JPH07181006A - レーザ測長器 - Google Patents

レーザ測長器

Info

Publication number
JPH07181006A
JPH07181006A JP32847293A JP32847293A JPH07181006A JP H07181006 A JPH07181006 A JP H07181006A JP 32847293 A JP32847293 A JP 32847293A JP 32847293 A JP32847293 A JP 32847293A JP H07181006 A JPH07181006 A JP H07181006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light spot
spot position
light
laser
correction coefficient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32847293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Eda
幸夫 江田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP32847293A priority Critical patent/JPH07181006A/ja
Publication of JPH07181006A publication Critical patent/JPH07181006A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、レーザ光の光軸方向と移動体の移
動方向との間の余弦誤差を補正することにより、アライ
メント作業の時間短縮を図る。 【構成】 偏光ビームスプリッタ(13)及びコーナキ
ューブ(14)の間に固定して配置され、コーナキュー
ブに反射されるレーザ光の光点位置を検出する光点位置
検出手段(15)と、移動体の移動に対応して光点位置
検出手段により検出される光点位置が変化するとき、当
該光点位置の変化量を検出する位置変化量検出手段(1
6)と、移動体の移動量及び位置変化量検出手段により
検出される光点位置の変化量に基づいて、移動量に対す
る余弦誤差の補正係数を算出する補正係数算出手段(1
6)と、補正係数算出手段により算出された補正係数に
基づいて、測定した移動量を補正する余弦誤差補正手段
(22)とを備えたレーザ測長器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体(ステージ)の
高精度位置決めに利用されるレーザ測長器に係わり、特
にレーザ光とステージの移動方向とのアライメントの不
完全さから発生する余弦誤差を補正することにより、ア
ライメントの時間を短縮し得るレーザ測長器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザ測長器のレーザ光と直線
移動するステージとの直線軌道の平行度の不完全さによ
る余弦誤差を低減するために2つの方法がある。図5は
係る方法に適用されるレーザ測長器の構成を示す図であ
る。
【0003】このレーザ測長器は、レーザ1から出射し
たレーザ光が干渉計2の偏光ビームスプリッタ(PB
S)3に入射するときに反射光及び透過光に分離され、
透過したレーザ光が該光軸に略平行に直線移動する移動
体に固定されたコーナキューブ4に入射する。コーナキ
ューブ4は干渉計2から入射されたレーザ光を変位させ
て方向を反転させ、干渉計2の偏光ビームスプリッタ3
に入射する。
【0004】一方、偏光ビームスプリッタ3で反射され
た反射光は干渉計2に内蔵されたコーナキューブ5によ
り方向が反転されて偏光ビームスプリッタ3に入射す
る。偏光ビームスプリッタ3では、移動体のコーナキュ
ーブ4に反転されたレーザ光と、干渉計2のコーナキュ
ーブ5に反転されたレーザ光とが再結合する。再結合し
たレーザ光は干渉計2から出射されて干渉光検出器6に
入射する。
【0005】干渉光検出器6は図示しないチェックピン
が設けられ、入射するレーザ光の位置に対応して電圧計
7に電圧を表示させている。このようなレーザ測長器に
おいては、移動体に固定されたコーナキューブ4の直線
軌道とレーザ光とが角度θをなす場合、コーナキューブ
4が距離Lだけ移動することにより、干渉光検出器6上
では光点の位置がΔxだけ変化する。ここで、レーザ測
長器による測長値をLとし、コーナキューブ4の真の移
動距離をLoとする場合、ε=L−Loを余弦誤差とい
う。
【0006】従って、余弦誤差を低減するための第1の
