JPH04290205A - 電子部品 - Google Patents
電子部品Info
- Publication number
- JPH04290205A JPH04290205A JP5448291A JP5448291A JPH04290205A JP H04290205 A JPH04290205 A JP H04290205A JP 5448291 A JP5448291 A JP 5448291A JP 5448291 A JP5448291 A JP 5448291A JP H04290205 A JPH04290205 A JP H04290205A
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- JP
- Japan
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- resin
- insulating
- electronic component
- varistor
- thermal shock
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 39
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 19
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 15
- 230000035939 shock Effects 0.000 abstract description 10
- 230000008602 contraction Effects 0.000 abstract description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 2
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンデンサやバリスタ
などの特性要素を絶縁樹脂により外装した電子部品に関
するものである。
などの特性要素を絶縁樹脂により外装した電子部品に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品は電子機器の応用分野の
拡大に伴い、その使用される環境条件もさまざまで、従
来より厳しくなる傾向にある。そして、絶縁樹脂により
外装された電子部品においても以上のような背景により
、従来より厳しい環境条件にも使用できるものが要求さ
れている。
拡大に伴い、その使用される環境条件もさまざまで、従
来より厳しくなる傾向にある。そして、絶縁樹脂により
外装された電子部品においても以上のような背景により
、従来より厳しい環境条件にも使用できるものが要求さ
れている。
【0003】以下に従来のこの種の電子部品として、バ
リスタを例として挙げて説明する。図2は従来のバリス
タの断面を示すものである。図2において、1は外装樹
脂としての絶縁粉体樹脂である。2,3は電極、4はバ
リスタ素子、5,6は外部リード端子である。前記電極
2,3はバリスタ素子4の相対する両面に設けられてお
り、この電極2,3にそれぞれ外部リード端子5,6が
接続されている。そして、電極2,3、バリスタ素子4
、及び外部リード端子5,6の一部を絶縁粉体樹脂1で
被覆している。
リスタを例として挙げて説明する。図2は従来のバリス
タの断面を示すものである。図2において、1は外装樹
脂としての絶縁粉体樹脂である。2,3は電極、4はバ
リスタ素子、5,6は外部リード端子である。前記電極
2,3はバリスタ素子4の相対する両面に設けられてお
り、この電極2,3にそれぞれ外部リード端子5,6が
接続されている。そして、電極2,3、バリスタ素子4
、及び外部リード端子5,6の一部を絶縁粉体樹脂1で
被覆している。
【0004】以上のように構成されたバリスタについて
、以下その動作について説明する。図2において、外部
リード端子5,6の両端に瞬間的に過電圧が加わると、
電極2,3の間にも瞬間的な過電圧が加わり、バリスタ
素子4にも瞬間的な過電圧が加わる。すると、バリスタ
素子4の抵抗値は急激に低下し、電流が流れ、サージを
吸収する。このとき、バリスタ素子4には瞬間的に過大
な電圧が生じるため、バリスタ素子4が大気雰囲気中に
あると、バリスタ素子4の側面で沿面放電現象が生じ、
バリスタ素子4が劣化する恐れがある。そのため、前述
のようにバリスタ素子4は絶縁粉体樹脂1により外装さ
れている。前記絶縁粉体樹脂1は、一般にフェノール系
樹脂やエポキシ系樹脂などが用いられている。これらの
樹脂は気密性がよいため、耐湿性に優れているという特
徴を有している。以上のような機能を有するバリスタは
、各種電気機器,電子機器を瞬間的な異常電圧から保護
することを目的として利用されている。
、以下その動作について説明する。図2において、外部
リード端子5,6の両端に瞬間的に過電圧が加わると、
電極2,3の間にも瞬間的な過電圧が加わり、バリスタ
素子4にも瞬間的な過電圧が加わる。すると、バリスタ
素子4の抵抗値は急激に低下し、電流が流れ、サージを
吸収する。このとき、バリスタ素子4には瞬間的に過大
な電圧が生じるため、バリスタ素子4が大気雰囲気中に
あると、バリスタ素子4の側面で沿面放電現象が生じ、
バリスタ素子4が劣化する恐れがある。そのため、前述
のようにバリスタ素子4は絶縁粉体樹脂1により外装さ
れている。前記絶縁粉体樹脂1は、一般にフェノール系
樹脂やエポキシ系樹脂などが用いられている。これらの
樹脂は気密性がよいため、耐湿性に優れているという特
徴を有している。以上のような機能を有するバリスタは
、各種電気機器,電子機器を瞬間的な異常電圧から保護
することを目的として利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来の構成では、バリスタ素子4と絶縁粉体樹脂1が接
触しており、さらに前記バリスタ素子4と前記絶縁粉体
樹脂1の熱膨張係数に差があるために、周囲雰囲気中の
温度変化が激しい場合、絶縁粉体樹脂1に亀裂が生じる
恐れがあり、熱衝撃性に劣る問題点を有していた。
従来の構成では、バリスタ素子4と絶縁粉体樹脂1が接
触しており、さらに前記バリスタ素子4と前記絶縁粉体
樹脂1の熱膨張係数に差があるために、周囲雰囲気中の
温度変化が激しい場合、絶縁粉体樹脂1に亀裂が生じる
恐れがあり、熱衝撃性に劣る問題点を有していた。
【0006】本発明は、前記従来の問題点を解決するも
ので、熱衝撃性、及び耐湿性に優れた電子部品を提供す
ることを目的とする。
ので、熱衝撃性、及び耐湿性に優れた電子部品を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、電極を有する電子部品素子の前記電極に外
部リード端子を接続し、前記電極,電子部品素子、及び
前記外部リード端子の一部を絶縁液体樹脂により被覆し
、さらに前記絶縁液体樹脂の表面、及び前記外部リード
端子の一部を絶縁粉体樹脂により外装したものである。
に本発明は、電極を有する電子部品素子の前記電極に外
部リード端子を接続し、前記電極,電子部品素子、及び
前記外部リード端子の一部を絶縁液体樹脂により被覆し
、さらに前記絶縁液体樹脂の表面、及び前記外部リード
端子の一部を絶縁粉体樹脂により外装したものである。
【0008】
【作用】この構成によって、熱衝撃による電子部品の特
性要素の体積の膨張・収縮を絶縁液体樹脂が吸収し、ま
た周囲雰囲気中の湿気による影響を絶縁粉体樹脂が防ぐ
ことにより、熱衝撃性及び耐湿性に優れた電子部品を実
現することができる。
性要素の体積の膨張・収縮を絶縁液体樹脂が吸収し、ま
た周囲雰囲気中の湿気による影響を絶縁粉体樹脂が防ぐ
ことにより、熱衝撃性及び耐湿性に優れた電子部品を実
現することができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例として、バ
リスタに実施した例を示すものである。図1において、
1は絶縁粉体樹脂、12は絶縁液体樹脂、13,14は
電極、15はバリスタ素子、16,17は外部リード端
子である。前記電極13,14はバリスタ素子15の相
当する両面に設けられており、この電極13,14にそ
れぞれ外部リード端子16,17が接続されている。そ
して、電極13,14、バリスタ素子15、及び外部リ
ード端子16,17の一部を絶縁液体樹脂12で被覆し
、さらに絶縁液体樹脂12の表面を絶縁粉体樹脂11で
外装している。
しながら説明する。図1は本発明の一実施例として、バ
リスタに実施した例を示すものである。図1において、
1は絶縁粉体樹脂、12は絶縁液体樹脂、13,14は
電極、15はバリスタ素子、16,17は外部リード端
子である。前記電極13,14はバリスタ素子15の相
当する両面に設けられており、この電極13,14にそ
れぞれ外部リード端子16,17が接続されている。そ
して、電極13,14、バリスタ素子15、及び外部リ
ード端子16,17の一部を絶縁液体樹脂12で被覆し
、さらに絶縁液体樹脂12の表面を絶縁粉体樹脂11で
外装している。
【0010】以上のように構成されたバリスタについて
、以下その動作について説明する。図2において、外部
リード端子16,17の両端に瞬間的に過電圧が加わる
と、電極13,14の間にも瞬間的な過電圧が加わり、
バリスタ素子15にも瞬間的な過電圧が加わる。すると
、バリスタ素子15の抵抗値は急激に低下し、電流が流
れ、サージを吸収する。このとき、バリスタ素子15に
