JPH04290658A - 車軸駆動装置 - Google Patents
車軸駆動装置Info
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- JPH04290658A JPH04290658A JP5472891A JP5472891A JPH04290658A JP H04290658 A JPH04290658 A JP H04290658A JP 5472891 A JP5472891 A JP 5472891A JP 5472891 A JP5472891 A JP 5472891A JP H04290658 A JPH04290658 A JP H04290658A
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- Japan
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- axle
- hydraulic motor
- axle case
- case
- hydraulic
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 11
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 10
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- 239000003921 oil Substances 0.000 description 22
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 6
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- 239000004519 grease Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Motor Power Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モアトラクタ等の小型
の走行作業車に付設される車軸駆動装置の潤滑構成に関
する。
の走行作業車に付設される車軸駆動装置の潤滑構成に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車軸駆動装置に関する技術は
公知とされているのである。例えば特開平1−3098
21号公報に記載の技術の如くである。
公知とされているのである。例えば特開平1−3098
21号公報に記載の技術の如くである。
【0003】
【発明が解決すべき課題】上記従来の技術においては、
エンジンに連動連結した立向きの油圧ポンプPと、車軸
に連動連結した横向きの油圧モータMとを、夫々装着し
た略L字形のセンタセクション3を、車軸2L・2Rの
略中心からその長手方向に沿って上下に分割可能な車軸
ケース1に内装固定した車軸駆動装置において、車軸ケ
ース1内には、油圧ポンプPと油圧モータMの作動油を
充填していたのである。故に、油圧モータMの出力部分
から車軸に至る動力伝達経路の潤滑として兼用させ、ギ
アにより構成された動力伝達経路からは、長期使用によ
り鉄粉等の異物が発生し、この異物は油圧ポンプPや油
圧モータMの回転部分や摺動部分に噛み込まれて、これ
らの耐久力を低下させていたのである。本発明は油圧油
圧モータMの出力部分から車軸に至る動力伝達経路の潤
滑を、油圧ポンプPと油圧モータM用の作動油では行わ
ずに、専用の潤滑油を用い、両者が混ざらないようにし
ながらも、車軸ケース1をコンパクトに構成したもので
ある。
エンジンに連動連結した立向きの油圧ポンプPと、車軸
に連動連結した横向きの油圧モータMとを、夫々装着し
た略L字形のセンタセクション3を、車軸2L・2Rの
略中心からその長手方向に沿って上下に分割可能な車軸
ケース1に内装固定した車軸駆動装置において、車軸ケ
ース1内には、油圧ポンプPと油圧モータMの作動油を
充填していたのである。故に、油圧モータMの出力部分
から車軸に至る動力伝達経路の潤滑として兼用させ、ギ
アにより構成された動力伝達経路からは、長期使用によ
り鉄粉等の異物が発生し、この異物は油圧ポンプPや油
圧モータMの回転部分や摺動部分に噛み込まれて、これ
らの耐久力を低下させていたのである。本発明は油圧油
圧モータMの出力部分から車軸に至る動力伝達経路の潤
滑を、油圧ポンプPと油圧モータM用の作動油では行わ
ずに、専用の潤滑油を用い、両者が混ざらないようにし
ながらも、車軸ケース1をコンパクトに構成したもので
ある。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明の解決すべき課題は以上
の如くであり、次に該課題を解決する手段を説明する。 エンジンに連動連結した立向きの油圧ポンプPと、車軸
2に連動連結した横向きの油圧モータMを、夫々装着し
た略L字形のセンタセクション3を、車軸2L・2Rの
略中心からその長手方向に沿って上下に分割可能な車軸
ケース1に内装固定したものにおいて、車軸ケース1内
に油圧ポンプPと油圧モータMとセンタセクション3を
収納し、その作動油を充填するHST変速室45と、油
圧モータMの出力部分から車軸に至る動力伝達経路及び
車軸を収納する車軸駆動室46とに分離する仕切壁Hを
設けると共に、該仕切壁の一部に車軸2を軸受支持させ
たものである。
の如くであり、次に該課題を解決する手段を説明する。 エンジンに連動連結した立向きの油圧ポンプPと、車軸
2に連動連結した横向きの油圧モータMを、夫々装着し
た略L字形のセンタセクション3を、車軸2L・2Rの
略中心からその長手方向に沿って上下に分割可能な車軸
ケース1に内装固定したものにおいて、車軸ケース1内
に油圧ポンプPと油圧モータMとセンタセクション3を
収納し、その作動油を充填するHST変速室45と、油
圧モータMの出力部分から車軸に至る動力伝達経路及び
車軸を収納する車軸駆動室46とに分離する仕切壁Hを
設けると共に、該仕切壁の一部に車軸2を軸受支持させ
たものである。
【0005】
【作用】次に本発明の作用を説明する。即ち、車軸ケー
ス1の内部に、油圧ポンプPと油圧モータMとセンタセ
クション3を収納し、その作動油を充填するHST変速
室45と、油圧モータMの出力部分から車軸2に至る動
力伝達経路及び車軸を収納する車軸駆動室46とに分離
する仕切壁Hを設けたのである。これにより、動力伝達
経路の潤滑には専用の潤滑油を用い、短期間の作動油劣
化を防止して、油圧ポンプPと油圧モータMの耐久性を
向上するのである。
ス1の内部に、油圧ポンプPと油圧モータMとセンタセ
クション3を収納し、その作動油を充填するHST変速
室45と、油圧モータMの出力部分から車軸2に至る動
力伝達経路及び車軸を収納する車軸駆動室46とに分離
する仕切壁Hを設けたのである。これにより、動力伝達
経路の潤滑には専用の潤滑油を用い、短期間の作動油劣
化を防止して、油圧ポンプPと油圧モータMの耐久性を
向上するのである。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。図1は本発
明の車軸駆動装置の上部車軸ケース1aを外した状態の
平面図、図2は同じくA−A断面矢視図、図3は車軸駆
動装置のB−B線矢視断面図、図4は同じくC−C断面
矢視図、図5は同じくD−D断面矢視図、図6は同じく
E−E断面矢視図である。
明の車軸駆動装置の上部車軸ケース1aを外した状態の
平面図、図2は同じくA−A断面矢視図、図3は車軸駆
動装置のB−B線矢視断面図、図4は同じくC−C断面
矢視図、図5は同じくD−D断面矢視図、図6は同じく
E−E断面矢視図である。
【0007】図1から図6に示した実施例の全体的な構
成を説明する。上部車軸ケース1aと下部車軸ケース1
bを上下から接合し、一体的な車軸ケース1としている
。該上部車軸ケース1aと下部車軸ケース1bの接合面
に車軸2L・2Rと油圧モータ軸5の軸受部を構成して
いる。また上部車軸ケース1aからは立向きの軸が3本
上方へ貫通している。油圧ポンプ軸4と変速操作軸8と
中立操作軸9である。該油圧ポンプ軸4が上部車軸ケー
ス1aから突出した部分に入力プーリ20が固定されて
おり、エンジンからの動力が水平巻掛ベルトにより入力
プーリ20に伝達されている。車軸ケース1の内側には
、センタセクション3が固設されている。該センタセク
ション3は、上部車軸ケース1aと下部車軸ケース1b
との接合面であって、上部車軸ケース1aの接合面の下
面側に3本の固定ボルト27・27・27により固定さ
れている。また上部車軸ケース1aと下部車軸ケース1
bとは、複数の締結ボルト42により締結結合されてい
る。
成を説明する。上部車軸ケース1aと下部車軸ケース1
bを上下から接合し、一体的な車軸ケース1としている
。該上部車軸ケース1aと下部車軸ケース1bの接合面
に車軸2L・2Rと油圧モータ軸5の軸受部を構成して
いる。また上部車軸ケース1aからは立向きの軸が3本
上方へ貫通している。油圧ポンプ軸4と変速操作軸8と
中立操作軸9である。該油圧ポンプ軸4が上部車軸ケー
ス1aから突出した部分に入力プーリ20が固定されて
おり、エンジンからの動力が水平巻掛ベルトにより入力
プーリ20に伝達されている。車軸ケース1の内側には
、センタセクション3が固設されている。該センタセク
ション3は、上部車軸ケース1aと下部車軸ケース1b
との接合面であって、上部車軸ケース1aの接合面の下
面側に3本の固定ボルト27・27・27により固定さ
れている。また上部車軸ケース1aと下部車軸ケース1
bとは、複数の締結ボルト42により締結結合されてい
る。
【0008】そして本発明においては、車軸ケース1の
内部に上部車軸ケース1aと下部車軸ケース1bから突
出した仕切壁Hを設け、これを上下で接合して、内部を
HST変速室45と、車軸駆動室46に分割している。 該車軸駆動室46はデフギアケース32を含む空間と、
油圧モータ軸5が突出したブレーキディスク15のスペ
ースも連通されており、HST変速室45と車軸駆動室
46とは、仕切壁Hとオイルシール44により分離され
ている。該オイルシール44は油圧モータ軸5の上に介
装されている。HST変速室45内の潤滑油は、オイル
フィルタ10を介して油圧ポンプP内に吸引され、HS
T変速装置の作動油を兼用している。しかし、車軸駆動
室46内のグリース油は仕切壁Hとオイルシール44に
より、分離されているので、HST変速室45に流入す
ることは無いのである。
内部に上部車軸ケース1aと下部車軸ケース1bから突
出した仕切壁Hを設け、これを上下で接合して、内部を
HST変速室45と、車軸駆動室46に分割している。 該車軸駆動室46はデフギアケース32を含む空間と、
油圧モータ軸5が突出したブレーキディスク15のスペ
ースも連通されており、HST変速室45と車軸駆動室
46とは、仕切壁Hとオイルシール44により分離され
ている。該オイルシール44は油圧モータ軸5の上に介
装されている。HST変速室45内の潤滑油は、オイル
フィルタ10を介して油圧ポンプP内に吸引され、HS
T変速装置の作動油を兼用している。しかし、車軸駆動
室46内のグリース油は仕切壁Hとオイルシール44に
より、分離されているので、HST変速室45に流入す
ることは無いのである。
【0009】次にセンタセクション3の構成を説明する
。該センタセクション3は前述の如く、上部車軸ケース
1aと下部車軸ケース1bの接合面の、上部車軸ケース
1aの下面に接当状態で、3本の固定ボルト27・27
・27により固定されている。そしてセンタセクション
3は側面視において、略L字形に構成されており、水平
面を油圧ポンプPのポンプケース6の摺動面とし、垂直
面をモータケース7の摺動面としている。そしてポンプ
ケース6内のポンプシリンダ13が可動斜板11のスラ
スト軸受22に接当して回動することにより、進退して
圧油を吐出すると、この圧油を図1の半月状油路40・
41に案内する。該半月状油路40・41は、センタセ
クション3内の2本の水平油路34・35と連通してお
り、該水平油路34・35は、図4の垂直油路38・3
9と連通している。該垂直油路38・39はセンタセク
ション3の垂直面に開口された半月状油路36・37と
連通している。
。該センタセクション3は前述の如く、上部車軸ケース
1aと下部車軸ケース1bの接合面の、上部車軸ケース
1aの下面に接当状態で、3本の固定ボルト27・27
・27により固定されている。そしてセンタセクション
3は側面視において、略L字形に構成されており、水平
面を油圧ポンプPのポンプケース6の摺動面とし、垂直
面をモータケース7の摺動面としている。そしてポンプ
ケース6内のポンプシリンダ13が可動斜板11のスラ
スト軸受22に接当して回動することにより、進退して
圧油を吐出すると、この圧油を図1の半月状油路40・
41に案内する。該半月状油路40・41は、センタセ
クション3内の2本の水平油路34・35と連通してお
り、該水平油路34・35は、図4の垂直油路38・3
9と連通している。該垂直油路38・39はセンタセク
ション3の垂直面に開口された半月状油路36・37と
連通している。
【0010】該半月状油路36・37から出入りする圧
油が、モータケース7内のモータシリンダ14を出入り
させることにより、該モータシリンダ14が、固定斜板
12のスラスト軸受21に接当しているので、モータケ
ース7と油圧モータ軸5が一体的に回転するのである。 該センタセクション3の水平油路34・35の部分の端
部にチェックバルブケース18・18とチェックバルブ
19・19と、該チェックバルブ19・19を強制的に
開放する強制開放杆17・17が設けられている。該チ
ェックバルブ19・19は、HST変速装置の閉回路内
の作動油が減少した場合において、自動的に開放してオ
イルフィルタ10からの潤滑油を補給するバルブと、中
立操作軸9の操作により、強制開放杆17・17により
強制的に開放連通され、HST変速装置の閉回路を短絡
することにより、油圧モータMの回転を完全に停止する
中立短絡回路を構成するバルブを兼用している。
油が、モータケース7内のモータシリンダ14を出入り
させることにより、該モータシリンダ14が、固定斜板
12のスラスト軸受21に接当しているので、モータケ
ース7と油圧モータ軸5が一体的に回転するのである。 該センタセクション3の水平油路34・35の部分の端
部にチェックバルブケース18・18とチェックバルブ
19・19と、該チェックバルブ19・19を強制的に
開放する強制開放杆17・17が設けられている。該チ
ェックバルブ19・19は、HST変速装置の閉回路内
の作動油が減少した場合において、自動的に開放してオ
イルフィルタ10からの潤滑油を補給するバルブと、中
立操作軸9の操作により、強制開放杆17・17により
強制的に開放連通され、HST変速装置の閉回路を短絡
することにより、油圧モータMの回転を完全に停止する
中立短絡回路を構成するバルブを兼用している。
【0011】中立操作軸9が外部からオペレーターの操