方法として、距離Lが大きい場合、Δxも大きくなるこ
とから、目視でΔxを確認し、このΔxを小さくするよ
うにレーザ1の角度が調節されている。
【0007】また、余弦誤差を低減するための第2の方
法として、距離Lが小さい場合、Δxの影響によって電
圧計7の指示値が変化することから、この指示値を所定
の変動範囲に入れるようにレーザ1の角度が調節されて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うなレーザ測長器では、干渉光検出器6におけるレーザ
光の光点位置の変化量Δxを目視又は電気的に検出し、
このΔxを小さくするようにレーザ1の角度を繰り返し
調節してアライメントを行うので、アライメント作業に
時間がかかるという問題がある。
【0009】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、レーザ光の光軸方向と移動体の移動方向との間の余
弦誤差を補正することにより、アライメント作業の時間
を短縮し得るレーザ測長器を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、コーナキューブを有して直進移動をする移動体に対
し、前記コーナキューブに偏光ビームスプリッタを通し
てレーザ光を照射すると共に、当該コーナキューブに反
射されるレーザ光に基づいて、前記コーナキューブの移
動量を測定するレーザ測長器において、前記偏光ビーム
スプリッタ及び前記コーナキューブの間に固定して配置
され、当該コーナキューブに反射されるレーザ光の光点
位置を検出する光点位置検出手段と、前記移動体の移動
に対応して前記光点位置検出手段により検出される光点
位置が変化するとき、当該光点位置の変化量を検出する
位置変化量検出手段と、前記移動体の移動量及び前記位
置変化量検出手段により検出される光点位置の変化量に
基づいて、前記移動量に対する余弦誤差の補正係数を算
出する補正係数算出手段と、この補正係数算出手段によ
り算出された補正係数に基づいて、前記測定した移動量
を補正する余弦誤差補正手段とを備えたレーザ測長器で
ある。
【0011】また、請求項2に対応する発明は、直進移
動をする移動体に対し、前記移動体に偏光ビームスプリ
ッタを通してレーザ光を照射することにより、前記移動
体の移動量を測定するレーザ測長器において、前記移動
体に取付けられ、前記偏光ビームスプリッタから受ける
レーザ光の光点位置を検出する光点位置検出手段と、前
記移動体の移動に対応して前記光点位置検出手段により
検出される光点位置が変化するとき、当該光点位置の変
化量を検出する位置変化量検出手段と、前記移動体の移
動量及び前記位置変化量検出手段により検出される光点
位置の変化量に基づいて、前記移動量に対する余弦誤差
の補正係数を算出する補正係数算出手段と、この補正係
数算出手段により算出された補正係数に基づいて、前記
測定した移動量を補正する余弦誤差補正手段とを備えた
レーザ測長器である。
【0012】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、偏光ビームスプリッタ及び
コーナキューブの間に固定して配置された光点位置検出
手段がコーナキューブに反射されるレーザ光の光点位置
を検出し、移動体の移動に対応して光点位置検出手段に
より検出される光点位置が変化するとき、位置変化量検
出手段がこの光点位置の変化量を検出し、補正係数算出
手段が移動体の移動量及び位置変化量検出手段により検
出される光点位置の変化量に基づいて、移動量に対する
余弦誤差の補正係数を算出し、余弦誤差補正手段がこの
補正係数算出手段により算出された補正係数に基づい
て、測定した移動量を補正するので、レーザ光の光軸方
向と移動体の移動方向との間の余弦誤差を補正すること
により、アライメント作業の時間を短縮することができ
る。
【0013】また、請求項2に対応する発明は、移動体
に取付けられた光点位置検出手段が、偏光ビームスプリ
ッタから受けるレーザ光の光点位置を検出し、位置変化
量検出手段が、移動体の移動に対応して光点位置検出手
段により検出される光点位置が変化するとき、当該光点
位置の変化量を検出し、補正係数算出手段が、移動体の
移動量及び位置変化量検出手段により検出される光点位
置の変化量に基づいて、移動量に対する余弦誤差の補正
係数を算出し、余弦誤差補正手段が、この補正係数算出
手段により算出された補正係数に基づいて、測定した移
動量を補正するので、請求項1に対応する作用と同様の
作用を奏することができ、且つ構成を簡略化することが
できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の第1の実施例に係るレーザ
