JPH04285586A - ミシンの布送り歯軌跡調節装置 - Google Patents
ミシンの布送り歯軌跡調節装置Info
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- JPH04285586A JPH04285586A JP4843291A JP4843291A JPH04285586A JP H04285586 A JPH04285586 A JP H04285586A JP 4843291 A JP4843291 A JP 4843291A JP 4843291 A JP4843291 A JP 4843291A JP H04285586 A JPH04285586 A JP H04285586A
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- 239000004744 fabric Substances 0.000 title claims abstract description 34
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims abstract description 38
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 16
- 230000013011 mating Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ミシンの布送り歯軌
跡調節装置に関し、詳しくは楕円軌跡を描いて駆動する
布送り歯の運動軌跡の調整をなす縦方向調節手段、横方
向調節手段を備え、縦横いずれの軌跡方向も調節可能な
ミシンの布送り歯軌跡調節装置に関するものである。
跡調節装置に関し、詳しくは楕円軌跡を描いて駆動する
布送り歯の運動軌跡の調整をなす縦方向調節手段、横方
向調節手段を備え、縦横いずれの軌跡方向も調節可能な
ミシンの布送り歯軌跡調節装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ミシンの針板の下方に位置し、針板上に
載置される被縫製物の送りをなすミシンの送り歯の駆動
をなす装置として図４に示す装置が提案されている。図
４において１はミシンの上軸であり、不図示の回転手段
に連結され回転駆動するようになっている。
載置される被縫製物の送りをなすミシンの送り歯の駆動
をなす装置として図４に示す装置が提案されている。図
４において１はミシンの上軸であり、不図示の回転手段
に連結され回転駆動するようになっている。
【０００３】ミシンの送り歯Ｃは、上軸１の回転駆動に
より駆動をなすもので、この上軸１と横送り機構Ａおよ
び縦送り機構Ｂを介して連結されている。次に横送り機
構Ａおよび縦送り機構Ｂの構成状態を説明する。図にお
いてＫａ、Ｋｂは横送りカム、縦送りカムでありそれぞ
れ上軸１に固定され上軸１とともに回転するようになっ
ている。
より駆動をなすもので、この上軸１と横送り機構Ａおよ
び縦送り機構Ｂを介して連結されている。次に横送り機
構Ａおよび縦送り機構Ｂの構成状態を説明する。図にお
いてＫａ、Ｋｂは横送りカム、縦送りカムでありそれぞ
れ上軸１に固定され上軸１とともに回転するようになっ
ている。
【０００４】そして２、３は前記の両カムＫａ、Ｋｂに
二又鞘２ａ、３ａを介して連結する横送り二又ロッド、
縦送り二又ロッドであり、この両ロッド２、３の下端は
、横送り軸４、縦送り軸５からそれぞれ突設された腕部
４ａ、５ｂに回動可能に連結されている。以上の構成に
より横送り軸４および縦送り軸５は、上軸１の回転駆動
により正逆に方向を変えて回動することが出来る。
二又鞘２ａ、３ａを介して連結する横送り二又ロッド、
縦送り二又ロッドであり、この両ロッド２、３の下端は
、横送り軸４、縦送り軸５からそれぞれ突設された腕部
４ａ、５ｂに回動可能に連結されている。以上の構成に
より横送り軸４および縦送り軸５は、上軸１の回転駆動
により正逆に方向を変えて回動することが出来る。
