JPH04282558A - シート状電極の製造方法 - Google Patents
シート状電極の製造方法Info
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- JPH04282558A JPH04282558A JP6939791A JP6939791A JPH04282558A JP H04282558 A JPH04282558 A JP H04282558A JP 6939791 A JP6939791 A JP 6939791A JP 6939791 A JP6939791 A JP 6939791A JP H04282558 A JPH04282558 A JP H04282558A
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- sheet
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は厚みのばらつきを小さ
く押さえるようにしたシート状電極の製造方法に関する
。
く押さえるようにしたシート状電極の製造方法に関する
。
【0002】
【従来の技術】二酸化マンガンを主剤とする合剤からな
るシート状電極を製造するには、予め合剤を混練し、そ
の粘度を4000〜6000ポイズに調整し、金属集電
体を挟んでスクリュー押出成形機を通じて混練合剤を押
出成形することにより前記金属集電体を内部に一体化し
たシート状電極が得られるようにしている。
るシート状電極を製造するには、予め合剤を混練し、そ
の粘度を4000〜6000ポイズに調整し、金属集電
体を挟んでスクリュー押出成形機を通じて混練合剤を押
出成形することにより前記金属集電体を内部に一体化し
たシート状電極が得られるようにしている。
【0003】得られたシート状電極の厚みは、従来は押
出成形温度、スクリュー回転数、引取り速度などにより
変わってくるが、一般的にはヘッド温度を70℃、スク
リュー回転数を30rpmと一定値に設定し、押出成形
機から引き出されたシート状電極の厚みを計測し、この
厚みに応じて引取りロ―ラの速度を調整することによっ
て一定の範囲に押さえるようにしており、その押出速度
は5〜6m/分程度である。
出成形温度、スクリュー回転数、引取り速度などにより
変わってくるが、一般的にはヘッド温度を70℃、スク
リュー回転数を30rpmと一定値に設定し、押出成形
機から引き出されたシート状電極の厚みを計測し、この
厚みに応じて引取りロ―ラの速度を調整することによっ
て一定の範囲に押さえるようにしており、その押出速度
は5〜6m/分程度である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この押
出速度調整のみによる厚み調整方法では、厚さの目標値
に対して±0.1〜0.2mm程度と大きくばらつき、
安定した品質が得難く、品質管理上から寸法公差を小さ
く設定すると、歩留まりが極端に低くなる欠点があった
。
出速度調整のみによる厚み調整方法では、厚さの目標値
に対して±0.1〜0.2mm程度と大きくばらつき、
安定した品質が得難く、品質管理上から寸法公差を小さ
く設定すると、歩留まりが極端に低くなる欠点があった
。
【0005】この発明は、以上の問題を解決するもので
あって、押出ヘッド付近での混練合剤の粘度を一定の範
囲とすることによって、厚みのばらつきを押さえ、品質
の向上を図り、歩留まりを向上できるようにしたシート
状電極の製造方法を提供することを目的とする。
あって、押出ヘッド付近での混練合剤の粘度を一定の範
囲とすることによって、厚みのばらつきを押さえ、品質
の向上を図り、歩留まりを向上できるようにしたシート
状電極の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
、この発明は、多数のパンチング孔を開口した金属集電
体を挟んで混練合剤を押出成形して前記金属集電体と一
体化されたシート状電極を製造する方法において、前記
混練合剤は、押出成形機内に投入されたときに、そのヘ
ッド温度が40〜50℃において、粘度が600〜15
00ポイズであり、前記シート状電極の押出速度を7〜
12m/分とすることを特徴とするものである。
、この発明は、多数のパンチング孔を開口した金属集電
体を挟んで混練合剤を押出成形して前記金属集電体と一
体化されたシート状電極を製造する方法において、前記
混練合剤は、押出成形機内に投入されたときに、そのヘ
ッド温度が40〜50℃において、粘度が600〜15
00ポイズであり、前記シート状電極の押出速度を7〜
12m/分とすることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】以上の粘度範囲の混練合剤は、押出しによりシ
ート状電極に成形された状態での厚みのばらつきが従来
のばらつきに比べて極めて小さくなる。
ート状電極に成形された状態での厚みのばらつきが従来
のばらつきに比べて極めて小さくなる。
【0008】
【実施例】以下この発明方法の一実施例を詳細に説明す
る。 [混練合剤の組成] 二酸化マンガン 70
(重量、以下同じ)% 導電剤
5 PVB
10 テフロンディ
スパージョン 5 アルコール
10
合計100%[混練工程]以上の組
成のものを混練温度70℃でニーダにより70分程度混
練すると、粘度800ポイズの混練合剤ができあがる。 なお、混練時間と合剤粘度および合剤粘度と温度との関
係を図1(a),(b)に示す。 混練時間が長すぎると粘度は低下するので、以上の組成
では70分程度で混練を停止することが望ましい。
る。 [混練合剤の組成] 二酸化マンガン 70
(重量、以下同じ)% 導電剤
5 PVB
10 テフロンディ
スパージョン 5 アルコール
10
合計100%[混練工程]以上の組
成のものを混練温度70℃でニーダにより70分程度混
練すると、粘度800ポイズの混練合剤ができあがる。 なお、混練時間と合剤粘度および合剤粘度と温度との関
係を図1(a),(b)に示す。 混練時間が長すぎると粘度は低下するので、以上の組成
では70分程度で混練を停止することが望ましい。
【0009】[押出工程]混練工程で得られた合剤を図
2に示す押出成形機1に投入し、押出作業を行う。この
押出成形機1は内部に押出用のスクリュー2を有すると
ともに、押出ヘッド1aには多数のパンチング孔を開口
した金属集電体3が供給され、集電体3は合剤に挾まれ
た状態で押出され、引取りロ―ラ4により引きとられ、
シート状電極5に形成される。また、押出ヘッド1aの
先端には厚み計6が配置され、常時厚みを監視している
。
2に示す押出成形機1に投入し、押出作業を行う。この
押出成形機1は内部に押出用のスクリュー2を有すると
ともに、押出ヘッド1aには多数のパンチング孔を開口
した金属集電体3が供給され、集電体3は合剤に挾まれ
た状態で押出され、引取りロ―ラ4により引きとられ、
シート状電極5に形成される。また、押出ヘッド1aの
先端には厚み計6が配置され、常時厚みを監視している
。
【0010】図3は、ヘッド温度50℃、スクリュー回
転数30rpmで成形したときの合剤粘度と押出速度お
よびシート厚さのばらつきの関係を示すものである。図
において、合剤粘度が1500ポイズを越えると急速に
ばらつきが大きくなり、また、600ポイズを下回ると
軟らかすぎて押出しが困難となり、集電体3との間の剥
離も生じやすいものとなる。また、押出速度が7m/分
を下回るとシート状電極の表面に凹凸が生じやすくなり
、その逆に12m/分を越えると速すぎて集電体3に合
剤がうまく密着せず、集電体3が露出してしまう。した
がって、この発明ではヘッド温度50℃において、混練
合剤の粘度は600〜1500ポイズに設定することが
望ましく、また押出速度は7〜12m/分に設定するこ
とが望ましい。
転数30rpmで成形したときの合剤粘度と押出速度お
よびシート厚さのばらつきの関係を示すものである。図
において、合剤粘度が1500ポイズを越えると急速に
ばらつきが大きくなり、また、600ポイズを下回ると
軟らかすぎて押出しが困難となり、集電体3との間の剥
離も生じやすいものとなる。また、押出速度が7m/分
を下回るとシート状電極の表面に凹凸が生じやすくなり
、その逆に12m/分を越えると速すぎて集電体3に合
剤がうまく密着せず、集電体3が露出してしまう。した
がって、この発明ではヘッド温度50℃において、混練
合剤の粘度は600〜1500ポイズに設定することが
望ましく、また押出速度は7〜12m/分に設定するこ
とが望ましい。
【0011】特に、ヘッド温度50℃、スクリュー回転
数30rpm、速度10m/分で前述の粘度800ポイ
ズの混練合剤を厚さ0.7mm,幅約25mmのシート
状電極を成形した場合、厚みのばらつきの度合いは0.
7mm±0.01mmとなり、従来のシート状電極の厚
みのばらつきより一桁低い値が得られることになる。
数30rpm、速度10m/分で前述の粘度800ポイ
ズの混練合剤を厚さ0.7mm,幅約25mmのシート
状電極を成形した場合、厚みのばらつきの度合いは0.
7mm±0.01mmとなり、従来のシート状電極の厚
みのばらつきより一桁低い値が得られることになる。
【0012】
【発明の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この発明によるシート状電極の製造方法にあっては
、押出しによりシート状電極に成形された状態での厚み
のばらつきが従来のばらつきに比べて極めて小さく、安
定した品質を得られ、またこれにより歩留まりを大巾に
向上でき、かつ生産性も向上するという利点がある。
に、この発明によるシート状電極の製造方法にあっては
、押出しによりシート状電極に成形された状態での厚み
のばらつきが従来のばらつきに比べて極めて小さく、安
定した品質を得られ、またこれにより歩留まりを大巾に
向上でき、かつ生産性も向上するという利点がある。
【図1】(a)は混練時間と合剤粘度との関係を示すグ
ラフである。 (b)は合剤粘度と温度との関係を示すグラフである。
ラフである。 (b)は合剤粘度と温度との関係を示すグラフである。
【図2】この発明方法を適用した押出成形機を示す説明
図である。
図である。
【図3】成形時の合剤粘度と押出速度およびシート厚さ
のばらつきの関係を示すグラフである。
のばらつきの関係を示すグラフである。
1 押出成形機
1a ヘッド
2 スクリュー
3 金属集電体
4 引取りロ―ラ
5 シート状電極
6 厚み計
Claims (1)
- 【請求項1】 多数のパンチング孔を開口した金属集
電体を挟んで混練合剤を押出成形して前記金属集電体と
一体化されたシート状電極を製造する方法において、前
記混練合剤は、押出成形機内に投入されたときに、その
ヘッド温度が40〜50℃において、粘度が600〜1
500ポイズであり、前記シート状電極の押出し速度を
7〜12m/分とすることを特徴とするシート状電極の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6939791A JPH081801B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | シート状電極の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6939791A JPH081801B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | シート状電極の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04282558A true JPH04282558A (ja) | 1992-10-07 |
JPH081801B2 JPH081801B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=13401431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6939791A Expired - Fee Related JPH081801B2 (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | シート状電極の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081801B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0639865A1 (en) * | 1993-06-15 | 1995-02-22 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | A method for producing a sheet-like plate and an electrochemical cell produced by using the plate |
US6284405B2 (en) | 1996-06-19 | 2001-09-04 | Toshiba Battery Co., Ltd. | Nonaqueous electrolyte battery, electrode plate for nonaqueous electrolyte battery, and method for manufacturing electrode plate for nonaqueous electrolyte battery |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102622500B1 (ko) * | 2021-06-09 | 2024-01-09 | 비나텍주식회사 | 전극 제조 방법 및 이를 이용하여 제조된 전극 조립체 |
-
1991
- 1991-03-11 JP JP6939791A patent/JPH081801B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0639865A1 (en) * | 1993-06-15 | 1995-02-22 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | A method for producing a sheet-like plate and an electrochemical cell produced by using the plate |
US6284405B2 (en) | 1996-06-19 | 2001-09-04 | Toshiba Battery Co., Ltd. | Nonaqueous electrolyte battery, electrode plate for nonaqueous electrolyte battery, and method for manufacturing electrode plate for nonaqueous electrolyte battery |
US6314638B1 (en) | 1996-06-19 | 2001-11-13 | Toshiba Battery Co., Ltd. | Apparatus for manufacturing electrode plate for nonaqueous electrolyte battery |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH081801B2 (ja) | 1996-01-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |