JPH04282849A - 半導体装置の製造装置 - Google Patents

半導体装置の製造装置

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JPH04282849A
JPH04282849A JP4625691A JP4625691A JPH04282849A JP H04282849 A JPH04282849 A JP H04282849A JP 4625691 A JP4625691 A JP 4625691A JP 4625691 A JP4625691 A JP 4625691A JP H04282849 A JPH04282849 A JP H04282849A
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JP
Japan
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wafer
carrier
station
processing
wafers
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JP4625691A
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Inventor
Hirokazu Yamanishi
宏和 山西
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造装置に
係わり、特にウェーハプロセスにおいて、ウェーハを持
ち運びする搬送用キャリアと、ウェーハを処理するため
に用いられる処理用キャリアとの間で、ウェーハの移替
えを効率的に行う半導体装置の製造装置に関する。
【0002】近年、エレクトロニクスの発展は目ざまし
いものがあるが、その発展は半導体装置の製造技術の革
新に負うところが大きい。ところで、シリコンウェーハ
から半導体素子に仕上げるまでの一連の工程、いわゆる
ウェーハプロセスにおいては、ウェーハに対していろい
ろな処理がなされ、ウェーハの上には数百個の素子がパ
ターン形成される。そして、このウェーハプロセスにお
いては、ウェーハはウェーハキャリアと呼ばれる保持治
具に数十枚単位で収納され、それをロットの単位として
取り扱われている。
【0003】ところが、いろいろな処理工程の各所で、
ウェーハを持ち運ぶために用いられる搬送用のウェーハ
キャリア(以下、搬送キャリアと略称)と、ウェーハを
処理装置の中に搬入したり処理装置の中から搬出したり
するために用いられる処理用のウェーハキャリア(以下
、処理キャリアと略称)との間で、ウェーハの移替え作
業が必要になる。このウェーハの移替え作業を効率的に
行うことは、ウェーハプロセス全体の生産性を向上させ
る上で重要な製造技術となっている。
【0004】
【従来の技術】従来から、ウェーハプロセスにおいては
、数十枚のウェーハをウェーハキャリアに収納して、そ
れをロットの単位として取り扱う方法が採られている。 このウェーハキャリアには、25枚とか40枚といった
ウェーハを収納できるように、溝状に複数個の棚が設け
られている。そして、例えば25枚入りのキャリア2個
分の50枚を1ロットとするといった取り扱いがなされ
ている。
【0005】しかも、ウェーハに対して、通常の持ち運
びなどに際しては、搬送キャリアが用いられ、いろいろ
な処理が行われる際には、その処理の条件に応じて耐薬
品性や耐熱性に長けた例えばふっ素系の樹脂などで作ら
れた処理キャリアが用いられる。そして、通常、ウェー
ハを処理を行う前に、一旦、搬送キャリアから処理キャ
リアへの移替えが行われ、処理が終わると処理キャリア
から搬送キャリアへの移替えが行われる。
【0006】ところで、拡散とかCVDといった処理工
程においては、膜厚が重要な要素となっている。そこで
、このような処理工程においては、処理条件を最適化す
るために、試験を行うテストウェーハが用いられる。 このテストウェーハは処理が行われる前に、予めそれぞ
れのロット、つまりそれぞれのキャリアの中に1枚ずつ
加えられる。
【0007】一方、工程の途中で、例えばウェーハが破
損したり不具合が生じたりすると、そのウェーハが欠落
して搬送キャリアの棚に空きが生ずる。このウェーハの
欠落をそのまゝ残した状態で、搬送キャリアから処理キ
ャリアへウェーハの移し替えを行い、引続き行われるい
ろいろな処理工程、例えば拡散工程とかCVD(化学蒸
着)工程などに移行すると、特に工程が自動化されてい
る場合には、存在しないウェーハを処理することになり
兼ねない。そこで、処理キャリアの空いた棚にはダミー
ウェーハを補充して埋め合わせることが行われる。
【0008】こうしたテストウェーハやダミーウェーハ
を処理キャリアに収納したり、処理キャリアから回収し
たりする作業は、通常、搬送キャリアと処理キャリアと
の間でウェーハの移替え作業を行う際に同時に行われて
いる。
【0009】このウェーハの移替え作業は、従来の拡散
工程やCVD工程などにおいては、拡散装置とかCVD
装置などのそれぞれの主装置ごとにハンドリングロボッ
トなどを用いた移替え機構を組み込んで行ったり、ある
いは手作業によって行なわれたりしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、搬送キャ
リアに収納された複数枚のウェーハをロットの単位とし
て取り扱う場合、処理キャリアにテストウェーハを追加
したり、ダミーウェーハで処理キャリアの空いた棚の埋
め合わせを行ったり、あるいはテストウェーハやダミー
ウェーハを回収したりする作業は、従来から、搬送キャ
リアと処理キャリアとの間でウェーハの移替え作業を行
う際に同時に行われている。
【0011】ところが、このようなウェーハの移替え作
業を、個々の処理装置ごとにハンドリングロボットなど
を用いた移替え機構を組み込んで行う場合には、装置全
体が大掛かりになり高価なものになっていた。
【0012】また、このウェーハの移替え作業を手作業
で行う場合には、作業が煩瑣であるばかりでなく、発生
した塵埃によってウェーハを汚してしまうことが避けら
れない問題があった。
【0013】そこで本発明は、搬送キャリアと処理キャ
リアとの間で行うウェーハの移替え作業を単独で行う機
能を具え、しかもウェーハをキャリア間で移替えする際
に、同時にテストウェーハやダミーウェーハの収納・回
収も自動的に行うことができてなる半導体の製造装置を
提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上で述べた課題は、ハン
ドリング部と、該ハンドリング部を挟んで対向配設され
た搬送部と処理部を有し、前記搬送部は、テストウェー
ハまたはダミーウェーハが収納されたキャリアが載る第
1ステーションと、ウェーハが収納される搬送キャリア
が載る第2ステーションを有するものであり、前記処理
部は、キャリアが載る第3ステーションと、ウェーハが
収納される処理キャリアが載る第4ステーションを有す
るものであり、前記ハンドリング部は、第1と第3ステ
ーションの間に配設された第1アームロボットと、第2
と第4ステーションの間に配設された第2アームロボッ
トと、該第1と第2アームロボットの間に配設された第
1ステージを有するものであり、前記ハンドリング部は
、第1アームロボットが、第1ステージと、第1ステー
ションまたは第3ステーションとの間で、テストウェー
ハまたはダミーウェーハを移し替え、かつ第2アームロ
ボットが、第2ステーションと第4ステーションとの間
、および該第1ステージと第4ステーションとの間で、
ウェーハとテストウェーハとダミーウェーハを移し替え
るものであるように構成された半導体装置の製造装置に
よって解決される。
【0015】
【作用】搬送キャリアと処理キャリアとの間でウェーハ
を移し替えたり、テストウェーハやダミーウェーハを処
理キャリアに収納したり回収したりする際、従来は主装
置に移替え機構を組み込んだり、手作業で行ったりして
いたのに対して、本発明においては、いろいろな主装置
に付設してウェーハの移替えが人手を介さずにできるよ
うになっている。
【0016】すなわち、搬送部と処理部を、2個のアー
ムロボットと、1個のウェーハステージを設けたハンド
リング部を挟んで対向配設させるようにしている。そし
て、搬送部には搬送キャリアと、テストウェーハまたは
ダミーウェーハが収納されたキャリアを載せるキャリア
ステーションを設け、処理部には処理キャリアと、テス
トウェーハまたはダミーウェーハが収納されたキャリア
を載せるキャリアステーションを設けるようにしている
【0017】搬送キャリアと処理キャリアの間で行うウ
ェーハの移替え作業は、第1アームロボットで行い、テ
ストウェーハまたはダミーウェーハが収納されたキャリ
アと処理キャリアの間で行う移替え作業は、ウェーハス
テージを介して第2アームロボットによって行うように
している。
【0018】搬送キャリアから処理キャリアにウェーハ
を移し替えるに際して、まず最初に、処理キャリアの所
定の棚にテストウェーハを収納する場合には、第2アー
ムロボットがキャリアからテストウェーハをウェーハス
テージに運び、そのテストウェーハを第1アームロボッ
トが処理キャリアに収納するようにしている。
【0019】また、移替えの途中で搬送キャリアの棚に
空きがあってウェーハが欠品している場合には、第2ア
ームロボットがキャリアからダミーウェーハをウェーハ
ステージに運び、そのダミーウェーハを第1アームロボ
ットが処理キャリアに収納するようにしている。
【0020】こうして、処理キャリアの棚には、テスト
ウェーハと処理しようとするウェーハとダミーウェーハ
が空きのないように移し替えられる。そして、所定の処
理が終了して、処理キャリアから搬送キャリアにウェー
ハを移し替える際には、逆の過程をたどる。
【0021】すなわち、テストウェーハやダミーウェー
ハは第1アームロボットがウェーハステージに運び、そ
のウェーハを第2アームロボットが所定のキャリアに戻
す。また、処理済みのウェーハは、第1アームロボット
が処理キャリアから搬送キャリアに移し替える。
【0022】こうした、一連の移替え作業は、最初の搬
送キャリアから処理キャリアへの移替え作業のデータを
記憶しておけば、処理キャリアから搬送キャリアへの移
替え作業は人手を介さずに自動的に行うことができる。
【0023】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の斜視図、図2
は図1のウェーハの流れを示す平面図、図3は本発明の
第2の実施例の平面図、図4は本発明の第3の実施例の
動作説明図である。図において、1a、1b、1cはそ
れぞれ第1、第2、第3アームロボット、2a、2bは
それぞれ第1、第2ステージ、3a、3b、3c、3d
、3e、3fはそれぞれ第1、第2、第3、第4、第5
、第6ステーション、4はウェーハ、4aはテストウェ
ーハ、4bはダミーウェーハ、5はキャリア、5aは搬
送キャリア、5bは処理キャリア、10はハンドリング
部、20は搬送部、30は処理部である。
【0024】こゝで、「ステージ」は、一般にウェーハ
ステージと呼ばれるウェーハの支持機構を略称しており
、「ステーション」は一般にキャリアステーションと呼
ばれるウェーハキャリアの支持機構を略称している。
【0025】実施例:1 図1において、ハンドリング部10を挟んで搬送部20
と処理部30が対向した配設された構成になっている。
【0026】ハンドリング部10には、アーム先端部に
ウェーハ4を着脱する例えば真空チャックをもち、旋回
動作を行う第1アームロボット1aと第2アームロボッ
ト1bが設けられている。そして、その二つのロボット
1a、1bの間に挟まれて上昇、下降動作を行う第1ス
テージ2aが設けられている。
【0027】搬送部20には、間欠的に上昇、下降動作
する第1ステーション3aと第2ステーション3bが設
けられており、処理部30には、間欠的に上昇、下降動
作する第3ステーション3cと第4ステーション3dが
設けられている。
【0028】対向する二つのステーション3aと3cに
は、テストウェーハ4aまたはダミーウェーハ4bのど
ちらか一方が収納されたキャリア5が載置されるように
なっており、対向する二つのステーション3bと3dの
うちで、第2ステーション3bには、処理前や処理後の
ウェーハ4を持ち運びするための搬送キャリア5aが載
置され、第4ステーション3dには、処理前のウェーハ
4を図示してないウェーハ処理装置へ搬入したり、処理
装置で処理されたウェーハ4を搬出するための処理キャ
リア5bが載置されるようになっている。
【0029】図2において、第1アームロボット1aは
、二つのステーション3aと3cの間に配設されており
、矢印Aで示したように、二種類のウェーハ4aまたは
4bを、適宜キャリア5から第1ステージ2aに運ぶ作
業を行うロボットである。また、第2アームロボット1
bは、矢印Bで示したように、第2ステーション3bに
載せられた搬送キャリア5aから第4ステーション3d
に載せられた処理キャリア5bにウェーハ4を移し替え
る作業と、矢印Cで示したように、第1アームロボット
1aが適宜第1ステージ2aに運んだ二種類のウェーハ
4aや4bを、処理キャリア5bに移し替える作業の二
つの作業を受け持っている。
【0030】搬送キャリア5aから処理キャリア5bに
ウェーハ4を移し替える際には、まず、第1アームロボ
ット1aがキャリア5から運び出して第1ステージ2a
に載せたテストウェーハ4aを、第2アームロボット1
bが拾い上げて処理キャリア5bの例えば一番上の棚に
載置する。
【0031】次いで、第2アームロボット1bは、旋回
などを繰り返しながら、例えば間欠的に下降していく搬
送キャリア5aに収納されているウェーハ4を順次処理
キャリア5bに移し替えていく。
【0032】そして、移替え作業の途中で、搬送キャリ
ア5aにウェーハ4が入っていない空きがあった場合に
は、第2アームロボット1bがキャリア5からダミーウ
ェーハ4bを運び出して第1ステージ2aに載せ、その
ダミーウェーハ4bを第1アームロボット1aが処理キ
ャリア5bに収納して埋め合わせを行うようになってい
る。
【0033】こうして、搬送キャリア5aに不具合が生
じてウェーハ4が抜けている場合があっても、処理キャ
リア5bには、テストウェーハ4aとウェーハ4とダミ
ーウェーハ4bが過不足なく収納されることになる。
【0034】実施例:2 図3において、搬送部20には、第1ステーション3a
を中央に挟んで第2ステーション3bの逆側に、間欠的
に上昇、下降動作する第5ステーション3eが設けられ
ている。また、処理部30には、第3ステーション3c
を中央に挟んで、第4ステーション3dの逆側に、間欠
的に上昇、下降動作する第6ステーション3fが設けら
れている。
【0035】ハンドリング部10には、第5ステーショ
ン3eと第6ステーション3fの間に第3アームロボッ
ト1cが設けられており、この第3アームロボット1c
と第1アームロボット1aの間に、第2ステージ2bが
設けられている。
【0036】二つのステーション3eと3fは対向して
おり、第5ステーション3eには、処理前や処理後のウ
ェーハ4を持ち運びするための搬送キャリア5aが載置
され、第6ステーション3fには、処理前のウェーハ4
を図示してないウェーハ処理装置へ搬入したり、処理装
置で処理されたウェーハ4を搬出するための処理キャリ
ア5bが載置されるようになっている。
【0037】第1アームロボット1aは、二種類のウェ
ーハ4aまたは4bを、矢印Aで示したように、実施例
1と同様キャリア5から第1ステージ2aに運ぶととも
に、矢印Dで示したように、第2ステージ2bにも運ぶ
作業を行う。また、第3アームロボット1cは、矢印E
で示したように、第5ステーション3eに載せられた搬
送キャリア5aから第6ステーション3fに載せられた
処理キャリア5bにウェーハ4を移し替える作業と、矢
印Fで示したように、第1アームロボット1aが適宜第
2ステージ2bに運んだ二種類のウェーハ4aや4bを
処理キャリア5bに移し替える作業の二つの作業を受け
持っている。
【0038】一方、第2アームロボット1bは、実施例
1で述べたと同様、矢印Bで示したように、第2ステー
ション3bに載せられた搬送キャリア5aから第4ステ
ーション3dに載せられた処理キャリア5bにウェーハ
4を移し替える作業と、矢印Cで示したように、第1ア
ームロボット1aが適宜第1ステージ2aに運んだ二種
類のウェーハ4aや4bを、処理キャリア5bに移し替
える作業の二つの作業を受け持っている。
【0039】つまり、実施例2においては、第1アーム
ロボット1aに対して、テストウェーハ4aやダミーウ
ェーハ4bを第1ステージ2aと第2ステージ2bの両
方に運ぶ作業を兼ね持たせている。ところが、テストウ
ェーハ4aやダミーウェーハ4bの移替え作業は、一連
の移替え作業の中で動作頻度が相対的に少ない。従って
、第1アームロボット1aによる兼務作業によって、ウ
ェーハ4の移替え作業全体の能率が低下することはない
【0040】しかも、実施例2においては、2個ずつの
搬送キャリア5aや処理キャリア5bをそれぞれ対(ペ
ア)にして同時に移替え作業を行うことができるので、
例えば2個のキャリア5に収納されたウェーハ4を以て
1ロットとする取り扱いの場合には真に好都合である。
【0041】なお、実施例1または実施例2において、
搬送キャリア5aのどの棚にウェーハ4の欠落があるか
、またテストウェーハ4aを処理キャリア5bのどの位
置に収納するかといった情報を、予めマイクロプロセッ
サなどのデータ処理装置に入力しておけば、移替え作業
を人手を介さずに自動化することが可能である。
【0042】また、処理が終了したウェーハ4を処理キ
ャリア5bから搬送キャリア5aへ戻す移替え作業の際
には、搬送キャリア5aから処理キャリア5bへ移し替
える際に行われた作業手順を逆方向にたどればよく、テ
ストウェーハ4aやダミーウェーハ4bなどを仕分けて
回収しながら移替え作業ができる。そして、マイクロプ
ロセッサなどでデータ処理すれば、この移替えして戻す
作業も自動化が可能である。
【0043】実施例:3 図4において、第2アームロボット1bあるいは第3ア
ームロボット1cによって対向する搬送キャリア5aと
処理キャリア5bの間のウェーハ4の移替えを1bを効
率よく行うために、それぞれのロボット1bと1cの軸
11に2本のアーム12、13が支持されている。そし
て、このアーム12、13は、搬送キャリア5aや処理
キャリア5bの棚51の1段分の段違いになるように背
向している。こゝでは、アーム12が下段で、アーム1
3が上段になっている。
【0044】いま、図4(A)において、アーム12が
搬送キャリア5aでウェーハ4を吸着しながら、アーム
13が処理キャリア5bにウェーハ4を脱着して移し替
えた際のアーム12、13とウェーハ4の位置関係を見
る。図4(B)で軸11を 180度回転させると、ア
ーム12は処理キャリア5bの次の棚に位置するのでそ
のまゝウェーハ4を脱着すればよい。しかし、アーム1
3は搬送キャリア5aのウェーハ4のない棚の位置にく
る。そこで、搬送キャリア5aを2段上昇させる。
【0045】そうすると、図4(C)に示したように、
アーム13がウェーハ4を処理キャリア5bで脱着する
とともに、アーム12が搬送キャリア5aで次のウェー
ハ4を吸着することができるようになる。
【0046】このように、アーム12、13を段違いに
背向させ、搬送キャリア5aや処理キャリア5bの上昇
、下降の動作をアーム12、13の動作に連動させて制
御すれば、アーム12、13が180度旋回するごとに
効率よくウェーハ4の移替えが可能である。
【0047】
【発明の効果】搬送キャリアと処理キャリアとの間でウ
ェーハを移し替える際、テストウェーハやダミーウェー
ハを追加収納したり回収したりする作業は、従来、いろ
いろな処理装置に移替え機構を組み込んで行ったり、手
作業で行ったりしていた。それに対して、本発明になる
装置においては、ハンドリング部を挟んで搬送部と処理
部を対向させ、搬送キャリアと処理キャリアとの間のウ
ェーハの移替えや、テストウェーハやダミーウェーハの
収納、回収などをハンドリング部に設けたアームロボッ
トとウェーハステージで行わせるようにしている。しか
も、この装置は移替え機能を有する単能機となっている
【0048】従って、搬送キャリアや処理キャリアを本
装置のキャリアステーションに載せれば、人手を介さず
に自動的にウェーハの移替え作業を行うことができ、半
導体装置の製造工程におけるウェーハプロセスの合理化
に対して、本発明は寄与するところが大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の第1の実施例の斜視図である。
【図2】  図1のウェーハの流れを示す平面図である
【図3】  本発明の第2の実施例の平面図である。
【図4】  本発明の第3の実施例の動作説明図である
【符号の説明】
1a  第1アームロボット          1b
  第2アームロボット 1c  第3アームロボット 2a  第1ステージ               
 2b  第2ステージ3a  第1ステーション  
          3b  第2ステーション 3c  第3ステーション            3
d  第4ステーション 3e  第5ステーション            3
f  第6ステーション 4  ウェーハ 4a  テストウェーハ              
4b  ダミーウェーハ5  キャリア 5a  搬送キャリア               
 5b  処理キャリア10  ハンドリング部   
           11  軸12、13  アー
ム 20  搬送部 30  処理部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ハンドリング部(10)と、該ハンド
    リング部(10)を挟んで対向配設された搬送部(20
    )と処理部(30)を有し、前記搬送部(20)は、テ
    ストウェーハ(4a)またはダミーウェーハ(4b)が
    収納されたキャリア(5) が載る第1ステーション(
    3a)と、ウェーハ(4) が収納される搬送キャリア
    (5a)が載る第2ステーション(3b)を有するもの
    であり、前記処理部(30)は、前記キャリア(5) 
    が載る第3ステーション(3c)と、前記ウェーハ(4
    ) が収納される処理キャリア(5b)が載る第4ステ
    ーション(3d)を有するものであり、前記ハンドリン
    グ部(10)は、前記第1と第3ステーション(3a)
    、(3c)の間に配設された第1アームロボット(1a
    )と、前記第2と第4ステーション(3b)、(3d)
    の間に配設された第2アームロボット(1b)と、該第
    1と第2アームロボット(1a)、(1b)の間に配設
    された第1ステージ(2a)を有するものであり、前記
    ハンドリング部(10)は、第1アームロボット(1a
    )が、第1ステージ(2a)と、前記第1ステーション
    (3a)または第3ステーション(3c)との間で、前
    記ウェーハ (4a、4b) を移し替え、かつ第2ア
    ームロボット(1b)が、前記第2ステーション(3b
    )と第4ステーション(3d)との間、および該第1ス
    テージ(2a)と第4ステーション(3d)との間で、
    前記ウェーハ (4、4a、4b) を移し替えるもの
    であることを特徴とする半導体装置の製造装置。
  2. 【請求項2】  前記搬送部(20)は、前記第1ステ
    ーション(3a)を中央に挟んで第5ステーション(3
    e)を有するものであり、前記処理部(30)は、前記
    第3ステーション(3c)を中央に挟んで第6ステーシ
    ョン(3f)を有するものであり、前記ハンドリング部
    (10)は、前記第5と第6ステーション(3e)、(
    3f)の間に配設された第3アームロボット(1c)と
    、前記第1と第3アームロボット(1a)、(1c)の
    間に配設された第2ステージ(2b)を有するものであ
    り、前記ハンドリング部(10)は、第2アームロボッ
    ト(1b)が、前記第1または第3ステーション(3a
    )、(3c)と、前記第1または第2ステージ(2a)
    、(2b)との間で、前記ウェーハ(4a、4b)を移
    し替え、かつ第3アームロボット(1c)が、該第2ス
    テージ(2b)と、前記第5または第6ステーションン
    (3e)、(3f)との間で、前記ウェーハ (4、4
    a、4b) を移し替えるものである請求項1記載の半
    導体装置の製造装置。
  3. 【請求項3】  前記第2と第3アームロボット(1b
    )、(1c)は、回動駆動される軸(11)と、該軸(
    11)に支持されて旋回する2本のアーム (12、1
    3) を有するものであり、かつ該アーム (12、1
    3) が、前記キャリア(5a 、5b) の棚(51
    )の1段分の段違いに背向しているものである請求項1
    または2記載の半導体装置の製造装置。
  4. 【請求項4】  前記ウェーハ(4) を前記搬送キャ
    リア(5a)から、および前記テストウェーハ(4a)
    とダミーウェーハ(4b)をキャリア(5) からそれ
    ぞれ前記処理キャリア(5b)に移し替える際のデータ
    に基づいて、該処理キャリア(5b)から該搬送キャリ
    ア(5a)に移し替える際、該ウェーハ (4a、4b
    ) を該キャリア(5) に自動的に回収する請求項1
    または2記載の半導体装置の製造装置。
JP4625691A 1991-03-12 1991-03-12 半導体装置の製造装置 Pending JPH04282849A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008047059A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Nissei Plastics Ind Co Icカード製造システム
JP2008047057A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Nissei Plastics Ind Co Icカード製造システム及びその駆動方法

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JP2008047059A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Nissei Plastics Ind Co Icカード製造システム
JP2008047057A (ja) * 2006-08-21 2008-02-28 Nissei Plastics Ind Co Icカード製造システム及びその駆動方法

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