JPH04287064A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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Publication number
JPH04287064A
JPH04287064A JP3051921A JP5192191A JPH04287064A JP H04287064 A JPH04287064 A JP H04287064A JP 3051921 A JP3051921 A JP 3051921A JP 5192191 A JP5192191 A JP 5192191A JP H04287064 A JPH04287064 A JP H04287064A
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JP
Japan
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toner
developing
color
developing device
image carrier
Prior art date
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Application number
JP3051921A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihide Sato
典秀 佐藤
Yuzo Kawano
裕三 川野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04287064A publication Critical patent/JPH04287064A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は単色のトナー像を複数重
ね合わせることにより複写体にカラー画像を形成する電
子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真装置は乾式トナーを使用
する機器が主流を占め多くの複写機、レーザプリンタな
どとして実用化され目覚ましい発展をとげている。
【0003】また、最近ではモノクロに加え市場からカ
ラー化の要望が高まりカラー複写機も出されている。電
子写真プロセス技術を応用したカラー画像を形成する電
子写真装置は、感光層を有する像担持体上へ各色に対応
した光線を選択的に照射して結像し、複数の所定のカラ
ー成分の中の特定の成分にそれぞれ対応する複数の静電
潜像をそれぞれの所定のトナーで現像し、それらの単色
のトナー像を重ね合わせることにより1枚の複写体にカ
ラー画像を形成する方法が採用されている。
【0004】たとえば、米国特許番号4,652,11
5 、特開昭63−262156 号などには、像担持
体と複写体搬送路との間に中間転写部材を設け、像担持
体上に個別に形成されたんなる色のトナー像を随時中間
転写部材上に重ねて転写して合成像を得、その合成像を
1枚の複写体に一括転写する方法が提案されている。
【0005】以下図面を参照して、従来の電子写真装置
について説明する。図7は従来の電子写真装置の側断面
図、図8は同現像器の側断面図、図9は同現像器の離接
動作状態を示す側面図、図10は同現像器の駆動動作状
態を示す側面図、図11は同電子写真装置の現像器の色
識別手段を示す斜視図、図12は同識別手段の作用を説
明する図である。
【0006】図において、1はポリエチレンテレフタレ
ートなどの樹脂ベルトを基材としてその外周面上にセレ
ン(Se)あるいは有機光導電体(OPC)などの感光
性受容層が薄膜状に塗布された像担持体である。
【0007】この像担持体1は2本の像担持体搬送ロー
ラ2,3によって垂直平面を像担持体搬送ローラ2,3
間で形成するように支持され、駆動モータ(図示せず)
によって像担持体搬送ローラ2,3に沿って矢印A方向
に周回動する。
【0008】ベルト状の像担持体1の周面には矢印Aで
示す像担持体回転方向の順に帯電器4、露光光学系5、
ブラック(B) 、シアン(C) 、マゼンタ(M) 
、イエロー(Y) の各色の現像器6(6B・6C・6
M・6Y)、中間転写部材ユニット7、像担持体クリー
ニング装置8、除電器9が設けられている。
【0009】帯電器4はタングステンワイヤなどからな
る帯電線10と金属板からなるシールド板11およびグ
