JPH04274618A - 逐次比較型a/d変換装置 - Google Patents
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
置に関する。
の構成を示すブロック図である。図6においてA/D変
換装置601 は10ビットA/D変換装置であり、こ
のA/D変換装置601 はマルチプレクサ102 、
サンプルホールド103 、10ビットD/A変換器1
04 、比較器105 、変換結果格納レジスタ109
、制御部610 、アナログ入力端子AIN0〜AI
N7、変換基準電位入力端子VREF及び変換終了信号
出力端子EOCにより構成される。
号664 を入力とし、アナログ入力端子の選択信号6
67,668,669 、サンプルホールド信号665
、タイミング信号666 及び変換終了信号EOCを
出力する逐次比較型A/D変換制御部である。
から出力されたアナログ入力端子選択信号667,66
8,669 により、アナログ入力端子AIN0〜AI
N7のうちの1つを選択し、その端子電位を信号661
に出力する。アナログ入力端子選択信号667,66
8,669と選択されるアナログ入力端子との関係を下
記表1に示す。
0 から出力されるサンプルホールド信号665
が“H”の期間中信号661 の電位をサンプル、“
L”の期間中は“H”の期間中にサンプルした電位をホ
ールドする。サンプルホールド103はサンプルホール
ドの結果を信号662 に出力する。D/A変換器1
04は制御部610 から出力される10ビットデー
タ650 のディジタル値をD/A変換し、得られた
アナログ値を信号663 に出力する10ビット分解
能をもつD/A変換器である。D/A変換器104
は変換基準電位VREFを基準にして変換を行い、10
ビットデータ650 が3FFHのときにVREFと
同電位を、また000Hのときに接地電位を出力する。 比較器105 は第1の入力信号662 と第2の
入力信号663 とを比較して、信号662 の電
位が信号663 の電位より大きい場合は、信号66
4 を“H”にし、それ以外の場合は“L”とする。 変換結果格納レジスタ109 は、タイミング信号6
66が“H”の期間中、10ビットデータ650 を
内部レジスタにとり込み、“L”の期間中、とり込んだ
データを保持する。変換結果格納レジスタ109はその
保持内容をA/D変換装置601 の外部に読み出す
ことが可能である。
について、先ず図7を参照して説明する。図7はA/D
変換装置601 の逐次変換動作の一例を示すタイミン
グチャート図である。図7においてCLKは制御部61
0 内部のクロック信号である。A/D変換装置601
は1回の変換を期間■〜期間(11)のCLK11周
期の期間で行う。期間■はアナログ入力信号のサンプル
期間である。期間■においてアナログ入力端子選択信号
667,668,669 はいずれも“L”、サンプル
ホールド信号665 は“H”のため、マルチプレクサ
102 は表1に従いアナログ入力端子AIN0を選択
し、それを受けてサンプルホールド103 はアナログ
入力端子AIN0の電位をサンプリングする。以後、期
間■から(11)では、サンプルホールド信号665
は“L”となるため、サンプルホールド103は期間■
でサンプルした電位をホールドする。
期間で、帰還回路としてのD/A変換器104 の出力
電位663 とサンプルホールド103 からの出力電
位662 とが一致するようにD/A変換器104 の
入力データ650 を最上位ビットから順に1ビットず
つ比較設定し、これを最下位ビットまで繰り返している
。
において、制御部610 は入力データ650 の最上
位ビットをセットし、その他のビットをリセットする。 入力データ650 をうけてD/A変換器104 は変
換基準電位VREFの1/2のレベルを出力する。比較
器105 は第1の入力信号662の電位と、第2の入
力信号663 の電位とを比較し、比較結果を信号66
4 に出力する。信号664 は第1の入力信号662
の電位が第2の入力信号663 の電位以上の場合は
“H”を出力し、それ以外の場合は“L”を出力する。 制御部610 は比較器105 の出力信号664 が
“H”のとき、入力データ650 の最上位ビットはセ
ットしたままに、信号664 が“L”のとき、入力デ
ータ650 の最上位ビットをリセットする。図7にお
いては、期間■での比較器105 の出力信号664
が“H”となるため、入力データ650の最上位ビット
はセットされたままとなる。
入力データ650の最上位ビットを保持したまま、入力
