JPH04274416A - ストロボ発光制御装置 - Google Patents

ストロボ発光制御装置

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JPH04274416A
JPH04274416A JP3623491A JP3623491A JPH04274416A JP H04274416 A JPH04274416 A JP H04274416A JP 3623491 A JP3623491 A JP 3623491A JP 3623491 A JP3623491 A JP 3623491A JP H04274416 A JPH04274416 A JP H04274416A
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JP
Japan
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light emission
light
distance
signal
strobe
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JP3623491A
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Inventor
Yuji Imai
右二 今井
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ストロボ発光制御装
置、さらに詳しくは、ストロボ発光撮影時に近距離被写
体の露出を適正にするストロボ発光制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に閃光写真撮影用のストロボ発光制
御装置における閃光発光管の発光強度は、図9に、その
発光特性のカーブを示すように、発光開始時点0から急
激に立上がり、数ミリ秒の間に全発光が完了するように
なっている。また、このような発光強度を持ち、かつ自
動調光機能を有するオートストロボ装置においては、発
光開始時点0から撮影に必要な最適光量、例えば光量B
を得た時点tで自動的に発光を停止するようにしている
【0003】しかし、上記時点tにおいて発光を自動的
に停止しても、種々の作動遅れによって、図9に右下が
りの斜線で示すような誤差光量Aが生じる。この誤差光
量Aは、上記最適光量Bが発光光量の大部分である場合
には実用上無視できるが、被写体が近距離にある近距離
撮影を行う場合、言い換えれば最適光量がBaに示すよ
うに発光開始時点0から時点ta までのように、非常
に短い時間の発光量に制御された場合には、時点ta 
においてその発光を停止しても、図9の右下がりの斜線
で示すような誤差光量Aaが生じる。この誤差光量Aa
は最適光量Baに対して無視できない大きさになり、こ
の結果、過露光(露光オーバ)の写真ができてしまう。
【0004】従って、このような近距離撮影時の不都合
を解決するために、例えば特開昭56ー142516号
公報に示されるような従来技術が提案されている。即ち
、この技術手段は図10にに示すように、ストロボ装置
における閃光発光管の発光強度を発光開始時点0で所定
のレベルLまで立上げ、この所定レベルLを閃光発光管
に直列に接続されたスイッチング素子を極めて速い周期
でオン・オフすることによって一定時間保持し、以後は
通常の発光を行うようにしたものである。このような発
光強度特性を持たせることによって、例えば近距離撮影
時の最適光量が上述の所要光量Baと同一の光量Bbに
示すように、発光開始時点0から時点tb までの場合
には、時点tb において上記スイッチング素子をオフ
しても図10に示すように、右下がりの斜線で示す誤差
光量Abが生じるが、この誤差光量Abは、前述の場合
における誤差光量Aaに比べて小さくなっているので、
最適光量Bbに対する割合が前述の場合より改善される
というものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
技術手段においては発光光量の誤差は小さくなるが、完
全に無視できる大きさになるわけではない。これは近距
離撮影時において一番誤差の大きくなる発光開始時点0
の近傍において、急激に上記所定のレベルLに立上がっ
ていることに起因する。従って、被写体への距離が近付
く程、最適光量に対する誤差光量の割合が大きくなり、
この結果、過露光になってしまうという問題点がある。
【0006】また、図10に示すような発光特性のカー
ブにすると、どうしても同一発光量に対して発光時間が
長くなってしまう。そのため、このストロボ発光装置を
フォーカルプレーンシャッタを有するカメラに使用した
場合には、シャッタの全開秒時(ストロボ同調秒時)が
長くなってしまうという問題点がある。
【0007】本発明の目的は、シャッタの全開秒時を長
くすることなく、近距離撮影時の発光誤差が殆ど生じな
いストロボ発光制御装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるストロボ発
光制御装置は、図1にその構成の概略が示されるように
、被写体距離が所定の距離より近いか遠いかを判別する
ための距離判別手段1と、この距離判別手段1の出力に
従い被写体距離が遠い時にはシングル発光、近い時には
マルチ発光させるための信号を発光制御手段4に対して
出力する発光方式切換手段2と、発光開始手段3と主コ
ンデンサ6および上記発光方式切換手段2の出力を受け
て発光管5の発光動作を制御する発光制御手段4と、被
写体からの反射光を受光する受光手段8と、この受光手
段8からの信号によって発光停止信号を上記発光制御手
段4に出力する発光停止手段7とで構成されている。
【0009】
【作用】被写体距離が所定の距離より近いか遠いかを判
別するための距離判別手段1の出力は、発光方式切換手
段2に入力され、同切換手段2はその入力に従い、被写
体距離が遠い時にはシングル発光に相当した信号を、被
写体距離が近い時にはマルチ発光に相当した信号を発光
制御手段4に対して出力する。発光制御手段4は発光の
制御を行うものであって、主コンデンサ6の蓄積エネル
ギーを一度に放出して発光するシングル発光モードと、
所定の発光周期で発光・停止を繰り返すマルチ発光モー
ドの2種類のモードで発光制御を行うことができるよう
になっている。そして、発光開始手段3からの信号と発
光方式切換手段2からの信号に従い遠距離の時には、シ
ングル発光モードで発光管5を発光させる。また、近距
離の時は、マルチ発光モードで発光管5を発光させる。 そして、このストロボによる発光の被写体からの反射光
は受光手段8で受光され、この受光手段8の受光光量が
一定値になった時に、発光停止手段7は発光制御手段4
に対して発光停止信号を出力する。
【0010】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
る。図2は、本発明の一実施例を示すストロボ発光制御
装置の電気回路のブロック構成図であって、フォーカル
プレーンシャッタを有する一眼レフレックスカメラに内
蔵した場合の実施例である。
【0011】CPU101はカメラのシーケンス制御を
行うためのものであって、測距回路102からの測距情
報および測光回路103からの測光情報が入力される。 測距回路102は本実施例では、公知の位相差検出方式
の測距方式を使用しており、測距回路102の内部には
位相差検出のための一対の積分型ラインセンサを有して
いて、CPU101からの信号に応じて積分を開始し、
積分が終了すると、CPU101に対して像情報を送る
。CPU101は、この像情報を基にして相関演算を行
い、撮影レンズのディフォーカス量とディフォーカス方
向を算出する。CPU101は、これらのディフォーカ
ス情報に従い、モータ駆動回路111を介してAF用モ
ータ112を駆動する。そして、撮影レンズを合焦位置
に移動させる。撮影レンズの移動量をモニタするための
フォトインタラプタ113は、AFモータ112の回転
量を求めるためのものであり、AFモータ112の回転
軸が一定角度回転するたびにパルスを出力するようにな
っている。即ち、測距の結果、得られたディフォーカス
情報に従い、AFモータ112を決められた方向に決め
られたパルス数だけ駆動するようになっている。
【0012】また、CPU101はストロボ回路104
およびストロボの発光量を制御するための調光回路10
9を制御するようになっている。また、符号105,1
06は、それぞれフォーカルプレーンシャッタの先幕・
後幕をホールドするためのマグネットであり、符号10
7,108はそれぞれ第1レリーズ釦スイッチ(レリー
ズ釦の押下の第1ストロークでオンする),第2レリー
ズ釦スイッチ(レリーズ釦の押下の第2ストロークでオ
ンする)である。
【0013】そして、上記ストロボ回路104は、図3
に示すように構成されている。即ちカメラに内蔵されて
いる電源電池201には、トランジスタ202,203
,205、抵抗204,207、トランス206からな
る公知の昇圧回路が接続されていて、同回路の出力はダ
イオード208,211を通じて主コンデンサ212に
発光のためのエネルギーを蓄積する。上記昇圧回路は、
上記CPU101からの信号STCHGを“L”レベル
にすることにより動作を開始し、その結果コンデンサ2
12にエネルギーが蓄積される。
【0014】また、上記コンデンサ212の充電電圧を
モニタするための分圧用抵抗209,210が上記ダイ
オード208を介して接続されていて、これらの抵抗で
分圧された電圧VMCは、CPU101のA/D変換入
力端子に入力される。CPUは、この端子に印加した電
圧をA/D変換することにより、主コンデンサ212の
