JPH04288290A - オフセットブランケットとその製造方法、並びにオフ セットブランケット用下貼材とその製造方法 - Google Patents

オフセットブランケットとその製造方法、並びにオフ セットブランケット用下貼材とその製造方法

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JPH04288290A
JPH04288290A JP5273491A JP5273491A JPH04288290A JP H04288290 A JPH04288290 A JP H04288290A JP 5273491 A JP5273491 A JP 5273491A JP 5273491 A JP5273491 A JP 5273491A JP H04288290 A JPH04288290 A JP H04288290A
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JP
Japan
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offset blanket
layer
base fabric
water
water repellent
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JP5273491A
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Shunichi Ogita
荻田 俊一
Toshio Kamata
敏生 鎌田
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフセット印刷に使用
されるオフセットブランケットとその製造方法、並びに
オフセットブランケット用下貼材とその製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】通常のオフセット印刷機は、図6に示す
ように、アルミニウム等からなる平らな版上に文字や絵
柄等の画線部31を感光性樹脂で形成した版胴32と、
表面にオフセットブランケットを周面に装着した転写胴
33と、圧胴34とを主要構成部材とする。版胴32に
は、さらに湿し水ローラ36およびインキローラ37が
接触している。
【0003】印刷に際しては、湿し水ローラ36から版
胴32の表面に湿し水を付けてからインキローラ37に
て油脂性インキを画線部31のみに付着させる。ついで
、版胴32上のインキを転写胴33に転写し、圧胴34
との間に紙35を通して印刷される。前記転写胴33の
周面に装着したオフセットブランケットは、通常、ゴム
材を含浸した複数枚の基布を積層接着するか、あるいは
複数の基布層に加えて合成樹脂発泡体からなる圧縮性層
を設けるかして形成された支持体層の表面に合成ゴムか
らなる表面印刷層が形成されたものである。
【0004】かかるオフセットブランケットは転写胴3
3の周面に直接巻き付けて使用するほか、下貼材を介し
て転写胴33の周面に巻き付ける場合がある。すなわち
、下貼材は特にクッション性が要求される場合に使用さ
れるものであって、オフセットブランケットの裏面に重
ね合わせて転写胴に巻き付けるものであり、使用する印
刷機や被印刷体により必要に応じて適宜使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、オフセ
ット印刷では、版胴32に湿し水を付けて印刷するため
、この湿し水が版胴32から転写胴33に移り、オフセ
ットブランケットと転写胴33との境界面に浸透し、つ
いにはオフセットブランケットの裏面より内部に入り込
み、基布の物性(引張り強度、伸び等の諸物性)の低下
を促進させ、またオフセットブランケットが膨潤して、
版圧および印圧が過大になり、網点が太くなって良好な
印刷物が得られないという問題があった。また、オフセ
ットブランケットと転写胴33との間に下貼材を介在さ
せて使用する場合においても、下貼材内に水が浸透する
と、前記と同様に下貼材内の基布の物性低下や膨潤が生
じる。
【0006】また、内部に発泡層である圧縮性層が設け
