JPH04283428A - 光ピックアップ装置における反射体の収納構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、例えば光磁気ディスク
駆動装置に使用して好適な光ピックアップ装置における
反射体の収納構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】一般に、光ピックアップ装置には、光ス
ポット移動を高速化するために光ヘッドの部分を分離し
て対物レンズ系のみを駆動する方式の光ピックアップ装
置が広く知られている。

【０００３】従来、この種の光ピックアップ装置は図４
に示すように構成されており、このうち反射体の収納構
造は図５に示すようなものがある。

【０００４】これを同図に基づいて説明すると、同図に
おいて、符号１で示すものは側方に開口する光透過窓１
ａを有する筐体で、光磁気ディスク駆動装置用のシャー
シ（図示せず）に固定されている。この筐体１内には、
前記光透過窓１ａ外に照射する光源としてのレーザーダ
イオード２と、このレーザーダイオード２のレーザー照
射光を平行な光束にするコリメートレンズ３と、このコ
リメートレンズ３と前記レーザーダイオード２との間に
介在するビームスプリッター４と、このビームスプリッ
ター４からの反射光を検出するフォトダイオード５と、
このフォトダイオード５と前記ビームスプリッター４と
の間に介在する光学レンズ系６等とが収納されている。

【０００５】７はリニヤモータ（図示せず）によってト
ラッキング方向に進退するキャリッジで、前記シャーシ
（図示せず）にガイド軸（図示せず）を介して設けられ
ており、全体が前記筐体１の固定位置方向に開口する光
透過窓７ａおよびこの光透過窓７ａの開口方向と直角な
方向に開口する透孔７ｂを有する筐体によって形成され
ている。このキャリッジ７内には、記録媒体としての光
磁気ディスク８の信号面８ａおよび前記レーザーダイオ
ード２の照射面に対して４５°傾斜する反射面９ａを有
する反射体９が固定されている。

【０００６】１０はフォーカス方向およびトラッキング
方向に揺動可能な筒状のボビン（図５に図示）で、前記
キャリッジ７内の保持体１１にダンパー１２を介して保
持されており、周囲にはフォーカス・コイル１３および
トラッキング・コイル１４が巻回されている。１５は前
記レーザーダイオード２のレーザー照射光を前記光磁気
ディスク８の信号面８ａ上に光集束する対物レンズで、
前記ボビン１０にディスク側開口端部を閉塞するように
保持されている。また、１６および１７は各々ヨークと
マグネット、１８は光軸である。なお、図中符号Ａはキ
ャリッジ７の進退方向を示し、ＢおよびＣは対物レンズ
１５の揺動方向を示す。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光ピ
ックアップ装置における反射体の収納構造は、フォーカ
シングおよびトラッキングが円滑に行われるように透孔
７ｂの開口面積をボビン１０が挿通可能な開口面積に設
定されており、このため光磁気ディスク８の回転時に透
孔７ｂよりキャリッジ１内に塵埃が侵入し易かった。こ
れは、光磁気ディスク８の回転に伴いキャリッジ１の外
部から内部に向かう空気流が生じ、この空気流と共に塵
埃がキャリッジ１内に流入することになるからである。 この結果、キャリッジ１内の反射体９に塵埃が付着して
対物レンズ１５より光磁気ディスク８に出射される光量
が減少してしまい、光ピックアップ装置の読み込み・書
き込み特性およびサーボ特性に悪影響を及ぼすという問
題があった。なお、対物レンズ１５にも塵埃が付着する
が、これは例えばレンズクリーナー等によって簡単に拭
うことができる。

【０００８】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、回転時の記録媒体に対する出射光量の減少を防
止することができ、もって良好な読み込み・書き込み特
性およびサーボ特性を得ることができる光ピックアップ
装置における反射体の収納構造を提供するものである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明に係る光ピックア
ップ装置における反射体の収納構造は、反射体の周囲に
保持されフォーカス方向およびトラッキング方向に揺動
可能な筒体を、記録媒体側の開口部が閉塞されるように
対物レンズを保持しこの対物レンズと光源とが反射体を
介して光結合するような光透過部を有する筒体によって
構成し、この筒体の反レンズ側開口端部とキャリッジと
の間に各々が互いに遊嵌する凹凸部を設けたものである
。

