JPH04278855A - 車両用ルーフライニングのブラケットの取付け方法 - Google Patents

車両用ルーフライニングのブラケットの取付け方法

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JPH04278855A
JPH04278855A JP2418513A JP41851390A JPH04278855A JP H04278855 A JPH04278855 A JP H04278855A JP 2418513 A JP2418513 A JP 2418513A JP 41851390 A JP41851390 A JP 41851390A JP H04278855 A JPH04278855 A JP H04278855A
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JP
Japan
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bracket
smc
urethane foam
roof lining
vehicle
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JP2418513A
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English (en)
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JP2899424B2 (ja
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Masanari Yasuda
保田 真成
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TS Tech Co Ltd
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Tokyo Seat Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成樹脂からなる車両用
ルーフライニングに係り、特に車体側と取着させるため
のブラケットを車両用ルーフライニングに取付ける方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から合成樹脂、特にウレタン基材か
らなる車両用ルーフライニングを車体側に取着するため
に、ルーフライニングの成形時にルーフライニングとブ
ラケットとを一体に成形することが行なわれている。例
えば、図4はPVC或は布等の表面材41と、軟質ウレ
タンフォーム42と、半硬質ウレタンフォーム43とを
積層した基板40に、ブラケット44を取着した例を示
すものであるが、図で示すように、SMC(シートモー
ルディングコンパウンド)45a,45bを2枚用いて
、クリップ取着部46が形成された板体45bと、この
板体45bと一体となった基板45aとを接合したブラ
ケット44を、SMC45a,45bの間に配設して一
体成形していた。なお符号47はSMC同士の抱き合わ
せ穴である。このような技術においては、圧縮成形の下
型に成形部材を配置する関係から、先ずSMC45bを
配設し、このSMC45bの上にブラケット44を配設
し、さらにSMC45aを配設した後で、半硬質ウレタ
ンフォーム43,軟質ウレタンフォーム42,表面材4
1を順次積層(或はこれらの積層体を載置)する必要が
あり、作業工程数が増加するだけでなく、SMCが高価
であると共に部品点数の増加を招いていた。
【0003】このような不都合を解決するために、SM
Cを2枚用いない技術として図5で示される技術がある
。この技術は、半硬質ウレタンフォーム43の厚さを十
分大きくして、この半硬質ウレタンフォーム43の圧縮
によって、ブラケット44を前記2枚のSMCで取着し
たのと同様に一枚のSMC45で一体成形するものであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記図5で示す技術で
は、このSMC45の上にブラケット44を配設し、こ
の上に半硬質ウレタンフォーム43,軟質ウレタンフォ
ーム42,表面材41を順次積層したり、或はこれらの
積層体を載置するだけですむが、SMCの代りとなる半
硬質ウレタンフォーム43が十分圧縮されない場合には
、ブラケット44が確実に固定されず、ガタが生じてし
まうという問題があった。例えば半硬質ウレタンフォー
ム43を8mmから10mmとした場合には、半硬質ウ
レタンフォームを圧縮して3mm程度に潰させないと、
ブラケット44が十分に固定されず、ブラケットがガタ
付いてしまうこととなる。
【0005】また、成形時にブラケットを下型に配設す
るときに、ブラケット44の上から直接基板40を載置
するので、ブラケット44の位置ずれ等が生じてしまう
という問題もあった。
【0006】本発明の目的は、製造工程数が少なく、ブ
ラケットのズレ,ガタ等を生じることがなく、確実にブ
ラケットを取着でき、取付け強度が維持できる車両用ル
ーフライニングのブラケットの取付け方法の提供にある
。また本発明の他の目的は、ブラケットの固定位置、特
に厚さ方向に寸法自由度を有する車両用ルーフライニン
グのブラケットの取付け方法の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車両用ルー
フライニングのブラケットの取付け方法は、表面材と軟
質ウレタンフォームと半硬質ウレタンフォームとを積層
してなるルーフライニング基材の所定位置にブラケット
を配置し、このブラケットの上からブラケットの車体係
合部を除いてSMCを積層してプレス型によって圧縮成
形してなる車体側と取着させるためのブラケットの取付
け方法であって、前記ブラケットには、SMCが積層さ
れる部分で且つSMC側に切り起こし突起を複数設けて
圧縮成形したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明では、ブラケットにSMCが積層される
部分で且つSMC側に、切り起こし突起を複数設けてプ
レス型によって圧縮成形しているので、プレス型の下型
に配設されたSMCに、ブラケットの切り起こし突起を
向けて載置した状態では、SMCが熱硬化前であるので
、切り起こし突起がSMCに引っ掛かり、移動されない
