JPH04290834A - モノアルキル化法 - Google Patents

モノアルキル化法

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JPH04290834A
JPH04290834A JP3080829A JP8082991A JPH04290834A JP H04290834 A JPH04290834 A JP H04290834A JP 3080829 A JP3080829 A JP 3080829A JP 8082991 A JP8082991 A JP 8082991A JP H04290834 A JPH04290834 A JP H04290834A
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田中正人
Teruyuki Hayashi
林輝幸
Norio Tanaka
田中規生
Kazutaka Arai
新井和孝
Shinichiro Takigawa
滝川進一朗
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフェニル基のメタ位に電
子吸引性基を有するアリール置換活性メチレン化合物の
モノアルキル化法に関するものである。活性メチレン化
合物のモノアルキル化反応は有機合成工業における重要
なプロセスであり、医薬、農薬等のファインケミカルズ
の製造、例えば、抗炎症剤である下記の式のケトプロフ
ェンの製造等に利用されている。
【0002】
【従来の技術】活性メチレン化合物のアルキル化法とし
ては、有機リチウム、水素化カリウム、水酸化ナトリウ
ム等の強塩基を用い発生したカルボアニオン種に有機ハ
ロゲン化物等のアルキル化剤を反応させる方法等が知ら
れている。
【0003】例えば、特開昭51ー115452号公報
及び特開昭52ー10245号公報には、活性メチレン
化合物と沃化メチルとの反応によるケトプロフェンの製
造法が開示されている。
【0004】又、活性メチレン化合物とアルデヒドを触
媒存在下、反応させる次のような方法が知られている。 即ち、ケミストリー  レターズ(Chemistry
 Letters)、215頁、1978年には、活性
メチレン化合物、ホルムアルデヒド及び一酸化炭素を塩
化ロジウム触媒の存在下、加圧下反応させるアルキル化
法が開示されている。
【0005】特開昭59ー29623号公報には、活性
メチレン化合物、アルデヒド及び水素をマグネシウム、
アルミニウム、チタン等の縮合触媒と水素化触媒の存在
下、反応させるアルキル化法が開示されている。
【0006】又、ケミストリー  レターズ(Chem
istry Letters)、76頁、1990年に
は、ルテニウム触媒によるアルキル化法が開示されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開昭51−1154
52号公報や特開昭52−10245号公報に記載の方
法、即ち有機リチウム、水素化カリウム、水酸化ナトリ
ウム等の強塩基を用い発生したカルボアニオン種に、有
機ハロゲン化物等のアルキル化剤を反応させる方法は、
出発原料並びに生成物であるモノアルキル化物及びジア
ルキル化物の混合物が常に得られ、これらの沸点が非常
に近接しているため分離に大きな費用を必要とし実用的
な方法でない。特に、高純度を要求される医薬品原料及
び中間体についてはこのことは重大な問題である。
【0008】ケミストリー  レターズ(Chemis
try Letters)、215頁、1978年の方
法は高価なロジウム触媒を必要とし、助触媒としてのア
ミンが必要であり工業的に有利なアルキル化法とは言え
ない。
【0009】特開昭59ー29623号公報のアルキル
化法は、不均一触媒を使用するため特別な装置が必要で
あり、アリール置換活性メチレン化合物への適用例はな
い。一方、ケミストリー  レターズ(Chemist
ry Lettrs) 、76頁、1990年の方法は
、フェニル基のメタ位に電子吸引性基を有するアリール
置換活性メチレン化合物の反応の例はない。
【0010】従って、安価に得られるアルデヒド類を用
いる効率的なフェニル基のメタ位に電子吸引性基を有す
るアリール置換活性メチレン化合物のアルキル化技術が
強く求められている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべくフェニル基のメタ位に電子吸引性基を有す
るアリール置換活性メチレン化合物のアルキル化法につ
き鋭意努力検討の結果、本発明を完成するに至った。
【0012】即ち、本発明は、一般式(I)〔式中、R
2 は、−COOH,−COOR3 ,−COR4 を
表し;R3 は炭素原子数1ないし6のアルキル基を表
し;R4 は炭素原子数1ないし10のアルキル基、所
