JPH04276414A - Icカード用基板及びその樹脂封止用金型 - Google Patents

Icカード用基板及びその樹脂封止用金型

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Publication number
JPH04276414A
JPH04276414A JP3037107A JP3710791A JPH04276414A JP H04276414 A JPH04276414 A JP H04276414A JP 3037107 A JP3037107 A JP 3037107A JP 3710791 A JP3710791 A JP 3710791A JP H04276414 A JPH04276414 A JP H04276414A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
gate
mold
cutout
glass epoxy
Prior art date
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Pending
Application number
JP3037107A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Aoki
青木 幸典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3037107A priority Critical patent/JPH04276414A/ja
Publication of JPH04276414A publication Critical patent/JPH04276414A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICカード等に用いら
れる電子部品を搭載した基板、及びそれをトランスファ
ー成型により樹脂封止するための金型に関する。
【0002】
【従来の技術】ICカードで代表される薄型電子機器は
、例えばガラスエポキシ基板の一方の面上に本体システ
ムとコンタクトさせるための端子が形成され(図示しな
い)、他方の面上には各種電子部品が搭載され基板上の
配線とワイヤボンディングされる構造を有する(図5)
。前記他方の面上には、電子部品を覆う目的でエポキシ
樹脂等の熱硬化性樹脂により封止される。完成したモジ
ュール品(図4)の厚さは0.5乃至0.7mmと薄い
【0003】従来、薄型電子機器の樹脂封止はポッティ
ングにより行っていたが、使用材料や工数が多く量産に
は不向きであり、耐湿性が低く信頼性に欠けるなどの欠
点があった。このため、最近ではトランスファー成形に
より樹脂封止する方法の開発が進められている。
【0004】トランスファー成形による樹脂封止は、電
子部品の搭載・ワイヤボンディングがなされた基板を成
形金型内に装着した後、加熱溶融した樹脂をランナ・ゲ
ートを通してキャビティー内に注入し成形することによ
って行われる。通常、基板は数10個乃至数1000個
のモジュール部(56)を有し、封止されたモジュール
部はプレス加工により基板から打ち抜かれる。このため
、前述のポッティングに比し工数が少なく製造コストが
低廉で、量産が可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すごとく、ト
ランスファー成形後の基板(61)はランナ(64)・
ゲート(63)とともに金型から取り出され、ゲートカ
ットし、モジュール部(62)を打抜いて完成品を得る
【0006】しかし、封止材はモジュール部(62)の
みならず後の工程で切り取られるべきゲート(63)に
おいても基板(61)と接合している。このため、離型
時及びゲートカットの際に、ゲート(63)を介して基
板(61)やモジュール部(62)の封止材に応力が加
わる。その結果、ゲート(63)付近の封止材にクラッ
クが生じたり封止材と基板(61)が剥離して耐湿性が
損なわれるため、製造歩留りや製品の信頼性を低下させ
ることとなる。
【0007】そこで、本発明は、金型から離型する時や
ゲートカットの際に、封止材のクラック発生や封止材と
基板の剥離を防止できるICカード用基板及びその樹脂
封止用金型を提供することを目的とする。 [発明の構成]
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、各種電子機器
を搭載したモジュール部を有するICカード用基板にお
いて、その外周部より前記モジュール部に伸びる切欠き
部を設けることにより上記目的を達成しようとするIC
カード用基板である。
【0009】また、本発明は、上金型と下金型とからな
り、前記ICカード用基板のモジュール部をトランスフ
ァー成形により樹脂封止するのに用いる樹脂封止用金型
において、上金型には前記突起部の上方にゲート溝を設
け、下金型には装着した基板の切欠き部と嵌合する突起
部を設けることにより上記目的を達成しようとする樹脂
封止用金型である。
【0010】
【作用】上記のごとく基板に切欠き部を設けたことによ
り、基板とゲート相当部の樹脂との接合部分がなくなり
、離型時やゲートカットの際に封止材はゲートより負荷
を受けることはなく、従って封止材のクラック発生や封
止材と基板との剥離を起こさない。
【0011】また、上記のごとく下金型に切欠き部に嵌
合する突起部を設けたことにより、溶融樹脂をキャビテ
ィー内に注入する際に前記切欠き部より樹脂が基板裏面
に侵入することがなくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本発明の実施例に係る基板を示す図
である。ガラスエポキシ基板(11)上の各モジュール
部(16)にはCPU(12)、耐静電素子(13)等
が搭載され、各素子が基板上の配線とワイヤボンディン
グされている点は従来と同様である。本発明に係るガラ
スエポキシ基板(11)には各モジュール部(16)ご
とに切欠き部(14)が設けられている。
【0014】図2 (a)は基板を本発明の実施例に係
る金型の断面図(基板を装着した状態)、図2 (b)
は下金型の上面図である。ランナ(24)及びゲート(
23)を経て各キャビティー(29)に樹脂が流入され
る構造は従来と同様である。本発明品では、上金型(2
6)には装着したガラスチエポキシ基板の切欠き部の上
方にゲート溝が設けられ、下金型(27)には切欠き部
に嵌合する突起部(28)を設けられている。図3は本
発明の実施例に係る成形品の上面図及び断面図である。 成形品はゲート(33)部の封止体と基板(31)が分
離しており、離型時・ゲートカット時等にモジュール部
(32)に余分な負荷を基板に与えない。従って、封止
材のクラックや基板(31)との剥離を誘発しない。ま
た、突起部(28)は基板(11)の切欠き部(14)
に嵌合しているため、樹脂流入時にガラスエポキシ基板
(11)裏面への樹脂の侵入を防止することができる。 また、本実施例では、突起部(28)の高さは基板(1
1)の厚さと同一(0.10mm乃至0.20mm程度
)で基板(11)表面と面一をなすため、ゲート(23
)を経て流入した樹脂は突起部(28)及び基板(11
)上を淀みなく通過でき円滑にキャビティー(29)内
に充填される。  なお、本実施例においては、突起部
(28)は下金型(27)のゲート相当部分に設けた貫
通穴から裏面(図示しない)より棒材(28)を突き出
すことによって形成される。棒材(28)の他端は、例
えばねじ止め等の方法で固定され(図示しない)、突起
部(28)の突き出し量は可変である。下金型の貫通穴
は例えば放電加工等によって加工できるがこれに限定さ
れない。また、下金型は本実施例の構造に限定されず、
製造可能であれば例えば一体型のものであってもよい。
【0015】なお、本実施例により製造された薄型電子
機器を温度:20℃、湿度:100%、気圧:2atm
 の下で120時間蒸気加圧試験を行ったところ、不良
率は1%未満であり、本発明による製品の耐湿性が確認
されている。
【0016】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、離
型時やゲートカット時に封止材のクラック発生や基板と
封止材の剥離を生じることはない。また、製品の耐湿性
を損なうことがないため長期間信頼性を確保することが
できる。即ち、ゲートカットをする際等に特別な装置・
操作・配慮を要することなく製造歩留り・製品の信頼性
を確保でき、量産性も向上するなど、大きな工業的効果
が得られる。
【0017】なお、本実施例では標準ICカード用モジ
ュールの封止に適用したが、薄型構造を有する他の電子
機器においても同様の効果が得られる。また、本実施例
のごとく薄型電子機器をガラスエポキシ基板に装着した
場合に限定せず、リードフレーム形式の電子機器を封止
する場合においても同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るICカード用モジュール
の上面図である。
【図2】本発明の実施例に係る金型の断面図及び下金型
の上面図である。
【図3】本発明の実施例に係る成形後のICカード用モ
ジュールの上面図である。
【図4】樹脂封止後のICカード用モジュールの上面図
及び断面図である。
【図5】従来の基板(素子実装・ワイヤボンディング済
み)の上面図である。
【図6】従来の樹脂封止後の基板を示す図である。
【符号の説明】
(11)…ガラスエポキシ基板、(12)…CPU、(
13)…耐静電素子、(14)…切欠き部、(15)…
ボンディングワイヤ、(16)…モジュール部、(23
)…ゲート、(24)…ランナ、(26)…上金型、(
27)…下金型、(28)…突起部(棒材)、(29)
…キャビティー、(31)…ガラスエポキシ基板、(3
2)…モジュール部、(33)…ゲート、(34)…ラ
ンナ、(41)…ガラスエポキシ基板、(42)…CP
U、(43)…耐静電素子、(44)…ボンディングワ
イヤ、(45)…封止材、(51)…ガラスエポキシ基
板、(52)…CPU、(53)…耐静電素子、(54
)…ボンディングワイヤ、(56)…モジュール部、(
61)…ガラスエポキシ基板、(62)…モジュール部
、(63)…ゲート、(64)…ランナ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電子機器を搭載したモジュール部を有
    するICカード用基板おいて、その外周部に切欠き部を
    設けたことを特徴とするICカード用基板。
  2. 【請求項2】  上金型と下金型とからなる請求項1に
    記載のICカード用基板のモジュール部をトランスファ
    ー成形により樹脂封止するのに用いる樹脂封止用金型に
    おいて、上金型には前記突起部の上方にゲート溝を設け
    、下金型には装着した基板の切欠き部と嵌合する突起部
    を設けたことを特徴とする樹脂封止用金型。
JP3037107A 1991-03-04 1991-03-04 Icカード用基板及びその樹脂封止用金型 Pending JPH04276414A (ja)

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JP3037107A JPH04276414A (ja) 1991-03-04 1991-03-04 Icカード用基板及びその樹脂封止用金型

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JP3037107A JPH04276414A (ja) 1991-03-04 1991-03-04 Icカード用基板及びその樹脂封止用金型

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