られたオフセットブランケットを使用した場合、とくに
転写胴32のシリンダが錆びやすいという問題があった
。すなわち、オフセットブランケットの圧縮性層が、食
塩をゴム材に含有させておき、塗布、乾燥し、加硫後に
水で食塩を溶出させて気泡を形成させる、いわゆるリー
チング法にて作られる場合は、圧縮性層内に残留する食
塩がオフセットブランケット内に浸入した水に溶解して
シリンダ表面に到達し、シリンダ表面の錆の発生が促進
される。
【0007】このようなオフセットブランケットの傷み
や膨潤、さらに転写胴33の腐食は、湿し水だけに原因
するのでなく、印刷後のインキ除去用の溶剤(例えば大
日本インキ(株)製の商品名「ダイクリーン」など)の
浸透によってもひき起こされていた。本発明の目的は、
上述の技術的課題を解決し、水や有機溶剤の浸透による
痛みや膨潤を防止し、かつ転写胴のシリンダ表面の腐食
を防止したオフセットブランケットとその製造方法、並
びにオフセットブランケット用下貼材とその製造方法を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のオフセットブランケットは、ゴム材を含浸
させた複数層の基布を積層接着してなる支持体層の上面
に表面印刷層が形成されたものであって、前記支持体層
を構成する基布のうち少なくとも最下層の基布が撥水処
理されていることを特徴とする。
【0009】かかる本発明のオフセットブランケットは
、ゴム材を含浸させた複数層の基布を積層接着して支持
体層を形成し、ついでその上面に表面印刷層を形成する
にあたって、前記支持体層を構成する基布のうち少なく
とも最下層の基布に撥水剤を含浸させ、ついで乾燥し、
熱処理して、撥水剤を上記基布に硬化・焼付することに
よって製造することかできる。
【0010】また、本発明のオフセットブランケット用
下貼材は、少なくとも1層の基布とこれに含浸したゴム
材とからなり、オフセットブランケットの裏面に配置さ
れ、転写胴に巻き付けて使用するものであって、前記基
布のうち少なくとも最下層の基布が撥水処理されている
ことを特徴とする。かかる本発明のオフセットブランケ
ット用下貼材は、少なくとも1層の基布にゴム材を含浸
させ、硬化させるにあたって、前記基布のうち少なくと
も最下層の基布に撥水剤を含浸させ、ついで乾燥し、熱
処理して、撥水剤を上記基布に硬化・焼付することによ
って製造することができる。
【0011】以下、図面に基づいて本発明のオフセット
ブランケットを詳細に説明する。図1は本発明のオフセ
ットブランケットの層構成を示す断面図である。このオ
フセットブランケット1は支持体層4とその表面に設け
た表面印刷層7とからなる。前記支持体層4は、ゴム材
(ゴム糊)を含浸させた複数層の基布5a,5b─と、
必要に応じて設けられる少なくとも1層の圧縮性層6と
を積層接着して作成されたものである。
【0012】前記基布5a,5b─は綿、ポリエステル
、レーヨン等の織布である。含浸されるゴム材としては
、例えばアクリロニトリル−ブタジエンゴムやクロロプ
レンゴム等があげられる。これらのゴム材は所定量の加
硫剤、加硫促進剤および要すれば増粘剤等を含有する。 そして、ブレードコーティング法等の適宜な塗布手段に
て上記接着剤を織布にコーティングする。
【0013】ついで、支持体層の表面にプライマー層を
介してアクリロニトリル−ブタジエンゴム等の表面印刷
層形成用ゴム糊を塗布し、乾燥して表面印刷層を形成す
る。そして、得られた積層体を所定の圧力と温度で加熱
加圧して加硫させ、支持体層4内に圧縮性層6を有する
オフセットブランケットを得る。上記圧縮性層6は、中
間の少なくとも1の基布5に、食塩等の水溶性粉体を溶
解させたゴム糊を塗布し、乾燥、加硫させた後、60〜
100℃の温水に6〜10時間浸漬し、上記水溶性粉体
を溶出して乾燥させることによって形成される。
【0014】かかるオフセットブランケットの製造にお
いて、最下層の基布5aは撥水処理されたものである。 かかる撥水処理は、例えば図2に示すような工程にて行
われる。すなわち、基布の原反8を撥水剤含浸槽9に浸
漬して撥水剤を含浸させ、ついで溶剤を飛散させるため
の前乾燥炉10を経てテンター11に送り、テンター1
1にて原反8を幅方向に引張って幅出しを行ったのち、