リッド板12によって構成されている。帯電線10へ高
電圧を印加することによって帯電線10がコロナ放電を
起こしグリッド板12を介して像担持体1を一様に帯電
させる。
【0010】13は露光光学系5から発射される画像デ
ータの露光光線である。レーザプリンタとした場合の例
では、この露光光線13はホストコンピュータ(図示せ
ず)からの信号により制御され像担持体1上に複数の所
定のカラー成分の中の特定の成分にそれぞれ対応する複
数の静電潜像を形成する。
【0011】各色の現像器6はそれぞれ各色に対応した
トナー14(14C・14M・14Y・14B)を収納
するトナーホッパー15(15B・15C・15M・1
5Y)と、トナー14B・14C・14M・14Yと鉄
粉などの磁性粒子からなるキャリア16との混合物であ
る現像剤17を収納する現像パット18(18B・18
C・18M・18Y)とからなり、像担持体搬送ローラ
2,3により垂直平面を形成するように張架された像担
持体1の垂直平面上に最下部から順にブラック(B) 
・シアン(C) ・マゼンタ(M)・イエロー(Y) 
の各色の現像器6B・6C・6M・6Yが機体本体に設
けられた収納部に上方へそれぞれ着脱自在に積層配置さ
れている。
【0012】19はトナーホッパー15B・15C・1
5M・15Y内のトナー14B・14C・14M・14
Yを現像パット18B・18C・18M・18Y内に供
給する弾力性の高い合成樹脂の発砲体から成るトナー排
出ローラであり、トナーホッパー15B・15C・15
M・15Yの両側面に両端を回転自在に軸支されトナー
排出口20を塞いでいる。
【0013】21はトナー排出ローラ19に隣接して配
置された第1のトナー搬送部材であり、その中心部に両
端が回転自在に軸支されトナーホッパー15の側面間が
平板となっている第1の搬送軸21aと、トナーホッパ
ー15の底面15aと微小間隔を持って第1の搬送軸2
1aの平板部21a′に固定された可撓性シート状の弾
性体からなる第1の搬送部材21bとで構成されている
【0014】22はトナー排出ローラ19に隣接して配
置された第2のトナー搬送部材であり、その中心部に両
端が回転自在に軸支されトナーホッパー15の側面間が
平板となっている第2の搬送軸22aと、トナーホッパ
ー15の底面15aと微小間隔を持って第2の搬送軸2
2aの平板部22a′に固定された可撓性シート状の弾
性体からなる第2の搬送部材22bとで構成されている
【0015】23はトナー排出ローラ19に隣接して配
置された第3のトナー搬送部材であり、その中心部に両
端が回転自在に軸支されトナーホッパー15の側面間が
平板となっている第3の搬送軸23aと、トナーホッパ
ー15の底面15aと微小間隔を持って第3の搬送軸2
3aの平板部23a′に固定された可撓性シート状の弾
性体からなる第3の搬送部材23bとで構成されている
【0016】また、第1の搬送軸21aの平板部21a
′、第2の搬送軸22aの平板部22a′および第3の
搬送軸23aの平板部23a′の回転軌跡は互いにオー
バーラップしないように配置されている。
【0017】これは、オーバーラップする部分に同時に
平板部21a′、22a′、23a′が出合わすと、オ
ーバーラップ部分での回転方向は互いに逆向きであるた
め互いに接触し回転が止まってしまい、ひいてはトナー
搬送部材を駆動している駆動ギアなどが破損してしまう
ことを防止するためである。
【0018】しかしながら、第1の搬送部材21b、第
2の搬送部材22bおよび第3の搬送部材23bの回転
軌跡は互いにオーバーラップしている。これは、各トナ
ー搬送部材21間の回転軌跡とトナーホッパー15の底
面15aとでできる空間内のトナー14は実質的に固着
化し、静止したままで、トナーホッパー15より外部に
は排出されずに残ってしまうためであり、この空間はで
きる限り狭くし、さらにはトナーホッパー15の底面1
5aをトナー搬送部材21の軌跡に沿ってトナー搬送部
材21と微小な間隔を持ってトナーホッパー15の内部
へ突出させている。これによってトナー14を有効に使
用できる。
【0019】しかも、第1の搬送部材21b、第2の搬
送部材22bおよび第3の搬送部材23bは可撓性シー
ト状の弾性体からなるためオーバーラップ部分で互いに
出合った場合でもロックしたりすることはない。
【0020】24は現像バット18B・18C・18M
・18Yに両端を回転自在に軸支されトナーホッパー1
5B・15C・15M・15Yよりトナー排出口20を