データのビット8をセットする。入力データ650 を
うけて、D/A変換器104 の出力電位663 は変
化する。以後、期間■と同様に、サンプルホールド10
3 の出力電位662 とD/A変換器104 の出力
電位663 とを比較し、この比較結果よりビット8の
セット又はリセットを行う。図7に示すように、比較器
105の出力信号664 が“L”となるため、入力デ
ータ650 のビット8はリセットされる。以後、期間
■〜(11)においても同様に逐次比較を繰り返し、最
終的に期間(11)でのサンプルホールド103 の出
力電位662 と、D/A変換器104 の出力電位6
63 との比較結果より入力データ650 の最下位ビ
ットが決定し、1回のA/D変換が終了する。変換終了
に伴い、制御部610 は変換終了信号EOC及び変換
結果格納レジスタ109 の書き込みタイミング信号を
一定期間“H”とする。
動作である。制御部610 は、1変換ごとにアナログ
入力端子選択信号667,668,669 を図8に示
すように制御するため、表1に従い、アナログ入力端子
AIN0からAIN7を順次変換する。
制御システムに搭載した場合について説明する。
装置の主な役割は、制御対象の動作状態を示すアナログ
量をディジタル値に変換してマイコンに取り込むための
インターフェースとしての機能である。マイコン側では
取り込んだ動作状態を示すディジタル値から、制御対象
が制御通り動作しているかを判別し、制御通り動作して
いない場合は、制御対象への帰還制御を行う。
処理を行うために、A/D変換装置の変換終了信号EO
CによりA/D変換装置用の割り込み処理ルーチンを起
動し、図9のフローチャート図に示す処理をソフトウエ
アで行う。
プST1)、変換値を読み出し(ステップST2)、変
換値と予め設定してある許容値の上限及び下限と比較し
(ステップST3,4)、変換値が許容範囲内にあるか
否かを判別する。変換値が許容範囲内にある場合は、制
御が正常に行われているとみなし、制御対象に対する制
御をそのまま継続する(ステップST5)。変換値が許
容範囲外であった場合、制御を正常に戻すために、制御
対象に対して帰還制御を行う(ステップST6)。
われるため、マイコンでは図9の処理以外に割り込み分
岐処理及び割り込みからの復帰処理が伴う。
マイコン制御に用いられる制御系は比較的安定であるた
め、制御量が許容値の範囲外となることはまれである。
使用したマイコンシステムでは、上述のように、A/D
変換終了時毎にマイコン側で図9に示す許容範囲内か否
かの判別を行う必要があった(ステップST3,4)。 そして、許容範囲内か否かの判別には、前述の如く、マ
イコン側で割り込み分岐処理、A/D変換装置より変換
値の読み出し、変換値と許容値の比較及び割り込みから
の復帰処理が伴うため、これがマイコンでの他の処理を
妨げる要因となっていた。このためマイコンのみかけ上
の処理能力の低下をもたらしていた。
ログ入力信号に対するA/D変換の時間的間隔が1回の
変換時間とアナログ入力端子数の積により決定される。 例えば、図6の従来のA/D変換装置において、1回の
変換時間が20μsであった場合、8本のアナログ入力
端子を有するため、各アナログ入力信号に対する変換の
間隔は 160μsとなる。よって、このA/D変換装
置を用いたマイコン制御システムではアナログ入力信号
の変化に対する帰還処理の時間差が最悪で 160μs
となってしまう。このため、これ以上の高速応答を要求
する分野の制御対象に対しては、より高速のA/D変換
装置を用意しなければならなかった。しかし、高速のA
/D変換装置は高価であるため、マイコン制御システム
のコスト上昇をもたらすことになる。
A/D変換装置は、外部から入力されるアナログ値を一
時蓄えるサンプルホールド回路と、D/A変換器と、前
記サンプルホールド回路から出力するアナログ値とD/
A変換器のアナログ出力値とを比較する比較器と、この
比較器が出力する比較結果から逐次比較値を生成する逐
次比較制御回路と、第1の比較値を生成する第1の比較
値生成手段と、第2の比較値を生成する第2の比較値生
成手段と、前記D/A変換器の入力値として前記逐次比
較値、前記第1の比較値、及び前記第2の比較値のいず
れかを選択する選択手段とを有し、前記選択手段が前記
第1の比較値を前記D/A変換器の入力に選択したとき
に前記サンプルホールド回路の出力及び前記D/A変換
器の出力の比較結果より前記逐次比較制御回路の逐次比
較制御を停止する手段と、前記選択手段が前記第2の比
