JPH0428420B2 - - Google Patents

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JPH0428420B2
JPH0428420B2 JP58210441A JP21044183A JPH0428420B2 JP H0428420 B2 JPH0428420 B2 JP H0428420B2 JP 58210441 A JP58210441 A JP 58210441A JP 21044183 A JP21044183 A JP 21044183A JP H0428420 B2 JPH0428420 B2 JP H0428420B2
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JP
Japan
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catalyst
wastewater
treatment
aluminum
water
Prior art date
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Application number
JP58210441A
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English (en)
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JPS60102944A (ja
Inventor
Shigeru Masumoto
Takao Yokomakura
Kenji Mizuno
Yasushi Hibino
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は廃水中のCOD成分、懸濁有機物質、
アンモニア等の有害成分を酸化処理する際に用い
た触媒の再生方法に関するものである。
この種の酸化処理においては廃水を予め過し
た廃水中に分散している固形分を除去することが
行われている。上記過に際しては例えば人工ゼ
オライトのようなアルミニウムを含む材が多く
用いられている。したがつて過後の廃水には若
干ながらアルミニウムが混入している。
従来、この種の酸化処理に用いられる触媒の再
生方法としては使用後の触媒を水素、水蒸気、酸
素、酸等の再生剤を用いる方法が適用されている
が、上記したようにアルミニウムが混入した廃水
においては触媒表面にアルミニウムが付着してお
り、上記方法ではアルミニウムは完全に除去され
ず触媒の活性回復は充分とは言えない。
本発明は上記従来の方法に比してアルミニウム
が表面に付着している触媒の活性回復が極めて顕
著に行われる触媒の再生方法を提供することを目
的とし、使用後の触媒をアルカリ水溶液によつて
洗浄することを骨子するものである。
本発明を以下に詳細に説明する。
本発明に使用される触媒としては鉄、コバル
ト、ニツケル等の鉄族、ルテニウム、ロジウ
ム、パラジウム、白金等の白金族、銅、銀、金
等のb銅属金属、クロム、モリブデン、タング
ステン等のaクロム族等の一般的に酸化反応に
用いられる金属の単独、もしくは該金属の水に不
溶もしくは難溶な化合物、もしくは該金属もしく
は該金属化合物をアルミナ、シリカ、シリカ−ア
ルミナ、チタニア、ジルコニア、金網活性炭等の
担体に担持させたものが用いられる。
上記触媒は固定床、もしくは流動床方式で廃水
に適用され、廃水中には酸素もしくは空気等の酸
素含有ガス、あるいは過酸化水素、塩素酸カリウ
ム等の酸化剤を存在せしめて廃水中のCOD成分、
懸濁有機物質、アンモニア等の有害物質を酸化処
理する。
上記酸化処理に用いられる装置の一実施例を第
1図に示す。
図において1は過器であり人工ゼオライト等
の材が内蔵され、廃水は該過器1によつて分
散している固形分を除去されるが、一方では材
のアルミニウムが廃水に混入する。上記過処理
後の廃水は廃水タンク2に備蓄され、該廃水タン
ク2からポンプ3によつて触媒充填層4,5に導
入されるが、その直前にブロアー6によつて空気
を吹込まれる。かくして廃水は触媒充填層4,5
において空気混入下で含んでいる有害物質を酸化
除去され、その後放流される。
上記廃水処理を行つた触媒はその活性が低下す
るが、本発明においてはこれをアルカリ水溶液に
よつて洗浄して再生する。本発明に用いられるア
ルカリ水溶液とは水酸化ナトリウム、水酸化カ
リ、水酸化リチウム、アンモニア、モノエチルア
ミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、トリ
エタノールアミン等の無機および/または有機ア
ルカリの水溶液であり該水溶液のPHは9〜13程度
とすることが望ましい。何となれば該水溶液のPH
が8以下では触媒表面に付着したアルミニウムの
溶解性が低下し処理に長時間を要し、該水溶液の
PHが14以上では触媒自体が溶出するおそれがあ
る。上記触媒再生処理の時間は常温で30分以上で
あることが望ましい。
以下に本発明の効果を示す実験について説明す
る。
用いた装置は第1図に示す通りであり容量は廃
水タンク2が10、触媒充填層4,5としては
夫々20メツシユの金網にパラジウムを担持した触
媒単位(厚さ1mm、表面積50cm2)を100枚積層し
たものを用いた。廃水としては人工ゼオライト
材によつて過され200ppmのヒドラジンを有害
物質として含み更にアルミニウムを0.01〜1ppm
含む水を用い、送通素度は2.5/minとする。
またブロアー6からの空気吹込量は3.7m3/hrと
する。
使用後活性の低下した触媒を無処理水酸化ナト
リウム水溶液(PH8)洗浄処理、水酸化ナトリウ
ム水溶液(PH13)洗浄処理、水酸化ナトリウム水
溶液(PH14)洗浄処理の四種類に分けて再生処理
を行い、その後上記廃水処理を行つてヒドラジン
濃度の経時的変化を夫々測定した。なお再生処理
の時間は常温1時間とした。上記実験の結果は第
2図に示される。第2図において縦軸にヒドラジ
ン濃度(ppm)、横軸に処理時間(min)をとり、
○−○は無処理、×−×はPH8、●−●はPH13、
△−△はPH14の場合のグラフである。第2図をみ
れば水酸化ナトリウム水溶液がPH8の場合は触媒
の活性回復が充分でないが、PH13の場合は触媒の
活性は殆んど新規なものと同程度まで回復する。
しかしPH14の場合は触媒のパラジウム層の溶出剥
離が生じ活性は処理前よりも低下する。
本発明の再生処理の前もしくは後に主として触
媒に付着した有機物質を除去する焼成処理あるい
は水溶性有機溶剤処理、主として触媒に付着した
酸溶解性無機物質を除去する酸洗浄処理等を行つ
てもよい。焼成処理は約300〜750℃の焼成温度で
酸化雰囲気で行い、その後還元雰囲気で400〜450
℃に加熱して還元を行うもので、水溶性有機溶剤
処理はアセトン、メタノール、エタノール等の水
溶性有機溶剤で触媒を洗浄後直ちに水洗を行うも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法が適用される廃水処理装
置の系統図、第2図は本発明の方法によつて再生
した触媒を用いた廃水処理におけるヒドラジン
(ppm)−処理時間(min)のグラフである。 図中、2……廃水タンク、4,5……触媒充填
層、6……ブロアー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルミニウムを含む材によつて過された
    廃水中の有害成分の酸化処理に用いた触媒をPH9
    〜13のアルカリ水溶液によつて洗浄することを特
    徴とする触媒の再生方法。
JP21044183A 1983-11-08 1983-11-08 触媒の再生方法 Granted JPS60102944A (ja)

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JPS60102944A JPS60102944A (ja) 1985-06-07
JPH0428420B2 true JPH0428420B2 (ja) 1992-05-14

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US7741239B2 (en) * 2008-03-11 2010-06-22 Evonik Energy Services Llc Methods of regeneration of SCR catalyst poisoned by phosphorous components in flue gas
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JPS58114732A (ja) * 1981-12-28 1983-07-08 Osaka Gas Co Ltd 触媒の再生法

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JPS60102944A (ja) 1985-06-07

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