は瞬間的に過大な電圧が生じるため、バリスタ素子15
が大気雰囲気中にあると、バリスタ素子15の側面で沿
面放電現象が生じ、バリスタ素子15が劣化する恐れが
ある。そのため、前述のようにバリスタ素子15を絶縁
粉体樹脂11と絶縁液体樹脂12により外装している。
、以下その動作について説明する。図2において、外部
リード端子16,17の両端に瞬間的に過電圧が加わる
と、電極13,14の間にも瞬間的な過電圧が加わり、
バリスタ素子15にも瞬間的な過電圧が加わる。すると
、バリスタ素子15の抵抗値は急激に低下し、電流が流
れ、サージを吸収する。このとき、バリスタ素子15に
は瞬間的に過大な電圧が生じるため、バリスタ素子15
が大気雰囲気中にあると、バリスタ素子15の側面で沿
面放電現象が生じ、バリスタ素子15が劣化する恐れが
ある。そのため、前述のようにバリスタ素子15を絶縁
粉体樹脂11と絶縁液体樹脂12により外装している。
【0011】以上のような構造をもつバリスタは、熱衝
撃によるバリスタ素子15の体積の膨張・収縮を絶縁液
体樹脂12が吸収し、周囲雰囲気中の湿気を絶縁粉体樹
脂11が防ぐため、熱衝撃性及び耐湿性の点で優れてい
る。
撃によるバリスタ素子15の体積の膨張・収縮を絶縁液
体樹脂12が吸収し、周囲雰囲気中の湿気を絶縁粉体樹
脂11が防ぐため、熱衝撃性及び耐湿性の点で優れてい
る。
【0012】なお、本発明はバリスタ以外のその他の電
子部品においても適用できることは言うまでもない。
子部品においても適用できることは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明は、電極を有する電
子部品素子の前記電極に外部リード端子が接続された素
子部品を、前記電極,電子部品素子、及び前記外部リー
ド端子に一部を絶縁液体樹脂により被覆し、さらに前記
絶縁液体樹脂の表面、及び前記外部リード端子の一部を
絶縁粉体樹脂により外装することにより、熱衝撃性及び
耐湿性の点で優れた電子部品を実現できるものである。
子部品素子の前記電極に外部リード端子が接続された素
子部品を、前記電極,電子部品素子、及び前記外部リー
ド端子に一部を絶縁液体樹脂により被覆し、さらに前記
絶縁液体樹脂の表面、及び前記外部リード端子の一部を
絶縁粉体樹脂により外装することにより、熱衝撃性及び
耐湿性の点で優れた電子部品を実現できるものである。
【図1】本発明の電子部品の実施例として挙げたバリス
タの断面図
タの断面図
【図2】従来の絶縁粉体樹脂により外装した電子部品の
例として挙げたバリスタの断面図
例として挙げたバリスタの断面図
11 絶縁粉体樹脂
12 絶縁液体樹脂
13,14 電極
15 バリスタ素子
16,17 外部リード端子
Claims (1)
- 【請求項1】電極を有する電子部品素子の前記電極に外
部リード端子が接続され、前記電極,電子部品素子、及
び前記外部リード端子の一部を絶縁液体樹脂により被覆
し、さらに前記絶縁液体樹脂の表面、及び前記外部リー
ド端子の一部を絶縁粉体樹脂により外装した電子部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5448291A JPH04290205A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 電子部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5448291A JPH04290205A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 電子部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04290205A true JPH04290205A (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=12971881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5448291A Pending JPH04290205A (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 電子部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04290205A (ja) |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP5448291A patent/JPH04290205A/ja active Pending
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