JPH04288933A - レーザ曲げ成形加工用治具 - Google Patents
レーザ曲げ成形加工用治具Info
- Publication number
- JPH04288933A JPH04288933A JP3051568A JP5156891A JPH04288933A JP H04288933 A JPH04288933 A JP H04288933A JP 3051568 A JP3051568 A JP 3051568A JP 5156891 A JP5156891 A JP 5156891A JP H04288933 A JPH04288933 A JP H04288933A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jig
- bending
- laser
- workpiece
- laser bending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title abstract 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 7
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Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ曲げ成形加工、
特に、直角曲げ加工において被加工板材を支持するレー
ザ曲げ成形加工用治具に関する。
特に、直角曲げ加工において被加工板材を支持するレー
ザ曲げ成形加工用治具に関する。
【０００２】金属薄板上に、レーザ光を一直線に走査し
て金属の降伏応力が１／２程度に低下するように加熱し
た後、レーザ光の照射を停止して冷却すると、レーザ光
の照射された直線上に収縮応力が作用して、金属薄板は
レーザ光の照射された直線に沿ってレーザ光の照射され
た方向に折れ曲がることが知られており、この性質を利
用した曲げ加工がレーザ曲げ成形加工と呼ばれるもので
ある。
て金属の降伏応力が１／２程度に低下するように加熱し
た後、レーザ光の照射を停止して冷却すると、レーザ光
の照射された直線上に収縮応力が作用して、金属薄板は
レーザ光の照射された直線に沿ってレーザ光の照射され
た方向に折れ曲がることが知られており、この性質を利
用した曲げ加工がレーザ曲げ成形加工と呼ばれるもので
ある。
【０００３】レーザ光による金属薄板の曲げ加工は、金
型等を使用することなく微細で複雑な形状の加工が可能
であるという点で注目されている。
型等を使用することなく微細で複雑な形状の加工が可能
であるという点で注目されている。
【０００４】
【従来の技術】従来のレーザ曲げ成形加工における被加
工板材の支持方法としては、被加工板材をステンレス、
アルミニウム等からなる支持台上に載置し、固定治具を
使用して被加工板材を上から押さえて固定するか、また
は、粘着テープ等を使用して貼着して固定する方法が使
用されている。
工板材の支持方法としては、被加工板材をステンレス、
アルミニウム等からなる支持台上に載置し、固定治具を
使用して被加工板材を上から押さえて固定するか、また
は、粘着テープ等を使用して貼着して固定する方法が使
用されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】固定治具を使用して被
加工板材を押圧して固定する場合には、被加工板材の表
面に固定治具による押圧傷がつき、また、粘着テープを
使用して固定する場合には、粘着テープを取り外す時に
薄い被加工板材が変形するといった問題が発生する。ま
た、レーザ光は被加工板材を外れて、直接支持台上に照
射されることがあるので、支持台の受ける損傷は次第に
大きくなり、長期間にわたって精度よく被加工板材を支
持することが困難である。さらには、レーザ光照射によ
り支持台の温度が上昇し、レーザ光照射後の被加工板材
の冷却が緩慢になり、曲げ効率が低下するといった問題
がある。
加工板材を押圧して固定する場合には、被加工板材の表
面に固定治具による押圧傷がつき、また、粘着テープを
使用して固定する場合には、粘着テープを取り外す時に
薄い被加工板材が変形するといった問題が発生する。ま
た、レーザ光は被加工板材を外れて、直接支持台上に照
射されることがあるので、支持台の受ける損傷は次第に
大きくなり、長期間にわたって精度よく被加工板材を支
持することが困難である。さらには、レーザ光照射によ
り支持台の温度が上昇し、レーザ光照射後の被加工板材
の冷却が緩慢になり、曲げ効率が低下するといった問題
がある。
【０００６】本発明の目的は、これらの欠点を解消する
ことにあり、レーザ曲げ成形加工において、被加工板材
に傷や変形を与えることなく効率よく曲げ加工をなすこ
とができ、しかも長期間にわたって使用可能なレーザ曲
げ成形加工用治具を提供することにある。
ことにあり、レーザ曲げ成形加工において、被加工板材
に傷や変形を与えることなく効率よく曲げ加工をなすこ
とができ、しかも長期間にわたって使用可能なレーザ曲
げ成形加工用治具を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、凹部（２
）を有する治具本体（１）の上面に、前記の凹部（２）
を覆って銅または銅合金よりなり真空吸着用開口（４）
を有する支持台（３）が嵌合されており、前記の治具本
体（１）に冷却手段（５）と前記の凹部（２）に連通す
る排気口（６）とが形成されているレーザ曲げ成形加工
用治具によって達成される。
）を有する治具本体（１）の上面に、前記の凹部（２）
を覆って銅または銅合金よりなり真空吸着用開口（４）
を有する支持台（３）が嵌合されており、前記の治具本
体（１）に冷却手段（５）と前記の凹部（２）に連通す
る排気口（６）とが形成されているレーザ曲げ成形加工
用治具によって達成される。
【０００８】
【作用】図１において、支持台３上に被加工板材７を載
置して治具本体１の凹部内を排気口６を介して減圧する
と、被加工板材７は支持台３に設けられた開口４を介し
て支持台３に吸着され固定されるので、固定時に被加工
板材７に傷がつくことがなく、また、取り外し時に無理
な力が加わらないので変形することもない。
置して治具本体１の凹部内を排気口６を介して減圧する
と、被加工板材７は支持台３に設けられた開口４を介し
て支持台３に吸着され固定されるので、固定時に被加工
板材７に傷がつくことがなく、また、取り外し時に無理
な力が加わらないので変形することもない。
【０００９】また、支持台３にはレーザ光の反射率の高
い銅または銅合金が使用されているので、レーザ光が直
接照射されても損傷が少なく、長期間にわたる使用が可
能である。
い銅または銅合金が使用されているので、レーザ光が直
接照射されても損傷が少なく、長期間にわたる使用が可
能である。
【００１０】治具本体１は、治具本体１内に形成された
導水路に冷却水を流す等の冷却手段５によって冷却され
ており、また、治具本体１に嵌合されている支持台３は
熱伝導性の良好な銅または銅合金をもって形成されてい
るので、レーザ光照射によって被加工板材７に発生した
熱は効率よく除去され、レーザ光照射後の被加工板材７
の冷却が急速になされて、効率的な曲げ加工が可能にな
る。
導水路に冷却水を流す等の冷却手段５によって冷却され
ており、また、治具本体１に嵌合されている支持台３は
熱伝導性の良好な銅または銅合金をもって形成されてい
るので、レーザ光照射によって被加工板材７に発生した
熱は効率よく除去され、レーザ光照射後の被加工板材７
の冷却が急速になされて、効率的な曲げ加工が可能にな
る。
【００１１】なお、支持台３は容易に交換可能であり、
被加工板材７の形状及び加工内容に迅速に対応すること
ができる。
被加工板材７の形状及び加工内容に迅速に対応すること
ができる。
【００１２】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
係るレーザ曲げ成形加工用治具について説明する。
係るレーザ曲げ成形加工用治具について説明する。
【００１３】図１にレーザ曲げ成形加工治具の断面図を
示す。図において、１は凹部２を有する治具本体であり
、３は銅または銅合金よりなり真空吸着用開口４を有す
る支持台であり、凹部２を覆うように治具本体１の上面
に嵌合される。５は冷却手段であり、例えば治具本体１
に形成された導水路に冷却水を通して冷却する。６は真
空ポンプ（図示せず）に接続される排気口である。
示す。図において、１は凹部２を有する治具本体であり
、３は銅または銅合金よりなり真空吸着用開口４を有す
る支持台であり、凹部２を覆うように治具本体１の上面
に嵌合される。５は冷却手段であり、例えば治具本体１
に形成された導水路に冷却水を通して冷却する。６は真
空ポンプ（図示せず）に接続される排気口である。
【００１４】支持台３上に被加工板材７を載置し、排気
口６に接続された真空ポンプ（図示せず）を使用して治
具本体１の凹部２内を減圧すると、被加工板材７は支持
台３に形成されている真空吸着用開口４を介して支持台
３に吸着され固定される。
口６に接続された真空ポンプ（図示せず）を使用して治
具本体１の凹部２内を減圧すると、被加工板材７は支持
台３に形成されている真空吸着用開口４を介して支持台
３に吸着され固定される。
【００１５】支持台３は交換可能であり、支持台３の真
空吸着用開口４の位置は被加工板材７の形状や曲げ加工
位置等に対応して決定される。
空吸着用開口４の位置は被加工板材７の形状や曲げ加工
位置等に対応して決定される。
【００１６】なお、図２に示すように、Ｘ・Ｙ方向に移
動可能なＸ・Ｙテーブル８上に回転テーブル９を載置し
、その上に図１に示す曲げ加工治具を載置すれば、Ｘ・
Ｙテーブル８と回転テーブル９とを駆動することによっ
て、曲げ加工治具上に載置された被加工板材７の曲げ加
工線とレーザ光の走査線とを迅速に合わせて曲げ加工す
ることができる。なお、Ｘ・Ｙテーブル８及び回転テー
ブル９の駆動は手動でも自動でもよく、また、ＮＣ装置
と連動して駆動するようにすればＣＡＤデータを使用し
て曲げ加工することが容易に可能になる。
動可能なＸ・Ｙテーブル８上に回転テーブル９を載置し
、その上に図１に示す曲げ加工治具を載置すれば、Ｘ・
Ｙテーブル８と回転テーブル９とを駆動することによっ
て、曲げ加工治具上に載置された被加工板材７の曲げ加
工線とレーザ光の走査線とを迅速に合わせて曲げ加工す
ることができる。なお、Ｘ・Ｙテーブル８及び回転テー
ブル９の駆動は手動でも自動でもよく、また、ＮＣ装置
と連動して駆動するようにすればＣＡＤデータを使用し
て曲げ加工することが容易に可能になる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係るレー
ザ曲げ成形加工用治具においては、被加工板材が真空吸
着によって支持台に固定されるので、被加工板材を固定
するときに被加工板材表面に傷がつくことがなく、また
、取り外しのときに変形することもない。また、支持台
はレーザ光の反射率の高い銅または銅合金をもって形成
されているので、レーザ光照射による損傷を受けること
が少なく、長期間の使用が可能である。さらに、治具本
体が冷却されているので、レーザ光照射後の被加工板材
の冷却が急速になされて、効率よく、且つ、精度よく曲
げ加工することが可能になる。
ザ曲げ成形加工用治具においては、被加工板材が真空吸
着によって支持台に固定されるので、被加工板材を固定