【０００５】またＣａは送り歯Ｃを上部に固定した送り
台であり、この送り台Ｃａは、図４および図５に示すよ
うに一端を横送り軸４から突設した水平腕６と回動自在
に軸着し、他端に形成された受け溝８は、縦送り軸５か
ら突設した上下腕７の揺動端に軸設した摺動コロ７ｂと
連結している。以上のように構成連結された送り歯Ｃは
、両送り軸４、５の正逆にの回動により図６の矢符に示
すよう、針板Ｄの上方に上半部を出没するよう楕円軌跡
を描いて駆動することが出来る。
台であり、この送り台Ｃａは、図４および図５に示すよ
うに一端を横送り軸４から突設した水平腕６と回動自在
に軸着し、他端に形成された受け溝８は、縦送り軸５か
ら突設した上下腕７の揺動端に軸設した摺動コロ７ｂと
連結している。以上のように構成連結された送り歯Ｃは
、両送り軸４、５の正逆にの回動により図６の矢符に示
すよう、針板Ｄの上方に上半部を出没するよう楕円軌跡
を描いて駆動することが出来る。
【０００６】ところで上述の横送り機構Ａおよび縦送り
機構Ｂにはそれぞれ、その運動軌跡量の調節をなす横方
向調節手段Ａ１、縦方向調節手段Ｂ１が設けられている
。次にこれら調節手段の説明をする。図４において１０
、１１は上端を回動自在に軸着された横送り二又リンク
および縦送り二又リンクであり、これら両リンクは中腹
を前記横送り二又ロッド２、縦送り二又ロッド３の中腹
とリンク棒１２、１３を介して回動自在に連結している
。
機構Ｂにはそれぞれ、その運動軌跡量の調節をなす横方
向調節手段Ａ１、縦方向調節手段Ｂ１が設けられている
。次にこれら調節手段の説明をする。図４において１０
、１１は上端を回動自在に軸着された横送り二又リンク
および縦送り二又リンクであり、これら両リンクは中腹
を前記横送り二又ロッド２、縦送り二又ロッド３の中腹
とリンク棒１２、１３を介して回動自在に連結している
。
【０００７】そしてこの両二又リンク１０、１１は、レ
バー１４、１５の回動軸１６、１７に突設した揺動腕１
８、１９の先端を図に示すように二又部で保持している
。またミシン機枠（不図示）の前面に設けた横送り調節
つまみ２０、縦送り調節つまみ２１の各螺子軸２０ａ、
２１ｂの両先端を、各受け部１０ａ、１１ａに当接して
いる。
バー１４、１５の回動軸１６、１７に突設した揺動腕１
８、１９の先端を図に示すように二又部で保持している
。またミシン機枠（不図示）の前面に設けた横送り調節
つまみ２０、縦送り調節つまみ２１の各螺子軸２０ａ、
２１ｂの両先端を、各受け部１０ａ、１１ａに当接して
いる。
【０００８】以上のように構成された各調節手段Ａ１、
Ｂ１は、レバー１４、１５、または横送り調節つまみ２
０、縦送り調節つまみ２１の回動調節することにより横
送り二又ロッド２、縦送り二又ロッド３の支持位置を変
化させることで、おのおのの運動軌跡を変化することが
出来る。
Ｂ１は、レバー１４、１５、または横送り調節つまみ２
０、縦送り調節つまみ２１の回動調節することにより横
送り二又ロッド２、縦送り二又ロッド３の支持位置を変
化させることで、おのおのの運動軌跡を変化することが
出来る。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】ミシンにより縫製され
る被縫製物はその材質等により滑り易い、すなわち送り
歯により送られにくいものがある。こうした送られにく
い被縫製物の送りを適正なものとするために、送り歯の
針板からの突出量を多く（送り歯の軌跡高さを多く）し
て送り歯と被縫製物との接触を強くする必要が生じる場
合がある。
る被縫製物はその材質等により滑り易い、すなわち送り
歯により送られにくいものがある。こうした送られにく
い被縫製物の送りを適正なものとするために、送り歯の
針板からの突出量を多く（送り歯の軌跡高さを多く）し
て送り歯と被縫製物との接触を強くする必要が生じる場
合がある。
【００１０】しかしながら図７に点線および実線で示す
ように、横方向長さＳを変更することなく縦方向の軌跡
運動をａ、ｂと変化させると、針板Ｄの上面から突出す
る送り歯における横長さ送り量Ｘ、Ｙが、針板Ｄの内と
外で移動位置が変わるＺ、Ｚ（２Ｚ）長さ分変化してし
まうという不都合が生じる。このため送り歯の縦方向の
軌跡運動を変化させた場合には、横方向の軌跡運動も変
化させる、すなわち縦方向の軌跡運動を小さくした場合
には横方向の軌跡運動を大きく、そして縦方向の軌跡運
動を大きくした場合には横方向の軌跡運動を小さくする
必要がある。
ように、横方向長さＳを変更することなく縦方向の軌跡
運動をａ、ｂと変化させると、針板Ｄの上面から突出す
る送り歯における横長さ送り量Ｘ、Ｙが、針板Ｄの内と
外で移動位置が変わるＺ、Ｚ（２Ｚ）長さ分変化してし
まうという不都合が生じる。このため送り歯の縦方向の
軌跡運動を変化させた場合には、横方向の軌跡運動も変
化させる、すなわち縦方向の軌跡運動を小さくした場合
には横方向の軌跡運動を大きく、そして縦方向の軌跡運
動を大きくした場合には横方向の軌跡運動を小さくする
必要がある。
【００１１】こうした送り歯の縦方向の軌跡運動の位置
変更に伴う横方向における軌跡運動の調整作業は、熟練
した技術を必要とするとともに多くの時間を必要とする
ため、縫製作業を煩雑なものとし作業能率を低下させる
原因となった。
変更に伴う横方向における軌跡運動の調整作業は、熟練
した技術を必要とするとともに多くの時間を必要とする
ため、縫製作業を煩雑なものとし作業能率を低下させる
原因となった。
【００１２】
【課題を解決するための手段】この発明に係るミシンの
布送り歯軌跡調節装置は上記従来の課題を解決するため
になされたもので、ミシンの布送り歯軌跡調節装置を、
縦方向調節手段と横方向調節手段との間に位置し、これ
ら両調節手段をそれぞれ逆調節方向に移動変化させるよ
う連結した逆移動伝達手段と、縦方向調節手段に設けら
れ、調節時には前記逆移動伝達手段と連結状態で、通常
時においては解放状態となる切り替え手段と、を備えて
構成し上記従来の課題を解決しようとするものである。
布送り歯軌跡調節装置は上記従来の課題を解決するため
になされたもので、ミシンの布送り歯軌跡調節装置を、
縦方向調節手段と横方向調節手段との間に位置し、これ
ら両調節手段をそれぞれ逆調節方向に移動変化させるよ
う連結した逆移動伝達手段と、縦方向調節手段に設けら
れ、調節時には前記逆移動伝達手段と連結状態で、通常
時においては解放状態となる切り替え手段と、を備えて
構成し上記従来の課題を解決しようとするものである。
【００１３】
【作用】この発明に係るミシンの布送り歯軌跡調節装置
は、布送り歯の楕円軌跡の縦方向の調節をなす縦方向調
節手段を調節移動させると、逆移動伝達手段は、縦方向
の軌跡変更によって横方向での被縫製物の移動量に変化
を生じることがないように、縦方向調節手段の大小の調
節移動とは逆方向に、横方向調節手段を移動させる。
は、布送り歯の楕円軌跡の縦方向の調節をなす縦方向調
節手段を調節移動させると、逆移動伝達手段は、縦方向
の軌跡変更によって横方向での被縫製物の移動量に変化
を生じることがないように、縦方向調節手段の大小の調
節移動とは逆方向に、横方向調節手段を移動させる。
【００１４】
【発明の実施例】図面にもとづいてこの発明の実施例を
説明する。なお従来例と同一箇所には同一符号を付して
重複説明は省略する。図１ないし図３は、この発明に係
るミシンの布送り歯軌跡調整装置の一実施例を示す図で
ある。
説明する。なお従来例と同一箇所には同一符号を付して
重複説明は省略する。図１ないし図３は、この発明に係
るミシンの布送り歯軌跡調整装置の一実施例を示す図で
ある。
【００１５】図１においてＥは、逆移動伝達手段として
のベルトであり、このベルトＥは横方向調節手段Ａ１、
縦方向調節手段Ｂ１の両つまみ２０、２１に掛けられて
いて、図に示すように両端を捩じったクロスベルト状態
となっている。次にこのベルトＥと両つまみ２０、２１
との連結状態を図２により説明する。図２に示すように
ベルトＥの一方は横方向調節手段Ａ１のつまみ２０の螺
子軸２０ａに掛けられていて、つまみ２０の回動により
ベルトＥが駆動するようになっている。なおＭはミシン
機枠である。
のベルトであり、このベルトＥは横方向調節手段Ａ１、
縦方向調節手段Ｂ１の両つまみ２０、２１に掛けられて
いて、図に示すように両端を捩じったクロスベルト状態
となっている。次にこのベルトＥと両つまみ２０、２１
との連結状態を図２により説明する。図２に示すように
ベルトＥの一方は横方向調節手段Ａ１のつまみ２０の螺
子軸２０ａに掛けられていて、つまみ２０の回動により
ベルトＥが駆動するようになっている。なおＭはミシン
機枠である。
【００１６】一方縦方向調節手段Ｂ１のつまみ２１は切
り替え手段を有して形成されている。この切り替え手段
は、つまみ部２１ｂと螺子軸２１ａとを個別に形成する
とともに、これらの対向する面にたがいに嵌合する凹部
凸部を形成することにより構成され、常時においては図
に示すようにスプリングＳにより離れた状態となってい
る。
り替え手段を有して形成されている。この切り替え手段
は、つまみ部２１ｂと螺子軸２１ａとを個別に形成する
とともに、これらの対向する面にたがいに嵌合する凹部
凸部を形成することにより構成され、常時においては図
に示すようにスプリングＳにより離れた状態となってい
る。
【００１７】以上のように構成されたミシンの布送り歯
軌跡調節装置によれば、横方向調節手段Ａ１のつまみ２
０を回動（調節）させた際、螺子軸２０ａおよびベルト
Ｅは回動するが縦方向調節手段Ｂ１の螺子軸２１ａは回
動することはない。すなわち、横方向調節手段Ａ１の回
動（調節）の際、縦方向調節手段Ｂ１はなんら変化する
ことはない。
軌跡調節装置によれば、横方向調節手段Ａ１のつまみ２
０を回動（調節）させた際、螺子軸２０ａおよびベルト
Ｅは回動するが縦方向調節手段Ｂ１の螺子軸２１ａは回
動することはない。すなわち、横方向調節手段Ａ１の回
動（調節）の際、縦方向調節手段Ｂ１はなんら変化する
ことはない。
【００１８】そして、縦方向調節手段Ｂ１を操作する際
は、スプリングＳに抗してつまみ部２１ｂを螺子軸２１
ａ方向に押して、これら両者を嵌合させた上で調節作業
（回動）を行う。この縦方向調節手段Ｂ１の調節（回動
）に伴ってクロスされたベルトＥからなる逆移動伝達手
段は縦方向調節手段Ｂ１とは逆方向に、横方向調節手段
Ａ１の螺子軸２０ａを回動する。
は、スプリングＳに抗してつまみ部２１ｂを螺子軸２１
ａ方向に押して、これら両者を嵌合させた上で調節作業
（回動）を行う。この縦方向調節手段Ｂ１の調節（回動
）に伴ってクロスされたベルトＥからなる逆移動伝達手
段は縦方向調節手段Ｂ１とは逆方向に、横方向調節手段
Ａ１の螺子軸２０ａを回動する。
【００１９】次に、この出願の請求項第３項に係るミシ
ンの布送り歯軌跡調節装置の逆移動伝達手段の一実施例
を図３により説明する。図３においてＨは逆移動伝達手
段であり、この逆移動伝達手段Ｈは偶数個のギヤ体（こ
の実施例では４枚の歯車）により構成され、左右端のギ
ヤ体はそれぞれ両調節手段Ａ１、Ｂ１のつまみ２０、２
１の螺子軸２０ａ、２１ｂと一体に形成されている。
ンの布送り歯軌跡調節装置の逆移動伝達手段の一実施例
を図３により説明する。図３においてＨは逆移動伝達手
段であり、この逆移動伝達手段Ｈは偶数個のギヤ体（こ
の実施例では４枚の歯車）により構成され、左右端のギ
ヤ体はそれぞれ両調節手段Ａ１、Ｂ１のつまみ２０、２
１の螺子軸２０ａ、２１ｂと一体に形成されている。
【００２０】そして縦移動伝達手段Ｂ１のつまみ部２１
ｂ部に設けられたギヤ体Ｈ１は常時においては図に示す
ようにスプリングＳにより他のギヤ体と離れた状態とな
っている。以上のように構成された逆移動伝達手段Ｈに
よれば、横方向調節手段Ａ１のつまみ２０を回動（調節
）させた際、螺子軸２０ａおよびこれに連結されたギヤ
体がおのおの回動するが、これらと離れている縦方向調
節手段Ｂ１の螺子軸２１ａは回動することはない。
ｂ部に設けられたギヤ体Ｈ１は常時においては図に示す
ようにスプリングＳにより他のギヤ体と離れた状態とな
っている。以上のように構成された逆移動伝達手段Ｈに
よれば、横方向調節手段Ａ１のつまみ２０を回動（調節