状態となり、また圧縮成形の過程で、切り起こし突起が
SMC内で十分固定される。即ち、半硬質ウレタンフォ
ームの圧縮が少ない状態であっても、ブラケットは十分
固定されることとなる。このSMCはブラケットより外
側位置で、半硬質ウレタンフォームと接合されて固定さ
れる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0010】図1乃至図4は本発明に係る一実施例を示
すものであり、本例で示す車両用ルーフライニングSは
、PVC或は布等の表面材11と、軟質ウレタンフォー
ム12と、半硬質ウレタンフォーム13とを積層した基
板10に、ブラケット14を取着したものであり、ブラ
ケット14の配設位置は、例えば図1に示されるように
、ルーフライニングSのサイド位置(図1において上下
位置)及び後部位置(図1において右側)に配設されて
いる。本例のブラケット14は、図2で示すように、ク
リップ取着部15aが形成された板体15と、この板体
15と一体となった板体16とを接合したものを用いて
いる。そして、本例のブラケット14は板体15に切り
起こし突起17がクリップ取着部15a側に向けて4か
所形成されている。なお符号18は車体(図示せず)と
取着するクリップである。
【0011】そして、ルーフライニングSにブラケット
14を取付けるのは、図2及び図3で示すように、先ず
ルーフライニングSの所定形状を有するプレス型の下型
21の所定位置、即ちブラケット14の配設位置に凹部
21aが形成され、下型21の凹部21a上に、SMC
19を配置する。SMC19はブラケット14のクリッ
プ取着部15aの部分が切欠された切欠部19aとなっ
ており、このSMC19にブラケット14を、上記切り
起こし突起17をSMC19側に向けて、且つクリップ
取着部15aの部分が下型21の凹部21aに位置する
ように配置する。そして、順次、半硬質ウレタンフォー
ム13,軟質ウレタンフォーム12,表面材11を載置
する。そして、上型22により加圧して圧縮成形する。
【0012】上記のように成形すると、ブラケット14
には、SMC19が積層される部分で且つSMC19側
に向けて、切り起こし突起17が4箇所形成されて、プ
レス型によって圧縮成形しているので、プレス型の下型
21に配設されたSMC19にブラケット14の切り起
こし突起17を向けて載置した状態では、SMC19が
熱硬化前であるので、切り起こし突起17がSMC19
に引っ掛かり、移動されない状態となる。この状態のま
まで上型22による圧縮が行なわれるので、圧縮成形の
過程で、切り起こし突起17がSMC19内に食い込ん
で十分固定される。そして、半硬質ウレタンフォーム1
3の厚さが8mm乃至10mmの場合、圧縮されて半硬
質ウレタンフォーム13が5mm乃至8mm程度に潰れ
れば、ブラケット14が確実に固定されるものである。 即ち、半硬質ウレタンフォーム13の圧縮が少ない状態
であっても、ブラケット14は十分固定されることとな
る。
【0013】なお下型21のブラケット配置以外のSM
C19の配設部分で、下型21に凸部(図示せず)を形
成することにより、図2の符号19bで示されるように
、SMC19を半硬質ウレタンフォーム13側にめり込
ませることができ、これにより、SMC19はブラケッ
ト14より外側位置で、半硬質ウレタンフォーム13と
、より確実に接合されて固定させることができる。また
上記実施例では表面材11,軟質ウレタンフォーム12
,半硬質ウレタンフォーム13を別個に載置したが、予
めこれらを一体にしたものを用いても良いことは勿論で
ある。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、本発明に係る車両用ルーフライニングのブラケット
の取付け方法によれば、製造工程数が少なく、ブラケッ
トのズレ,ガタ等の生じることがなく、確実にブラケッ
トを取着できる取付け強度が維持でき、特にブラケット
の固定位置、特に厚さ方向に寸法自由度を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用ルーフライニングの車両側
からの概略正面図である。
【図2】ブラケットの取付け状態を示す概略説明図であ
る。
【図3】ブラケットの取付け工程を示す概略説明図であ
る。
【図4】従来例を示すブラケットの取付け状態を示す概
略説明図である。
【図5】他の従来例を示すブラケットの取付け状態を示
す概略説明図である。
【符号の説明】
10  基板 11  表面材 12  軟質ウレタンフォーム 13  半硬質ウレタンフォーム 14  ブラケット 15  板体 15a  クリップ取着部 16  板体 17  切り起こし突起 19  SMC 19a  切欠部 21  下型 21a  凹部 22  上型

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  表面材と軟質ウレタンフォームと半硬
    質ウレタンフォームとを積層してなるルーフライニング
    基材の所定位置にブラケットを配置し、このブラケット
    の上からブラケットの車体係合部を除いてSMCを積層
    してプレス型によって圧縮成形してなる車体側と取着さ
    せるためのブラケットの取付け方法であって、前記ブラ
    ケットには、SMCが積層される部分で且つSMC側に
    切り起こし突起を複数設けて圧縮成形したことを特徴と
    する車両用ルーフライニングのブラケットの取付け方法
JP2418513A 1990-12-29 1990-12-29 車両用ルーフライニングのブラケットの取付け方法 Expired - Fee Related JP2899424B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100419730B1 (ko) * 2001-07-14 2004-02-21 기아자동차주식회사 승용차용 루프의 헤드라이닝에 장착되는 배리어 네트하우징의 조립구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100419730B1 (ko) * 2001-07-14 2004-02-21 기아자동차주식회사 승용차용 루프의 헤드라이닝에 장착되는 배리어 네트하우징의 조립구조

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