JPH0428294Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0428294Y2 JPH0428294Y2 JP15320285U JP15320285U JPH0428294Y2 JP H0428294 Y2 JPH0428294 Y2 JP H0428294Y2 JP 15320285 U JP15320285 U JP 15320285U JP 15320285 U JP15320285 U JP 15320285U JP H0428294 Y2 JPH0428294 Y2 JP H0428294Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- truck
- floor
- dog
- rack bar
- attachment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241000282472 Canis lupus familiaris Species 0.000 claims description 23
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、フロアチエーンコンベアを介して車
両を搬送する台車を組付け装置等の移動と同期走
行させる搬送装置に関するものである。
両を搬送する台車を組付け装置等の移動と同期走
行させる搬送装置に関するものである。
〈従来の技術〉
車両の組付けラインにおいて、フロアチエーン
コンベアを介して車両を搬送する台車をフロア上
で走行移動させる搬送装置が用いられている。
コンベアを介して車両を搬送する台車をフロア上
で走行移動させる搬送装置が用いられている。
前記フロアチエーンコンベアと台車との連係
は、第5図A,Bで示すように、チエーン1に進
行方向に対して前後に所定の間隔aでドグ2が設
けられ、台車3には前記ドグ2と係合するトーピ
ン4を備え、ドグ2がトーピン4を介してチエー
ン1の移動を台車3に伝えて台車3を走行移動す
るようにしている。
は、第5図A,Bで示すように、チエーン1に進
行方向に対して前後に所定の間隔aでドグ2が設
けられ、台車3には前記ドグ2と係合するトーピ
ン4を備え、ドグ2がトーピン4を介してチエー
ン1の移動を台車3に伝えて台車3を走行移動す
るようにしている。
〈考案が解決しようとする課題〉
車両の組付けラインにおいては、例えば、フロ
ント、リヤウインドガラスを車体に組付けする自
動組付け装置等が台車3の所定走行位置に配置さ
れ、一定の走行範囲で台車3の移動と同行して自
動組付け作業を行つている。
ント、リヤウインドガラスを車体に組付けする自
動組付け装置等が台車3の所定走行位置に配置さ
れ、一定の走行範囲で台車3の移動と同行して自
動組付け作業を行つている。
ところで、フロアチエーンコンベアの通常走行
状態で、台車3は駆動を持たないため、第5図C
で示すように、トーピン4はコンベアの進行方向
に対して後方のドグ2に当たり、台車3はトーピ
ン4を介して引つ張られて台車3とチエーン1は
同速度で走行移動する。
状態で、台車3は駆動を持たないため、第5図C
で示すように、トーピン4はコンベアの進行方向
に対して後方のドグ2に当たり、台車3はトーピ
ン4を介して引つ張られて台車3とチエーン1は
同速度で走行移動する。
しかしながら、ドグ2は前記したように進行方
向に対して前後に所定の間隔aを有しているた
め、フロアチエーンコンベア又は台車に外乱が加
わると、台車3とチエーン1の相対速度が変わ
り、第5図Dで示すように、トーピン4がドグ2
の間隔a内で前後方向に遊動して台車3が脈動
(ハンチング)する。
向に対して前後に所定の間隔aを有しているた
め、フロアチエーンコンベア又は台車に外乱が加
わると、台車3とチエーン1の相対速度が変わ
り、第5図Dで示すように、トーピン4がドグ2
の間隔a内で前後方向に遊動して台車3が脈動
(ハンチング)する。
上記外乱は、フロアチエーンコンベアの停止
と、台車上の作業者の移動とによるものであり、
フロアチエーンコンベアの停止の場合、台車3
は、その慣性により走行を続け、トーピン4が前
方のドグ2に当たると、その反力によりトーピン
4が後方に移動する。また、台車上の作業者の移
動による場合、台車3に進行方向の力が加わる
と、瞬間的に台車速度がチエーン1の速度より大
となり、トーピン4が前方のドグ2に当たつて、
その反力によりトーピン4が後方に移動する。
と、台車上の作業者の移動とによるものであり、
フロアチエーンコンベアの停止の場合、台車3
は、その慣性により走行を続け、トーピン4が前
方のドグ2に当たると、その反力によりトーピン
4が後方に移動する。また、台車上の作業者の移
動による場合、台車3に進行方向の力が加わる
と、瞬間的に台車速度がチエーン1の速度より大
となり、トーピン4が前方のドグ2に当たつて、
その反力によりトーピン4が後方に移動する。
その結果、前記自動組付け装置等と台車3との
同期走行が得られなくなる不具合が発生してい
た。
同期走行が得られなくなる不具合が発生してい
た。
