JPH04284906A - 統合ロールショップ運転方法 - Google Patents
統合ロールショップ運転方法Info
- Publication number
- JPH04284906A JPH04284906A JP3049911A JP4991191A JPH04284906A JP H04284906 A JPH04284906 A JP H04284906A JP 3049911 A JP3049911 A JP 3049911A JP 4991191 A JP4991191 A JP 4991191A JP H04284906 A JPH04284906 A JP H04284906A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- rolls
- grinding
- schedule
- rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 41
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 12
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000008707 rearrangement Effects 0.000 description 4
- 238000005215 recombination Methods 0.000 description 4
- 230000006798 recombination Effects 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来人手によっていた
ロールスケジューリングを自動化して全自動(無人)ロ
ール運転システムを実現する統合ロールショップ運転方
法に関する。
ロールスケジューリングを自動化して全自動(無人)ロ
ール運転システムを実現する統合ロールショップ運転方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延機のロールは、表面が摩耗したり、
異なった材質の圧延をするときなど、これを再生補修し
た新ロールと交換が行われるが、近時の高稼働操業にお
いては、その頻度が著しく多くなっている。そのために
、適正なロールをリアルタイムに迅速に提供しなければ
ならず、交換した旧ロールを再生し、保管するロールシ
ョップの機能アップがますます要求されるようになって
いる。
異なった材質の圧延をするときなど、これを再生補修し
た新ロールと交換が行われるが、近時の高稼働操業にお
いては、その頻度が著しく多くなっている。そのために
、適正なロールをリアルタイムに迅速に提供しなければ
ならず、交換した旧ロールを再生し、保管するロールシ
ョップの機能アップがますます要求されるようになって
いる。
【0003】このようなロールショップの運転方法とし
ては、従来、圧延スケジュールに応じたロール研削のス
ケジューリング作業、それに基づいた設備運行のスケジ
ューリング作業等、オペレータによる手動運転が行われ
ていた。
ては、従来、圧延スケジュールに応じたロール研削のス
ケジューリング作業、それに基づいた設備運行のスケジ
ューリング作業等、オペレータによる手動運転が行われ
ていた。
【0004】ロールショップの省力化を目的として、特
開昭50−146558号公報には、ロール組替装置、
ロールチョック組替装置、ロール置場、ロール研削、ロ
ール表面加工装置及びこれら装置にロールを移送する手
段を、その工程順にしたがって集中的に配置し、これら
を統合する集中制御機構を設け、前記ロールに対するハ
ンドリングの自動化を図った圧延用ロールショップが提
案されている。
開昭50−146558号公報には、ロール組替装置、
ロールチョック組替装置、ロール置場、ロール研削、ロ
ール表面加工装置及びこれら装置にロールを移送する手
段を、その工程順にしたがって集中的に配置し、これら
を統合する集中制御機構を設け、前記ロールに対するハ
ンドリングの自動化を図った圧延用ロールショップが提
案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前掲の特開
昭50−146558号公報において提案されたロール
ショップにおいても、各装置のレイアウトの配置は合理
化されるものの、スケジューリング作業はオペレータの
経験や勘に頼ることが多く、これを自動化・システム化
するのが難しい複雑な作業が多かった。
昭50−146558号公報において提案されたロール
ショップにおいても、各装置のレイアウトの配置は合理
化されるものの、スケジューリング作業はオペレータの
経験や勘に頼ることが多く、これを自動化・システム化
するのが難しい複雑な作業が多かった。
【0006】そこで本発明は、オペレータによる判断で
も困難を極めていたスケジューリングを自動化すること
