JPH04281392A - インバータの制御方法 - Google Patents

インバータの制御方法

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JPH04281392A
JPH04281392A JP3039836A JP3983691A JPH04281392A JP H04281392 A JPH04281392 A JP H04281392A JP 3039836 A JP3039836 A JP 3039836A JP 3983691 A JP3983691 A JP 3983691A JP H04281392 A JPH04281392 A JP H04281392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
characteristic
motor
during
torque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3039836A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Matsumoto
修 松本
Akio Imai
翠男 今井
Kunihiko Fuji
冨士 邦彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04281392A publication Critical patent/JPH04281392A/ja
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  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータの制御方式に
係り、特に出力周波数に対する出力電圧の特性(以下V
/F特性という)を運転状態によって切り替える制御方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインバータを用いたシステムは、
1台のインバータで1台又は複数台のモートルを選択運
転する場合に、V/F特性の設定はインバータが停止中
に内部に記憶されたV/F特性の中からモートルと運転
条件に合ったものを選択して運転し、運転中は固定設定
し、モートルは運転指令に基ずきインバータとモートル
間のコンタクタ等の接点を切り替え運転していた。
【0003】これに対する従来例としては、例えば特開
昭63−310397号、特開平1−252199号等
がある。
【0004】このように従来のインバータでは、インバ
ータの停止時にV/F特性が1種類のみ設定され、モー
タとインバータの組合せは運転中は変更しないため、V
/F特性も運転中は変更していなかった。運転条件の制
約のある設備には、最大必要トルクの発生する最悪条件
での運転を優先させたV/F特性を設定していた。この
ため運転条件によってはモートルの特性が有効に利用で
きない場合があった。また運転条件によっては過電圧、
不足電圧あるいは過電流が発生しインバータの保護機能
が動作して停止することがあった。これを防止するため
にインバータ容量の選定を大きくしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では最悪条件でV/F特性を設定している為運転効
率が悪く、V/F特性を変更する為には一時的に運転停
止する必要があり、インバータ容量が大きくなり寸法的
にも大きなスペースを必要としていた。
【0006】本発明の目的は、それぞれ異なる運転モー
ドに合わせて運転中にインバータのV/F特性を任意に
選択して切り替え、運転効率を向上し、インバータの容
量も低減するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に、1台のインバータに内部定数の記憶領域を複数個準
備し、モートルの駆動状況に応じてV/F特性を含む内
部定数を複数組設定し、更にこれらのV/F特性を含め
た内部定数を、運転モードに対応して、インバータが運
転中であっても自動又は手動等で切り替えるようにした
。さらに設定されたV/F特性の合理性を判断するよう
にした。
【0008】
【作用】モートルの駆動状況に応じてV/F特性が、運
転モードに対応して、運転中に切り替えられ、モートル
は各々の運転パターンに合わせて効率良く運転出来る。
【0009】また設定されたV/F特性の合理性を判断
しているので、異常な設定にたいしては警告を発するこ
とができる。
【0010】
【実施例】図1に本発明のインバータを含む制御システ
ムの一例を示す。電源1よりインバータ2に電源を供給
してモートル3を駆動し、負荷設備のファン4の速度制
御を行なう。このシステムは、シーケンスコントローラ
あるいはマイクロコンピュータ等を使用したシステムの
制御回路6により制御されている。インバータ2の内部
はコンバータ部7と平滑部8とインバータ部9と制御回
路10よりなる。インバータ内の状態信号(例えば、直
流電圧信号11)やインバータ制御信号12は制御回路
10に入力/出力される。インバータの記憶エリアは制
御回路10内にあり、オペレータ5やシステムの制御回
路6より設定出来る。
【0011】図2は上記実施例の運転パターンとインバ
ータ内の直流電圧(図1のインバータ2内の平滑回路8
の電圧で、以下直流電圧と称す。)の変化を示す。運転
範囲Paはインバータでモートルを介してファン等の負
荷設備(以下、ファンと称す。)を加速中であり、直流
電圧は電源側のインピーダンスにもよるが図のように低
下する。運転範囲Pcは一定速運転中であり、直流電圧
は図のように多少低下する。運転範囲Pdは減速中であ
り、負荷トルクと減速トルクの関係にもよるが直流電圧
は図のように上昇傾向にある。
【0012】図3は一実施例の負荷トルク特性を示す。 ファンの加速中に必要なトルクは曲線Taで表わされ、
モートルトルク、モートル及びファンを含む機械系の慣
性モーメント及び設定した加速時間等を加味している。 一定速中に必要なトルクは曲線Tcで表わされ、ファン
の一般的な二乗低減トルク特性とファンを含む機械系の
トルク等を加え合わせたものである。一方、減速中に必
要なトルクは曲線Tdで表わされる。
【0013】図4はインバータ制御する出力電圧と出力
周波数の関係(V/F特性)を示す。加速中のトルク特
性Taを実現するために、V/F特性は曲線Vaとして
出力する。一定速中はモートルを効率良く運転するため
に、V/F特性は曲線Vcとして出力する。減速中は直
流電圧の上昇を限度内に抑制するためにV/F特性は曲
線Vdとして出力する。
【0014】図5はインバータ内の記憶内容を示す。イ
ンバータの記憶エリアはV/F特性、加速時間、減速時
間等の制御定数を複数個記憶出来るように設定してある
。今回の一実施例では、テーブルAには加速中の内部定
数、テーブルBには一定速中の内部定数、及びテーブル
Cには減速中の内部定数がそれぞれ設定されている。
【0015】図6は今回の1実施例のフローチャートを
示す。次のように制御される。 1.  各設定が必要数設定されていることを確認する
(ステップ1)。 2.  更に、上記設定が合理的であることを確認する
(ステップ2)。 3.  上記にて異常が発見された場合は警告表示をす
る(ステップ3)。 4.  外部からの切り替え信号により、使用するテー
ブルを切り替える(ステップ4)。 5.1)  加速中の場合はテーブルA(ステップ5)
。 2)  一定速中の場合はテーブルB(ステップ6)。 3)  減速中の場合はテーブルC(ステップ7)を使
用する。 6.  上記テーブルからインバータ制御を行なう(ス
テップ8)。
【0016】ここで、インバータ制御を行なう場合、指
令された電圧が出力されるように、インバータの直流電
圧を制御回路に入力して自動電圧調整を行なうことも出
来るが、この機能がないインバータでは、予め電圧の変
動が分かっている場合に、指令電圧を予め変動分を予想
して設定しておくことが出来る。またステップ2、ステ
ップ3で、設定された定数から算出される出力電流とイ
ンバータの定格電流の比較や、負荷トルクとモートル回
転数等より算出されるモートル容量とインバータ容量の
比較よりインバータ容量が小さい場合にはエラーメッセ
ージとして[インバータ容量不足]、[使用不可]、等
のコメントをオペレータのデジタル表示部に表示し、注
意を喚起することが可能である。
【0017】本実施例によれば、インバータ容量から使
用可能なモートルのモートル回路定数を複数個インバー
タの記憶手段内にインバータの内部定数として記憶させ
ておくことにより、ユーザーのオペレータからの設定は
前記内部定数は全て設定する必要がなくなり、使用する
モートルの機種、出力、極数を設定することで自動設定
することもでき、確実でしかも簡単に設定することがで
きる効果がある。また駆動するモートルに対応して、し
かも運転条件に合わせて運転中にV/F特性を切り替え
るので運転効率が改善される効果がある。また設定され
た内部定数の合理性を判断し、異常な場合に警告を発す
ることで、設定誤りを防止できる効果がある。また負荷
機のトルク特性により、V/F特性の選択が可能で、機
能選択のバリエーションがさらに広がり、使い勝手が向
上する効果がある。
【0018】次に搬送装置の一つである台車を利用した
場合の一実施例を説明する。図7は台車に荷物を積載し
た状態を示している。荷物の積載状態により移動に要す
るトルクが異なってくる。図8は、この台車設備をイン
バータ装置を搭載した台車設備とした場合の運転パタ−
ンとインバ−タ内の直流電圧の変化を示す。加速中、一
定速中、減速中、クリ−プ速度運転中を各々Pa1、P
c1、Pd1、Pc2で示す。A点は静止摩擦力により
始動時のポイントを示す。台車が動き始めるまでは、拘
束運転となる為、大きなモートルトルク(始動トルク)
が必要となる。
【0019】図9は出力周波数に対するモートルトルク
の関係を示す。図9の実線は荷物が定常時(定格負荷時
)であり、一点鎖線は定常時より荷物が軽い場合(軽負
荷時)を示す。図中で重負荷時の加速中、一定速中、減
速中のトルクは各々Ta1、Tc1、Td1で示し、軽
負荷時のトルク特性は各々Ta2、Tc2、Td2に示
す。又、TaAは始動時の負荷トルクを考慮したモート
ルのトルク特性である。
【0020】図10に、図9のモータトルクを発生する
ためのV/F特性を示す。重負荷時の加速中、一定速中
、減速中のV/F特性は各々Va1、Vc1、Vd1に
示し、軽負荷時のトルクを各々Va2、Vc2、Vd2
に示す。VaAは始動時のトルクTaAを満足する為の
ものである。さらに図示はしていないが運転状態(荷物
の状態)に合わせたV/F特性Va3、Vc3、Vd3
、………が記憶される。そして各々の区間Pa1、Pc
1、Pd1、Pc2に対応したVaA、Va1、Vc1
、Vd1、Va2、Vc2、Vd2、………が設定され
る。
【0021】加速中、始動時は始動トルクを出す為にV
/F特性VaAで始動し、その後はVa1にて加速する
など、運転中での変更を行う。このように重負荷時と軽
負荷時で各特性を変えることで、騒音低減、振動低減、
運転効率向上等が出来、安全性、使用環境も良くなる。
【0022】ここで、台車設備を例にとり図6のフロー
チャート内ステップ2の合理性の確認について説明する
。設備の慣性モーメント(J)、効率(η)、最大負荷
トルク(TL)、最小負荷トルク(TLmin)、モー
トル定格トルク(TM)、モートルの定格回転数(N)
、平均加速トルク率(α)、平均減速トルク率(β)と
すると、加速時間(ta)、減速時間(tb)は、数1
、数2の関係式に表せる。
【0023】
【数1】
【0024】
【数2】
【0025】平均加速トルク率(α)、平均減速トルク
率(β)は標準V/F特性と設定V/F特性の電圧変化
分から、トルクが電圧の二乗に比例することを利用して
推定することができる。従って、上記定数をインバータ
に入力し、演算させ数1、数2の関係式に基づいて合理
性の判定が可能となる。
【0026】この実施例によれば、制御システムを用い
ることにより、運転パターン図及び運転状態に基づいて
V/F特性を切り替え駆動することができ、常に最適な
運転ができる効果がある。また設定された内部定数の合
理性を判断し、異常な場合に警告を発することで、設定
誤りを防止できる効果がある。。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、それぞれ異なる運転モ
ードに合わせて運転中にインバータのV/F特性を任意
に選択して切り替え、運転効率を向上し、インバータの
容量も低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す駆動システム構成図で
ある。
【図2】本発明の一実施例に供する運転パターンを示す
【図3】本発明の一実施例に供する負荷トルク特性を示
す。
【図4】本発明の一実施例に供するインバータのV/F
特性を示す。
【図5】本発明の一実施例に供するインバータの記憶内
容を示す。
【図6】本発明の一実施例を示す動作フローチャートを
示す。
【図7】本発明の一実施例に供する駆動システム構成図
を示す。
【図8】本発明の一実施例に供する運転パターンを示す
【図9】本発明の一実施例に供する負荷トルク特性を示
す。
【図10】本発明の一実施例に供するインバータのV/
F特性を示す。
【略号の説明】1…電源、2…インバータ、3…モート
ル、4…ファン、5…オペレータ、6…制御回路、7…
コンバータ部、8…平滑部、9…インバータ部、10…
制御回路、11…直流電圧信号、12…インバータ制御
信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のV/F特性を記憶し、前記V/F特
    性に基づいてインバータの出力電圧と出力周波数を制御
    するインバータの制御方法において、インバータの運転
    モードを判定するステップ1と、前記ステップ1で判定
    された運転モードに対応して前記複数のV/F特性から
    特定のV/F特性を設定するステップ2と、前記ステッ
    プ2で設定された前記特定のV/F特性に基づいてイン
    バータ制御するステップ3を備えたことを特徴とするイ
    ンバータ制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、さらに前記ステップ2
    で設定されたV/F特性の合理性を判断するステップ4
    を備えたことを特徴とするインバータ制御方法。
JP3039836A 1991-03-06 1991-03-06 インバータの制御方法 Pending JPH04281392A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005137162A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Toshiba Schneider Inverter Corp インバータシステム及びインバータ装置
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