JPH04289131A - 焼結鉱の製造方法 - Google Patents

焼結鉱の製造方法

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JPH04289131A
JPH04289131A JP5193891A JP5193891A JPH04289131A JP H04289131 A JPH04289131 A JP H04289131A JP 5193891 A JP5193891 A JP 5193891A JP 5193891 A JP5193891 A JP 5193891A JP H04289131 A JPH04289131 A JP H04289131A
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JP
Japan
Prior art keywords
raw material
pallet
sintering
sintered ore
ventilation grooves
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Pending
Application number
JP5193891A
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English (en)
Inventor
Minoru Watanabe
実 渡辺
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は焼結機のパレットから排
出される焼結鉱を過粉砕することなく容易に所定のブロ
ックに破砕することができる焼結鉱の製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、焼結原料26は、図5に示すよ
うに給鉱ホッパ21、ドラムフィーダ22、スローピン
グシュート23を経由して、焼結機1のパレット3上に
装入され、その後カットオフプレート24にて平坦化さ
れ点火炉25により焼結原料の表層のコークスに点火さ
れ、着火後、ウィンドレッグ27、ガスメーンダクト2
8、集塵機29を経由して、主排風機30により下向き
に吸気することにより配合原料内の焼結反応が上層部か
ら下層部へと連続的に進行していき、約15〜20分で
反応が終了し、排鉱部において焼結鉱2が得られる。
【0003】焼結機1により焼結が完了した焼結鉱2は
、排出機においてパレット3より離脱後、クラッシング
ガイド4上に落下し、さらに破砕機5と受歯6によって
1次破砕され、シュート7を経由して冷却機8上に供給
される。ここで問題となるのは、焼結鉱2がパレット3
より離脱後、クラッシングガイド4上に落下する際、落
下衝撃により過粉砕されることである。ここでの−5m
mの粉化率は、10〜20%にも達し、2次クラッシン
グにより最終的には25〜30%にも達し、これらは返
鉱として再焼結されることになり、その再焼結コストが
多大にかかっていることである。
【0004】焼結鉱の過粉砕を防止するため、従来より
種々の手段が提案されており、例えば実開昭57−16
0099号公報に、焼結経路の上方適所に原料または焼
結鉱に小孔を形成する穿孔機を設けるものが、また特開
昭61−149784号公報に焼結機から排出する焼結
鉱を機械的切断機によって切断するものが開示されてい
る。しかるに焼結鉱を穿孔機によって小孔を形成したり
機械的切断機によって切断する作業を長期間に亘って機
械的な故障を伴うことなく行うことは困難であり、メン
テナンス費用が嵩むことになる。
【0005】さらに特開平1−189491号公報には
焼結機パレットの幅方向に間隔を置いて長手方向に並設
した複数本のくさび型突起付グレートバーを有するパレ
ット上に焼結原料を装入し、焼結鉱に長手方向に延びる
溝を付与して破砕し易くするものが提案されている。こ
の提案は溝の深さが浅いばかりでなく一定であり、その
効果が十分得られず、また溝の深さを自在に調節できな
いという弱点がある。
【0006】下方吸引式焼結機において長手方向または
幅方向における焼結過程の安定化を図り、焼結鉱歩留り
および生産性を向上する手段として、特開昭50−26
13号公報には、点火炉前に設けた複数本の竪型スリッ
トバーを幅方向に並べて焼結原料層内へ深さ調節可能に
挿入し、原料層にパレット移行方向に通気溝を形成する
ものが開示されている。このときパレット長手方向にお
ける焼結過程の安定化としては特公昭52−36722
号公報のように、風箱における排気温度を基準にしてス
リットバーの挿入深さを調整する方法が知られている。 またパレット幅方向における焼結過程の安定化としては