熱処理炉12にて撥水剤の硬化・焼付けを行い、巻取り
ロール13に巻取る。前乾燥は通常120℃で1分程度
、熱処理は160℃で3分程度が適当であるが、使用す
る撥水剤や含浸量等に応じて処理条件を適宜設定する。
【0015】使用する撥水剤としては、例えばシリコー
ン系、フッ素系、ワックス系などの種々の撥水剤がいず
れも使用可能である。シリコーン系撥水剤としては、例
えばメチルハイドロジェンシリコーンオイル、ジメチル
シリコーンオイル等のオイル型、これらのシリコーンオ
イルのエマルション型、さらにジメチルシリコーンオイ
ル溶液、高分子ジメチルシリコーン溶液等の溶液型があ
げられる。このうち、エマルション型のものを使用する
のが安全衛生上の問題がないので好ましい。
【0016】フッ素系撥水剤としては、例えば商品名「
ポリフロン」(エナメル、ダイキン工業(株)製)等が
あげられる。ワックス系撥水剤としては、例えば商品名
「ブリアン」(松本油脂(株)製のワックス乳化物)等
があげられる。得られたオフセットブランケット1は直
接または下貼材を介して転写胴のシリンダの周面上に接
着して使用される。
【0017】なお、撥水処理は最下層の基布5aのほか
、それよりも上方の基布5b─にも施してもよい。また
、圧縮性層6は必ずしも必須ではなく、必要に応じて省
略することができる。図3は本発明の下貼材を示す断面
図であり、通常のオフセットブランケット2の裏面に配
置される。オフセットブランケット2は、最下層の基布
5aを含む基布5a,5b─が撥水処理されていないほ
かは上記オフセットブランケット1と同じ構成である。 従って、オフセットブランケット2の各構成部材は上記
オフセットブランケット1と同じ符号を付して説明を省
略する。
【0018】下貼材3は、圧縮性層6を有していないほ
かはオフセットブランケット1の支持体層4とほぼ同様
にして製造することができ、積層する基布14の数も適
宜設定することができ、図3に示すように単一層のもの
であってもよい。この場合、基布14は前記と同様にし
て撥水処理されたものである。基布14が複数層である
場合は、少なくとも最下層の基布に撥水処理を施す。な
お、下貼材3に高いクッション性が要求される場合は、
上記圧縮性層6と同様なクッション層を設けてもよい。
【0019】かかる下貼材3は、図4に示すように転写
胴のシリンダ16の周面に巻き付けられ、この下貼材3
の外周面上にオフセットブランケット本体2が巻き付け
られる。その他は前述のオフセットブランケット1の説
明と同様である。下貼材3は、前述のように、クッショ
ン性が要求される場合に使用されるが、転写胴のシリン
ダ16が錆びるのを防止する上で有効である。すなわち
、下貼材3をシリンダ16とオフセットブランケット2
との間に介在させることにより、オフセットブランケッ
トの圧縮性層6内に残留した食塩がオフセットブランケ
ット内に浸入した水に溶解して裏面側に滲出してきても
、下貼材3によってシリンダ16に到達するのが阻止さ
れる。このとき、下貼材3の基布14に撥水加工が施さ
れていると、より一層有効である。
【0020】なお、下貼材を用いない場合においても、
オフセットブランケットの最下層の基布5aに撥水処理
が施されていれば、下貼材と同様ににシリンダ16の錆
防止に有効であることはいうまでもない。また、撥水処
理した基布14を用いた下貼材3と、最下層の基布を撥
水処理した支持体層4を用いたオフセットブランケット
本体2とを組合せて使用してもよいが、撥水処理した下
貼材を使用する場合は必ずしもオフセットブランケット
の再下層の基布を撥水処理する必要はない。
【0021】
【作用】図1に示すオフセットブランケットでは、支持
体層のうち最下層の基布に撥水処理が施されているので
、オフセットブランケットの底部からの水や溶剤の浸透
が阻止される。その結果、基布の物性が劣化することが
なく、またオフセットブランケットの膨潤により印圧が
過剰になるのも防止される。
【0022】また、図3に示すような下貼材3を使用し
た場合には、下貼材3内の少なくとも最下層の基布に撥
水処理が施されているので、上記と同様に基布の劣化や
膨潤を防ぐことができると共に、水や溶剤の下貼材の裏
面への浸透が阻止されるため、転写胴のシリンダの腐食
も防止される。
【0023】
【実施例】実施例1 下記の条件にて図1に示すオフセットブランケットを作
成した。 (1) 支持体層4 基布:  綿布 含浸ゴム系接着剤:アクリロニトリル−ブタジエンゴム
含浸厚み:  0.08mm 基布の積層枚数:  4枚 ただし、含浸ゴム系接着剤のうち、中間の1 枚の基布
に含浸させたゴム材は、水溶性粉体として食塩を使用し
たリーチング法にて作成したものである。
【0024】また、基布のうち、最下層の基布は、撥水
剤であるシリコーン系撥水剤を用いて、図2に示す装置
にて撥水処理したものである。このとき、撥水剤の含浸
量は20g/m2 、前乾燥は120℃で1分、熱処理
は160℃で3分とした。 (2) 表面印刷層7 使用ゴム材料: アクリロニトリル−ブタジエンゴム塗
布厚み:  0.30mm (3) 加硫・成形 圧力1kg/cm2×温度150℃ 得られたオフセットブランケット( 厚さ1.90mm
) を実際にオフセット印刷機の転写胴シリンダに、通
常の撥水処理していない下貼材( 厚さ0.5mm) 
をその裏面に重ね合わせて巻付けて、長期間の印刷を行
い、印刷時に使用する水やインキ除去用溶剤の吸収程度
を比較した。
【0025】吸収の経時変化はシリンダのベアラー(ま
たはフランジ)からオフセットブランケットの表面まで
の高さh(図4を参照)、すなわちオーバーベアラー量
を測定し、その変化量を評価した。また、比較のため、
基布を撥水処理しなかったほかは実施例1と同様にして
作った従来のオフセットブランケット(従来品)につい
ても同様の吸収試験を行った。それらの結果を表1に示
す。表1において、例えば+5/100(mm) はオ
ーバーベアラー量を意味している。
【0026】
【表1】
【0027】表1から明らかなように、従来品では10
0万枚印刷時からオーバーベアラー量の変化が顕著にな
り、印刷時の版圧、印圧が大となって、網点が太いもの
となり、良好な印刷物が得られなかった。これに対して
、実施例1では、オーバーベアラー量の変化がほとんど
認められず、従って良好な印刷物が1000万枚印刷後
にも得られた。 実施例2撥水処理していないほかは実施例1と同様にし
て通常のオフセットブランケットを作成し、かつ撥水処
理した単一層の基布を有する下貼材と組合せて、図2に
示すオフセットブランケットを作成した。下貼材は基布
(綿布)に実施例1と同様にしてシリコーン系撥水剤を
含有量20g/m2 で含浸させ、実施例1と同様にし
て撥水処理したものである。この基布にアクリロニトリ
ル−ブタジエンゴム糊を厚みが0.04mmとなるよう
に含浸させ、乾燥後、さらにアクリロニトリル−ブタジ
エンゴム糊を塗布厚み0.2mmで塗布、乾燥させた。 得られた下貼材は厚さが0.5mmであった。
【0028】この下貼材を転写胴シリンダの周面に巻付
け、さらにその表面にオフセットブランケット本体を巻
付けた。使用した前記転写胴シリンダは表面がメッキ処
理されていないものである。ついで、長期間の印刷に使
用した場合のシリンダ表面の錆発生の経時変化を調べた
。また、比較のため、下貼材に使用する基布を撥水処理
しなかったほかは上記と同様にして作った従来のオフセ
ットブランケット(従来品)についても同様の吸収試験
を行った。それらの結果を図5に示す。なお、同図にお
いて、錆発生面積率とは、下貼材を装着したシリンダの
全周面積に対する錆発生面積の割合を意味している。
【0029】図5から明らかなように、従来品では、印
刷時に使用する水や印刷後の使用するインキ除去用の溶
剤が下貼材の裏面へ浸透し、そこに留まることによりシ
リンダ表面を腐食させていた。これに対して、実施例2
の下貼材では錆の発生は非常に少なかった。これは、下
貼材の基布を撥水処理することにより、オフセットブラ
ンケットから下貼材を経て水や溶剤が転写胴表面に浸透
するのが防止されているためである。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明のオフセットブラ
ンケットによれば、支持体層のうち最下層の基布に撥水
処理が施されているので、オフセットブランケットの底
部から浸透した水や溶剤によって、基布の物性が劣化す
るのが防止され、さらに、オフセットブランケットの膨
潤により印刷時に印圧が過剰になって網点が太くなるの
を防止することができ、良好な印刷物を長期間にわたっ
て得ることができるという効果がある。
【0031】本発明のオフセットブランケット用下貼材
によれば、下貼材内の少なくとも最下層の基布に撥水処
理が施されているので、上記と同様に、基布の物性劣化
および膨潤が防止されると共に、水や溶剤の下貼材き裏
面への浸透が阻止されるため、転写胴のシリンダの腐食
が防止されるという効果がある。本発明のオフセットブ
ランケットおよび下貼材の各製造方法によれば、上記オ
フセットブランケットを簡単にかつ経済的に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオフセットブランケットの層構成を示
す断面図である。
【図2】撥水処理工程を示す説明図である。
【図3】本発明の他のオフセットブランケットの層構成
を示す断面図である。
【図4】シリンダへのオフセットブランケットの装着状
態を示す断面図である。
【図5】シリンダ表面の錆発生面積率と印刷機使用期間
との関係を示すグラフである。
【図6】通常のオフセット印刷を示す説明図である。
【符号の説明】
1    オフセットブランケット 2    オフセットブランケット 3    下貼材 4    支持体層 5a  基布 5b  基布 6    圧縮性層 7    表面印刷層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴム材を含浸させた複数層の基布を積層接
    着してなる支持体層の上面に表面印刷層が形成されたオ
    フセットブランケットにおいて、前記支持体層を構成す
    る基布のうち少なくとも最下層の基布が撥水処理されて
    いることを特徴とするオフセットブランケット。
  2. 【請求項2】ゴム材を含浸させた複数層の基布を積層接
    着して支持体層を形成し、ついでその上面に表面印刷層
    を形成するオフセットブランケットの製造方法において
    、前記支持体層を構成する基布のうち少なくとも最下層
    の基布に撥水剤を含浸させ、ついで乾燥し、熱処理して
    、撥水剤を上記基布に硬化・焼付することを特徴とする
    オフセットブランケットの製造方法。
  3. 【請求項3】少なくとも1層の基布とこれに含浸したゴ
    ム材とからなり、オフセットブランケットの裏面に配置
    され、転写胴に巻き付けて使用するオフセットブランケ
    ット用下貼材において、前記基布のうち少なくとも最下
    層の基布が撥水処理されていることを特徴とするオフセ
    ットブランケット用下貼材。
  4. 【請求項4】少なくとも1層の基布にゴム材を含浸させ
    、硬化させるオフセットブランケット用下貼材の製造方
    法において、前記基布のうち少なくとも最下層の基布に
    撥水剤を含浸させ、ついで乾燥し、熱処理して、撥水剤
    を上記基布に硬化・焼付することを特徴とするオフセッ
    トブランケット用下貼材の製造方法。
JP5273491A 1991-03-18 1991-03-18 オフセットブランケットとその製造方法、並びにオフ セットブランケット用下貼材とその製造方法 Pending JPH04288290A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007537075A (ja) * 2004-05-14 2007-12-20 デイ インターナショナル インコーポレーテッド オフセットリソグラフィーにおいて使用するための複合充填材料及びその製造方法
WO2019130738A1 (ja) * 2017-12-27 2019-07-04 株式会社Screenホールディングス 印刷装置、転写ローラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02116597A (ja) * 1988-10-26 1990-05-01 Kin Yosha Kk 印刷用ブランケット

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