JPH04279218A - 折曲げ加工機の工程データ編集装置 - Google Patents

折曲げ加工機の工程データ編集装置

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JPH04279218A
JPH04279218A JP3040086A JP4008691A JPH04279218A JP H04279218 A JPH04279218 A JP H04279218A JP 3040086 A JP3040086 A JP 3040086A JP 4008691 A JP4008691 A JP 4008691A JP H04279218 A JPH04279218 A JP H04279218A
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Akira Ono
明 小野
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は折曲げ加工機の工程デー
タ編集装置に関する。
【0002】
【従来の技術】折曲げ加工機はパンチ及びダイから成る
金型間に被加工板材(ワーク)を介在させ、両金型を相
対的に接近動作させることにより、ワークを任意の角度
に折曲げ加工する機械であり、両金型の制御方式には、
金型位置制御方式と、角度フィードバック方式とがある
【0003】前者の金型位置制御方式は、金型位置を予
め設定した目標位置へ移動させるものである。また、後
者の角度フィードバック方式は角度検出器を用い、折曲
げ加工中のワーク曲げ角度を検出することにより、曲げ
角度が目標角度となるよう金型を駆動制御するものであ
る。ただし、後者の角度フィードバック方式は、まだ実
用化されておらず、試験、研究の段階にあるのが実情で
ある。
【0004】また、前者の金型位置制御方式は、金型動
作を直接検出し金型を位置決め制御する方式と、金型の
移動方向に対し並行に配置した移動体をサーボ位置決め
し、この移動体の位置決め位置に対し金型動作を規制す
るようにした上限バルブ方式とに分けられる。金型動作
を規制する方式を上限バルブ方式と呼ぶのは、一般の折
曲げ加工機では、上部にダイを備えた下部テーブルを上
下に油圧駆動するようにし、油圧回路に設けたバルブ(
上限バルブ)を、サーボ位置決めされる移動体の位置決
め位置で排油調整するからである。
【0005】上記金型位置制御方式の折曲げ加工機は、
金型位置を制御することにより、ワークが所定角度に折
曲げ加工されるであろうことを推定して曲げ加工を行う
ため、金型位置を設定するためには、多くの試し曲げを
行う必要があった。角度と金型位置との関係はワーク材
質、板厚、金型特にダイV幅毎に異なるので、これら条
件変化の度に試し曲げを行うのは仲々大変な作業である
。また、フランジ長さはワークの伸びを考慮して定めな
ければならないので、これがための試し曲げも必要とな
る。
【0006】これら試し曲げの回数を極力少なくするた
めに、金型形状データを予め入力しておいて、材質、板
厚、金型に応じ、金型制御位置を自動的に演算すると共
に、伸びに応じてフランジ長さ設定装置(バックゲージ
装置)の制御位置を自動的に演算することが行われてい
る。
【0007】ところが、この制御位置自動演算方式にあ
っても、確実な金型制御位置を割り出すのは難しく、ど
うしても、ある程度の補正を与えてやる必要がある。特
に、上記の上限バルブ方式にあっては、油圧バルブの排
油調整にて下部テーブルをバランスさせるので、排油調
整量が、温度及び加圧力によりバラツクことになり、ど
うしても微小な補正が必要となる。
【0008】そこで、従来、金型形状を予め手入力で入
力設定すると共に、補正データを入力するために、材質
、板厚、金型に応じて作成された補正データテーブルを
呼び出して、その一部を手動操作で一々更新ないし追加
修正することが行なわれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来よ
りの金型形状データの入力方式は都度手入力するもので
あったため煩わしい。また補正データの入力方式は、補
正テーブルを呼び出して、その一部を手動操作で一々更
新ないし追加するような方式であったため、工程編集と
補正データの入力操作が別途となり、操作が煩わしいの
みならず解りづらく工程編集操作そのものを煩雑なもの
としているという問題点があった。
【0010】そこで、本発明は、データの入力操作が容
易で、工程編集操作を簡明に行うことができる折曲げ加
工機のCNC装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、その概要を図1に示すように、入力された
ワーク情報及び各工程毎の曲げ条件に基いて折曲げ加工
機の各制御軸を制御するための制御データを自動的に生
成する折曲げ加工機の工程データ編集装置において、前
記ワーク情報を入力するためのワーク情報入力画面1A
に次いで、前記各工程毎の曲げ条件を入力するための工
程入力画面1Bを表示する表示部1と、該表示部1の画
面に対し順次所要のデータを入力するデータ入力部2と
、前記ワーク情報入力画面1Aに対して入力された金型
固有番号を判別する金型固有番号判別部3と、該金型固
有番号判別部3で判別された金型固有番号を入力し、各
金型についての形状及び耐圧値を予め記憶させた金型デ
ータから検索する金型データ検索部5と、ワーク板厚、
金型、曲げ角度に対応して、曲げ角度及び伸びについて
の補正値を記憶する補正値データ記憶部6と、前記工程
入力画面1Bに対して入力された各工程における曲げ角
度及び伸びの補正値につき書込み指令があった場合には
、該指令のあったデータを前記補正値データ記憶部6に
書込む補正値データ書込み部7と、前記データ入力部2
で入力されたデータに、前記補正値データ記憶部6の曲
げ角度及び伸びの補正値データを加える入力データ補正
部8と、該入力データ補正部8で補正された入力データ
に基いて各軸制御量を作成する制御データ作成部9と、
を備えたことを特徴とする。
【0012】また、前記補正値データ記憶部6は、金型
をダイV幅によって仕分けることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の折曲げ加工機の工程データ編集装置に
よれば、金型形状データを予め金型データ記憶部4に登
録しておくことで、金型固有番号の指定により金型形状
データを容易に呼出すことができる。
【0014】また、データ入力画面1に角度及び伸びの
補正データを入力し、補正値書込み指令を与えることに
より、補正値を補正値データ記憶部6に容易に書込むこ
とができる。従って、各工程編集の途中で画面が切換え
られることもないので、工程編集を簡明化できる。
【0015】さらに、補正値データ記憶部6において、
金型をダイV幅によって仕分ける場合には、全金型に対
しダイV幅は連続的であるので、各補正値データを連続
的に定めることができる。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
【0017】まず、折曲げ加工機の一例としてのプレス
ブレーキの構成を示すと、図2において、プレスブレー
キ10は、側方から見てC形の形状を為す側面フレーム
11を備えて成る。
【0018】前記側面フレーム11の前方で上方には固
定テーブル12が固定され、その下方には、パンチ13
が固定されている。
【0019】一方、上記側面フレーム11の前方で下方
には、上下に移動自在の下部テーブル14が設けられ、
このテーブル14の上方には、前記パンチ13と対向し
てダイ15が固定されている。
【0020】前記下部テーブル14は、油圧シリンダ1
6によって昇降駆動されるようになっている。この油圧
シリンダ16には、該シリンダ16に圧油を供給するた
めの油配管17が接続され、この管17は、モータMで
駆動される油圧ポンプPと接続されている。従って、油
圧ポンプPの駆動により、配管17に圧油を供給し、油
圧シリンダ16を作動させ、下部テーブル14を昇降駆
動することができる。言い換えれば、ダイ15を昇降駆
動し、パンチ13及びダイ15間に介在されたワークW
を折曲げ加工することができる。
【0021】前記下部テーブル14を任意の位置に位置
決め制御するために、下部テーブル14の背面側にはド
グ18が固定され、このドグ18位置の上昇端を規制す
る上限バルブ装置19が設けられている。
【0022】上限バルブ装置19は、前記配管17の圧
油をタンク20に排出する上限バルブ21と、このバル
ブ21を作動させるバルブ作動装置から成る。このバル
ブ作動装置は、サーボモータ22と、このモータ22に
より前後に調整移動される揺動板23とを備えて成り、
揺動板23は、その前端下部に面取り部を有し、常時は
水平姿勢とされて前記サーボモータ22により前後に調
整動作されることにより、前記ドク18との接触高さを
自由に調整可能とされている。また、ドグ18との接触
により、その前端位置が持ち上げられて後端部を下げ、
この後端部の下がり動作によって上記上限バルブ21を
作動させ、配管17の油をタンク20に排出して、下部
テーブル14の上昇を規制する。従って、サーボモータ
22の調整駆動により、ドグ18との接触高さを調整し
て、下部テーブル14及びダイ15の上昇端を規制し、
ワークWの折曲げ角度を微調整できる。下限位置を定め
るには、適宜高さでドグ18と接触するリミットスイッ
チLS(図示せず)が設けられる。揺動板23を上下に
位置決め制御できるタイプのものもある。
