JP2009257176A - ジェットポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動流体管路内の負圧発生部における気泡の発生を防止することのできるジェットポンプを提供する。
【解決手段】ジェットポンプ28は、駆動燃料を導入しかつその駆動燃料を噴出するノズル42bを有する駆動燃料管路42を備え、駆動燃料管路42のノズル42bから噴出された駆動燃料の流れを利用して移送流体を移送する。駆動燃料管路42内で負圧が発生する負圧発生部(角部42c、曲面部42d)に正圧燃料を導入する。
【選択図】図2

Description

本発明は、流体の移送に用いられるジェットポンプに関する。
従来例に係るジェットポンプを説明する。なお、図4はジェットポンプを示す断面図でる。
図4に示すように、ジェットポンプ100は、駆動流体を導入しかつその駆動流体を噴出するノズル101bを有する駆動流体管路101を備える。ノズル101bから流体移送管路102に向けて駆動流体が噴出されると、その噴出した駆動流体の周囲に負圧が発生し、その周辺部の移送流体が吸い込まれる。これにより、駆動流体ととともに移送流体が流体移送管路102を通じて移送される。なお、ジェットポンプには、例えば特許文献1に記載されたものがある。
特表2004−523685号公報
従来のジェットポンプ100(図4参照)によると、スペースの制約上、駆動流体管路101の縦方向に延びる主管路部101aに対してノズル101bがL字状に屈曲されている。駆動流体管路101内の内壁面には、内角側に角部101cが形成されているとともに外角側に曲面部101dが形成されている。このため、駆動流体管路101内の角部101c、曲面部101dの下流側に渦による流れの剥離(図4中、渦巻状の二点鎖線参照)が発生しやすい。詳しくは、角部101cの下流側では、流れの方向が変化することで渦が発生しやすい。また、曲面部101dの下流側では、曲面部(R部)と直線部との境目に渦が発生しやすい。
このような流れの剥離は、局所的に低圧な領域(「負圧発生部」という)を形成し、その圧力が飽和蒸気圧以下になると、キャビテーションいわゆる気泡が生じるという問題があった。その気泡は、流れ損失を増大させ、ポンプ効率を低下する原因となる。
また、前記特許文献1のジェットポンプでは、駆動流体管路内から段部をなくすことで渦流の形成を回避するようにしている。しかし、駆動流体管路が湾曲しており、管路内に曲面部が存在していることから、曲面部(負圧発生部)の下流側に流れの剥離が発生し、ひいては気泡が発生するという問題が残る。
本発明が解決しようとする課題は、駆動流体管路内の負圧発生部における気泡の発生を防止することのできるジェットポンプを提供することにある。
前記課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とするジェットポンプにより解決することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1に記載されたジェットポンプによると、駆動流体管路内で負圧が発生する負圧発生部に正圧流体が導入される。これにより、駆動流体管路内の負圧発生部の圧力が高められることにより、負圧発生部における気泡の発生を防止あるいは低減することができる。ひいては、気泡による流れ損失が低減されることでポンプ効率を向上することができる。なお、本明細書でいう「負圧発生部」としては、管路の屈曲による角部、曲面部、管路同士の差込み接続による段差部、流路径が縮小する径縮部が相当する。
また、特許請求の範囲の請求項2に記載されたジェットポンプによると、正圧流体が液体である。このため、駆動流体に対する正圧流体の導入にともなう気泡の混入を防止あるいは低減することができる。
また、特許請求の範囲の請求項3に記載されたジェットポンプによると、駆動流体の一部を正圧流体として用いるため、正圧流体に係る特別な加圧源が不要である。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。