通して供給されたトナー14B・14C・14M・14
Yとキャリア16とを混合撹拌しトナー14B・14C
・14M・14Yを荷電させ現像ローラ25へ搬送する
撹拌ローラである。
【0021】現像ローラ25の方向へ搬送されたトナー
14B・14C・14M・14Yとキャリア16は現像
ローラ25内に固定されたマグネットローラ26の磁力
により現像ローラ25の外周上へ吸引され磁気ブラシを
形成しドクターブレード27によりその穂立ちの高さを
制限される。
【0022】現像ローラ25の回転にともない現像剤1
7の磁気ブラシは像担持体1と接触し、像担持体1上の
静電潜像が形成された部分にそれぞれのカラー成分に対
応したトナー14B・14C・14M・14Yを付着さ
せトナー像を形成する。
【0023】28は各色に対応する現像器6B・6C・
6M・6Yの色を識別する色識別手段であり、(図11
参照)、機体本体に配置された第1のコネクター29と
各現像器6B・6C・6M・6Yの外面に配置された第
2のコネクター30とが嵌合することにより判定してい
る。
【0024】具体的には図12に示すように、現像器6
の側面に配置された第2のコネクター30のピンの位置
を色ごとに変えておき、これによって色を判別している
。また、それぞれの現像器6の有無も同時に判別してい
る。
【0025】これによって各色ごとに機体本体にあらか
じめ決められた位置に決められた色の現像器6が装着さ
れていないと、外部へエラー表示を行うように制御され
ている。
【0026】31(31B・31C・31M・31Y)
は駆動源(図示せず)からの動力を現像器6B・6C・
6M・6Yに伝達するための主動ギアであり、(図9(
a)(b)参照)それぞれの現像器6B・6C・6M・
6Yの外側面に配置され現像に寄与している場合、現像
ローラ25の軸の一端に取り付けられた現像ローラギア
32(32B・32C・32M・32Y)を回転駆動す
る。
【0027】33は機体が作動している間、像担持体1
に当接し現像に寄与している現像器たとえば6Bおよび
像担持体1から離間し現像に寄与していない現像器6C
・6M・6Yの撹拌ローラ24を駆動させるため駆動源
(図示せず)からの動力を伝達する撹拌駆動ギアであり
、撹拌従動ギア34(34B・34C・34M・34Y
)を介して現像器6に配置されたアイドラギア35(3
5B・35C・35M・35Y)、撹拌ローラギア36
(36B・36C・36M・36Y)へ伝達する。現像
ローラギア32と撹拌ローラギア36は連結されていな
い。
【0028】37は撹拌従動ギア34を支持する支持部
材であり、撹拌駆動ギア33の軸を中心に撹拌従動ギア
34が揺動するように構成されている。また、撹拌従動
ギア34が支持されている側と反対側の支持部材37は
引張ばね38によって矢印C方向のモーメントを与えら
れている。
【0029】トナー14B・14C・14M・14Yの
選択はそれぞれ各色に対応し回転自在に両端を機体本体
に軸支された離接カム39(39B・39C・39M・
39Y)が色識別手段28からの識別信号にてあらかじ
め設定された位置にそれぞれの現像器6が装着されてい
ることが判定されると、ホストコンピュータ(図示せず
)の色選択信号に対応して回転を開始し、選択された現
像器たとえば6Bを像担持体1に当接させることにより
完了する。
【0030】そして、選択されていない残りの現像器6
C・6M・6Yは像担持体1から離接バネ(図示せず)
の引張力により離間している。40は(40B・40C
・40M・40Y)は現像バット18B・18C・18
M・18Y内のトナー14B・14C・14M・14Y
とキャリア16の混合比を検知するためのトナー濃度検
知器であり、撹拌ローラ24とともにトナー濃度を調整
する。
【0031】中間転写体ユニット7は導電性の樹脂など
からなるベルト状の中間転写部材41と、中間転写部材
41を支持している2本の中間転写部材搬送ローラ42
,43と、中間転写部材41へ像担持体1上のトナー像
を転写するため中間転写部材41を間に挟んで像担持体
1に対向して配置される中間転写ローラ44とを有して
いる。ここで中間転写部材41の表面周長は像担持体1
の表面周長と名目上等しくなっている。
【0032】45は中間転写部材41上の残留トナーを
掻き取るための中間転写部材クリーニング装置であり、
中間転写部材41上に合成像を形成している間は中間転
写部材41から離間しており、クリーニングに供すると
きのみ当接する。
【0033】46は複写体47を収納している複写体カ
セットである。複写体47は複写体カセット46から半
月形をした給紙ローラ48によって1枚づつ複写体搬送
路49へ送り出される。
【0034】50は複写体47と中間転写部材41上に
形成された合成像の位置を一致させるため一次的に複写
体47を停止待機させるためのレジストローラであり、
従動ローラ51と圧接している。
【0035】52は中間転写部材41上に形成された合
成像を複写体47に転写するための複写体転写ローラで
あり、合成像を複写体47に転写するときのみ中間転写
部材41と接触回動する。
【0036】53は内部に熱源を有するヒートローラ5
4と加圧ローラ55とからなる定着器であり、複写体4
7に転写された合成像をヒートローラ54と加圧ローラ
55の挟持回転にともない圧力と熱によって複写体47
に定着させカラー画像を形成する。
【0037】以上のように構成された電子写真装置につ
いて、以下その動作について説明する。まず、電圧電源
に接続された帯電器4内の帯電線10に高圧を印加しコ
ロナ放電を行なわせ、像担持体1の表面を一様に−70
0 V〜−800 V程度に帯電させる。
【0038】次に、像担持体1を矢印A方向に回転させ
一様に帯電された像担持体1の表面上に複数のカラー成
分の中の所定のたとえばブラック(B) に相当するレ
ーザービームなどの露光光線13を照射すると、像担持
体1上の照射された部分は電荷が消え静電潜像が形成さ
れる。
【0039】一方、現像に寄与するブラックトナー14
Bの収納されている現像器6Bはホストコンピュータ(
図示せず)からの色選択信号による離接カム39Bの回
転により矢印B方向に押され像担持体1に当接する。
【0040】この現像器6Bの移動にともない現像ロー
ラギア32Bが主動ギア31Bと連結し現像ローラ25
Bの回転を開始する。撹拌ローラ24Bとトナー濃度検
知器40Bからなるトナー濃度検知手段は常に駆動して
いる。
【0041】それ以外の現像器6B・6C・6M・6Y
は像担持体1より離間し現象に寄与していない現像器6
C・6M・6Y内のそれぞれの現像ローラ25Bは停止
し、それぞれの撹拌ローラ24Bは撹拌駆動ギア33B
と撹拌従動ギア34Bの駆動伝達経路からアイドラギア
35Bを通して駆動を受け回転しており、またトナー濃
度調整手段も駆動している。
【0042】現像バット18B内のトナー14Bとキャ
リア16は撹拌ローラ24Bにより混合摩擦帯電され、
マグネットローラ26Bの磁力により吸引され磁気ブラ
シを形成され現像ローラ25Bの矢印方向の回転により
像担持体1と対向したマグネトローラ26BのN極部の
接触位置まで搬送される。
【0043】この接触位置で現像剤17Bの磁気ブラシ
を像担持体1に接触させながら現像ローラ25Bと像担
持体1との間に電位差を与えると、像担持体1上に形成
された静電潜像部にトナー14Bが付着してトナー像を
形成し現像が終了する。
【0044】トナー14Bが像担持体1に付着し消費さ
れ、トナー濃度検知器40Bが現像バット18B内のト
ナー14Bとキャリア16の混合比があらかじめ設定し
た値より低いと検出するとその検知信号がホストコンピ
ュータ(図示せず)に導かれ、トナー排出ローラ19B
を駆動回転させる。
【0045】この回転によりトナー排出ローラ19Bの
表面に付着したトナー14Bがトナー排出口20Bのエ
ッジ部により掻き落とされる。よってトナー排出口20
Bを通してトナーホッパー15B内のトナー14Bを現
像バット18B内の撹拌ローラ24B上に補給し、所定
の混合比へ回復させ一定の混合比を維持することになる
【0046】トナーホッパー15B内に配置されている
第1のトナー搬送部材21Bと第2のトナー搬送部材2
2Bおよび第3のトナー搬送部材23Bは、図示したよ
うにトナー排出ローラ19Bの回転とともに一点鎖線で
示した円の軌跡を描き、トナー14Bを撹拌するととも
にトナー14Bをトナー排出ローラ19B上へ搬送する
。ここで、たとえば第1のトナー搬送部材21Bと第2
のトナー搬送部材22Bが図8に示したようにオーバー
ラップ部で出合っても、第1の搬送材21bと第2の搬
送材22bは弾性材からなるため互いに撓みながら通過
し円滑な回転を維持する。また、第2のトナー搬送部材
22Bと第3のトナー搬送部材23Bに対しても同様で
ある。
【0047】現像が終了した現像器6Bは離接カム39
Bの180 度回転と離接ばね(図示せず)の引張力に
より、像担持体1との当接位置から離間位置へ移動し、
像担持体1と磁気ブラシの接触をなくし現像ローラギア
