JPH04276512A - 熱間圧延機における先進率の測定方法 - Google Patents

熱間圧延機における先進率の測定方法

Info

Publication number
JPH04276512A
JPH04276512A JP6240391A JP6240391A JPH04276512A JP H04276512 A JPH04276512 A JP H04276512A JP 6240391 A JP6240391 A JP 6240391A JP 6240391 A JP6240391 A JP 6240391A JP H04276512 A JPH04276512 A JP H04276512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work roll
load
rotation angle
rolling
stage stand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6240391A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kitagawa
北河 茂
Hidekuni Nakamura
英都 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP6240391A priority Critical patent/JPH04276512A/ja
Publication of JPH04276512A publication Critical patent/JPH04276512A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間圧延機における先
進率の測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱間圧延機における先進率の測
定のためには、前段ワークロール、後段ワークロールの
各々にロードセルを配設する。圧延材の先端が前段の圧
延機に進入するとロードセルより噛込信号が発生され、
この噛込信号によってパルス発信器よりの計数が開始さ
れる。圧延材の先端が後段の圧延機に進入するとロード
セルより噛込信号が発生され、パルス信号の計数が停止
される。
【0003】この計数されたパルス数より、例えば特開
昭53−24873号公報記載のように先進率を求める
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先進率の測定は特開昭
53−24873号公報記載の方法で行うことができる
が、その検証は非常に困難である。
【0005】そこで、容易に噛込信号が得られるロード
リレー信号を用いて、圧延速度(ロール周速)に対する
先進率を測定すると、図4中の・印となる。圧延速度が
大きくなると、圧延材のスタンド間通板時間が短くなる
ことにより前段と後段のロードリレー回路不感時間の差
が相対的に大きくなる。
【0006】この様に、圧延速度が大きくなるとロード
リレー回路不感時間差が通板時間に対して無視できない
程の大きさとなり、このロードリレー回路不感時間差は
圧延スケジュールにより変化するので、圧延速度が大き
くなると先進率測定の際ばらつきが大きくなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は従来技術の課題
を有利に解決するものであって、その要旨は、熱間圧延
機において、前段スタンドのロードセルからの圧延荷重
及び後段スタンドのロードセルからの圧延荷重を各々独
立したロードリレー回路に入力し、該ロードリレー回路
では入力信号がある定められた値を超えるか又は急激に
増加するとオン状態にしてその出力をゲート回路に送り
、圧延開始時の前段スタンドロードリレー信号オンから
後段スタンドロードリレー信号オンまでの間ワークロー
ル角速度を回転角積算計に送りワークロール回転角を求
め、さらに、前段スタンドのロードセルからの圧延荷重
及び後段スタンドのロードセルからの圧延荷重よりロー
ドセルとロードリレー回路の不感時間を計算し、前段及
び後段噛込み時でのワークロール角速度を計測しておき
、前段及び後段での不感時間にワークロールの回転する
角度を求め、上記回転角積算計より求めたワークロール
回転角を不感時間のあいだの回転角で補正し、実績先進
率を下記(1)式  数2  で求めることを特徴とす
る熱間圧延機における先進率の測定方法である。
【0008】
【数2】 f      :先進率 L      :スタンド間距離          
                         
 〔m〕 θ      :積算計で計測したワークロール回転角
            〔rad〕 Δθi   :前段スタンド不感時間におけるワークロ
ール回転角〔rad〕 Δθi+1 :後段スタンド不感時間におけるワークロ
ール回転角〔rad〕 r      :ワークロール半径         
                         
