JPH04276200A - エゼクタポンプ - Google Patents

エゼクタポンプ

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JPH04276200A
JPH04276200A JP3854991A JP3854991A JPH04276200A JP H04276200 A JPH04276200 A JP H04276200A JP 3854991 A JP3854991 A JP 3854991A JP 3854991 A JP3854991 A JP 3854991A JP H04276200 A JPH04276200 A JP H04276200A
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JP
Japan
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pressure
fuel
ejector pump
fluid
pump
Prior art date
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Application number
JP3854991A
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English (en)
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JP2930437B2 (ja
Inventor
Masaharu Yasuda
正治 安田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヘリコプタにおける燃
料システムなどに適用されるエゼクタポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】図3および図5はヘリコプタにおける燃
料システムに使用されている従来のエゼクタポンプの構
造説明図、図4は作用説明図である。図3において、燃
料は燃料タンク1からエゼクタポンプ2で吸い上げられ
、フィルタ4を通って高圧ポンプ3で加圧され、流量制
御弁5で計量された後、燃料出口2に送られる。高圧ポ
ンプ3で加圧された後の余剰燃料は差圧一定弁6を介し
てエゼクタポンプ2にバイパスされ、エゼクタポンプ2
における噴流の作用でタンク1内の燃料を吸い上げるよ
うになっている。差圧一定弁6とエゼクタポンプ2とは
独立の装置として配管などで結合されている。エゼクタ
ポンプ2におけるオリフィス面積比は一定になっている
【0003】このように高圧ポンプ3の他に低圧のエゼ
クタポンプ2を設けているのは、エゼクタポンプ2で燃
料タンク1から燃料を吸い上げて高圧ポンプ3の上流に
配置されているフィルタ4に燃料を圧送することにより
、高圧ポンプ3の入口における圧力を高めてキャビテイ
ションを防止するためで、エゼクタポンプ2には少なく
とも2気圧程度の揚力が要求される。特に、最近の航空
機用のエンジンにおいては、燃料ポンプからエンジンま
での配管が破損した場合に燃料の流出を避けるため、燃
料タンクにブースタポンプを設けずにエンジン側の低圧
ポンプで燃料を吸い上げるシステムが一般に用いられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のエ
ゼクタポンプにおいては、オリフィス面積比εが一定に
なっており、このような場合に戻り流量Q1が少ないと
図4に示すようにスロート部への噴出速度が低下して流
量比Q/Q1 に対する圧力回復率H/Heおよびポン
プ効率が大きく低下する。また、圧力を制御する差圧一
定弁6ではバランスピストンに連動して可変オリフィス
をなすニードル弁などにより流体の圧力エネルギを速度
エネルギに変換してエゼクタポンプ2への吐出圧力を制
御するが、その速度エネルギが途中の配管などで熱エネ
ルギとして大部分が失われ、エゼクタポンプ2で有効に
利用される速度エネルギが少ない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエゼクタポ
ンプは上記課題の解決を目的にしており、内部に流体が
噴出されてエゼクタ効果を生ずるスロート部と、該スロ
ート部に挿入されたノズル内で流体を調圧して噴出させ
るニードル弁とを備えた構成を特徴とする。
【0006】
【作用】即ち、本発明に係るエゼクタポンプにおいては
、スロート部に挿入されたノズル内でニードル弁が流体
を調圧して噴出させエゼクタ効果を生ずるようになって
おり、ニードル弁で調圧された流体は圧力エネルギを速
度エネルギに変換されて直接スロート部に噴出されるの
で、噴出される流体の流量が減少してもスロート部への
噴出速度は殆んど影響されずエゼクタ効果が低下しない
【0007】
【実施例】図1および図2は本発明の一実施例に係るエ
ゼクタポンプの構造説明図である。図において、本実施
例に係るエゼクタポンプはヘリコプタのターボシャフト
を駆動するガスタービンエンジンの燃料システムに使用
されるもので、図に示すように燃料は燃料タンク1から
エゼクタポンプ2で吸い上げられ、フィルタ4を通って
高圧ポンプ3で加圧され、流量制御弁5で計量された後
、燃料出口7に送られる。高圧ポンプ3で加圧された後
の余剰燃料はバイパスされ、差圧一定弁6を介してエゼ
クタポンプ2へ送られ、エゼクタポンプ2のスロート部
16における噴流の作用でタンク1内の燃料を吸い上げ
るようになっている。差圧一定弁6とエゼクタポンプ2
とは互いに独立せずに結合しており、差圧一定弁6の可
変オリフィスをなすニードル弁15で流体の圧力エネル
ギを速度エネルギに変換し、このニードル弁15直後の
速度エネルギを直接エゼクタポンプ2の一次流体として
利用するようにっている。差圧一定弁6は燃料を噴出す
るノズル内にバランスピストン9が挿入されており、バ
ランスピストン9が進退して先端のニードル弁15によ
りノズル出口孔が調整されて噴流の調圧が行われるよう
になっている。バランスピストン9の頭部はダイヤフラ
ムで仕切られた室内にあってニードル弁15の反力とバ
ランスするようにコイルばね10で押圧されるとともに
、この室内に流量制御弁5出口における圧力が導かれて
バランスピストン9が自動的に進退するようになってい
る。コイルばね10による押圧力は、差圧調整ねじ11
により任意に調節することができるようになっている。 エゼクタポンプ2のデイフューザパイプ17はフィルタ
18の中空部に収納されている。
【0008】差圧一定弁6では流量制御弁5前後におけ
る差圧を一定に保つようにバランスピストン9が流量制
御弁5出口の圧力により自動的に変位してニードル弁1
5によりノズル出口孔を調整し、高圧ポンプ3で加圧さ
れバイパスした燃料を調圧し噴出させる。ニードル弁1
5で絞られた燃料は圧力エネルギの大部分を速度エネル
ギに変換されて直接スロート部16の中心に噴出し、周
囲の燃料を吸引して燃料タンク1から低圧の燃料を吸い
上げる。そして、スロート部16の後流に設けられたデ
フューザパイプ17で速度エネルギを圧力エネルギに変
換された後、フィルタ18を通って高圧ポンプ3の入口
へ圧送される。戻り流量が減少したときエゼクタポンプ
のオリフィス面積比εが固定されていると図4に示すよ
うに噴流の流速も低下してエゼクタ効果が著しく低下す
るが、本エゼクタポンプでは可変オリフィスをなすニー
ドル弁15で調圧された噴流が直接スロート部16へ噴
出されるので噴出速度が流量の減少に殆んど影響されず
、エゼクタ効果の著しい低下が避けられる。従って、図
4における流量比Q/Q1 に対するポンプ効率も最高
点の約20%以上が維持される。また、図5における従
来のエゼクタポンプに流入する高圧流体は差圧一定弁で
減圧されるようになっているが、本エゼクタポンプでは
高圧ポンプ3の吐出圧力がそのまま利用される。また、
フィルタ18の中空部にニードル弁15、スロート部1
6、デイフューザパイプ17などが収納されたことによ
りコンパクトな構造となり、ガスタービンエンジンの整
備性などが向上する。また、高い効率が得られるので従
来はブースタポンプとして用いられている遠心式ポンプ
を本エゼクタポンプに置き換えることも可能で、システ
ムの簡素化とコストダウンが可能となる。また、高圧ポ
ンプ3の入口圧力が高まることにより高圧ポンプ3の駆
動馬力を減少させることができ、フイルタ4の厚みを増
してその圧力損失を高く許容することもできる。
【0009】
【発明の効果】本発明に係るエゼクタポンプは前記のよ
うに構成されており、噴出される流体の流量が減少して
もエゼクタ効果が低下しないので、高効率が維持される
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係るエゼクタポンプ
のフロー系統図である。
【図2】図2はその断面図である。
【図3】図3は従来のエゼクタポンプのフロー系統図で
ある。
【図4】図4はその作用説明図である。
【図5】図5(a)は従来のエゼクタポンプのフロー系
統図、同図(b)はその断面図である。
【符号の説明】
2    エゼクタポンプ 6    差圧一定弁 9    バランスピストン 10    コイルばね 11    差圧調整ねじ 15    ニードル弁 16    スロート部 17    デイフューザパイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  内部に流体が噴出されてエゼクタ効果
    を生ずるスロート部と、該スロート部に挿入されたノズ
    ル内で流体を調圧して噴出させるニードル弁とを備えた
    ことを特徴とするエゼクタポンプ。
JP3038549A 1991-03-05 1991-03-05 エゼクタポンプ Expired - Lifetime JP2930437B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3038549A JP2930437B2 (ja) 1991-03-05 1991-03-05 エゼクタポンプ

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JP3038549A JP2930437B2 (ja) 1991-03-05 1991-03-05 エゼクタポンプ

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JPH04276200A true JPH04276200A (ja) 1992-10-01
JP2930437B2 JP2930437B2 (ja) 1999-08-03

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ID=12528373

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Cited By (4)

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FR2794668A1 (fr) * 1999-06-11 2000-12-15 Exel Ind Ensemble d'injecteur pour systeme de pulverisation de liquide phytosanitaire, et dispositif de pulverisation equipe de cet ensemble d'injecteur
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