JPH0540582U - 化粧板 - Google Patents

化粧板

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Publication number
JPH0540582U
JPH0540582U JP9800991U JP9800991U JPH0540582U JP H0540582 U JPH0540582 U JP H0540582U JP 9800991 U JP9800991 U JP 9800991U JP 9800991 U JP9800991 U JP 9800991U JP H0540582 U JPH0540582 U JP H0540582U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
shaped body
frame body
shell member
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP9800991U
Other languages
English (en)
Inventor
昇三 龍野
秀明 片山
省三 辻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eidai Co Ltd
Original Assignee
Eidai Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Eidai Co Ltd filed Critical Eidai Co Ltd
Priority to JP9800991U priority Critical patent/JPH0540582U/ja
Publication of JPH0540582U publication Critical patent/JPH0540582U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 化粧板において、板状体1と枠体2(芯材
4)とが互いに度合の異なる収縮や膨張を起こした場合
に、それに伴って両者間に生じる引き抜き力や押し込み
力を吸収し、これを原因とする不都合を防止できるよう
にする。 【構成】 枠体2として、板状体1の表裏両面を挟持す
る如き接合片部3,3を有したものとし、この接合片部
3,3により、前記引き抜き力や押し込み力を吸収し得
るための弾性力が奏し得られるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、出入口や家具の戸等として用いられる化粧板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種化粧板として以下の如きものは知られている。即ち、板状体に対し て、その外周部の肉厚を大とするための枠体を無理嵌め状に固着することにより 、その全体としての外観にアクセント(重量感や高級感等)を付与させたり、強 度上の堅牢性を増大させたりした化粧板である。
【0003】
【従来技術の欠点】
前記従来化粧板には以下の如き欠点があった。即ち、環境温度や湿度等が変化 して前記板状体と枠体とが、互いに度合の異なる収縮を起こしたとする。この場 合、板状体において枠体に嵌め込まれていた部分には引き抜き方向の力が作用し 、この部分の未塗装領域が露呈するため、見栄えが悪くなるといった欠点があっ た。またこれとは反対に、前記板状体と枠体とが、互いに度合の異なる膨張を起 こしたとする。この場合、板状体において枠体に嵌め込まれていた部分には更な る押し込み方向の力が作用し、枠体の対応部位に対してクラックが発生するとい う欠点があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】
この考案は前記欠点を解消するために以下の如き手段を採用した。 即ち、枠体が、芯材と、この芯材を被覆する合成樹脂製の被殻部材とを有して おり、この被殻部材が、前記板状体の表裏両面を挟持する如く延設した接合片部 を有しているものである。
【0005】
【考案の作用】
この考案は以下の如き作用をなすものである。 枠体において、その被殻部材が有する接合片部はそれが延設構造により形成さ れていることに起因して、板状体に対してある程度の弾性を保持しつつ接合され るようになる。従って、板状体と枠体の芯材との両者間にあって、それらが互い に度合の異なる収縮や膨張を起こすことにより発生する引き抜き力や押し込み力 は、前記接合片部による弾性作用で吸収される。
【0006】
【実施例】
以下にこの考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。 図1の如く、枠体2は、上下2枚の板状体1,1に対してこれらの四周をそれ ぞれ囲繞するように設けられるものであって、各板状体1,1との接合部分に接 合片部3,3,…を有している。
【0007】 図2の如く、前記枠体2は、適宜材質より成る芯材4と、これを被覆する被殻 部材5とを有したものであって、前記した接合片部3は、この被殻部材5におい て、板状体1が位置付けられる側へ向けて延設された2枚の片部分に相当する。 この接合片部3,3は、板状体1の外周辺部が薄肉に仕上げられていることに合 わせて、その表裏両面を挟持するべく、延設方向の先方寄りほど互いに近接する ように折曲形成されている。このような延設構造及び断面折曲構造は、接合片部 3自体に、延設方向に沿った伸縮や、相互間隔の拡縮等に対するある程度の弾性 を発現させるものである。なお、被殻部材5における接合片部3,3の相互間は 、そのまま空間として残しておいてもよいし、発泡樹脂等を充填させてもよい。 また、この接合片部3,3が板状体1を挟持する部分に接着剤を塗布するか否か はその実施状況に応じて適宜選択すればよい。
【0008】 前記被殻部材5は、塩化ビニル樹脂等を押出成形したり、アクリル樹脂製の素 材板を加熱折曲したりすることで成形させることができる。この場合、被殻部材 5において外面となる面に塩化ビニル樹脂や突板製のシート材(図示略)を同時 にラッピングする等、処理しておくと、枠体2として見栄えがよくなる等の利点 が得られる。
【0009】 前記被殻部材5の接合片部3,3には、その延設先側となる端部に、互いに対 向する方向へ折曲された挟持片6,6を連設しておくと、板状体1との接合を強 固とすることができると共に、板状体1に対する接合位置を正確に合わせること が容易となるため、好適である。 図3の実施例では、板状体1の外周辺部を分厚いままとして、その表裏両側に 嵌合溝7,7を凹設するようにし、この嵌合溝7,7に対して前記接合片部3, 3の挟持片6,6を嵌め込むようにした。従って、板状体1との接合強度が一層 強固となり、また板状体1との位置合わせも一層正確となっている。
【0010】 前記板状体1は、木材製,合成樹脂製,金属製等の鏡板である他、図4の如き ガラス板であってもよいとする。なお、板状体1及び枠体2の配置状況や必要数 、並びに接合片部3の断面形状等は適宜である。また、枠体2(被殻部材5の接 合片部3)は、図1の如く、その両端部を45°に傾斜切断しておいて相互に直 角継ぎを行うようにすると、板状体1の寸法替えにも簡単に対応できて便利であ る。この場合、直交して隣合う枠体2,2相互間で、各枠体2の最外周面にあた る被殻部材5の端面(肉厚部分を覆う帯状面)のみが残置するようにしておく。 即ち、枠体2の素材となる棒材においてその接合片部3側に90°の開きを持っ た切欠を設けておき、上記の残置部分において連繋する各枠体2,2,…を直角 に折曲するようにすると、継ぎ目の外隅面が綺麗に仕上がる利点がある。
【0011】
【実施例の作用】
次に、実施例の作用を説明する。 板状体1と枠体2の芯材4との両者間において、互いに度合の異なる収縮や膨 張が起きたとする。そして、これら両者の双方又はいずれか一方に引き抜き力や 押し込み力が発生したとする。このとき、前記被殻部材5の接合片部3は、上記 それぞれの力に対して追従的又は自発的に弾性力を発現するようになるから、板 状体1と枠体2とに対しては、上記の各力は吸収されることとなる。
【0012】
【考案の効果】
この考案は、前記の如き構成によって、以下の如き効果を奏するものである。 わざわざタッカーや木ねじ等による固着補助手段を用いなくとも、板状体の外 周部で未塗装領域が露呈したり、枠体の一部にクラックが発生したりすることは 防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る化粧板の全体を示す正面図であ
る。
【図2】図1中のII−II線拡大断面図である。
【図3】この考案の第二の実施例を示す拡大断面図であ
る。
【図4】この考案の第三の実施例を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 板状体 2 枠体 3 接合片部 4 芯材 5 被殻部材 6 挟持片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状体と、この板状体の外周を囲繞する
    枠体とを有する化粧板であって、前記枠体が、芯材と、
    この芯材を被覆する合成樹脂製の被殻部材とを有してお
    り、前記被殻部材が、前記板状体の表裏両面を挟持する
    如く延設した接合片部を有している化粧板。
  2. 【請求項2】 前記接合片部における延設先側の端部に
    相互に対向する挟持片が連設されている請求項1記載の
    化粧板。
  3. 【請求項3】 前記板状体が、木材製,合成樹脂製,金
    属製等の鏡板又はガラス板である請求項1又は請求項2
    記載の化粧板。
JP9800991U 1991-10-30 1991-10-30 化粧板 Pending JPH0540582U (ja)

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JP9800991U JPH0540582U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 化粧板

Applications Claiming Priority (1)

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JP9800991U JPH0540582U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 化粧板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0540582U true JPH0540582U (ja) 1993-06-01

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ID=14207749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9800991U Pending JPH0540582U (ja) 1991-10-30 1991-10-30 化粧板

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JP (1) JPH0540582U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016133096A1 (ja) * 2015-02-18 2016-08-25 旭硝子株式会社 化粧板
JPWO2018030355A1 (ja) * 2016-08-09 2019-06-13 日本電気硝子株式会社 化粧板

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5644187A (en) * 1979-09-19 1981-04-23 Fujitsu Ltd Write check system of bubble memory

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961119