作により回動されることにより、内部の押圧アーム26
が回動し、枢支軸25に枢支された断面視コの字形の左
右操作体16を押圧し、該左右操作体16が、左右の強
制開放杆17・17を同時に押圧して、閉回路を短絡し
、変速を中立にするのである。また前述の垂直油路38
・39に連通する給油管23が、下部車軸ケース1bの
下面から貫通挿入されており、該給油管23は常時はプ
ラグ24により閉鎖されている。また図2に示す如く、
固定斜板12は、その傾斜方向のことなる方向である1
2’の位置に取付可能としている。該固定斜板12から
12’への位置変更により、油圧モータ軸5の回転方向
を変更することが出来るのである。また油圧モータ軸5
の中途部にオイルシール44が介装されており、HST
変速室45と車軸駆動室46の間を分離している。 なお、前記枢支軸25は上部車軸ケース1aと下部車軸
ケース1bを接合面に支持している。
作により回動されることにより、内部の押圧アーム26
が回動し、枢支軸25に枢支された断面視コの字形の左
右操作体16を押圧し、該左右操作体16が、左右の強
制開放杆17・17を同時に押圧して、閉回路を短絡し
、変速を中立にするのである。また前述の垂直油路38
・39に連通する給油管23が、下部車軸ケース1bの
下面から貫通挿入されており、該給油管23は常時はプ
ラグ24により閉鎖されている。また図2に示す如く、
固定斜板12は、その傾斜方向のことなる方向である1
2’の位置に取付可能としている。該固定斜板12から
12’への位置変更により、油圧モータ軸5の回転方向
を変更することが出来るのである。また油圧モータ軸5
の中途部にオイルシール44が介装されており、HST
変速室45と車軸駆動室46の間を分離している。 なお、前記枢支軸25は上部車軸ケース1aと下部車軸
ケース1bを接合面に支持している。
【0012】また油圧モータ軸5の先端はブレーキケー
スに突出されており、ブレーキディスク15が固定され
ている。該ブレーキディスク15はブレーキアーム57
により制動操作される。該ブレーキアーム57にはカム
接当体59が構成されており、該ブレーキアーム57を
回動することにより、上部車軸ケース1aと下部車軸ケ
ース1bの接合面の内側に構成されたカム面58にカム
接当体59が接当して、ブレーキディスク15を押圧す
る方向に移動し、ブレーキアーム57とブレーキディス
ク15が摩擦接当状態となることにより、制動すべく構
成されている。また変速操作軸8は図5に示す如く、L
形に曲がったテコ操作アーム28を固定しており、該テ
コ操作アーム28の先端に、回動斜板11を回動する操
作テコ29が固定されている。
スに突出されており、ブレーキディスク15が固定され
ている。該ブレーキディスク15はブレーキアーム57
により制動操作される。該ブレーキアーム57にはカム
接当体59が構成されており、該ブレーキアーム57を
回動することにより、上部車軸ケース1aと下部車軸ケ
ース1bの接合面の内側に構成されたカム面58にカム
接当体59が接当して、ブレーキディスク15を押圧す
る方向に移動し、ブレーキアーム57とブレーキディス
ク15が摩擦接当状態となることにより、制動すべく構
成されている。また変速操作軸8は図5に示す如く、L
形に曲がったテコ操作アーム28を固定しており、該テ
コ操作アーム28の先端に、回動斜板11を回動する操
作テコ29が固定されている。
【0013】油圧ポンプPの容量よりも油圧モータMの
容量を大きく設定してあり、よって油圧ポンプ軸4の回
転数よりも油圧モータ軸5の回転数は減速される。この
油圧モータ軸5に刻設したギア30でデフリングギア3
1が駆動される。該デフリングギア31内にデフギア装
置が構成され左右の車軸2L・2Rが支持されている。 前記上部車軸ケース1aと下部車軸ケース1bにはデフ
リングギア31を嵌め込める凹部を形成してあり、その
凹部側面にデフリングギア31の側面が接当することに
よりその左右方向の位置決めとしている。
容量を大きく設定してあり、よって油圧ポンプ軸4の回
転数よりも油圧モータ軸5の回転数は減速される。この
油圧モータ軸5に刻設したギア30でデフリングギア3
1が駆動される。該デフリングギア31内にデフギア装
置が構成され左右の車軸2L・2Rが支持されている。 前記上部車軸ケース1aと下部車軸ケース1bにはデフ
リングギア31を嵌め込める凹部を形成してあり、その
凹部側面にデフリングギア31の側面が接当することに
よりその左右方向の位置決めとしている。
【0014】2個のデフピニオンを枢支する1本のピニ
オン軸はデフリングギア31内に嵌合されており、その
中央部分に筒体を一体形成し左右の車軸2L・2Rを突
き合わせて支持させることにより、デフリングギアの上
下方向の位置決めを行っている。左右の車軸2L・2R
は、車軸ケース1の接合面において、部分的に半円径に
形成した上下の軸受部分により、ブッシュやベアリング
等を用いず、直接支持させている。前記仕切壁Hには、
図5に示すように、車軸2Lの軸受部分を形成している
。車軸2L・2Rが軸受部分において焼き付かないよう