〔m〕
【0009】
【作用】以下、図面に基づいて本発明を説明する。
【0010】図1は本発明を実施するための装置の例を
示す図である。
【0011】下部ワークロール1、上部ワークロール2
、上部バックアップロール3、下部バックアップロール
4が仕上圧延機の前段ロール群である。下部ワークロー
ル6、上部ワークロール7、上部バックアップロール8
、下部バックアップロール9が仕上圧延機の後段ロール
群である。鋼板5は前段ロール群を通ってから後段ロー
ル群を通過する。前段ワークロールの角速度計10は常
にωiなるワークロール角速度を出力している。
【0012】圧延が開始され、前段ロール群に鋼板5が
達すると、ロードセル11で圧延荷重Pi が検出され
る。圧延荷重Pi を受け、前段スタンドロードリレー
回路13において、圧延状態であるかを圧延荷重の大き
さ又は荷重の変化率から判断し、圧延状態であればロー
ドリレー信号L/Ri をオンとする。ゲート15は、
前段スタンドロードリレー信号オンを受け、ワークロー
ル回転角積算計16にωi を送る。ワークロール回転
角積算計16は、後段スタンドロードリレー回路14が
ロードセル12から後段スタンド圧延荷重Pi+1 を
受けてオンとなり、ロードリレー信号L/Ri+1 が
オンとなり、ゲート15が閉じるまで積算を行い、L/
Ri オンからL/Ri+1 オンまでの間のワークロ
ール回転角θを求める。
【0013】先進率演算装置18は、ワークロール回転
角θの前段、後段のロードセル、ロードリレー不感時間
の補正を行うため、前段圧延荷重Pi 、後段圧延荷重
Pi+1 を測定し、前後段それぞれの不感時間Δti
 、Δti+1 を計算する。また、前後段それぞれの
噛込み時(ロードリレー信号がオンとなった時点)にω
i を測定しておき、不感時間にワークロールが回転し
た角度を前後段それぞれΔθi =Δti ・ωi 、
Δθi+1 =Δti+1 ・ωi とする。さらに、
圧延スケジュール管理用計算機17より、圧延によるワ
ークロールの摩耗、熱膨張を考慮に入れた前段スタンド
ワークロール半径を受け、式(1)により先進率を求め
る。
【0014】図2、図3は本発明方法の流れ図である。 最初に前段スタンドロードリレーがオンであるかみる。 ノーの場合はフィードバックし、イエスのときには前段
スタンド噛込み直後のワークロール角速度を測定し、さ
らに回転角積算計で前段ワークロールの回転角を積算し
てゆく。これは後段スタンドロードリレーがオンとなる
まで続けられる。
【0015】後段スタンドロードリレーがオンとなると
、後段スタンド噛込み時のワークロール角速度を測定す
る。
【0016】その後、先進率演算装置において、実測し
た前後段それぞれの圧延荷重Pi 、Pi+1 より、
前後段それぞれのロードセル+ロードリレー回路の不感
時間Δti 、Δti+1 を算出する。
【0017】前後段噛込時に測定したωi より前後段
それぞれの不感時間に回転したワークロール角度を前後
段それぞれΔθi =ωi ×Δti 、Δθi+1 
=ωi ×Δti+1 と算出し、圧延スケジュールを
考慮したワークロール半径rをもとに式(1)にて前段
スタンド圧延材の先進率を求める。
【0018】
【実施例】図4は、同じ圧延材について従来の方法と本
発明方法で先進率を測定した結果を示す。
【0019】従来の方法では、ロードセル+ロードリレ
ーの不感時間が異なっていると、例えば後段スタンドの
不感時間の方が前段スタンドに比べ短い場合に先進率は
大きめになったりする。また、圧延速度が速くなると、
不感時間の差が圧延荷重によりわずかに変化することが
先進率のばらつきとなって現われる。
【0020】しかしながら、本発明によれば、不感時間
による測定値のばらつきを低減でき、先進率も一般に言
われている通りの値を測定できた。
【0021】
【発明の効果】本発明により、圧延速度が速くてもばら
つきなく先進率を測定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための装置の例を示す図であ
る。
【図2】本発明方法の流れ図である。
【図3】本発明方法の流れ図である。
【図4】同じ圧延材について従来の方法と本発明方法で
先進率を測定した結果を示す図である。
【符号の説明】
1    下部ワークロール 2    上部ワークロール 3    上部バックアップロール 4    下部バックアップロール 5    鋼板 6    下部ワークロール 7    上部ワークロール 8    上部バックアップロール 9    下部バックアップロール 10  角速度計 11  ロードセル 12  ロードセル 13  前段スタンドロードリレー回路14  後段ス
タンドロードリレー回路15  ゲート 16  ワークロール回転角積算計 17  圧延スケジュール管理用計算機18  先進率
演算装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱間圧延機において、前段スタンドの
    ロードセルからの圧延荷重及び後段スタンドのロードセ
    ルからの圧延荷重を各々独立したロードリレー回路に入
    力し、該ロードリレー回路では入力信号がある定められ
    た値を超えるか又は急激に増加するとオン状態にしてそ
    の出力をゲート回路に送り、圧延開始時の前段スタンド
    ロードリレー信号オンから後段スタンドロードリレー信
    号オンまでの間ワークロール角速度を回転角積算計に送
    りワークロール回転角を求め、さらに、前段スタンドの
    ロードセルからの圧延荷重及び後段スタンドのロードセ
    ルからの圧延荷重よりロードセルとロードリレー回路の
    不感時間を計算し、前段及び後段噛込み時でのワークロ
    ール角速度を計測しておき、前段及び後段での不感時間
    にワークロールの回転する角度を求め、上記回転角積算
    計より求めたワークロール回転角を不感時間のあいだの
    回転角で補正し、実績先進率を下記(1)式数1で求め
    ることを特徴とする熱間圧延機における先進率の測定方
    法。 【数1】 f      :先進率 L      :スタンド間距離          
                             
     〔m〕 θ      :積算計で計測したワークロール回転角
                〔rad〕 Δθi   :前段スタンド不感時間におけるワークロ
    ール回転角〔rad〕 Δθi+1 :後段スタンド不感時間におけるワークロ
    ール回転角〔rad〕 r      :ワークロール半径         
                             
    〔m〕
JP6240391A 1991-03-05 1991-03-05 熱間圧延機における先進率の測定方法 Pending JPH04276512A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6240391A JPH04276512A (ja) 1991-03-05 1991-03-05 熱間圧延機における先進率の測定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6240391A JPH04276512A (ja) 1991-03-05 1991-03-05 熱間圧延機における先進率の測定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04276512A true JPH04276512A (ja) 1992-10-01

Family

ID=13199138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6240391A Pending JPH04276512A (ja) 1991-03-05 1991-03-05 熱間圧延機における先進率の測定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04276512A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4995661A (ja) * 1973-01-16 1974-09-11
JPS5324873A (en) * 1976-08-19 1978-03-08 Nippon Steel Corp Measur ement of forward percentage of rolling
JPS5825217A (ja) * 1981-07-14 1983-02-15 マツクス−プランク−ゲゼルシヤフト・ツ−ル・フエルデルング・デル・ヴイツセンシヤフテン・エ−・フアウ 固体プロトン電導体ならびに1次および2次電池、燃料電池、電解セル、エレクトロクロミツク表示器および電子記憶素子のためのセパレ−タ材料または電解質
JPS6226699A (ja) * 1985-07-25 1987-02-04 Nec Corp 半導体装置
JPS63281707A (ja) * 1987-05-13 1988-11-18 Nkk Corp 先進率測定装置
JPH0218169U (ja) * 1988-07-18 1990-02-06

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4995661A (ja) * 1973-01-16 1974-09-11
JPS5324873A (en) * 1976-08-19 1978-03-08 Nippon Steel Corp Measur ement of forward percentage of rolling
JPS5825217A (ja) * 1981-07-14 1983-02-15 マツクス−プランク−ゲゼルシヤフト・ツ−ル・フエルデルング・デル・ヴイツセンシヤフテン・エ−・フアウ 固体プロトン電導体ならびに1次および2次電池、燃料電池、電解セル、エレクトロクロミツク表示器および電子記憶素子のためのセパレ−タ材料または電解質
JPS6226699A (ja) * 1985-07-25 1987-02-04 Nec Corp 半導体装置
JPS63281707A (ja) * 1987-05-13 1988-11-18 Nkk Corp 先進率測定装置
JPH0218169U (ja) * 1988-07-18 1990-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4706479A (en) Tandem rolling control system
JPH04276512A (ja) 熱間圧延機における先進率の測定方法
US4132095A (en) Automatic gauge control method and apparatus for tandem strip mills
JP3545541B2 (ja) 板圧延における蛇行制御方法
JPS63188415A (ja) 圧延機における蛇行制御装置
JPS591133B2 (ja) 圧延材の長さ測定装置
JPS56114508A (en) Controlling method for rolling mill
JPS6011571B2 (ja) スリップ検出方法並びにこれを用いたスタンド間張力制御方法および装置
JPH04172117A (ja) 熱間圧延機における先進率の測定方法
SU801922A1 (ru) Устройство дл автоматического регу-лиРОВАНи ТОлщиНы пОлОСы HA СТАНЕХОлОдНОй пРОКАТКи-ВОлОчЕНи бЕзОХВАТА ВАлКОВ пОлОСОй
JPH0262327B2 (ja)
JPH0260401B2 (ja)
JPS591132B2 (ja) 帯状圧延材のスリツプ検出方法および装置
JPH09178460A (ja) 調質圧延ラインでの鋼帯の伸び率測定方法
JPH10192926A (ja) 連続圧延機における先進率の測定方法
JPH08252620A (ja) 伸び率演算方法
JPH0957317A (ja) タンデム圧延機の板厚制御方法及び装置
JPS6339322B2 (ja)
JPH11347615A (ja) 板厚制御装置
JPH03146206A (ja) 継目無鋼管の圧延方法
JPS5924504A (ja) 圧延ロ−ルと被圧延鋼板間のスリツプ防止制御方法
JPS6336849B2 (ja)
JPH06285523A (ja) 冷間圧延におけるスリップ防止方法
JPS58205609A (ja) 連続圧延機の制御装置
JPS6057405B2 (ja) 連続圧延機の張力制御方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961119