JPH0428199Y2 - - Google Patents

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JPH0428199Y2
JPH0428199Y2 JP13456785U JP13456785U JPH0428199Y2 JP H0428199 Y2 JPH0428199 Y2 JP H0428199Y2 JP 13456785 U JP13456785 U JP 13456785U JP 13456785 U JP13456785 U JP 13456785U JP H0428199 Y2 JPH0428199 Y2 JP H0428199Y2
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frame
heat
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JP13456785U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、音響映像機器あるいは、OA機器な
どの駆動用に使用される小型直流電動機(以後モ
ータとする)に係り、特に回転数の制御を行う電
子部品の発熱部品の放熱に関するものである。
従来の技術 音響映像機器あるいはOA機器などの動作部の
駆動用に使用されるモータは、精度の高い回転数
の制御が要求され、電子的な制御が行われてい
る。こうした回転数の制御のために使用される電
子部品には、パワトランジスタ、IC等をはじめ
自己発熱する部品も多く、必要な性能を得るため
に放熱機構を考慮しなければならない。
従来、こうした部品の放熱のために発熱部品自
体に放熱用のフインを取り付けなどの工夫がされ
てきているが、スペース的あるいはコスト的な規
制から、モータ本体のフレームを放熱体として利
用する方式が考えられている。
一方、こうした機器用のモータから発生する磁
気的な輻射ノイズが機器に悪影響するのを防ぐた
めに、帯状の薄板磁性材で作られたシールドコア
をモータのフレーム外周に巻きつけ磁気シールド
の効果を得る技術はすでに公知である。
モータのフレーム外周部にシールドコアをも
ち、モータのフレーム自体を放熱のため従来は第
8図〜第13図に示す構成が用いられていた。
第8図,第9図に示す例は発熱部品をネジでフ
レームに取り付ける例である。すなわち発熱部品
21を貫通した穴にネジ22を通し、モータのフ
レーム23にあけられたタツプ穴に締め付け、発
熱部品21はフレーム23に固定される。このた
め発熱部品21の熱は、モータのフレーム23を
介して放熱される。
第10図,第11図に示す例は発熱部品の取付
け板を利用するものである。この場合、発熱部品
21はモータ完成後、第13図に示すような形状
の金属性取付板24を第12図のP点でスポツト
溶接(又はネジ止め)することにより、モータの
フレーム23に押し付けられ第一の例と同様に発
熱部点21の熱はフレーム23を介して放熱され
る。
いずれの方法にしても、モータのシールドコア
25は、発熱部品21とは独立にモータに取り付
けられ、放熱効果にはほとんど影響しない。
考案が解決しようとする問題点 以上の如くシールドコアを有し、フレームを放
熱体として利用する従来の構成においては、下記
の問題点があつた。
(1) 部品点数が多くなる。
発熱部品をフレームに押し付けるために特別
な部品(ネジ、取付け板など)を必要とし、部
品点数が多くなる。
(2) 組立工数が多い。
発熱部品をフレームに押え付けることが、シ
ールドコアとは独立して行われるので、そのた
めの工数(ネジ締め、スポツト溶接など)が必
要となる。
(3) 発熱部品をさけるためにシールドコアの一部
に切り欠きが必要となるので、シールド効果が
落ちる。
本考案は以上のような従来の構成で発生してい
る問題点を解決するものである。
問題点を解決するための手段 前記した問題点の解決のために本考案は、シー
ルドコアに径方向に突き出た空間を設け発熱部品
がフレームとシールドコアの間に入るようにし、
薄板磁性材で作られたシールドコア自体の弾性力
で、発熱部品を保持するものである。
作 用 上記構成によれば、シールドコア自体が、モー
タからの磁気的な輻射ノイズを遮蔽する作用と同
時に、発熱部品をフレームに押えつける作用をも
ち、発熱部品の熱をフレームを介して放熱すると
いう目的は達成されるので、特部な部品は必要と
しない。又、シールドコア自体を発熱部品に直接
当てるので、シールドコアが放熱体としての作用
ももつようになる。
実施例 以下、本考案の実施例を第1図〜第7図を参照
して説明する。第1図,第2図において、1はモ
ータのフレームであり、内面には磁界マグネツト
2が固着されている。3はフレーム1の端部開口
に取付けられるブラケツトで、フレーム1と共に
軸受4を介して回転子5を回転自在に支持してい
る。6はブラケツトに固定されたプリント板で、
モータの回転数を制御する電子部品を半田付によ
り配線し、又、機器の電源からの給電を受ける機
構を具備している。7はフレーム1と共に機構部
品を包囲するケースである。8はフレーム1の外
周に装備したシールドコアで、一部に径方向に突
き出た膨出部9を有し、この膨出部9とフレーム
1との間の空間に回転数を制御する電子部品のう
ちの発熱部品が収納されている。
第3図,第4図,第5図は本考案におけるシー
ルドコア8の実施例の形状を示しているが、いず
れの場合もシールドコア8の膨出部9を含む内径
寸法(X)は、モータのフレーム1の外径と発熱
部品10の厚さとを加えた寸法(Y)より小さく
設計されており、帯状の薄板の磁性材により作ら
れている。このため、第1図の構成図に示すよう
に、発熱部品10は、フレーム1とシールドコア
8にはさまれ、寸法XがYより小さいためにモー
タの中心方向にシールドコア8の弾性による力を
受け、フレーム1に圧接される。このようにして
発熱部品10がフレーム1に直接圧接され、発熱
部品10は放熱面積を冷却効果をあげることがで
きる。
第1図の実施例では発熱部品10はモータのブ
ラケツト3に固定されたプリント板10に半田付
される構成をとつているが、モータの制御回路部
品を、モータとは切りはなして構成する場合でも
(第7図)に示すように構成され本考案の目的を
達成することができる。
又、モータの巻線に給電するための刷子を持つ
モータであつても持たないモータであつても本考
案は拘束されるものではなく、同一の構成によ
り、目的を達成できる。
なお、第5図,第6図に示すシールドコア8
は、発熱部品10をフレーム1に圧接させるため
の弾性片9aを設けたものである。
考案の効果 以上のように本考案は、シールドコア自体で発
熱部品をフレームに圧接させる構成であるため、
圧接するための特別な部品が必要でなく、フレー
ムを放熱体として使うことができる。このため
に、部品点数を減らし、余分な工数を減らすこと
ができると共に、シールドコアには発熱部品をさ
けるための切り欠きをも設けることもないのでシ
ールド効果を維持できる。さらに、シールドコア
自体が放熱体としてはたらき冷却効率を上げる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の小型直流電動機の平
面図、第2図は同半断面図、第3図,第4図,第
5図は本考案の実施例におけるシールドコアの平
面図、第6図は第5図の断面図、第7図は本考案
の第2の実施例を示す断面図、第8図は従来例を
示す平面図、第9図は半断面図、第10図は他の
従来例を示す平面図、第11図は同半断面図、第
12図は同側面図、第13図は取付け板の形状を
示す斜視図である。 1……フレーム、8……シールドコア、9……
膨出部、10……発熱部品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータのフレームの外周に、帯状の薄板磁性材
    で作られたシールドコアを装備し、前記シールド
    コアの一部に、径方向に突出する膨出部を形成
    し、この膨出部と前記フレームとの間の空間にモ
    ータの回転を制御する電子部品の発熱部品を配置
    し、この発熱部品を前記シールドコアの弾性によ
    り前記フレームに圧接させてなる小型直流電動
    機。
JP13456785U 1985-09-03 1985-09-03 Expired JPH0428199Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13456785U JPH0428199Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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JP13456785U JPH0428199Y2 (ja) 1985-09-03 1985-09-03

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Publication Number Publication Date
JPS6244648U JPS6244648U (ja) 1987-03-18
JPH0428199Y2 true JPH0428199Y2 (ja) 1992-07-08

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JPS6244648U (ja) 1987-03-18

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