JPH0428524Y2 - - Google Patents

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JPH0428524Y2
JPH0428524Y2 JP1988002237U JP223788U JPH0428524Y2 JP H0428524 Y2 JPH0428524 Y2 JP H0428524Y2 JP 1988002237 U JP1988002237 U JP 1988002237U JP 223788 U JP223788 U JP 223788U JP H0428524 Y2 JPH0428524 Y2 JP H0428524Y2
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JP
Japan
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cover member
liquid
spout
valve
valve body
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JP1988002237U
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JPH01108242U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、本体の底部付近に注口を有し、さら
に液体注出通路の弁座を弁体によつて開閉するよ
うにした液体容器に関するものである。
(従来技術) 従来のこの種の液体容器、例えば第4図に示す
ような携帯用の液体容器においては、注口111
は液体容器本体101の底部付近の外側面に剥き
出しのままで設置されている。尚、この液体容器
では、液体注出時には栓115を回動させる。
ところが、このように注口111が剥き出しの
ままで設置されていると、使用場所によつては該
注口111に埃が付着しあるいは汚物が接触し易
くなつて衛生面で問題を生じる場合があるととも
に、該注口111に直接他の物品が衝突して注口
が破損し易くなり、あるいは破損しないまでも物
品が衝突したときに破損し易いという不安感があ
るという問題があつた。
(考案の目的) 本考案は、上記した従来の液体容器の問題点に
鑑み、注口を液体容器本体に対して内外方向に出
没自在として、非注液時には該注口を内方に没入
させておくことにより、注口に埃が付着し難くす
るとともに該注口を外部の物品の衝突から保護で
き、さらにそのように注口を出没自在としたもの
であつても、液体注出操作が複雑とならないよう
にした液体容器を提供することを目的とするもの
である。
(目的を達成するための手段) 本考案は、液体容器本体の底部付近に液体注出
通路の吐出口を設け、さらに前記液体注出通路の
弁座を弁体によつて開閉するようにした液体容器
において、前記吐出口の外側を、該吐出口に連続
する注口管を有するカバー部材で被覆し、該カバ
ー部材は、液体容器本体に対して前記注口管が外
方に突出する液体注出時姿勢と該注口管が内方に
没入する非液体注出時姿勢との間で姿勢変更自在
なる如くして取付け、前記カバー部材に、該カバ
ー部材を液体注出時姿勢に操作したときに前記弁
体を開き且つ該カバー部材を非液体注出時姿勢に
操作したときに該弁体を閉じる如く操作する弁開
閉操作部を設けたことを特徴としている。
(作用) 本考案の液体容器は、液体注出通路の吐出口に
連続する注口管を有するカバー部材を液体容器本
体に対して内外方向に出没自在としているので、
非注液時には該カバー部材を内方に没入させてお
けば注口に埃が付着し難くなるとともに注口管に
他の物品が直接衝突しなくなる。又、注液時には
該カバー部材を液体容器本体に対して外方に引き
出せば注口を外方に突出させることができ、コツ
プ等を注口の下方に位置せしめ易くなる。さら
に、カバー部材に設けた弁開閉操作部は、注口管
が外方突出位置にあるときに弁体を開き且つ注口
管が内方没入位置にあるときに弁体を閉じるよう
に操作するので、カバー部材の単一の姿勢変更操
作で注口管の出し入れと弁体の開閉とを同時に行
える。
(考案の効果) 本考案の液体容器は、注口管を有するカバー部
材を液体容器本体に対して内外方向に出没自在と
しているので、非注液時にカバー部材を内方に没
入させておけば注口に埃が付着しにくく且つ他の
汚物が接触することがなくなつて多少のほこりつ
ぽい場所で使用されても衛生面で良好となるとと
もに、注口管に直接外部の物品が衝突しなくなつ
て該注口管を保護できる。
又、カバー部材を外方に引き出すことにより注
口を外方に突出させることができるので、上記の
ように注口管を没入させたものであつても、注液
時にコツプ等を注口の下方に容易にあてがうこと
ができる。
さらに、カバー部材に設けた弁開閉操作部によ
り、液体注出通路中の弁体を開閉せしめるように
しているので、カバー部材でもつて弁体開閉用の
操作部に兼用でき、該カバー部材を有効利用でき
る。
又、カバー部材の単一の姿勢変更操作で注口管
の出し入れと弁体の開閉とを同時に行えるので、
注液操作及び注液終了操作が簡単に行える、等の
効果がある。
(実施例) 第1図ないし第3図を参照して本考案の実施例
を説明すると、この実施例においては、携帯用の
液体容器が採用されている。
第1図ないし第3図に示す実施例の液体容器
は、外装体2内に内容器3を収容してなる液体容
器本体1の上部開口に蓋4を設け、さらに該液体
容器本体1の底部付近の側面部分に液体注出通路
10の吐出口11を設けている。符号5は吊持ち
用の把手、6は脚である。
外装体2は、合成樹脂製の肩部材7と同じく合
成樹脂製で容器形の底部材9との間に金属製の胴
ケース8を挟着して構成されている。
液体注出通路10は、一端が閉塞され他端が開
放されたパイプ材31の閉塞側端部に下斜外方に
向けて延出する吐出管32を一体形成してなる通
路部材30で形成されている。この通路部材30
は、内容器3の底部付近の側壁3a及び前記底部
材9の側壁9aをそれぞれ横向きに貫通させた状
態でナツト14により取付けている。
外装体2における液体注出通路10の設置部分
には、適宜幅だけ内方に凹入する凹入室26が形
成されており、液体注出通路10の吐出口11は
該凹入室26内に収容された状態で設置されてい
る。
通路部材30のパイプ材31中心には、液体注
出通路10を開閉するための弁体15が設けられ
ている。この弁体15は、液体注出通路10の内
容器内開口側端部(弁座12となる)を開閉する
弁部16とパイプ材31の中心を貫通してパイプ
材外側端部よりさらに外側に突出する長さをもつ
弁ロツド17とを有している。又、この弁体15
は、スプリング18によつて閉弁方向に付勢され
ており、スプリング18に抗して弁ロツド17の
先端17aを内方に押圧することにより、開弁せ
しめ得るようになつている。
吐出口11の外側には、該吐出口11の外側を
被覆するカバー部材20が液体注出時姿勢と非液
