー)の発生を待って
シャッタ秒時の計時を開始する。ステップS17で秒時
の計時を完了するとレベルを−ELに切り換え逆方向通
電を行なう。これによりシャッタ羽根は閉方向に走行し
全閉位置に戻る。ステップS18でD2mSだけ待機し
た後ステップS19で駆動源に対する通電をオフし、一
回の露光動作を完了する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
絞り口径板とシャッタ羽根とを連動させることで共通の
駆動源(アクチュエータ)により両者を駆動する構成と
なっている。これにより、カメラ用シャッタ装置の構造
を簡略化でき、製造コストの削減につながるとともに実
装効率の上でも有利になる。又、絞り口径板による絞り
精度の維持とシャッタ羽根の高速動作が両立可能であ
り、デジタルカメラなどのシャッタ装置に好適である。
特に、シャッタ羽根が中間位置に接近した時絞り口径板
に度当りする前に一旦駆動源に制動をかけることで、シ
ャッタ羽根と絞り口径板の度当りによる悪影響を防止し
ている。これにより、口径板とシャッタ羽根を単一の駆
動源で駆動するカメラ用シャッタ装置の作動の安定化が
図れる。特に、駆動源に対する制動はCPU制御により
実現可能であり、特別に機械的な機構を要求されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラ用シャッタ装置の基本的な
構成を示す平面図である。
【図2】本発明に係るカメラ用シャッタ装置の基本的な
構成を示す平面図である。
【図3】本発明に係るカメラ用シャッタ装置の基本的な
構成を示す平面図である。
【図4】図1乃至図3に示したカメラ用シャッタ装置の
動作説明に供するタイミングチャートである。
【図5】図1乃至図3に示したカメラ用シャッタ装置の
動作説明に供するタイミングチャートである。
【図6】図1乃至図3に示したカメラ用シャッタ装置の
動作説明に供するフローチャートである。
【符号の説明】
0・・・カメラ用シャッタ装置、1・・・基板、2・・
・絞り口径板、3・・・シャッタ羽根、4・・・駆動源

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ開口の口径を規定する絞り口径板
    と、駆動力に応じて走行し該レンズ開口を開閉するシャ
    ッタ羽根と、該駆動力を発生する駆動源と、駆動源を制
    御する制御部とを備えたカメラ用シャッタ装置におい
    て、 前記絞り口径板はレンズ開口内の初期位置とレンズ開口
    外の退避位置とのいづれかに配置可能であり、通常は該
    初期位置に付勢されており、該シャッタ羽根に連動して
    該初期位置から該退避位置に向って移動可能であり、 前記シャッタ羽根は該駆動力に応じ全閉位置から中間位
    置を通って全開位置に向う開方向に走行可能であり、全
    閉位置では該レンズ開口を全閉し、中間位置では該絞り
    口径板と連動し始め、全開位置では連動し終って該レン
    ズ開口を全開し、 前記制御部は、撮影指示に応じ該駆動源を投入して該シ
    ャッタ羽根を全閉位置から開方向に走行させ、該シャッ
    タ羽根が該中間位置に至った時、該絞り口径板を退避さ
    せる場合には該シャッタ羽根と絞り口径板との連動に必
    要な駆動力に切り換え制御する一方、該絞り口径板を退
    避させない場合には該シャッタ羽根を中間位置に保持す
    るために駆動力を切り換え制御し、 又前記制御部は、該絞り口径板を退避させない場合、該
    シャッタ羽根が該中間位置に接近した時該絞り口径板に
    度当りする前に一旦該駆動源に制動をかけることを特徴
    とするカメラ用シャッタ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、該絞り口径板を退避させ
    る場合にも、該シャッタ羽根が該中間位置に接近した時
    該絞り口径板に度当りする前に一旦該駆動源に制動をか
    けることを特徴とする請求項1記載のカメラ用シャッタ
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、駆動力に対するシャッタ
    羽根の機械的な応答遅延を見込んで、該駆動源に制動を
    かけるタイミングをあらかじめ先行させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のカメラ用シ
    ャッタ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、該絞り口径板を退避させ
    ない時該シャッタ羽根を中間位置に保持するために駆動
    力を切り換え制御した後、さらに該駆動力を低減化する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のカメラ用
    シャッタ装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、該絞り口径板を退避させ
    て使用しない時該駆動源にかける制動に比して、絞り口
    径板を退避させないで使用する時該駆動源にかける制動
    が大きくなるように制御することを特徴とする請求項2
    記載のカメラ用シャッタ装置。
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