JPH04279234A - プレート・フィン付き蛇行状熱交換器の製造法 - Google Patents

プレート・フィン付き蛇行状熱交換器の製造法

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JPH04279234A
JPH04279234A JP4202891A JP4202891A JPH04279234A JP H04279234 A JPH04279234 A JP H04279234A JP 4202891 A JP4202891 A JP 4202891A JP 4202891 A JP4202891 A JP 4202891A JP H04279234 A JPH04279234 A JP H04279234A
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JP
Japan
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pipe
fin
parallel
straight
heat exchanger
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Withdrawn
Application number
JP4202891A
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English (en)
Inventor
Shigeo Marukasa
茂男 丸笠
Tsunetaka Kadoguchi
恒孝 門口
Kazuhiro Kumakura
一裕 熊倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プレート・フィン付
き蛇行状熱交換器の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、正面よりみて蛇行状の2本のパイ
プと、これらの直管部に嵌被せ状に結合された並列状プ
レート・フィンの群とよりなる蛇行状の熱交換器を製造
する方法としては、いわゆる機械的管法が知られている
。すなわち、従来の拡管法は、並列状のプレート・フィ
ンよりなるフィン群を所定間隔おきに形成し、これらの
フィン群のすべてのプレート・フィンの貫通孔に直線状
パイプ素材を挿通したのち、これらのパイプ素材の径を
、マンドレルや拡管ボールを用いて、略全長にわたって
拡大せしめて、最後に、両パイプをフィン無し部分にお
いて屈曲せしめて、正面よりみて蛇行状としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の拡管法によれば、フィン群に貫通せしめた線
状パイプ素材を拡管するさい、マンドレルや拡管ボール
によるパイプ素材内面の摩擦を低減するために、オイル
を使用していたが、これでは拡管作業のあとに、オイル
の洗浄工程が必要となり、コスト高の原因となるという
問題があった。
【0004】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、従来の拡管法を用いることなく、プレート・
フィン付き蛇行状熱交換器を非常に能率よく製造するこ
とができ、従ってオイルの洗浄工程が不要で、熱交換器
の製造コストが非常に安くつき、また蛇行状パイプの直
管部分が側面よりみて千鳥状配置となされた熱交換性能
の良い熱交換器を製造し得る、方法を提供しようとする
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、まず第1発明は、正面よりみて蛇行
状のパイプと、これらの直管部に結合された並列状プレ
ート・フィンの群とよりなる、蛇行状の熱交換器を製造
する方法であって、相互に所定間隔をおいて形成された
2つのU字形パイプ嵌込み用切欠部を有する並列状のプ
レート・フィンよりなるフィン群を、切欠部が2列にか
つそれぞれ一直線上に位置するように所定間隔おきに配
置する第1工程と、これらのフィン群の2列のU字形パ