測長器の構成を示す図であり、図2はこのレーザ測長器
に適用される光点位置検出器の構成を示す図である。
【0015】このレーザ測長器においては、レーザ11
から出射したレーザ光が干渉計12の偏光ビームスプリ
ッタ13に入射するときに反射光(参照光)及び透過光
(測長光)に分離され、透過したレーザ光が該光軸に略
平行に直線移動する移動体に固定されたコーナキューブ
(移動鏡)14に入射する。コーナキューブ14は干渉
計12から入射されたレーザ光を変位させて方向を反転
させ、光点位置検出器15を介して干渉計12の偏光ビ
ームスプリッタ13に入射する。
【0016】光点位置検出器15は偏光ビームスプリッ
タ13及びコーナキューブ14の間の干渉計12側部に
固定して配置され、コーナキューブ14の移動に対応し
て光点位置xを逐次求め、このxを示す光点位置情報を
余弦誤差補正係数算出部16に送出するものであり、例
えば図2に示すように、コーナキューブ14から反転さ
れたレーザ光をハーフミラー17により分離して一方の
レーザ光を干渉計12に入射し、他方のレーザ光を光点
位置検出素子18に入射する構成となっている。なお、
この光点位置検出素子18が光点位置xを求める機能を
もち、例えばPSD(position sensitive light detec
tor )、ラインセンサ又は4分割PD(photo detecto
r)が使用可能である。
【0017】一方、干渉計12の偏光ビームスプリッタ
13で反射された反射光は干渉計12に内蔵されたコー
ナキューブ19により方向が反転されて偏光ビームスプ
リッタ13に入射する。
【0018】偏光ビームスプリッタ13では、移動体の
コーナキューブ14に反転されたレーザ光と、干渉計1
2のコーナキューブ19に反転されたレーザ光とが再結
合する。再結合したレーザ光は干渉計12から出射され
て干渉光検出器20に入射する。
【0019】干渉光検出器20は干渉縞を光電検出して
得られる強弱の信号をカウンタ部21に送出するもので
ある。カウンタ部21は干渉光検出器20から受ける強
弱の信号を計数し、計数結果に基づいて測長値Lを求
め、この測長値Lを余弦誤差補正部22及び余弦誤差補
正係数算出部16に送出するものである。
【0020】余弦誤差補正係数算出部16は光点位置検
出器15から受ける光点位置情報に基づいて移動体の移
動に伴う光点位置の変化量Δxを求め、且つこの変化量
Δx及びカウンタ部21から受ける測長値Lに基づいて
余弦誤差補正係数αを算出し、この余弦誤差補正係数α
を余弦誤差補正部22に送出するものである。なお、余
弦誤差補正係数αはLo=L/cosθ=αLであり、
且つΔx=Loθ=Lθの関係から算出可能となってい
る。すなわち、α=1/cos(Δx/L)として算出
されている。
【0021】余弦誤差補正部22はカウンタ部21から
受ける測長値Lを余弦誤差補正係数算出部16から受け
る余弦誤差補正係数αで補正するものである。次に、以
上のように構成されたレーザ測長器の動作を説明する。
【0022】レーザ11から出射されるレーザ光は干渉
計12に入射し、干渉計12内の偏光ビームスプリッタ
(PBS)13により参照光と測長光に分岐される。測
長光は移動体に固定されたコーナキューブ14にて反射
される。
【0023】ここで、コーナキューブ14の直線軌道と
測長光のレーザ光軸が角度θをなしている場合、コーナ
キューブ14が点Aから点Bまでの距離Lだけ移動する
ことにより、測長光のコーナキューブ14による反射光
の光点位置はΔxだけ横ずれする。
【0024】光点位置検出器15はこの光点位置xを示
す光点位置情報を余弦誤差補正係数算出部16に送出す
る。一方、カウンタ部21はコーナキューブ14が距離
Lだけ移動することにより、干渉光検出器20から受け
る強弱の信号を計数して測長値Lを求め、この測長値L
を余弦誤差補正係数算出部16に送出する。
【0025】余弦誤差係数算出部16は光点位置xの変
化量Δxを求めると共に、測長値L及びα=1/cos
(Δx/L)の式に基づいて余弦誤差補正係数αを算出
し、この余弦誤差補正係数αを余弦誤差補正部22に送
出する。
【0026】余弦誤差補正部22はこの余弦誤差補正係
数αを測長値Lに掛け算して真の移動距離Loを算出す
る。上述したように第1の実施例によれば、コーナキュ
ーブ14の反射光軸上に配置された光点位置検出器15
がコーナキューブ14に反射されるレーザ光の光点位置
を検出し、余弦誤差補正係数算出部16が、移動体の移
動に対応して光点位置検出器15により検出される光点
位置xが変化するとき、この光点位置の変化量Δxを検
出し、且つこの光点位置の変化量Δx及び移動体の移動
量に基づいて、移動量に対する余弦誤差の補正係数αを
算出し、余弦誤差補正部22がこの余弦誤差補正係数算
出部16により算出された補正係数に基づいて、測定し
た移動量を補正するので、レーザ光の光軸方向と移動体
の移動方向との間の余弦誤差を補正することにより、ア
ライメント作業の時間を短縮することができる。
【0027】また、余弦誤差を低減するためのアライメ
ントが比較的ラフでも良くなるため、アライメント作業
を簡便に、効率良く行うことができる。次に、本発明の
第2の実施例に係るレーザ測長器について図面を用いて
説明する。図3はこのレーザ測長器の構成を示す図であ
り、図4はこのレーザ測長器に適用される光点位置検出
器の構成を示す図であって、図1と同一部分には同一符
号を付し、ほぼ同一部分にはaの添字を付してその詳し
い説明は省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。
【0028】すなわち、本実施例のレーザ測長器は、図
1及び図2に示す光点位置検出器15に代えて、移動体
上の所定の位置に着脱自在に取付けられた光点位置検出
器15aを備えている。
【0029】この光点位置検出器15aは、図4に示す
ように、図2に示す光点位置検出器15からハーフミラ
ー17を省略し、且つ光点位置検出素子18aをコーナ
キューブ14からの反射光軸上に配置した構成となって
いる。なお、この光点位置検出器15aは所望により移
動体の任意の位置に取付け可能であり、例えば移動体が
コーナーキューブをもたない場合、移動体における偏光
ビームスプリッタ13の透過光軸上の所定位置に配置さ
れる。また、この光点位置検出器15aは移動体に固定
的に取付けてもよい。
【0030】また、この光点位置検出素子18aに接続
された余弦誤差補正係数算出部16aは、本実施例装置
に着脱自在に設けられ、図示しない入力部から余弦誤差
補正係数αの算出用の測長値が設定可能に構成されてい
る。
【0031】ここで、レーザ11から出射されたレーザ
光は、干渉計12内の偏光ビームスプリッタにより参照
光と測長光に分離され、測長光が移動体に向かう。ま
た、移動体の移動に伴って光点位置検出器15aは光点
位置xを示す光点位置情報を余弦誤差補正係数算出部1
6aに送出し、余弦誤差補正係数算出部16aは、前述
同様に、余弦誤差補正係数αを算出する。この余弦誤差
補正係数αは余弦誤差補正部22に記憶される。
【0032】しかる後、光点位置検出器15a及び余弦
誤差補正係数算出部16aは、操作者の操作により、本
実施例装置から取り外される。これにより、コーナキュ
ーブ14から反転したレーザ光は干渉計12に入射可能
となる。
【0033】以下、前述した通り、移動体の移動に伴っ
て干渉光検出器20及びカウンタ部21で求められる測
長値Lを余弦誤差補正部22が余弦誤差補正係数αによ
り補正して真の移動距離Loを算出する。
【0034】上述したように第2の実施例によれば、光
点位置検出器15aを着脱自在に設けたことにより、第
1の実施例の効果に加え、光点位置検出器15aをアラ
イメント時だけ使用するようにしたことから、レーザ測
長器を組み込んだ他の装置の余弦誤差補正係数αを算出
する場合にも光点位置検出器15aを再度使用できるた
め、レーザ測長器を組み込んだ他の装置の費用を低減さ
せることができる。
【0035】なお、上記第1の実施例では、光点位置検
出器15及び余弦誤差補正係数算出部16を取り外さな
い場合について説明したが、これに限らず、第2の実施
例と同様に、余弦誤差補正係数αを算出した後、光点位
置検出器15及び余弦誤差補正係数算出部16を取り外
す構成としても、本発明を同様に実施して同様の効果を
得ることができる。
【0036】また、上記第1の実施例では、測長値をカ
ウンタ部21から余弦誤差補正係数算出部16に与える
場合について説明したが、これに限らず、第2の実施例
と同様に、測長値Lを入力部(図示せず)から余弦誤差
補正係数算出部16に与える構成としても、本発明を同
様に実施して同様の効果を得ることができる。
【0037】さらに、上記第2の実施例では、コーナキ
ューブを有する移動体の場合について説明したが、これ
に限らず、コーナーキューブを持たない移動体であって
も、光点位置検出器15aを偏光ビームスプリッタ13
の透過光軸上における移動体上の所定位置に配置するこ
とにより、本発明を同様に実施して同様の効果を得るこ
とができる。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、偏光ビームスプリッタ及びコーナキューブの間に
固定して配置された光点位置検出手段がコーナキューブ
に反射されるレーザ光の光点位置を検出し、移動体の移
動に対応して光点位置検出手段により検出される光点位
置が変化するとき、位置変化量検出手段がこの光点位置
の変化量を検出し、補正係数算出手段が移動体の移動量
及び位置変化量検出手段により検出される光点位置の変
化量に基づいて、移動量に対する余弦誤差の補正係数を
算出し、余弦誤差補正手段がこの補正係数算出手段によ
り算出された補正係数に基づいて、測定した移動量を補
正するので、レーザ光の光軸方向と移動体の移動方向と
の間の余弦誤差を補正することにより、アライメント作
業の時間を短縮できるレーザ測長器を提供できる。
【0039】また、請求項2の発明によれば、移動体に
取付けられた光点位置検出手段が、偏光ビームスプリッ
タから受けるレーザ光の光点位置を検出し、位置変化量
検出手段が、移動体の移動に対応して光点位置検出手段
により検出される光点位置が変化するとき、当該光点位
置の変化量を検出し、補正係数算出手段が、移動体の移
動量及び位置変化量検出手段により検出される光点位置
の変化量に基づいて、移動量に対する余弦誤差の補正係
数を算出し、余弦誤差補正手段が、この補正係数算出手
段により算出された補正係数に基づいて、測定した移動
量を補正するので、請求項1の効果と同様の効果を奏す
ることができ、且つ構成を簡略化できるレーザ測長器を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るレーザ測長器の構
成を示す図。
【図2】同実施例における光点位置検出器の構成を示す
【図3】本発明の第2の実施例に係るレーザ測長器の構
成を示す図。
【図4】同実施例における光点位置検出器の構成を示す
図。
【図5】従来のレーザ測長器の構成を示す図。
【符号の説明】
11…レーザ、12…干渉計、13…偏光ビームスプリ
ッタ、14,19…コーナキューブ、15,15a…光
点位置検出器、16,16a…余弦誤差補正係数算出
部、17…ハーフミラー、18,18a…光点位置検出
素子、20…干渉光検出器、21…カウンタ部、22…
余弦誤差補正部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コーナキューブを有して直進移動をする
    移動体に対し、前記コーナキューブに偏光ビームスプリ
    ッタを通してレーザ光を照射すると共に、当該コーナキ
    ューブに反射されるレーザ光に基づいて、前記コーナキ
    ューブの移動量を測定するレーザ測長器において、 前記偏光ビームスプリッタ及び前記コーナキューブの間
    に固定して配置され、当該コーナキューブに反射される
    レーザ光の光点位置を検出する光点位置検出手段と、 前記移動体の移動に対応して前記光点位置検出手段によ
    り検出される光点位置が変化するとき、当該光点位置の
    変化量を検出する位置変化量検出手段と、 前記移動体の移動量及び前記位置変化量検出手段により
    検出される光点位置の変化量に基づいて、前記移動量に
    対する余弦誤差の補正係数を算出する補正係数算出手段
    と、 この補正係数算出手段により算出された補正係数に基づ
    いて、前記測定した移動量を補正する余弦誤差補正手段
    とを備えたことを特徴とするレーザ測長器。
  2. 【請求項2】 直進移動をする移動体に対し、前記移動
    体に偏光ビームスプリッタを通してレーザ光を照射する
    ことにより、前記移動体の移動量を測定するレーザ測長
    器において、 前記移動体に取付けられ、前記偏光ビームスプリッタか
    ら受けるレーザ光の光点位置を検出する光点位置検出手
    段と、 前記移動体の移動に対応して前記光点位置検出手段によ
    り検出される光点位置が変化するとき、当該光点位置の
    変化量を検出する位置変化量検出手段と、 前記移動体の移動量及び前記位置変化量検出手段により
    検出される光点位置の変化量に基づいて、前記移動量に
    対する余弦誤差の補正係数を算出する補正係数算出手段
    と、 この補正係数算出手段により算出された補正係数に基づ
    いて、前記測定した移動量を補正する余弦誤差補正手段
    とを備えたことを特徴とするレーザ測長器。
JP32847293A 1993-12-24 1993-12-24 レーザ測長器 Withdrawn JPH07181006A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32847293A JPH07181006A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 レーザ測長器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32847293A JPH07181006A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 レーザ測長器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07181006A true JPH07181006A (ja) 1995-07-18

Family

ID=18210654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32847293A Withdrawn JPH07181006A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 レーザ測長器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07181006A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001009643A1 (de) * 1999-07-28 2001-02-08 Leica Geosystems Ag Verfahren und vorrichtung zur distanzmessung
GR1005258B (el) * 2005-06-02 2006-07-12 Τζημήτρας Ιωάννης Συστημα laser συμβολομετρου που εφαρμοζει μεθοδο υπολογισμου και αντισταθμισης της αποκλισης μη ευθυγραμμισης

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001009643A1 (de) * 1999-07-28 2001-02-08 Leica Geosystems Ag Verfahren und vorrichtung zur distanzmessung
CH694343A5 (de) * 1999-07-28 2004-11-30 Leica Geosystems Ag Verfahren und Vorrichtung zur Distanzmessung.
GR1005258B (el) * 2005-06-02 2006-07-12 Τζημήτρας Ιωάννης Συστημα laser συμβολομετρου που εφαρμοζει μεθοδο υπολογισμου και αντισταθμισης της αποκλισης μη ευθυγραμμισης

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07107481B2 (ja) 変位測定装置
JPS63281427A (ja) 投影露光装置
KR100997948B1 (ko) 변위와 변각을 동시에 측정하는 장치
JP2000258142A (ja) 非接触表面形状測定方法
JPH07181006A (ja) レーザ測長器
JPH10253892A (ja) 位相干渉顕微鏡
JPH05312538A (ja) 3次元形状測定装置
JP2573673B2 (ja) 三角測量方式の光学式変位測定装置
WO1992021933A1 (en) Method of and apparatus for optically measuring rotation
JP2591143B2 (ja) 三次元形状測定装置
JP3192461B2 (ja) 光学的測定装置
JP3045567B2 (ja) 移動体位置測定装置
JPS61223604A (ja) ギヤツプ測定装置
JPH07113547B2 (ja) 試料面位置測定装置
JPH03235006A (ja) 移動体の直進性測定方法及び装置
JPH06167305A (ja) 光変位計
JP2646595B2 (ja) レーザ加工装置
JPH08304020A (ja) 移動精度測定装置
JPH04276514A (ja) 非接触変位測定装置
JPH0729445Y2 (ja) 透明物体厚さ測定装置
JPH0534120A (ja) 面形状測定方法及び装置
JPH1123229A (ja) 膜厚測定方法
JPH10170340A (ja) Ft用干渉計の干渉効率測定装置
JPH06221853A (ja) 位置検出装置
JPH05280947A (ja) 光学的測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010306