JPH04287902A - 無極双方向リニヤーソレノイド - Google Patents

無極双方向リニヤーソレノイド

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JPH04287902A
JPH04287902A JP32763590A JP32763590A JPH04287902A JP H04287902 A JPH04287902 A JP H04287902A JP 32763590 A JP32763590 A JP 32763590A JP 32763590 A JP32763590 A JP 32763590A JP H04287902 A JPH04287902 A JP H04287902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plunger
magnetic material
linear solenoid
coil
turned
Prior art date
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Pending
Application number
JP32763590A
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English (en)
Inventor
Kenji Mukoyama
向山 賢治
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Takano Co Ltd
Original Assignee
Takano Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野  本発明は双方向リニヤーソレノイドに関するものであ
る。
(ロ)従来の技術  従来双安定ラッチングソレノイドとして知られている
ものは、永久磁石を用い、コイルへの通電方向を変換し
て、プランジャを左右に移動させている。通電を切ると
永久磁石の保磁力で、プランジャが吸引された位置に保
持されるのを特徴としている。
(ハ)発明が解決しようとしている問題点しかし、ソレ
ノイドによつては、通電の切り替えによつて、プランジ
ャを左右に移動させる双方向リニヤーソレノイドで、通
電を切つたとき、プランジャに保持力を持たせず、自由
な状態にしたい場合がある。
(ニ)問題を解決するための手段  本発明は、上記要求事項を解決するためになされたも
ので、その特徴とするところは、軟磁性材よりなる筒形
メインヨーク13と、中心部にプランジャ受16及び1
7を夫々構成した、軟磁性材よりなるサイドヨーク14
及び15を、メインヨーク13の両側面に固着する。非
磁性材よりなるシャフト12に固着した、軟磁性材より
なる円■形プランジャ11を、プランジャ受16と17
の間に、空隙長(l1+l2)を介して位置させ、プラ
ンジャ11の両側面から突出したシャフト12、12を
、プランジャ受16及び17に内装固着された、ポリイ
シド樹脂等の無給油軸受18、18で、摺動可能な状態
で支持する。一方メインヨーク13の略々中央に、プラ
ンジャ11の外周にわずかな隙間の磁気空隙20を持た
せ、その外周をメインヨーク13の内周に接触させて支
持された、軟磁性材よりなるセンターヨーク19と、プ
ランジャ11の外周に接触することなく、プランジャ1
1を周回するように捲かれた、2個のコイル22及び2
3とより構成したことにある。
(ホ)作用  コイル22及び23に通電しなければ、プランジャ1
1は、どの位置でも静止する。この状態でコイル22の
みに直流を通電すれば、プランジャ11は、プランジャ
受16に吸引される。通電を切ると、プランジャ11は
自由な状態になる。ここで、コイル23のみに直流を通
電すれば、プランジャ11はプランジャ受17に吸引さ
れる。通電を切れば、プランジャ11は再び自由な状態
になる。
(ヘ)実施例  以下図面について詳細に説明する。
第5図は、従来の双安定ラッチングソレノイドの一例を
示す断面図、第6図は、双安定ラッチングソレノイドに
給電する一例を示す電気的回路図である。
第5図及び第6図において、30は双安定ラッチングソ
レノイド、31は軟磁性材よりなるプランジャ、32は
非磁性材よりなるシャフト、33は軟磁性材よりなるメ
インヨーク、34及び35は軟磁性材よりなるサイドヨ
ーク、36及び37はプランジャ受、38は黄銅等の非
磁性材よりなるガイドパイプ、39は軟磁性材よりなる
センターヨーク、40はフェライト系又は希土類系永久
磁石で、N、Sはその磁極である。41、41は合成樹
脂等の絶縁材よりなるボビン、42及び43はプランジ
ャ31を周回するように捲かれたコイル、SWI及びS