充電電圧を知ることができる。この主コンデンサ212
の両端には、ストロボの発光管219と同発光管219
に流れる電流の断続を制御するための絶縁ゲート型バイ
ポーラトランジスタ(以下、IGBTという)220と
の直列回路および抵抗221,ツェナーダイオード22
2の直列回路が接続されている。抵抗221とツェナー
ダイオード222の直列回路は、IGBT220のゲー
トに一定電圧を加えるための回路である。通常、IGB
T220のゲートには抵抗221,ツェナーダイオード
222で決定される一定電圧が印加されており、IGB
T220はオン状態にある。
【0015】また、発光管219は抵抗213,214
,215、サイリスタ216、トリガ用コンデンサ21
7、トリガ用トランス218からなる、公知の発光トリ
ガ回路により動作する。即ち、CPU101からのST
TRG信号を“H”レベルにすると、トリガ回路により
発光管219に高電圧が印加され、発光管219は発光
する。トランジスタ223は発光を中断するためのトラ
ンジスタであり、CPU101からの信号STOFFを
“H”レベルにすることにより、トランジスタ223は
オン状態になり、IGBT220のゲートが0電位にな
り、IGBT220はオフ状態になる。その結果、発光
は停止する。
【0016】図4は、上記調光回路109の具体的な電
気回路を示したものである。フォトダイオード302は
、フィルム面からの反射光を受光するように配置されて
いるが、この光学的配置については説明を省略する。 この反射光受光回路は、上記フォトダイオード302と
積分コンデンサ304とオペアンプ303とリセット用
トランジスタ301とで構成されていて、その出力はコ
ンパレータ307の一方の入力端に入力される。このコ
ンパレータ307の他方の入力端には、抵抗305とツ
ェナーダイオード306の直列回路からなる判定電圧発
生回路の電圧が印加されている。
【0017】この調光回路109は、ストロボの発光前
の状態ではCPU101からのINTRES信号が、“
H”レベルになっており、トランジスタ301はオン状
態になっていて、積分コンデンサ304はリセット状態
にある。そして、ストロボの発光直前にINTRES信
号を“L”レベルにすることによって、リセットは解除
され、その後、ストロボが発光すると、フォトダイオー
ド302はフィルム面からの反射光を受光し、光電流を
積分コンデンサ304に蓄積する。オペアンプ303の
出力電圧は積分コンデンサの高電位側の端子と同電位で
あり、オペアンプ303の出力電圧がコンパレータ30
7の判定電圧と同電圧になると、コンパレータ307の
出力信号INTOUTは、“L”レベルより“H”レベ
ルに切り替わる。
【0018】なお、図2において、符号110で示すス
イッチはシャッタの全開状態を検出するためのXSWで
ある。また、CPU101の内部には絶対距離カウンタ
を有していて、絶対距離カウンタは前述したフォトイン
タラプタ113からのパルス数をAFモータ112の駆
動方向に応じて加減算するものである。即ち、撮影レン
ズを繰り出す場合には、AFモータ駆動時に発生したパ
ルス数だけ、絶対距離カウンタに加算し、撮影レンズを
繰り込む場合は、AFモータ駆動時に発生したパルス数
だけ絶対距離カウンタより減算する。この絶対距離カウ
ンタのカウント値は、撮影レンズの基準位置からの移動
量に相当する。つまり、この絶対距離カウンタのカウン
ト値は、撮影レンズの絶対的な位置、言い換えれば被写
体の絶対的な位置に相当する。
【0019】次に、このように構成された上記実施例の
実際の動作を、図5〜図6のフローチャートによって説
明する。先ず、第1レリーズ釦が押されスイッチ107
が閉じる(ステップS1)と、CPU101はこれを検
知して測距を行う(ステップS2)。測距の結果、測距
回路102より得られた像状態よってCPU101の内
部にて測距演算を行い(ステップS3)、撮影レンズの
ディフォーカス量およびディフォーカス方向を算出する
。次いでこれらのディフォーカス情報に従い、レンズ駆
動を行う(ステップS4)。レンズ駆動は、CPU10
1よりモータ駆動回路111を介してAFモータ112
を決められた方向に決められた量だけ駆動する。この駆
動量のモニタはフォトインタラプタ113により行う。 次に測光を行う(ステップS5)。そして、この測光情
報や他の情報、例えばフィルム感度情報に従い、露出演
算を行う(ステップS6)。露出演算の結果、制御すべ
き絞り値およびシャッタ秒時を算出する。
【0020】次に、ステップS7において、第2レリー
ズ釦のモニタを行い、第2レリーズ釦が押されてスイッ
チ118が閉じると、先幕,後幕のマグネットの吸着を
行う(ステップS8)。先幕および後幕は、ステップS
10のミラーアップが行われるまでは、機械的にチャー
ジ完了状態に保持されているが、ミラーアップ後には機