により、適正な全自動(無人)ロール運転システムを実
現することを目的とする。
も困難を極めていたスケジューリングを自動化すること
により、適正な全自動(無人)ロール運転システムを実
現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の統合ロールショ
ップ運転方法は、この目的を達成するため、圧延機ライ
ンに近接して、ロール組替装置、チョック組替台車、チ
ョック着脱装置、ロール研削装置及びこれらの装置間を
移動するロール移送手段を備えたロールショップの運転
方法において、上位計算機からの圧延予定スケジュール
に基づいて、必要ロールの仕様、ロールの本数、準備す
る時刻等を決定するロール順決定ステップと、このロー
ル順決定ステップで決定された準備すべきロールを、ロ
ールショップで現在保有しているロールから、所定の探
索ルールに基づいて探索して割り当てるロール選定ステ
ップと、前記ロール順決定ステップで決定された準備す
べきロールの内、未研削ロールや再研削ロールの研削順
を圧延スケジュールに間に合うようにスケジューリング
するロール研削順決定ステップと、前記ロール選定ステ
ップおよびロール研削順決定ステップで選定された各ロ
ールの搬送先と搬送ルートを決定し、設備運行のスケジ
ュールを立て、そのスケジュールに基づいて前記ロール
移送手段にロール搬送指示を出す最適設備運転ステップ
とを有することを特徴とする。
ップ運転方法は、この目的を達成するため、圧延機ライ
ンに近接して、ロール組替装置、チョック組替台車、チ
ョック着脱装置、ロール研削装置及びこれらの装置間を
移動するロール移送手段を備えたロールショップの運転
方法において、上位計算機からの圧延予定スケジュール
に基づいて、必要ロールの仕様、ロールの本数、準備す
る時刻等を決定するロール順決定ステップと、このロー
ル順決定ステップで決定された準備すべきロールを、ロ
ールショップで現在保有しているロールから、所定の探
索ルールに基づいて探索して割り当てるロール選定ステ
ップと、前記ロール順決定ステップで決定された準備す
べきロールの内、未研削ロールや再研削ロールの研削順
を圧延スケジュールに間に合うようにスケジューリング
するロール研削順決定ステップと、前記ロール選定ステ
ップおよびロール研削順決定ステップで選定された各ロ
ールの搬送先と搬送ルートを決定し、設備運行のスケジ
ュールを立て、そのスケジュールに基づいて前記ロール
移送手段にロール搬送指示を出す最適設備運転ステップ
とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明では、下記の各ステップを統合し、一貫
した運転方法を決定することにより、圧延機からロール
研削用グラインダーまで統合したロールショップシステ
ムとして自動運転する。 ■圧延材料より必要ロール順を決定するステップ。 ■必要ロールを選定するステップ。 ■ロール研削順を決定するステップ。 ■選定した必要ロールを搬送する最適設備運転ステップ
。
した運転方法を決定することにより、圧延機からロール
研削用グラインダーまで統合したロールショップシステ
ムとして自動運転する。 ■圧延材料より必要ロール順を決定するステップ。 ■必要ロールを選定するステップ。 ■ロール研削順を決定するステップ。 ■選定した必要ロールを搬送する最適設備運転ステップ
。
【0009】
【実施例】以下に実施例に基づいて本発明の実現方法に
ついて述べる。
ついて述べる。
【0010】■圧延材料より必要ロール順を決定するス
テップ ここでは、上位計算機からの圧延予定スケジュールに基
づき、必要ロールの仕様、ロールの本数、準備する時刻
等を決定する。一般的に圧延予定スケジュールは図1(
a)に示すようなフォーマットで上位計算機より、作業
ロットすなわち同一のロール仕様で圧延されるグループ
と、そのロットの標準圧延時間が与えられる。そして、
現在の圧延の進捗状況やそのロットの標準圧延時間、ロ
ールの寿命等から、組替のタイミング(時刻)、組替の
本数、そのロールの仕様、必要ロール順(組替順)を決
定する。また、圧延の実績が予定とずれても柔軟に対応
していくことができる。
テップ ここでは、上位計算機からの圧延予定スケジュールに基
づき、必要ロールの仕様、ロールの本数、準備する時刻
等を決定する。一般的に圧延予定スケジュールは図1(
a)に示すようなフォーマットで上位計算機より、作業
ロットすなわち同一のロール仕様で圧延されるグループ
と、そのロットの標準圧延時間が与えられる。そして、
現在の圧延の進捗状況やそのロットの標準圧延時間、ロ
ールの寿命等から、組替のタイミング(時刻)、組替の
本数、そのロールの仕様、必要ロール順(組替順)を決
定する。また、圧延の実績が予定とずれても柔軟に対応
していくことができる。
【0011】例えば、図1(a)のような圧延スケジュ
ールが示された場合、圧延仕様に沿った各作業ロット内
