JPH04286896A - 閃光発光装置 - Google Patents

閃光発光装置

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JPH04286896A
JPH04286896A JP5245791A JP5245791A JPH04286896A JP H04286896 A JPH04286896 A JP H04286896A JP 5245791 A JP5245791 A JP 5245791A JP 5245791 A JP5245791 A JP 5245791A JP H04286896 A JPH04286896 A JP H04286896A
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JP
Japan
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tube
igbt
circuit
voltage
light
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JP5245791A
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Hiroshi Yamada
浩 山田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、閃光発光装置、詳し
くは写真撮影等に使用される調光式閃光発光装置におけ
る閃光放電管の放電電流を制御し、ゲート絶縁型バイポ
ーラトランジスタの耐電流以下で発光を行う閃光発光装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、調光式閃光発光装置、い
わゆる調光式ストロボ装置を用いる閃光発光撮影は、同
ストロボ装置を被写体に向け、その閃光放電管を発光さ
せ、被写体からの反射光を受光して、その受光量が最適
露光値に達した時点で自動的に上記発光が停止されるよ
うになっている。従って、この場合、ストロボ装置にお
ける閃光放電管の発光および発光停止動作が速やかに行
われないと適正露光が得られないことになる。この閃光
放電管の発光を制御するには、従来、閃光放電管に半導
体スイッチング素子としてサイリスタを直列に接続し、
同サイリスタの導通をオン,オフ制御することによって
行うのが一般的であった。
【0003】ところが、最近ではサイリスタに替えてゲ
ート絶縁型バイポーラトランジスタ(Insulate
d  Gate Bipolar  Transist
or)(以下、IGBTという)等のゲート制御型スイ
ッチング素子を用いたストロボ用制御回路(特開昭64
−17033号公報参照)が提案されている。このゲー
ト制御型スイッチング素子を用いたストロボ用制御回路
は、従来のサイリスタを用いたストロボ用制御回路に比
べると、素子そのものの機能である自己消弧型素子を用
いているため、転流回路が不要であるという特徴を有し
ている。
【0004】そして、また本出願人も先に特願平2−2
0000号によって図7に示すようなIGBTにより制
御される閃光発光回路を提案している。この閃光発光回
路は、CPUからの充電開始制御信号CHGを受けて電
源昇圧回路が作動し、メインコンデンサCに所定の充電
電圧で給電しメインコンデンサCが充電される。このメ
インコンデンサCには並列に抵抗RとダイオードDの直
列回路が接続されており、この回路によってIGBTの
ゲ−トにバイアスをかけてIGBTをオンさせておく。 そして、CPUからの発光開始信号STONをトリガ用
SCRに印加し、同SCRをオンさせ、トリガコンデン
サCo ,トリガトランスTo を動作させて閃光放電
管Xeをトリガして発光を開始させる。また、発光停止
は、CPUから発光停止信号STOFFがスイッチング
トランジスタQのベ−スに印加され、同トランジスタQ
をオンすることによってIGBTをオフさせて行う。放
電管Xeの発光停止後は、トランジスタQをオフさせて
IGBTをオンすることで、次の発光に備える。
【0005】また、この閃光発光回路によれば、閃光撮
影時に動物などの被写体の眼が赤く写る、周知の赤目現
象を軽減させるための赤目防止用のプリ発光を閃光同調
撮影時の本発光前に行わせることができる。この赤目防
止手段は周知のように、ストロボ撮影時の本発光前に複
数回の小発光を被写体に向けて行うことにより被写体の
眼の瞳孔を絞り、これによって赤目現象を軽減させるも
のであり、上記閃光発光回路では、このプリ発光動作を
、そのタイムチャ−トが図8に示されるようにして行う
。即ち、充電開始制御信号CHGを電源昇圧回路に印加
し、メインコンデンサCおよびトリガコンデンサCo 
を充電した後、本発光前に、パルス状の発光開始信号S
TONをトリガ用SCRに複数回連続して印加すると、
その都度、放電管Xeは小発光を繰り返すので、これに
より被写体の瞳孔が絞られて赤目現象が防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、IGBTを
用いる上記従来の閃光発光装置においては、次のような
問題がある。即ち、前記特開昭64−17033号公報
に示された閃光発光回路では、閃光放電管のXe管の放
電電流を制限するためのインダクタンスLがXe管と直
列に挿入されている。もし、このインダクタンスLが入
っていないと、Xe管の放電電流がIGBTの耐電流量
を上回ってしまいIGBTを破壊してしまう。従って、
これを防止するために電流制限用インダクタンスLを挿
入している。しかし、このインダクタンスLを入れると
いうことは、コスト高を招き、かつ大きな実装スペ−ス
を要すると言った問題がある。
【0007】また、図7に示した閃光発光回路には、イ
ンダクタンスは入っていないが、Xe管の管電流を小さ
くするためにXe管のインピ−ダンスを高める必要があ
り、具体的には、Xe管内部のガス圧を高めることが必
要となる。しかし、そうするとXe管の最低発光電圧が
上昇し、メインコンデンサが低い電圧の時にストロボが
発光できないという問題がある。これを解決するのに、
Xe管のア−ク長を長くすることも考えられるが、そう
すると、コスト高を招き、かつ、大きな実装スペ−スを
要するといった問題が発生する。
【0008】一方、近年においては、閃光用放電管とし
てア−ク長が非常に短いショ−トア−クXe管が出現し
ている。このショ−トア−クXe管について、今少し詳
しく説明すると、従来はア−ク長を短くし過ぎると、前
述の管電流が大きくなることに加えて耐久性が著しく悪
くなり、ある一定のア−ク長以下のXe管は実使用には
耐えることができなかった。
【0009】ところが、近年、この耐久性の問題を見事
に解決したア−ク長10mm以下のショ−トア−クXe
管が出現してきた。このXe管は、IGBT使用を前提
とした今までのXe管の管電流が100A程度であるの
に対して、管電流が300A以上もある。よって、前記
特開昭64−17033号公報に開示されている閃光発
光回路のようにインダクタンスLを入れて管電流を制限
するのは困難であり、もし制限することができたとして
も、非常に大きなインダクタンスを必要とし、それに比
例し、インダクタンスで消費されるエネルギも大きくな
り、Xe管の発光効率が著しく悪くなってしまう。また
、前記図7の回路に適用した場合には、矢張りXe管の
ガス圧を上げる必要があるが、現在のXe管製造技術で
はIGBTの耐電流以下になるまでガス圧を上げること
は不可能であり、また、仮にガス圧を上げられたとして
もXe管の最低発光電圧が著しく上昇し、メインコンデ
ンサの電圧が常用電圧であっても発光しない恐れがある
【0010】ここで、Xe管の管電流とIGBTのコレ
クタ電圧との関係について着目すると、図5は、あるX
e管を発光させたときの管電流IxとIGBTのコレク
タ電圧Vcの波形を示したものであり、図6は、立上が
りの部分を拡大して示したものである。これらの波形か
ら見ても判るように、Xe管の管電流Ixとコレクタ電
圧Vcは比例して上昇している。IGBTの種類によっ
ても若干異なるが、IGBTのオン抵抗は約0.04Ω
であり、100Aの管電流が流れると、コレクタ電圧V
cは約4V発生する。これは充分検出可能な電圧である
【0011】本発明の目的は、Xe管の管電流とIGB
Tのコレクタ電圧との関係を巧みに利用し、ト−タル的
な発光量を制御できてショ−トア−クXe管が使用でき
る閃光発光装置を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による閃光発光装
置は、電源電圧を昇圧する電源昇圧回路と、この電源昇
圧回路の昇圧電圧で充電されるメインコンデンサと、こ
のメインコンデンサの放電ル−プ中に接続された閃光放
電管とIGBTの直列回路と、上記閃光放電管を励起す
るトリガ回路と、上記IGBTのコレクタ端子に接続さ
れ、上記閃光放電管の閃光発光時にコレクタ電圧を検出
する検出回路と、上記コレクタ電圧が所定値を越えると
上記IGBTを非導通に制御する制御手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】発光開始信号をトリガ回路に印加し、同トリガ
回路を動作させて閃光放電管にトリガをかける。これと
同時に、制御手段に信号を送り、同手段を作動させてI
GBTをオンにする。すると、これにより放電管の発光
が開始される。そして、管電流が流れ始め、IGBTの
オン抵抗×管電流の電圧がIGBTのコレクタに発生す
る。この電圧をコレクタ電圧検出回路で検出し、IGB
Tの耐電流を越える前に、この検出回路から上記制御手
段に信号を送り、IGBTをオフさせる。その後、放電
管の内部が、まだイオン化している間に再度、IGBT
をオンさせ、発光を再開させる。これを繰り返して最適
光量が得られたとき、発光を停止させる。
【0014】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
る。図1は、本発明の第1実施例を示す閃光発光装置の
構成ブロック図である。
【0015】充電制御回路10によって動作が制御され
る電源昇圧回路12の出力端には、メインコンデンサ1
3、およびショ−トア−クXe管からなる閃光放電管1
1,IGBT18の直列回路がそれぞれ接続されている
。上記閃光放電管11はCPU60からのトリガ信号に
よって動作するトリガ回路25により励起されるように
なっている。また、上記IGBT18はゲ−ト制御回路
19により、そのオン,オフが制御されるようになって
いる。そして、そのコレクタ18cには同IGBTのコ
レクタ電圧を検出するコレクタ電圧検出回路20が接続
されている。
【0016】このように構成された第1実施例において
は、CPU60から発光開始信号をトリガ回路25に印
加し、同トリガ回路を動作させて閃光放電管11にトリ
ガをかけると同時に、CPU60より制御手段を構成す
るゲ−ト制御回路19に信号を送り、同回路を作動させ
てIGBT18をオンにする。すると、これにより放電
管11の発光が開始される。そして、管電流が流れ始め
ると、(IGBTのオン抵抗×管電流)の電圧がIGB
T18のコレクタ18cに発生する。この電圧をコレク
タ電圧検出回路20で検出し、IGBT18の耐電流を
越える前にコレクタ電圧検出回路20から上記制御回路
19に信号を送り、IGBT18をオフさせる。その後
、放電管11の内部が、まだイオン化している間に再度
、IGBT18をオンさせ、発光を再開させる。これを
繰り返して最適光量が得られた時点で発光を停止させる
。発光を途中で止めたい場合は、CPU60より上記制
御回路19に信号を送り、IGBT18をオフ状態にす
る。
【0017】図2は、本発明の第2実施例を示す閃光発
光装置の具体的な電気回路図である。コレクタ電圧検出
回路20は、IGBT18のコレクタ電極18cに接続
されていて、コレクタ電圧を検出すると共に、IGBT
18がオフしたとき高電圧がコレクタ電圧検出回路20
に加わらないようにするFET61と、このFET61
の出力電圧と基準電圧Vref を比較するコンパレ−
タ1と、このコンパレ−タ1の出力が入力される第1ワ
ンショットマルチバイブレ−タ2と、この第1ワンショ
ットマルチ2の出力が入力される第2ワンショットマル
チバイブレ−タ3および第3ワンショットマルチバイブ
レ−タ6と、上記第2ワンショットマルチ3の出力を反
転して上記FET61を制御する第1インバ−タ5と、
上記第3ワンショットマルチ6の出力が入力される第4
ワンショットマルチバイブレ−タ7と、この第4ワンシ
ョットマルチ7の出力を反転してアンド回路4の一方の
入力端に加える第2インバ−タ8と、前記ゲ−ト制御回
路19の入力端30にコレクタ電圧検出回路20の出力
を印加する上記アンド回路4とで構成されている。
【0018】また、上記アンド回路4の他方の入力端に
は第5ワンショットマルチバイブレ−タ9の出力が入力
されるようになっており、この第5ワンショットマルチ
9は、例えばX接点に連動するスイッチ24の動作によ
り出力を発する。また、この出力はトリガ回路25の入
力端29に対してトリガ信号STRGとして印加される
【0019】一方、上記ゲ−ト制御回路19は、トラン
ジスタ31,32,33,34と、抵抗53,54,5
5,56,57,58と、ツエナ−ダイオ−ド59と、
コンデンサ62とが図示のように接続されて構成されて
いて、上記トランジスタ32のエミッタがIGBT18
のゲ−ト18gに接続されている。また、このゲ−ト制
御回路19は、前記電源昇圧回路12の昇圧トランス5
0の2次側コイルからダイオ−ド22,抵抗23を介し
て引出された電圧が印加されるようになっている。また
、上記電源昇圧回路12は、トランジスタ35〜38と
、抵抗39〜44と、コンデンサ45,46と、ダイオ
−ド47,49と、昇圧トランス50とが図示のように
接続されて構成されており、入力端51に図示されない
CPUから充電開始信号CHGが印加されるようになっ
ている。
【0020】そして、この電源昇圧回路12の出力端に
は、整流用ダイオ−ド48および逆流防止用ダイオ−ド
21を介してメインコンデンサ13、トリガ回路25、
ショ−トア−クXe管からなる閃光放電管11とIGB
T18の直列回路がそれぞれ接続されている。上記トリ
ガ回路25は、抵抗14とSCR15の直列回路,およ
びトリガコンデンサ16、トリガトランス17などで構
成されていて、トリガ電極11tにパルス状高電圧を印
加するようになっている。また、上記ダイオ−ド48を
介して接続された抵抗26,27の直列回路からなる分
圧回路は端子28を通じてCPUのA/Dポ−トに信号
を送るようになっている。
【0021】次に、このように構成された閃光発光装置
の動作を図3のタイミングチャ−トと共に説明する。図
3に示す各部の波形は、放電管11を流れる管電流によ
る発光電流Ixの波形、IGBT18のコレクタ18c
点の電圧波形、スイッチ24の動作タイミングを示す波
形、a〜jはコレクタ電圧検出回路20内の各部の出力
波形をそれぞれ示している。
【0022】まずT1 の期間において、X接点に連動
する上記スイッチ24が押されると、第5ワンショット
マルチ9から“H”レベルのワンショット出力(STR
G)が発生し、トリガ回路25を作動させてトリガ電極
11tを通じて放電管11にトリガをかけると同時に、
ゲ−ト制御回路19のアンド回路4の出力(j点)が“
H”レベルになり、ゲ−ト制御回路19によりIGBT
18のゲ−ト18gに電圧が印加され、IGBT18は
オンして発光を開始する。このとき、第1インバ−タ5
の出力(e点)は既に“H”レベルになっており、FE
T61はオンしている。放電管11が発光を開始し、そ
の管電流が流れ始め、Ixが増加し、IGBT18のコ
レクタ18cの電圧が上昇していく。これと共にコンパ
レ−タ1の入力電圧a点の電圧も上昇する。この電圧は
管電流と比例しているので、この電圧を検出することで
管電流が判る。コレクタ18cの電圧が上昇し、IGB
T18の耐電流に対応した電圧になる少し前に、コレク
タ電圧検出回路20の保護のためにFET61をオフに
し、その直後にIGBT18のオフ信号をゲ−ト制御回
路19に送り、IGBT18をオフにする。
【0023】即ち、上記a点の電圧が基準電圧Vref
 を越えると、コンパレ−タ1の出力(b点)は“L”
レベルから“H”レベルに反転する。このレベルの立上
がりを受けて第1ワンショットマルチ2の出力(c点)
も“H”レベルになる。そして、この出力の立ち下りを
受けて第2ワンショットマルチ3の出力(d点)のレベ
ルが“H”になり、この“H”レベルの信号は第1イン
バ−タ5で反転されて、その出力(e点)は“L”レベ
ルとなってFET61に加えられて同FET61をオフ
させる。また、上記第1ワンショットマルチ2の出力(
c点)の立ち下りを受けて第3ワンショットマルチ6の
出力(f点)が“H”レベルになり、この出力の立ち下
りを受けて第4ワンショットマルチ7の出力(g点)も
“H”レベルとなり、この出力が第2インバ−タ8で反
転されて“L”レベルの信号(h点)となってアンド回
路4に加えられる。アンド回路4は、この信号の印加に
よって“L”の出力信号を出力(j点)し、これをゲ−
ト制御回路19に加え、同回路19を作動させてIGB
T18をオフさせる。
【0024】IGBT18がオフになると、放電管11
の電流は減少し始める。その後、放電管内部がまだイオ
ン化している間にIGBT18のオン信号をゲ−ト制御
回路19に送り、IGBT18をオンする。すると、放
電管11は発光を再開する。これを繰り返すことで、図
4(B)に示すように、連続的に小発光が行われる。即
ち、図3に示すように、T2 の期間において上記第4
ワンショットマルチ7の出力(g点)が“L”レベルに
なると、第2インバ−タ8の出力(h点)は“H”レベ
ルになる。そして、アンド回路4の出力(j点)が“H
”レベルになって、これがゲ−ト制御回路19に入力さ
れ、IGBT18をオンさせる。よって発光が再開する
。また、この直後に第2ワンショットマルチ3の出力(
d点)が“L”レベルになり、第1インバ−タ5の出力
(e点)が“H”レベルになってFET61をオンさせ
る。このFET61がオンすると、FET61の出力(
a点)がコンパレ−タ1に入力される。この後の動作は
上記T1 期間の動作と同じである。つまり、アンド回
路4の出力(j点)が“H”レベルの間は閃光放電管1
1が発光しており、“L”レベルの間は消灯している。
【0025】この“L”レベルから次の“H”レベルの
信号を出力するタイミングは、放電管内部がイオン化し
ている間に行う必要があり、この時間は放電管によって
変ってくるが、通常は数10ms〜数100msである
。この時間内であれば、新ためてトリガをかけなくとも
、放電管は次の発光を開始する。この程度の周期で発光
させた時には、人間の目には1つの連続発光としか見え
ない。そして、写真の露光にも何等問題はない。また、
放電管のピ−ク電流値は上記コンパレ−タの基準電圧V
ref を変えることで自由に設定することができる。
【0026】そして、発光を途中で止めるときはリセッ
ト信号を入力すると、IGBT18はオフし、発光が停
止する。
【0027】また、本実施例による一連の発光状態を見
ると、発光開始から終了まで略フラットな光量が得られ
