JPH04288233A - 厚膜導体の印刷製版 - Google Patents

厚膜導体の印刷製版

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JPH04288233A
JPH04288233A JP5233691A JP5233691A JPH04288233A JP H04288233 A JPH04288233 A JP H04288233A JP 5233691 A JP5233691 A JP 5233691A JP 5233691 A JP5233691 A JP 5233691A JP H04288233 A JPH04288233 A JP H04288233A
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JP
Japan
Prior art keywords
printing plate
fibers
plate
thick film
printing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5233691A
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English (en)
Inventor
Masato Naruse
成瀬 正人
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は厚膜導体の印刷製版に関
する。セラミックの多層プリント基板を形成する際、セ
ラミック基板の材料となるグリーンシート上に金属ペー
ストを印刷製版を用いて所定のパターンに印刷し、この
グリーンシートを焼成して製造している。
【0002】このような印刷製版に於いては、導体層が
精度良く印刷され、かつ耐久性が良く、高粘度の金属ペ
ーストでも印刷する際のスキージの印刷圧力が低い状態
で印刷できる印刷製版が望まれる。
【0003】
【従来の技術】従来の印刷製版について図2の平面図を
用いて説明する。図示するように鋳造法で形成されたア
ルミニウムより成る方形の製版枠1の内の製版枠1A,
1B の上部面間に、線径が15μm 程度のコバルト
(Co)− クロム(Cr)−シリコン( Si)−硼
素(B) の非晶質合金より成る多数の繊維2A−1,
2A−2,2A−3…が該製版枠1A,1B に対して
45度の角度θで斜め方向に、互いに100μm のピ
ッチで張架されている。更に図を省略したが、製版枠1
C,1D に対しても上記繊維2A−1,2A−2,2
A−3…が該製版枠1C,1D に対して斜め方向に4
5度の角度θで、互いに100μmのピッチで張架され
ている。
【0004】また互いに隣接する他の製版枠1A,1D
 にも上記した非晶質合金より成る多数の繊維2B−1
,2B−2,2B−3…が、該製版枠1A,1D に対
して45度の角度θで斜め方向に互いに100 μm 
のピッチ前記繊維2A−1,2A−2,2A−3…上に
張架されている。更に図を省略したが製版枠1B,1C
 にも上記した非晶質合金より成る多数の繊維2B−1
,2B−2,2B−3…が、該製版枠1B,1C に対
して45度の角度θで斜め方向に互いに100 μm 
のピッチ前記繊維2A−1,2A−2,2A−3…上に
張架されている。
【0005】そしてこれらの一組の繊維2A−1,2A
−2,2A−3…と他の組の繊維2B−1,2B−2,
2B−3…は互いに直交する構造に成っている。そして
この非晶質合金の繊維2A−1,2A−2,2A−3…
、2B−1,2B−2,2B−3…上に、露光部が水溶
性と成る感光性樹脂膜3を塗布し、この感光性樹脂膜を
マスクフィルムを用いて所定パターンに露光し、この露
光した箇所を水洗して20μm の幅の開口パターン4
 を有する樹脂膜を設けて印刷製版を形成している。
【0006】この開口パターン4 は製版枠1C,1D
 に対して平行に設けられ、この開口パターンに沿って
金属ペーストを押圧するスキージが移動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記した感光性
樹脂膜3は強度が弱く、この上に金属ペーストを載置し
、この金属ペーストをスキージで押圧して厚膜導体をグ
リーンシート上に印刷しようとすると、この樹脂膜が破
損し易いために、前記した製版枠間に張架する繊維2A
−1,2A−2,2A−3…、2B−1,2B−2,2
B−3…の間隔を狭くして高密度に配設しており、上記
繊維2A−1,2A−2,2A−3…、2B−1,2B
−2,2B−3…で形成された開口部8は200 メッ
シュ程度である。
【0008】そのためにこの繊維によって金属ペースト
がスキージに依ってグリーンシート上に押し出され難く
、印刷された厚膜導体層に断線を生じるおそれがある。 このような現象は、特に線幅が50μm 以下の細い線
幅の厚膜導体層を形成する際に、金属ペーストがこの高