に、車軸ケース1の接合面において軸線方向に沿ってグ
リース溝60が形成されていて、この中に常時グリース
油が充填し車軸2L・2Rとその軸受部分の間に供給さ
れるようにしている。
オン軸はデフリングギア31内に嵌合されており、その
中央部分に筒体を一体形成し左右の車軸2L・2Rを突
き合わせて支持させることにより、デフリングギアの上
下方向の位置決めを行っている。左右の車軸2L・2R
は、車軸ケース1の接合面において、部分的に半円径に
形成した上下の軸受部分により、ブッシュやベアリング
等を用いず、直接支持させている。前記仕切壁Hには、
図5に示すように、車軸2Lの軸受部分を形成している
。車軸2L・2Rが軸受部分において焼き付かないよう
に、車軸ケース1の接合面において軸線方向に沿ってグ
リース溝60が形成されていて、この中に常時グリース
油が充填し車軸2L・2Rとその軸受部分の間に供給さ
れるようにしている。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。即ち、車軸ケース1の
内部に、油圧ポンプPと油圧モータMとセンタセクショ
ン3を収納し、その作動油を充填するHST変速室45
と、油圧モータMの出力部分から車軸2に至る動力伝達
経路及び車軸を収納する車軸駆動室46とに分離する仕
切壁Hを設けたのである。これにより、動力伝達経路の
潤滑には専用の潤滑油を用い、短期間の作動油劣化を防
止して、油圧ポンプPと油圧モータMの耐久性を向上す
るのである。
ような効果を奏するものである。即ち、車軸ケース1の
内部に、油圧ポンプPと油圧モータMとセンタセクショ
ン3を収納し、その作動油を充填するHST変速室45
と、油圧モータMの出力部分から車軸2に至る動力伝達
経路及び車軸を収納する車軸駆動室46とに分離する仕
切壁Hを設けたのである。これにより、動力伝達経路の
潤滑には専用の潤滑油を用い、短期間の作動油劣化を防
止して、油圧ポンプPと油圧モータMの耐久性を向上す
るのである。
【図1】本発明の車軸駆動装置の上部車軸ケース1aを
外した状態の平面図である。
外した状態の平面図である。
【図2】同じくA−A断面矢視図である。
【図3】車軸駆動装置のB−B線矢視断面図である。
【図4】同じくC−C断面矢視図である。
【図5】同じくD−D断面矢視図である。
【図6】同じくE−E断面矢視図である。
P 油圧ポンプ
M 油圧モータ
H 仕切壁
1 車軸ケース
1a 上部車軸ケース
1b 下部車軸ケース
44 オイルシール
45 HST変速室
46 車軸駆動室
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンに連動連結した立向きの油圧
ポンプPと、車軸2に連動連結した横向きの油圧モータ
Mを、夫々装着した略L字形のセンタセクション3を、
車軸2L・2Rの略中心からその長手方向に沿って上下
に分割可能な車軸ケース1に内装固定したものにおいて
、車軸ケース1内に油圧ポンプPと油圧モータMとセン
タセクション3を収納し、その作動油を充填するHST
変速室45と、油圧モータMの出力部分から車軸に至る
動力伝達経路及び車軸を収納する車軸駆動室46とに分
離する仕切壁Hを設けると共に、該仕切壁の一部に車軸
2を軸受支持させたことを特徴とする車軸駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5472891A JPH04290658A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 車軸駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5472891A JPH04290658A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 車軸駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04290658A true JPH04290658A (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=12978867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5472891A Pending JPH04290658A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 車軸駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04290658A (ja) |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP5472891A patent/JPH04290658A/ja active Pending
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