JPH04284215A - 包丁の柄の構造及びその成形方法 - Google Patents
包丁の柄の構造及びその成形方法Info
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- JPH04284215A JPH04284215A JP4828891A JP4828891A JPH04284215A JP H04284215 A JPH04284215 A JP H04284215A JP 4828891 A JP4828891 A JP 4828891A JP 4828891 A JP4828891 A JP 4828891A JP H04284215 A JPH04284215 A JP H04284215A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/1703—Introducing an auxiliary fluid into the mould
- B29C45/1704—Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C2045/1728—Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles injecting fluid from an end of the mould cavity and in the longitudinal direction thereof
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/28—Tools, e.g. cutlery
- B29L2031/286—Cutlery
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包丁の柄の構造及びそ
の成形方法に関する。
の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、包丁は、その刃の部分が鉄製
、柄の部分が木製であるというのが一般的なイメージで
あった。
、柄の部分が木製であるというのが一般的なイメージで
あった。
【0003】しかしながら、近時の化学分野の発展に伴
い、その全体をセラミックで製造した包丁が登場したり
、また刃の部分が鉄製又はセラミック製で柄の部分が樹
脂製といった包丁も登場しており、そのイメージを大き
く変えつつある。
い、その全体をセラミックで製造した包丁が登場したり
、また刃の部分が鉄製又はセラミック製で柄の部分が樹
脂製といった包丁も登場しており、そのイメージを大き
く変えつつある。
【0004】ところで、上記した刃の部分が鉄製又はセ
ラミック製、柄の部分が樹脂製の包丁では、その柄の部
分を射出成形によって形成している。
ラミック製、柄の部分が樹脂製の包丁では、その柄の部
分を射出成形によって形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、柄の部
分は人の手に合わせて握りやすくするために、ある程度
の厚みと最適な形状とが要求されることから、成形時の
射出成形のサイクルが長くなり、しかも肉厚であるため
に表面にヒケやソリが発生しやすいといった問題があっ
た。
分は人の手に合わせて握りやすくするために、ある程度
の厚みと最適な形状とが要求されることから、成形時の
射出成形のサイクルが長くなり、しかも肉厚であるため
に表面にヒケやソリが発生しやすいといった問題があっ
た。
【0006】そこで、このヒケやソリの発生を防止する
ために、従来では成形品の表面を急冷する(例えば、成
形品の取り出し後すぐに水につけ、中にボイドを発生さ
せる。)等の対策が行われている。
ために、従来では成形品の表面を急冷する(例えば、成
形品の取り出し後すぐに水につけ、中にボイドを発生さ
せる。)等の対策が行われている。
【0007】しかし、このような方法では、成形後に成
形品を水につける工程と、水を取り除く工程(乾燥工程
)とが必要となり、成形工程が複雑になるとともに、生
産リードタイムが長くなるといった問題があった。
形品を水につける工程と、水を取り除く工程(乾燥工程
)とが必要となり、成形工程が複雑になるとともに、生
産リードタイムが長くなるといった問題があった。
【0008】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、成形工程を増やすことなく、しかも表
面の仕上がりをヒケ、ソリの無い良好なものとした包丁
の柄の構造及びその成形方法を提供することにある。
で、その目的は、成形工程を増やすことなく、しかも表
面の仕上がりをヒケ、ソリの無い良好なものとした包丁
の柄の構造及びその成形方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明に係わる包丁の柄の構造は、包丁の柄部分が樹
脂によって形成されるとともに、その内部に空洞部が形
成されたものである。
、本発明に係わる包丁の柄の構造は、包丁の柄部分が樹
脂によって形成されるとともに、その内部に空洞部が形
成されたものである。
【0010】また上記課題を解決するため、本発明に係
わる包丁の柄の成形方法は、樹脂充填部の内面形状が包
丁の柄部分の外形状に形成された金型の樹脂充填部に、
射出成形によって溶融樹脂を充填するとともに、前記樹