ることが判る。図4(A)は、ショ−トア−クXe管の
閃光放電管を用いて通常の1回だけの発光をせさた場合
のXe管電流の波形を示したものであって、図4(B)
は、本実施例の連続小発光をさせた場合の管電流波形を
示したものである。この両波形をみると、Xe管電流は
発光量と比例しているため、発光波形も(A)と(B)
とは相似形をしている。(A)と(B)の波形の発光方
式でそれぞれ同じGNo(ガイドナンバ)の制御をしよ
うとした場合は、(A)の波形では秒時t1 で、(B
)の波形では秒時t2 で発光を止める必要がある。し
かし、上記秒時t1 は上記秒時t2 に比べて非常に
短いため、秒時t1 の誤差が大きく光量に効いてしま
う。現実にはショ−トア−クXe管に300Aの電流が
流れるとIGBTの保護はできないため、上記(B)の
波形を得る本実施例の発光方式が採られる。秒時t2 
は、その点秒時t1 に比べて非常に長く設定できるた
め、秒時t2 の誤差の影響は光量には大きく効かない
。このことは、特に高ISO(フイルム感度)、至近距
離での写真撮影の場合に最も顕著に現れる。よって、本
実施例によれば、正確かつ、微少な光量も制御すること
ができるという効果も得られる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、閃
光放電管の管電流をIGBTのコレクタ電圧として検出
し、管電流を制御しながら発光させることができるので
、従来のもののようにXe放電管に直列に接続するイン
ダクタンスが不要となり、また、Xe管のピ−ク管電流
の制限が不要なため、ガス圧を低くして発光をしやすく
したりすることなく、ショ−トア−クXe管を使用する
ことができる。このため、ストロボ装置の製作のコスト
ダウン、スペ−スの減少、発光効率のアップなどの効果
が得られ、カメラのコンパクト化へ貢献することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す閃光発光装置のブロ
ック構成図。
【図2】本発明の第2実施例を示す閃光発光装置の具体
的な電気回路図。
【図3】上記図2の電気回路の動作を説明するためのタ
イミングチャ−ト。
【図4】一回だけの発光と連続小発光とを比較して示し
た発光波形図。
【図5】閃光放電管の管電流IxとIGBTのコレクタ
電圧Vcの波形図。
【図6】上記図5の波形の要部を拡大して示した波形線
図。
【図7】従来の閃光発光回路の一例を示す電気回路図。
【図8】赤目防止用のプリ発光を説明するためのタイミ
ングチャ−ト。
【符号の説明】
11……閃光放電管 12……電源昇圧回路 13……メインコンデンサ 18……絶縁型バイポ−ラトランジスタ(IGBT)1
9……制御手段(ゲ−ト制御回路) 20……電圧検出回路(コレクタ電圧検出回路)25…
…トリガ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】    電源電圧を昇圧する電源昇圧回路
    と、この電源昇圧回路の昇圧電圧で充電されるメインコ
    ンデンサと、このメインコンデンサの放電ル−プ中に接
    続された閃光放電管とゲ−ト絶縁型バイポ−ラトランジ
    スタの直列回路と、上記閃光放電管を励起するトリガ回
    路と、上記ゲート絶縁型バイポーラトランジスタのコレ
    クタ端子に接続され、上記閃光放電管の閃光発光時にコ
    レクタ電圧を検出する検出回路と、上記コレクタ電圧が
    所定値を越えると上記ゲート絶縁型バイポーラトランジ
    スタを非導通に制御する制御手段と、具備したことを特
    徴とする閃光発光装置。
JP5245791A 1991-03-18 1991-03-18 閃光発光装置 Withdrawn JPH04286896A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5532555A (en) * 1994-03-07 1996-07-02 Olympus Optical Co., Ltd. Electronic flash apparatus using gate controlled switching device directly driven by CPU

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5532555A (en) * 1994-03-07 1996-07-02 Olympus Optical Co., Ltd. Electronic flash apparatus using gate controlled switching device directly driven by CPU

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