較値を前記D/A変換器の入力に選択したときに前記サ
ンプルホールド回路の出力及び前記D/A変換器の出力
の比較結果より前記逐次比較制御回路の逐次比較制御を
停止する手段と、前記選択手段が前記逐次比較値を前記
D/A変換器の入力に選択したときに前記逐次比較制御
回路の逐次比較制御を継続する手段とを有することを特
徴とする。
て、夫々上限値及び下限値を設定した場合に、選択手段
が、前記第1の比較値を前記D/A変換器の入力に選択
したときに前記サンプルホールド回路の出力と前記D/
A変換器の出力との比較結果から前記逐次比較制御回路
の逐次比較制御が停止され、前記第2の比較値を前記D
/A変換器の入力に選択したときに前記サンプルホール
ド回路の出力と前記D/A変換器の出力との比較結果か
ら前記逐次比較制御回路の逐次比較制御が停止され、前
記逐次比較値を前記D/A変換器の入力に選択したとき
に前記逐次比較制御回路の逐次比較制御を継続する。
かをA/D変換装置の内部で判別することができる。こ
れにより、このA/D変換装置をマイコン制御システム
に使用した場合には、マイコン側で変換値の読み出し及
び許容値との比較を行う必要がない。従って、マイコン
処理の負荷低減及び処理能力の向上を図ることができる
。また、許容範囲内であればA/D変換を省略すること
ができ、処理を高速化することができる。
参照して説明する。
ブロック図である。図1においてA/D変換装置101
は10ビットA/D変換装置で、サンプルホールド1
03 、10ビットA/D変換器104 、比較器10
5 、マルチプレクサ106 、上限値設定レジスタ1
07 、下限値設定レジスタ108 、変換結果格納レ
ジスタ109 、制御部110 、アナログ入力端子A
IN、変換基準電位入力端子VREF、変換終了信号出
力端子EOCより構成される。
号164 を入力し、サンプルホールド信号165、タ
イミング信号166 、変換終了信号170 、データ
選択信号171,172,173 、10ビットデータ
150 を出力する逐次比較型A/D変換制御部である
。サンプルホールド103 は制御部110 から出力
するサンプルホールド信号165 が“H”の期間中、
信号161 の電位をサンプルし、“L”の期間中にそ
の電位をホールドする。
のD/A変換器で、マルチプレクサ106 で出力され
る10ビットデータ153 のディジタル値をD/A変
換し、信号163 に出力する。D/A変換器104
は変換基準電位VREFを基準にして変換を行う。比較
器105 は第1の入力信号162と、第2の入力信号
163との電位を比較し、その比較結果を信号164
に出力する。第1の入力信号162 の電位が第2の入
力信号163 の電位以上の場合、信号164 は“H
”になり、第1の入力信号の電位162 が第2の入力
信号163 の電位より小さい場合、信号164 は“
L”になる。変換結果格納レジスタ109 はタイミン
グ信号166 が“H”の期間中、10ビットデータ1
50 を内部のレジスタに書き込み、“L”の期間中そ
の値を保持する。変換結果格納レジスタ109 の値は
A/D変換装置101 の外部へ読み出すことが可能で
ある。
装置101 の外部から書き込み可能な10ビット幅の
レジスタで、レジスタの値を常に10ビットデータ15
1 に出力している。下限値設定レジスタ108はA/
D変換装置101 の外部から書き込み可能な10ビッ
ト幅のレジスタで、レジスタの値を常に10ビットデー
タ152 に出力している。マルチプレクサ106 は
データ選択信号171,172,173により、10ビ
ットデータ150,151,152 の中から1つを選
択し、10ビットデータ153 として出力する。なお
、データ選択信号171,172,173 とこのマル
チプレクサ106において選択されるデータとの関係を
下記表2に示す。
ついて説明する。本実施例のA/D変換装置は上限値設
定レジスタ107 にアナログ入力AINに対する許容
値の上限値を、下限値設定レジスタ108 にアナログ
入力AINに対する許容値の下限値を設定することで、
A/D変換装置自身が変換時にアナログ入力と許容値と
を比較し、許容値範囲外のときにのみ実際にA/D変換
を行っている。
外かの判断はアナログ入力値と上限値設定レジスタ10
7との比較、及びアナログ入力値と下限値設定レジスタ
108との比較の2つの処理で行われる。以下に上述の
2つの処理の動作について説明する。 (a)アナログ入力値と上限値設定レジスタとの比較ア
ナログ入力値と上限値設定レジスタ107の比較時、制
御部110 はデータ選択信号171,173 を“L
”に、データ選択信号172 を“H”にする。データ
選択信号171,172,173 の状態をうけてマル
チプレクサ106 は前記表2に示すようにデータ15
1 を出力する。 従って、D/A変換器104 には
上限値設定レジスタ107 の値が伝送され、比較器1
05 はアナログ入力値と上限値設定レジスタ107
のD/A変換値との比較を開始する。比較の結果は信号
164 に出力される。制御部110 は信号164
が“H”のとき、アナログ入力値が許容上限値を超えて
いるとみなし、信号165 が“L”のときはアナログ
入力値が許容上限値以下であるとみなす。 (b)アナログ入力値と下限値設定レジスタとの比較ア
ナログ入力値と下限値設定レジスタ108の比較時、制
御部110 はデータ選択信号171,172 を“L
”に、データ選択信号173 を“H”にする。データ
選択信号171,172,173 の状態を受けてマル
チプレクサ106 は前記表2に示すようにデータ15
2 を出力する。従って、D/A変換器104 には下
限値設定レジスタ108 の値が伝送され、比較器10
5 はアナログ入力値と下限値設定レジスタ108 の
D/A変換値との比較を開始する。比較の結果は信号1
64 に出力される。制御部110 は信号164 が
“H”のとき、アナログ入力値が許容下限値を超えてい
るとみなし、信号165 が“L”のとき、アナログ入
力値が許容下限値以下であるとみなす。
タ107との比較及びアナログ入力値と下限値設定レジ
スタ108との比較であり、前記2つの比較結果より本
発明のA/D変換装置は図2、図3及び図4に示す3種
類の動作状態をもつ。ここで、予め上限値設定レジスタ
107 に300Hが、下限値設定レジスタ108 に
180Hが設定されているとする。
の第1の動作状態である。図2においては、期間■でサ
ンプルホールド信号165 を“H”としてアナログ入
力端子AINの電位をサンプルする。期間■ではデータ
選択信号171,173 が“L”、信号172が“H
”となるため、前述(a)の如く、データ153 には
上限値設定レジスタ107の値300Hが設定される。 期間■でサンプルしたアナログ入力端子AINの電位と
D/A変換器104の出力電位との比較の結果、信号1
64 は“L”となったため、制御部110 はアナロ
グ入力値が許容上限値以下であるとみなす。期間■でア
ナログ入力値が許容上限値以下であったため、制御部1
10 は期間■でデータ選択信号171,172 を“
L”に、データ選択信号173 を“H”に設定する。 従って、前述(b)の如くデータ153 には下限値設
定レジスタ108 の値180Hが設定される。期間■
でサンプリングしたアナログ入力端子AINの電位とD
/A変換器の出力電位との比較の結果は“H”となった
ため、制御部110 はアナログ入力値が許容下限値よ
り大きいとみなす。期間■及び期間■での比較の結果か
ら、アナログ入力値は許容範囲内にあるため、逐次変換
動作を行わないで1回の処理を終了する。
の第2の動作状態を示す。図3の期間■は、図2と同様
で、アナログ入力端子AINの電位をサンプルし、期間
■で上限値設定レジスタ107 の値300Hと比較を
行う。比較の結果、信号164 は“H”となったため
、制御部110 はアナログ入力値が許容上限値を超え
ているとみなし、制御部110 はここで比較動作を終
了し、期間■から期間(12)においてアナログ入力値
のA/D変換を行う。
の第3の動作状態である。図4において、期間■におけ
るアナログ入力値のサンプル動作及び期間■における比
較動作は図2の場合と同様であり、期間■でも同様に下
限値設定レジスタ108 の値180Hとの比較を行う
。比較の結果、信号164は“L”となったため、制御
部110 はアナログ入力値が許容下限値以下であると
みなす。期間■でアナログ入力値が許容範囲外であった
ため、期間■から期間(13)でアナログ入力値のA/
D変換を行う。以上説明したように、本実施例のA/D
変換装置はA/D変換装置内部でアナログ入力値が許容
範囲内であるか否かを判断することが可能であり、許容
範囲の上限値及び下限値が任意に設定可能である。この
ためA/D変換装置をマイコン制御システムで用いる場
合、従来マイコン側で行っていた許容範囲の判別を省略
できる。
施例について説明する。図5において、A/D変換装置
501 は10ビットA/D変換装置であり、マルチプ
レクサ502、サンプルホールド103 、10ビット
D/A変換器104 、比較器105 、マルチプレク
サ106 、上限値設定レジスタ群507 、下限値設
定レジスタ群508 、変換結果格納レジスタ109
、制御部510 、アナログ入力端子AIN0〜AIN
7、変換基準電位入力端子VREF、変換終了信号出力
端子EOCから構成される。ここで、サンプルホールド
103 、10ビットD/A変換器104 、比較器1
05 、マルチプレクサ106 、変換結果格納レジス
タ109 は第1の実施例と同様である。マルチプレク
サ502 は制御部510 が出力するアナログ入力端
子選択信号567,568,569 によりアナログ入
力端子AIN0〜AIN7のいずれか1つの端子を選択
し、その端子電位を信号561 に伝送する。
つの10ビットレジスタをもち、アナログ入力端子選択
信号567,568,569 により1つのレジスタを
選択し、そのレジスタ値をデータ551 に出力する。 下限値設定レジスタ群508 も内部に8つの10ビッ
トレジスタをもち、アナログ入力端子選択信号567,
568,569 により1つのレジスタを選択し、その
レジスタの値をデータ552 に出力する。上限値設定
レジスタ群507の内部の8つのレジスタをREG10
〜REG17とし、下限値設定レジスタ群508の内部
の8つのレジスタをREG20〜REG27とした場合
のアナログ入力端子選択信号567,568,569
と、上限値設定レジスタ群507から選択されるレジス
タと、下限値設定レジスタ群508から選択されるレジ
スタと、選択されるアナログ入力端子との関係を下記表
3に示す。
第1の実施例のA/D変換装置が1入力チャネル型だっ
たのに対し、本実施例はこれを多入力チャネル型A/D
変換装置に適用した点である。本実施例ではアナログ入
力端子AIN0〜AIN7の夫々に上限値設定レジスタ
及び下限値設定レジスタを用意しているため、各アナロ
グ入力端子に対して別々の許容範囲を設定できる。
変換装置は、A/D変換装置内部でアナログ入力が許容
範囲内か又は許容範囲外かを判別し、許容範囲内であれ
ばそのアナログ入力に対するA/D変換を行わないとい
う機能をもっている。従って、従来のA/D変換装置の
ようにマイコン制御システムで使用した場合、毎回マイ
コン側で変換値の読み出し及び許容値との比較を行う必
要がない。このため、マイコンの処理に対する負荷を低
減することができ、マイコンの処理能力の向上を図るこ
とができる。また、許容範囲内であればA/D変換を省
き、別のアナログ入力信号に対する処理に移行できるた
め、従来のように、毎回A/D変換を行っていた場合よ
りも高速に許容範囲外のアナログ入力信号の発見とそれ
に対する帰還制御を行うことが可能である。
用することによって、マイコン制御システムは従来のも
のより大幅に制御能力の向上を図ることができるという
優れた効果を奏する。
示すブロック図である。
ングチャート図である。
ングチャート図である。
ングチャート図である。
示すブロック図である。
。
タイミングチャート図である。
タイミングチャート図である。
フローチャート図である。
サンプルホールド 104 ;D/A変換器 105 ;比較器 106 ;マルチプレクサ 107 ;上限値設定レジスタ 108 ;下限値設定レジスタ 109 ;変換結果格納レジスタ 110,510,610;制御部 150,151,152,153,550,551,5
52,553,650;10ビットデータ 502,602 ;マルチプレクサ 507 ;上限値設定レジスタ群 508 ;下限値設定レジスタ群 561,661 ;マルチプレクサの選択出力162,
562,662 ;サンプルホールド103 の出力1
63,563,663 ;D/A変換器104 の出力
164,564,664 ;比較器105 の出力16
5,565,665 ;サンプルホールド信号166,
566,666 ;タイミング信号171,172,1
73,571,572,573 ;データ選択信号56
7,568,569,667,668,669 ;アナ
ログ入力端子選択信号AIN,AIN0,AIN1,A
IN2,AIN3,AIN4,AIN5,AIN6,A
IN7;アナログ入力端子 VREF;変換基準電位入力端子 EOC;変換終了信号出力端子 CLK;内部クロック信号
Claims (1)
- 【請求項1】 外部から入力されるアナログ値を一時
蓄えるサンプルホールド回路と、D/A変換器と、前記
サンプルホールド回路から出力するアナログ値とD/A
変換器のアナログ出力値とを比較する比較器と、この比
較器が出力する比較結果から逐次比較値を生成する逐次
比較制御回路と、第1の比較値を生成する第1の比較値
生成手段と、第2の比較値を生成する第2の比較値生成
手段と、前記D/A変換器の入力値として前記逐次比較
値、前記第1の比較値、及び前記第2の比較値のいずれ
かを選択する選択手段とを有し、前記選択手段が前記第
1の比較値を前記D/A変換器の入力に選択したときに
前記サンプルホールド回路の出力及び前記D/A変換器
の出力の比較結果より前記逐次比較制御回路の逐次比較
制御を停止する手段と、前記選択手段が前記第2の比較
値を前記D/A変換器の入力に選択したときに前記サン
プルホールド回路の出力及び前記D/A変換器の出力の
比較結果より前記逐次比較制御回路の逐次比較制御を停
止する手段と、前記選択手段が前記逐次比較値を前記D
/A変換器の入力に選択したときに前記逐次比較制御回
路の逐次比較制御を継続する手段とを有することを特徴
とする逐次比較型A/D変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3059500A JP2778276B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 逐次比較型a/d変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3059500A JP2778276B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 逐次比較型a/d変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04274618A true JPH04274618A (ja) | 1992-09-30 |
JP2778276B2 JP2778276B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=13115065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3059500A Expired - Lifetime JP2778276B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 逐次比較型a/d変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2778276B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6046692A (en) * | 1996-10-08 | 2000-04-04 | Nec Corporation | Microprocessor equipped with an A/D converter |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02148918A (ja) * | 1988-11-29 | 1990-06-07 | Mitsubishi Electric Corp | A/d変換器 |
JPH04120676A (ja) * | 1990-09-11 | 1992-04-21 | Sharp Corp | A/dコンバータシステム |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3059500A patent/JP2778276B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02148918A (ja) * | 1988-11-29 | 1990-06-07 | Mitsubishi Electric Corp | A/d変換器 |
JPH04120676A (ja) * | 1990-09-11 | 1992-04-21 | Sharp Corp | A/dコンバータシステム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6046692A (en) * | 1996-10-08 | 2000-04-04 | Nec Corporation | Microprocessor equipped with an A/D converter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2778276B2 (ja) | 1998-07-23 |
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