脂充填部に対してガス注入を行うことにより、充填され
た樹脂の内部に空洞部を形成するものである。
わる包丁の柄の成形方法は、樹脂充填部の内面形状が包
丁の柄部分の外形状に形成された金型の樹脂充填部に、
射出成形によって溶融樹脂を充填するとともに、前記樹
脂充填部に対してガス注入を行うことにより、充填され
た樹脂の内部に空洞部を形成するものである。
【0011】
【作用】包丁の柄部分を樹脂によって形成し、その内部
に空洞部を設けることにより、表面にヒケ、ソリの無い
良好な包丁の柄が得られる。
に空洞部を設けることにより、表面にヒケ、ソリの無い
良好な包丁の柄が得られる。
【0012】また、このような空洞部を有する柄は、樹
脂充填部の内面形状が包丁の柄部分の外形状に形成され
た金型の樹脂充填部に、射出成形によって溶融樹脂を充
填するとともに、この樹脂充填部に対してガス注入を行
うことにより形成する。
脂充填部の内面形状が包丁の柄部分の外形状に形成され
た金型の樹脂充填部に、射出成形によって溶融樹脂を充
填するとともに、この樹脂充填部に対してガス注入を行
うことにより形成する。
【0013】すなわち、樹脂の充填中又は充填後にガス
注入を行うことによって、充填樹脂の内部に空洞を形成
するとともに、内部から保圧をかける。このガス圧によ
って肉厚が決定される。
注入を行うことによって、充填樹脂の内部に空洞を形成
するとともに、内部から保圧をかける。このガス圧によ
って肉厚が決定される。
【0014】この結果、充填樹脂は金型の樹脂充填部の
表面に圧接され、表面のヒケ、ソリの発生が防止される
。また、肉圧自体も実質的に薄くなるので、この点でも
ヒケ、ソリの要因が解消される。
表面に圧接され、表面のヒケ、ソリの発生が防止される
。また、肉圧自体も実質的に薄くなるので、この点でも
ヒケ、ソリの要因が解消される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0016】図1は本発明に係わる包丁の柄部分を成形
するための射出成形金型の固定側の断面図、図2は同金
型の平面より見た断面図である。
するための射出成形金型の固定側の断面図、図2は同金
型の平面より見た断面図である。
【0017】図において、本実施例の金型1は、包丁の
柄となる部分である樹脂充填部2を水平方向に形成し、
その柄尻側となる部分2aに樹脂を充填するためのラン
ナー3とスプルー4とを形成している。また、刃を挿入
する側となる部分2bに先端部5bが到達するように、
ガスを注入するためのガス注入路5を形成している。
柄となる部分である樹脂充填部2を水平方向に形成し、
その柄尻側となる部分2aに樹脂を充填するためのラン
ナー3とスプルー4とを形成している。また、刃を挿入
する側となる部分2bに先端部5bが到達するように、
ガスを注入するためのガス注入路5を形成している。
【0018】そして、ガス注入路5の注入口5aにガス
注入ニードル6を配置している。
注入ニードル6を配置している。
【0019】ガス注入ニードル6は、図示は省略してい
るが、油圧又はガス圧等によって図面中矢符A方向及び
矢符B方向に往復動可能に設けられている。
るが、油圧又はガス圧等によって図面中矢符A方向及び
矢符B方向に往復動可能に設けられている。
【0020】また、金型1は、スプルー4を含む側の金
型1aが固定側、もう一方の側の金型1bが移動側とな
っている。
型1aが固定側、もう一方の側の金型1bが移動側とな
っている。
【0021】次に、上記のような構造の金型1を用いて
包丁の柄を成形する方法を説明する。
包丁の柄を成形する方法を説明する。
【0022】まず、開いている金型1を閉じてから、ガ
ス注入ニードル6を矢符A方向に前進させ、金型1のガ
ス注入口5aに圧接させる。すなわち、ガス注入ニード
ル6から注入されるガスが、金型1の外部に漏れること
なくガス注入路5に注入されるように接続する。
ス注入ニードル6を矢符A方向に前進させ、金型1のガ
ス注入口5aに圧接させる。すなわち、ガス注入ニード
ル6から注入されるガスが、金型1の外部に漏れること
なくガス注入路5に注入されるように接続する。
【0023】この後、図示しない射出成形機を駆動して
溶融樹脂を金型1内へフルショットで射出し、スプルー
4、ランナー3を通じて樹脂充填部2内に溶融樹脂を充
填する。
溶融樹脂を金型1内へフルショットで射出し、スプルー
4、ランナー3を通じて樹脂充填部2内に溶融樹脂を充
填する。
【0024】続いて、ガス注入ニードル6を通じて金型
1内にガスを注入する。
1内にガスを注入する。
【0025】注入されたガスは、ガス注入路5まで充填
された樹脂を樹脂充填部2からランナー3、スプルー4
方向に押し戻し、最終的には樹脂充填部2内まで注入さ
れる。
された樹脂を樹脂充填部2からランナー3、スプルー4
方向に押し戻し、最終的には樹脂充填部2内まで注入さ
れる。
【0026】これにより、保圧が行われるとともに、樹
脂充填部2に充填された充填樹脂部(成形品)7の内部
に空洞部7aが形成されることになる。
脂充填部2に充填された充填樹脂部(成形品)7の内部
に空洞部7aが形成されることになる。
【0027】この後、ガス抜きを行ってからガス注入ニ
ードル6を符矢B方向に後退させ、冷却工程、型開き工
程を経て成形品(すなわち、包丁の柄部分)を取り出す
。
ードル6を符矢B方向に後退させ、冷却工程、型開き工
