JPH0427655A - 自動循環式索道の軌条の分岐装置 - Google Patents

自動循環式索道の軌条の分岐装置

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JPH0427655A
JPH0427655A JP13234690A JP13234690A JPH0427655A JP H0427655 A JPH0427655 A JP H0427655A JP 13234690 A JP13234690 A JP 13234690A JP 13234690 A JP13234690 A JP 13234690A JP H0427655 A JPH0427655 A JP H0427655A
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JP
Japan
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rail
branch
rope
connecting rail
block
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JP13234690A
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Tadanobu Muraoka
忠信 村岡
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Nippon Cable Co Ltd
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Nippon Cable Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は索道の分野、特に自動循環式索道のターミナル
の高架の軌条のための分岐装置に関するものである。
[従来の技術] 自動循環式索道は、両端のターミナル(停留場をいう。
以下同じ。)に配設された滑車と滑車との間に無端状の
索条を張架循環させ、搬器を懸垂した握索機を索条に握
索させて、索条の循環移動と共に搬器を運行して、輸送
を行う設備であることは汎く知られている。かつ、この
方式の索道は各種の利点によって最近の数年来、スキー
ヤ−輸送用、観光用等に多用されており、その他都市輸
送機関としても注目されている。
このような自動循環式索道においては索道線路中を索条
の移動と共に運行してきた搬器乃至握索機は、ターミナ
ルに到達すると握索が解かれて索条から離れ、以後は高
架軌条を転走しながら緩速に減速される。この後、回送
移送されながら乗降客扱いが行われ、再び加速移送され
てから索条を握索し、索道線路中へ量弁する。
ターミナル内に設けられる前記のような高架軌条には、
搬器乃至握索機を、留II、側線等に分岐させるための
分岐装置を必要とし、従来から各種の分岐装置が提案さ
れ、かつ実用に供されている。
第10図〜第11図は、このような目的に用いられてい
る従来の分岐装置の例を示したものである。
第10図(ア)(イ)は、従来の分岐装置の第1の例で
、一方に固設の本線軌条101があり、他方に固設の第
1の分岐軌条102、第2の分岐軌条103とがある。
第1の分岐軌条102にはピン106で水平回動する第
1の連絡軌条104が枢着され、第2の分岐軌条103
にはピン107で水平回動する第2の連絡軌条105が
枢着されている。第10図(ア)においては第1の連絡
軌条104が本線軌条101と第1の分岐軌条102と
の間に回動してこの間を連通し、第2の分岐軌条105
は側方に回動し退避している。
第10図(イ)は前記の状態からそれぞれ第1゜第2の
連絡軌条104.105はピン106または107中心
に回動して、第2の連絡軌条105が本線軌条101と
第2の分岐軌条103との門を連通し、第1の連絡軌条
104は側方に退避し、このようにして切換動作が行わ
れる。
第11図(ア)〈イ)(つ)には第2の従来例の分岐装
置110を掲げる。ここで第11図(ア)(つ)は平面
図であり、第11図(イ)は側面図である。一方に固設
の本線軌条111があり、他方に固設の第1の分岐軌条
112、第2の分岐軌条113とがある。第1の分岐軌
条112にはピン116で水平回動する第1の連絡軌条
114が枢着され、第2の分岐軌条113にはピン11
7で垂直方向にはね上げ式に回動する第2の連絡軌条1
15が枢着されている。第11図(ア)及びこれに応当