【0023】前記ワークWのフランジ長さを定めるため
、前記パンチ13及びダイ15の後方には、バックゲー
ジ装置24が設けられている。
【0024】バックゲージ装置24は、前後に伸びるボ
ールねじ25と、これを回転駆動するサーボモータ26
と、ボールねじ25に螺合されるナット部材27と、こ
のナット部材27の上部に上下動部材28を介して上下
取付装置調整自在に取付けられたストッパ29とを備え
て成る。従って、サーボモータ26により前後に調整さ
れ、適宜高さ調整されたストッパ29の先端にワーク端
部を突き当てることにより、ストッパ先端とダイV溝位
置との間で定まる距離にて折曲げ加工のフランジ長さを
定めることができる。ワーク供給サービスは手動で行わ
れる場合と、専用ロボットにより自動的に行われる場合
とがある。
【0025】図3は前記パンチ13及びダイ15の形状
設定項目を示す説明図である。
【0026】図示のように、パンチ13は、パンチ高さ
と、パンチ角度と、パンチ先端Rで表現される。ダイ1
5は、ダイ高さと、ダイ幅と、ダイV幅と、ダイ肩Rと
で表現される。
【0027】図4は、上記プレスブレーキ10の制御装
置(CNC装置)の構成内容を示すブロック図である。 このCNC装置30には、工程データ編集のための編集
装置が一体化されている。
【0028】CNC装置30は、状態監視部31に、デ
ータ入力処理部32と、表示処理部33と、パソコン通
信処理部34と、ICカード通信処理部35と、データ
記憶部36と、内部通信処理部37と、中間処理部38
とを接続して成る。
【0029】状態監視部31にはデータ管理処理部39
が内蔵されている。データ入力処理部32にはCNC装
置へのデータ入力を行うためのMDIパネル40が接続
されている。表示処理部33にはカラーCRT41が接
続されている。パソコン通信処理部34にはパソコン4
2が接続可能となっている。ICカード通信処理部35
には、ICカード43が装着可能である。データ記憶部
36にはNCデータやパラメータの他、金型データ、補
正値データが記憶される。中間処理部38は計算処理部
44と接続され、計算前処理やデータ変換、ソート処理
を行う。通信処理部37は上記のサーボモータ22及び
26を制御する軸制御モジュール45が接続される。
【0030】図5は、データ記憶部36の金型データ記
憶部36Aに記憶される金型データの記憶状態を示す説
明図である。図示のように金型データは図3に示す項目
にパンチ耐圧、ダイ耐圧、ダイ奥行きを加えて記憶され
る。これら金型データは、少なくとも標準金型に対して
は、メーカ出荷時点で記憶させておくことができる。
【0031】再度図4において、上記構成のCNC装置
30では、CRT41の表示を参照しMDIパネル40
から入力された工程データに基いてデータ管理処理部3
9及び中間処理部38、計算処理部44の作動により各
工程毎の制御データが生成され、状態監視部31の状態
監視の下、適時通信処理部37を介して軸制御モジュー
ル45に軸制御データが送信され、サーボモータ22及
び26が自動制御されて、ワークWが所定角度に折曲げ
加工される。
【0032】このとき、MDIパネル40では、材質、
板厚、ダイ15のV幅の他、各工程毎にフランジ長さ、
曲げ長さ、曲げ角度等、製品形状に応じたデータが入力
され、計算処理部44では、データ記憶部36の角度及
び伸びの補正値のテーブルデータが参照され、補正され
た内容にてサーボモータ22,26の制御目標値が定め
られる。
【0033】パソコン42は、CRT41に表示される
画像データの処理を補助するのに用いられる。また、工
程データ編集時に補助データを参照させるのに用いるこ
とができる。画像データの補助では、ワークWの各工程
図を3次元表示するときなどに用いて有用である。これ
により、CNC装置30自身の負荷を軽減することがで
きる。
【0034】ICカード43は、既編集データを格納す
るのに用いる。既編集データの編集では、製品毎に編集
データを格納できるので、加工したい製品に合わせてI
Cカード43をセットすることにより、工程データを一
から編集することなく、CRT41に工程データを表示
してゆくことができる。この場合、オペレータは必要に
応じて補正値のみ変更してやれば良い。補正値をICカ
ード43に記憶させるか否かについては後で述べる。
【0035】次に、工程編集方式の具体例を述べる。工
程編集は、図6に示すワーク情報入力画面41Aにワー
ク情報及び金型データを入力することから開始される。
【0036】図示のように、ワーク情報としてワーク名
の下に、板厚、材質、抗張力、設定枚数を入力し、パン
チ番号、ダイ番号を入力すると、図7に示す手順により
図5に示す金型データが呼び出され、画面41Aに表示
される。即ち、図7においてステップ701で検索番号
をセットすると、ステップ702で金型データポインタ
ーがセットされ、ステップ703〜705で金型データ
ポインターがインクリメントされつつ金型データが終了
するまで金型番号が検索され、検索番号と金型番号が一
致するとステップ706で金型データがコピーされ、ス
テップ707で表示される。
【0037】以上により、ワーク情報入力画面41Aに
所要のデータが入力されると、図8に示すような工程入
力画面41Bが表示され、曲げ条件を設定するための工
程データが入力される。画面41Bの下方に区切って示
す「クリア」「補助データ」「入力完了」「ワーク情報
」「データ一欄」は各機能を指示するためのソフトキー
である。
【0038】図において、画面41Bには、ワーク名の
下に工程2と表示され、フランジ長さ、曲げ長さ、曲げ
角度、曲げ種(FR曲げ内R)が第2折曲げ工程につい
てデータ入力されている。その下方に示すデータ入力項
目β,α,β′…の示す意味は次の通りである。
【0039】β  全工程に対する曲げ角度の補正値(
度) α  全工程に対する伸び(mm) β′  工程毎の曲げ角度の補正値(度)Z  ストッ
パの調整高さ(mm) α′  工程毎の伸びの補正値(mm)LS  マルチ
下限(mm) YR  右側ストッパ左右位置(mm)YL  左側ス
トッパ左右位置(mm)L1  一方側L軸の他のL軸
に対する相対的な動作量(mm) L′  プルバックの後退量 D  バックゲージ装置(D軸)の制御位置(mm)L
  上限バルブ装置(L軸)の制御位置(mm)PLB
  各工程毎のプレイバック時のD軸補正量(mm) β,αの項目に数値入力され、β′,α′の項目に数値
入力されていないと、全工程に対してβ,αの値が代入
される。各工程でβ′,α′の値が入力されると、その
工程に対してβ′,α′の値が代入される。PLBは、
プレイバック時の各工程に対するD軸補正量である。 L′は各工程についてのプルバック量を示し、これに数
値設定されていると、ワークWがストッパ29に当接さ
れたのち、ストッパ29が指定の量だけ後退される。
【0040】図9はデータ記憶部36への補正値データ
の登録方式を示す説明図である。
【0041】ステップ901で「HELP」キーを押し
、ステップ902でカーソルを補正値β′,α′に合わ
せると、ステップ903で材質、板厚、ダイV幅、曲げ
角度の補正値データβ′,α′がリードされ、ステップ
904〜908で図10(a)の補正値表36Bの該当
事項がサーチされ、ステップ909でそこに補正値デー
タが登録される。図10において(a)は補正値登録前
の状態を、(b)は登録後の状態を示している。図示の
ように、本例では、図8に示す状態で「HELP」キー
を操作することにより、板厚1.0、曲げ角度90度に
相当する欄に数値「1.3(度)」が登録される。
【0042】そこで、このように補正値β′,α′につ
いて任意に登録しつつ工程データの入力が終了すると、
データ管理処理部39及び計算処理部44は、図10(
b)に示すような補正値表36Bを参照しながら、次式
により各工程毎にD軸及びL軸の制御量Dc ,Lc 
を定めて行く。
【0043】 Dc =f(A),A=A0 +β(β′)Lc =f
(L)+α(α′) fは角度Aの関数であることを、A0 は目的とする折
曲げ角度、L0 は図面から求められるフランジ長さを
示す。即ち、本例では、D軸を角度の関数で求めること
とし、オペレータにはずれ角β(β′)を認識させるよ
うにしている。従って、オペレータは前の作業で△Aだ
け曲げが不足している場合には、「+△A」だけを入力
すれば良いので視覚的で極めて使い勝手が良い。また、
伸びα(α′)は補正値表から直接検索している。テー
ブル中に無い値に対しては補間して求めるようにすれば
良い。
【0044】以上の如くして求められた制御量Dc ,
Lc はNCデータ上で各工程毎の値として記憶され、
状態監視部31の制御の下、通信処理部37を介して軸
制御モジュール45に送信され、上限バルブ装置19、
バックゲージ装置24が制御される。
【0045】作成されたNCデータはICカード43に
転送されて記憶され、製品毎に管理されて、再度利用す
ることができる。ICカード43には、図4に示した工
程データが記憶されても良い。この場合、計算処理部4
4は、ICカード43の挿入毎にNCデータを計算し直
すことになるが、これは短時間に処理することができ、
画面41Bで工程入力状況を確認しつつ作業できるので
便利である。
【0046】また、ICカード43にデータ記憶部36
の内容を記憶するようにすれば、ICカード43を主体
とする補正値学習機能付のCNC装置と為すことができ
、各種折曲げ作業に対して柔軟な対応が可能となる。
【0047】ICカードを材質毎、板厚毎に分類すると
共に、複数カードを装着可能としておくと共に、適宜ダ
ビング可能としておいて、各機械に適宜オフセットをか
けて互換性を持たせておくと、工場全体を管理するデー
タベースと為し得るものである。
【0048】さらに、補正データは、単に登録するのみ
ならず、複数回分のデータを入力可能として、それら値
の平均値を用いるようにすれば、より高度の学習機能を
備えたデータベースと為し得るものである。
【0049】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、適宜設計的変更を行うことにより、適宜態様で実
施し得るものである。
【0050】
【発明の効果】以上の通り、本発明は特許請求の範囲に
記載の通りの折曲げ加工機の工程データ編集装置である
ので、金型形状データを予め金型データ記憶部4に登録
しておくことで、金型固有番号の指定により金型形状デ
ータを容易に呼出すことができる。
【0051】また、データ入力画面1に角度及び伸びの
補正データを入力し、補正値書込み指令を与えることに
より、補正値を補正値データ記憶部6に容易に書込むこ
とができる。従って、各工程編集の途中で画面が切換え
られることもないので、工程編集を簡明化できる。
【0052】さらに、補正値データ記憶部6において、
金型をダイV幅によって仕分ける場合には、全金型に対
しダイV幅は連続的に示されるので各補正値データを連
続的に取扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を示す工程データ編集装置のブロ
ック図。
【図2】本発明を実施する折曲げ加工機の一例を示す側
面説明図。
【図3】金型データ入力項目を示す説明図。
【図4】図2に示す折曲げ加工機の制御装置(CNC装
置)のブロック図。
【図5】金型データテーブルの説明図。
【図6】ワーク情報入力画面の説明図。
【図7】金型データ検索方式を示すフローチャート。
【図8】工程入力画面の説明図。
【図9】補正値登録方式を示すフローチャート。
【図10】角度補正値表の登録方式を示す説明図。
【符号の説明】
1  表示部 1A  ワーク情報入力画面 1B  工程入力画面部 2  データ入力部 3  金型固有番号判別部 4  金型データ記憶部 5  金型データ検索部 6  補正値データ記憶部 7  補正値データ書込み部 8  入力データ補正部 9  制御データ作成部 19  上限バルブ装置 24  バックゲージ装置 36A  金型データテーブル 36B  曲げ角度の補正値テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力されたワーク情報及び各工程毎の
    曲げ条件に基いて折曲げ加工機の各制御軸を制御するた
    めの制御データを自動的に生成する折曲げ加工機の工程
    データ編集装置において、前記ワーク情報を入力するた
    めのワーク情報入力画面に次いで、前記各工程毎の曲げ
    条件を入力するための工程入力画面を表示する表示部と
    、該表示部の画面に対し順次所要のデータを入力するデ
    ータ入力部と、前記ワーク情報入力画面に対して入力さ
    れた金型固有番号を判別する金型固有番号判別部と、該
    金型固有番号判別部で判別された金型固有番号を入力し
    、各金型についての形状及び耐圧値を予め記憶させた金
    型データから検索する金型データ検索部と、ワーク板厚
    、金型、曲げ角度に対応して、曲げ角度及び伸びについ
    ての補正値を記憶する補正値データ記憶部と、前記工程
    入力画面に対して入力された各工程における曲げ角度及
    び伸びの補正値につき書込み指令があった場合には、該
    指令のあったデータを前記補正値データ記憶部に書込む
    補正値データ書込み部と、前記データ入力部で入力され
    たデータに、前記補正値データ記憶部の曲げ角度及び伸
    びの補正値データを加える入力データ補正部と、該入力
    データ補正部で補正された入力データに基いて各軸制御
    量を作成する制御データ作成部と、を備えたことを特徴
    とする折曲げ加工機の工程データ編集装置。
  2. 【請求項2】  請求項1において、前記補正値データ
    記憶部は、金型をダイV幅によって仕分けることを特徴
    とする折曲げ加工機の工程データ編集装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114248149A (zh) * 2020-09-23 2022-03-29 上海赛科利汽车模具技术应用有限公司 模具数控加工过程中工件角度计算的方法、系统及设备

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