【００１０】また、本発明の別の第２発明に係る光ピッ
クアップ装置における反射体の収納構造は、反射体と記
録媒体との間に設けられかつキャリッジの透孔に挿通さ
れフォーカス方向およびトラッキング方向に揺動可能な
筒体を、記録媒体側の開口部が閉塞されるように対物レ
ンズを保持しフランジをその外周面に有する筒体によっ
て構成し、この筒体のフランジと透孔の開口周縁との間
に各々が互いに遊嵌する凹凸部を設けたものである。

【００１１】また、本発明の別の第３発明に係る光ピッ
クアップ装置における反射体の収納構造は、反射体と記
録媒体との間に設けられかつキャリッジの透孔に挿通さ
れフォーカス方向およびトラッキング方向に揺動可能な
筒体を、記録媒体側の開口部が閉塞されるように対物レ
ンズを保持しフランジをその外周面に有する筒体によっ
て構成し、この筒体のフランジは外周縁を透孔の開口周
縁に対接する可とう性材料からなるフランジによって形
成されているものである。

【００１２】

【作用】本発明においては、筒体およびキャリッジによ
って反射体を囲繞することができる。

【００１３】また、本発明の別の第２発明においては、
フランジによって透孔の開口部を覆うことができる。

【００１４】本発明の別の第３発明においては、フラン
ジによって透孔の開口部を閉塞することができる。

【００１５】

【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。

【００１６】図１は本発明に係る光ピックアップ装置に
おける反射体の収納構造を示す断面図で、同図において
図４および図５と同一の部材については同一の符号を付
し、詳細な説明は省略する。同図において、符号２１で
示すものはリニヤモータ（図示せず）によってトラッキ
ング方向に進退するキャリッジで、前記キャリッジ７と
同様に前記シャーシ（図示せず）にガイド軸（図示せず
）を介して設けられている。このキャリッジ２１の底面
には、前記光磁気ディスク８の信号面８ａおよび前記レ
ーザーダイオード２（図４に図示）の照射面に対して４
５°傾斜する反射面２２ａを有する反射体２２が固定さ
れている。また、このキャリッジ２１には前記反射体２
２の周囲に延在する環状の凹部２１ａが設けられており
、この凹部２１ａの開口外周縁には環状の壁部２１ｂが
一体に設けられている。

【００１７】２３はフォーカス方向およびトラッキング
方向に揺動可能な筒状のボビンで、前記反射体２２の周
囲に前記ダンパー１２（図５に図示）によって弾性保持
され、かつ前記光磁気ディスク８の軸線下方に設けられ
ており、周囲には前記フォーカス・コイル１３および前
記トラッキング・コイル１４（共に図５に図示）が巻回
されている。このボビン２３には、ディスク側開口部を
閉塞するように前記対物レンズ１５が保持固定されてお
り、この対物レンズ１５の光軸と直角な方向に開口する
光透過窓２３ａが設けられている。また、このボビン２
３の周壁には、前記光透過窓２３ａを閉塞しかつ前記対
物レンズ１５と前記レーザーダイオード２とが前記反射
体２２を介して光結合するような透明体からなるカバー
２４が取り付けられている。そして、このボビン２３の
反レンズ側開口端部（カバー２４の先端部を含む）が凸
部として前記凹部２１ａ内に遊嵌することにより、前記
ボビン２３と前記キャリッジ２１との間にラビリンス構
造ａが形成されている。

【００１８】このような光ピックアップ装置の反射体の
収納構造においては、ボビン２３およびキャリッジ２１
によって反射体２２を囲繞することができる。

【００１９】すなわち、光磁気ディスク８の回転時には
、ボビン２３の反レンズ側開口端部が凹部２１ａ内に臨
み、ボビン２３がフォーカス方向およびトラッキング方
向に揺動することになる。

【００２０】一方、光磁気ディスク８の非回転時には、
ボビン２３の反レンズ側開口端部が凹部２１ａの底面に
当接することになる。

【００２１】したがって、本実施例においては、ボビン
２３内への塵埃の侵入を阻止することができるから、反
射体２２の反射面２２ａに対する塵埃の付着を抑制する
ことができ、対物レンズ１５より光磁気ディスク８に出
射される光量の減少を防止することができる。この場合
、カバー２４に付着する塵埃は、フォーカスサーチ時に
ボビン２３が揺動して取り除かれる。

【００２２】なお、本実施例においては、キャリッジ２
１に凹部２１ａを設けると共に、この凹部２１ａ内にボ
ビン２３の反レンズ側開口端部が遊嵌する例を示したが
、本発明はこれに限定されるものではなく、ボビン２３
側に環状の凹部（図示せず）を設けると共に、この凹部
内に嵌合する凸部（図示せず）をキャリッジ２１に設け
ても実施例と同様の効果を奏する。すなわち、本発明は
ボビン２３とキャリッジ２１との間に各々が互いに遊嵌
する凹凸部を設ければよいのである。

【００２３】次に、本発明の別の第２発明につき、図２
を用いて説明する。

【００２４】図２は本発明の別の第２発明に係る光ピッ
クアップ装置における反射体の収納構造を示す断面図で
、同図において図１，図４および図５と同一の部材につ
いては同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。同図
において、符号３１で示すものはリニヤモータ（図示せ
ず）によってトラッキング方向に進退する箱状のキャリ
ッジで、前記キャリッジ２１と同様に前記シャーシ（図
示せず）にガイド軸（図示せず）を介して設けられてい
る。このキャリッジ３１には前記光磁気ディスク８に軸
線方向に開口する透孔３１ａが設けられており、この透
孔３１ａの外側開口周縁には上方に開口する環状の凹部
３１ｂが設けられている。そして、キャリッジ３１内に
は、前記光磁気ディスク８の信号面８ａおよび前記レー
ザーダイオード２（図４に図示）の照射面に対して４５
°傾斜する反射面３２ａを有する反射体３２が固定され
ている。また、キャリッジ３１には、前記透孔３１ａの
軸線と直角な方向に開口する光透過窓（図示せず）が設
けられている。

【００２５】３３はフォーカス方向およびトラッキング
方向に揺動可能な筒状のボビンで、前記透孔３１ａに挿
通され、かつ前記キャリッジ３１に前記ダンパー１２（
図５に図示）によって弾性保持されており、周囲には前
記フォーカス・コイル１３および前記トラッキング・コ
イル１４（共に図５に図示）が巻回されている。このボ
ビン３４には、ディスク側開口部を閉塞するように前記
対物レンズ１５が保持固定されている。このボビン３３
の外周面には周方向に延在する略皿状のフランジ３４が
一体に設けられており、このフランジ３４の開口端部が
前記キャリッジ３１の凹部３１ｂ内に遊嵌するより、前
記フランジ３４と前記キャリッジ３１との間にラビリン
ス構造ａが形成されている。

【００２６】このような光ピックアップ装置の反射体の
収納構造においては、フランジ３４によって透孔３１ａ
の開口部を覆うことができる。

【００２７】すなわち、光磁気ディスク８の回転時には
、フランジ３４の開口端部が凹部３１ｂ内に臨み、ボビ
ン３３がフォーカス方向およびトラッキング方向に揺動
することになる。

【００２８】一方、光磁気ディスク８の非回転時には、
フランジ３４の開口端部が凹部３１ｂの底面に当接する
ことになる。

【００２９】したがって、本実施例においては、透孔３
１ａ内への塵埃の侵入を阻止することができるから、反
射体３２に対する塵埃の付着を抑制することができ、対
物レンズ１５より光磁気ディスク８に出射される光量の
減少を防止することができる。

【００３０】なお、本実施例においては、キャリッジ３
１に凹部３１ｂを設けると共に、この凹部３１ｂ内にフ
ランジ３４の開口端部が遊嵌する例を示したが、本発明
の別の第２発明はこれに限定されるものではなく、フラ
ンジ３４の開口端部側に環状の凹部（図示せず）を設け
ると共に、この凹部内に遊嵌する凸部（図示せず）をキ
ャリッジ３１に設けても実施例と同様の効果を奏する。 すなわち、本発明の別の第２発明はフランジ３４の開口
端部とキャリッジ３１との間に各々が互いに遊嵌する凹
凸部を設ければよいのである。

【００３１】次に、本発明の別の第３発明につき、図３
を用いて説明する。

【００３２】図３は本発明に係る光ピックアップ装置に
おける反射体の収納構造を示す断面図で、同図において
図２，図４および図５と同一の部材については同一の符
号を付し、詳細な説明は省略する。同図において、符号
４１で示すものはリニヤモータ（図示せず）によってト
ラッキング方向に進退する箱状のキャリッジで、前記キ
ャリッジ３１と同様に前記シャーシ（図示せず）にガイ
ド軸（図示せず）を介して設けられている。このキャリ
ッジ４１には前記光磁気ディスク８に軸線方向に開口す
る透孔４１ａが設けられており、この透孔４１ａには前
記ボビン３３が揺動自在に挿通されている。また、キャ
リッジ４１内には、前記光磁気ディスク８の信号面８ａ
および前記レーザーダイオード２（図４に図示）の照射
面に対して４５°傾斜する反射面４２ａを有する反射体
４２が固定されている。そして、キャリッジ４１には、
前記透孔４１ａの軸線と直角な方向に開口する光透過窓
（図示せず）が設けられている。

【００３３】４３は断面視略漏斗状のフランジで、内周
縁および外周縁が前記ボビン３３の外周面と前記透孔４
１ａの開口周縁に取り付けられており、全体が可とう性
材料によって形成されている。

【００３４】このような光ピックアップ装置の反射体の
収納構造においては、フランジ４３によって透孔４１ａ
の開口部を閉塞することができる。

【００３５】この場合、光磁気ディスク８の回転時には
、ボビン３３がフォーカス方向およびトラッキング方向
に揺動してフランジ４３が伸縮することになる。

【００３６】したがって、本実施例においては、透孔４
１ａ内への塵埃の侵入を確実に阻止することができるか
ら、反射体４２に対する塵埃の付着を抑制することがで
き、対物レンズ１５より光磁気ディスク８に出射される
光量の減少を防止することができる。

【００３７】なお、本実施例においては、フランジ４３
の内周縁および外周縁が各々ボビン３３の外周面と透孔
４１ａの開口周縁に取り付けられる例を示したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、フランジ４３の内
外周縁が各々ボビン３３の外周面と透孔４１の開口周縁
に対接している構造であればよい。

【００３８】また、本実施例においては、フランジ４３
の断面視形状が略漏斗状である場合を示したが、本発明
の別の第３発明における断面視形状は特に限定されるも
のでないことは勿論である。

【００３９】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、反
射体の周囲に保持されフォーカス方向およびトラッキン
グ方向に揺動可能な筒体を、記録媒体側の開口部が閉塞
されるように対物レンズを保持しこの対物レンズと光源
とが反射体を介して光結合するような光透過部を有する
筒体によって構成し、この筒体の反レンズ側開口端部と
キャリッジとの間に各々が互いに遊嵌する凹凸部を設け
たので、筒体およびキャリッジによっ反射体を囲繞する
ことができる。

【００４０】また、本発明の別の第２発明に係る光ピッ
クアップ装置における反射体の収納構造は、反射体と記
録媒体との間に設けられかつキャリッジの透孔に挿通さ
れフォーカス方向およびトラッキング方向に揺動可能な
筒体を、記録媒体側の開口部が閉塞されるように対物レ
ンズを保持しフランジをその外周面に有する筒体によっ
て構成し、この筒体のフランジ開口端部と透孔の開口周
縁との間に各々が互いに遊嵌する凹凸部を設けたので、
フランジによって透孔の開口部を覆うことができる。