する側面図を示した第11図(イ)において第1の連絡
軌条114は本線軌条111と第1の分岐軌条112ど
の間に回動してこの間を連通し、第2の連絡軌条115
は、上方にはね上げ回動されて退避している。第11図
(つ)においては第2の連絡軌条115がピン117を
中心に回動して前記のはね上げ状態から水平に下降し、
本線軌条111と第2の分岐軌条113との間に介在し
連通していると共に第1の連絡軌条114は側方に退避
し、このようにして切換動作を行われる。
これらの他にも第3の従来例の分岐装置とじて特に図示
していないが、本願と同一出願人により出願された実公
昭60−2241号公報[自動循環式索道のターミナル
の高架軌条における平行リンク式分岐装置]に記載の技
術も既に知られている。この装置は、搬器乃至握索機の
通過頻度の^い本線軌条と第1の分岐軌条との間を固定
的に連通させておき、一方第2の分岐軌条端には水平リ
ンク機構を用いて連絡軌条を水平姿勢を維持したまま上
下に昇降できるように支持したものである。
かつ、該連絡軌条を上方に退避させると、本線軌条から
第1の分岐軌条に至る経路が搬器乃至握索機の通過可能
に開通し、連絡軌条を下降させると連絡軌条の先端部は
本線軌条上に降下して該本線軌条によって支持されるよ
うにされると共に、本線軌条から第2の分岐軌条に至る
経路を連通するようにしたものである。かつ、この場合
、搬器乃至握索機は本線軌条を乗越分岐方式で本線軌条
から連絡軌条に遷移して分岐が行われる。
[発明が解決しようとする課題] このように各種の分岐装置が提案されかつ実用に供され
ているが、これらにはなお次のような問題点が残されて
いた。
前記の第1、第2の従来例の分岐装置においては、第1
と第2の連絡軌条がそれぞれ別途に枢着されているので
、切換操作は、まず、一方の連絡軌条を連通状態から退
避させ、これが完了してから他の連絡軌条移動して連通
させるという2段階操作、或いは、2アクション操作が
必要である。
このため装置切換時間が長くなる欠点があり、また切換
動作のための切換手段も複雑な構成を必要とした。特に
、近時は自動循環式索道設備に求められる輸送能力増強
の要請から、搬器の運行間隔乃至間合は最少数秒間隔程
度に短縮されているので、短時間のうちに分岐装置の切
換えを完了することは、能率の点からも安全の点からも
重要な要請となっている。
この他に、前記第1、第2の例における分岐装置におい
ては、第1、第2の連絡軌条のそれぞれを退避させるた
めの退避スペースを確保しておく必要があって、所要の
空間が大きくなる欠点があり、特に第2の従来の装置は
、はね上げ式のためのターミナル建築物の天井梁等を高
くしなければならない問題点があった。
また、第3の従来装置例の場合には、搬器通過頻度の高
い本線軌条と第1の分岐軌条との閣の経路は軌条の断続
がなく円滑な転走経路を形成している利点があるが、一
方、第2の分岐軌条に至る場合には、本線軌条を乗越し
分岐するので、多少の高低変位を越えた転走経路となり
、搬器の走行抵抗が大きく、搬器進行の円滑さにはやや
欠けるという問題点があった。
本発明は、従来の分岐装置のこのような問題点を解決し
、切換動作が迅速で、切換えのための装置が簡単に構成
できて、設備スペースが大きくならず、かつ搬器走行を
円滑に行うことができる分岐装置を得ることを目的とし
てなされたものである。
[12題を解決するための手段] 前記の目的に対応して本発明は、構造が簡単で、かつ、
特に切換動作が1アクシヨンで完結して迅速に作動する
分岐装置を提供しようとするものである。
すなわち、本発明は、両端の滑車間に張架循環された索
条に握索機を握索させ該握索機には搬器を懸垂して索道
線路中の搬器運行を行い前記ターミナルにおいては前記
握索機から索条を放索させ前記握索機を高架に架設した
軌条に沿って転走させて折返し運行するようにして輸送
を行う自動循環式索道の前記ターミナルにおいて、前記
軌条を構成する本線軌条と、第1または第2の分岐軌条
との間に前記握索機の転走経路を切換えるための分岐装
置であって、該分岐装置は、第1の連絡軌条と第2の連
結軌条とを並添状に一体固定関係としこれを固定位置に
あるビンを中心に定位と反位との間に回動し切換可能に
枢着した連絡軌条ブロックと、及び前記連絡軌条ブロッ
クを切換え操作するための切換手段とを用いてなり、前
記連絡軌条ブロックを定位に切換えたときは前記本線軌
条と前記第1の分岐軌条との間に前記第1の連絡軌条が
間挿されて連通し、前記反位に切換えたときは前記本線