〈問題を解決するための手段〉
本考案は、上記従来の不具合を改善したもの
で、その特徴とする構成は、進行方向に対して前
後に所定の間隔でドグを備えたフロアチエーンコ
ンベアと、前記ドグに係合するトーピンを有し、
フロア上を前記フロアチエーンコンベアによつて
走行移動する台車とからなる搬送装置において、
前記台車の所定走行位置のフロア上に台車の走行
方向に配置したロツドレスシリンダと、このロツ
ドレスシリンダによつて進退移動し前記台車のフ
レームに前進方向のみ当接するアタツチメント
と、このアタツチメントと一体であり前記台車の
走行方向に延在するラツクバーと、このラツクバ
ーにピニオンギヤを介して噛合されたシンクロ電
機とからなる同期装置を備えたものである。
で、その特徴とする構成は、進行方向に対して前
後に所定の間隔でドグを備えたフロアチエーンコ
ンベアと、前記ドグに係合するトーピンを有し、
フロア上を前記フロアチエーンコンベアによつて
走行移動する台車とからなる搬送装置において、
前記台車の所定走行位置のフロア上に台車の走行
方向に配置したロツドレスシリンダと、このロツ
ドレスシリンダによつて進退移動し前記台車のフ
レームに前進方向のみ当接するアタツチメント
と、このアタツチメントと一体であり前記台車の
走行方向に延在するラツクバーと、このラツクバ
ーにピニオンギヤを介して噛合されたシンクロ電
機とからなる同期装置を備えたものである。
〈作用〉
上記の構成により、自動組付け装置等が配置さ
れた台車の所定走行位置において、ロツドレスシ
リンダによつてアタツチメントを前進移動して台
車のフレームに当接し、台車を前進方向に押動さ
せてトーピンを前方のドグに押し付けた状態とす
る。この状態でシンクロ電機によりラツクバーを
前記自動組付け装置等と同期移動させ台車と自動
組付け装置との同期走行精度を向上する。
れた台車の所定走行位置において、ロツドレスシ
リンダによつてアタツチメントを前進移動して台
車のフレームに当接し、台車を前進方向に押動さ
せてトーピンを前方のドグに押し付けた状態とす
る。この状態でシンクロ電機によりラツクバーを
前記自動組付け装置等と同期移動させ台車と自動
組付け装置との同期走行精度を向上する。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を第1図乃至第4図に基づ
いて説明する。第1図において、1はフロアチエ
ーンコンベアのチエーン、2は前記チエーン1に
取り付けられたドグ、3は車両Wを搬送する台車
であり、前記ドグ2に係合するトーピン4を有し
ている。
いて説明する。第1図において、1はフロアチエ
ーンコンベアのチエーン、2は前記チエーン1に
取り付けられたドグ、3は車両Wを搬送する台車
であり、前記ドグ2に係合するトーピン4を有し
ている。
本考案は、前記台車3が図略の自動組付け装置
が設置された所定走行位置のフロア上にロツドレ
スシリンダ5を台車3の走行方向に向けて配置
し、このロツドレスシリンダ5によつて進退作動
するアタツチメント6を設ける。このアタツチメ
ント6は前進作動時のみ台車3のフレームに当接
するものである。
が設置された所定走行位置のフロア上にロツドレ
スシリンダ5を台車3の走行方向に向けて配置
し、このロツドレスシリンダ5によつて進退作動
するアタツチメント6を設ける。このアタツチメ
ント6は前進作動時のみ台車3のフレームに当接
するものである。
また、前記アタツチメント6は前記台車3の走
行方向に延在するラツクバー7と一体であり、こ
のラツクバー7は、これに噛合したピニオンギヤ
8を介してシンクロ電機9と連結されている。
行方向に延在するラツクバー7と一体であり、こ
のラツクバー7は、これに噛合したピニオンギヤ
8を介してシンクロ電機9と連結されている。
第1図において、LS1は、台車3が所定走行
位置に搬入したときに、これを検知しロツドレス
シリンダ5並びにシンクロ電機9に作動指令する
リミツトスイツチである。
位置に搬入したときに、これを検知しロツドレス
シリンダ5並びにシンクロ電機9に作動指令する
リミツトスイツチである。
上記本考案の動作について、第5図乃至第7図
を加えて説明する。通常は第5図A,Bで示すよ
うに、トーピン4はドグ2に遊びをもつて挿入さ
れている。台車3が所定走行位置に搬入されると
リミツトスイツチLS1をトーピン4で作動し、
ロツドレスシリンダ5を作動してアタツチメント
6を前進させ台車3のフレームに当接して台車3
を前進方向に押動する。
を加えて説明する。通常は第5図A,Bで示すよ
うに、トーピン4はドグ2に遊びをもつて挿入さ
れている。台車3が所定走行位置に搬入されると
リミツトスイツチLS1をトーピン4で作動し、
ロツドレスシリンダ5を作動してアタツチメント
6を前進させ台車3のフレームに当接して台車3
を前進方向に押動する。
これにより、第6図A,Bで示すように、トー
ピン4は進行方向の前方のドグ2に押し付けられ
た状態となる。
ピン4は進行方向の前方のドグ2に押し付けられ
た状態となる。
この状態でシンクロ電機9が作動してラツクバ
ー7を図略の自動組付け装置の走行移動と同期し
て前進移動し、アタツチメント6を介して台車3
を図略の自動組付け装置と同期走行させる。
ー7を図略の自動組付け装置の走行移動と同期し
て前進移動し、アタツチメント6を介して台車3
を図略の自動組付け装置と同期走行させる。
一定範囲の所定走行位置での同期走行が終了す
ると、タイマ、リミツトスイツチ等により同期走
行終了の信号が発進され、アタツチメント6及び
ラツクバー7の後退原位置戻動作が行われる。
ると、タイマ、リミツトスイツチ等により同期走
行終了の信号が発進され、アタツチメント6及び
ラツクバー7の後退原位置戻動作が行われる。
〈考案の効果〉
以上のように本考案によると、ロツドレスシリ
ンダによりアタツチメントを台車のフレームに当
接して台車を前進押動させトーピンをチエーンの
進行方向前方のドグに押し付けた状態とし、この
状態でシンクロ電機によりラツクバーとアタツツ
メントを介して台車を自動組付け装置と同期走行
させるようにした構成であるから、フロアチエー
ンコンベア又は台車の外乱による台車の脈動(ハ
ンチング)が防止され、台車の同期走行精度を向
上する効果を有している。
ンダによりアタツチメントを台車のフレームに当
接して台車を前進押動させトーピンをチエーンの
進行方向前方のドグに押し付けた状態とし、この
状態でシンクロ電機によりラツクバーとアタツツ
メントを介して台車を自動組付け装置と同期走行
させるようにした構成であるから、フロアチエー
ンコンベア又は台車の外乱による台車の脈動(ハ
ンチング)が防止され、台車の同期走行精度を向
上する効果を有している。
第1図は本考案の側面図、第2図は同期装置の
平面図、第3図は同側面図、第4図は第1図A矢
視断面図、第5図A,B,Cは通常時のドグとト
ーピンとの関係位置を示す説明図、第5図Dは台
車の脈動時のドグとトーピンとの関係位置を示す
説明図、第6図A,Bは同期走行時のドグとトー
ピンとの関係位置を示す説明図、第7図は本考案
の動作フローチヤートである。 1……チエーン、2……ドグ、3……台車、4
……トーピン、5……ロツドレスシリンダ、6…
…アタツチメント、7……ラツクバー、8……ピ
ニオン、9……シンクロ電機。
平面図、第3図は同側面図、第4図は第1図A矢
視断面図、第5図A,B,Cは通常時のドグとト
ーピンとの関係位置を示す説明図、第5図Dは台
車の脈動時のドグとトーピンとの関係位置を示す
説明図、第6図A,Bは同期走行時のドグとトー
ピンとの関係位置を示す説明図、第7図は本考案
の動作フローチヤートである。 1……チエーン、2……ドグ、3……台車、4
……トーピン、5……ロツドレスシリンダ、6…
…アタツチメント、7……ラツクバー、8……ピ
ニオン、9……シンクロ電機。
Claims (1)
- 進行方向に対して前後に所定の間隔でドグを備
えたフロアチエーンコンベアと、前記ドグに係合
するトーピンを有し、フロア上を前記フロアチエ
ーンコンベアによつて走行移動する台車とからな
る搬送装置において、前記台車の所定走行位置の
フロア上に台車の走行方向に配置したロツドレス
シリンダと、このロツドレスシリンダによつて進
退移動し前記台車のフレームに前進方向のみ当接
するアタツチメントと、このアタツチメントと一
体であり前記台車の走行方向に延在するラツクバ
ーと、このラツクバーにピニオンギヤを介して噛
合されたシンクロ電機とからなる同期装置を備え
たことを特徴とする搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15320285U JPH0428294Y2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15320285U JPH0428294Y2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6261764U JPS6261764U (ja) | 1987-04-16 |
JPH0428294Y2 true JPH0428294Y2 (ja) | 1992-07-08 |
Family
ID=31071878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15320285U Expired JPH0428294Y2 (ja) | 1985-10-08 | 1985-10-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428294Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0818553B2 (ja) * | 1989-02-06 | 1996-02-28 | 株式会社ダイフク | 搬送用台車の押し出し駆動方法 |
-
1985
- 1985-10-08 JP JP15320285U patent/JPH0428294Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6261764U (ja) | 1987-04-16 |
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