JPS6334727Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6334727Y2
JPS6334727Y2 JP6991383U JP6991383U JPS6334727Y2 JP S6334727 Y2 JPS6334727 Y2 JP S6334727Y2 JP 6991383 U JP6991383 U JP 6991383U JP 6991383 U JP6991383 U JP 6991383U JP S6334727 Y2 JPS6334727 Y2 JP S6334727Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
counter
brake
detector
reference position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6991383U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59175419U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP6991383U priority Critical patent/JPS59175419U/ja
Publication of JPS59175419U publication Critical patent/JPS59175419U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6334727Y2 publication Critical patent/JPS6334727Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、アンコイラ・ドラムに装着される
コイルのライン・センタ合わせ装置に関する。
コイルは、コイル・カーのコイル受台上に載置
され、コイル・カーによつてアンコイラ・ドラム
まで運搬される。そしてアンコイラ・ドラムに装
着される。コイルはその幅中央がブランキング・
ラインのセンタと一致した状態で装着されなけれ
ばならない。そこで従来は、コイルをコイル・カ
ーのコイル受台上に載置したのち、コイル受台を
コイル・カーに対して前後方向に移動させて、コ
イル幅中央をコイル・カーの基準位置たとえば長
さ中央に合わせ、それからコイル・カーを走行さ
せ、コイル・カーの所定位置がライン・センタと
一致する位置にコイル・カーを停止させて、コイ
ルの幅中央をライン・センタに一致させていた。
このやり方では、操作者は、コイルの幅中央をコ
イル・カーの基準位置たとえば長さ中央に一致さ
せるようにコイル受台を調整しなければならず、
この操作が面倒であつた。
この考案は、上記実情に鑑みてなされたもので
あつて、コイルの幅中央がコイル・カーの基準位
置に一致するようにコイル受台を移動調整するこ
となく、コイルの幅中央がライン・センタと一致
した状態でコイル・カーを停止させることができ
るコイルのライン・センタ合わせ装置を提供する
ことを目的とする。
この考案によるコイルのライン・センタ合わせ
装置は、コイルを積載してアンコイラ・ドラムま
でコイルを運搬するコイル・カー、コイル・カー
が所定距離走行するごとにパルスを出力する走行
量検出器、走行しているコイル・カーの基準位置
が所定のすべり量検出用ブレーキ作動位置に至つ
たときにブレーキを作動させるためのすべり量検
出用ブレーキ作動位置検出器、すべり量検出用ブ
レーキ作動位置とライン・センタからコイル幅の
1/2後方の位置との間の所定の第1基準位置に設
けられた第1コイル検出器、第1コイル検出器の
コイル検出に基づいて、すべり量検出用ブレーキ
作動位置でのブレーキ作動により停止しているコ
イル・カーが走行を開始してからコイル・カー上
のコイルの後端が第1基準位置を通過するまでの
間に走行量検出器から出力されるパルスをカウン
トするDカウンタ、すべり量検出用ブレーキ作動
位置でのブレーキ作動により停止しているコイ
ル・カー上のコイルの前端位置とライン・センタ
からコイル幅の1/2後方の位置との間の所定の第
2基準位置に設けられた第2コイル検出器、第2
コイル検出器のコイル検出に基づいて、コイル・
カー上のコイルの前端が第2基準位置にさしかか
つてからコイルの後端が第2基準位置を通過する
までの間に走行量検出器から出力されるパルスを
カウントするBカウンタ、DカウンタおよびBカ
ウンタのカウント値などに基づいて所定の演算を
行う演算回路、ならびにコイル・カーの基準位置
が所定のカウント開始位置に到達してから走行量
検出器から出力されるパルスをカウントし、カウ
ント値が演算回路の演算値に達したときにブレー
キ作動信号を出力するライン・センタ合わせ用ブ
レーキ作動位置検出用カウンタを備えていること
を特徴とする。
コイル・カーの基準位置がカウント開始位置に
到達してから、コイル・カー上のコイルの幅中央
がライン・センタに一致した状態で停止させるた
めのブレーキ作動位置までコイル・カーが走行す
る距離は、すべり量検出用ブレーキ作動位置と第
1基準位置との間隔、カウント開始位置とライ
ン・センタとの間隔、コイル幅およびすべり量検
出用ブレーキ作動位置でのブレーキ作動により停
止しているコイル・カー上のコイルの後端から第
1基準位置までの長さによつて求めることができ
る。すべり量検出用ブレーキ作動位置と第1基準
位置との間隔およびカウント開始位置とライン・
センタとの間隔はあらかじめ求めることができ
る。したがつて両間隔に対応する走行量検出器の
パルス数もあらかじめ求めることができる。この
考案によるコイルのライン・センタ合わせ装置
は、第1コイル検出器のコイル検出に基づいて、
すべり量検出用ブレーキ作動位置でのブレーキ作
動により停止しているコイル・カーが走行を開始
してからコイル・カー上のコイルの後端が第1基
準位置を通過するまでの間に走行量検出器から出
力されるパルスをカウントするDカウンタおよび
第2コイル検出器のコイル検出に基づいて、コイ
ル・カー上のコイルの前端が第2基準位置にさし
かかつてからコイルの後端が第2基準位置を通過
するまでの間に走行量検出器から出力されるパル
スをカウントするBカウンタを備えている。した
がつて、Dカウンタによつてすべり量検出用ブレ
ーキ作動位置でのブレーキ作動により停止してい
るコイル・カー上のコイルの後端から第1基準位
置までの長さに対応する走行量検出器のパルス数
が求められ、Bカウンタによつてコイル幅に対応
する走行量検出器のパルス数が求められる。また
DカウンタおよびBカウンタのカウント値や上記
両間隔に対応するパルス数に基づいて、所定の演
算を行う演算回路を備えている。演算回路によつ
てコイル・カーの基準位置がカウント開始位置に
到達してからコイル・カー上のコイルの幅中央が
ライン・センタと一致する状態で停止させるため
にブレーキを作動する位置までのコイル・カーの
走行距離に対応する走行量検出器のパルス数が求
められる。そしてコイル・カーの基準位置が所定
のカウント開始位置に到達してから走行量検出器
から出力されるパルスをカウントし、カウント値
が演算回路の演算値に達したときにブレーキ作動
信号を出力するライン・センタ合わせ用ブレーキ
作動位置検出用カウンタを備えているから、コイ
ル・カーは、コイル・カー上のコイルの幅中央が
ライン・センタと一致した状態で停止する。
以下、図面を参照してこの考案の実施例につい
て説明する。
第1図および第2図は、ブランキング・ライン
(ブランキング・ライン・センタをPEで示す)へ
コイル材を供給する装置内のアンコイラ・ドラム
1と、コイル2を積載してアンコイラ・ドラム1
まで運搬するコイル・カー3とを示している。
コイル・カー3は、コイル受台3aを備えてお
り、コイル載置位置PAにおいてコイル受台3a
上にコイル2が載置される。コイル載置位置PA
からアンコイラ・ドラム1まで左右一対のレール
4が敷設されている。コイル・カー3は駆動モー
タ(図示略)およびブレーキ(図示略)を備えて
おり、駆動モータによつて一定速度で走行駆動さ
れる。駆動モータおよびブレーキは、たとえばア
ンコイラ・ドラム1の近くに設けられた運転制御
装置(図示略)によつて制御される。コイル・カ
ー3には、コイル・カー3が所定距離走行するご
とにパルスを出力するパルス・ジエネレータ(図
示略)が設けられている。パルス・ジエネレータ
から出力されるパルス信号は、運転制御装置に送
られる。
コイル・カー3の走行軌道上には、コイル載置
位置PAとライン・センタPEとの間に、コイル載
置位置PAの方から順に、すべり量検出用ブレー
キ作動位置PB、第1基準位置PCおよび第2基準
位置PDが設定されている。
すべり量検出用ブレーキ作動位置PBには、コ
イル・カー3の長さ中央Nがこの位置PBの真上
位置に至つたことを検出するリミツト・スイツチ
5が設置されている。コイル・カー3には、ブレ
ーキ作動位置PBと第1基準位置PCとの間隔Eと
同じ長さのリミツト・スイツチ作動用ドツク6
が、その前端がコイル・カー3の長さ中央Nに位
置する状態でコイル・カー3に取り付けられてい
る。コイル・カー3がコイル載置位置PAから走
行してきて、その長さ中央Nがブレーキ作動位置
PBに至ると、リミツト・スイツチ5のアクチユ
エータ5aがドツク6に当接し、リミツト・スイ
ツチ5がオンとなつて、検出信号を出力する。こ
の検出信号は、運転制御装置に送られる。運転制
御装置は、この検出信号にもとづいてコイル・カ
ー3のクラツチを切るとともにブレーキを作動さ
せる。この結果、コイル・カー3は、コイル・カ
ー3上のコイル2の重量等に応じて所定距離すべ
りながら前進して停止する。この場合のすべり量
をSで表わす。
第1基準位置PCは、上述したようにブレーキ
作動位置PBから距離Eだけ前方の位置に設定さ
れている。この距離Eは、ブレーキ作動位置PB
のブレーキ作動によつてコイル・カー3が停止し
た場合に、コイル・カー3の長さ中央Nのある位
置とコイル・カー3上のコイル2の前端のある位
置との間に第1基準位置PCがくるようにあらか
じめ設定されている。
リミツト・スイツチ作動用ドツク6の長さは、
ブレーキ作動位置PBと第1基準位置PCとの間隔
Eと等しい長さに形成されているので、停止した
コイル・カー3が発車して、コイル・カー3の長
さ中央Nが第1基準位置PCに至つたときにリミ
ツト・スイツチ5のアクチユエータ5aがドツク
6から離れて、リミツト・スイツチ5がオフとな
る。
第2基準位置PDは、リミツト・スイツチ5の
検出信号にもとづくブレーキ作動によつて停止し
たコイル・カー3上のコイル2の前端がある位置
と、ライン・センタPEからコイル幅の1/2後方の
位置との間位置に設定される。
第1基準位置PCおよび第2基準位置PDには、
各位置PC,PDを通過するコイル・カー3上のコ
イル2を挾む配置でコイル検出用の第1光電検出
器7および第2光電検出器8がそれぞれ設けられ
ている。したがつて各光電検出器7,8は、第1
基準位置PCおよび第2基準位置PDをコイル2が
それぞれ通過する間、Hレベルのコイル検出信号
を出力する。これらの検出信号も運転制御装置に
送られる。
コイル幅Bのコイル2がその幅中央Mがコイ
ル・カー3の長さ中央Nよりも長さFだけ後方に
ずれた状態でコイル・カー3のコイル受台3a上
に載置されたとする。また、このコイル・カー3
がブレーキ作動位置PBまで走行してきてブレー
キが駆動され、距離Sだけすべつたのち停止した
とする。この状態において、第1基準位置PCか
らコイル2の後端までの長さをDとし、第1基準
位置PCとライン・センタPEとの間の距離をAと
する。
このコイル・カー3を第1図および第2図に鎖
線で示すように、コイル2の幅中央Mとライン・
センタPEとが一致した状態で停止させるために
は、その一致した状態におけるコイル・カー3の
長さ中央Nがある位置(コイル装着位置)QAよ
りもすべり量Sだけ後方の位置(ライン・センタ
合わせ用ブレーキ作動位置)QBにコイル・カー
3が至つたときにブレーキを作動させればよい。
第1基準位置PCからライン・センタ合わせ用
ブレーキ作動位置QBまでの距離をXとすると、
Xは次式のように表わされる。
X=A−(S−F) ……(1) =A−{B/2−(D−E)} ……(2) =(A−E)+D−B/2 ……(3) 上記第(3)式における距離X,A,E,D,B
を、各距離をコイル・カー3が走行した場合にパ
ルス・ジエネレータから出力されるパルスの数に
変換した値をx,a,e,d,bとすると、以下
の式が成り立つ。
x=(a−e)+d−b/2 ……(4) すなわち、すべり量検出用ブレーキ作動位置
PBでブレーキが駆動されて停止したコイル・カ
ー3を、アンコイラ・ドラム1に向かつて走行さ
せ、コイル・カー3の長さ中央Nが第1基準位置
PCに至つたときから、パルス・ジエネレータか
ら{(a−e)+d−b/2}個のパルスが出力され たときにブレーキを作動させれば、コイル・カー
3はコイル装着位置QAで停止することになる。
第3図は、運転制御装置内のライン・センタ合
わせ用ブレーキ作動位置検出部を示している。
ブレーキ作動位置検出部は、パルス・ジエネレ
ータ8から出力されるパルス信号がそれぞれ入力
する第1〜第4のゲート回路11,12,13,
14、第2のゲート回路12を通過するパルス信
号を1/2に分周する分周器15、第4のゲート回
路14を通過するパルスをカウントするプリセツ
ト・カウンタ16、ならびに第1のゲート回路1
1を通過するパルスをダウン・カウントし、第3
のゲート回路13を通過するパルスおよび分周器
15から出力されるパルスをアツプ・カウントす
るアツプダウン・プリセツト・カウンタ17を備
えている。第1、第2および第3のゲート回路1
1,12,13には、第1の光電検出器6、第2
の光電検出器7およびプリセツト・カウンタ16
の出力信号もそれぞれ入力しており、各出力信号
がHレベルにある間、それぞれのゲート回路1
1,12,13が開かれる。第4のゲート回路1
4には、リミツト・スイツチ5の出力信号も入力
しており、その出力信号がLレベルにある間、ゲ
ート回路14が開かれる。パルス・ジエネレータ
8は、すべり量検出用ブレーキ作動位置PBでブ
レーキが作動されて停止したのち、コイル・カー
3が走行を開始したときから、駆動される。
プリセツト・カウンタ16には所定の値k1がプ
リセツトされ、アツプダウン・プリセツト・カウ
ンタ17には、所定の値k2がプリセツトされる。
所定値k1は、第2基準位置PDよりもコイル幅以
上前方であつて、第1基準位置PCからの距離が
上記第(3)式における(A−E)よりも短い長さと
なる所定位置(ここでは、第1図にRで示す位置
に設定されている)と、第1基準位置PCとの間
の距離をコイル・カー3が走行した場合にパル
ス・ジエネレータ8から出力されるパルスの数に
設定される。所定値k2は、次式を満足する値に設
定される。
k1+k2=a−e ……(5) したがつて上記(4)式は、次式のように表わされ
る。
x=a−e+d−1/2b =k1+k2+d−1/2b ……(6) 第1図〜第4図を参照して、コイル2が載置さ
れたコイル・カー3がコイル載置位置PAから前
進してきて、すべり量検出用ブレーキ作動位置
PBに至り、リミツト・スイツチ5がオンとなつ
てブレーキが作動され、第1図に示すような状態
で停止したとする。リミツト・スイツチ5がオン
になるとHレベルの検出信号が出力され、この信
号が第4のゲート回路14に入力しているのでコ
イル・カー3が停止した状態においてはゲート回
路14は閉じられている。またこの状態において
は、第1光電検出器6はコイル2を検出してHレ
ベルの信号を出力している。したがつて第1のゲ
ート回路11は開かれている。
こののちパルス・ジエネレータ8を駆動させる
とともにコイル・カー3を発車させる。するとパ
ルス・ジエネレータ8からパルスが出力される。
このパルスは、第1のゲート回路11を通過して
アツプダウン・プリセツト・カウンタ17のダウ
ン入力端子Sdに入力する。第1光電検出器6は、
コイル2の後端が第1基準位置PCを通過するま
でHレベルの信号を出力するのでコイル・カー3
が発車してから距離D前進するまでの間にパル
ス・ジエネレータ8から出力されるパルスがゲー
ト回路11を通過する。したがつてアツプダウ
ン・プリセツト・カウンタ17は、この間にd個
のパルスをダウン・カウントする。
コイル・カー3が発車したのちその長さ中央が
第1基準位置PCに至るとリミツト・スイツチ5
がオフとなるので、リミツト・スイツチ5から出
力されていたHレベルの信号はLレベルとなる。
したがつて第4のゲート回路14が開かれ、パル
ス・ジエネレータ8の出力パルスはこの時点から
ゲート回路14を通過してプリセツト・カウンタ
16に入力する。そしてプリセツト・カウンタ1
6はカウントを開始する。
コイル・カー3が第2基準位置PDの近くまで
前進してきて、コイル2の前端が第2基準位置
PDに至ると第2光電検出器7がコイル2を検出
してHレベルの信号を出力するので、第2のゲー
ト回路12が開かれる。したがつてパルス・ジエ
ネレータ8から出力されるパルス信号はゲート回
路12を通過して分周器15に送られ、分周器1
5によつて1/2に分周されてアツプダウン・プリ
セツト・カウンタ17のアツプ入力端子Suに入
力する。第2の光電検出器7は、第2基準位置
PDにコイル2の前端が到達してからコイル2の
後端が第2基準位置PDを通過するまでの間、H
レベルの信号を出力するので、この間にb個のパ
ルスが第2のゲート回路12を通過し、分周器1
5からb/2個のパルスが出力される。したがつ
てアツプダウン・プリセツト・カウンタ17はこ
の間に、b/2個のパルスをアツプカウントす
る。
コイル・カー3が第2基準位置を通過して、位
置Rに至ると、プリセツト・カウンタ16は、k1
個のパルスをカウントし、カウント・アツプす
る。プリセツト・カウンタ16は、カウント・ア
ツプすると所定時間Hレベルの信号を継続的に出
力する。プリセツト・カウンタ16からHレベル
の信号が出力されると、第3のゲート回路13が
開かれる。したがつて、プリセツト・カウンタ1
6がカウント・アツプした時点から、パルス・ジ
エネレータ8から出力されるパルスはゲート回路
13を通過してアツプダウン・プリセツト・カウ
ンタ17のアツプ入力端子Suに入力する。アツ
プダウン・プリセツト・カウンタ17は、プリセ
ツト・カウンタ16がカウント・アツプするまで
に、(1/2b−d)個のパルスをすでにカウントし ているので、カウンタ16がカウントアツプした
ときから{k2−(1/2b−d)}個のパルスがパル ス・ジエネレータ8から出力されたときにカウン
ト・アツプし、ブレーキ作動信号を出力する。そ
してこの検出信号にもとづいて運転制御装置は、
クラツチを切るとともにブレーキを駆動する。
プリセツト・カウンタ16は、コイル・カー3
が第1基準位置に至つたときから、パルス・ジエ
ネレータ8からk1個のパルスが出力されたときに
カウント・アツプし、アツプダウン・プリセツ
ト・カウンタ17は、プリセツト・カウンタ16
のカウント・アツプののち、パルス・ジエネレー
タ8から{k2−(1/2b−d)}個のパルスが出力 されたときにカウント・アツプして検出信号を出
力している。すなわち、コイル・カー3が第1基
準位置に至つたときからパルス・ジエネレータ8
からk1+{k2−(1/2b−d)}=a−e+d−1/
2b 個のパルスが出力されたときに、アツプダウン・
プリセツト・カウンタ17から検出信号が出力さ
れ、この信号にもとづいてブレーキが作動されて
いる。したがつてコイル・カー3は、コイル装着
位置QAに停止する。すなわちコイル2の幅中央
Mとライン・センタPEとが一致した状態で停止
する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の考え方を説明
するためのもので第1図は正面図、第2図は平面
図、第3図は、運転制御装置内のライン・センタ
合わせ用ブレーキ作動位置検出部の構成を示すブ
ロツク図、第4図は、コイル・カーの位置と各カ
ウンタのカウント動作との関係を示す図である。 1……アンコイラ・ドラム、2……コイル、3
……コイル・カー、5……リミツト・スイツチ、
6,7……光電検出器、8……パルス・ジエネレ
ータ、11,12……ゲート回路、15……分周
器、16,17……プリセツト・カウンタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コイルを積載してアンコイラ・ドラムまでコ
    イルを運搬するコイル・カー、コイル・カーが
    所定距離走行するごとにパルスを出力する走行
    量検出器、走行しているコイル・カーの基準位
    置が所定のすべり量検出用ブレーキ作動位置に
    至つたときにブレーキを作動させるためのすべ
    り量検出用ブレーキ作動位置検出器、すべり量
    検出用ブレーキ作動位置とライン・センタから
    コイル幅の1/2後方の位置との間の所定の第1
    基準位置に設けられた第1コイル検出器、第1
    コイル検出器のコイル検出に基づいて、すべり
    量検出用ブレーキ作動位置でのブレーキ作動に
    より停止しているコイル・カーが走行を開始し
    てからコイル・カー上のコイルの後端が第1基
    準位置を通過するまでの間に走行量検出器から
    出力されるパルスをカウントするDカウンタ、
    すべり量検出用ブレーキ作動位置でのブレーキ
    作動により停止しているコイル・カー上のコイ
    ルの前端位置とライン・センタからコイル幅の
    1/2後方の位置との間の所定の第2基準位置に
    設けられた第2コイル検出器、第2コイル検出
    器のコイル検出に基づいて、コイル・カー上の
    コイルの前端が第2基準位置にさしかかつてか
    らコイルの後端が第2基準位置を通過するまで
    の間に走行量検出器から出力されるパルスをカ
    ウントするBカウンタ、DカウンタおよびBカ
    ウンタのカウント値などに基づいて所定の演算
    を行う演算回路、ならびにコイル・カーの基準
    位置が所定のカウント開始位置に到達してから
    走行量検出器から出力されるパルスをカウント
    し、カウント値が演算回路の演算値に達したと
    きにブレーキ作動信号を出力するライン・セン
    タ合わせ用ブレーキ作動位置検出用カウンタを
    備えているコイルのライン・センタ合わせ装
    置。 (2) DカウンタとBカウンタとが同一である実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載のコイルのライ
    ン・センタ合わせ装置。 (3) 演算回路が、Dカウンタのカウント値をd、
    Bカウンタのカウント値をb、すべり量検出用
    ブレーキ作動位置と第1基準位置との間隔に対
    応する走行量検出器のパルス数をe、およびカ
    ウント開始位置とライン・センタとの間隔に対
    応する走行量検出器のパルス数をaとすると、 x=a−e+d−1/2b の演算を行うものである実用新案登録請求の範
    囲第(1)項記載のコイルのライン・センタ合わせ
    装置。
JP6991383U 1983-05-11 1983-05-11 コイルのライン・センタ合わせ装置 Granted JPS59175419U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6991383U JPS59175419U (ja) 1983-05-11 1983-05-11 コイルのライン・センタ合わせ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6991383U JPS59175419U (ja) 1983-05-11 1983-05-11 コイルのライン・センタ合わせ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59175419U JPS59175419U (ja) 1984-11-22
JPS6334727Y2 true JPS6334727Y2 (ja) 1988-09-14

Family

ID=30200061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6991383U Granted JPS59175419U (ja) 1983-05-11 1983-05-11 コイルのライン・センタ合わせ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59175419U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59175419U (ja) 1984-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4005838A (en) Station stop and speed regulation system for trains
GB2117538A (en) Automatic control apparatus for door
US4005837A (en) Circuit arrangement for controlling the propulsion, braking and station stopping function for a rapid transit train
US4413210A (en) Automatic guiding device for an indoor goods transporter
JPS6334727Y2 (ja)
US4742245A (en) Method for controlling automatic door in turning-on time of its power supply
JP2002127904A (ja) 車両の定位置停止検出装置
JPH0730654B2 (ja) 自動ドアの制御装置
EP0992098B1 (en) Antisqueeze protection
KR0168701B1 (ko) 반송 장치의 절리 구역에 있어서의 대차 주행속도 제어 방법
JPS628802B2 (ja)
JP2715130B2 (ja) 荷搬送設備
KR920008708B1 (ko) 포크리프트(Forklift)의 자동조향 제어기
JPS6111772Y2 (ja)
JPS62274314A (ja) 搬送装置の走行制御装置
JPS6456263A (en) Propulsion controller for vehicle
JP2836144B2 (ja) 被制御機体の動作制御方法
JPS5464317A (en) Method of controlling acceleration and deceleration of electric motor driven vehicle in automatic operation
JPS63113612A (ja) 無人搬送車装置
JPS6223325B2 (ja)
JPS5787979A (en) Stopping device for carriage
JPS5936014A (ja) トリツパの停止方法
JPH0544209A (ja) 移動式除塵機の位置検出方法
JPH0140598B2 (ja)
JPH06135331A (ja) 非直線レール走行台車の速度制御装置