軌条と前記第2の分岐軌条との間に前記第2の連絡軌条
が間挿されて連通し、それぞれ前記握索機の転走経路が
開通するようになすと共に、前2定位、反位の何れの場
合も前記握索機の懸垂機は前記連絡軌条ブロックの同一
の一方側面に沿って通過するように構成した自動循環式
索道の軌条の分岐装置、となしたものである。
[作用] ターミナル内の一方には本線軌条が′a架粒位置固設さ
れており、また他方には第1と第2の分岐軌条が同じく
高架位置に固設されている。本線軌条には、連絡軌条ブ
ロックが水平方向に回動可能にビンで枢着されている。
該連絡軌条ブロックには第1の連絡軌条と第2の連絡軌
条とが並添状をなして一体固着関係となされ、かつ前記
ビンを中心に回動して、本線軌条と第1の分岐軌条との
間、及び本線軌条と第2の分岐軌条との間の何れにも間
挿乃至介在可能となっている。かつ、連絡軌条ブロック
は切換手段を用いて分岐経路の切換操作が行われる。
ここで、切換手段により連絡軌条ブロックを動程の一方
へ、例えば牽引するとピンを中心に回動して定位に切換
えが行われ、第1の連絡軌条が本線軌条と第1の分岐軌
条との間を連通して転走経路を開通する。握索機は転走
のためのローラーを備えており、かつ、懸垂機を経て搬
器を懸垂したもので、前記のローラーによって本線軌条
から第1の連絡軌条を経て第1の分岐軌条へ進入し、こ
のようにして分岐が行われる。握索機の1!乗機は連絡
軌条ブロックの一方の側を通過し、かつ、第1と第2の
分岐軌条の先端間の間隙を通過する。
または、これと逆の進行方向への握索機の転走も可能で
ある。
次に、切換手段によって連絡軌条ブロックを動程の他方
へ、例えば押圧すると、ピンを中心に回動して反位への
切換が行われ、第2の連絡軌条が本線軌条と第2の分岐
軌条との闇を連通して転走経路を開通する。握索機はそ
のローラーによって本線軌条から第2の連絡軌条を経て
第2の分岐軌条へ進入し、このようにして分岐が行われ
る。この時握索機のローラーは第2の連絡軌条上を転走
すると共に、WA握索機と懸垂機とで形成される包含領
域によって第1の連絡軌条を跨いで通過し、かつ懸垂機
は連絡軌条ブロックの前記定位の場合と同一の一方側を
通過する。また、これと逆の進行方向への握索機の転走
も勿論可能である。
本発明の装置は第1と第2の連絡軌条が至近に並添一体
となっているので、ワンアクションを以て迅速に切換え
が行われる。
[実施例] 第1図は、本発明の分岐装置のターミナル内における配
設関係例を示すために掲げたものである。
ターミナル1内には滑車2が枢設され、これに索条3が
巻き掛けられて索道線路4方向に折返し誘導され、矢印
5aから5b方向に循環している。
放索点であるA点付近からB、P、C,Q、D点を経て
、握索点であるE点付近に至る間と、P点からF点を経
てQ点に至る間には軌条6が、該ターミナル1の建築物
天井梁等によって高架位置に架設されている。特に図示
されていないが、搬器を懸垂した握索機は索道線路4か
ら矢印5a方向にターミナル1内に進入しA点付近で索
条3を放索して軌条6上に移って、0点を経てE点に至
る問、転走し、この間に減速、回送及び乗降客扱い、加
速が行われる。またE点附近において再び軌条3を握索
して矢印5b方向へ出発する。
このような軌条6は、更にその配設位置、機能によって
到着レール乃至減速レール、エンドレール乃至回送レー
ル、出発レール乃至加速レール等とも呼称されるが、本
明細書においてはA点〜P点間の軌条6を本線軌条10
とし、Q点〜E点間の軌条6を本線軌条10′とし、ま
たP点〜C点〜Q点間の軌条10を第1の分岐軌条11
と、それぞれ呼称することにする。またP点からF点を
経てQ点に至る間の軌条6は握索機乃至搬器を留置しま
たは待避させるための側線軌条乃至車庫軌条であるが、
ここでは第2の分岐軌条12と呼称することにする。該
第2の分岐軌条12は、図において円弧状をなした簡単
な経路を経るものを示したが、ターミナルの構成によっ
ては蛇行状をなした更に長大な軌条の場合等があるのは
勿論である。
このようなP点、Q等の分岐点には、分岐装置20また
は20’ が用いられる。分岐装置20または20′は
左右勝手が異なるのみで、基本的構成は均等であるから
代表として分岐装!20の場合について以下説明する。
第2図(ア)(イ)は分岐VR1!20の全体を示す平
面図で、第3図は分岐装置!20の側面図である。先の
第2図(ア)は分岐装置20が定位にあり、第2図(イ
)は分岐装置20が反位にある場合を示している。第3
