JPH04275455A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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Publication number
JPH04275455A
JPH04275455A JP3037253A JP3725391A JPH04275455A JP H04275455 A JPH04275455 A JP H04275455A JP 3037253 A JP3037253 A JP 3037253A JP 3725391 A JP3725391 A JP 3725391A JP H04275455 A JPH04275455 A JP H04275455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
diffusion layer
mos transistor
tunnel diode
memory device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3037253A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Koike
典雄 小池
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electronics Corp filed Critical Matsushita Electronics Corp
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタティックRAMの
回路および構造等の半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子の高密強化、高集積化
、微細化の傾向は著しい。この状況の中で、スタティッ
クRAMは、ダイナミックRAMと比べ、情報の読み取
り、書き込みのアクセス・スピードが速く、またリフレ
ッシュが不要であるため、リフレッシュ用に余分なクロ
ック・サイクルを費やす必要がないことの利点があり、
主として高速性が必要とされる分野で広く使われている
【0003】図4は従来の構成による6トランジスタ構
成のスタティックRAMセルの回路を示したものである
。1はワード線2,3は互いに反転した信号が印加され
るデータ線4,5はNチャネルエンハンスメント型MO
Sトランジスタ、6,7はデプリーション型MOSトラ
ンジスタ、8,9はパストランジスタである。
【0004】図4に示す6トランジスタ・スタティック
RAMセルは、基本的にはNチャネルデプリーション型
MOSトランジスタ6および7を備えたフリップ・フロ
ップである。特定のワード線1が選択され、昇圧される
とパストランジスタ8および9がセルをデータ線2およ
び3に接続する。書き込みモードのときには、データ線
2上の入力の論理値“1”がパストランジスタ8を通じ
てNチャネルエンハンスメント型MOSトランジスタ5
のゲートに書き込まれ、その結果Nチャネルエンハンス
メント型MOSトランジスタ5が導通し、Nチャネルエ
ンハンスメント型MOSトランジスタ4が非導通となり
、NチャネルMOSトランジスタ4上のデータで決めら
れる論理レベルが保持される。
【0005】セルデータの読み出しモードのときには、
ワード線1を昇圧することにより、Nチャネルエンハン
スメント型MOSトランジスタ4とNチャネルデプリー
ション型MOSトランジスタ6の出力がパストランジス
タ8を介してデータ線2上に出てくる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
においては、スタティックRAMの1つのメモリセルを
構成するのに6個のトランジスタが必要とされ、1つの
メモリセルが1個のトランジタで構成されるダイナミッ
クRAMに比べ、同一の設計ルールを用いた場合、約3
倍のメモリセル面積を必要とした。このためチップ面積
を同一とすると、スタティックRAMの記憶できる情報
量はダイナミックRAMの約3分の1となり、集積度の
点でダイナミックRAMに大きく劣るという問題点があ
った。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、動作
速度が速く、集積度の高い半導体記憶装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の半導体記憶装置は、第1の端子である。ソー
ス端子をビット線に、ゲート端子をワード線にそれぞれ
接続したMOSトランジスタと、そのMOSトランジス
タの第2の端子であるドレイン端子と電源端子の間に直
列に接続したトンネルダイオードとからなる。
【0009】
【作用】この構成によって以下に述べるような作用があ
る。トンネルダイオードの順方向電圧を増大させていく
と、トンネルダイオードの順方向電流は、はじめトンネ
ル電流成分により増大し極大値を示した後、トンネル電
流成分の減少にともなって減少し極小値を示す。その後
、通常のダイオードと同様に拡散電流成分による電流が
急激に増大する。このトンネルダイオードにMOSトラ
ンジスタを接続し、そのMOSトランジスタによりトン
ネルダイオードを流れる順方向電流をその順方向特性に
おける極大値と極小値の間で、極小値とほぼ同レベルに
制限する。そうするとトンネルダイオードの0V近傍の
電圧と、順方向特性における電流の極小の近傍を与える
電圧をそれぞれ論理値の“0”および“1”に対応させ
ることにより、情報の記憶を行なうことができる。
【0010】書き込みモードのときにはMOSトランジ
スタを導通状態にし、MOSトランジスタを通じてトン
ネルダイオードに論理値“0”または“1”を書き込ん
だ後、再びMOSトランジスタによりトンネルダイオー
ドに流れる電流を論理値に相当するレベルに制限するこ
とによりトンネルダイオード上のデータで決められる論
理レベルが保持される。
【0011】セルデータの読み出しモードのときには周
辺回路によりトンネルダイオードの順方向電流を前記の
レベルに制限した状態で、MOSトランジスタを導通状
態にすることにより、MOSトランジスタを介してデー
タを読み取ることができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例における半導体記憶
装置であるスタティックRAMセルの回路図である。図
1において、1はワード線、10はビット線、11はP
チャネルエンハンスメント型MOSトランジスタ、12
はトンネルダイオードである。その構成はPチャネルエ
ンハントメント型MOSトランジスタ11の第1の端子
であるソース端子をビット線10を、ゲート端子にワー
ド線1を、第2の端子であるドレイン端子にトンネルダ
イオード12のアノード端子をそれぞれ接続し、トンネ
ルダイオード12のカソード端子を接地素子を接続した
ものである。
【0013】図2は図1に示す半導体記憶装置であるス
タティックRAMセルの断面図である。図2において、
1はワード線、10はビット線、13a,13bはP型
拡散層、14はN型拡散層、15はゲート酸化膜、16
はNウェル、17はサイドウォール、18は層間絶縁膜
、19はP型半導体基板、20は素子分離酸化膜である
。その構造はP型半導体基板19上に形成したNウェル
16と、Nウェル16上に形成した素子分離酸化膜20
と、Nウェル16上の素子分離酸化膜20を除く素子形
成領域に形成したソース領域となるP型拡散層13aお
よびドレイン領域となるP型拡散層13bと、P型拡散
層13bと接して形成されたN型拡散層14と、P型拡
散層13a,13b上にまたがるゲート酸化膜15と、
ゲート酸化膜15上に形成されたゲート電極であるワー
ド線1と、ゲート酸化膜15とワード線1の側壁に形成
されたサイドウォール17と、表面全体に形成した層間
絶縁膜18と、層間絶縁膜18上に形成した導体でP型
拡散層13aに接続されたビット線10とからなる。P
チャネルエンハンスメント型MOSトランジスタ11は
、ソース領域となるP型拡散層13aおよびドレイン領
域となるP型拡散層13bと、ゲート酸化膜15と、ゲ
ート電極であるワード線1と、チャネル領域となるNウ
ェル16で構成される。トンネルダイオード12はPチ
ャネルエンハンスメント型MOSトランジスタ11のド
レイン領域を兼ねてアノード領域となるP型拡散層13
bと、カソード領域となるN型拡散層14で構成される
。ここで、N型拡散層14はサイドウォール17をマス
クとしてAsイオン注入を行うことにより形成される。 このため、N型拡散層14の面積を設計ルールによる値
より大幅に小さくできる。
【0014】図3は本発明の一実施例における半導体記
憶装置であるスタティックRAMセルの動作原理の説明
図であり、トンネルダイオード12に順方向に電圧を印
加した際のトンネルダイオード12の電流−電圧特性を
示す。図3において、横軸はトンネルダイオード12の
順方向印加電圧であり、縦軸はトンネルダイオード12
の順方向電流をその最大値で規格化した値を示しており
、21はトンネル電流成分による順方向電流Iの極大値
(Ip)、22は順方向電流Iの極小値、23は拡散電
流成分による順方向電流成分の増大特性、24はPチャ
ネルエンハンスメント型MOSトランジスタ11により
制限された電流値、25は論理値“0”に対応する電圧
、26は論理値“1”に対応する電圧である。
【0015】次に、スタティックRAMセルの動作を図
1〜図3を用いて説明する。まず、トンネルダイオード
12の動作としては、トンネルダイオード12の順方向
印加電圧を増大にさせていくと、トンネルダイオード1
2の順方向電流は初めトンネル電流成分により増大し、
約0.06Vの電圧で極大値21をとり、続いてトンネ
ル電流成分の減少に伴って減少し、約0.5Vの電圧で
極小値22をとる。その後、さらにトンネルダイオード
12の順方向印加電圧を増大させていくと、通常のダイ
オードと同じく拡散電流成分による順方向電流が急激に
増大する増大特性23を示す。
【0016】スタティックRAMセルの動作としては、
トンネルダイオード12の順方向電流をPチャネルエン
ハンスメント型MOSトランジスタ11により電流値2
4に制限すると、トンネルダイオード12の順方向に印
加される電圧は電圧25あるいは電圧26のいずれかの
値となる。ここで、0V近傍の電圧25を論理値“0”
に対応させ、順方向電流の極小値近傍の電圧26を論理
値“1”に対応させることにより、情報の記憶を行うこ
とができる。
【0017】書き込みモードのときはワード線1を降圧
してPチャネルエンハンスメント型MOSトランジスタ
11を導通状態にし、そのPチャネルエンハンスメント
型MOSトランジスタ11を通じて、トンネルダイオー
ド12に論理値“0”または“1”を書き込んだ後、ワ
ード線1を昇圧してPチャネルエンハンスメント型MO
Sトランジスタ11によってトンネルダイオード12の
順方向電流を電流値24に制限することにより、トンネ
ルダイオード12上のデータで決められる論理レベルが
保持される。
【0018】ここで書き込みモードの際、ビット線10
に連なるP+拡散層13aとNウェル16の間のPN接
合に順方向の電圧が印加されることとなるが、書き込み
に用いる電圧として0Vから0.4Vの電圧を用いるこ
とにより、前記PN接合の順方向電流は十分小さくなり
、実質的に無視できる。
【0019】セルデータの読み出しモードでは周辺回路
によりトンネルダイオード12の順方向電流を電流値2
4に制限した状態でワード線1を降圧し、PチャネルM
OSトランジスタ11を導通状態にすることにより、そ
のPチャネルMOSトランジスタ11を介してデータを
読み取ることができる。
【0020】以上述べたように、従来のスタティックR
AMが1つのメモリセルに6個のトランジスタを必要と
したのに対し、本発明では1つのメモリセルを1個のト
ランジスタで構成できる。さらに本発明におけるトンネ
ルダイオードは同一設計ルールにおけるMOSトランジ
スタやダイナミックRAMの電荷蓄積用キャパシタの5
分の1以下の面積で実現することが可能であるため、同
一の設計ルール、同一のチップ面積の場合、従来のスタ
ティックRAMの約6倍、ダイナミックRAMの約2倍
の集積度を実現することが可能である。
【0021】また、動作速度の点でも従来のダイナミッ
クRAMが電荷蓄積用キャパシタの充放電の速度で動作
速度が決まり、従来のスタティックRAMではMOSト
ランジスタのゲート容量の充放電の速度で動作速度が決
まっていたのに対し、本発明ではトンネルダイオードの
トンネル電流を利用するため、ダイナミックRAMや従
来のスタティックRAMと比べても圧倒的に速い動作速
度が実現できる。
【0022】さらに、本実施例においては、集積度の点
でダイナミックRAMに優り、動作速度の点で従来のス
タティックRAMに優る、画期的なスタティックRAM
を実現できる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、第1の端子であ
るソース端子をビット線に、ゲート端子をワード線にそ
れぞれ接続したMOSトランジスタと、そのMOSトラ
ンジスタの第2の端子であるドレイン端子と電源端子の
間に直列に接続したトンネルダイオードとを有する構成
によるので、動作速度が速く、集積度の高い半導体記憶
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における半導体記憶装置の回
路図
【図2】半導体記憶装置の断面図
【図3】半導体記憶装置の動作原理説明図
【図4】従来
の半導体記憶装置の回路図
【符号の説明】
1  ワード線 10  ビット線 11  Pチャネルエンハンスメント型MOSトランジ
スタ 12  トンネルダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の端子であるソース端子をビット線に
    、ゲート端子をワード線にそれぞれ接続したMOSトラ
    ンジスタと、そのMOSトランジスタの第2の端子であ
    るドレイン端子と電源端子の間に直列に接続したトンネ
    ルダイオードとを有する半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】一導電型の半導体基板と、その半導体基板
    上に形成した逆導電型のウェルと、そのウェル上に形成
    した素子分離酸化膜と、前記ウェル上の前記素子分離酸
    化膜を除く素子形成領域に形成した第1の端子であるソ
    ース領域となる一導電型の第1の拡散層および第2の端
    子であるドレイン領域となる一導電型の第2の拡散層と
    、前記第2の拡散層と接してトンネルダイオードとなる
    その第2の拡散層とは逆の導電型の第3の拡散層と、前
    記第1および第2の拡散層にまたがるゲート酸化膜と、
    そのゲート酸化膜上に形成されたゲート電極と、そのゲ
    ート電極を含む前記半導体基板表面全体に形成した層間
    絶縁膜と、その層間絶縁膜上に形成されその層間絶縁膜
    の欠如部分を通じて前記第1の拡散層と接続した導電層
    とを有する半導体記憶装置。
JP3037253A 1991-03-04 1991-03-04 半導体記憶装置 Pending JPH04275455A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6091077A (en) * 1996-10-22 2000-07-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. MIS SOI semiconductor device with RTD and/or HET
US9303136B2 (en) 2011-06-24 2016-04-05 Ei Du Pont De Nemours And Company Colored polyimide films and methods relating thereto

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6091077A (en) * 1996-10-22 2000-07-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. MIS SOI semiconductor device with RTD and/or HET
US6171905B1 (en) 1996-10-22 2001-01-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and method of manufacturing the same
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