程を経て成形品(すなわち、包丁の柄部分)を取り出す
。
【0028】なお、ガス注入ニードル6の後退及びガス
抜きのタイミングは、ガス注入後から型開きまでの間で
あればいつでもよく、特に限定されるものではない。
抜きのタイミングは、ガス注入後から型開きまでの間で
あればいつでもよく、特に限定されるものではない。
【0029】また、樹脂の材質は、射出成形できるもの
であれば何でもよく、特に限定されるものではない。例
えば、熱硬化性樹脂を用いることも可能である。
であれば何でもよく、特に限定されるものではない。例
えば、熱硬化性樹脂を用いることも可能である。
【0030】さらに、使用されるガスは、不活性のガス
がよく、例えば窒素等が好適である。
がよく、例えば窒素等が好適である。
【0031】
【実験例】本発明者らは、上記した金型1と成形方法と
を用いて、以下に示す条件のもとで包丁の柄部分の成形
実験を行った。
を用いて、以下に示す条件のもとで包丁の柄部分の成形
実験を行った。
【0032】すなわち、成形樹脂としてポリプロピレン
(PP)を用い、樹脂温度を230℃、金型温度を40
℃とした。また、ガス注入条件として、ガス圧を120
Kg/cm2 、注入時間30秒、注入タイミング0秒
とした。
(PP)を用い、樹脂温度を230℃、金型温度を40
℃とした。また、ガス注入条件として、ガス圧を120
Kg/cm2 、注入時間30秒、注入タイミング0秒
とした。
【0033】この結果、得られた成形品には、ヒケ、ソ
リ等は見られず、外観の良好なものであった。
リ等は見られず、外観の良好なものであった。
【0034】図3は、本発明の成形方法に用いられる金
型の他の実施例を示している。
型の他の実施例を示している。
【0035】同図において、本実施例の金型11は、包
丁の柄となる部分である樹脂充填部12を水平方向に形
成し、刃を挿入する側となる部分12bに樹脂を充填す
るためのランナー13とスプルー14とを形成している
。また、ランナー13を金型11の端部まで延長する形
でガス注入路15を形成している。
丁の柄となる部分である樹脂充填部12を水平方向に形
成し、刃を挿入する側となる部分12bに樹脂を充填す
るためのランナー13とスプルー14とを形成している
。また、ランナー13を金型11の端部まで延長する形
でガス注入路15を形成している。
【0036】すなわち、逆に見れば、ガス注入路15の
途中にスプルー14の先端を接続した構成となっている
。
途中にスプルー14の先端を接続した構成となっている
。
【0037】そして、このガス注入路15の注入口15
aにガス注入ニードル16を配置している。
aにガス注入ニードル16を配置している。
【0038】ガス注入ニードル16は、図示は省略して
いるが、油圧又はガス圧等によって図面中矢符A方向及
び矢符B方向に往復動可能に設けられている。
いるが、油圧又はガス圧等によって図面中矢符A方向及
び矢符B方向に往復動可能に設けられている。
【0039】また、金型11は、スプルー14を含む側
の金型11aが固定側、もう一方の側の金型11bが移
動側となっている。
の金型11aが固定側、もう一方の側の金型11bが移
動側となっている。
【0040】次に、上記のような構造の金型11を用い
て包丁の柄を成形する方法を説明する。
て包丁の柄を成形する方法を説明する。
【0041】まず、開いている金型11を閉じてから、
ガス注入ニードル16を矢符A方向に前進させ、金型1
1のガス注入口15aに圧接させる。すなわち、ガス注
入ニードル16から注入されるガスが、金型11の外部
に漏れることなくガス注入路15に注入されるように接
続する。
ガス注入ニードル16を矢符A方向に前進させ、金型1
1のガス注入口15aに圧接させる。すなわち、ガス注
入ニードル16から注入されるガスが、金型11の外部
に漏れることなくガス注入路15に注入されるように接
続する。
【0042】この後、図示しない射出成形機を駆動して
溶融樹脂を金型11内へショートショットで射出し、ス
プルー14、ランナー13を通じて樹脂充填部12内に
溶融樹脂を充填する。
溶融樹脂を金型11内へショートショットで射出し、ス
プルー14、ランナー13を通じて樹脂充填部12内に
溶融樹脂を充填する。
【0043】続いて、ガス注入ニードル16を通じて金
型11内にガスを注入する。
型11内にガスを注入する。
【0044】注入されたガスは、ガス注入路15まで充
填された樹脂をまずスプルー14方向に押し戻し、スプ
ルー14とランナー13との接続点を通過した後は樹脂
充填部12からランナー13、スプルー14方向に押し
戻して、最終的には樹脂充填部12内まで注入される。
填された樹脂をまずスプルー14方向に押し戻し、スプ
ルー14とランナー13との接続点を通過した後は樹脂
充填部12からランナー13、スプルー14方向に押し
戻して、最終的には樹脂充填部12内まで注入される。
【0045】これにより、保圧が行われるとともに、樹
脂充填部12に充填された充填樹脂部(成形品)17の
内部に空洞部17aが形成されることになる。
脂充填部12に充填された充填樹脂部(成形品)17の
内部に空洞部17aが形成されることになる。
【0046】この後、ガス抜きを行ってからガス注入ニ
ードル16を符矢B方向に後退させ、冷却工程、型開き
工程を経て成形品(すなわち、包丁の柄)を取り出す。
