JPH04278462A - 半導体加速度センサ - Google Patents

半導体加速度センサ

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Publication number
JPH04278462A
JPH04278462A JP4148091A JP4148091A JPH04278462A JP H04278462 A JPH04278462 A JP H04278462A JP 4148091 A JP4148091 A JP 4148091A JP 4148091 A JP4148091 A JP 4148091A JP H04278462 A JPH04278462 A JP H04278462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support base
upper support
sensor substrate
circuit
acceleration sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4148091A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Yano
阿喜宏 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4148091A priority Critical patent/JPH04278462A/ja
Publication of JPH04278462A publication Critical patent/JPH04278462A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体加速度センサに関
し、特に増幅回路等の集積化トランジスタ回路を有する
半導体加速度センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体加速度センサは移動体等に
用いられているが、その構造は加速度を測定するための
おもり部やたわみ部および検知抵抗素子等により形成さ
れている。
【0003】図5はかかる従来の一例を示す半導体加速
度センサの断面図である。図5に示すように、従来の半
導体加速度センサは、センサ基板1と、その上下面に固
定される上部支持台3Aおよび下部支持台4とを有する
。センサ基板1はエッチング等の薄膜技術により薄肉化
されたたわみ部11とおもり部12及び溝部13とを形
成し、たわみ部11の近傍に検知抵抗素子10を配置し
ている。また、センサー基板1の上下面に接合される上
部支持台3Aおよび下部支持台4はおもり部12が上下
に動くことが可能なように空隙14,15を形成し、一
定以上におもり部12が動くことにより薄肉化されたた
わみ部11が破壊されるのを防止している。しかも、セ
ンサ基板1は上部支持台3Aがない端部に接続用のパッ
ド7と集積化トランジスタ(Tr)回路9Aとを配置し
ている。
【0004】この半導体加速度センサの動作は、まずセ
ンサ基板1に衝撃が加わると、その慣性によりおもり部
12が変位し、薄肉化したたわみ部11に応力が発生す
る。しかるに、このたわみ部11の上部にホトリソグラ
フィ等の半導体プロセスにより検知抵抗素子10が形成
されているので、発生した応力により検知抵抗素子10
の抵抗値が変化する。従って、衝撃の大きさを電気信号
の変化に変換することが可能になる。次に、この検知抵
抗素子10の抵抗変化による出力は数mVオーダーと小
さいので、検知抵抗素子10と同様の半導体プロセスに
よりセンサ基板1上に一体形成した集積化Tr回路9A
で増幅し、パッド7を介して外部に出力している。尚、
この集積化Tr回路9Aは基準電圧発生回路として使用
することも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
加速度センサは、同一のセンサ基板内に検知抵抗素子と
集積化トランジスタ回路とを形成するため、半導体加速
度センサチップのサイズが大きくなるという欠点がある
。また、従来のセンサは回路形成後に重り部やたわみ部
を形成する加工工程を行うので、プロセスが複雑となり
、プロセス中に生じるウェーハのいたみを避けられず、
しかも傷等による回路断線等が生じ、歩留りが悪くなる
という欠点がある。
【0006】本発明の目的は、かかるチップサイズを小
型化し、プロセス中に生じるいたみや回路断線等の少な
い半導体加速度センサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体加速度セ
ンサは、半導体基板を加工して重り部とたわみ部を形成
し且つ前記たわみ部に検知抵抗素子を配置したセンサ基
板と、前記センサー基板の上下面にそれぞれ取り付けら
れ前記重り部が上下に動くことが可能な空間を形成する
とともに一定以上の動きを阻止する上部支持台および下
部支持台とを有し、前記上部支持台は前記センサ基板の
検知抵抗素子による電気的信号を増幅する集積化トラン
ジスタ回路を具備して構成される。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す半導体加速
度センサの斜視図であり、図2は図1におけるA−A線
断面図である。図1および図2に示すように、本実施例
はセンサ基板1を有し、このセンサ基板1に対し半導体
プロセスにより検知抵抗素子10とボンディングパッド
7を形成し、またエッチング等の薄膜技術によりおもり
部12とたわみ部11及びおもり部12の周囲の溝部1
3とを形成する。このセンサ基板1の下面には、おもり
部12が下方向に動くことが可能な空隙15を形成した
下部支持台4が接合されている。この下部支持台4の空
隙15はおもり部12を衝突させることにより一定以上
におもり部12が動くことを阻止し且つたわみ部11が
破壊されるのを防止するためである。一方、センサ基板
1の上面には、おもり部12が上方向に動くことを可能
にさせるための空隙14を形成した支持層2を介して上
部支持台3が接合されている。この上部支持台3は集積
化Tr回路9およびパッド5,6を形成し、おもり部1
2が一定以上に動くことを阻止している。かかるセンサ
基板1と上部支持台3間の支持層2は、接着剤やシリコ
ンあるいはガラス等が使用可能である。また、センサ基
板1の回路と上部支持台3の集積化トランジスタ回路9
との電気的接続は、パッド6,7間を金線8により接合
することで行い、また外部との入出力信号の授受はパッ
ド5を通して行っている。
【0010】次に、かかる半導体加速度センサの動作に
ついて説明する。まず、検知抵抗素子10は集積化Tr
回路9の基準電圧発生回路より一定の電圧又は電流が供
給されている。この状態でセンサ基板1に衝撃が加わる
と、その慣性によりおもり部12が変位し、たわみ部1
1に応力が発生する。この応力により、たわみ部11の
上部に形成された検知抵抗素子10の抵抗値が変化し、
出力電圧を発生する。この出力電圧を集積化Tr回路9
で増幅し、パッド5を介して外部に出力する。
【0011】要するに、本実施例は従来センサ基板1に
形成していた集積化Tr回路9を上部支持台3に形成し
且つ上部支持台3に外部接続用パッド5の他に内部接続
用のパッド6を設けることにより、チップサイズを小型
化している。また、本実施例は集積化Tr回路9が上部
支持台9に形成されるため、センサ基板1の重り部12
やたわみ部11の加工工程とは無関係になり、回路断線
等の障害も解消される。
【0012】図3は、本発明の他の実施例を示す半導体
加速度センサの斜視図であり、図4は図3におけるA−
A線断面図である。図3および図4に示すように、本実
施例は集積化Tr回路9を有する上部支持台3のセンサ
基板1に接着する面側をエッチングし、おもり部12が
動くことを可能にする空隙14を形成している。これに
より、支持層2を省略し、センサ基板1と上部支持台3
とを直接接合している。従って、本実施例は前述した一
実施例と比較して組立が容易となり、しかもエッチング
条件により空隙14の量を正確に調整できるという利点
がある。尚、その他の構成については前述した一実施例
と同様であるため、その説明を省略する。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体加
速度センサは、検知抵抗素子を搭載しているセンサー基
板と、検知抵抗素子の出力を増幅する集積化トランジス
タ回路を形成した上部支持台とを別基板とし且つ集積化
トランジスタ回路を形成した上部支持台をセンサチップ
の上面に接合して支持台の役割を兼ねさせることにより
、センサチップ全体の形状を小型化することが可能にな
り、製造工程中に生じる半導体基板のいたみや傷を低減
できるだけでなく、歩留りを向上させることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す半導体加速度センサの斜
視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す半導体加速度センサ
の斜視図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】従来の一例を示す半導体加速度センサの断面図
である。
【符号の説明】
1    センサ基板 2    支持層 3    上部支持台 4    下部支持台 5〜7    パッド 8    金線 9    集積化Tr回路 10    検知抵抗素子 11    たわみ部 12    おもり部 13    溝 14,15    空隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板を加工して重り部とたわみ
    部を形成し且つ前記たわみ部に検知抵抗素子を配置した
    センサ基板と、前記センサー基板の上下面にそれぞれ取
    り付けられ前記重り部が上下に動くことが可能な空間を
    形成するとともに一定以上の動きを阻止する上部支持台
    および下部支持台とを有し、前記上部支持台は前記セン
    サ基板の検知抵抗素子による電気的信号を増幅する集積
    化トランジスタ回路を具備していることを特徴とする半
    導体加速度センサ。
JP4148091A 1991-03-07 1991-03-07 半導体加速度センサ Pending JPH04278462A (ja)

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JP4148091A JPH04278462A (ja) 1991-03-07 1991-03-07 半導体加速度センサ

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JP4148091A JPH04278462A (ja) 1991-03-07 1991-03-07 半導体加速度センサ

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JPH04278462A true JPH04278462A (ja) 1992-10-05

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ID=12609514

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JP4148091A Pending JPH04278462A (ja) 1991-03-07 1991-03-07 半導体加速度センサ

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JP (1) JPH04278462A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10300610A (ja) * 1997-04-17 1998-11-13 Commiss Energ Atom 圧力センサのための可撓膜を備えたマイクロシステムとその製造法
JP2006153519A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Matsushita Electric Works Ltd 加速度センサ

Cited By (2)

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JPH10300610A (ja) * 1997-04-17 1998-11-13 Commiss Energ Atom 圧力センサのための可撓膜を備えたマイクロシステムとその製造法
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