体注出時姿勢との間で姿勢変更自在に設けられて
いる。このカバー部材20は、吐出口11の前面
と両側面を被覆し得る横断面コ形で、下部側に吐
出口11に連続する注口管22を有し、上部側に
前記弁ロツド17の先端を操作して弁体15を開
閉せしめる弁開閉操作部21を設けている。そし
てこのカバー部材20は、通路部材30におけ
る、前記弁ロツド17より下方位置に設けられた
ブラケツト34にピン35で枢着して、該カバー
部材20が前記凹入室26内で前後方向に揺動し
得る如くしている。このカバー部材20は、その
自由状態においては、第2図に示すようにその自
重により下部側が凹入室26内に没入した姿勢に
維持される(非液体注出時姿勢)。このとき、カ
バー部材20の内方側端部に設けた衝合部24が
凹入室26の奥壁面に衝合して、該カバー部材2
0が前後にグラつかないようにしている。又、カ
バー部材20の下端部に設けた指掛部23に指を
掛けて外方に引き出すと第3図に示すように注口
管22の下端開口(注口となる)22aが外装体
外側面よりさらに外方に引き出されるとともに、
カバー部材上部の弁開閉操作部21の内面で弁ロ
ツド17の先端17aを内方に押圧して弁座12
を開放するようになつている(液体注出時姿勢)。
そして指掛部23から指を離すと直ちに弁体15
がスプリング18により閉弁方向(外方向)に移
動せしめられて弁部16で弁座12を閉塞し、さ
らにカバー部材20はその自重で注口管22側が
凹入室26内に没入するようになる。尚、カバー
部材20の自然状態において、弁開閉操作部21
の内面と、閉弁状態にある弁体15の弁ロツド先
端17aとの間には、適宜間隔のクリアランスが
設けられており、カバー部材20の筒状部22の
下端開口22aが受液可能なある程度まで外方に
引き出された後に弁体15が開弁操作されるよう
にされている。
この実施例の液体容器では、非注液時には注口
管22を内方に没入させておけば該注口管22に
外部の他の物品が直接衝突することがなくなると
ともに注口22aに埃が付着しにくくなる。又、
この実施例の液体容器では、非注液状態において
はカバー部材20が外装体2の外面とほぼ面一状
態となるように凹入室26内に格納されるように
なり、該カバー部材20にも外部の物品が衝突し
にくくなるとともに、液体注出部分に突出部がな
くなつて意匠面で良好となる。又、この実施例の
液体容器において、注液時にはカバー部材20の
指掛部23に指を掛けて外側に操作すれば、注口
管22の注口22aがその下方で受液できる位置
まで引き出された直後に弁開閉操作部21部分で
弁ロツド17を押圧して開弁し、内容器3内の液
体が液体注出通路10及びカバー部材20の注口
管22内を通つてその注口22aから注出され
る。そして、カバー部材20の指掛部23から指
を離すと、弁ロツド17への付勢力が解除されて
直ちに閉弁するとともにカバー部材20が第2図
の状態に復帰する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる液体容器の一
部を開示した側面図、第2図は第1図の一部拡大
断面図、第3図は第2図の状態変化図、第4図は
従来の液体容器の側面図である。 1……液体容器本体、2……外装体、3……内
容器、10……液体注出通路、11……吐出口、
12……弁座、15……弁体、17……弁ロツ
ド、20……カバー部材、21……弁開閉操作
部、22……注口管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 液体容器本体1の底部付近に液体注出通路10
    の吐出口11を設け、さらに前記液体注出通路1
    0の弁座12を弁体15によつて開閉するように
    した液体容器であつて、 前記吐出口11の外側を、該吐出口11に連続
    する注口管22を有するカバー部材20で被覆
    し、 該カバー部材20は、液体容器本体1に対して
    前記注口管22が外方に突出する液体注出時姿勢
    と該注口管22が内方に没入する非液体注出時姿
    勢との間で姿勢変更自在なる如くして取付け、 前記カバー部材20に、該カバー部材を液体注
    出時姿勢に操作したときに前記弁体15を開き且
    つ該カバー部材を非液体注出時姿勢に操作したと
    きに該弁体15を閉じる如く操作する弁開閉操作
    部21を設けた、 ことを特徴とする液体容器。
JP1988002237U 1988-01-11 1988-01-11 Expired JPH0428524Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988002237U JPH0428524Y2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11

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JP1988002237U JPH0428524Y2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11

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Publication Number Publication Date
JPH01108242U JPH01108242U (ja) 1989-07-21
JPH0428524Y2 true JPH0428524Y2 (ja) 1992-07-10

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ID=31202830

Family Applications (1)

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JP1988002237U Expired JPH0428524Y2 (ja) 1988-01-11 1988-01-11

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635939B2 (ja) * 1978-09-04 1988-02-05 Hitachi Ltd

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0433087Y2 (ja) * 1986-06-30 1992-08-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635939B2 (ja) * 1978-09-04 1988-02-05 Hitachi Ltd

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JPH01108242U (ja) 1989-07-21

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