JPH04287366A - 半導体集積回路装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置及びその製造方法

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JPH04287366A
JPH04287366A JP3076843A JP7684391A JPH04287366A JP H04287366 A JPH04287366 A JP H04287366A JP 3076843 A JP3076843 A JP 3076843A JP 7684391 A JP7684391 A JP 7684391A JP H04287366 A JPH04287366 A JP H04287366A
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JP
Japan
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trench
groove
capacitor
integrated circuit
circuit device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3076843A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiko Konakawa
粉川 佳子
Shinya Soeda
真也 添田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
及びその製造方法に関し、特にダイナミックランダムア
クセスメモリ(以下、DRAMと称す)のような半導体
集積回路装置のキャパシタ容量を増加し得る構造とその
製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のトレンチ型キャパシタを有
する半導体集積回路装置を示す断面図であり、図におい
て、1はP型シリコン基板、3は電荷を蓄積するための
ゲート酸化膜であり、ゲート直下,トレンチ部ともに例
えば300〜500オングストローム厚に形成される。 4はポリシリコンからなるキャパシタ電極であり、トレ
ンチ部の深さは例えば4〜5μmであり、素子表面では
例えば2000〜4000オングストローム厚に形成さ
れる。5は例えば2000〜4000オングストローム
厚に形成されたゲート電極、6はMOSトランジスタの
ソース,ドレインが形成されるn+ 拡散領域、8は素
子間分離のための厚い酸化膜層であり、その厚みは例え
ば1μmである。9はMOSトランジスタ部、10は素
子間分離領域であり、MOSトランジスタ部、11はメ
モリキャパシタ部である。
【0003】次にその動作について説明する。MOSト
ランジスタ部9でゲート電極5を開け閉めすることによ
り、外部情報がメモリキャパシタ部11に書込まれる。 メモリキャパシタ部11に蓄積された情報は上記と同様
にゲート電極5の開閉により読出される。メモリキャパ
シタ部11では誘電体であるゲート酸化膜3を挟んで、
キャパシタ電極4を上の電極、シリコン基板1を下の電
極としてデータを蓄積するコンデンサを形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
装置は以上のように構成されており、そのメモリキャパ
シタ部では、電荷蓄積容量を増大させるためにキャパシ
タ面積を確保することが課題であり、しかも半導体集積
回路装置の大容量化,高集積化を図るためセル面積は縮
小を要するという、上記課題と相反する制約があった。 そこで、従来の半導体集積回路装置はセル面積を縮小さ
せるためにトレンチ型キャパシタを設けていたが、シリ
コン基板1に掘る溝の深さには限界があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、セル面積を増大させることなく
、電荷蓄積容量を増大できる半導体集積回路装置を得る
ことを目的としており、さらにこの装置に適した製造方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積回路装置は、キャパシタ部を形成する溝が溝上部より
も溝底部を大きくすることにより、全てのキャパシタの
電極面積を大きくしたものである。
【0007】また、この発明に係る半導体集積回路装置
の製造方法は、半導体基板に1素子よりも小さい面積の
溝を形成し、絶縁膜とキャパシタ電極を前記溝内に形成
した後、前記半導体基板上に同一の導電型の半導体層を
エピタキシャル成長させ、さらに前記溝よりも小さい溝
を前記溝上部に形成し、小さい溝の底部を前記溝に形成
したキャパシタ電極層までエッチングし、小さい溝の側
壁に絶縁膜を形成し、前記キャパシタ電極層と同様の材
質で埋込むようにしたものである。
【0008】
【作用】この発明における半導体集積回路装置はキャパ
シタを形成する溝が開口部よりも溝底部の方が大きいた
め、セル面積を大きくすることなくキャパシタ面積を増
大させる。
【0009】また、予め半導体基板上に溝を形成した後
、これと同一の導電型の半導体層をエピタキシャル成長
させて、上記溝より小さい溝をこれと連結するように形
成したので、任意の形状の溝を容易に形成できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1はこの発明の一実施例による半導体集積回路装
置の1素子の断面を示すものであり、図において、2は
この発明に係るトレンチキャパシタの溝形状を示してい
る。その他の記号は図2と同一である。また、図3(a
) 〜図3(h) は半導体集積回路装置の製造工程を
メモリセル部のみの断面図で示したものである。
【0011】以下、その製造方法を図3(a) 〜図3
(h) を用いて説明する。この図3(a) 〜図3(
h) 中の記号は、図1,図2中の同一符号の内容を示
す。まず、図3(a) の工程において、P型シリコン
基板に1素子分の面積よりは小さく、深さ2〜3μm程
度の溝2をプラズマエッチング等の公知の方法で形成す
る。次に、図3(b)の工程において、シリコン基板に
形成した溝に、ゲート酸化膜を形成するために薄い酸化
膜3を成長させ、キャパシタ電極を形成するためにポリ
シリコン4を堆積させる。そして図3(c) の工程に
おいて、シリコン基板表面までポリシリコンと酸化膜を
エッチングする。さらに図3(d) の工程において、
ゲート酸化膜3を露出したポリシリコンの表面上に成長
させる。
【0012】次に、図3(e) の工程において、シリ
コン基板1上に、さらにシリコン単結晶層7をエピタキ
シャル成長させる。その後、図3(f) の工程におい
て、従来のトレンチキャパシタの溝部の穴と同じ大きさ
で深さ1〜2μmの溝を図3(a) の工程と同様の方
法で形成する。そして、図3(g) の工程において、
ゲート酸化膜3を接続させるために図3(f)で形成し
た溝側壁を酸化する。最後に図3(h) の工程におい
て、キャパシタ電極部4を形成するために図3(f) 
で形成した溝の底部の酸化膜をドライエッチング等によ
り除去した後、キャパシタ電極部を形成するためにポリ
シリコンを堆積させ、溝部を埋込むことにより、本実施
例のメモリキャパシタ部が形成される。またMOSトラ
ンジスタ部についても従来例と同様に形成することによ
り本実施例の半導体集積回路装置が完成する。
【0013】このようにして完成した本実施例は、1素
子を構成する部分は従来の装置と同様に構成されており
、メモリキャパシタ部に蓄積した電荷をゲート電極を開
閉することにより書込み・読出しが行なわれる。そして
そのメモリキャパシタ部はキャパシタ電極であるポリシ
リコンが接するゲート酸化膜の面積分に全て電荷が蓄積
されるが、本実施例ではキャパシタを形成する溝を、そ
の底部が溝開口部より大きい形状としたので、セル面積
を大きくすることなくキャパシタ面積ひいては電荷蓄積
容量が大きくなっている。
【0014】なお、上記実施例では、トレンチの形状が
逆T字形であるが、図4に示したL字型、図5に示した
溝底部が半球であるように、溝の開口部よりも底部を大
きくした形状を有するものであるならば、本発明の製造
方法を当然適用でき、上記実施例と同様の効果を奏する
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体集
積回路装置及びその製造方法によれば、トレンチ形状を
開口部よりも溝底部を大きくするようにしたので、蓄積
電荷容量が増大し、さらにセル面積を拡大させることが
ないため高集積化・大容量化に大きく貢献することがで
きる。
【0016】また、半導体基板上に予め溝を形成した後
、これと同一の導電型の半導体層をエピタキシャル成長
させて、上記溝より小さい溝をこれと連結するように形
成したので、底部が上部よりも大きい溝を容易に形成で
き、任意の形状の溝を容易に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による半導体集積回路装置
を示す断面図である。
【図2】従来のトレンチ型キャパシタを有する半導体集
積回路装置の断面図である。
【図3】この発明の半導体集積回路装置の製造工程を示
す図である。
【図4】この発明の他の実施例による半導体集積回路装
置のメモリキャパシタ部を示す断面図である。
【符号の説明】
1    P型シリコン基板 2    溝 3    ゲート酸化膜 4    キャパシタ電極 5    ゲート電極 6    n+ 拡散領域 7    エピタキシャル層 8    素子間分離酸化膜層 9    MOSトランジスタ部 10  素子間分離領域 11  メモリキャパシタ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも1個のキャパシタを有する
    半導体集積回路装置において、前記キャパシタを形成す
    る溝が、溝開口部よりも溝底部の方を大きい形状を有す
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】  半導体基板に開口部が1素子よりも小
    さい面積を有する溝を形成し、キャパシタの電極層を形
    成する工程と、前記半導体基板上に同一導電型の半導体
    層を形成する工程と、前記半導体層に前記溝よりも小さ
    い溝を形成し、溝の側壁に絶縁層を形成する工程と、前
    記半導体層上に形成した溝底部の前記キャパシタ電極層
    を露出させる工程と、前記半導体層上に形成した溝を前
    記キャパシタ電極層を形成したものと同じ材質で埋め、
    前記キャパシタ電極層と接続させる工程とを含むことを
    特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
JP3076843A 1991-03-15 1991-03-15 半導体集積回路装置及びその製造方法 Pending JPH04287366A (ja)

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