JPH0428776Y2 - - Google Patents

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JPH0428776Y2
JPH0428776Y2 JP1985053221U JP5322185U JPH0428776Y2 JP H0428776 Y2 JPH0428776 Y2 JP H0428776Y2 JP 1985053221 U JP1985053221 U JP 1985053221U JP 5322185 U JP5322185 U JP 5322185U JP H0428776 Y2 JPH0428776 Y2 JP H0428776Y2
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JP
Japan
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platen
pinch rollers
paper pan
paper
pressing
Prior art date
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JP1985053221U
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JPS61168951U (ja
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、印字機の用紙送り装置に関する。
従来の技術 従来、ペーパーパンに複数のピンチローラをプ
ラテンの軸方向に配列して回転自在に設け、一つ
の押圧体によりペーパーパンの中央部を押圧して
ピンチローラをプラテンに圧接するようにのした
ものが存する。
考案が解決しようとする問題点 しかし、ペーパーパンは中央部のみ押圧されて
も剛性が不足するため変形し或いは傾斜し、個々
のピンチローラを均一にプラテンに圧接すること
は困難である。このため、用紙が蛇行する等の問
題が生ずる。
この考案はこのような点に鑑みなされたもの
で、各ピンチローラを均一にプラテンに圧接し、
用紙の蛇行を防止しうる印字機の用紙送り装置を
うることを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案は、複数のピンチローラ5,6をプラ
テン2の軸方向にそつて配列し、ピンチローラ
5,6を回転自在に保持するペーパーパン7をプ
ラテン2に対して接近離反自在に設け、一方向へ
付勢されてそれぞれピンチローラ5,6の近傍に
おいてペーパーパン7をプラテン2側に押圧する
複数の押圧体12を変位自在に並設し、プラテン
2の軸心にそう多角形の支軸14を回転自在に設
け、押圧体12に対向する複数のカム16を支軸
14に嵌合し、これらのカム16に、選択的に押
圧体12に当接してこの押圧体12をペーパーパ
ン7から退避させる複数の突起22,23,2
4,25を形成するとともにこれらの突起22,
23,24,25の間に位置して押圧体12のペ
ーパーパン7側への変位動作を許容する複数の凹
部18,19,20,21を形成し、少なくとも
凹部18,19,20,21のカム16の軸心か
らの半径を個々に変化させる。
作 用 カム16を回転させて押圧体12を変位させ
る。ピンチローラ5,6の近傍において、個々に
設けた押圧体12によりペーパーパン7の複数箇
所を押圧する。したがつて、個々のピンチローラ
5,6をプラテン2に均一に圧接することにな
る。
また、支軸14に対してカム16を嵌合し直す
ことにより、個々の押圧体12に対向する凹部1
8,19,20,21及び突起22,23,2
4,25を選択する。これにより、ペーパーパン
7やピンチローラ5,6に組立上のバラツキが生
じていても、ペーパーパン7に対する個々の押圧
体12の押し付け位置を調整し、個々のピンチロ
ーラ5,6をより一層均一にプラテン2に圧接す
ることになる。
実施例 この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。相対向する側板1にはプラテン2の軸3を支
承する軸受4が保持されている。2列にわたりプ
ラテン2の軸心にそつて配列されたピンチローラ
5,6を回転自在に保持するペーパーパン7の両
端には切欠8が形成され、左右の側板1を連結す
る連結板9には切欠8に突出する突片10と他の
突片11とが形成されている。
ついで、連結板9の突片11を支点として回動
する3個の押圧体12が発条12aにより後方下
がりの方向へ付勢されて設けられ、これらの押圧
体12を回動させる操作部13が設けられてい
る。この操作部13は、側板1に回転自在に保持
され両端部以外の大部分が四角の断面形状に形成
された支軸14と、この支軸14の両端部に固定
された操作レバー15と、支軸14に嵌合された
3個のカム16とよりなる。これらのカム16に
は押圧体12の後縁に形成したV字形の屈曲部1
7に対向する4個の凹部18,19,20,21
と4個の突起22,23,24,25とが形成さ
れている。凹部18,19,20,21及び突起
22,23,24,25の支軸14の中心からの
半径は個々に異なるが、凹部18と突起22との
間、凹部19と突起23との間、凹部20と突起
24との間、凹部21と突起25との間の半径の
差は等しく定められている。
また、プラテン2の前面にはデージーホイール
26と印字ハンマ27とが設けられている。
このような構成において、第2図の状態は凹部
19と屈曲部17とが対向し、押圧体12は発条
12aにより時計方向へ回動してピンチローラ
5,6をプラテン2に圧接させる。このとき、押
圧体12は個々に独立してピンチローラ5,6の
近傍においてペーパーパン7の中央部と両側とを
均等に押圧する。したがつて、個々のピンチロー
ラ5,6をプラテン2に均等に圧接させ、用紙の
蛇行を防止する。
操作レバー15を把持してカム16を支軸14
とともに45度反時計方向へ回転させると、第3図
に示すように突起23が押圧体12を前方下がり
の方向へ回動させ、ピンチローラ5,6がプラテ
ン2から離反する。
ペーパーパン7の水平度、ピンチローラ5,6
の取付け寸法等にバラツキが生じた場合には、中
央と両側とではピンチローラ5,6とプラテン2
との間隔が変化し、一部の押圧体12がペーパー
パン7の一部を極度に押圧して歪ませることがあ
る。このときは、支軸14からカム16を抜き、
押圧体12と対向する凹部18,19,20,2
1及び突起22,23,24,25を選択してカ
ム16を支軸14に嵌合し直すことができる。こ
れにより、部品の組立状態を調整して常にピンチ
ローラ5,6をプラテン2に均等に圧接すること
ができる。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、プラテ
ンの軸心にそつて配列した個々のピンチローラの
近傍において、独立して動作する個々の押圧体に
よりペーパーパンを押圧して個々のピンチローラ
をプラテンに均一に圧接することができ、さら
に、ペーパーパンやピンチローラ等の取付け状態
にバラツキが生じても、押圧体に対するカムの凹
部を選択してペーパーパンに対する押圧体の押し
付け位置を調整して個々のピンチローラをプラテ
ンに対してより一層均一に圧接することができ、
したがつて、用紙の蛇行をきわめて有効に防止す
ることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はプラテンを外した状態の平面図、第2図はプ
ラテンにピンチローラを圧接した状態の縦断側面
図、第3図はプラテンからピンチローラを離反さ
せた状態の縦断側面図である。 2……プラテン、5,6……ピンチローラ、7
……ペーパーパン、12……押圧体、14……支
軸、16……カム、18〜21……凹部、22〜
25……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のピンチローラをプラテンの軸方向にそつ
    て配列し、前記ピンチローラを回転自在に保持す
    るペーパーパンを前記プラテンに対して接近離反
    自在に設け、一方向へ付勢されてそれぞれ前記ピ
    ンチローラの近傍において前記ペーパーパンを前
    記プラテン側に押圧する複数の押圧体を変位自在
    に並設し、前記プラテンの軸心にそう多角形の支
    軸を回転自在に設け、前記押圧体に対向する複数
    のカムを前記支軸に嵌合し、これらのカムに、前
    記支軸に対する嵌合位置に応じて選択的に前記押
    圧体に当接してこの押圧体を前記ペーパーパンか
    ら退避させる複数の突起を形成するとともにこれ
    らの突起の間に位置して前記押圧体の前記ペーパ
    ーパン側への変位動作を許容する複数の凹部を形
    成し、少なくとも前記凹部の前記カムの軸心から
    の半径を個々に変化させたことを特徴とする印字
    機の用紙送り装置。
JP1985053221U 1985-04-10 1985-04-10 Expired JPH0428776Y2 (ja)

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JPS61168951U JPS61168951U (ja) 1986-10-20
JPH0428776Y2 true JPH0428776Y2 (ja) 1992-07-13

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JPS61168951U (ja) 1986-10-20

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