WIIはスイッチ、R0はコイル42及び43のコイル
抵抗、Rは外部抵抗、Bは電池である。
第5図及び第6図において、スイッチSWIをONする
と、コイル42及び43に第5図に示す方向に直流が通
電されるとすると、プランジャ31は、プランジャ受3
6に吸引され、プランジャ31は左方向に移動する。
スイッチSWIをもとに戻して通電を切つても、永久磁
石40の保磁力で、プランジャ31がプランジャ受36
に吸引された状態で保持される。
次にスイッチSWIIをONすると、コイル42及び4
3に第5図に示す方向と逆方向に直流が通電され、プラ
ンジャ31は右方向に移動し、SWIIをもとに戻して
通電を切つても、第5図の状態で保持される。
第1図は、本発明の無極双方向リニヤ−ソレノイドの一
実施例を示す側断面図、第2図は無極双方向リニヤ−ソ
レノイドに給電する一実施例を示す電気的回路図である
第1図及び第2図において、10は無極双方向リニヤ−
ソレノイド、11は軟磁性材よりなる円■形プランジャ
、12は非磁性材よりなるシャフトで、プランジャ11
を貫通し、図示していない止ねじで固着されている。
13は軟磁性材よりなる筒形メインヨーク、14及び1
5は軟磁性材よりなるサイドヨークで、メインヨーク1
3の両側面に固着し、中心部にプランジャ受16及び1
7を構成している。18、18はポリイミド樹脂等の無
給油軸受で、プランジャ受16及び17に内装固着し、
シャフト12を摺動可能な状態で支持している。19は
軟磁性材よりなるセンターヨークで、内周は、プランジ
ャ11とわずかな隙間の磁気空隙20を介して対向させ
、外周はメインヨーク13の略々中央部に内接して支持
されている。21、21は合成樹脂等の絶縁材よりなる
ボビンで、その内周が、プランジャ11の外周に接触す
ることのないようにして、その外周をメインヨーク13
に内接して支持されている。22及び23はプランジャ
11を周回するように捲かれたコイル、24及び25は
空隙長が夫々l1及びl2の磁気空隙、SWI及びSW
IIはスイッチ、Bは電池である。
第3図は、第2図でスイッチSWIのみを閉じ、コイル
22のみに直流を通電した場合の、第1図磁気回路の等
価回路図である。第3図で、Fは、コイル22に通電し
たことによつて発生する起磁力、R1及びR2は、夫々
磁気空隙24及び25からプランジャ11を通り、磁気
空隙20に至る磁路の磁気抵抗、R3は、センターヨー
ク19からメインヨーク13を通り、夫々プランジャ受
16及び17に至る磁路の磁気抵抗、R4は、メインヨ
ーク13の内周から、センターヨーク19及び磁気空隙
20を通り、プランジャ11に至る磁路の磁気抵抗、Φ
1及びΦ2は、夫々磁気空隙24及び25を通過する磁
束である。
漏洩磁束が無いものとすると、第3図より(1)及び(
2)式より、(3)式を得る。
すなわち、漏洩磁束が無ければ、常にΦ1/Φ2>1で
あるから、プランジャ11はプランジャ受16に吸引さ
れ、左方向に移動する。
第3図でスイッチSWIを開き、スイッチSWIIのみ
を閉じれば、コイル23のみに直流が通電され、プラン
ジャ11はプランジャ受17に吸引され、右方向に移動
する。すなわち双方向リニヤ−ソレノイドとして動作す
る。スイッチSWI及びSWII共に開放して、コイル
22及び23に通電しなければ、プランジャ11はフリ
ーとなり、どの位置でも静止する。
たまたま、プランジャ11がプランジャ受17に接触し
、l2=0の位置で静止したとすると、磁気抵抗R2の
主要部分は磁気空隙25の磁気抵抗であるから、R2≒
0。従って(3)式は(4)式の通りになる。
この場合でも、漏洩磁束がなければ、コイル22を通電
すれば、プランジャ11は左方向に移動する。しかし、
実際にはR3には磁気空隙が無く、R4には磁気空隙2
0があるので、一般にはR■<R4で、Φ1/Φ2は1
よりわずか大きいだけである。従って(l1+l2)が
余り大きくなると、磁束Φ1の相当部分が外部に漏洩し
、プランジャ11を吸引するための有効磁束が減少し、
吸引できなくなる場合がある。そこで、図示していない
が、プランジャ受16及び17の内面に厚さlsの非磁
性材よりなる円環板を接着等の手段で固定しておけば、
プランジャ11とプランジャ受16又は17との磁気空
隙長の最小値をlsに保持することが出来るので、確実
に動作させることが出来る。
以上はプランジャ11、プランジャ受16及び17の端
面が平面であるが、これを円錐面にしても何等差し支え
ない。
第4図は本発明の他の実施例を示す側断面図である。
第4図で、10ないし25は第1図と同一である。26
は円板で、サイドヨーク14又は15、図ではサイドヨ
ーク14を貫通して外部に突出させた、シャフト12の
先端に固着してある。27は合成樹脂等の緩衝材でモー
ルドしたストッパー、28はストッパー受で、サイドヨ
ーク14に固着してある。プランジャ11が最も右寄り
にあったとき、ストッパー受28の内面と、ストッパー
27の外面との間隔をl3、磁気空隙24の空隙長(l
3+ls)、磁気空隙25の空隙長をlsに選定すれば
、プランジャ11は、プランジャ受16又は17との間
の最小磁気空隙長がls、動作ストロークがl3である
無極双方向リニヤ−ソレノイドとなる。
(ト)効果 以上図面について詳細に説明したように、本発明によれ
ば、2個のコイルへの直流通電を交互に行うことにより
、プランジャ11を左右に移動させ、通電を切れば、プ
ランジャ11を自由な状態にする効果がある。
又永久磁石は比較的高価であって、特にメインヨークが
円筒の場合には、永久磁石40の平面図が第7図の如く
円環状となり、N、Sがその磁極となるので、着磁方法
も特殊になる等、更に高価となるが、本発明では、永久
磁石を使用しないので、廉価に提供できる効果がある。
又、ストッパーを合成樹脂等の緩衝材でモールドして製
作することにより、動作時の衝撃及び騒音を軽減する効
果がある。
又、シャフト12を軸受18、18で支持し、ガイドパ
イプ38を用いていないので、プランジャ11とガイド
パイプ38の摩擦がなく動作がスムーズになる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の無極双方向リニヤ−ソレノイドの一
実施例を示す側断面図、第2図は、無極双方向リニヤ−
ソレノイドに給電する一実施例を示す電気的回路図、第
3図は、第1図磁気回路の等価回路図、第4図は、本発
明の無極双方向リニヤ−ソレノイドの他の実施例を示す
側断面図、第5図は従来の双安定ラッチングソレノイド
の一例を示す側断面図、第6図は、双安定ラッチングソ
レノイドに給電する一例を示す電気的回路図、第7図は
永久磁石40の平面図である。 10…無極双方向リニヤ−ソレノイド、11…プランジ
ャ、12…シャフト、13…メインヨーク、16、17
…プランジャ受、19…センターヨーク、22、23…
コイル、27…ストッパー、20、24、25…磁気空
隙、30…双安定ラッチングソレノイド、31…プラン
ジャ、32…シャフト、33…メインヨーク、36、3
7…プランジャ受、39…センターヨーク、40…永久
磁石、42、43…コイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟磁性材よりなる筒形メインヨーク13と
    、中心部にプランジャ受16及び17を夫々構成した、
    軟磁性材よりなるサイドヨーク14及び15を、メイン
    ヨーク13の両側面に固着する。非磁性材よりなるシャ
    フト12に固着した、軟磁性材よりなる円■形プランジ
    ャ11を、プランジャ受16と17の間に、空隙長(l
    1+l2)を介して位置させ、プランジャ11の両側面
    から突出したシャフト12、12を、プランジャ受16
    及び17に内装固着された、ポリイミド樹脂等の無給油
    軸受18、18で、摺動可能な状態で支持する。一方、
    メインヨーク13の略々中央に、プランジャ11の外周
    にわずかな隙間の磁気空隙20を持たせ、その外周をメ
    インヨーク13の内周に接触させて支持された、軟磁性
    材よりなるセンターヨーク19と、プランジャ11の外
    周に接触することなく、プランジャ11を周回するよう
    に捲かれた、2個のコイル22及び23とより構成した
    ことを特徴とする無極双方向リニヤーソレノイド。
  2. 【請求項2】無極双方向リニヤーソレノイド10の、一
    方の側面から突出したシャフト12の先端に円板26を
    固着し、円板26の周囲に、合成樹脂等の緩衝材をモー
    ルドしてストッパー27としたことを特徴とする特許請
    求範囲第一項記載の無極双方向リニヤーソレノイド。
JP32763590A 1990-11-29 1990-11-29 無極双方向リニヤーソレノイド Pending JPH04287902A (ja)

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JP32763590A Pending JPH04287902A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 無極双方向リニヤーソレノイド

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102856033A (zh) * 2011-06-30 2013-01-02 上海空间推进研究所 一种双向电磁锁位装置

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