）させた際、螺子軸２０ａおよびこれに連結されたギヤ
体がおのおの回動するが、これらと離れている縦方向調
節手段Ｂ１の螺子軸２１ａは回動することはない。
【００２１】すなわち、横方向調節手段Ａ１の回動（調
節）の際縦方向調節手段Ｂ１はなんら変化することはな
い。そして、縦方向調節手段Ｂ１を操作する際は、スプ
リングＳに抗してつまみ部２１ｂを螺子軸２１ａ方向に
押してギヤＨ１を他のギヤと歯合させた上で調節作業（
回動）を行う。
節）の際縦方向調節手段Ｂ１はなんら変化することはな
い。そして、縦方向調節手段Ｂ１を操作する際は、スプ
リングＳに抗してつまみ部２１ｂを螺子軸２１ａ方向に
押してギヤＨ１を他のギヤと歯合させた上で調節作業（
回動）を行う。
【００２２】この縦方向調節手段Ｂ１の調節（回動）に
ともなって複数個のギヤ体からなる逆移動伝達手段Ｈは
、縦方向調節手段Ｂ１とは逆方向に横方向調節手段Ａ１
の螺子軸２０ａを回動する。この発明に係るミシンの布
送り歯軌跡調節装置は、以上説明したように縦方向調節
手段Ｂ１の調節に伴い横方向調節手段Ａ１を、縦方向調
節手段Ｂ１と逆方向に移動させるので、縦方向調節手段
Ｂ１によってミシンの布送り歯の軌跡高さを変更しても
横方向調節手段Ａ１を調節し直す必要がなく、だれもが
容易かつ迅速にミシンの布送り歯の軌跡を調節すること
が可能となる。
ともなって複数個のギヤ体からなる逆移動伝達手段Ｈは
、縦方向調節手段Ｂ１とは逆方向に横方向調節手段Ａ１
の螺子軸２０ａを回動する。この発明に係るミシンの布
送り歯軌跡調節装置は、以上説明したように縦方向調節
手段Ｂ１の調節に伴い横方向調節手段Ａ１を、縦方向調
節手段Ｂ１と逆方向に移動させるので、縦方向調節手段
Ｂ１によってミシンの布送り歯の軌跡高さを変更しても
横方向調節手段Ａ１を調節し直す必要がなく、だれもが
容易かつ迅速にミシンの布送り歯の軌跡を調節すること
が可能となる。
【００２３】
【発明の効果】この発明に係るミシンの送り歯軌跡調節
装置は、以上説明したようにミシンの布送り歯の軌跡の
調節をなす縦方向調節手段と横方向調節手段との間に、
これら両調節手段をそれぞれ逆調節方向に移動変化させ
る逆移動伝達手段を備えて構成したので、縦方向調節手
段の調節に伴う横方向調節手段の調整作業を解消し、だ
れもが容易かつ迅速にミシンの布送り歯軌跡を調節する
ことが可能となり、縫製作業能率を向上させることが出
来る。
装置は、以上説明したようにミシンの布送り歯の軌跡の
調節をなす縦方向調節手段と横方向調節手段との間に、
これら両調節手段をそれぞれ逆調節方向に移動変化させ
る逆移動伝達手段を備えて構成したので、縦方向調節手
段の調節に伴う横方向調節手段の調整作業を解消し、だ
れもが容易かつ迅速にミシンの布送り歯軌跡を調節する
ことが可能となり、縫製作業能率を向上させることが出
来る。
【図１】この発明に係るミシンの布送り歯軌跡調節装置
の一実施例を示す外観斜視図である。
の一実施例を示す外観斜視図である。
【図２】図１に示したミシンの布送り歯軌跡調節装置の
逆移動伝達手段の構成状態を示す一部切欠側面図である
。
逆移動伝達手段の構成状態を示す一部切欠側面図である
。
【図３】ミシンの布送り歯軌跡調節装置の他の構成状態
を示す一部切欠側面図である。
を示す一部切欠側面図である。
【図４】従来のミシンの布送り歯軌跡調節装置の構成状
態を示す分解斜視図である。
態を示す分解斜視図である。
【図５】図４に示したミシンの布送り歯軌跡調節装置の
布送り歯およびその近傍の構成状態を示す側面図である
。
布送り歯およびその近傍の構成状態を示す側面図である
。
【図６】ミシンの布送り歯の運動軌跡を示す説明図であ
る。
る。
【図７】布送り歯の縦方向の運動軌跡を変更させた際に
生じる布送り量の変化を示す説明図である。
生じる布送り量の変化を示す説明図である。
Ａ１ 横方向調節手段
Ｂ１ 縦方向調節手段
Ｃ 布送り歯
Ｅ ベルト（逆移動伝達手段）
Ｈ ギヤ体（逆移動伝達手段）
Claims (3)
- 【請求項１】 ミシンの針板下方に位置する布送り歯
を、楕円軌跡を描いて駆動させ、この布送り歯の上半部
を針板から出没させて被縫製物の送りをなし、楕円軌跡
の縦方向と横方向との運動軌跡をそれぞれ個別に調節可
能とする、縦方向調節手段および横方向調節手段とを備
えた、ミシンの布送り歯軌跡調節装置において、縦方向
調節手段と横方向調節手段との間に位置し、これら両調
節手段をそれぞれ逆調節方向に移動変化させるよう連結
した逆移動伝達手段と、縦方向調節手段に設けられ、調
節時には前記逆移動伝達手段と連結状態で、通常時にお
いては解放状態となる切り替え手段と、を備えて構成し
たことを特徴とするミシンの布送り歯軌跡調節装置。 - 【請求項２】 前記逆移動伝達手段は、ベルトの両端
を捩じったクロス状のベルトにより構成したことを特徴
とする請求項１記載のミシンの布送り歯軌跡調節装置。 - 【請求項３】 前記逆移動伝達手段は、一列に連結さ
れる偶数個のギヤ体により構成したことを特徴とする請
求項１記載のミシンの布送り歯軌跡調節装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4843291A JPH04285586A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | ミシンの布送り歯軌跡調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4843291A JPH04285586A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | ミシンの布送り歯軌跡調節装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04285586A true JPH04285586A (ja) | 1992-10-09 |
Family
ID=12803194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4843291A Pending JPH04285586A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | ミシンの布送り歯軌跡調節装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04285586A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100391576B1 (ko) * | 1998-05-29 | 2003-12-01 | 펭-츄 유 | 재봉틀의 바느질감 진행 기구 |
| US20110211944A1 (en) * | 2008-10-29 | 2011-09-01 | Yasuhiro Ohishi | Air conditioner |
| US8627672B2 (en) | 2009-08-27 | 2014-01-14 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Wall-hung air conditioner and installing device for air conditioner |
| KR20140118894A (ko) | 2013-03-29 | 2014-10-08 | 신닛테츠 수미킨 가가쿠 가부시키가이샤 | 플렉시블 구리 피복 적층판의 제조 방법 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP4843291A patent/JPH04285586A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100391576B1 (ko) * | 1998-05-29 | 2003-12-01 | 펭-츄 유 | 재봉틀의 바느질감 진행 기구 |
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