で準備すべきロールの表面仕様、組替本数、準備時刻は
、図1(b)に示すようになる。ここで1〜5までが作
業ロットaに対する圧延用のロール、6〜10までは、
突発予備用ロール、11はロールの疲労に備えた定期組
替用ロールを示す。
ールが示された場合、圧延仕様に沿った各作業ロット内
で準備すべきロールの表面仕様、組替本数、準備時刻は
、図1(b)に示すようになる。ここで1〜5までが作
業ロットaに対する圧延用のロール、6〜10までは、
突発予備用ロール、11はロールの疲労に備えた定期組
替用ロールを示す。
【0012】■必要ロールを選定するステップ前記で決
められた準備すべきロールを現在ロールショップで保有
しているロールに割り当てる。この方法の一例を図2に
示す。即ち、第1ステップでロール仕様に合う研削済の
ロールを圧延機に近い方から探す。第2ステップで未研
削のロールをグラインダに近い方から探し、このロール
を研削して使用する。第3ステップでロール仕様上、流
用可能な研削済のロールを圧延機に近い方から探す。以
上の3つの探索で適当なロールが見つからない場合、第
4ステップで研削済のロールをグラインダに近い方から
探し、このロールを再研削して使用する。このようにし
て、短時間でロールを準備できるようなロールの選定を
行う。
められた準備すべきロールを現在ロールショップで保有
しているロールに割り当てる。この方法の一例を図2に
示す。即ち、第1ステップでロール仕様に合う研削済の
ロールを圧延機に近い方から探す。第2ステップで未研
削のロールをグラインダに近い方から探し、このロール
を研削して使用する。第3ステップでロール仕様上、流
用可能な研削済のロールを圧延機に近い方から探す。以
上の3つの探索で適当なロールが見つからない場合、第
4ステップで研削済のロールをグラインダに近い方から
探し、このロールを再研削して使用する。このようにし
て、短時間でロールを準備できるようなロールの選定を
行う。
【0013】■ロール研削順を決定するステップ圧延ス
ケジュールに従った準備すべきワークロールの内、未研
削ロールや再研削ロールの研削順を決定する際、第一に
圧延スケジュールに間に合うようにスケジューリングす
べきである。
ケジュールに従った準備すべきワークロールの内、未研
削ロールや再研削ロールの研削順を決定する際、第一に
圧延スケジュールに間に合うようにスケジューリングす
べきである。
【0014】この方法の一例を図3に示す。図3の(a
)は各組替予定時刻における組替予定のロール、(b)
は研削すべきロールの順番を示す図、(c)は研削順を
割り付けたロールの順番を示す図、(d)は研削グライ
ンダへの割り付けを示す図である。
)は各組替予定時刻における組替予定のロール、(b)
は研削すべきロールの順番を示す図、(c)は研削順を
割り付けたロールの順番を示す図、(d)は研削グライ
ンダへの割り付けを示す図である。
【0015】同図において、Tn はn回目の組替予定
時刻、ΔTWは研削及び準備完了までの時間で研削時間
と研削後、ロールを圧延機に準備するための搬送時間の
和である。この研削時間と研削後、ロールを圧延機に準
備するための搬送時間のそれぞれは先のロールの表面の
仕様、表面の疲労度、等の要因によって予め計算される
。 これにより、n回目の組替予定時刻に間に合わせるため
に研削を開始すべき時間すなわち研削開始限界時刻(T
GS)は、次式で表される。 TGS=Tn−ΔTW ここで求めた研削開始限界時刻を守りながら、砥石替え
の回数をできるだけ少なくするように、各グラインダ毎
に研削順を割り付ける。その結果が図3の(d)である
。ここでは、その割り付けに当たっては、次のルールに
従う。 (1)上下のペアロールは同一グラインダで研削する。 (2)できるだけ同一グラインダで、4本連続して研削
する。 (3)前の砥石仕様が異なるときには、砥石替えを少な
くするため、別のグラインダに割り付ける。 (4)割り付けたときに研削開始限界時刻に遅れていな
いかチェックし、遅れていれば別のグラインダに割り付
ける。
時刻、ΔTWは研削及び準備完了までの時間で研削時間
と研削後、ロールを圧延機に準備するための搬送時間の
和である。この研削時間と研削後、ロールを圧延機に準
備するための搬送時間のそれぞれは先のロールの表面の
仕様、表面の疲労度、等の要因によって予め計算される
。 これにより、n回目の組替予定時刻に間に合わせるため
に研削を開始すべき時間すなわち研削開始限界時刻(T
GS)は、次式で表される。 TGS=Tn−ΔTW ここで求めた研削開始限界時刻を守りながら、砥石替え
の回数をできるだけ少なくするように、各グラインダ毎
に研削順を割り付ける。その結果が図3の(d)である
。ここでは、その割り付けに当たっては、次のルールに
従う。 (1)上下のペアロールは同一グラインダで研削する。 (2)できるだけ同一グラインダで、4本連続して研削