ードル16を符矢B方向に後退させ、冷却工程、型開き
工程を経て成形品(すなわち、包丁の柄)を取り出す。
【0047】
【実験例】本発明者らは、上記した金型11と成形方法
とを用いて、上記実施例と同じ条件のもとで包丁の柄の
成形実験を行った。
とを用いて、上記実施例と同じ条件のもとで包丁の柄の
成形実験を行った。
【0048】この結果、得られた成形品には、ヒケ、ソ
リ等は見られず、外観の良好なものであった。
リ等は見られず、外観の良好なものであった。
【0049】
【発明の効果】本発明に係わる包丁の柄の構造及びその
成形方法によれば、柄部分を樹脂で形成するとともに、
ガス注入射出成形法によって内部に空洞部を設けた構造
としたので、注入ガスによって十分な保圧がかけられる
とともに、そのガス圧によって肉厚が決定されるため、
ヒケ、ソリの無い良好な外観及び触感の成形品を得るこ
とができるといった効果を奏する。
成形方法によれば、柄部分を樹脂で形成するとともに、
ガス注入射出成形法によって内部に空洞部を設けた構造
としたので、注入ガスによって十分な保圧がかけられる
とともに、そのガス圧によって肉厚が決定されるため、
ヒケ、ソリの無い良好な外観及び触感の成形品を得るこ
とができるといった効果を奏する。
【図1】本発明に係わる包丁の柄を成形するための射出
成形金型の固定側の断面図である。
成形金型の固定側の断面図である。
【図2】同金型の平面より見た断面図である。
【図3】本発明の成形方法に用いられる金型の他の実施
例を示す平面より見た断面図である。
例を示す平面より見た断面図である。
1,11 金型
2,12 樹脂充填部(キャビティ部)3,13
ランナー 4,14 スプルー 5,15 ガス注入路 6 16 ガス注入ニードル 7 17 充填樹脂部 7a,17a 空洞部
ランナー 4,14 スプルー 5,15 ガス注入路 6 16 ガス注入ニードル 7 17 充填樹脂部 7a,17a 空洞部
Claims (2)
- 【請求項1】 包丁の柄部分が樹脂によって形成され
るとともに、その内部に空洞部が形成されたことを特徴
とする包丁の柄の構造。 - 【請求項2】 樹脂充填部の内面形状が包丁の柄部分
の外形状に形成された金型の樹脂充填部に、射出成形に
よって溶融樹脂を充填するとともに、前記樹脂充填部に
対してガス注入を行うことにより、充填された樹脂の内
部に空洞部を形成するこを特徴とする包丁の柄の成形方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4828891A JPH04284215A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 包丁の柄の構造及びその成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4828891A JPH04284215A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 包丁の柄の構造及びその成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04284215A true JPH04284215A (ja) | 1992-10-08 |
Family
ID=12799253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4828891A Pending JPH04284215A (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 包丁の柄の構造及びその成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04284215A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999039893A1 (de) * | 1998-02-06 | 1999-08-12 | Ulrich Stieler | Verfahren und vorrichtung zum herstellen von besteckteilen sowie diese besteckteile |
CN103552220A (zh) * | 2013-11-07 | 2014-02-05 | 天津国丰模具有限公司 | 自行车主体构件加工机构及加工方法 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP4828891A patent/JPH04284215A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999039893A1 (de) * | 1998-02-06 | 1999-08-12 | Ulrich Stieler | Verfahren und vorrichtung zum herstellen von besteckteilen sowie diese besteckteile |
CN103552220A (zh) * | 2013-11-07 | 2014-02-05 | 天津国丰模具有限公司 | 自行车主体构件加工机构及加工方法 |
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