【００４１】また、本発明の別の第３発明に係る光ピッ
クアップ装置における反射体の収納構造は、反射体と記
録媒体との間に設けられかつキャリッジの透孔に挿通さ
れフォーカス方向およびトラッキング方向に揺動可能な
筒体を、記録媒体側の開口部が閉塞されるように対物レ
ンズを保持しフランジをその外周面に有する筒体によっ
て構成し、この筒体のフランジは外周縁が透孔の開口周
縁に対接する可とう性材料からなるフランジによって形
成されているので、フランジで透孔の開口部を閉塞する
ことができる。

【００４２】したがって、反射体に対する塵埃の付着を
抑制することができるから、対物レンズより記録媒体に
出射される光量の減少を防止することができ、良好な読
み込み・書き込み特性およびサーボ特性を得ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る光ピックアップ装置における反射
体の収納構造を示す断面図。

【図２】本発明の別の第２発明に係る光ピックアップ装
置における反射体の収納構造を示す断面図。

【図３】本発明の別の第３発明に係る光ピックアップ装
置における反射体の収納構造を示す断面図。

【図４】従来の光ピックアップ装置の全体を示す断面図
。

【図５】従来の光ピックアップ装置における反射体の収
納構造を示す斜視図。

【符号の説明】

８…光磁気ディスク、１５…対物レンズ、２１…キャリ
ッジ、２１ａ…凹部、２２…反射体、２２ａ…反射面、
２３…ボビン、２４…カバー。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　トラッキング方向に進退するキャリッ
   ジと、このキャリッジに固定され光源および記録媒体に
   対する反射面を有する反射体と、この反射体の周囲に保
   持されかつ前記記録媒体の軸線方向に設けられフォーカ
   ス方向およびトラッキング方向に揺動可能な筒体とを備
   え、この筒体を、前記記録媒体側の開口部が閉塞される
   ように対物レンズを保持しこの対物レンズと前記光源と
   が前記反射体を介して光結合するような光透過部を有す
   る筒体によって構成し、この筒体の反レンズ側開口端部
   と前記キャリッジとの間に各々が互いに遊嵌する凹凸部
   を設けたことを特徴とする光ピックアップ装置における
   反射体の収納構造。
2. 【請求項２】　　記録媒体側に透孔を有しトラッキング
   方向に進退する箱状のキャリッジと、このキャリッジ内
   に固定され光源および前記記録媒体に対する反射面を有
   する反射体と、この反射体と前記記録媒体との間に設け
   られかつ前記透孔に挿通されフォーカス方向およびトラ
   ッキング方向に揺動可能な筒体とを備え、この筒体を、
   前記記録媒体側の開口部が閉塞されるように対物レンズ
   を保持しフランジをその外周面に有する筒体によって構
   成し、この筒体のフランジと前記透孔の開口周縁との間
   に各々が互いに遊嵌する凹凸部を設けたことを特徴とす
   る光ピックアップ装置における反射体の収納構造。
3. 【請求項３】　　記録媒体側に透孔を有しトラッキング
   方向に進退する箱状のキャリッジと、このキャリッジ内
   に固定され光源および前記記録媒体に対する反射面を有
   する反射体と、この反射体と前記記録媒体との間に設け
   られかつ前記透孔に挿通されフォーカス方向およびトラ
   ッキング方向に揺動可能な筒体とを備え、この筒体を、
   前記記録媒体側の開口部が閉塞されるように対物レンズ
   を保持しフランジをその外周面に有する筒体によって構
   成し、この筒体のフランジは外周縁が前記透孔の開口周
   縁に対接する可とう性材料からなるフランジによって形
   成されていることを特徴とする光ピックアップ装置にお
   ける反射体の収納構造。