本発明の一実施例を説明する。本実施例のジェットポンプは、自動車等の車両用の燃料供給装置に備えたものであるから、燃料供給装置を説明した後で説明する。また、燃料供給装置は、周知のものと同様であるから、その概要を述べるにとどめる。なお、図1は燃料供給装置を示す断面図である。
図1に示すように、燃料供給装置10は、燃料タンク12内の燃料(液体燃料)を、エンジン側(詳しくは、インジェクタ)へ供給する装置であって、燃料タンク12の上部に設けられる上側のユニット14と、その燃料タンク12の下部内に設けられる下側のユニット16とを備えている。
前記下側のユニット16は、上面開放形のリザーバカップ18と、該リザーバカップ18内に配置された燃料ポンプ20、吸入フィルタ22、燃料フィルタ24、プレッシャレギュレータ26、ジェットポンプ28等を備えている。なお、燃料タンク12は、自動車等の車両(図示しない)に搭載されるものであって、図1では上板部12a及び底板部12bが部分的に示されている。また、上板部12aには開口孔12cが形成されている。
前記リザーバカップ18は、例えば樹脂製で、上面を開放する有底筒状すなわちカップ状に形成されている。また、リザーバカップ18は、その下面を前記燃料タンク12の底板部12b上に面接触状に当接させた状態で配置されている。
前記燃料ポンプ20は、電動式のモータ部とインペラ式のポンプ部とを上下に並設したモータ一体型ポンプである。ポンプ部は、モータ部の駆動によりインペラが回転されることにより、前記リザーバカップ18内の燃料を前記吸入フィルタ22を通じて吸入しかつ加圧して吐出する。
前記燃料フィルタ24は、前記燃料ポンプ20を取り囲むフィルタケース24a内にフィルタエレメント(図示しない)を収容してなる。燃料ポンプ20から吐出された加圧燃料は、第1の配管部材30を介してフィルタケース24a内に導入され、フィルタエレメントによってろ過される。
前記プレッシャレギュレータ26は、前記燃料フィルタ24のフィルタケース24aの側部に組込まれている。プレッシャレギュレータ26は、燃料フィルタ24から吐出される燃料圧力が所定値を超えるときに、余剰燃料(「リターン燃料」という)を排出することにより燃料圧力を所定値に調整する。なお、プレッシャレギュレータ26から排出されるリターン燃料は、本明細書でいう「加圧燃料」に相当する。
前記ジェットポンプ28は、前記リザーバカップ18の底部に設けられており、前記プレッシャレギュレータ26から排出されたリターン燃料の流れを利用して、リザーバカップ18外の燃料をそのカップ18内に移送するものである。なお、ジェットポンプ28については後で詳しく説明することにする。
前記上側のユニット14は、樹脂製のセットプレート32を主体としてなる。セットプレート32は、前記燃料タンク12の上板部12a上に開口孔12cを閉鎖する状態で装着されている。セットプレート32には、その表裏面に貫通する管路を形成する燃料吐出管32aが設けられている。前記燃料フィルタ24でろ過された燃料は、第2の配管部材34を介して燃料吐出管32aに吐出される。なお、図示しないが、セットプレート32上において、燃料吐出管32aには燃料供給管路を介してインジェクタを備えたデリバリパイプが接続されている。
前記燃料フィルタ24と前記セットプレート32との対向面間には、前記下側のユニット16を弾性的に押下するコイルスプリング36が介在されている。したがって、コイルスプリング36の弾性により常にリザーバカップ18が燃料タンク12の底板部12b上に当接した状態に保持される。
次に、前記燃料供給装置10の動作について説明する。燃料ポンプ20が駆動されることにより、リザーバカップ18内の燃料が吸入フィルタ22を介して燃料ポンプ20内に吸入されかつ加圧される。燃料ポンプ20から吐出された燃料は、第1の配管部材30を通じて燃料フィルタ24を通過することによりろ過されるとともに、プレッシャレギュレータ26で燃料圧力が調整される。燃料フィルタ24から吐出した燃料は、第2の配管部材34からセットプレート32の燃料吐出管32aを通じて燃料供給路(図示しない)へ吐出される。燃料供給路の燃料は、デリバリパイプを通じてインジェクタに導かれ、インジェクタからエンジンの燃焼室内へ噴出される。また、プレッシャレギュレータ26で燃料圧力が調整された際のリターン燃料が導入されるジェットポンプ28は、リターン燃料の流れを利用して、リザーバカップ18外の燃料をそのカップ18内に移送する。このため、ジェットポンプ28の作動によりリザーバカップ18内に定常的に燃料が貯留されることになる。
次に、ジェットポンプ28について詳しく説明する。説明の都合上、ジェットポンプ28の基本的構成を説明した後、要部の構成を説明する。なお、図2はジェットポンプを示す断面図、図3は図2のIII−III線矢視断面図である。
ジェットポンプ28の基本的構成を説明する。図2に示すように、前記リザーバカップ18における底面側の隅角部には、底壁(符号、38を付す)の外端部を底上げすることにより凹所40が形成されている。底壁38の上底部(符号、38aを付す)には、駆動燃料管路42が設けられている。
前記駆動燃料管路42は、縦方向に延びる丸パイプ状の主管路部42aを主体として形成されている。主管路部42aの下端部は、前記上底部38aの下方へ突出されている。主管路部42aの下端部には、凹所40内においてL字状に屈曲するノズル42bが形成されている。ノズル42bは、主管路部42aの流路径より小さい流路径で形成されている。また、駆動燃料管路42内の内壁面には、内角側に内壁面を直角状に角張る角部42cが形成されているとともに外角側に内壁面をなだらかに連続させる曲面部42dが形成されている。ノズル42bの先端部は、底壁38における凹所40の内方(図2において右方)に指向されている。また、主管路部42aの上端部内には、前記プレッシャレギュレータ26から排出されるリターン燃料が中継管43(図1参照)を介して導入されるようになっている。なお、燃料は、本明細書でいう「流体」に相当する。また、駆動燃料管路42は、本明細書でいう「駆動流体管路」に相当する。また、リターン燃料は、本明細書でいう「駆動燃料」、「駆動流体」に相当する。また、角部42c及び曲面部42dは、流路径が縮小する「径縮部」にも相当する。
前記底壁38上には、水平状をなしかつ前記リザーバカップ18内外を連通する筒状の燃料移送管路44が設けられている。燃料移送管路44は、前記ノズル42bの流路径より大きい流路径で形成されている。また、ノズル42bと燃料移送管路44とは、所定間隔を隔てて直列的に並んでいる。なお、ノズル42bは、燃料タンク12の底板部12b上に当接又は近接されているとともに、リザーバカップ18の上底部38aから離れている。
前記ジェットポンプ28において、プレッシャレギュレータ26(図1参照)から駆動燃料管路42の主管路部42a内に導入されたリターン燃料は、主管路部42aを流下した後、ノズル42bから燃料移送管路44に向けて噴出される(図2参照)。ノズル42bから燃料移送管路44に向けてリターン燃料が噴出されると、その噴出したリターン燃料の周囲に負圧が発生し、その周辺部の燃料すなわちリザーバカップ18外の燃料が移送燃料として吸い込まれる。これにより、リターン燃料ととともに移送燃料が燃料移送管路44を通じてリザーバカップ18内へ移送される。なお、移送燃料は、本明細書でいう「移送流体」に相当する。また、燃料移送管路44は、本明細書でいう「流体移送管路」に相当する。
次に、ジェットポンプ28の要部の構成について説明する。図2に示すように、ジェットポンプ28には、正圧燃料を貯留する正圧燃料タンク46が設けられている。正圧燃料タンク46は、前記リザーバカップ18の底壁38の上底部38aと前記ノズル42bとの間において、前記駆動燃料管路42の主管路部42aを取り囲む円環状に形成されている(図3参照)。正圧燃料タンク46は、二重環状をなす内周壁46a及び外周壁46bと、両周壁46a,46bの間の上面開口を閉鎖する上壁46cと、両周壁46a,46bの間の下面開口を閉鎖する下壁46dとを有している(図2参照)。正圧燃料タンク46におけるノズル42bと反対側(図2において左側で、「反ノズル側」という)の半部は下方へ拡大化されている。また、内周壁46aは、駆動燃料管路42に接合されている。また、上壁46cは、リザーバカップ18の底壁38の上底部38aに接合されている。また、下壁46dのノズル側(図2において右側)の半部の周方向の中央部分は、ノズル42b上に接合されている。また、下壁46dの反ノズル側(図2において左側)の半部は、燃料タンク12の底板部12b上に当接又は近接されている。なお、正圧燃料タンク46は、本明細書でいう「流体貯留部」を構成している。
前記駆動燃料管路42と前記正圧燃料タンク46との間には、両部材42,46間を連通するリターン燃料導出孔48、第1の正圧燃料導入孔50、第2の正圧燃料導入孔52が設けられている。リターン燃料導出孔48は、駆動燃料管路42の主管路部42aからリターン燃料を導出して正圧燃料タンク46の反ノズル側(図2において左側)における上端部内に導入させるもので、直線状でかつ上流側(図2において右側)を高くしまた下流側(図2において左側)を低くする傾斜状に形成されている。また、第1の正圧燃料導入孔50は、正圧燃料タンク46のノズル側(図2において右側)における下端部内から正圧燃料を導出して駆動燃料管路42内の角部42c内に導入させるもので、直線状でかつ上流側(図2において右側)を高くしまた下流側(図2において左側)を低くする傾斜状に形成されている。また、第2の正圧燃料導入孔52は、正圧燃料タンク46の反ノズル側(図2において左側)における下部内から正圧燃料を導出して駆動燃料管路42内の曲面部42dの下流端内に導入させるもので、直線状でかつノズル42b内の下壁面に沿って延びる水平状に形成されている。なお、リターン燃料導出孔48、第1の正圧燃料導入孔50及び/又は第2の正圧燃料導入孔52は、本明細書でいう「正圧燃料導入通路」「正圧流体導入通路」を構成している。
上記したジェットポンプ28によると、駆動燃料管路42内で負圧が発生する負圧発生部である角部42cには、正圧燃料タンク46内のリターン燃料(正圧燃料)が第1の正圧燃料導入孔50を介して導入される。また、駆動燃料管路42内で負圧が発生する負圧発生部である曲面部42d(詳しくは下流端)には、正圧燃料タンク46内のリターン燃料(正圧燃料)が第2の正圧燃料導入孔52を介して導入される。したがって、負圧発生部である角部42c及び曲面部42dの圧力が高められることにより、その圧力が飽和蒸気圧以上に保たれる。このため、角部42c及び曲面部42dにおける気泡の発生を防止あるいは低減することができる。ひいては、気泡による流れ損失が低減されることで、ジェットポンプ28のポンプ効率を向上することができる。また、ノズル42bの噴出口の面積を小さくしても、気泡の発生を防止あるいは低減することができ、駆動燃料の噴出流速を高めることで高効率なジェットポンプ28の設計が可能となる。また、気泡の発生が防止されることは、ジェットポンプ28のポンプ騒音の低減にも有効といえる。
また、正圧流体がリターン燃料すなわち液体燃料である。このため、駆動燃料に対する正圧燃料の導入にともなう気泡の混入を防止あるいは低減することができる。
また、駆動燃料としてのリターン燃料の一部を正圧燃料として用いるため、正圧燃料に係る特別な加圧源が不要である。
また、駆動燃料としてのリターン燃料の一部を導出して負圧発生部(角部42c及び曲面部42d)に導入させる正圧燃料導入通路を構成するリターン燃料導出孔48と第1の正圧燃料導入孔50及び第2の正圧燃料導入孔52との間に、リターン燃料(正圧燃料)を貯留する正圧燃料タンク46を設けている。したがって、正圧燃料タンク46内にリターン燃料(正圧燃料)を貯留しておくことができる。
また、前記した燃料供給装置10(図1参照)によると、駆動燃料管路42内の負圧発生部(角部42c、曲面部42d)における気泡の発生を防止することのできるジェットポンプ28(図2参照)により、燃料ポンプ20から吐出されかつエンジンへ供給されないリターン燃料を駆動燃料としてリザーバカップ18外の燃料を移送流体としてカップ18内へ移送することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、ここに記載された発明の実施例には特許請求の範囲に記載した技術的事項以外に次のような技術的事項を有するものである。
(1)請求項3に記載のジェットポンプであって、前記駆動流体の一部を導出して前記負圧発生部に導入させる正圧流体導入通路に、流体を貯留する流体貯留部を設けたことを特徴とするジェットポンプ。この構成によると、流体貯留部に駆動流体すなわち正圧流体を貯留することができる。
(2)燃料タンク内に配置されるリザーバカップと、前記リザーバカップ内の燃料をエンジンへ供給する燃料ポンプと、前記燃料ポンプから吐出されかつエンジンへ供給されない加圧燃料を駆動流体として前記リザーバカップ外の燃料を移送流体として所定のタンク部へ移送する請求項1〜3のいずれか1つに記載のジェットポンプとを備えることを特徴とする燃料供給装置。この構成によると、駆動流体管路内の負圧発生部における気泡の発生を防止することのできるジェットポンプにより、燃料ポンプから吐出されかつエンジンへ供給されない加圧燃料を駆動燃料としてリザーバカップ外の燃料を所定部位へ移送することができる。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明のジェットポンプ28は、液体燃料に限らず、その他の流体(液体、気体)の移送ポンプとして適用することが可能である。また、正圧流体としては、液体燃料に限らず、その他の流体(液体、気体)を用いてもよい。また、前記実施例における正圧燃料タンク46は省略し、リターン燃料導出孔48と第1の正圧燃料導入孔50及び/又は第2の正圧燃料導入孔52とは、直結的に連通することができる。また、前記実施例における第1の正圧燃料導入孔50及び第2の正圧燃料導入孔52のうちのいずれか一方は省略してもよい。また、リターン燃料導出孔48及び/又は正圧燃料導入孔50,52は適宜増やすことができる。また、正圧燃料導入通路は適宜増やすことができる。また、駆動燃料管路42内の負圧発生部には、加圧源により正圧化された正圧燃料を導入してもよい。また、駆動燃料管路42と、その駆動燃料管路42の主管部42aの上流端が下流端内に差込み接続された中継管43とによる段差部でまた流路径が縮小する径縮部にも正圧燃料を導入する構成とするとよい。また、燃料供給装置10におけるジェットポンプ28の駆動燃料としては、燃料ポンプ20から吐出されかつエンジンへ供給されない加圧燃料であればよく、前記実施例で用いたプレッシャレギュレータ26から排出されたリターン燃料の他、燃料ポンプ20のポンプ通路から排出された昇圧途中の加圧燃料、エンジンへ供給されるメイン燃料から分流された加圧燃料等を用いることができる。また、燃料供給装置10におけるジェットポンプ28は、リザーバカップ18外の燃料をカップ18内へ移送する他、リザーバカップ18とは離隔した位置関係にあるタンク部内に貯留された燃料をリザーバカップ18内又はリザーバカップ18外へ移送するものでもよい。
一実施例にかかる燃料供給装置を示す断面図である。 ジェットポンプを示す断面図である。 図2のIII−III線矢視断面図である。 従来例にかかるジェットポンプを示す断面図である。
符号の説明
10 燃料供給装置
12 燃料タンク
18 リザーバカップ
20 燃料タンク
26 プレッシャレギュレータ
28 ジェットポンプ
42 駆動燃料管路(駆動流体管路)
42a 主管路部
42b ノズル
42c 角部(負圧発生部)
42d 曲面部(負圧発生部)
44 燃料移送管路
46 正圧燃料タンク
48 リターン燃料導出孔
50 第1の正圧燃料導入孔
52 第2の正圧燃料導入孔

Claims (3)

  1. 駆動流体を導入しかつその駆動流体を噴出するノズルを有する駆動流体管路を備え、前記駆動流体管路のノズルから噴出された駆動流体の流れを利用して移送流体を移送するジェットポンプであって、
    前記駆動流体管路内で負圧が発生する負圧発生部に正圧流体を導入する構成としたことを特徴とするジェットポンプ。
  2. 請求項1に記載のジェットポンプであって、
    前記正圧流体が液体であることを特徴とするジェットポンプ。
  3. 請求項1又は2に記載のジェットポンプであって、
    前記駆動流体の一部を前記正圧流体として用いる構成としたことを特徴とするジェットポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012176675A1 (ja) * 2011-06-23 2012-12-27 東レ株式会社 発光素子
JP2016125444A (ja) * 2015-01-07 2016-07-11 愛三工業株式会社 燃料供給装置

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