JPH04278066A - スピルリナ含有カプセル食品 - Google Patents

スピルリナ含有カプセル食品

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Publication number
JPH04278066A
JPH04278066A JP3057632A JP5763291A JPH04278066A JP H04278066 A JPH04278066 A JP H04278066A JP 3057632 A JP3057632 A JP 3057632A JP 5763291 A JP5763291 A JP 5763291A JP H04278066 A JPH04278066 A JP H04278066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spirulina
fat
capsule
oil
capsule food
Prior art date
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Pending
Application number
JP3057632A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Sakai
坂井 英司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HEALTH EIDO KK
Original Assignee
HEALTH EIDO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by HEALTH EIDO KK filed Critical HEALTH EIDO KK
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Publication of JPH04278066A publication Critical patent/JPH04278066A/ja
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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスピルリナ含有食品に関
し、特にスピルリナを含有する油脂分散物を内容物とす
るカプセル食品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】スピル
リナは、多細胞の藻類で、多くの必須アミノ酸と、多種
のビタミン類、特にビタミンB12をも含み、かつ細胞
膜が柔らかいため、これを摂取した場合にそれら多くの
有効成分を容易に消化吸収することができ、栄養補給剤
として極めて有利であって愛用者が増大しつつある。そ
の中には、特に有効成分として制癌作用を有するといわ
れるフィコシアニンも含まれている。
【0003】しかしながら、スピルリナという名前はラ
テン語の“らせん”あるいは“渦巻き”を意味するごと
く、顕微鏡観察下ではぐるぐる捩れた紐状体となってお
り、その大きさは幅5〜8μm、長さ300〜500μ
mで、クロレラの100倍にも達する大きさのものであ
る。このため、これを錠剤として打錠成形する際には、
打錠圧縮力を解除すると、元の体積に膨張復元して形状
崩壊してしまうか、緻密な成形体となし難い欠点がある
。よって、所要硬度の錠剤とするには、非有効成分であ
る多量の賦形剤の添加を必要とする。また、スピルリナ
は色の強い青緑色を有するため、造粒又は打錠時に使用
する装置及び作業環境を著しく着色汚染してしまう。 その結果、同装置を使用して白色の造粒品や錠剤を製造
しようとしても、着色汚染が強く残存し、良品の製造が
至難となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決すべく種々検討した結果、有用、有効成分を多く含み
、そして保存性がよく、取扱い容易なスピルリナ含有食
品を開発した。すなわち本発明は、スピルリナ原末10
〜40%及び/又はスピルリナ熱水抽出物0.1〜10
%と脂溶性のビタミン類及び/又はその前躯体50〜9
9.9%との混合物を主剤とする油脂分散物をカプセル
で被包してなることを特徴とするスピルリナ含有カプセ
ル食品である。
【0005】上記スピルリナ原末としては、生産培養し
たスピルリナを例えば濾過、濃縮し、洗浄、脱水した後
、熱風乾燥して得られたものを使用する。こうして得ら
れたスピルリナ原末(100%)には、下記量の各種有
効成分が含有されている。 クロロフィル      500mg/100g  以
上蛋白質                50%/1
00g  以上総カロチノイド    100mg/1
00g  以上フィコシアニン  2000mg/10
0g  以上また、スピルリナ熱水抽出物としては、例
えば生産培養され、濾過、濃縮されたスピルリナに熱水
を混合して有効成分を浸出、抽出したものが使用できる
。なお、該抽出物は乳糖又はデキストリン等の粉末に担
持して使用することも好ましい。
【0006】主剤中のスピルリナ配合量は、それが原末
の場合には10〜40%が好ましいが、10%より少な
いと本発明製品中のスピルリナ有効成分量が実用範囲に
達せず、また40%を越えると、分散媒である油脂との
均質分散が困難となる。また、スピルリナが熱水抽出物
である場合は、多量であっても油脂との分散には問題が
ないが、10%を越えるとコスト高となり、また0.1
%より少ないと実用効果がなくなる。
【0007】上記脂溶性のビタミン類又はその前躯体と
しては、藻類カロチン、ビタミンE又はユビキノンの使
用が好ましく、これらは天然物由来のものとして取得で
きる。主剤中におけるそれらの配合量は、50%より少
ないと、スピルリナの有効成分と脂溶性ビタミン類量と
の配合バランスが不良となり、さらにスピルリナとの均
質分散性が不充分となり、また99.9%を越えると、
他方成分のスピルリナ熱水抽出物の配合量が実用範囲に
達しなくなる。
【0008】上記主剤は、カプセル内に容易に注入、充
填でき、かつ安定保持できるようにするために、分散媒
としての油脂を添加して均質に分散される。ただし、脂
溶性のビタミン類又はその前躯体が油脂状物質である場
合には、他にそうした油脂を添加する必要はない。さら
に、主剤成分の分散性を高めるための補助剤や安定化剤
その他有効成分、例えばレシチン、蜜蝋、硬化油、シイ
タケ抽出物、ポーレン、ハトムギ抽出物等を添加するこ
とは許容される。
【0009】本発明においては、スピルリナの分散媒と
して油脂を用いるため、主剤成分の脂溶性ビタミン類又
はその前躯体の溶解・分散性を高め、かつ有効成分の長
期安定保持を可能とする。また、本発明のカプセルには
、スピルリナと脂溶性のビタミン類が含有されているた
め、ビタミンとしては脂溶性ビタミン類にスピルリナ中
の多種の水溶性ビタミンが加配された総合ビタミン含有
食品となり、さらに各種アミノ酸等をバランスよく含有
した理想的な栄養補助食品となる。そしてまた、カプセ
ル内の内容組成物は極めて有用な成分で構成されていて
無駄がなく、よって嵩ばらなく、小型で有用成分の多い
カプセル食品となる。
【0010】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。 実施例1:スピルリナ原末6kg、50%トータルトコ
フェロール含有天然ビタミンE4kg、及びドナリエラ
藻体より抽出されたβカロチン1.5%含有ピーナツ油
10kgからなる混合物に対して、ポーレン抽出粉末1
00g、大豆レシチン4kg及び蜜蝋1kgを混合し、
均質化してスラリー体を得た。次に、このスラリー体を
真空脱気した後、ソフトカプセル充填機を使用して常法
によって該スラリー体をソフトゼラチンカプセルで被包
した。該ソフトゼラチンカプセルは内容量が250mg
のものとした。得られたカプセル食品は、水溶性及び脂
溶性の各種ビタミンを総合的に含有し、さらに各種アミ
ノ酸等をバランスよく含有したものであり、かつそれら
有効成分を安定的に保持でき、栄養補助食品として好適
なものであった。また、カプセル内の内容組成物は極め
て有用な成分で構成されていて無駄がなく、よって嵩ば
らなく、小型で有用成分の多いカプセル食品となった。
【0011】実施例2:スピルリナ原末6kg、スピル
リナ抽出粉末150g、50%トータルトコフェロール
含有天然ビタミンE4kg、及びドナリエラ藻体より抽
出されたβカロチン1.5%含有ピーナツ油10kgか
らなる混合物に対して、シイタケ抽出粉末2kg、ポー
レン抽出粉末100g、ハトムギ抽出粉末100g、大
豆レシチン4kg及び硬化ナタネ油1kgを混合し、均
質化してスラリー体を得た。次に、このスラリー体を真
空脱気した後、ソフトカプセル充填機を使用して常法に
よって該スラリー体をソフトゼラチンカプセルで被包し
た。該ソフトゼラチンカプセルは内容量が250mgの
ものとした。得られたカプセル食品は、水溶性及び脂溶
性の各種ビタミンを総合的に含有し、さらに各種アミノ
酸等をバランスよく含有したものであり、かつそれら有
効成分を安定的に保持でき、栄養補助食品として好適な
ものであった。
【0012】
【発明の効果】上記のとおり、本発明のスピルリナ含有
カプセル食品は、スピルリナ由来の有用、有効成分及び
脂溶性ビタミン類、特にビタミン類は水溶性及び脂溶性
のすべてのビタミン類を含有し、そして保存性がよく、
かつ取扱い、服用の容易なものである。また、本発明は
スピルリナを油脂分散物としてカプセル内に充填したも
のであるため、従来のスピルリナ含有錠剤食品における
ごとく、打錠成形の際に形状崩壊したり、緻密な成形体
が得られないという問題がなく、さらに、スピルリナの
強い青緑色のため、造粒又は打錠時に使用する装置及び
作業環境を著しく着色汚染してしまう問題も生じない。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  スピルリナ原末10〜40%及び/又
    はスピルリナ熱水抽出物0.1〜10%と脂溶性のビタ
    ミン類及び/又はその前躯体50〜99.9%との混合
    物を主剤とする油脂分散物をカプセルで被包してなるこ
    とを特徴とするスピルリナ含有カプセル食品。
  2. 【請求項2】  油脂分散物の油脂が、油溶性のビタミ
    ン類及び/又はその前躯体であることを特徴とする請求
    項1記載のスピルリナ含有カプセル食品。
  3. 【請求項3】  脂溶性のビタミン類又はその前躯体が
    、藻類カロチン、ビタミンE又はユビキノンであること
    を特徴とする請求項1又は2に記載のスピルリナ含有カ
    プセル食品。
JP3057632A 1991-03-01 1991-03-01 スピルリナ含有カプセル食品 Pending JPH04278066A (ja)

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JP3057632A JPH04278066A (ja) 1991-03-01 1991-03-01 スピルリナ含有カプセル食品

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JP3057632A Pending JPH04278066A (ja) 1991-03-01 1991-03-01 スピルリナ含有カプセル食品

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7678404B2 (en) 2002-01-18 2010-03-16 Kaneka Corporation Ubiquinone-enriched foods

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60199344A (ja) * 1984-03-23 1985-10-08 Keiun Kodo 健康飲料用配合物
JPS60210968A (ja) * 1984-04-04 1985-10-23 Onoda Cement Co Ltd 健康食品並びにその製造方法
JPH02171167A (ja) * 1988-12-22 1990-07-02 Idemitsu Kosan Co Ltd スピルリナエキスの製造法

Patent Citations (3)

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