する。 (3)前の砥石仕様が異なるときには、砥石替えを少な
くするため、別のグラインダに割り付ける。 (4)割り付けたときに研削開始限界時刻に遅れていな
いかチェックし、遅れていれば別のグラインダに割り付
ける。
【0016】■選定した必要ロールを搬送する最適設備
運転ステップこのステップの処理の流れを図4に示す。 処理ステップ110では、前記ステップで選定された各
ロールの搬送先と搬送ルートを決定する。搬送先は組替
チャンス毎にその位置を決定する。図5は準備すべきロ
ールの最終格納位置と圧延スケジュールの例を示すもの
で、ある圧延スケジュールに従って準備するロールが、
∇で示すタイミングでロール組替えが発生する時のロー
ル準備位置を示している。
運転ステップこのステップの処理の流れを図4に示す。 処理ステップ110では、前記ステップで選定された各
ロールの搬送先と搬送ルートを決定する。搬送先は組替
チャンス毎にその位置を決定する。図5は準備すべきロ
ールの最終格納位置と圧延スケジュールの例を示すもの
で、ある圧延スケジュールに従って準備するロールが、
∇で示すタイミングでロール組替えが発生する時のロー
ル準備位置を示している。
【0017】図4に戻って、処理ステップ120では、
組替タイミングに間に合うように必要ロール順、研削順
を考慮し、かつロールの供給、返却が効率的に行われる
ように、設備運行のスケジュール、すなわち各搬送設備
毎のタイムスケジュールを立てる。
組替タイミングに間に合うように必要ロール順、研削順
を考慮し、かつロールの供給、返却が効率的に行われる
ように、設備運行のスケジュール、すなわち各搬送設備
毎のタイムスケジュールを立てる。
【0018】図4の処理ステップ130では、スケジュ
ールに沿って、トラッキング、設備制約や状態、干渉等
を考慮し、タイミングを図って各搬送設備にロールの搬
送指示を出す。処理ステップ130は図6にて説明して
おり、それによるクレーン作業タイムスケジュールの例
を次に示す。
ールに沿って、トラッキング、設備制約や状態、干渉等
を考慮し、タイミングを図って各搬送設備にロールの搬
送指示を出す。処理ステップ130は図6にて説明して
おり、それによるクレーン作業タイムスケジュールの例
を次に示す。
【0019】
ロール 搬送元
搬送先 開
始時刻A チョック組替台車 ロール
ラック 10:10:20B チ
ョック組替台車 ロールラック
10:10:20C グラインダ
ロールラック 10:1
2:30D 冷却槽
グラインダ 10:14:0
0E ロールラック 冷却槽
10:15:30F
ロールラック チョック組替台
車 10:17:15G ロールラック
チョック組替台車 10:1
7:15・ ・
・
・・ ・
・
・・ ・
・
・次に、搬送設備の運行スケジュー
ルの決定方法について述べる。各ロールの現在位置、搬
送ルート、組替順、研削順等の入力を基にして内部で仮
想的にロールの搬送を行ってタイムスケジュールを作成
する。図7にそのフローチャートを示す。まず、各ロー
ルについて現在位置等の入力を受け取る(ステップ21
0)。次に、実行可能な作業はないかを判断し(ステッ
プ220)、あれば、実行可能な作業のうち、優先度(
作業別、ロール別)の高いものを実行する(ステップ2
30)。ここで、作業が実行できる状態とは、搬送元設
備に搬送すべきロールがあり、かつ搬送先設備に搬送可
能であり、かつ搬送設備がフリーの状態をいう。次に、
ロールを搬送したと仮定して、内部のトラッキングを移
し、ロールNoと作業内容と時刻を出力し(ステップ2
40)、ステップ220に戻る。
搬送先 開
始時刻A チョック組替台車 ロール
ラック 10:10:20B チ
ョック組替台車 ロールラック
10:10:20C グラインダ
ロールラック 10:1
2:30D 冷却槽
グラインダ 10:14:0
0E ロールラック 冷却槽
10:15:30F
ロールラック チョック組替台
車 10:17:15G ロールラック
チョック組替台車 10:1
7:15・ ・
・
・・ ・
・
・・ ・
・
・次に、搬送設備の運行スケジュー
ルの決定方法について述べる。各ロールの現在位置、搬
送ルート、組替順、研削順等の入力を基にして内部で仮
想的にロールの搬送を行ってタイムスケジュールを作成
する。図7にそのフローチャートを示す。まず、各ロー
ルについて現在位置等の入力を受け取る(ステップ21
0)。次に、実行可能な作業はないかを判断し(ステッ
プ220)、あれば、実行可能な作業のうち、優先度(
作業別、ロール別)の高いものを実行する(ステップ2
30)。ここで、作業が実行できる状態とは、搬送元設
備に搬送すべきロールがあり、かつ搬送先設備に搬送可
能であり、かつ搬送設備がフリーの状態をいう。次に、
ロールを搬送したと仮定して、内部のトラッキングを移
し、ロールNoと作業内容と時刻を出力し(ステップ2
40)、ステップ220に戻る。
【0020】優先度については、作業としては下記の作