イプ嵌込み用切欠部に、ヘアピン状に折り曲げたパイプ
の直管部をそれぞれ嵌め込む第2工程と、フィン群同志
の間のフィン無し部分においてパイプ直管部を屈曲せし
めて、正面よりみて蛇行状となす第3工程とよりなるこ
とを特徴とする、プレート・フィン付き蛇行状熱交換器
の製造法を要旨としている。
【0006】この第1発明の方法によれば、パイプの直
管部は、側面よりみて2列に配置される。
【0007】つぎに、この発明の第2発明は、上記第1
発明と同様の蛇行状の熱交換器を製造する方法であるが
、パイプの直管部が、側面よりみて千鳥状に配置される
点で、第1発明の場合と異なっている。
【0008】すなわち、第2発明の方法は、略ヘアピン
状パイプの前半部および後半部が、相対的に狭い間隔を
おいて平行状に対向する第1直管部と、相対的に広い間
隔をおいて平行状に対向する第2直管部と、これらの間
の平面よりみてハ形の傾斜状管部および逆ハ形の傾斜状
管部とを有しており、他方、各プレート・フィンに狭い
間隔をおいて2つのU字形パイプ嵌込み用切欠部が形成
されている第1フィン群を、上記パイプの同じ狭い間隔
をおいて平行状となされた第1直管部に対応するように
配置するとともに、各プレート・フィンに広い間隔をお
いて2つのU字形パイプ嵌込み用切欠部が形成されてい
る第2フィン群を、上記パイプの同じ広い間隔をおいて
平行状となされた第2直管部に対応するように配置する
第1工程と、第1フィン群の狭い間隔の2つのU字形パ
イプ嵌込み用切欠部に、上記パイプの同じく狭い間隔の
第1直管部を嵌め入れるとともに、第2フィン群の広い
間隔の2つのU字形パイプ嵌込み用切欠部に、上記パイ
プの同じく広い間隔の平行状直管部を嵌め入れる第2工
程と、第1および第2フィン群同志の間のフィン無し部
分においてパイプの平面よりみてハ形の傾斜状管部およ
び逆ハ形の傾斜状管部を屈曲せしめて、パイプを正面よ
りみて蛇行状となす第3工程とよりなることを特徴とす
る、プレート・フィン付き蛇行状熱交換器の製造法を要
旨としている。
【0009】この発明の第3発明は、上記第2発明と同
じく側面よりみて千鳥状に配置された蛇行状の熱交換器
を製造する方法であって、略ヘアピン状パイプの前半部
および後半部が、所定間隔をおいて平行状に対向する直
管部と、これらの直管部同志の間において左方前向き傾
斜した傾斜状平行管部および左方後向きに傾斜した傾斜
状平行管部とを有しており、他方、各プレート・フィン
の前寄り部分に2つのU字形パイプ嵌込み用切欠部が形
成されている第1フィン群と、各プレート・フィンの後
寄り部分に2つのU字形パイプ嵌込み用切欠部が形成さ
れている第2フィン群とを、それぞれパイプの直管部に
対応するように配置する第1工程と、第1フィン群の前
寄り部分にU字形パイプ嵌込み用切欠部と、第2フィン
群の後寄り部分のU字形パイプ嵌込み用切欠部に、それ
ぞれパイプの直管部を嵌め入れる第2工程と、第1およ
び第2フィン群同志の間のフィン無し部分においてパイ
プの傾斜状平行管部および傾斜状平行管部を屈曲せしめ
て、パイプを正面よりみて蛇行状となす第3工程とより
なることを特徴とする、プレート・フィン付き蛇行状熱
交換器の製造法の製造法を要旨としている。
【0010】
【作用】上記第1発明〜第3発明の製造法によれば、従
来の拡管方式によることなく、並列状のプレート・フィ
ンよりなるフィン群の2つのU字形パイプ嵌込み用切欠
部に、ヘアピン状に折り曲げたパイプの直管部を、いわ
ゆるかち込み方式によりそれぞれ嵌め込だのち、フィン
群同志の間のフィン無し部分においてパイプ直管部を屈
曲せしめることにより、プレート・フィン付き蛇行状熱
交換器を能率よく製造することができるものである。
【0011】また、第2発明および第3発明の方法によ
れば、フィン群同志の間のパイプのフィン無し部分が傾
斜しているため、該フィン無し部分を屈曲せしめて、パ
イプを正面よりみて蛇行状となすことにより、パイプの
直管部が、側面よりみて千鳥状配置となされるものであ
る。
【0012】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
【0013】この明細書において、前後、左右は図1ハ
を基準とし、前とは図1の図面紙葉の表側、後とは同裏
側をいゝ、また左とは同図左側、右とは同右側をいうも
のとする。
【0014】図1〜図5は、この発明の第1実施例を示
すもので、これは第2発明の方法により、正面よりみて
蛇行状のパイプ(1) と、これらの直管部に結合され
た並列状プレート・フィン(2) の群とよりなる、図
5の熱交換器(10)を製造する場合を示している。
【0015】この発明の方法は、つぎの3つの工程より
なる。
【0016】第1工程 まず、図2イに示す略ヘアピン状パイプ(1) の前半
部(11A) および後半部(11B) に、相対的に
狭い間隔(L1)をおいて平行状に対向する第1直管部
(1b)(1b)と、相対的に広い間隔(L2)をおい
て平行状に対向する第2直管部(1c)(1c)と、こ
れらの間の平面よりみてハ形の傾斜状管部(1d)(1
d)および逆ハ形の傾斜状管部(1e)(1e)とを形
成する(図2ロ参照)。
【0017】他方、各プレート・フィン(2) に狭い
間隔(L1)をおいて2つのU字形パイプ嵌込み用切欠
部(4)(4)が形成されている第1フィン群(2B)
を、上記パイプ(1) の同じ狭い間隔(L1)をおい
て平行状となされた第1直管部(1b)(1b)に対応
するように配置するとともに、各プレート・フィン(2
) に広い間隔(L2)をおいて2つのU字形パイプ嵌
込み用切欠部(4)(4)が形成されている第2フィン
群(2C)を、上記パイプ(1) の同じ広い間隔(L
2)をおいて平行状となされた第2直管部(1c)(1
c)に対応するように配置する(図1イ、図2ロおよび
図4イ参照)。
【0018】第2工程 つぎに、第1フィン群(2B)の狭い間隔(L1)の2
つのU字形パイプ嵌込み用切欠部(4)(4)に、上記
パイプ(1) の同じく狭い間隔(L1)の第1直管部
(1b)(1b)を嵌め入れるとともに、第2フィン群
(2C)の広い間隔(L2)の2つのU字形パイプ嵌込
み用切欠部(4)(4)に、上記パイプ(1) の同じ
く広い間隔(L2)の平行状直管部(1c)(1c)を
嵌め入れる(図1ロ、図2ロおよび図4ロ参照)。
【0019】第3工程 最後に、第1および第2フィン群(2B)(2C)同志
の間のフィン無し部分においてパイプ(1) の平面よ
りみてハ形の傾斜状管部(1d)(1d)および逆ハ形
の傾斜状管部(1e)(1e)を屈曲せしめて、パイプ
(1) を正面よりみて蛇行状となすものである(図1
ハ、図3および図5参照)。
【0020】上記の方法によれば、いわゆるかち込み方
式により、プレート・フィン付き蛇行状熱交換器(10
)を能率よく製造することができ、また図3に示すよう
に、パイプ(1) の第1直管部(1b)(1b)と第
2直管部(1c)(1c)が、側面よりみて千鳥状配置
となされる結果、熱交換器(10)内を通過する上昇空
気流ないしは風に、乱流を生じさせることができ、従っ
て熱交換性能が非常にすぐれている。
【0021】なお、図4イに詳しく示すように、プレー
ト・フィン(2) の各U字形パイプ嵌込み用切欠部(
4)(4)は、比較的狭い幅を有する開口部(4a)と
、これより拡大された欠円形の奥部(4b)とで構成さ
れている。
【0022】この実施例では、開口部(4a)の両側に
、切越し突部(5)(5)を設けるとともに、欠円形奥
部(4b)にバーリング加工による欠円形凸縁部(6)
 を設けておく。
【0023】そして第2工程において、第1および第2
フィン群(2B)(2C)の2つのU字形切欠部(4)
(4)に、図4ロに示すように、パイプ(1) の第1
直管部(1b)(1b)および第2直管部(1c)(1
c)を嵌め入れたのち、切越し突部(5)(5)を元に
戻すように倒して、開口部(4a)を塞ぐものである。 これによりプレート・フィン(2) の伝熱管面積が増
大するので、好ましい。
【0024】図6〜図8は、この発明の第2実施例を示
すもので、これは第1発明の方法により、図8のプレー
ト・フィン付き蛇行状熱交換器(10)を製造する場合
を示している。
【0025】この第2実施例によれば、従来の拡管方式
によることなく、かち込み方式により、プレート・フィ
ン付き蛇行状熱交換器(10)を製造する点は、上記第
1実施例の場合と同様であるが、ここで、上記第1実施
例の場合と異なる点は、パイプ(1) の直管部が、2
列に対向状に配列されており、側面よりみて千鳥状配置
となされていない点にある。
【0026】この第2実施例において、第1発明の方法
は、つぎの3つの工程よりなる。
【0027】第1工程 まず図6イおよび図7ロに示すように、相互に所定間隔
をおいて形成された2つのU字形パイプ嵌込み用切欠部
(4)(4)を有する並列状のプレート・フィン(2)
(図4イ参照)よりなるフィン群(2A)を、切欠部(
4)(4)が2列にかつそれぞれ一直線上に位置するよ
うに所定間隔おきに配置する。
【0028】第2工程 つぎに、これらのフィン群(2A)の2列のU字形パイ
プ嵌込み用切欠部(4)(4)に、図7イに示すヘアピ
ン状に折り曲げたパイプ(1) の直管部(1a)(1
a)を、それぞれ嵌め込む(図6ロ、図7ロおよび図4
ロ参照)。
【0029】第3工程 最後に、フィン群(2A)(2A)同志の間のフィン無
し部分においてパイプ直管部(1a)(1a)を屈曲せ
しめて、正面よりみて蛇行状となすものである(図6ハ
および図8参照)。
【0030】図9〜図11は、この発明の第3実施例を
示すもので、これは第3発明の方法により、図11のプ
レート・フィン付き蛇行状熱交換器(10)を製造する
場合を示している。
【0031】この第3実施例によれば、かち込み方式に
よりプレート・フィン付き蛇行状熱交換器(10)を製
造する点、およびパイプ(1) の直管部が側面よりみ
て千鳥状配置となされている点は、上記第1実施例の場
合と同様であるが、上記第1実施例の場合とは、パイプ
(1) の直管部を千鳥状配置とする手段が異なってい
る。
【0032】この第3実施例において、第3発明の方法
は、つぎの3つの工程よりなる。
【0033】第1工程 まず図10イに示す略ヘアピン状パイプ(1) の前半
部(11A) および後半部(11B) に、所定間隔
をおいて平行状に対向する直管部(1f)(1f)と、
これらの直管部(1f)(1f)同志の間において左方
前向き傾斜した傾斜状平行管部(1g)(1g)および
左方後向きに傾斜した傾斜状平行管部(1h)(1h)
とを形成する(図10ロ参照)。
【0034】他方、各プレート・フィン(2) の前寄
り部分に2つのU字形パイプ嵌込み用切欠部(4)(4
)が形成されている第1フィン群(2D)と、各プレー
ト・フィン(2) の後寄り部分に2つのU字形パイプ
嵌込み用切欠部(4)(4)が形成されている第2フィ
ン群(2E)とを、それぞれパイプ(1) の直管部(
1f)(1f)に対応するように配置する(図9イおよ
び図10ロ参照)。
【0035】第2工程 つぎに、第1フィン群(2D)の前寄り部分にU字形パ
イプ嵌込み用切欠部(4)(4)と、第2フィン群(2
E)の後寄り部分のU字形パイプ嵌込み用切欠部(4)
(4)に、パイプ(1) の直管部(1f)(1f)を
嵌め込む(図9ロ、図1ロ0および図4ロ参照)。
【0036】第3工程 最後に、第1および第2フィン群(2D)(2E)同志
の間のフィン無し部分においてパイプ(1) の傾斜状
平行管部(1g)(1g)および傾斜状平行管部(1h
)(1h)を屈曲せしめて、パイプ(1) を正面より
みて蛇行状となすものである(図9ハおよび図11参照
)。
【0037】なお、上記第2実施例と第3実施例のその
他の点は、上記第1実施例の場合と同様であるので、図
面において同一のものには同一の符号を付した。
【0038】
【発明の効果】この発明の第1発明によるプレート・フ
ィン付き蛇行状熱交換器の製造法は、上述のように、相
互に所定間隔をおいて形成された2つのU字形パイプ嵌
込み用切欠部を有する並列状のプレート・フィンよりな
るフィン群を、切欠部が2列にかつそれぞれ一直線上に
位置するように所定間隔おきに配置する第1工程と、こ
れらのフィン群の2列のU字形パイプ嵌込み用切欠部に
、ヘアピン状に折り曲げたパイプの直管部をそれぞれ嵌
め込む第2工程と、フィン群同志の間のフィン無し部分
においてパイプ直管部を屈曲せしめて、正面よりみて蛇
行状となす第3工程とよりなるもので、第1発明の方法
によれば、従来の拡管方式によることなく、並列状のプ
レート・フィンよりなるフィン群の2つのU字形切欠部
に、ヘアピン状に折り曲げたパイプの直管部を、いわゆ
るかち込み方式により簡単に嵌め込で、フィン群同志の
間のフィン無し部分においてパイプ直管部を屈曲せしめ
ることにより、プレート・フィン付き蛇行状熱交換器を
能率よく製造することができるという効果を奏する。
【0039】また、この発明の第2発明の方法は、上述
のように、略ヘアピン状パイプの前半部および後半部が
、相対的に狭い間隔をおいて平行状に対向する第1直管
部と、相対的に広い間隔をおいて平行状に対向する第2
直管部と、これらの間の平面よりみてハ形の傾斜状管部
および逆ハ形の傾斜状管部とを有しており、他方、各プ
レート・フィンに狭い間隔をおいて2つのU字形パイプ
嵌込み用切欠部が形成されている第1フィン群を、上記
パイプの同じ狭い間隔をおいて平行状となされた第1直
管部に対応するように配置するとともに、各プレート・
フィンに広い間隔をおいて2つのU字形パイプ嵌込み用
切欠部が形成されている第2フィン群を、上記パイプの
同じ広い間隔をおいて平行状となされた第2直管部に対
応するように配置する第1工程と、第1フィン群の狭い
間隔の2つのU字形パイプ嵌込み用切欠部に、上記パイ
プの同じく狭い間隔の第1直管部を嵌め入れるとともに
、第2フィン群の広い間隔の2つのU字形パイプ嵌込み
用切欠部に、上記パイプの同じく広い間隔の平行状直管
部を嵌め入れる第2工程と、第1および第2フィン群同
志の間のフィン無し部分においてパイプの平面よりみて
ハ形の傾斜状管部および逆ハ形の傾斜状管部を屈曲せし
めて、パイプを正面よりみて蛇行状となす第3工程とよ
りなるものである。
【0040】また、この発明の第3発明の方法は、上述
のように、略ヘアピン状パイプの前半部および後半部が
、所定間隔をおいて平行状に対向する直管部と、これら
の直管部同志の間において左方前向き傾斜した傾斜状平
行管部および左方後向きに傾斜した傾斜状平行管部とを
有しており、他方、各プレート・フィンの前寄り部分に
2つのU字形パイプ嵌込み用切欠部が形成されている第
1フィン群と、各プレート・フィンの後寄り部分に2つ
のU字形パイプ嵌込み用切欠部が形成されている第2フ
ィン群とを、それぞれパイプの直管部に対応するように
配置する第1工程と、第1フィン群の前寄り部分にU字
形パイプ嵌込み用切欠部と、第2フィン群の後寄り部分
のU字形パイプ嵌込み用切欠部に、それぞれパイプの直
管部を嵌め入れる第2工程と、第1および第2フィン群
同志の間のフィン無し部分においてパイプの傾斜状平行
管部および傾斜状平行管部を屈曲せしめて、パイプを正
面よりみて蛇行状となす第3工程とよりなるものである
【0041】上記第2発明および第3発明の方法によれ
ば、フィン群同志の間のパイプのフィン無し部分が傾斜
しているため、該フィン無し部分を屈曲せしめて、パイ
プを正面よりみて蛇行状とすることにより、パイプの直
管部が、側面よりみて千鳥状配置となされるものであり
、これによって熱交換器内を通過する上昇空気流ないし
は風に、乱流を生じさせることができ、熱交換性能が増
大するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2発明の方法により熱交換器を製造する方法
を工程順に示すもので、図1イはプレート・フィンとパ
イプとを対向状に配置した状態の概略側面図である。図
1ロはプレート・フィンのU字形パイプ嵌込み用切欠部
にパイプを嵌め入れた状態の概略側面図である。図1ハ
はパイプのフィン無し部分を屈曲せしめて、蛇行状とし
た状態の概略側面図である。
【図2】図2イはヘアピン状パイプの概略平面図である
。図2ロは第2発明の方法において、直管部と傾斜状管
部を有するパイプとプレート・フィンの組合わせ状態の
概略平面図である。
【図3】第2発明の方法により製造されたプレート・フ
ィン付き蛇行状熱交換器の背面図である。
【図4】第2発明の方法により熱交換器を製造する工程
を説明するためのもので、図4イはプレート・フィンと
パイプとを対向状に配置した状態の要部拡大斜視図であ
る。図4ロはプレート・フィンのU字形パイプ嵌込み用
切欠部にパイプを嵌め入れた状態の要部拡大斜視図であ
る。
【図5】第2発明の方法により製造されたプレート・フ
ィン付き蛇行状熱交換器の斜視図である。
【図6】第1発明の方法により熱交換器を製造する方法
を工程順に示すもので、図6イはプレート・フィンとパ
イプとを対向状に配置した状態の概略側面図である。図
6ロはプレート・フィンのU字形パイプ嵌込み用切欠部
にパイプを嵌め入れた状態の概略側面図である。図6ハ
はパイプのフィン無し部分を屈曲せしめて、蛇行状とし
た状態の概略側面図である。
【図7】図7イはヘアピン状パイプの概略平面図である
。図7ロは第1発明の方法において、パイプとプレート
・フィンの組合わせ状態の概略平面図である。
【図8】第1発明の方法により製造されたプレート・フ
ィン付き蛇行状熱交換器の背面図である。
【図9】第3発明の方法により熱交換器を製造する方法
を工程順に示すもので、図9イはプレート・フィンとパ
イプとを対向状に配置した状態の概略側面図である。図
9ロはプレート・フィンのU字形パイプ嵌込み用切欠部
にパイプを嵌め入れた状態の概略側面図である。図9ハ
はパイプのフィン無し部分を屈曲せしめて、蛇行状とし
た状態の概略側面図である。
【図10】図10イはヘアピン状パイプの概略平面図で
ある。図10ロは第3発明の方法において、直管部と傾
斜状平行管部を有するパイプとプレート・フィンの組合
わせ状態の概略平面図である。
【図11】第3発明の方法により製造されたプレート・
フィン付き蛇行状熱交換器の背面図である。
【符号の説明】
1        パイプ 1a      直管部 1b      第1直管部 1c        第2直管部 1d      ハ形の傾斜状管部 1e      逆ハ形の傾斜状管部 1f      平行状に対向する直管部1g    
  左方前向きの傾斜状平行管部1h      左方
後向きの傾斜状平行管部2        プレート・
フィン 2A      フィン群 2B      第1フィン群 2C      第2フィン群 2D      第1フィン群 2E      第2フィン群 4        U字形パイプ嵌込み用切欠部10 
       プレート・フィン付き蛇行状熱交換器1
1A      前半部 11B      後半部 L1        狭い間隔 L2        広い間隔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正面よりみて蛇行状のパイプ(1) と、
    これらの直管部(1a)に結合された並列状プレート・
    フィン(2) の群とよりなる、蛇行状の熱交換器を製
    造する方法であって、相互に所定間隔をおいて形成され
    た2つのU字形パイプ嵌込み用切欠部(4)(4)を有
    する並列状のプレート・フィン(2) よりなるフィン
    群(2A)を、切欠部(4)(4)が2列にかつそれぞ
    れ一直線上に位置するように所定間隔おきに配置する第
    1工程と、これらのフィン群(2A)の2列のU字形パ
    イプ嵌込み用切欠部(4)(4)に、ヘアピン状に折り
    曲げたパイプ(1) の直管部(1a)(1a)をそれ
    ぞれ嵌め込む第2工程と、フィン群(2A)(2A)同
    志の間のフィン無し部分においてパイプ直管部(1a)
    (1a)を屈曲せしめて、正面よりみて蛇行状となす第
    3工程とよりなることを特徴とする、プレート・フィン
    付き蛇行状熱交換器の製造法。
  2. 【請求項2】正面よりみて蛇行状のパイプ(1) と、
    これらの直管部に結合された並列状プレート・フィン(
    2) の群とよりなる、蛇行状の熱交換器を製造する方
    法であって、略ヘアピン状パイプ(1) の前半部(1
    1A) および後半部(11B) が、相対的に狭い間
    隔(L1)をおいて平行状に対向する第1直管部(1b
    )(1b)と、相対的に広い間隔(L2)をおいて平行
    状に対向する第2直管部(1c)(1c)と、これらの
    間の平面よりみてハ形の傾斜状管部(1d)(1d)お
    よび逆ハ形の傾斜状管部(1e)(1e)とを有してお
    り、他方、各プレート・フィン(2) に狭い間隔(L
    1)をおいて2つのU字形パイプ嵌込み用切欠部(4)
    (4)が形成されている第1フィン群(2B)を、上記
    パイプ(1) の同じ狭い間隔(L1)をおいて平行状
    となされた第1直管部(1b)(1b)に対応するよう
    に配置するとともに、各プレート・フィン(2) に広
    い間隔(L2)をおいて2つのU字形パイプ嵌込み用切
    欠部(4)(4)が形成されている第2フィン群(2C
    )を、上記パイプ(1) の同じ広い間隔(L2)をお
    いて平行状となされた第2直管部(1c)(1c)に対
    応するように配置する第1工程と、第1フィン群(2B
    )の狭い間隔(L1)の2つのU字形パイプ嵌込み用切
    欠部(4)(4)に、上記パイプ(1) の同じく狭い
    間隔(L1)の第1直管部(1b)(1b)を嵌め入れ
    るとともに、第2フィン群(2C)の広い間隔(L2)
    の2つのU字形パイプ嵌込み用切欠部(4)(4)に、
    上記パイプ(1) の同じく広い間隔(L2)の平行状
    直管部(1c)(1c)を嵌め入れる第2工程と、第1
    および第2フィン群(2B)(2C)同志の間のフィン
    無し部分においてパイプ(1) の平面よりみてハ形の
    傾斜状管部(1d)(1d)および逆ハ形の傾斜状管部
    (1e)(1e)を屈曲せしめて、パイプ(1) を正
    面よりみて蛇行状となす第3工程とよりなることを特徴
    とする、プレート・フィン付き蛇行状熱交換器の製造法
  3. 【請求項3】正面よりみて蛇行状のパイプ(1) と、
    これらの直管部に結合された並列状プレート・フィン(
    2) の群とよりなる、蛇行状の熱交換器を製造する方
    法であって、略ヘアピン状パイプ(1) の前半部(1
    1A) および後半部(11B) が、所定間隔をおい
    て平行状に対向する直管部(1f)(1f)と、これら
    の直管部(1f)(1f)同志の間において左方前向き
    傾斜した傾斜状平行管部(1g)(1g)および左方後
    向きに傾斜した傾斜状平行管部(1h)(1h)とを有
    しており、他方、各プレート・フィン(2) の前寄り
    部分に2つのU字形パイプ嵌込み用切欠部(4)(4)
    が形成されている第1フィン群(2D)と、各プレート
    ・フィン(2) の後寄り部分に2つのU字形パイプ嵌
    込み用切欠部(4)(4)が形成されている第2フィン
    群(2E)とを、それぞれパイプ(1) の直管部(1
    f)(1f)に対応するように配置する第1工程と、第
    1フィン群(2D)の前寄り部分にU字形パイプ嵌込み
    用切欠部(4)(4)と、第2フィン群(2E)の後寄
    り部分のU字形パイプ嵌込み用切欠部(4)(4)に、
    それぞれパイプ(1) の直管部(1f)(1f)を嵌
    め入れる第2工程と、第1および第2フィン群(2D)
    (2E)同志の間のフィン無し部分においてパイプ(1
    ) の傾斜状平行管部(1g)(1g)および傾斜状平
    行管部(1h)(1h)を屈曲せしめて、パイプ(1)
     を正面よりみて蛇行状となす第3工程とよりなること
    を特徴とする、プレート・フィン付き蛇行状熱交換器の
    製造法。
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