望によりハロゲン原子、炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基または炭素原子数1ないし4のアルコキシ基により
置換されてもよいフェニル基、1−ナフチル基、2−ナ
フチル基、2−チエニル基、3−チエニル基、2−フリ
ル基または3−フリル基を表し;Zは(炭素原子数1な
いし2のアルキル)カルボニル基、ベンゾイル基、フロ
イル基、テノイル基、シアノ基または(炭素原子数1な
いし4のアルコキシ)カルボニル基を表す。〕により表
されるフェニル基のメタ位に電子吸引性基を有するアリ
ール置換活性メチレン化合物と、
【0013】一般式(II) R1 −CHO        (II)〔式中、R1
 は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、フ
ェニル基、ナフチル基、フェニル−(炭素原子数1ない
し4のアルキル)−基、2−チエニル基、3−チエニル
基、2−フリル基または3−フリル基を表す。〕により
表されるアルデヒド及び合成ガスを、周期律表第VII
I 族金属触媒の存在下、反応させ、
【0014】一般
式(III ) (式中、R1 及びR2 は上述と同意味である。)で
表されるモノアルキル化物を生成させることを特徴とす
るモノアルキル化法に関するものである。
【0015】式中、R1 である炭素原子数1〜8のア
ルキル基の例としては、メチル、エチル、n−プロピル
、i−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、t−ブ
チル、n−アミル、i−アミル、ヘキシル、ヘプチル、
オクチル基等が挙げられる。
【0016】R1 であるアリール基の例としては、フ
ェニル、ナフチル基等が挙げられる。R1 であるアラ
ルキル基の例としては、ベンジル基等が挙げられる。R
1 である複素環基の例としては、2−チエニル基、3
−チエニル基、2−フリル基、3−フリル基等が挙げら
れる。
【0017】R3 である炭素原子数1〜6のアルキル
基の例としては、メチル、エチル、n−プロピル、i−
プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、
n−アミル、i−アミル、ヘキシル基等が挙げられる。
【0018】R4 である炭素原子数1〜10のアルキ
ル基の例としては、メチル、エチル、n−プロピル、i
−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、t−ブチル
、n−アミル、i−アミル、ヘキシル、ヘプチル、オク
チル、ノニル、デシル基等が挙げられる。
【0019】所望により置換されているフェニル基、ナ
フチル基、2−チエニル基、3−チエニル基、2−フリ
ル基または3−フリル基の置換基の例としては、弗素原
子、塩素原子、メチル、エチル、n−プロピル、i−プ
ロピル、n−ブチル、sec−ブチル、t−ブチル、メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ等が挙げられ
る。
【0020】Zである(炭素原子数1ないし2のアルキ
ル)カルボニル基の例としてはとしては、アセチル、プ
ロピオニル基等が挙げられる。Zであるアルコキシカル
ボニル基の例としては、メトキシカルボニル、エトキシ
カルボニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニ
ル基等が挙げられる。
【0021】一般式(II)のアルデヒドの使用量とし
ては、通常一般式(I)のフェニル基のメタ位に電子吸
引性基を有するアリール置換活性メチレン化合物に対し
て1〜20倍モル、好ましくは2〜10倍モルが良い。
【0022】周期律表第VIII族金属触媒としては、
ルテニウム化合物、鉄化合物、コバルト化合物が挙げら
れる。特に、ルテニウム化合物が好ましい。ルテニウム
触媒としては塩化ルテニウム、ルテニウムトリスアセチ
ルアセトナート、トリルテニウムドデカカルボニル、ジ
クロロトリカルボニルルテニウム、ジクロロトリス(ト
リフェニルホスフィン)ルテニウム、RuCl2 (C
O)2 (PPh)2 、 [(PPh3 )N][HRu3 (CO)11]及び
[(PPh3 )N][HRu  (CO)4 ]等が
挙げられ、トリルテニウムドデカカルボニルが好ましい
【0023】触媒の使用量としては、通常一般式(I)
のフェニル基のメタ位に電子吸引性基を有するアリール
置換活性メチレン化合物に対して0.01〜10モル%
、好ましくは0.1〜1モル%が良い。
【0024】又、上記触媒に必要に応じて反応促進剤と
して、塩化リチウム、フッ化セシウム、臭化テトラブチ
ルホスホニウム、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム
等の無機又は有機塩類を添加することもできる。
【0025】反応促進剤の使用量としては、周期律表第
VIII族金属触媒に対して通常0.01〜100倍モ
ル、好ましくは0.05〜50倍モルである。
【0026】反応温度としては、通常50〜300℃、
好ましくは150〜250℃が良い。
【0027】合成ガスの一酸化炭素分圧としては、1〜
100気圧、好ましくは5〜50気圧が良い。又、水素
分圧としては、1〜200気圧、好ましくは10〜10
0気圧が良い。
【0028】本反応には溶媒を使用することもできる。 溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素
、テトラヒドロフラン、ジブチルエーテル等のエーテル
化合物、ジメチルフォルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルイミダゾリジノン、N−メチルピロリドン
、モルホリン等が挙げられる。
【0029】反応終了後の処理方法としては、必要に応
じて溶媒を蒸留等で除去し、反応生成物を蒸留、再結晶
、クロマトグラフィー分離等により得ることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明に従えば、一般式(I)のフェニ
ル基のメタ位に電子吸引性基を有するアリール置換活性
メチレン化合物より効率的に一般式(III )のモノ
アルキル化物を得ることができる。例えば、上述の抗炎
症剤であるケトプロフェンの製造等に応用することがで
きる。
【0031】
【実施例】以下、実施例を挙げ本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。 実施例1 内容積40mLのオートクレーブに、m−ベンゾイルフ
ェニルアセトニトリル885mg(4ミリモル)、パラ
ホルムアルデヒド480mg(ホルムアルデヒド換算1
6ミリモル)、ジメチルホルムアミド10mL及びトリ
ルテニウムドデカカルボニル4.8mg (0.007
5ミリモル)を仕込み、合成ガス100気圧(CO/H
2 =1/1)を導入した後、230℃で13時間反応
させた。
【0032】反応生成物をガスクロマトグラフィーによ
り分析した結果、2−(m−ベンゾイル)フェニルプロ
ピオニトリルの収率は60.3%であり、m−ベンゾイ
ルフェニルアセトニトリルの転化率は63.9%であっ
た。
【0033】実施例2 パラホルムアルデヒド961mg(ホルムアルデヒド換
算32ミリモル)、反応時間を16時間とした以外は実
施例1と同様に反応及び分析を行った。2−(m−ベン
ゾイル)フェニルプロピオニトリルの収率は89.3%
であり、m−ベンゾイルフェニルアセトニトリルの転化
率は100%であった。
【0034】実施例3 N−メチルピロリドン10mL及びトリルテニウムドデ
カカルボニル4.1mg (0.0064ミリモル)を
仕込み、反応時間を7時間とした以外は実施例1と同様
に反応及び分析を行った。
【0035】2−(m−ベンゾイル)フェニルプロピオ
ニトリルの収率は83.5%であり、m−ベンゾイルフ
ェニルアセトニトリルの転化率は100%であった。
【0036】実施例4 内容積40mLのオートクレーブに、m−(シアノメチ
ル)安息香酸メチル700mg(4ミリモル)、パラホ
ルムアルデヒド480mg(ホルムアルデヒド換算16
ミリモル)、N−メチルピロリドン10mL及びトリル
テニウムドデカカルボニル4.1mg (0.0064
ミリモル)を仕込み、合成ガス100気圧(CO/H2
 =1/1)を導入した後230℃で6時間反応させた
【0037】反応生成物をガスクロマトグラフィーによ
り分析した結果、(1−シアノエチル)安息香酸メチル
の収率は35.1%であり、(1−シアノエチル)安息
香酸の収率は53.5%であった。
【0038】実施例5 m−(シアノメチル)安息香酸メチルの代わりにm−(
シアノメチル)安息香酸644mg(4ミリモル)を使
用し、反応時間を10時間とした以外は実施例4と同様
に反応及び分析を行った。
【0039】m−(1−シアノエチル)安息香酸の収率
は29.4%であり、m−(シアノメチル)安息香酸の
転化率は64.5%であった。
【0040】実施例6 実施例4と全く同様の反応を行った後、反応混合物を取
り出し、これにメタノール10mL、1N−水酸化ナト
リウム水溶液8mLを添加し、40℃にて1時間反応さ
せた。冷却後、濃塩酸を加えpH3とし、メタノールを
減圧下に留去した。更に水30mLを加えて析出し結晶
をろ取後、水洗、乾燥して、(1−シアノエチル)安息
香酸589mgを単離した(収率:84.1%)。
【0041】このものの物性値は以下の通りだった。 融点    143−145℃ NMR(CDCl3 ):δ  1.45(3H,d,
J=7.2Hz),3.75(1H,q,J=7.2H
z),7.02−7.85(4H,m),10.90(
1H,broad  s).
【0042】参考例1 m−(1−シアノエチル)安息香酸1.53gとベンゼ
ン3.07gを合わせ60℃に加熱、溶解させ、塩化チ
オチル1.07gを滴下し反応させた後、ベンゼン及び
過剰分の塩化チオニルを減圧下で除いた。更に、減圧蒸
留し(157〜163℃/3Torr)、淡黄色の油状
物(1.17g)として、m−(1−シアノエチル)安
息香酸クロリドを得た。収率80%。
【0043】更に、塩化アルミニウム1.34gとベン
ゼン3.80gを合わせ、70℃に加熱しておき、これ
にm−(1−シアノエチル)安息香酸クロリド0.97
gを滴下し、反応させた後、氷冷し、水3.34gを滴
下した。分液し、水洗した後、ベンゼンを減圧で除いた
。 更に、減圧で蒸留し(170〜180℃/0.2Tor
r)淡黄色の油状物(1.08g)として2−(m−ベ
ンゾイル) フェニルプロピオニトリルを得た。収率9
2%。 このものは放置すると結晶化した。
【0044】物性値は以下の通りだった。 NMR(CDCl3 ):δ  1.61(3H,d,
J=7Hz),3.98(1H,q,J=7Hz),7
.2−7.9(9H,m).
【0045】参考例2 2−(m−ベンゾイル) フェニルプロピオニトリル0
.83gと70%硫酸1.23gを合わせ、140−1
45℃で2時間加熱した。50−60℃に冷却し、トル
エンと水を加えよく攪拌した後、分液して水洗した。ト
ルエン層から20%水酸化ナトリウム水溶液で抽出した
後、再び酸沈、トルエンを抽出し、2回水洗した。トル
エンを減圧下除いて乾涸させ、放冷して淡黄色結晶0.
77gを得た。収率86%。トルエンで再結晶して得ら
れた精製物の物性値は以下の通りだった。
【0046】m.p.  95−96℃NMR(CDC
l3 ):δ  1.52(3H,d,J=7Hz),
3.77(1H,q,J=7Hz),7.3−7.8(
9H,m),11.6(1H,broad).

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式(I) 〔式中、R2 は、−COOH,−COOR3 ,−C
    OR4 を表し;R3 は炭素原子数1ないし6のアル
    キル基を表し;R4 は炭素原子数1ないし10のアル
    キル基、所望によりハロゲン原子、炭素原子数1ないし
    4のアルキル基または炭素原子数1ないし4のアルコキ
    シ基により置換されてもよいフェニル基、1−ナフチル
    基、2−ナフチル基、2−チエニル基、3−チエニル基
    、2−フリル基または3−フリル基を表し;Zは(炭素
    原子数1ないし2のアルキル)カルボニル基、ベンゾイ
    ル基、フロイル基、テノイル基、シアノ基または(炭素
    原子数1ないし4のアルコキシ)カルボニル基を表す。 〕により表されるフェニル基のメタ位に電子吸引性基を
    有するアリール置換活性メチレン化合物と、 一般式(II) R1 −CHO        (II)〔式中、R1
     は水素原子、炭素原子数1ないし8のアルキル基、フ
    ェニル基、ナフチル基、フェニル−(炭素原子数1ない
    し4のアルキル)−基、2−チエニル基、3−チエニル
    基、2−フリル基または3−フリル基を表す。〕により
    表されるアルデヒド及び合成ガスを、周期律表第VII
    I 族金属触媒の存在下、反応させ、一般式(III 
    ) (式中、R1 及びR2 は上述と同意味である。)で
    表されるモノアルキル化物を生成させることを特徴とす
    るモノアルキル化法。
  2. 【請求項2】  一般式(II)及び一般式(III)
    において、R1 が水素原子を表す請求項1記載のモノ
    アルキル化法。
  3. 【請求項3】  周期律表第VIII 族金属触媒がル
    テニウム化合物、鉄化合物、コバルト化合物から選ばれ
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のモノア
    ルキル化法。
  4. 【請求項4】  ルテニウム化合物が塩化ルテニウム、
    ルテニウムトリスアセチルアセトナート、トリルテニウ
    ムドデカカルボニル、ジクロロトリカルボニルルテニウ
    ム、ジクロロトリス(トリフェニルホスフィン)ルテニ
    ウム、 [(PPh3 )N][HRu3 (CO)11]及び
    [(PPh3 )N][HRu(CO)4 ]から成る
    群から一種以上選ばれた化合物である請求項3記載のモ
    ノアルキル化法。
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