図は分岐装置20が反位の場合に応当した図となってい
るが、定位の場合も図示上は、はぼ同様に表現される。
前記の各図において、同幅右方には平面視直線をなす本
線軌条10が所在し、同幅左方には平面視円弧状をなし
た第1の分岐軌条11及び平面視直線をなした第2の分
岐軌条12が所在する。これらの左方と右方の各軌条の
中間には分岐装置20の達J@納条ブロック21が所在
している。
第5図(ア)はハンガー18aの部位における本線軌条
10を示したものである。該、本線軌条10は、溝型断
面を有する軌条部材13aの下方に補剛部材15aを添
着して一体固着としたもので、軌条部材13aの溝部1
4aは、後記する握索機のための転走部位である。また
補則部材15aは、本実施例の場合、角型管材等を用い
た中空箱型断面の部材を用いたものを示している。
図示のように、該本線軌条10は、ハンガー18aを用
いてターミナル1の構造物の梁’198等に固着され高
架の固定位置に懸架されている。
また本線軌条10には後記するように連絡軌条ブロック
21が枢着されており、かつ、末端は先端部16aをな
している。
第1の分岐軌条11は、平面視円弧状をなしている他は
、はぼ同様な構成で、軌条部材13bに補則部材15b
を添わせ、これをハンガー18bで固定位置に支持した
もので、末端は先端部16bをなしている。第2の分岐
軌条12は、平面視直線状をなしているが、はぼ同様に
、軌条部材13cに補則部材15Cを添わせたもので、
これをハンガー18Cで固定位置に支持したもので、末
端は先端部16cをなしている。
次に、分岐装置20は、可動の連絡軌条ブロック21と
、これを動作させるための切換手段40を備えている。
連絡軌条ブロック21は第2図(ア)(イ)と第3図に
示されておりまた断面構成については第5図(ア)を参
照して説明する。
平面視円弧状をなす第1の連絡軌条22abは溝形断面
を有したもので、溝部23abは後記の握索1!50の
ための転走面である。平面視直線をなす第2の連絡軌条
22aCも同様に溝形断面を有し、溝部23acは転走
面である。これらの第1の連絡軌条22abと第2のの
連絡軌条22aCとは、共通の補則部材24の上面に一
体固着されている。すなわち円弧をなしている第1の連
絡軌条22abの内周側を、直線状の第2の連絡軌条2
2acの方向に向けて、これらの相互間を近接乃至並接
状に位置させ、こうして共通の補則部材24の上に固着
してなっている。従って第6図(ア)またはくイ)に示
されているように該連絡軌条ブロック21の中央附近に
おいてはこれらの第1の連結軌条22abと、第2の連
絡軌条22aCとは、相互に111間した位置をとって
いる。しかし、第2図(ア)または(イ)図示のように
連絡軌条ブロック210両端すなわち、基端部25aま
たは先端部25bcの附近においては、第1の連絡軌条
22abと第2の連絡軌条22acとは相互に接当して
いる。なお、補則部材24は、本実施例の場合、閉じた
箱形断面のものを示したが、その他の形状のものも可能
である。
次に、補則部材24の基端部25a付近下面にはレバー
30が固着され延出し、該レバー30のボス部31はビ
ン32に枢着されている。この部分は、第5図(イ)に
示されている。すなわち、本線軌条10の補則部材15
a下面のビン取付部材33にはビン32が固着され下方
に突出している。かつ、該ビン32には前記レバー30
のボス部31が枢着され、よって連絡軌条ブロック21
はビン32を中心に水平方向に回動可能となっている。
このような連絡軌条ブロック21の前記回動動作を行う
ためのに、切換手段40を備えている。
連絡軌条ブロック21の補則部材24には連結部材41
が固着され側方に突出している。かつ、連結部材41に
はOラド43の連結フランジ44がビン42で枢着連結
されている。ロッド43の他端は図示省略されているが
、水平方向に延出して更に他のレバー、リンク等を経て
操作位置まで接続されてる。こうして人力、その他によ
ってロッド43を矢印45abまたは45ac方向に移
動させて連絡軌条ブロック21をビン32中心に正逆回
動し、定位または反位への切換動作を行うものである。
連絡軌条ブロック21は、このようにビン32を中心に
正逆回動して切換動作を行うのであるが、この動作が円
滑に行なわれるために、略図で示した第4図(ア)(イ
)の如き相互関係構成とすることが必要である。
すなわち、本線軌条10の先端部’16aは、ビン32
を中心ζする半径R1を以て僅かに凸状の截断端面に形
成し、またこれに対応して第1、第2の連絡軌条22a
bまたは22aC乃至補則部材24の基端部25aはビ
ン32を中心とする半径R2を以て僅かに凹状の截断端
面に形成する。
ここでR>R1とし回動動作に必要な空隙26aを有す
るように定める。同様に、第1の分岐軌条11の先端部
16bはビン32を中心とする半径R4を以て僅かに凹
状の截断端面に形成し、第2の分岐軌条12の先端部1
6cもビン32を中心とする共通の半径R4を以て僅か
に凹状の截断端面に形成すると共に、これらに対応して
第1、第2の連結軌条22abまたは22aC乃至補則
部材24の先端部25bcはビン32を中心とする半径
R3を以て僅かに凸状の截断端面に形成する。ここで、
R3〈R4とし回動動作に必要な空隙26bまたは26
Cを有するように定める。この略図においては読図容易
とするため空隙26a。
26b、26cは誇張して大きく示されているが、実際
上は、回動動作に支障のない限り、なるべく小さく定め
た方が好適であることは勿論である。
次に再び、第2図(ア) (イ)を参照して、第1の分
岐軌条11における補則部材15bの先端部16b下面
には支持部材17bが固着され顎状に突出している。同
様に第2の分岐軌条12における補則部材15Gの先端
部16C下面には支持部材17Gが固着され顎状に突出
している。これらの支持部材17bまたは17cは連絡
軌条ブロック21が当該位置に切換えられて、かつ負荷
により先端部25bcが撓みを生じた場合にも、撓みが
著しく大きくならないよう支持するための予備の安全装
置であり定常時は先端部25bCと接当しないように僅
かに下位に位置するようにしておくことが望ましい。
なお、第2図(ア)(イ)においてそれぞれ−点鎖線で
示したものは握索機50乃至懸垂機52の通過経路56
abまたは55acである。ここで第2図(ア)の場合
の通過経路56abを確保するための第1の分岐軌条1
1と第2の分岐軌条12との間にはこれに所要の111
1111127を保有させておくことが必要である。
前記のように構成された本実施例の分岐装置における機
能、動作について以下に配す。
本発明の分岐装置120、乃至軌条6(10゜10’ 
、11.12)を通過、乃至転走する握索機は一例とし
て第6図(ア)(イ)に示されている。
握子部55を備えた握索機50は、その下方にローラー
51を備えている。本図においては該握索機50の握放
索動作のための握放索レバー54にローラー51を枢着
した形式のものを示したが、その他に握索機50本体に
ローラーを枢着した形式のもの等を用いられ、何れの形
式の場合でも本発明の分岐装置を採用可能である。該握
索機50には懸垂機52が懸垂されており、図示は省略
されているが、懸垂機52の下方には客車式、または椅
子式の搬器53が懸垂されている。
分岐1i1F20が定位に切換えられた場合について第
2図(ア)、第6図(ア)に示されている。
切換手段40のロッド43を矢印45ab方向に牽引す
ると連絡軌条ブロック21はビン31を中心に回動して
第2図の状態となり、本線軌条10から第1の連絡軌条
22abを経て第1の分岐軌条11に至る経路が連通す
る。−点額線に矢印を付して示されているものは、握索
機50乃至懸垂1152の経路56abである。すなわ
ち、握索機50のローラー51は、本線軌条10の溝部
14aを転走し、先端部16aから基端部25aへ遷移
して第1の連絡軌条22abの溝部23abへ進入し転
走する。このもようは第6図(ア)に示されており、懸
垂l1152は連絡軌条ブロック21の一方の側面28
を通過する。更にローラー51は先端部25bcから先
端部16bへ遷移して第1の分Vi111条11の溝部
14bに進入し転走すると共に、かつ、この間に懸垂機
52は間隙27を通り抜け、このようにして進路の転線
が行われる。
次に、分岐装置20が反位切換えられた場合は第2図(
イ)、第6図(イ)に示されている。
前記した状態から、切換手段40のロッド43を矢印4
5aC方向に移動乃至押圧すると、連絡軌条ブロック2
1はビン32を中心に回動して第2図(イ)の状態とな
り、本線軌条10から第2の連絡軌条22acを経て第
2の分岐軌条12に至る経路が連通する。−点鎖線に矢
印を付して示したものは握索機50乃至懸垂機52の経
路55aCである。すなわち、握索機50のローラー5
1は本線軌条10の溝部13aを転走し、先端部16a
から基端部25aへ遷移して第2の連絡軌条2;2ac
の溝部23acへ進入し転走する。
このもようは第6図(イ)に示されており、この場合に
