JPH0428152A - 画像表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像機器における画像表示装置に関するもので
ある。

従来の技術 まず、従来の画像表示装置について、第５図を用いて説
明する。第５図において、６は背面電極、フイ〜７二は
電子ビーム源としての線陰極、８は電子ビーム引き出し
電極、９は信号電極、１ｏは第１集束電極、１１は第２
集束電極、１２イと１２０は水平偏向電極、１３イと１
３０は垂直偏向電極であり、これらの構成部品を前面ガ
ラス容器１４及び、後面金属容器１の中に収納し、容器
１と１４内を真空としている。線陰極フイ〜７二は水平
方向にほぼ−様な電流密度分布の電子流を発生するよう
に水平方向に架張されており、適宜間隔を介して垂直方
向に複数本（本実施例では、フイ、７０，７ハ。

７二の４本のみ示しである）設けられている。これらの
線陰極フイ〜７二は、たとえばタングステン線の表面に
酸化物陰極材料が塗着されて構成される。背面電極６は
平板状の導電材がらなり、線陰極フイ〜７二に対し平行
に設けられている。引き出し電極８は線陰極フイ〜７二
を介して背面電極６と対向し、水平方向に適宜間隔で設
けられた貫通孔１５の列を、各線陰極に対向する水平線
上に有する導電板からなる。貫通孔１５は本実施例では
円形であるが、楕円または長方形などでも良く、また前
記した従来の実施例の引き出し電極のごとくスリット様
のものでも良い。信号電極９は、弓き出し電極８におけ
る貫通孔１５の各々に水平方向に相対向する位置に所定
間隔を介して複数個配置された垂直方向に細長い導電板
１７の列からなり、各導電板１７においては、引き出し
電極８の貫通孔１５に相対向する位置に、同様の貫通孔
１６を有している０貫通孔１６の形状は楕円または長方
形でも良く、また前記した従来の実施例の信号電極のご
とく、垂直方向の細長いスリット様のものでも良い。

第１集束電極１０は、信号電極９の貫通孔１６と各々に
対向する位置に貫通孔１日を有する導電板からなる０貫
通孔１８の形状は、円、楕円、スリット様のものでも良
い。第２集束電極１１は、第１集束電極１０の貫通孔１
８に相対向する位置に縦につながったスリット孔１９を
有している。スリット孔１９の形状は、第１集束電極１
０の貫通孔１８と同様、丸穴、楕円、長方形様のもので
も良い。水平偏向電極１２イ。

１２０は同一平面に適宜空間を介してたがいに噛み合っ
た２枚の櫛歯状の端部でつながった導電板２１２２から
構成されており、水平偏向電極１２イ１１２０の間に作
られた空間２０は、第２集束電極１１の貫通スリット孔
１９と相対向している。垂直偏向電極１３イ１１３０は
２３．２４に示すごと（端部で連結された導電板すなわ
ち、２枚の櫛歯状の導電板を同一平面上で適宜間隔に介
してたがいに噛み合わせた構成からなり、たとえば電子
ビーム２５に対しては、下方の導電板２３と、上方の導
電板２４によって一対の垂直偏向電極を成す。スクリー
ン２６は、電子ビームの照射によって発光する蛍光体２
７をガラス容器１４の内面に塗布し、その上にメタルバ
ック層（図示せず）が付加されて構成される。

以上のように構成された画像表示装置について、その動
作を説明する。

まず、背面電極６に電圧■１、引き出し電極８に■１よ
り高い電圧ｖ２を印加する。さらに線陰極を加熱し、電
子放出を容易にするためにヒータ電流を流した状態でＶ
、＜Ｖ、＜Ｖ、なる適切な電圧Ｖ、を線陰極フイに印加
すれば、線陰極表面の電界が正となって電子流が放出さ
れ、引き出し電極８に向かって加速される。また、例え
ば■。

〉■２なる電圧■。を線陰極フイに印加すれば、線陰極
表面の電界は負となり電子の放出を抑止することができ
る。そこで、線陰極の電圧を個別に制御することにより
、上方の線陰極フイから順に７０．７ハ・・・・・・と
順に一定時間ずつ電子ビームを放出させるように繰返し
、線陰極１本毎に水平方向に一様の電流密度分布を持っ
たシート状の電子ビームを発生させることができる。上
記のシート状電子ビームは、つぎに引き出し電極８の貫
通孔１５によって水平方向に複数個に分割され、さらに
多数の電子ビーム列となって信号電極９の貫通孔１６に
到達するが、この際に信号電極９の電圧■。

をＶ、＞Ｖ、とすれば電子ビームは通過し、■。

〈ｖｏとすれば電子ビームは運動エネルギーを失って通
過できなくなる。そこで、■３を経時的に制御すること
により、絵素を表示するための映像信号に応して電子ビ
ーム通過量を各電子ビーム個別に調節する。

信号電極９を通過した電子ビームは次に第１集束電極１
０、第２集束電極１１に到達し、貫通孔１８、スリット
孔１９の静電レンズ効果によって集束され、整形された
のち、水平偏向電極１２イ、１２０の相隣る導電板間お
よび、垂直偏向電極１３イ、１３０の相隣る導電板２３
．２４の間に与えられる電位差（偏向電圧と呼ぶ）によ
って水平および垂直に静電偏向される。さらにスクリー
ン２６のメタルバンク層には高電圧（例えば１０ｋｖ）
が印加されており、電子ビームは高エネルギーに加速さ
れてメタルバンクに衝突し、蛍光体を発光させる。

テレビジョン画面を縦横にマトリクス状に分割し、小区
分２８の集合体としたとき、各小区分に対し上述のよう
にして分離された電子ビームを各１本ずつ対応させ、電
子ビームを各小区分内のみ偏向・走査することによって
全画面をスクリーン上に映し出すことができる。また各
絵素に対応したＲＧＢ映像信号を、信号電極電圧で上述
のように経時的に制御することにより、テレビジョン動
画を再現することができる。

発明が解決しようとする課題 かかる画像表示装置において、線陰極固定座４は第３図
、第４図に示すように、ハーメチック端子２と直接接合
されており、線陰極固定座４とバーチメック端子２の接
合はレーザ溶接によって行われている。そして、この線
陰極固定座４は、ハーメチック端子２と直接接合されて
いることから、両者の位置合わせに極めて高い精度が要
求され、さらに、ハーメチック端子２の接合部の面積が
小さいことから、レーザの設定条件も複雑になるという
問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、線陰極固定座とハーメチッ
ク端子の接合に際し、線陰極予備端子を新たに設け、レ
ーザ溶接時の位置精度を緩和し、レーザの条件設定も簡
潔にすることで、歩留りを改善した画像表示装置を提供
するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の画像表示装置は、線
陰極固定座とハーメチック端子の接合の際に、ハーメチ
ック端子に線陰極予ｇＩＩ端子を接合し、この１１Ａ陰
極予備端子とｍ陰掻固定座で接合するものである。

作用 本発明は上記した構成によって、線陰極固定座をハーメ
チック端子に接合する際、線陰極予備端子がハーメチッ
ク端子に接合されており、この線陰極予備端子はその面
積を広くとることができるため、線陰極予備端子と線陰
極固定座とのレーザ接合の際の精度が緩和され、レーザ
条件の設定も簡潔になることで、歩留りの向上が可能と
なる。

実施例 以下、本発明の一実施例の画像表示装置について図面を
参照しながら説明する。第１図は本発明の一実施例にお
ける画像表示装置の線陰極固定座４とハーメチック端子
２の取付ｆＲｎを示す断面図であり、第２図はその斜視
図で、第１図、第２図において１は後面金属容器である
。２はハーメチック端子で、その一体化したベース部に
よって後面金属容器１に取り付けられている。３は線陰
極予備端子で、その面積はハーメチック端子２より大き
くすることができ、あらかじめハーメチック端子２の先
端部にレーザ溶接によって取り付けられ、その後、線陰
極７が接続された線陰極固定座４とレーザによって接合
される。

第２図に示すように、線陰極固定座４は、線陰極プレー
ト５に各２ケ所ずつで固定されており、等間隔で取り付
けられている。そして、この線陰極固定座４ばレーザに
よって、線陰極予備端子３、ハーメチック端子２と接合
されており、このハーメチック端子２のさらに一方の先
端は、図示していない駆動回路に接続される。

かかる構成によれば、第４図に示す従来の線陰極固定座
４の接続法と異なり、線陰極予備端子３を取り付けるこ
とで、線陰極固定座４とハーメチック端子２の接合が容
易になり、歩留りの向上が可能となる。

尚、上記実施例においては、線陰極予備端子３を取り付
けるのは、線陰極固定座としたが、線陰極のもう一方の
端である線陰極バネ座の接続においても同様の構成をと
ることにより同様の効果が得られるものである。

発明の効果 以上のように本発明によれば、線陰極固定座とハーメチ
ック端子の接合において、線陰極予備端子を用いること
で、レーザ溶接時の位置精度が緩和され、条件設定も簡
潔になり、大幅な歩留り向上につながることとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における画像表示装置の線陰
極予備端子とハーメチック端子の接続部分の構成を示す
断面図、第２図はその取り出し法の状態を表わす斜視図
、第３図は従来の画像表示装置の線陰極端子の取り出し
法の構成を示す断面図、第４図はその状態を表わす斜視
図、第５図は画像表示装置の基本構成を示す分解斜視図
である。 ■・・・・・・後面金属容器、２・・・・・・ハーメチ
ック端子、３・・・・・・線陰極予備端子、４・・・・
・・線陰極固定座、５・・・・・・線陰極プレート。 ／−６両を清に１翼 ｚ−−−バーメチ・ツク盲＃Ｉ”Ｊ ３−　線撞邊千傷を池子 ４−−−　＃　７ｔ　ｖＬＩｆｆ　＊　Ｌ５−　緯、　
’Ｐｔ　ｌ鉦７２レーＦ ６・−背面ｔｔ＆。 ブー　線ｍ　５− ２９−Ｚ　規制へ°− ２−　バーメチ・ツク鳩１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 蛍光体を塗布したスクリーンと、前記スクリーンと対向
   する導電板からなる背面電極とを備えると共に、前記背
   面電極とスクリーンによって挟まれた空間に、前記背面
   電極側より順に、線陰極、ビーム引き出し電極、信号電
   極、集束電極、水平偏向電極及び垂直偏向電極を備え、
   かつこれらスクリーン、線陰極および各種電極を真空状
   態に収納する前面ガラス容器と後面金属容器を備え、上
   記後面金属容器を貫通するようにハーメチック端子を取
   付け、このハーメチック端子と線陰極を接続した線陰極
   固定座の接合に線陰極予備端子を用いたことを特徴とす
   る画像表示装置。