JPH0427635Y2 - - Google Patents

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JPH0427635Y2
JPH0427635Y2 JP1984143780U JP14378084U JPH0427635Y2 JP H0427635 Y2 JPH0427635 Y2 JP H0427635Y2 JP 1984143780 U JP1984143780 U JP 1984143780U JP 14378084 U JP14378084 U JP 14378084U JP H0427635 Y2 JPH0427635 Y2 JP H0427635Y2
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JP
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joint
synthetic resin
resin foam
joint flange
panels
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JP1984143780U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は断熱材、防音材等に適用される複層構
造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来例を第7図に示す。図において、1,2は
一対の外板であり表面に例えばポリ塩化ビニルシ
ートを貼着するような表面処理が施されている。
該外板1,2は接合端を夫々折曲げて接合フラン
ジ部1A,2Aを形成し、該接合フランジ部相互
を突合わせることによつて該外板1,2相互が接
合される。3は内板であり、外板1,2と内板3
との間にはポリウレタン、ポリスチレン、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等の合成樹脂発泡体4が
介在する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来技術においては外板1,2の端面1
B,2Bは表面処理が施されておらず金属面が露
出しており、合成樹脂発泡体4が介在しない外板
1,2の接合フランジ部1A,2Aの突合わせ部
分5から外気あるいは水等が侵入すると上記金属
面が露出している外板1,2の端面1B,2Bに
それらが直接接触し、該端面1B,2Bが発錆
し、生じた錆汁が上記接合フランジ部1A,2A
に突合わせ部分5を通つて外出し外観が大きく損
なわれると云う問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決する手段として、表
面処理が施されている一対の外板の接合端を夫々
折曲げて接合フランジ部を形成し、該接合フラン
ジ部相互を突合わせることによつて該一対の外板
を接合し、このようにして接合された外板と内板
との間に合成樹脂発泡体を形成させた構成におい
て、外板の接合フランジ部の外縁が相互に接触し
ないように折曲げることによつて該合成樹脂発泡
体によつて該外板の接合フランジ部の外縁を被覆
した複層構造および上記接合フランジ部のクラン
プ取付け部分においてのみ、該接合フランジ部の
外縁が折曲げられていない複層構造を提供するも
のである。
〔作用〕
上記構成によれば相互に接触しないように折曲
げられた外板の接合フランジ部の外縁は合成樹脂
発泡体によつて夫々完全に被覆されることによつ
て該接合フランジ部相互の突合わせ部分から侵入
する外気や水分が該外縁によつて接触することを
防止される。
〔考案の効果〕
したがつて本考案においては外板の接合フラン
ジ部の外縁を折曲げるだけの極めて簡単な手段で
特別な手段を用いることなく、該外縁を合成樹脂
発泡体で被覆することが出来、接合フランジ部相
互の突合わせ部分から侵入する外気や水等が侵入
しても、金属が露出している外板端面には直接接
触しないから、該外板端面には表面処理が施され
ていなくても該端面は発錆は防止される。したが
つて錆汁が外出して外観を損なうようなこともな
い。
〔実施例〕
第1図および第2図は本考案の第1実施例を示
すものであり、図において、1,2は相互に接合
されるべき一対の外板であり、表面には例えばポ
リ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等
のプラスチツクのシートを貼着したり、塗料が塗
布されたり、メツキされたりする等の表面処理が
施されるが端面1B,2Bは勿論表面処理が施さ
れていない金属面が露出している。該外板1,2
は接合端を夫々折曲げて接合フランジ部1A,2
Aを形成し、該接合フランジ部1A,2A相互を
突合わせることによつて該板外1,2相互が突合
されるが、この際、接合フランジ部1A,2Aの
外縁11A,21Aが相互に接触しないように双
方共に折曲げられている。上記外板1,2と内板
3との間にはポリウレタン、ポリスチレン、ポリ
エチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂発泡体の
原料が注入される内部で発泡固化して合成樹脂発
泡体4を形成する。図中5は突合わせ部分であ
る。かくして接合フランジ部1A,2Aの外縁1
1A,21Aは相互に接触していなから合成樹脂
発泡体4によつて完全に被覆され外板1,2端面
1B,2Bの金属面は露出しない。
第3図〜第6図は本考案の第2実施例を示すも
のであり、本実施例の場合には接合フランジ部1
A,2Aのうちの一方の外縁11Aのみが折曲げ
られている(第3図および第4図参照)。そして
本実施例においては外板1,2の接合フランジ部
1A,2Aを固定するクランプ6の取付け部分に
おいて、外板1の接合フランジ部1Aの外縁11
Aは折曲げられることなくクランプ取付部12A
としてクランプ6の挿入作業性を損なわないよう
になつている(第5図および第6図参照)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す断面図、第
2図はその接合部拡大断面図、第3図は本考案の
第2実施例を示す断面図、第4図はその外板裏面
斜視図、第5図はそのクランプ取付け部分断面
図、第6図はその外板裏面斜視図、第7図は従来
例の断面図である。 図中、1,2……外板、1A,2A……接合フ
ランジ部、3……内板、4……合成樹脂発泡体、
11A,21A……外縁、12A……クランプ取
付部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表面処理が施されている一対の外板の接合端
    を夫々折曲げて接合フランジ部を形成し、該接
    合フランジ部相互を突合わせることによつて該
    一対の外板を接合し、このようにして接合され
    た外板と内板との間に合成樹脂発泡体を形成さ
    せた構成において、外板の接合フランジ部の外
    縁が相互に接触しないように折曲げることによ
    つて該合成樹脂発泡体によつて該外板の接合フ
    ランジ部の外縁を被覆したことを特徴とする複
    層構造。 (2) 上記接合フランジ部のクランプ取付け部分に
    おいてのみ、該接合フランジ部の外縁が折曲げ
    られていない実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載の複層構造。
JP1984143780U 1984-09-21 1984-09-21 Expired JPH0427635Y2 (ja)

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JP1984143780U JPH0427635Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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JPS6159026U JPS6159026U (ja) 1986-04-21
JPH0427635Y2 true JPH0427635Y2 (ja) 1992-07-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5133068U (ja) * 1974-08-30 1976-03-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5133068U (ja) * 1974-08-30 1976-03-11

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Publication number Publication date
JPS6159026U (ja) 1986-04-21

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