も懸垂機52は連絡軌条ブロック21の先と同一の一方
の側面28を通過する。更にローラー51は先端部25
bCから先端部16cへ遷移して第2の分岐軌条12の
溝部14cに進入して転走し、このようにして進路の転
線が行われる。
第6図くア)(イ)を対比して、知られるように、本、
分岐装置20においては第1の連絡軌条22abと連絡
軌条22aCとが並接状の固定関係をなして連絡軌条ブ
ロック21を形成しているので、懸垂機52は定位、反
位の何れの場合にも該連絡軌条ブロック21のと同一の
一方の側面28を通過する。このため特に第6図(イ〉
の場合には握索機50と懸垂!I52とで囲繞された「
フトコロ」部、乃至は包含領域57が、第1の連絡軌条
23abの上をオーバークロスするようにして、懸垂1
152の通過に支障ないよう寸度を定めることが必要で
あるが、これは握索機の設計の際にこれを勘案して寸度
を定めることにより、充分に達成可能である。
本実施例において、連絡軌条ブロック21における第1
.第2の連絡軌条22abと22acとの並設関係は、
直線状をなす第2の連絡軌条22acに対して円弧状を
なす第1の連絡軌条22abの内周側を対向させた構成
としている。
このようにすると該連絡軌条ブロック21の平面視形状
が基端部25a及び先端部25bC附近において先細り
状となり、中一部付近においてはやや広幅に膨出状とな
っている。このように構成したほうが、該連絡軌条ブロ
ック21の区間へ握索1150の懸垂機52がローリン
グ揺動して進入しても導入が円滑である点で、好適であ
る。しかし、導入ガイドレール等を併設すれば、必ずし
も両先細りでない構成とすることも可能である。
なお、前記の記載において用いた「定位」 「反位」の
用語は、「定位」が定常状態を必ずしも意味するもので
はなく、説明の便宜上、切換動作の一方を[定位]とし
、該「定位」と反対の状態を「反位」と呼称したもので
ある。
[第2の実施例] 第7図(ア)(イ)に示したものは、前記実施例の場合
と基本的部分が均等な分岐装置において、切換手段40
の部分を切換手段60に置換したものである。よって前
記実施例と均等構成の部分には同一記号を付与している
本線軌条10乃至補則部材15aにはブラケット66が
側方に鉤状に延出している。一方、連絡軌条ブロック2
1乃至補則部材24には連結部材61が固着され側方に
突出している。前記のブラケット66の先端付近にはト
ラニオン型のシリンダー64がビン65で枢着支持され
シリンダー64から伸縮可能に延出するロッド63の先
端付近はビン62によって前記の連結部材61に枢着連
結されている。シリンダー64としては、油圧、空圧等
の流体圧シリンダーまたは、電動ねじ式のシリンダー等
を用いる。ロッド63を短縮動作させることによって、
第7図(ア)のように定位に切換え、ロッド63を伸延
動作させることによって反位に切換えることができる。
[第3の実施例] 前記の各実施例においては、第1の分岐軌条11が曲線
状をなし第2の分岐軌条が直線状をなして本線軌条10
からそれぞれ分岐する場合について述べた。
本実施例においては、第1の分岐軌条72と第2の分岐
軌条73とは相互に反行する曲線をなして両開き状に分
岐する場合を示し、このような場合にも本発明の構成は
成立する。第1のi絡軌条75と第2の連絡軌条76と
は、曲線の内周側を相互に対向させて並添状に組合せ一
体の連結軌条ブロック74を構成し、ビン77を中心に
枢動可能となっている。ここで第1、第2の連絡軌条7
5.76の内周側を相互に対向させた構成は、前記実施
例の説明において記したように懸垂機導入のために好ま
しいからであるが、他の導入ガイドレール等を併用すれ
ば、曲線外周側を対向させた構成も可能である。
第8図において実線で示した連絡軌条ブロック74の状
態は定位にあり、第1の連絡軌条75が、。
本線軌条71と第1の分岐軌条72との間を連通してい
る。二点鎖線で示した連絡軌条ブロック74′の状態は
反位にあり、第2の連絡軌条76’  (76)が本線
軌条71と第2の分岐軌条73との間を通過している。
本実施例の場合においても、握索機から下垂した懸垂機
が通過可能な空隙78が確保され、かつ、第1.第2の
並添閣隔が握索機の前記包含領域(57)によりオーバ
ークロスして通過できる範囲内に構成されている限り成
立することは明らかである。
[第4の実施例] これまで記した、3例の実施例においては各軌条は溝型
断面の軌条を用い、握索機のローラーは溝部に導かれて
転走するものであった。しかし、握索機の各種型式の中