特公昭56−54372号公報のように、点火炉にて着
火する以前の焼結原料の通気度を幅方向に区分して測定
し、スリットバーの挿入深度にフィードバック制御する
方法が知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の竪型ス
リットバーを焼結原料の表層から下方にむけて挿入する
ことによって、焼結パレットの移動に伴って連続的な通
気溝を焼結原料層中に形成する方法では、スリットバー
によって掻き採られた原料の一部が原料表層において、
通気溝の両脇に盛り上がり、点火炉内での不均一着火に
よるむら焼けの発生を招くという問題がある。
【0008】また前記のように、パレット幅方向または
長手方向の焼結過程を安定化するために、スリットバー
の挿入深さを調整(変更)すると、原料表層での通気溝
の両脇に発生する原料の盛り上がり高さも変化するため
、点火炉内での着火状況はその度に変化し、むら焼けは
更に助長される。本発明は、焼結鉱の過粉砕を防止する
従来の技術にはこれといった有効なものがなく、焼結鉱
の破砕時に多量の粉体が発生している実状に鑑みてなさ
れたものであり、前記の問題点を解決した竪型スリット
バーによる焼結鉱の製造方法を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、焼結機パレットへの焼結原料供給フィーダ
下よりもパレット移行方向の下流側でかつ点火炉との間
に上流側から、パレットの幅方向に所定の間隔を有する
複数本の竪型スリットバーおよびパレット幅方向に伸び
る均し装置を配設し、前記スリットバーを焼結原料層内
の所定深さに挿入して焼結原料層の移行方向に連続的に
通気溝を形成し、引続き前記通気溝を形成した焼結原料
層の表面を前記均し装置により充圧しつつ均すことを特
徴とする焼結鉱の製造方法である。
【0010】
【作  用】本発明によれば竪型スリットバーでパレッ
ト上の焼結原料に連続的に通気溝を形成させた後、パレ
ット幅方向に伸びる均し装置、たとえば一端を自由にし
たノレン状の片持式均し板にて焼結原料表層の表層部で
溝や盛り上がり山を解消することができるようにしてあ
るから、点火炉内での着火に何ら悪影響を及ぼすことが
なく、むら焼けの発生を抑えることができる。
【0011】また、均し板の影響は原料表層約30〜1
00 mmのみにとどまり、原料層内部に形成された通
気溝に対しては及ばないので、竪型スリットバー本来の
機能である通気度の制御に関しては、スリットバーの挿
入深さを若干大きくすることでその機能を損なうことは
ない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4に基づい
て説明する。なお、図中、前記図5のものと同じものは
同一符号を付して説明の簡略化を図ることにする。先ず
図1において、ドラムフィーダ22下よりもパレット3
移行方向の下流側でかつ点火炉25との間に上流側より
パレット3の幅方向に所定の間隔をもって配列された複
数の竪型スリットバー9と均し装置として支持部12を
介して片持式に支持された均し板11が焼結原料26の
表層を充圧しつつ均すことができるように配設してある
【0013】スリットバー9は図2に示すように支持フ
レーム12に所定間隔、例えば 150〜300 mm
を置いて下向きに複数本配列されており、パレット3上
の焼結原料26中に一定の深さに挿入するようになって
いる。もちろん、焼結原料26の層厚に応じ挿入深さを
ねじ機構等の昇降手段で調整できるようにするのが好ま
しい。次に本発明の作用について説明する。焼結原料2
6は給鉱ホッパ21、ドラムフィーダ22、スローピン
グシュート23を経由して、焼結機1のパレット3上に
装入される。パレット3上に装入された焼結原料26の
層中に図3の(a)に示すように幅方向に 150〜3
00 mmピッチで配列された竪型スリットバー9を挿
入してあるので図3の(b)に示すようにパレット3の
移行方向に連続的に数の通気溝13が形成されると共に
その両脇に焼結原料26の盛り上がり14が形成される
。通気溝13は焼結鉱を割れ易くするためにはパレット
3上に装入された焼結原料26の層厚の1/3以上、好
ましくはほぼ半分に達する部分まで付与する必要があり
、浅すぎるとその部分が割れの起点となるだけで所要の
大きさに破砕するという効果が得られない。このように
して焼結原料26の層内に通気溝13を形成させたのち
、スリットバー9直近の両脇に生じる原料の盛り上がり
14を、竪型スリットバー9と点火炉25の間に設けた
片持式均し板11を用いて焼結原料26の表層に充圧を
加えつつ均すと、図3の(c)に示すように通気溝13
の上部のみが埋められ、焼結原料26の内部には通気溝
13が残留する。均し板9を設けない場合にはスリット
バーで形成された原料表層の盛り上がりは、図3の(b
)に示すように通気溝13の両脇に盛り上がり14を有
するままの状態で点火炉に入るが、均し板9を設けるこ
とにより図3の(c)に示すように盛り上がりを完全に
消すことができる。
【0014】なお片持式均し板9の代わりに図4に示す
ような固定式均し板15を用いた場合には、片持式均し
板9のような原料表層の充圧効果がないため、パレット
3の幅方向の原料層断面は図3の(d)に示すように盛
り上がり14は均されるものの焼結原料26に形成され
た通気溝13の上部のみを埋め込んで塞ぐようにするこ
とはできず開口した状態のままになる。
【0015】
【表1】
【0016】表1に均し板の有無による操業成績の差を
示す。固定式均し板の場合は、均し板のない場合とほぼ
同様の結果であるが、片持式均し板の場合には着火不良
によるむら焼けがなくなり、品質(シャッター強度)の
向上、歩留りの向上が得られ、生産性も上がった。なお
、上記実施例は均し装置として片持式の均し板の場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限るものではなく、
ローラー式または振動式のものでもよい。またパレット
幅方向に一体物である必要はなく、複数板に分割した均
し板でもよい。パレット幅方向に焼結原料層厚に差が生
じるような操業にあっては、分割式の方が層厚の変化に
対する追従性が向上してよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、焼
結原料の点火前にスリットバーで複数条の通気溝を形成
し、その後この通気溝の周辺に盛り上がった焼結鉱原料
を均し装置によって均し、通気溝の上部のみを埋め込ん
で平滑化したので、通気度の改善により均一な焼成が可
能となり、シャッター強度、歩留りおよび生産性の向上
が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の構成を示す概略断面図である。
【図2】本発明に係る竪型均し板を示す斜視図である。
【図3】本発明の通気溝形成状況を示す焼結原料の幅方
向断面図であり、(a)はスリットバー位置における断
面図、(b)はスリットバーと均し板との中間点におけ
る断面図、(c)は均し板と点火炉との間における断面
図、(d)は固定式均し板で均した場合の断面図である
【図4】固定式均し板を用いる場合の装置構成を示す概
略断面図である。
【図5】従来の装置構成を示す断面図である。
【符号の説明】 1  焼結機 2  焼結鉱 3  パレット 4  クラッシングガイド 5  破砕機 6  受歯 7  シュート 8  冷却機 9  竪型スリットバー 10  支持部 11  片持式均し板 12  支持フレーム 13  通気溝 14  盛り上がり 15  固定式均し板 21  給鉱ホッパ 22  ドラムフィーダ 23  スローピングシュート 24  カットオフプレート 25  点火炉 26  焼結原料 27  ウィンドレッグ 28  ガスメーンダクト 29  集塵機 30  主排風機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  焼結機パレットへの焼結原料供給フィ
    ーダ下よりもパレット移行方向の下流側でかつ点火炉と
    の間に上流側から、パレットの幅方向に所定の間隔を有
    する複数本の竪型スリットバーおよびパレット幅方向に
    伸びる均し装置を配設し、前記スリットバーを焼結原料
    層内の所定深さに挿入して焼結原料層の移行方向に連続
    的に通気溝を形成し、引続き前記通気溝を形成した焼結
    原料層の表面を前記均し装置により充圧しつつ均すこと
    を特徴とする焼結鉱の製造方法。
JP5193891A 1991-03-18 1991-03-18 焼結鉱の製造方法 Pending JPH04289131A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003093746A1 (en) * 2002-04-30 2003-11-13 Posco Rotary ventilation bar in a sintering machine
JP2020085275A (ja) * 2018-11-19 2020-06-04 日本製鉄株式会社 焼結機

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