械的な保持機構が外れてしまうので、ステップS8にお
いて、ミラーアップに先立って先幕および後幕を保持す
るためのマグネットに通電を行い電気的に保持を行う。 次いで、絞り込みを行う(ステップS9)。絞り込みは
、上記ステップS6の露出演算で算出した絞り値に応じ
て絞り込みを行う。絞り込みの詳細な動作については、
その説明を省略する。次にミラーアップを行う(ステッ
プS10)。ミラーアップは、撮影レンズからの光路を
ファインダ光学系よりフィルム面がわに切り換えるため
に行う。
【0021】次にシャッタ秒時タイマをスタートする(
ステップS11)。シャッタ秒時はステップS6の露出
演算で算出されており、このシャッタ秒時に相当したタ
イマをスタートする。そして、フォーカルプレーンシャ
ッタの先幕をスタートする(ステップS12)。先幕保
持のためのマグネットは、ステップS8において吸着さ
れており、ステップS12においてマグネットの通電を
オフにすることにより先幕をスタートする。次にステッ
プS13において、XSWのモニタを行う。XSWはシ
ャッタの全開状態を検出するためのスイッチであり、先
幕が走行を終了し、全開状態になるとオン状態になる。 CPU101は、このXSWがオン状態になったことを
検出すると、INTRES信号を“H”から“L”に切
り換える。INTRES信号は、CPU101より調光
回路109へ出力されるリセット信号であり、ストロボ
の調光を行うとき以外は“H”レベルになっており、調
光回路はリセット状態となっている。ステップS14に
おいて、INTRES信号を“H”レベルから“L”レ
ベルに切り換えると、調光回路のリセット状態は解除さ
れ調光可能となる。
【0022】次にステップS15において被写体の距離
の判別を行う。ここでCPU101の内部に有する絶対
距離カウンタのカウント値より被写体の絶対距離を演算
し、その絶対距離Dが1m以内ならば、ステップS16
において、ストロボのマルチ発光を行う。
【0023】次に、このマルチ発光の方法について、図
7のタイミングチャートを用いて説明する。ストロボ発
光直前の状態、即ち時点T0において、STOFF信号
は“L”レベルである。この状態ではIGBT220は
オン状態にある。次いで時点T1においてSTTRG信
号をt0 時間だけ“H”レベルにする。すると、スト
ロボは発光状態となる。次に時点T2において、STO
FF信号を“H”レベルにすると、IGBT220はオ
フ状態となり、ストロボの発光は停止する。次いで時点
T3において、STOFF信号を“L”レベルにすると
、IGBT220は、再びオン状態となりストロボは発
光する。以下、T5〜T6,T7〜T8,T9〜T10
の期間においては、STOFF信号を“L”レベルにし
てストロボを発光させ、T4〜T5,T6〜T7,T8
〜T9においては、STOFF信号を“H”レベルにし
てストロボ発光を停止する。T1〜T2の期間に発光し
た光に応答して調光回路は積分を開始するが、調光回路
の応答遅れによりT1〜T2の期間には積分は終了しな
い。ただし、次の発光時点T3までには積分は終了する
ようになっている。T11において、調光回路の積分電
圧は、判定電圧に達する。その結果、コンパレータ30
7の出力、即ちINTOUT信号は、“L”レベルより
“H”レベルに切り換る。CPU101は、このINT
OUT信号の切り換りを検出し、ストロボのマルチ発光
を終了する。
【0024】マルチ発光の発光周期、即ちT1〜T3の
時間は100μsecであり、発光期間、即ちT1〜T
2の時間は30μsec である。このような速い周期
でストロボの発光,停止を繰り返す場合は、STTRG
信号は発光毎に毎回出力する必要はない。それは、発光
停止から次回の発光開始までの間、発光管219(キセ
ノン管)の励起状態が保たれるからである。従って、初
回の発光の前に一回だけSTTRG信号を出力すれば良
い。
【0025】再び図5に戻り、ステップS15において
、絶対距離D>1mならば、次にステップS17におい
て、ストロボをシングル発光させる。このストロボのシ
ングル発光について、図8のタイミングチャートを用い
て説明すると、ストロボ発光直前の状態、即ち時点T2
0においてSTOFF信号は、“L”レベルである。 この状態ではIGBT220はオン状態にある。次にT
21において、STTRG信号を時間t0 だけ、“H
”レベルにする。その結果、ストロボは発光状態となる
。 次いでT22において、調光回路109の積分電圧は判
定電圧に達し、INTOUT信号は“L”レベルより“
H”レベルに切り換る。CPU101は、このINTO
UT信号の切換りを検出し、ストロボのシングル発光を
終了する。上記のINTOUT信号の切換りの検出は、
図6のフローチャートの上ではステップS18に当たる
。実際にはストロボ発光中はステップS18,ステップ
S20の判断を繰り返す。被写体の距離が比較的近く、
ストロボ光量が充分なときには、この判断ループの中で
INTOUT信号が“H”レベルに切換るため、ステッ
プS19でストロボの発光を停止する。
【0026】そして、次にステップS21において、シ
ャッタ秒時タイマがタイムアップすると、ステップS2
3において後幕をスタートさせる。また被写体距離が遠
くストロボ光量が不充分なときには、この判断ループの
中でINTOUT信号が“H”レベルに切換ることはな
い。従って、ステップS22に進みストロボの発光を停
止させ、次にステップS23で後幕をスタートさせる。 次いでステップS24,25において、フィルム巻き上
げ,シャッタチャージを行うが、この説明は省く。
【0027】次に、ステップS26においてストロボ充
電を行う。ストロボ充電ではCPU101は電圧VMC
の電位をモニタしながらSTCHG信号を“L”レベル
にしてストロボ充電を行う。電圧VMCの電位がある決
められた電位に達すると、STCHG信号を“H”レベ
ルにしてストロボ充電を停止させる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、被写
体距離が遠いときはストロボ発光をシングル発光モード
とし、被写体距離が近いときはストロボ発光をマルチ発
光モードとしたので、従来より問題となっていた近距離
撮影時の過露光を防止することができる。また、被写体
距離が遠いとき、即ちストロボ発光光量が大きいときに
はシングル発光となるので、シャッタの全開秒時がいた
ずらに長くなることはないという顕著な効果が得られる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念を示すストロボ発光制御装置のブ
ロック構成図。
【図2】本発明の一実施例を示すストロボ発光制御装置
の電気回路のブロック構成図。
【図3】ストロボ回路の具体的な電気回路図。
【図4】調光回路の具体的な電気回路図。
【図5】上記実施例のストロボ発光制御装置の動作を示
すフローチャート。
【図6】上記実施例のストロボ発光制御装置の動作を示
すフローチャート。
【図7】ストロボのマルチ発光動作のタイミングチャー
ト。
【図8】ストロボのシングル発光動作のタイミングチャ
ート。
【図9】従来の写真撮影用ストロボ装置における閃光発
光管の発光強度の一例を示す特性図。
【図10】従来の写真撮影用ストロボ装置における閃光
発光管の発光強度の他の例を示す特性図。
【符号の説明】
1……距離判別手段 2……発光方式切換手段 3……発光開始手段 4……発光制御手段 6……主コンデンサ 7……発光停止手段 8……受光手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】    発光のためのエネルギーを蓄積す
    るための主コンデンサと、被写体距離が所定の距離より
    近いか遠いかを判別するための距離判別手段と、この距
    離判別手段の出力に従い、被写体距離が遠いときはシン
    グル発光に相当した信号を、被写体距離が近いときはマ
    ルチ発光に相当した信号を出力する発光方式切換手段と
    、発光開始のタイミングで発光信号を出力する発光開始
    手段と、上記主コンデンサのエネルギーを一度に放出し
    て発光するシングル発光モードと、所定の発光周期で発
    光・停止を繰り返すマルチ発光モードの2種類の発光制
    御モードを有し、上記発光開始手段からの発光開始信号
    と上記発光方式切換手段からの出力信号に従い、被写体
    が遠距離のときはシングル発光モードで発光管を発光さ
    せ、被写体が近距離のときはマルチ発光モードで発光管
    を発光させる発光制御手段と、発光したストロボ光の被
    写体からの反射光を受光するための受光手段と、この受
    光手段の受光光量が一定値になったときに、発光制御手
    段に対して発光停止信号を出力するための発光停止手段
    と、を具備したことを特徴とするストロボ発光制御装置
JP3623491A 1991-03-01 1991-03-01 ストロボ発光制御装置 Withdrawn JPH04274416A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008092071A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Fujifilm Corp 撮影装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008092071A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Fujifilm Corp 撮影装置

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