にはローラーは両7ランジで溝型断面を有し、これに対
応して軌条は凸型乃至長方形断面をなす型式のものを用
いる場合もある。本発明の構成はこのような型式の場合
にも成立する。
第9図(ア)において一方に本線軌条81が固設され、
他方に第1.第2の分岐軌条82.83が固設されてい
る。分岐軌条ブロック84は補則部材87の上面に第1
.第2の連絡軌条85゜86を並添状に固着し、ビン8
8を中心に回動可能としたものである。連絡軌条ブロッ
ク84の断面は第9図(イ)の如くで補則部材87上に
それぞれ長方形断面をもつ第1.第2の連絡軌条85゜
86をが固着されている。握索機のローラー90は両側
に7ランジ91.91を有し、図においては第1の連絡
軌条85上を転走している。したがって本実施例の場合
は第1の連絡軌条85と第2の連絡軌条86との間には
ローラー90の一方のフランジ91が通過するための間
隙89,89を確保する必要がある他は前記の各実施例
の場合と同様に構成することができる。第9図〈ア)は
定位の状態を示し、二点鎖線で反位の状態を示し、この
ように興なる型式の軌条乃至握索機に対しても本発明の
構成は成立するのである。
[発明の効果] 自動循環式索道のターミナル内の軌条においては握索機
の転走進路を分岐させるための分岐tiltが用いられ
るが、従来から用いられている分岐装置は、切換動作が
2段階動作のものが多く、このため特に切換動作が迅速
でなく、また切換スペースが大きく、切換装置系統も複
雑であった。或いは、分岐の際に軌条の高低変位を乗越
さなければならないので、走行抵抗が大きいという問題
があった。
本発明の分岐装置においては、2方向への分岐のだめの
2つの連絡軌条を至近に並添して一体としているので、
切換操作は1段階動作乃至1アクシヨンで操作完了し、
また、切換動作の回動角度も小さいという特徴をもって
いる。したがって切換動作が迅速に完了する点が特に顕
著な特性である。かつ、1段階動作であるために切換手
段も簡単な構成で足ることとなり、設備スペースも小さ
く構成することができる。更に連絡軌条は、高低変位を
有していないので、握索機乃至搬器の通過も円滑に行わ
れる。
動作の迅速な本発明の分岐装置は、^密度輸送の行われ
る搬器間隔の短い自動循環式索道への採用に好適であり
、能率、安全輸送のために効果的に用いることができる
【図面の簡単な説明】
第1図はターミナルにおける分岐装置の配設関係を示す
平面図、第2図(ア)は分岐装置が定位の場合の平面図
、第2図(イ)は分岐装置が反位の場合の平面図、第3
図は分岐装置の側面図、第4図(ア)は分岐装置が定位
の場合の回動、空隙関係を略図で示した平面図、第4図
(イ)は分岐装置が反位の場合の回動、空隙関係を略図
で示した平面図、第5図(ア)は本線軌条とハンガーを
一部断面図で示した正面図、第5図(イ)は本線軌条と
連絡軌条ブロックの枢着部分を断面図で示した正面図、
第5図(つ)は分岐軌条と切換手段を一部断面図で示し
た正面図、第6図くア)は第1の連絡軌条を握索機が転
走する状態を一部断面図で示した正面図、第6図(イ)
は第2の連絡軌条を握索機が転走する状態を一部断面図
で示した正面図、第7図(ア)(イ)は第2の実施例に
おける切換手段を略図で示した平面図、第8図は第3の
実施例における分岐装置の動作を略図で示した平面図、
第9図(ア)は第4の実施例における分岐装置の動作を
略図で示した平面図、第9図(イ)は第4の実施例にお
ける連絡軌条ブロックと握索機ローラーとの関係を断面
図で示した正面図、第10図(ア)(イ)は第1の従来
例の分岐装置を略図で示した平面図、第11図(ア〉 
(つ)は第2の従来例の分岐装置を略図で示した平面図
、及び第11図(イ)は第2の従来例の分岐装置を略図
で示した側面図である。 1・・・ターミナル、 2・・・滑車、 3・・・索条
、4・・・索道線路、 5a、5b・・・矢印、6・・
・軌条、 10.10’・・・本線軌条、11・・・第
1の分岐軌条、 12・・・第2の分岐軌条、13a、
13b、13cm・・軌条部材、14a、14b、 1
4c・・・溝部、15a、15b、15cm・・補則部
材、16a、16b、16cm・・先端部、17b、1
7c・・・支持部材、 18a、18b、 18cmts>ガ−19a、”I 
9b、19cm・・梁、20.20’ ・・・分岐装置
、 21・・・連絡軌条ブロック、 22ab・・・第1の連絡軌条、 22ac・・・第2の連絡軌条、 23ab、23ac・・・溝部、 24・・・補則部材、 25a・・・基端部、25bC