業の優先順に従い、ロール別には作業に割り当てたロー
ル別の指標に従う。 作業別優先順 作業内容
ロール別の指標
1 (1)組替台車〜組替台車への
搬送 組替順の早い順
2 (2)グラインダ〜ロールラックへの搬送
研削順の早い順 ・
・
・
・ ・
・ ・
・
・
図8は予備ロール待機運転のタイムチャートを示すもの
である。同図の作業ロットの■の圧延中は、その予備ロ
ールとして、圧延に使用しているロールと同じ仕様のロ
ールを組替台車上に待機させておく。次の作業ロット■
を圧延するために必要なロールが、組替台車上になけれ
ば、■の圧延の直前に入替えを行い、■の圧延のための
組替に備える。
業の優先順に従い、ロール別には作業に割り当てたロー
ル別の指標に従う。 作業別優先順 作業内容
ロール別の指標
1 (1)組替台車〜組替台車への
搬送 組替順の早い順
2 (2)グラインダ〜ロールラックへの搬送
研削順の早い順 ・
・
・
・ ・
・ ・
・
・
図8は予備ロール待機運転のタイムチャートを示すもの
である。同図の作業ロットの■の圧延中は、その予備ロ
ールとして、圧延に使用しているロールと同じ仕様のロ
ールを組替台車上に待機させておく。次の作業ロット■
を圧延するために必要なロールが、組替台車上になけれ
ば、■の圧延の直前に入替えを行い、■の圧延のための
組替に備える。
【0021】以上の■〜■のステップを統合するシステ
ムを図9に示し、そのロール操業フローを図10に示す
。
ムを図9に示し、そのロール操業フローを図10に示す
。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれば
、オペレータによる判断でも困難を極めていたスケジュ
ーリングを自動化することにより、従来のオペレータの
経験や勘に頼ることなく、適正な全自動(無人)ロール
運転システムを実現することができる。
、オペレータによる判断でも困難を極めていたスケジュ
ーリングを自動化することにより、従来のオペレータの
経験や勘に頼ることなく、適正な全自動(無人)ロール
運転システムを実現することができる。
【図1】本発明による必要ロール順決定ステップの説明
図である。
図である。
【図2】本発明によるロール割当ルールを示す説明図で
ある。
ある。
【図3】本発明によるロール研削順決定ステップの説明
図である。
図である。
【図4】本発明による最適設備運転ステップの説明図で
ある。
ある。
【図5】本発明による準備ロールの最終格納位置と圧延
スケジュールの説明図である。
スケジュールの説明図である。
【図6】本発明によるクレーンのタイムスケジュールを
示すタイムチャートである。
示すタイムチャートである。
【図7】本発明による搬送設備の運行スケジュールの決
定方法を示すフローチャートである。
定方法を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る予備ロール待機運転のタイムチャ
ートである。
ートである。
【図9】本発明に係るシステム構成例を示すブロック図
である。
である。
【図10】本発明実施例の操業フローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 圧延機ラインに近接して、ロール組替
装置、チョック組替台車、チョック着脱装置、ロール研
削装置及びこれらの装置間を移動するロール移送手段を
備えたロールショップの運転方法において、上位計算機
からの圧延予定スケジュールに基づいて、必要ロールの
仕様、ロールの本数、準備する時刻等を決定するロール
順決定ステップと、このロール順決定ステップで決定さ
れた準備すべきロールを、ロールショップで現在保有し
ているロールから、所定の探索ルールに基づいて探索し
て割り当てるロール選定ステップと、前記ロール順決定
ステップで決定された準備すべきロールの内、未研削ロ
ールや再研削ロールの研削順を圧延スケジュールに間に
合うようにスケジューリングするロール研削順決定ステ
ップと、前記ロール選定ステップおよびロール研削順決
定ステップで選定された各ロールの搬送先と搬送ルート
を決定し、設備運行のスケジュールを立て、そのスケジ
ュールに基づいて前記ロール移送手段にロール搬送指示
を出す最適設備運転ステップとを有する統合ロールショ
ップ運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4991191A JPH07108408B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 統合ロールショップ運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4991191A JPH07108408B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 統合ロールショップ運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04284906A true JPH04284906A (ja) | 1992-10-09 |