密度に張架された繊維によって印刷製版よりグリーンシ
ート上に転写され難くなり、細い線幅の厚膜導体層を高
解像度の状態にして印刷を行うことが困難となる。
【0009】そのため、図3(a)および図3(a)の
A−A´線図の図3 (b) に示すように、前記した
繊維を用いずにステンレス製の金属薄板6を前記製版枠
1に張架し、この金属薄板に前記した開口パターン4を
設ける。そしてこの金属薄板の厚さより薄い厚さを有す
るブリッジ7を前記した開口パターン4の両方の縁4A
,4B を接続するようにした構造の印刷製版を試みた
が、このメタルマスクにおいては、金属ペーストをスキ
ージで押圧する際に開口パターン4の両側の縁4A,4
B に、左右の方向に張力が働き、この部分が拡がった
り、或いは破損して多数回の印刷を行うことが困難であ
る。
【0010】本発明は上記した問題点を解決し、線幅が
50μm 以下の微細な厚膜導体層が、断線をしない状
態で高精度に形成されるようにした印刷製版の提供を目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の厚膜導体の印刷
製版は、方形の製版枠に斜め方向に所定の間隔で一組の
複数の非晶質繊維を張架するとともに、他の製版枠に斜
め方向に前記一組の複数の非晶質繊維上に交差するよう
にして他の組の複数の非晶質繊維を所定の間隔で張架し
、上記二組の非晶質繊維上に前記製版枠に平行な開口パ
ターンを設けた金属薄板を張架したことを特徴とするも
のである。
【0012】
【作用】本発明の厚膜導体の印刷製版は、製版枠に張架
する線径が15μm のCo−Cr−Si−Bの非晶質
合金の繊維のピッチを、従来の100 μm の間隔よ
り10mmの間隔に拡大して張架する。またこの上に製
版枠に対して平行で幅が20μm の寸法の開口部を有
する厚さが100 μm のステンレス製の薄板を設け
る。このように非晶質合金の繊維を張架するピッチを拡
大すると、線幅20μm の導体層を金属ペーストを押
圧して形成する際にも、前記繊維を張架することで形成
されたメッシュ状の開口部の面積が拡大されているので
線径15μm の繊維が有っても、この繊維の下部に金
属ペーストが回り込む形となって断線等の現象が生じな
い状態で印刷できる。
【0013】また上記金属薄板は従来用いていた感光性
樹脂膜よりも強度が大で、多数回の印刷に対しても破損
せず耐久性が大である。また従来の開口パターンをブリ
ッジで橋渡しした構造のメタルマスクを用いた印刷製版
に於けるように、開口パターンの両側の縁に掛かる張力
を、張架した繊維で吸収し、開口パターンの両側の縁が
破損するような現象も解消され、多数回の印刷にも耐え
、かつ微細な厚膜導体層が印刷できる印刷製版を得るこ
とができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例につき詳
細に説明する。図1(a)は本発明の印刷製版の平面図
である。図示するように本発明の印刷製版は、鋳造法で
形成されたアルミニウムより成る方形の、厚さが約30
mmの製版枠1の内の互いに隣接する製版枠1A,1B
 間、および製版枠1C,1D 間に、線径が15μm
程度のコバルト(Co)− クロム(Cr)− シリコ
ン( Si)−硼素(B) の非晶質合金より成る多数
の一組の繊維2A−1,2A−2,2A−3…が角度θ
=45度の斜め方向に、互いに10mmのピッチで張架
されている。
【0015】上記一組の繊維2A−1,2A−2,2A
−3…上に成るように、互いに隣接する他の製版枠1B
,1C 間、および製版枠1A,1D 間にも上記した
非晶質合金より成る多数の他の組の繊維2B−1,2B
−2,2B−3…が角度θ=45度の斜め方向に互いに
100 μm のピッチで張架されている。そしてこれ
らの一組の繊維2A−1,2A−2,2A−3…と、他
の組の繊維2B−1,2B−2,2B−3…は互いに直
交する構造に成っている。
【0016】そしてこの非晶質合金の繊維2A−1,2
A−2,2A−3…、2B−1,2B−2,2B−3…
上に、厚さが100 μm で、レジストパターンを用
いてエッチングにより開口された幅が20μm の開口
パターン4を有するステンレス製の金属薄板6が張架さ
れている。
【0017】この開口パターン4はスキージの移動方向
に沿って製版枠1A,1C に対して平行に形成されて
いる。 このような本発明の印刷製版と、感光性樹脂を張架した
従来の印刷製版を用いて、グリーンシート上に金属ペー
ストをスキージにより印刷する。上記金属ペーストは、
銅粉末をアクリル樹脂よりなる結合剤とメチルエチルケ
トンとテルピネオールの混合液の有機溶剤に溶解して混
練して形成した。
【0018】そしてグリーンシート上に形成された厚膜
導体層の特性、およびこのグリーンシートを焼成した場
合に形成される厚膜導体層の特性に於いて、本発明の印
刷製版を用いた場合と従来の印刷製版を用いた場合のそ
れぞれの特性を比較検討して表1に示す。
【0019】
【表1】 また本発明の印刷製版と従来の印刷製版を用いて金属ペ
ーストをグリーンシート上に印刷塗布する際の印刷条件
を表2に示す。
【0020】
【表2】 表1の項目1に示すように、本発明の印刷製版を用いて
一枚のグリーンシート上に形成した厚膜導体層のパター
ンの高さ、および幅の寸法のばらつきが、従来の印刷製
版を用いて形成した厚膜導体層のパターンの高さ、およ
び幅の寸法のばらつきより大幅に減少している。
【0021】また表1の項目2に示すように、一枚のグ
リーンシートに於ける断線箇所は従来の72箇所に対し
て3 箇所となり大幅に減少しており、また厚膜導体層
同士がショートする箇所も、従来の6 箇所に対して5
 箇所と減少している。
【0022】また表1の項目3に示すように、グリーン
シートを焼成後、セラミック基板を10層に積層した場
合に於いても、積層した多層プリント基板全体に対して
、従来は断線箇所が624 箇所であったのが、13箇
所に激減し、ショート箇所も従来の84箇所に対して8
 箇所と激減している。
【0023】また表1の項目4および項目5に示すよう
に、一枚の焼成したプリント基板に於ける厚膜導体層の
抵抗値のばらつきや、特性インピーダンスのばらつきも
大幅に減少しているのが判る。
【0024】また表2の項目1に示すように、金属ペー
ストをスキージで押圧する際の押圧力は、張架した非晶
質合金で形成されたメッシュ状の開口部が大きいために
小さくてすみ、また表2の項目2に示すように、スキー
ジを金属ペーストに押し込む押し込み量も少なくてすむ
。また表2の項目3に示すように本発明の印刷製版は前
記した張架された繊維で形成されたメッシュ状の開口部
が大であるために、金属ペーストが高粘度でも印刷でき
、断線が少なく分厚い厚膜導体パターンが得られる。
【0025】また表2の項目4に示すように転写精度も
大幅に向上し、項目5に示すように印刷製版の使用回数
は従来の印刷製版に対して大幅に向上する。また表2の
項目6に示すように800mm の製版枠に400gの
荷重を掛けた場合の金属薄膜の延びは0.5 mmで、
従来の印刷製版の樹脂膜の延びが2.5mm であるの
に対して大幅に減少している。また表2の項目7に示す
ように印刷する際の印刷製版と被印刷物間のギャップの
寸法であるスナップオフの寸法は、本発明の印刷製版の
繊維と金属薄板との張力が、従来の樹脂膜に比して大で
あるので、印刷後の印刷製版が容易に被印刷物と離れる
ので従来の1/2 と成り、印刷製版を被印刷物に対し
て密着して精度良く印刷できる。
【0026】以上述べたように、本発明の印刷製版を用
いて厚膜導体層パターンを印刷すると断線、ショートが
少なく、かつ導体層の抵抗値のばらつきの少ない高品質
、高信頼度の導体層パターンが得られ、また印刷条件も
印刷回数も向上した耐久性の良好な印刷製版が得られる
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明の印刷製版を用
いて金属ペーストを印刷すると、断線およびショート等
の少ない高精度で高信頼度の厚膜導体層が得られ、また
多数回の印刷に対して耐久性の大きい印刷製版が得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の印刷製版の平面図である。
【図2】  従来の印刷製版の平面図である。
【図3】  従来の印刷製版の平面図および断面図で図
3(a)は平面図で、図3(b)は図3(a)のA−A
´線断面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D  製版枠2A−1,2A
−2,2A−3 …、2B−1,2B−2,2B−3…
  繊維4  開口パターン 6  金属薄板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  方形の製版枠(1A,1B,1C,1
    D) に、所定の角度で斜め方向に所定の間隔で一組の
    複数の非晶質合金の繊維(2A−1,2A−2,2A−
    3 …) を張架するとともに、前記一組の複数の非晶
    質合金の繊維(2A−1,2A−2,2A−3 …) 
    上に交差するようにして他の組の複数の非晶質合金の繊
    維(2B−1,2B−2,2B−3 …) を所定の間
    隔で張架し、上記二組の非晶質合金の繊維(2A−1,
    2A−2,2A−3 …、2B−1,2B−2,2B−
    3…)上に前記製版枠に平行な開口パターン(4) を
    有する金属薄板(6) を張架したことを特徴とする厚
    膜導体の印刷製版。
JP5233691A 1991-03-18 1991-03-18 厚膜導体の印刷製版 Withdrawn JPH04288233A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514