するときに被加工板材表面に傷がつくことがなく、また
、取り外しのときに変形することもない。また、支持台
はレーザ光の反射率の高い銅または銅合金をもって形成
されているので、レーザ光照射による損傷を受けること
が少なく、長期間の使用が可能である。さらに、治具本
体が冷却されているので、レーザ光照射後の被加工板材
の冷却が急速になされて、効率よく、且つ、精度よく曲
げ加工することが可能になる。
【図１】レーザ曲げ成形加工用治具の断面図である。
【図２】Ｘ・Ｙテーブル及び回転テーブルと組み合わせ
たレーザ曲げ成形加工用治具の構成図である。
たレーザ曲げ成形加工用治具の構成図である。
１ 治具本体
２ 凹部
３ 支持台
４ 真空吸着用開口
５ 冷却手段
６ 排気口
７ 被加工板材
８ Ｘ・Ｙテーブル
９ 回転テーブル
Claims (1)
- 【請求項１】 凹部（２）を有する治具本体（１）の
上面に、前記凹部（２）を覆って銅または銅合金よりな
り真空吸着用開口（４）を有する支持台（３）が嵌合さ
れてなり、前記治具本体（１）に冷却手段（５）と前記
凹部（２）に連通する排気口（６）とが形成されてなる
ことを特徴とするレーザ曲げ成形加工用治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3051568A JPH04288933A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | レーザ曲げ成形加工用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3051568A JPH04288933A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | レーザ曲げ成形加工用治具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04288933A true JPH04288933A (ja) | 1992-10-14 |
Family
ID=12890572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3051568A Withdrawn JPH04288933A (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | レーザ曲げ成形加工用治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04288933A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0825068A (ja) * | 1994-07-18 | 1996-01-30 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 積層構体の溶接方法、レーザ溶接方法および加工テーブル装置 |
| JPH0833996A (ja) * | 1994-07-21 | 1996-02-06 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | レーザ溶接方法および加工テーブル装置 |
| JP2008044014A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Korea Atom Energ Res Inst | Ｉ−１２５シードチタンチューブのレーザー溶接装置及びそれによる溶接方法 |
| JP2010129289A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池用金属セパレータの溶接装置、および燃料電池用金属セパレータの溶接方法 |
| CN102862014A (zh) * | 2012-09-26 | 2013-01-09 | 张家港市江城冶化科技有限公司 | 不锈钢阴极板自动焊机用阴极板固定装置 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP3051568A patent/JPH04288933A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0825068A (ja) * | 1994-07-18 | 1996-01-30 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 積層構体の溶接方法、レーザ溶接方法および加工テーブル装置 |
| JPH0833996A (ja) * | 1994-07-21 | 1996-02-06 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | レーザ溶接方法および加工テーブル装置 |
| JP2008044014A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Korea Atom Energ Res Inst | Ｉ−１２５シードチタンチューブのレーザー溶接装置及びそれによる溶接方法 |
| JP2010129289A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池用金属セパレータの溶接装置、および燃料電池用金属セパレータの溶接方法 |
| CN102862014A (zh) * | 2012-09-26 | 2013-01-09 | 张家港市江城冶化科技有限公司 | 不锈钢阴极板自动焊机用阴极板固定装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |