JPH042897B2 - - Google Patents

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JPH042897B2
JPH042897B2 JP30672789A JP30672789A JPH042897B2 JP H042897 B2 JPH042897 B2 JP H042897B2 JP 30672789 A JP30672789 A JP 30672789A JP 30672789 A JP30672789 A JP 30672789A JP H042897 B2 JPH042897 B2 JP H042897B2
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mirror
polygon mirror
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JP30672789A
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  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光走査装置のジツタ測定器の測定精度
検証機構に関するものである。
(従来の技術) 光走査装置の回転精度の測定方法は例として光
走査装置に回転多面鏡を用いた場合通常次のよう
に行われる。
第2図に示すようにモータMにより駆動される
回転多面鏡22にレーザ光源1よりのビームL1
を反射ミラ21で反射せしめて照射し、回転多面
鏡22の回転により走査された反射ビームLb1,
Lb2を回転多面鏡22に対して所定の見込角θ
を有するように配置された2つの光デイテクタ2
3a,23bで順次に受けてトリガ信号s1,s
2を得る。この2つのトリガ信号s1,s2をカ
ウンタ24へ順次入力することにより反射ビーム
Lb1,Lb2が2つの光デイテクタ23a,23
bをそれぞれ走査する平均時間tおよび走査時間
の変動量Δtが得られる。これにより回転多面鏡
のジツタJが(Δt/t)として求められる。
(発明が解決しようとする課題) 以上説明したような回転多面鏡のジツタ測定装
置においては見込角θが変動しないことが必要で
あるが、実際には光デイテクタ23a,23bを
取付けている物体の温度変化による伸縮、振動、
光路上の空気屈折率の変化等で見込角θが変動す
ることは避けられない。そのためこの見込角θの
変動量以上の精度で走査時間t、及びΔtを計測
してもジツタ測定器全体の精度は上がらない。例
えば、ジツタが30ppm以下の性能を持つ光走査装
置について外乱による見込角の変動が50ppm以上
もある測定器で測定した結果が信じるに足らない
ものであることは言うまでもない。そこでこの見
込角θの変動量を正確に計測する必要があるが、
その計測の有効な方法は提案されていなかつた。
本発明は以上の問題点を解決することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本発明は前述の目的を達成するためになされた
もので、実施例に対応する第1図で説明すると、
第1の発明では、光源1から出射された光ビーム
L1をモータで駆動される回転多面鏡22に入射
させ、回転多面鏡22の回転により走査された反
射ビームLb1,Lb2を回転多面鏡22に対して
所定の見込角θを有するように配置された2つの
光デイテクタ23a,23bに入射せしめて、ジ
ツタを測定する光走査装置のジツタ測定装置にお
いて、 回転多面鏡22に替えて半透明鏡4を、光デイ
テクタ23a,23bに替えてビーム位置センサ
5b,5cをそれぞれ設け、上記光源1から出射
された光ビームL1の半透明鏡4で透過された光
ビームL3と反射された光ビームL4とが上記見
込角θを有して上記ビーム位置センサ5b,5c
に入射するように構成したものである。
第2の発明では、光源1から半透明鏡4の間に
ビームスプリツタ2を設け、分けられた光ビーム
の片方L2を直接ビーム位置センサ5aに入射さ
せるように構成したものである。
(作 用) 本発明においては、光ビームL1を走査する走
査点に設けられた半透明鏡4に入射させ、その透
過した光ビームL3及び反射した光ビームL4を
それぞれビーム位置センサ5b,5cに照射す
る。この状態で本来止まつているはずの光ビーム
L3,L4が外乱等により変動を起こすとする
と、ビーム位置センサ5b,5cにより光ビーム
L3,L4の位置変動量が検出でき、さらにビー
ムスプリツタ2をレーザ光源1と半透明鏡4の間
に設け、光ビームL1を入射させて光ビームL1
の一部を分けて得られたビームL2をビーム位置
センサ5aに入射する構成としたので、レーザ光
源1の変動量を検出し前記位置変動量の校正をす
ることができる。
外乱成分には治具の伸縮、振動、空気屈折率の
変化、塵等が考えられるが、本発明の構成ではそ
れらの外乱成分によるビームの位置の変動量を総
合的に測定でき、それによりジツタ測定器の外乱
を推定し精度の検証が行える。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を説
明する。
第1図は本発明にかかるジツタ測定精度検証機
構の構成図である。
レーザ光源1より出たビームL1は第2図の回
転多面鏡22の走査点に設けられた半透明鏡4
で、一部透過し、残りは反射する。透過した光ビ
ームL3及び反射した光ビームL4は、第2図の
光デイテクタ23a,23bが置かれるべき位置
に設けられたビーム位置センサ5b,5cにそれ
ぞれ入射するようになつている。ここで例えば、
温度変化により半透明鏡4、ビーム位置センサ5
b,5cを固定している部材が全体的に伸びた場
合、光ビームL3,L4の見込角θは伸びる前と
相似になるため変化しないが、温度変化が部分的
に発生してビーム位置センサ5b,5cの間隔が
半透明鏡4からビーム位置センサ5b,5cまで
の間隔より大きな割合で伸びた場合、光ビームL
3,L4のなす見込角度が変化しないにもかかわ
らず、ビーム位置センサ5bの出力は図に示す座
標の+方向に、ビーム位置センサ5cの出力は一
方向に振れることになる。例えば、ビーム位置セ
ンサ5b,5cを固定している鉄材が他の部分よ
り温度が摂氏1度上昇した場合、ビーム位置セン
サ5b,5c間の距離をSとすると距離Sは約
15ppm増加する。例えばS=300mmとするとビー
ム位置センサ5b,5cの出力はそれぞれ+
2μm、−2μmとなる。つまり、ビーム位置センサ
5b,5cの出力差が4μm程度変化した場合ジツ
タ測定における外乱が15ppm位であろうと予想で
きる。また他にも治具の振動、空気屈折率の変
化、空気中の塵等の影響によつても各センサの出
力は+や−に振れる。これらの静止状態における
ビーム位置センサの出力をジツタに換算すること
により、このジツタ測定器のノイズ成分を推定で
き、精度の限界を知ることができる。
さらにビームスプリツタ2をレーザ光源1と半
透明鏡4の間に設け、光ビームL1を入射させて
光ビームL1の一部を分けて得られたビームL2
をビーム位置センサ5aに入射する構成とし、レ
ーザ光源1の変動による、前記光ビームL1の傾
きを測定する。一方、前記半透明鏡4により分け
られた光ビームL3,L4もレーザ光源1の変動
により傾き、それがビーム位置センサ5b,5c
により検出できる。従つてビーム位置センサ5
b,5cにより検出された量から前記ビーム位置
センサ5aにより検出された量を差し引くことに
より、レーザ光源1の変動によるレーザビームL
1の傾きが補正される。例えばレーザ光源1に
HeNeレーザを用いた場合通常のHeNeレーザで
は、10秒程度の出射ビームの傾きの変動が有るこ
とが知られているが、もし光ビームL1が図に示
す座標の一方向に10秒傾いたとするとL3も一方
向に10秒傾くが、光ビームL4は図の+方向に10
秒傾くので見込角θは20秒拡がつてしまう。この
とき光ビームL2も+方向に10秒傾くのでビーム
位置センサ5aの出力から光ビームL2の傾きを
算出し、見込角θの変動分を差し引けば光源の影
響を受けずにノイズ成分を算出することができ
る。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば光走
査装置のジツタ測定において光走査装置に起因し
ない誤差成分のみを測定することができるのでジ
ツタ測定装置の測定精度の向上に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は
従来例の構成図である。 1…レーザ光源、2…ビームスプリツタ、4…
半透明鏡、5a,5b,5c…ビーム位置セン
サ、21…反射ミラ、22…回転多面鏡、23
a,23b…光デイテクタ、24…カウンタ、L
1,L2,L3,L4…光ビーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光源1から出射された光ビームL1をモータ
    で駆動される回転多面鏡22に入射させ、回転多
    面鏡22の回転により走査された反射ビームLb
    1,Lb2を回転多面鏡22に対して所定の見込
    角θを有するように配置された2つの光デイテク
    タ23a,23bに入射せしめて、ジツタを測定
    する光走査装置のジツタ測定装置において、 上記回転多面鏡22に替えて半透明鏡4を、光
    デイテクタ23a,23bに替えてビーム位置セ
    ンサ5b,5cをそれぞれ設け、上記光源1から
    出射された光ビーム1の半透明鏡4で透過された
    光ビームL3と反射された光ビームL4とが上記
    見込角θを有して上記ビーム位置センサ5b,5
    cに入射するように構成したことを特徴とする光
    走査装置のジツタ測定装置の精度検証機構。 2 光源1から半透明鏡4の間にビームスプリツ
    タ2を設け、分けられた光ビームの片方L2を直
    接ビーム位置センサ5aに入射させる構成とした
    ことを特徴とする請求項1記載の光走査装置のジ
    ツタ測定装置の精度検証機構。
JP30672789A 1989-11-28 1989-11-28 光走査装置のジッタ測定装置の精度検証機構 Granted JPH03167437A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30672789A JPH03167437A (ja) 1989-11-28 1989-11-28 光走査装置のジッタ測定装置の精度検証機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP30672789A JPH03167437A (ja) 1989-11-28 1989-11-28 光走査装置のジッタ測定装置の精度検証機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03167437A JPH03167437A (ja) 1991-07-19
JPH042897B2 true JPH042897B2 (ja) 1992-01-21

Family

ID=17960572

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JP30672789A Granted JPH03167437A (ja) 1989-11-28 1989-11-28 光走査装置のジッタ測定装置の精度検証機構

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JPH03167437A (ja) 1991-07-19

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