32Bと主動ギア31Bとの連結を解除し現像ローラ2
5Bの回転は停止する。
【0048】しかし、撹拌ローラ24Bはトナー14B
に常に摩擦帯電を付与し即座に印字対応するために現像
器6Bのアイドラギア35Bと撹拌従動ギア34Bとの
連結は解除されないように構成しているので、撹拌駆動
ギア33Bからの動力が伝達され回転を続ける。また、
このときトナー濃度検知器40Bも駆動しておりトナー
濃度調整を行っている。
【0049】前記現像器6Bにより像担持体1上に形成
されたトナー象は中間転写部材41に各色毎に像担持体
1と接触配置された中間転写ローラ44に高圧を印加す
ることにより転写される。
【0050】次に、たとえばシアン(C) の色が選択
されると、離接カム39Cが回転し今度は現像器6Cを
離接ばね(図示せず)の引張力に逆らって像担持体1の
方向へ押し像担持体1へ当接させシアンの現像を開始す
る。
【0051】4色を使用する複写機あるいはプリンタの
場合は前記現像の動作を4回順次繰り返し行い、中間転
写部材41上に4色B・C・M・Yのトナー像を重ね合
成像を形成する。このようにして形成された合成像は複
写体転写ローラ52に高圧を印加するとともに、圧力に
よって複写体カセット46から複写体搬送路49に沿っ
ておくられてきた複写体42に一括転写され、続いて定
着器53におくられここで熱とヒートローラ54と加圧
ローラ55の挟持圧によって定着されカラー画像として
出力される。
【0052】長期の使用にともない、イエローのトナー
14Yがなくなったことが現像器6Yのトナー濃度検出
器によって検出されると現像器6Yを図面表方向へ引き
抜いて新規な現像器と交換することになる。
【0053】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、色識
別手段がピンによるコネクター方式であるため、複数の
色に対応して機体本体に装着される場所があらかじめ決
ってしまい、したがって同一形状の現像器をそれぞれ機
体本体に装着する際に非常に注意して装着位置が間違い
ないか確認してやらなければいけないので、非常に煩わ
しかった。また、色識別手段はコネクターのピンの位置
にて行っているため、たとえば4種類の色の現像剤を使
用する場合4種類のコネクターを配置しなければならず
、組立に時間を要するとともにコストが高いものとなり
、またそれぞれの現像器は離接の際に色識別のためのコ
ネクターも摺動しなくてはいけないため、そのための構
造も複雑となっていた。さらに、特にブラック(B) 
は他の色よりも頻繁に使用されるので、ブラック(B)
 の現像器の交換が増えランニングコストが高価となっ
ていた。
【0054】そこで、本発明は上記問題点を解消し得る
電子写真装置を提供することを目的とする。
【0055】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明の第1の手段は、感光層が塗布された像担持体
と、前記像担持体上に形成された複数の色に対応する静
電潜像を顕画化する複数の色にそれぞれ対応する現像剤
を収納する複数の現像器と、前記複数の現像器がそれぞ
れ装着される装着部を有する機体本体と、前記機体本体
の各装着部に配設された前記現像器の色を識別する色識
別手段とを有し、かつ前記色識別手段は、前記機体本体
側に設けられる発光素子と受光素子とからなる反射型光
センサーおよび前記現像器側に取り付けられて前記発光
素子からの光を受光素子に反射する反射板とから構成し
た電子写真装置である。
【0056】また、上記課題を解決するための本発明の
第2の手段は、上記第1の手段において、複数の現像器
のうち1個については、現像剤の収納容量を大きくした
電子写真装置である。
【0057】さらに、上記課題を解決するための本発明
の第3の手段は、上記第2の手段において、現像剤の収
納容量の大きい現像器に黒色を収納させるようにした電
子写真装置である。
【0058】
【作用】上記の構成によると、現像器の色識別手段を、
機体本体側に設けられる発光素子と受光素子とからなる
反射型光センサーおよび前記現像器側に取り付けられて
前記発光素子からの光を受光素子に反射する反射板とか
ら構成しているので、この反射板の反射率を異ならせる
ことにより、極めて簡単な構成で現像器の色の識別を行
うことができる。
【0059】また、複数の現像器のうち、1個について
は現像剤の収納容量を大きくするとともに、この収納容
量が大きい現像器を一番消耗が激しい黒色用として使用
することにより、現像器全体のランニングコストを下げ
ることができる。
【0060】
【実施例】以下、本発明の一実施例における電子写真装
置について図を用いて説明する。図1は本発明の電子写
真装置の一実施例を示す側断面図、図2は同現像器の側
断面図、図3は同現像器の離接動作状態を示す側面図、
図4は同現像器の駆動動作状態を示す側面図、図5は同
電子写真装置の現像器の色識別手段を示す斜視図、図6
は同色識別の構成を示す平面図である。
【0061】なお、本実施例では、上記従来の電子写真
装置と同じ構成部材については同じ番号を付与して、そ
の説明を省略する。図5および図6において、56は本
発明に係る色識別手段であり、機体本体に配設された発
光素子57aと受光素子57bからなる反射型光センサ
ー57と反射型光センサー57に対向してそれぞれの色
の現像器6の外面に貼付されたそれぞれ反射率の異なる
1枚の反射板58からなっている。反射率の違いによっ
て色が設定されている。
【0062】また、この反射板57の現像器6の像担持
体1への離接方向の寸法は離接距離よりも長くしている
。 これは離接にともなう色識別の誤動作を防ぐためである
。さらに、この色識別手段56により特定の色(ブラッ
ク)の現像器6Bを除く現像器6C・6M・6Yが機体
本体の収納部のどの位置に挿入されていても色選択順す
なわちたとえばB→C→M→Yの順は変えないように構
成されている。これは4色重ねてカラー画像を形成する
ためトナーを構成している材質からきており高印字品質
を提供するためである。
【0063】また、ブラック(B) の現像器6Bのト
ナーホッパー15Bの容量は他の色のトナーホッパー1
5C・15M・15Yよりも大きくなっている。これは
通常ブラックの現像剤の消費が他の色に比べて多いため
である。
【0064】このため、ブラックの現像器6Bが収納さ
れる機体本体の収納部は、図1に示すように、最下部に
特定されている。他の色の現像器6C・6M・6Yは機
体本体装着部の任意の位置に装着できるように同一形状
で構成されている。
【0065】また、100 ( 100B, 100C
, 100M, 100Y)は機体本体の装着部に各色
に対応し、理想とする装着位置を表示したマーカである
。理想の装着位置は現像剤の材質、トナーの飛散、回路
構成などによって決定される。
【0066】以上のように構成された電子写真装置につ
いて、以下その動作について説明する。まず、高圧電源
に接続された帯電器4内の帯電線10に高圧を印加しコ
ロナ放電を行なわせ、像担持体1の表面を一様に− 7
00V〜− 800V程度に帯電させる。
【0067】次に、像担持体1を矢印A方向に回転させ
一様に帯電された像担持体1の表面上にあらかじめ設定
された色選択順にしたがって、複数のカラー成分の中の
所定のブラック(B) に相当するレーザビームなどの
露光光線13を照射すると、像担持体1上の照射された
部分は電荷が消え静電潜像が形成される。一方、現像に
寄与するブラックトナー14Bの収納されている現像器
6Bは色識別手段56にて機体本体の4カ所のどの装着
部に配置されているか判別されているので、ホストコン
ピュータ(図示せず)からの色選択信号による離接カム
39Bの回転により矢印B方向に押され像担持体1に当
接する。
【0068】この現像器6Bの移動にともない現像ロー
ラギア32Bが主動31Bと連結し現像ローラ25Bの
回転を開始する。撹拌ローラ24Bとトナー濃度検知器
40Bからなるトナー濃度検知手段は常に駆動している
【0069】それ以外の像担持体1より離間し現像に寄
与していない現像器6C,6M,6Y内のそれぞれの現
像ローラ25Bは停止し、それぞれの撹拌ローラ24B
は撹拌駆動ギア33Bと撹拌従動ギア34Bの駆動伝達
経路からアイドラギア35Bを通して駆動を受け回転し
ており、またトナー濃度調整手段も駆動している。
【0070】現像バット18B内のトナー14Bとキャ
リア16は撹拌ローラ24Bにより混合摩擦帯電され、
マグネットローラ26Bの磁力により吸引され磁気ブラ
シを形成され現像ローラ25Bの矢印方向の回転により
像担持体1と対向したマグネットローラ26BのN極部
の接触位置まで搬送される。
【0071】この接触位置で現像剤17Bの磁気ブラシ
を像担持体1に接触させながら現像ローラ25Bと像担
持体1との間に電位差を与えると、像担持体1上に形成
された静電潜像部にトナー14Bが付着してトナー像を
形成し現像が終了する。
【0072】トナー14Bが像担持体1に付着し消費さ
れ、トナー濃度検知器40Bが現像バット18B内のト
ナー14Bとキャリア16の混合比があらかじめ設定し
た値より低いと検出するとその検知信号がホストコンピ
ュータ(図示せず)に導かれ、トナー排出ローラ19B
を駆動回転させる。
【0073】この回転によりトナー排出ローラ19Bの
表面に付着したトナー14Bがトナー排出口20Bのエ
ッジ部により掻き落とされる。よってトナー排出口20
Bを通してトナーホッパー15B内のトナー14Bを現
像バット18B内の撹拌ローラ24B上に補給し、所定
の混合比へ回復させ一定の混合比を維持することになる
【0074】トナーホッパー15B内に配置されている
第1のトナー搬送部材21Bと第2のトナー搬送部材2
2Bおよび第3のトナー搬送部材23Bは図示したよう
にトナー排出ローラ19Bの回転とともに一点鎖線で示
した円の軌跡を描きトナー14Bを撹拌するとともにト
ナー14Bをトナー排出ローラ19B上へ搬送する。
【0075】ここで、たとえば第1のトナー搬送部材2
1Bと第2のトナー搬送部材22Bとが図2に示したよ
うにオーバーラップ部で出合った場合でも、それぞれの
搬送材21b,22bは弾性材からなるため互いに撓み
ながら通過し円滑な回転を維持する。また、第2のトナ
ー搬送部材21と第3のトナー搬送部材22に対しても
同様である。
【0076】現像が終了した現像器6Bは離接カム39
Bの180 度回転と離接ばね(図示せず)の引張力に
より、像担持体1との当接位置から離間位置へ移動し、
像担持体1と磁気ブラシの接触をなくし、現像ローラギ
ア32Bと主動ギア31Bとの連結を解除して現像ロー
ラ25Bの回転は停止する。しかし、撹拌ローラ24B
はトナー14Bに常に摩擦帯電を付与し即座に印字対応
するために現像器6Bのアイドラギア35Bと撹拌従動
ギア34Bとの連結は解除されないように構成している
ので、撹拌駆動ギア33Bからの動力が伝達され回転を
続ける。
【0077】また、このときトナー濃度検知器40Bも
駆動しておりトナー濃度調整を行っている。前記現像器
6Bにより像担持体1上に形成されたトナー像は中間転
写部材41に各色毎に像担持体1と接触配置された中間
転写ローラ44に高圧を印加することにより転写される
【0078】次に、たとえばシアン(C) の色が選択
されると、離接カム39Cが回転し今度は現像器6Cを
離接ばね(図示せず)の引張力に逆らって像担持体1の
方向へ押し像担持体1へ当接させシアンの現像を開始す
る。4色を使用する複写機あるいはプリンタの場合は前
記現像の動作を4回順次繰り返し行い、中間転写部材4
1上に4色B・C・M・Yのトナー像を重ね合成像を形
成する。
【0079】このようにして形成された合成像は複写体
転写ローラ52に高圧を印加するとともに圧力によって
複写体カセット46から複写体搬送路49に沿って送ら
れてきた複写体47に一括転写され、続いて定着器53
におくられここで熱とヒートローラ54と加圧ローラ5
5の挟持圧によって定着されカラー画像として出力され
る。
【0080】上記実施例の構成によると、感光層が塗布
された像担持体と、像担持体上に形成された複数の色に
対応する静電潜像を顕画化する複数の色にそれぞれ対応
する現像剤を収納する複数の現像器と、複数の現像器が
それぞれ装着される装着部を有する機体本体と、機体本
体のそれぞれの装着部に配設され現像器の色を識別する
色識別手段とを有し、複数の現像器のうち消耗が頻繁に
行われる現像器の機体本体の装着部は特定し、残りの現
像器の機体本体への装着位置は特定されていないように
し、さらに複数の現像器の選択順はそれぞれの色に対応
しあらかじめ設定されており、色識別手段は機体本体に
配設された反射型光センサーと反射型光センサーに対向
し現像器の外面に貼付されたそれぞれの反射率の異なる
1枚の反射板からなるようにしたため、特定の色の現像
器の位置を除いて機体本体の3カ所の任意の位置にそれ
ぞれの現像器を装着しても容易に色識別手段が識別しあ
らかじめ設定された色選択順にしたがって印字動作を行
うので、現像器の機体本体への装着が非常に簡単となり
メンテナンス性が大幅に向上する。
【0081】また、特に現像器内のトナーがなくなった
場合、トナーのみを補給するのではなく現像器を使い捨
てとした機器においては、コネクターに比べ反射板を貼
付するだけで済むため現像器の組立工数などが大幅に低
減できる。
【0082】さらに、消費の多いブラックの現像器の容
量を大きくしたためランニングコストが低減する。なお
、本実施例では、2成分現像器を例にとり説明したが、
非磁性1成分現像器・磁性1成分現像器等であってもか
まわない。
【0083】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、現
像器の色識別手段を、機体本体側に設けられる発光素子
と受光素子とからなる反射型光センサーおよび前記現像
器側に取り付けられて前記発光素子からの光を受光素子
に反射する反射板とから構成したので、この反射板の反
射率を異ならせることにより、極めて簡単な構成で現像
器の色の識別を行うことができる。すなわち、従来例の
ように、ハード的に識別を行うものと異なり、反射板の
反射率で識別するため、現像器を挿入する箇所が限定さ
れず、しかもメンテナンスおよび装置の組み立ても極め
て容易となる。
【0084】また、複数の現像器のうち、1個について
は現像剤の収納容量を大きくするとともに、この収納容
量が大きい現像器を一番消耗が激しい黒色用として使用
することにより、現像器全体のランニングコストを下げ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例における電子写真装置
の側断面図である。
【図2】図2は同電子写真装置における現像器の側断面
図である。
【図3】図3(a) および(b) は同電子写真装置
における現像器の離接動作状態をそれぞれ示す側面図で
ある。
【図4】図4は同電子写真装置における現像器の駆動動
作状態を示す側面図である。
【図5】図5は同電子写真装置における現像器の色識別
手段を示す斜視図である。
【図6】図6は同電子写真装置における現像器の色識別
手段の構成を示す要部平面図である。
【図7】図7は従来例における電子写真装置の側断面図
である。
【図8】図8は同電子写真装置における現像器の側断面
図である。
【図9】図9(a) および(b) は同電子写真装置
における現像器の離接動作状態をそれぞれ示す側面図で
ある。
【図10】図10は同電子写真装置における現像器の駆
動動作状態を示す側面図である。
【図11】図11は同電子写真装置における現像器の色
識別手段を示す斜視図である。
【図12】図12(a) 〜(d) は同電子写真装置
における現像器の色識別手段の作用を説明する模式図で
ある。
【符号の説明】
1      像担持体 6      現像器 17      現像剤 56      色識別手段 57      反射型光センサー 57a    発光素子 57b    受光素子 58      反射板 100     マーカ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  感光層が塗布された像担待体と、前記
    像担持体上に形成された複数の色に対応する静電潜像を
    顕画化する複数の色にそれぞれ対応する現像剤を収納す
    る複数の現像器と、前記複数の現像器がそれぞれ装着さ
    れる装着部を有する機体本体と、前記機体本体の各装着
    部に配設された前記現像器の色を識別する色識別手段と
    を有し、かつ前記色識別手段は、前記機体本体側に設け
    られる発光素子と受光素子とからなる反射型光センサー
    および前記現像器側に取り付けられて前記発光素子から
    の光を受光素子に反射する反射板とから構成した電子写
    真装置。
  2. 【請求項2】  複数の現像器のうち1個については、
    現象剤の収納容量を大きくした請求項1に記載の電子写
    真装置。
  3. 【請求項3】  現像剤の収納容量の大きい現像器には
    、黒色を収納させるようにした請求項2に記載の電子写
    真装置。
JP3051921A 1991-03-18 1991-03-18 電子写真装置 Pending JPH04287064A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014224971A (ja) * 2013-04-25 2014-12-04 株式会社リコー トナーカートリッジおよび画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014224971A (ja) * 2013-04-25 2014-12-04 株式会社リコー トナーカートリッジおよび画像形成装置

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