JPH07108408B2 JPH07108408B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=12844199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4991191A Expired - Fee Related JPH07108408B2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 統合ロールショップ運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07108408B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110665974A (zh) * | 2019-10-15 | 2020-01-10 | 上海宝钢工业技术服务有限公司 | 用于轧线精轧工作辊因材备辊的实施方法 |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP4991191A patent/JPH07108408B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110665974A (zh) * | 2019-10-15 | 2020-01-10 | 上海宝钢工业技术服务有限公司 | 用于轧线精轧工作辊因材备辊的实施方法 |
CN110665974B (zh) * | 2019-10-15 | 2022-08-09 | 上海宝钢工业技术服务有限公司 | 用于轧线精轧工作辊因材备辊的实施方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07108408B2 (ja) | 1995-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4264981B2 (ja) | 無人搬送車の運行制御方法及び運行制御システム | |
EP2181801B1 (en) | Flexible manufacturing system and control method therefor | |
CN115009739A (zh) | 仓储系统及应用于仓储系统的控制方法 | |
JPH04284906A (ja) | 統合ロールショップ運転方法 | |
JPS6251843B2 (ja) | ||
JP2006221385A (ja) | 物流支援システム及びその方法 | |
JPH081213A (ja) | タンデム式冷間圧延設備のロールおよびチョックの自動交換整備方法および装置 | |
JPH049203A (ja) | 圧延機のロールショップ | |
JPH0687009A (ja) | ロールの自動管理方法及びそのロール | |
JPH07108305A (ja) | ロールショップの操業方法 | |
CN114988036B (zh) | 基于物联网的车间半成品运输方法 | |
JP5781798B2 (ja) | ロール管理システム | |
JPH07271437A (ja) | 無人搬送車の作業割付制御方法 | |
JP2002229619A (ja) | 生産ライン管理システムおよび生産ライン管理方法 | |
CN114042649B (zh) | 一种基于有限缓存的钢板零件分拣合盘方法 | |
JPS58109256A (ja) | 自動加工工程におけるワークのプリセットシステム装置 | |
JPH10192918A (ja) | ロールショップの運転方法 | |
CN115169980B (zh) | 一种件烟循环输送线仓储调度方法 | |
JPS6384705A (ja) | ロ−ルシヨツプ | |
JP7541644B2 (ja) | コイル搬送順決定装置及びコイル搬送順決定方法 | |
JP3054543B2 (ja) | ロールショップ作業の自動運転方法及びその装置 | |
CN117114300A (zh) | 一种二十辊轧机轧辊智能排程管控方法及系统 | |
JPH081214A (ja) | タンデム圧延設備の圧延用ロールの交換および整備方法ならびにレイアウト | |
JP2955331B2 (ja) | 自動製造管理システム | |
JPS6215067A (ja) | ワ−クの搬送順序組替え装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960517 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |