JP2002250255A - 自動車タンク用燃料引き出し装置 - Google Patents

自動車タンク用燃料引き出し装置

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JP2002250255A
JP2002250255A JP2001381318A JP2001381318A JP2002250255A JP 2002250255 A JP2002250255 A JP 2002250255A JP 2001381318 A JP2001381318 A JP 2001381318A JP 2001381318 A JP2001381318 A JP 2001381318A JP 2002250255 A JP2002250255 A JP 2002250255A
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pump
withdrawal
fuel
venturi
orifice
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JP2001381318A
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English (en)
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Pascal Orsini
パスカル オルシニ
Frederico Vilela
フレデリーコ ヴィレラ
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Marwal Systems SAS
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Marwal Systems SAS
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】自動車タンク用の燃料引き出し装置において、
タンク内の引き出しポンプの上流に配置された目の細か
いフィルターの目詰りを防止すること。 【解決手段】ポンプ100の入口110が、ポンプの底
端に配置されている。出口120はポンプの頂端に配置
されている。ポンプ100は、入口110のすぐ上方
に、ポンプ100の底部付近に配置されるとともにポン
プハウジングの外側に開口する脱気オリフィス130を
有している。引き出しポンプ100を通過する燃料流
が、適切な作動に要求される最低限の流れに近くなるよ
うに、パイロット操作ポンプ100を操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車タンクから
燃料を引き出すシステムについての分野に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この目的のために、多数のシステムが提
案されてきた。
【0003】一般に、自動車タンクから燃料を引き出す
システムは、タンクからまたはタンク内に配置された供
給部から燃料を吸い込む電気ポンプを備えている。
【0004】このような供給部の目的は、加速、減速、
または自動車が直線路を進んでいない時には必ず生じる
遠心力に起因して、ポンプの吸込口付近において燃料が
移動する量を制限することである。
【0005】さらに、公知の燃料引き出しシステムは、
一般に、ポンプの吸込口に配置される目の粗いフィルタ
ーまたはストレーナと、エンジンに転送される燃料の質
を保証する目の細かいフィルターとを含んでいる。
【0006】詳細には、このような目の細かいフィルタ
ーは、例えば国際出願公開第WOA99/01658号
明細書に記載のように、電気ポンプよりも下流に配置さ
れる。
【0007】公知の燃料引き出しシステムは、すでにか
なり有用である。
【0008】それでもなお、全体として満足のいくもの
ではない。
【0009】詳細には、多くの研究にも拘わらず、自動
車産業が直面している進歩を求める種々の要望に対して
満足のいく答えは見いだされていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】第一に、目の細かいフ
ィルターは、ポンプの下流にすなわち出口ダクト上に配
置された場合、圧力下に置かれるということが認めら
れ、従って、そのハウジングには、前記圧力により生じ
る応力で抵抗し得る機械力を持たせる必要がある。
【0011】そのために、目の細かいフィルターをポン
プの下流ではなく上流に、すなわち吸込口に配置するの
が好ましいとされてきた。それにより、目の細かいフィ
ルターのハウジング上における応力をいくらか低減させ
ることができるとともに、吸込口のストレーナを省略で
きる。
【0012】ただし、目の細かいフィルターをポンプの
上流に配置することは、満足のいくようにまだ解決され
ていない他の問題を引き起こす。
【0013】第一に、目の細かいフィルターは、ポンプ
の上流に配置された場合、特に、電気ポンプが、ジェッ
トポンプにより給送が行われる供給部と協働する場合、
例えば、ジェットポンプが、電気ポンプの出口から直接
または間接的に来る流入流を受け取る場合には、相当な
目詰まりの原因となる場合がある。
【0014】第二に、そのシステムを初めて始動させる
時に、さらには、燃料のレベルが低いためにそのシステ
ムが呼び水で満たされていないにも拘わらず、目の細か
いフィルターがポンプの上流に配置される場合、電気ポ
ンプは、ハウジングの目の細かいフィルターのための体
積に実質的に相当する多量の空気中で吸引を行わなけれ
ばならなくなる。
【0015】第三に、今まで、燃料引き出しシステムに
おいて使用されてきた殆どの電気ポンプは、回転ギアポ
ンプであったことが認められる。このようなポンプは、
2つの連続した歯の間にある空間内へ液体を吸引し次に
放出部へ通過させるという原理で作動する。
【0016】しかしながら、今日、回転ギアポンプを、
真の利点を有し得るタービンポンプまたは遠心ポンプへ
交換することに対する強い要請がある。タービンポンプ
または遠心ポンプは、ホイールまたはローターの回転が
圧力条件及び速度条件を生じさせる機械であり、その圧
力条件及び速度条件は、液体が回路内を流れる時に、ポ
ンプにより送出される単位量当たりの有用なエネルギー
と、回路の単位量当たりの抵抗エネルギーとの間におけ
る平衡状態の結果であるどのような流れの大きさでもっ
て流れるかを決める。
【0017】さらに、今日、多数からなる構成におい
て、燃料を引き出すタービンポンプまたは遠心ポンプを
使用する際の試みは、この種のポンプには固有の呼び水
の問題のために満足のいくものではない。この問題は、
目の細かいフィルターにより損失ヘッド(損失水頭)が
生じることから、目の細かいフィルターがポンプの上流
に配置されるシステムについては特に深刻である。
【0018】第四に、タービンポンプまたは遠心ポンプ
は、一般に、脱気オリフィスを有していることを強調す
る。ポンプを停止させると、このような脱気オリフィス
がポンプハウジング上にあることにより、ポンプ内ばか
りでなく、そこに接続されている目の細かいフィルター
ハウジングの少なくとも一部分も汚染されてしまう。
【0019】第五に、ポンプハウジング内に脱気オリフ
ィスがあることにより、特別な注意を事前に払わない限
り、ポンプが前記脱気オリフィスを介して空になること
により確定貯蔵量(positive reserve)が危険にさらさ
れ得ることが強調される。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、先行技
術に固有の上に特定した欠点を排除するように、公知の
燃料引き出しシステムを改善することである。
【0021】本発明において、この目的は、自動車タン
ク用燃料引き出し装置と、ポンプの上流に配置された目
の細かいフィルターとにより達成され、本装置は、引き
出しポンプがパイロット操作ポンプであることを特徴と
する。
【0022】本発明の有利な特徴によれば、引き出しポ
ンプは、ポンプを通過する燃料流が、本装置の適切な作
動に要求される最低限の流れに近くなるように、パイロ
ット操作がされる。
【0023】本発明の別の有利な特徴によれば、引き出
しポンプは、ブラシレスポンプである。
【0024】本発明の他の特徴、目的、及び利点は、非
限定的例として上げる、以下の詳細な説明を読み、添付
の図面を見れば明らかとなる。
【0025】
【発明の実施の形態】上述のように、本発明の装置は、
電気引き出しポンプ100と、ポンプの上流にすなわち
入口部に配置された目の細かいフィルター210とを備
えている。
【0026】目の細かいフィルター210の種々の構成
は、以下にさらに詳細に説明する。
【0027】さらに、本発明において、引き出しポンプ
100は、パイロット操作ポンプである。さらに正確に
は、引き出しポンプ100は、その中を通過し従って上
流に配置された目の細かいフィルター210の中も通過
する燃料流が、エンジンの瞬間消費量の関数として適切
な作動のために要求される流れと実質的に等しくなるよ
うに、パイロット操作される。
【0028】従って、引き出しポンプ100が、引き出
しポンプの出口部から直接または間接的に来る流入流を
受け取るジェットポンプにより給送される供給部から燃
料を吸引する際に、引き出しポンプ100は、パイロッ
ト操作されて、引き出しポンプ100の中を及び目の細
かいフィルター内を通過する流れが、エンジンの瞬間消
費量と、ジェットポンプを作動可能とするために必要な
補助流れの流量との総量と実質的に等しくなるように変
えられて送出される。(エンジンの「瞬間消費量」とい
う用語は、本明細書においては、エンジンの実際の瞬間
消費量と、それに加えて、適切な場合にはインジェクタ
ーが正確に作動することを保証するためにエンジンに送
る必要があるものであるが、実際には消費されずに引き
出しポイントに戻される、何らかの追加の流れQr(図
1を参照)と、を意味する)。
【0029】逆に、引き出しポンプ100が、タンクか
ら燃料を直接取り出す際には、引き出しポンプ100
は、ポンプの中及び目の細かいフィルターの中を通過す
る流れが、エンジンの瞬間消費量と実質的に等しくなる
ように、流れを変化させて送出するようにパイロット操
作される(この場合においても、エンジンの「瞬間消費
量」という用語は、エンジンの有効瞬間消費量と、適切
な場合にはインジェクターが正確に作動することを保証
するようにエンジンに送られるけれども実際には消費さ
れずに引き出しポイントに戻される追加の流れQr(図
1を参照)と、を意味するように用いられている)。
【0030】従って、本発明は、目の細かいフィルター
210の中における流量を制限することに役立ち、従っ
て、目の細かいフィルター210による損失ヘッド、目
の細かいフィルター210に対する入口における圧力、
ポンプ100に対する入口部の圧力、及び目の細かいフ
ィルター210の目詰まりを制限することにも役立つ。
【0031】引き出しポンプ100は、種々の異なる方
法でパイロット操作することができる。
【0032】引き出しポンプ100は、ポンプの出口部
に配置された圧力センサーまたは流量センサーによりパ
イロット操作可能である。大体においては、ポンプを調
節するこのような技術は、当業者に公知である。従っ
て、以下において詳細には説明しない。この点について
は、このような調節によって、一般に、ポンプが正確に
作動することを保証するように、ある最低限の流量で連
続して送出を行うことを、単に思い出されたい。
【0033】別の変形において、引き出しポンプ100
は、エンジン制御モジュールから来る基準値によりパイ
ロット操作することが可能であり、この基準値は、エン
ジンにより必要とされる瞬間消費量を代表するものであ
る。このような状態において、ポンプ100は、圧力/
流量曲線または電流/速度曲線などに基づく制御信号に
よりパイロット操作することが可能である。
【0034】さらに、本発明に関して上述したように、
引き出しポンプ100は、ブラシレス電気ポンプである
のが好ましい。このようなポンプは、それ自体は当業者
に公知である。本来、このようなポンプは、コイルつき
ステーター及びマグネットつきローターを備えている。
【0035】ブラシレスポンプ100を使用することに
よって、ブラシ付きの通常のポンプにおいて、ブラシ
が、対応するコレクターの上方を移動すると取り除かれ
ることがある類の異物、特に、金属材料またはプラスチ
ック材料からなる削りくずを、キャブレターまたはイン
ジェクターに送ってしまうリスクを制限することができ
る。
【0036】目の細かいフィルター210は、引き出し
ポンプ100の下流ではなく上流に配置されることか
ら、この利点が、明らかに最も重要である。
【0037】本発明の引き出し装置の種々の実施形態
を、以下に説明し、添付の図において示す。
【0038】添付の図1において示した実施形態から説
明する。
【0039】図1において、垂直軸ポンプ100が見ら
れる。垂直軸ポンプ100は、タービン型ポンプまたは
遠心型ポンプを構成しているのが、最も好ましい。上述
のように、このようなタービンポンプまたは遠心ポンプ
は、回路内における燃料流を決定する圧力条件及び速度
条件を生成するのに適したホイールまたはローターを有
している。
【0040】ポンプ100の入口110が、ポンプの底
端に配置されている。出口120は、ポンプの頂端に配
置されている。
【0041】ポンプ100は、入口110のすぐ上方
に、ポンプ100の底部付近に配置されるとともにポン
プハウジングの外側に開口する脱気オリフィス130を
有している。
【0042】添付の図1は、さらに、垂直軸線上に中心
を合わせて配置された概ね環状のフィルターハウジング
200も示している。
【0043】ハウジング200は、径方向外側に円筒状
の壁202と、該壁202と同軸であり径方向内側に円
筒状の壁204と、環状であるとともにハウジング20
0の底部及び頂部をそれぞれ確定する2つの概ね水平の
隔壁206及び隔壁208とにより本質的に画定されて
いる。
【0044】環状隔壁208は、2つの円筒状壁202
及び円筒状壁204の頂端に漏れ止め式に接続されてい
る。
【0045】環状隔壁206は、同様に、外側円筒状壁
202の底端に接続されている。ただし、環状隔壁20
6は、以下にさらに詳細に説明するように、径方向内側
に円筒状壁204の底部には接続されていない。
【0046】ハウジング200は、環状のフィルター2
10を収容している。ただし、図3及び図4に関して以
下にさらに詳細に説明するように、ハウジング200及
びフィルター210は、他の形状とすることができる。
【0047】図1において、ポンプ100は、フィルタ
ーハウジング200の中央の凹部220、すなわち、径
方向内壁204内において画定されている凹部内に、配
置されている。
【0048】ハウジング200の環状隔壁206とフィ
ルター210の底部との間、及び、ハウジング200の
環状隔壁208とフィルター210の頂部との間は、そ
れぞれ、漏れ止め接続がされている。
【0049】従って、ハウジング200は、フィルター
210に対して径方向内側チャンバーと径方向外側チャ
ンバーをそれぞれ含む、2つのチャンバー240、チャ
ンバー250を画定している。
【0050】径方向外側チャンバー240は、ハウジン
グ200の入口チャンバーとして機能する。
【0051】径方向内側チャンバー250は、出口チャ
ンバーとして機能する。
【0052】この目的のために、ハウジング200の中
央部内において、環状隔壁206は、漏れ止め隔壁20
7により延長されており、その一方で、出口チャンバー
250を画定し隔壁207の上方で途切れている径方向
内側円筒状壁204は、上述の隔壁207に平行な水平
壁209により延長されている。
【0053】従って、2つの隔壁207及び隔壁209
は、フィルターハウジング200の出口チャンバー25
0と連通する円筒状チャンバー205を画定している。
その上、隔壁209は、漏れ止め式にフィルターの入口
110を取り囲んでいる。
【0054】フィルターハウジング200の入口チャン
バー240は、タンク300から適宜の手段により燃料
で満たすことができる。
【0055】入口チャンバー240は、従来の一般的な
構造のジェットポンプ260を用いて満たすのが好まし
い。
【0056】ジェットポンプ260は、例えばポンプ1
00の出口に接続された分岐接続部270から燃料を給
送する駆動ベンチュリを形成する第1の先細ベンチュリ
(ノズル)262を有している。ジェットポンプ260
の底部には、傘状バルブのような逆止弁(チェックバル
ブ)280により保護された吸引流入口264があり、
該逆止弁280は、タンク300からジェットポンプ2
60のチャンバー内側を経て入口チャンバ240内への
燃料の移送を可能とするように方向付けられており、そ
の一方で、燃料が逆流しないように、すなわち、入口チ
ャンバー240及びジェットポンプ260内部体積から
タンク300の方へ燃料が逆流しないようにしている。
【0057】最後に、ジェットポンプ260は、フィル
ターハウジング200の入口チャンバ240内へ開口す
る放出口266を有している。
【0058】異なる実施形態において、ジェットポンプ
260の放出口266は、垂直パイプにより延長してハ
ウジング200の頂部付近に配置することも可能であ
る。このような構成においては、吸引流入口264に逆
止弁280を配置する必要はない。それでも、このよう
な逆止弁は、タンク300内の燃料レベルが、入口チャ
ンバー240内の燃料レベルより高くなると、タンク3
00から入口チャンバー240へ燃料を移送することが
できるように、入口チャンバー240を画定するハウジ
ング200の内壁上における任意の場所に備えることが
できる。
【0059】図1で示した実施形態において、エンジン
により消費されていない燃料流Qrが、ダクト290を
介してフィルターの入口チャンバー240に戻されるこ
とも認められる。
【0060】それでも、変形において、ダクト290か
らのこの流れQrは、ジェットポンプ260に給送する
ために、さらに詳細には、駆動ベンチュリを形成する第
1の先細ベンチュリ262に給送するために利用可能で
ある。
【0061】別の異なる実施形態において、フィルター
ハウジングの入口チャンバー240を満たす目的で、ジ
ェットポンプ260の第1の先細ベンチュリ262に燃
料を給送するために、ポンプ100の出口から引き出さ
れる分岐流Qiと同様に、戻り流Qrを利用することが
考えられる。
【0062】ポンプ100の入口110を介して吸引さ
れる燃料流Qpは、出口120を介して送出される流れ
の合計Qm+Qr+Qiと等しい。
【0063】ジェットポンプ260の放出口266から
の流れQtは、分岐接続部270から来る流れQiと吸
引流入口264から来る流れQaとの合計と等しい。
【0064】フィルターハウジング200を満たすこと
ができるようにするためには、戻り流量Qrとジェット
ポンプ260からの流量Qtとの合計が、ポンプ100
の入口110を介して吸引される流量Qpと、ハウジン
グ200の頂部内に典型的には隔壁208内に配置され
ている、脱気オリフィス222を介してハウジング20
0から出る流量Qfとの合計より大きくなければならな
い。
【0065】図1を見れば分かるが、ポンプ100の脱
気オリフィス130は、フィルターハウジング200の
径方向内壁204により画定されている中央の凹部22
0内へ開口している。
【0066】本発明の構造は、ハウジング200の容量
と等しい、大きな確定貯蔵量(positive reserve volum
e)をポンプ100に対して提供することも、図1を見
れば分かる。
【0067】上述のように、フィルターハウジング20
0の脱気オリフィス222は、頂部隔壁208内に配置
され、入口チャンバー240内へ向いている。
【0068】この脱気オリフィス222は、頂部隔壁2
08上方を概ね水平に延びる部分225と、中央凹部2
20の基部に対して下向きに径方向内壁204上方を概
ね垂直に延びる部分226とを有するダクト224内に
開口している。ダクト224の部分226は、それに伴
い、ポンプ100の脱気オリフィス130の付近に、隔
壁208に近接して配置された開口部227を有してい
る。
【0069】ダクト224の開口部227は、ポンプ1
00の脱気オリフィス130の高さと等しいかそれより
も低い高さに配置されている。
【0070】ダクト224の開口部227は、ポンプ1
00の脱気オリフィス130のレベルより下に配置され
るのが好ましい。ダクト224の直径は、ポンプ100
の脱気オリフィス130の直径よりも若干大きいのが好
ましい。
【0071】これらの特徴によって、ダクト224は、
ポンプ100が停止する場合にハウジング200により
画定された中央凹部220内にある燃料をフィルターハ
ウジング200の入口チャンバー240へ送出するのに
適したサイフォンを構成し、これによって、燃料がポン
プ100を汚染する可能性がある、脱気オリフィス13
0を介してポンプに燃料が入ることが防止される。
【0072】本システムが初めて満たされる際に、フィ
ルターハウジング200は、脱気オリフィス222と、
2つの部分225及び部分226を有するダクト224
とを介して脱気される。同様に、ポンプ100は、脱気
オリフィス130を介して脱気される。
【0073】ポンプ100が停止すると、ハウジング2
00は、静止燃料貯蔵(static fuel reserve)を確定
する。
【0074】さらに、上述のように、ダクト224は、
中央凹部220内にある燃料を入口チャンバー240へ
吸い出すのに適するサイフォンを形成しており、これに
より、前記燃料が脱気オリフィス130を介してポンプ
100の内部へ吸引されることが、防止される。
【0075】ダクト224により形成されるサイフォン
のこの機能は、ポンプ100が停止した時にポンプ10
0内に存在する内圧により援助されることも認められる
べきである。
【0076】図2は、図1で示した上述の実施形態とは
異なる本発明の変形実施形態を示しており、該実施形態
は、本質的に、戻りダクト290が省略されており、か
つ、ポンプ100の出口上にさらに正確にはジェットポ
ンプ260の第1の先細ベンチュリ262に給送するた
めに用いられる分岐接続部270上に圧力レギュレータ
400が備えられている点で、図1の実施形態と異な
る。
【0077】圧力レギュレータ400は、ポンプ100
からの吐出圧が閾値より大きくなると必ずポンプ100
の出口から第1の先細ベンチュリ262へ燃料を流出可
能とするように開き、またその反対に、ポンプ100か
らの吐出圧が上述の閾値より低くなると必ずこの流れを
止めるように閉鎖するように設計されている。
【0078】レギュレータ400は、種々の従来の方法
で用いられる。従って、以下に詳細には説明しない。
【0079】それでも、レギュレータ400は、出口ノ
ズルに対して圧迫しようとする定格弾性部材と、分岐接
続部270内にあって前記出口ノズルから離れようとす
る燃料の圧力とによって付勢される可撓性のダイアフラ
ムを収容するハウジングを含むことが好ましいことが認
められるべきである。
【0080】分岐接続部270内に存在する圧力により
ダイアフラム上に生じる力が、定格弾性部材により生じ
る力より大きくなると、可撓性のダイアフラムは、出口
ノズルから離れて持ち上がり、第1の先細ベンチュリ2
62へ燃料を流しジェットポンプ260に給送すること
ができる。
【0081】逆に、分岐接続部270内に存在する圧力
によって圧力レギュレータ400の可撓性のあるダイア
フラムにより生じる力が、定格弾性部材によりかけられ
る力よりも小さくなると、今度は、ダイアフラムが、出
口の第1の先細ベンチュリ262に対して押し付けら
れ、ジェットポンプ260への給送を妨げる。
【0082】図3及び図4に示した実施形態について、
以下に説明する。
【0083】第一に、本実施形態は、ジェットポンプ2
60がポンプ100と一体化している点において、図1
及び図2に関して上述した実施形態と異なるが、該ジェ
ットポンプは、図1及び図2に関して上述したように、
ポンプ100の圧力段を介して給送される第1の先細ベ
ンチュリ262を有し、フィルターハウジング200の
入口チャンバー240に給送するように配置されてい
る。
【0084】第二に、図3及び図4において示した実施
形態は、ポンプ100を囲む環状ではなくポンプ100
の片側に配置された三日月状のフィルター210を有す
る点で、図1及び図2に関して上述した実施形態とは異
なる。
【0085】図3及び図4において示した実施形態は、
図1及び図2に関して上述した特徴と同じ特徴を本質的
に利用しており、詳細には、ジェットポンプ260によ
り給送されるとともに、サイフォンを形成するダクト2
24内に開口する脱気オリフィス222を備えたフィル
ター入口チャンバー240を有しており、ポンプ100
の脱気オリフィス130は、サイフォン式ダクト224
の開口部227の周囲に配置されている。
【0086】以下の説明は、ジェットポンプ260に特
有の本発明による改良に関する。
【0087】これらの改良は、特に、図3及び図4に示
した実施形態に適用される。
【0088】添付の図5は、ジェットポンプの従来の構
造を示す。
【0089】液体イジェクターと呼ばれることもあるこ
のような従来のジェットポンプは、以下の同軸の構成要
素により輪郭が構成される。 ・駆動ベンチュリと呼ばれ、圧力下で流体を給送する第
1の先細ベンチュリ262 ・第1の先細ベンチュリを囲みかつ本装置の吸引流入口
264に接続され、吸い上げベンチュリと呼ばれる第2
の先細ベンチュリ267 ・ミキサーと呼ばれる円筒状部268 ・ディフューザとして機能する末広部269 第1の先細ベンチュリ262のスロート部は、第2の先
細ベンチュリ267のスロート部の若干上流にまたは第
2の先細ベンチュリ267のスロート部と同じ位置に、
或いは、実際には第2の先細ベンチュリ267のスロー
ト部がミキサー268と隣接する場所に、概ね配置され
ている。
【0090】第1の先細ベンチュリ262に給送される
流れは、イジェクターとしてのジェットポンプ260の
駆動流を構成する。第1の先細ベンチュリ262におい
て、圧力エネルギーは、運動エネルギーに変換される。
出口の駆動流体は、高速のジェット状となる。運動量の
乱流交換によって、このジェットは、第2の先細ベンチ
ュリ267の中に多量の液体を引っ張り込み、この分量
は、ジェットポンプ260により吸い込まれた流量を構
成する。ミキサー268内において、駆動流体と吸い込
まれた流体との間の運動量の交換が、続き、これら2つ
のジェットの速度が段々等しくなってくると終わる。損
失を無視すれば、この混合操作は、一定の圧力で起こ
る。末広部269内において、混合物の少量の運動エネ
ルギーは、拡散により圧力エネルギーに変換される。
【0091】公知のジェットポンプ装置は、すでに、か
なり有用であった。それでも、必ずしも満足のいくもの
ではない。
【0092】特に、本出願人は、公知のジェットポンプ
が、ディフューザとしての末広部269による出口にお
ける背圧が高い場合には、満足のいく状態で作動しない
ことを見い出した。
【0093】そこで、本発明は、先行技術の実施形態の
欠点を排除する新規なジェットポンプを提案するという
目的をさらに有する。
【0094】この目的は、本発明において、第2の先細
ベンチュリ267が、中間ミキサーなしに、ディフュー
ザーに直接接続されるジェットポンプにより達成され
る。
【0095】本発明の別の有利な特徴によれば、ジェッ
トポンプは、大きなディフューザを有している。
【0096】添付の図6は、軸線O−O上の中央に配置
されたチャネルを画定し、圧力下で流体が給送される駆
動ベンチュリを形成する第1の先細ベンチュリ262
と、第1の駆動ベンチュリを囲む吸い上げベンチュリを
形成するとともに本装置の吸引流入口264に接続され
た第2の先細ベンチュリ267と、ディフューザを構成
する末広部269とを含む本体を示している。
【0097】上述のように、本発明のジェットポンプ
は、吸い上げベンチュリを形成する第2の先細ベンチュ
リ267とディフューザを形成する末広部269との間
にミキサーが不要であるという特徴を有している。
【0098】本発明において、第1の先細ベンチュリ2
62は、形状が、円錐状であり、長さが、4mmから8
mmの範囲であるのが好ましく、吸引流入口264の直
径とほぼ同じであるのが、非常に有利である。
【0099】出口ノズルを形成する第1の先細ベンチュ
リ262のスロート部である端部は、第2の先細ベンチ
ュリ267から、1mmから3mmの範囲の間隔を置い
て配置されるのが好ましい。
【0100】第1の先細ベンチュリ262の収束角B
は、0°から30°の範囲であるのが好ましく、約5°
であるのが非常に有利である。
【0101】第2の先細ベンチュリ267は、トロイダ
ルキャップにより形成されるのが好ましい。このトロイ
ダルキャップの曲率半径R1は、1mmから2mmの範
囲内であるのが好ましく、約1.6mmであるのが非常
に有利である。前記第2の先細ベンチュリ267の曲率
半径R1のトロイダルキャップ部分は、末広部269に
接しているのが好ましい。
【0102】さらに、第2の先細ベンチュリ267の内
側半径R2は、最も小さい部分で、1.8mmから3.
0mmの範囲内であるのが好ましく、約2.0mmから
2.6mmであるのが非常に有利である。
【0103】さらに、第2の先細ベンチュリ267のト
ロイダル包絡面は、30°から60°の範囲内の角度A
を占めているのが好ましく、約45°であるのが非常に
有利である。
【0104】ディフューザを形成する末広部269は、
円錐状包絡面により画定されるのが好ましい。
【0105】拡散管としての末広部269の長さは、1
0mmから40mmの範囲内であるのが好ましく、約1
8mmであるのが非常に有利である。
【0106】さらに、末広部269の収束角Cは、2°
から10°の範囲内であるのが好ましく、約4°である
のが非常に有利である。
【0107】図7は、ジェットポンプ本体に、第1の先
細ベンチュリ262内の圧力が高くなり過ぎると開口す
るように設計されたバルブ50が取り付けられている、
異なる実施形態を示している。
【0108】バルブ50は、第1の先細ベンチュリ26
2の軸線O−Oに対して径方向に延びているチューブ52
の長さの範囲内に形成されており、第1の先細ベンチュ
リ262の上流においてジェットポンプ本体に接続され
ている。
【0109】チューブ52は、このように、第1の先細
ベンチュリ262内へ開口するチャンバーを画定してい
る。さらに正確には、上に明記したチャンバーは、スプ
リング58により圧迫されるバルブ部材56を伴い径方
向外側に向いているバルブシート54を画定している。
【0110】図7において示した変形において、バルブ
部材56は、概ね、マッシュルーム状であり、バルブシ
ート54に対して押し付けられるフレア状ヘッドと、そ
れより小さい断面であって、バルブ部材56の軸線O−
Oに対する径方向の滑動を案内するように機能しかつス
プリング58を支持するようにも機能するバルブステム
と、を有している。
【0111】バルブ50は、多数の異なる方法で実施可
能であるのは当然である。
【0112】バルブ50は、第1の先細ベンチュリ26
2内の圧力が超過すると、バルブ部材56がバルブシー
ト54から離れて持ち上がることにより開口し、第1の
先細ベンチュリ262内の圧力が所定の閾値よりも低下
すると必ず閉鎖するように設計されている。
【0113】本発明は、上述の特定の実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の精神に従い種々の変形に及
ぶことは当然である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る自動車タンク用
燃料引き出し装置の垂直方向の断面概略図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る自動車タンク用
燃料引き出し装置の、図1と同様の垂直方向の断面図で
ある。
【図3】本発明の第3の実施形態を図4におけるIII−I
II線で示した、非同一平面の垂直方向断面図である。
【図4】図3の装置の水平方向における断面図である。
【図5】先行技術による従来のジェットポンプの長手軸
方向における概略断面図である。
【図6】本発明によるジェットポンプの長手軸方向にお
ける概略断面図である。
【図7】本発明の好ましい変形を構成するジェットポン
プの長手軸方向における概略断面図である。
【符号の説明】
100 引き出しポンプ 130 脱気オリフィス 200 フィルターハウジング 210 目の細かいフィルター 220 凹部 222 脱気オリフィス 224 ダクト 227 開口部 240 入口チャンバー 250 出口チャンバー 260 ジェットポンプ 262 第1の先細ベンチュリ 264 吸引流入口 266 放出口 267 第2の先細ベンチュリ 269 末広部 270 分岐接続部 280 逆止弁 290 戻りダクト 400 圧力レギュレータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 37/10 F02M 37/10 J 37/18 37/18 A 37/20 37/20 G R 37/22 37/22 P 69/00 340 69/00 340T F04D 5/00 F04D 5/00 A 29/70 29/70 D (72)発明者 ヴィレラ フレデリーコ フランス国 51000 シャロン ザン シ ャンパーニュ リュ セン−アルペン 5 Fターム(参考) 3G301 JA30 LB07 LC03 PB08A

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き出しポンプ(100)と、 前記ポンプ(100)の上流に配置された目の細かいフ
    ィルター(210)とを有し、 前記引き出しポンプ(100)はパイロット操作ポンプ
    であることを特徴とする自動車タンク用燃料引き出し装
    置。
  2. 【請求項2】 前記引き出しポンプ(100)は、前記
    引き出しポンプ(100)の中を通過する燃料流が、エ
    ンジンの瞬間消費量の関数としての前記装置の適切な操
    作に要求される最低限の流れに近くなるように、流量を
    変化させて送出するパイロット操作が行われることを特
    徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記引き出しポンプ(100)は、ブラ
    シレスポンプであることを特徴とする請求項1または2
    に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記引き出しポンプ(100)は、該ポ
    ンプの中を及び前記目の細かいフィルター(210)の
    中を通過する流れが、前記エンジンの瞬間消費量と実質
    的に等しくなるように、パイロット操作がされることを
    特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記引き出しポンプ(100)が燃料を
    引き出す貯蔵部と、 前記引き出しポンプの出口から直接または間接的に来る
    流入流を受け取ると、前記貯蔵部に給送するように設計
    されたジェットポンプ(260)とを有し、 前記引き出しポンプ(100)は、該ポンプの中を通過
    する流れが、前記エンジンの瞬間消費量と前記ジェット
    ポンプを作動させるために必要な補助流れとの合計と実
    質的に等しくなるように、パイロット操作がされること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記引き出しポンプ(100)は、圧力
    センサーまたは流量センサーによりパイロット操作がさ
    れることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載
    の装置。
  7. 【請求項7】 前記引き出しポンプ(100)は、エン
    ジン制御モジュールから来る基準値によりパイロット操
    作がされることを特徴とする請求項1から5のいずれか
    に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記フィルターのフィルターハウジング
    (200)が脱気オリフィス(222)を頂部内に有
    し、 前記引き出しポンプ(100)もまた脱気オリフィス
    (130)を有し、 前記フィルターハウジング(200)にダクト(22
    4)が備えられており、 前記ダクト(224)は、前記ハウジング(200)の
    脱気オリフィス(222)を延長し、前記ポンプ(10
    0)の脱気オリフィス(130)が開口する凹部(22
    0)内に開口し、前記ポンプ(100)の脱気オリフィ
    ス(130)の高さと同じかそれより低い高さに配置さ
    れた開口部(227)を有し、かつ、前記引き出しポン
    プ(100)が停止すると必ず、前記開口部(227)
    の付近において、前記フィルターハウジング(200)
    の内部へ燃料を吸引するのに適するサイフォンを構成す
    るように形成されていることを特徴とする請求項1から
    7のいずれかに記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記フィルターハウジング(200)の
    入口チャンバー(240)は、ジェットポンプ(26
    0)により給送されかつ圧力をかけられることを特徴と
    する請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記引き出しポンプ(100)は、タ
    ービン型ポンプまたは遠心型ポンプであることを特徴と
    する請求項8または9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記ジェットポンプ(260)は、前
    記引き出しポンプ(100)の出口(120)に接続さ
    れた分岐接続部(270)により給送されることを特徴
    とする請求項9に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記ジェットポンプ(260)は、エ
    ンジンにより消費されていない燃料を受け取る戻りダク
    ト(290)により給送されることを特徴とする請求項
    9に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記ジェットポンプ(260)は、前
    記引き出しポンプ(100)の出口(120)に接続さ
    れた分岐接続部(270)と、エンジンにより消費され
    ていない燃料を受け取る前記戻りダクト(290)とに
    より、給送されることを特徴とする請求項9、11また
    は12のいずれかに記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記ジェットポンプ(260)は、逆
    止弁(280)が取り付けられた吸引流入口(264)
    を有することを特徴とする請求項9から13のいずれか
    に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記ジェットポンプ(260)は、垂
    直チューブにより延長され、前記フィルターハウジング
    (200)の頂部に接近した位置に出口が配置されてい
    ることを特徴とする請求項9から13のいずれかに記載
    の装置。
  16. 【請求項16】 エンジンにより消費されていない燃料
    を受け取る前記戻りダクト(290)は、前記フィルタ
    ーハウジング(200)の入口チャンバー(240)内
    へ開口していることを特徴とする請求項8から15のい
    ずれかに記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記サイフォンを形成するダクト(2
    24)は、 前記フィルターハウジング(200)の脱気オリフィス
    (222)と連通している水平部(225)と、 前記フィルターハウジング(200)により画定される
    とともに前記引き出しポンプ(100)が配置されてい
    る凹部(220)の底部付近に開口部(227)が配置
    された概ね垂直な垂直部と、を有することを特徴とする
    請求項8から16のいずれかに記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記サイフォンを形成するダクト(2
    24)の開口部(227)は、前記引き出しポンプ(1
    00)の脱気オリフィス(130)のレベルよりも下に
    配置されていることを特徴とする請求項8から17のい
    ずれかに記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記サイフォンを形成するダクト(2
    24)の直径は、前記引き出しポンプ(100)の脱気
    オリフィス(130)の直径より大きいことを特徴とす
    る請求項8から18のいずれかに記載の装置。
  20. 【請求項20】 圧力レギュレータ(400)が、前記
    引き出しポンプ(100)の出口に接続されたダクト
    (270)上に配置されているとともに、前記フィルタ
    ーハウジング(200)の入口チャンバー(240)に
    給送することに役立つ前記ジェットポンプ(260)の
    第1の先細ベンチュリ(262)に接続されていること
    を特徴とする請求項8から19のいずれかに記載の装
    置。
  21. 【請求項21】 前記フィルターハウジング(200)
    の脱気オリフィス(222)は、前記入口チャンバー
    (240)内に開口していることを特徴とする請求項8
    から20のいずれかに記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記引き出しポンプ(100)の脱気
    オリフィス(130)は、前記フィルターハウジング
    (200)により画定されている凹部(220)内であ
    って前記引き出しポンプ(100)の底部に配置されて
    いることを特徴とする請求項8から21のいずれかに記
    載の装置。
  23. 【請求項23】 圧力下で流体が給送され駆動ベンチュ
    リを形成する第1の先細ベンチュリ(262)と、 前記第1の先細ベンチュリを囲むとともに前記吸引流入
    口(264)に接続され吸い上げベンチュリを形成する
    第2の先細ベンチュリ(267)と、 ディフューザとして作用する末広部(269)とを有
    し、 吸い上げベンチュリを形成する前記第2の先細ベンチュ
    リ(267)は、ディフューザとして作用する末広部
    (269)に、中間ミキサーなしで、直接接続されてい
    ることを特徴とする請求項1から22のいずれかに記載
    の装置。
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