・・・先端部、 26a、26b、26c・・・空隙、 27・・・間隙、 28・・・一方の側面、30・・・
レバー  31・・・ボス部、32・・・ビン、 33
・・・ビン取付部材、40・・・切換手段、 41・・
・連結部材、42・・・ビン、 43・・・ロッド、4
4・・・連結フランジ、 45ab、45aC・・・矢印、 50・・・握索機、 51・・・ローラー52・・・懸
垂機、 53・・・搬器、54・・・握放索レバー  
55・・・握子部、56ab、56ac−・・懸垂機の
経路、57・・・包含領域、 60・・・切換手段、6
1・・・連結部材、 62・・・ビン、63・・・ロッ
ド、 64・・・シリンダー65・・・ビン、 66・
・・ブラケット、67・・・間隙、 70・・・分岐装
置、71・・・本線軌条、 72・・・第1の分岐軌条
、73・・・第2の分岐軌条、 74.74’ ・・・連絡軌条ブロック、75.75’
・・・第1の連絡軌条、 76.76’ ・・・第2の連絡軌条、77・・・ビン
、 78・・・間隙、 8o・・・分岐装置、 81・・・本線軌条、82・・
・第1の分岐軌条、 83・・・第2の分岐軌条、84
.84’ ・・・連絡軌条ブロック、85.85’・・
・第1の連絡軌条、 86.86’ ・・・第2の連絡軌条、87・・・補則
部材、 88・・・ビン、8つ・・・間隙、 90・・
・握索機ローラー91・・・フランジ、 100・・・第1の従来例の分岐装置、101・・・本
線軌条、 102・・・第1の分岐軌条、103・・・
第2の分岐軌条、 104・・・第1の連絡軌条、 105・・・第2の連絡軌条、 106・・・ビン、 107・・・ビン、110・・・
第2の従来例の分岐装置、111・・・本線軌条、 1
12・・・第1113・・・第2の分岐軌条、 114・・・第1の連絡軌条、 115・・・第2の連絡軌条、 116・・・ビン、 117・・・ビン、A、B、C,
D、E・・・点、 P、Q・・・分岐点、 R、R、R、R4・・・半径 の分岐軌条、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 両端の滑車間に張架循環された索条に握索機を握索させ
    該握索機には搬器を懸垂して索道線路中の搬器運行を行
    い前記ターミナルにおいては前記握索機から索条を放索
    させ前記握索機を高架に架設した軌条に沿って転走させ
    て折返し運行するようにして輸送を行う自動循環式索道
    の前記ターミナルにおいて、前記軌条を構成する本線軌
    条と、第1または第2の分岐軌条との間に前記握索機の
    転走経路を切換えるための分岐装置であって、該分岐装
    置は、第1の連絡軌条と第2の連結軌条とを並添状に一
    体固定関係としこれを固定位置にあるピンを中心に定位
    と反位との間に回動し切換可能に枢着した連絡軌条ブロ
    ックと、及び前記連絡軌条ブロックを切換え操作するた
    めの切換手段とを用いてなり、前記連絡軌条ブロックを
    定位に切換えたときは前記本線軌条と前記第1の分岐軌
    条との間に前記第1の連絡軌条が間挿されて連通し、前
    記反位に切換えたときは前記本線軌条と前記第2の分岐
    軌条との間に前記第2の連絡軌条が間挿されて連通し、
    それぞれ前記握索機の転走経路が開通するようになすと
    共に、前記定位、反位の何れの場合も前記握索機の懸垂
    機は前記連絡軌条ブロックの同一の一方側面に沿つて通
    過するように構成した自動循環式索道の軌条の分岐装置
JP13234690A 1990-05-22 1990-05-22 自動循環式索道の軌条の分岐装置 Pending JPH0427655A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT526242A4 (de) * 2022-11-24 2024-01-15 Innova Patent Gmbh Parksystem für eine Umlaufseilbahn

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JPS63192651A (ja) * 1987-01-20 1988-08-10 フォン ロール トランスポルトジステーメ アーゲー ロープ運搬設備の駅内軌条システムの分岐装置

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