JPH04274229A - 姿見カメラ - Google Patents
姿見カメラInfo
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- JPH04274229A JPH04274229A JP12066791A JP12066791A JPH04274229A JP H04274229 A JPH04274229 A JP H04274229A JP 12066791 A JP12066791 A JP 12066791A JP 12066791 A JP12066791 A JP 12066791A JP H04274229 A JPH04274229 A JP H04274229A
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 18
- 238000009432 framing Methods 0.000 abstract description 23
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
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- Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば証明用写真等ミ
ラー上に映した自身の姿をそのまま撮影する姿見カメラ
に関するものである。
ラー上に映した自身の姿をそのまま撮影する姿見カメラ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、証明写真や眼鏡を装着した状
態の予想顔写真等を撮影する際には、鉛直方向に起立さ
せた平面ハーフミラーに対面して被写体が位置し、該平
面ハーフミラーの半透過鏡面に映された自身の姿を平面
ハーフミラーの被写体側とは反対の側に配置したカメラ
で撮影するもの(以下、姿見カメラと称する)が用いら
れることがある。
態の予想顔写真等を撮影する際には、鉛直方向に起立さ
せた平面ハーフミラーに対面して被写体が位置し、該平
面ハーフミラーの半透過鏡面に映された自身の姿を平面
ハーフミラーの被写体側とは反対の側に配置したカメラ
で撮影するもの(以下、姿見カメラと称する)が用いら
れることがある。
【0003】ここで、上述のような従来の姿見カメラに
おける前記平面ハーフミラーとカメラ本体の撮影レンズ
との位置関係を、これらの列設方向に直交する側面方向
から見て示した図4に基づいて説明する。これによれば
撮影レンズ1の光軸2は、平面ハーフミラー3の上下左
右方向の中心点Eを通り且つ前記平面ハーフミラー3の
半透過鏡面3bと直交しており、該平面ハーフミラー3
は前記撮影レンズ1に対して、該撮影レンズ1の光軸2
上の距離で長さLだけ離れた位置に固定されている。
おける前記平面ハーフミラーとカメラ本体の撮影レンズ
との位置関係を、これらの列設方向に直交する側面方向
から見て示した図4に基づいて説明する。これによれば
撮影レンズ1の光軸2は、平面ハーフミラー3の上下左
右方向の中心点Eを通り且つ前記平面ハーフミラー3の
半透過鏡面3bと直交しており、該平面ハーフミラー3
は前記撮影レンズ1に対して、該撮影レンズ1の光軸2
上の距離で長さLだけ離れた位置に固定されている。
【0004】そして撮影時には、被写体が平面ハーフミ
ラー3に対向して位置して自身の姿を該平面ハーフミラ
ー3の半透過鏡面3b上に映し、これによって撮影する
写真のフレーミングを決定した後前記カメラ本体側にて
レリーズ動作を行わせることにより、平面ハーフミラー
3を透過して撮影レンズ1に入射される被写体の像がカ
メラ本体にて撮影されるが、この場合、前記被写体が平
面ハーフミラー3を目視して見ることができる上下方向
の可視範囲は図4に示すように、例えば前記被写体の目
が前記光軸2上の点P1で示す位置にある場合、前記点
P1を含む位置上では長さW1で示す範囲となり、この
長さW1は平面ハーフミラー3の上下方向に関する長さ
の2倍と一致する。これは、被写体の目が前記点P1で
示す位置にある場合にのみ成り立つ関係ではなく、例え
ば前記被写体1の目が点P2で示す位置にある場合、該
点P2を含む位置上での前記可視範囲は長さW2で示す
範囲となり、この長さW2は前記被写体の目が前記点P
1で示す位置にある場合と同様に、平面ハーフミラー3
の上下方向に関する長さの2倍と一致する。
ラー3に対向して位置して自身の姿を該平面ハーフミラ
ー3の半透過鏡面3b上に映し、これによって撮影する
写真のフレーミングを決定した後前記カメラ本体側にて
レリーズ動作を行わせることにより、平面ハーフミラー
3を透過して撮影レンズ1に入射される被写体の像がカ
メラ本体にて撮影されるが、この場合、前記被写体が平
面ハーフミラー3を目視して見ることができる上下方向
の可視範囲は図4に示すように、例えば前記被写体の目
が前記光軸2上の点P1で示す位置にある場合、前記点
P1を含む位置上では長さW1で示す範囲となり、この
長さW1は平面ハーフミラー3の上下方向に関する長さ
の2倍と一致する。これは、被写体の目が前記点P1で
示す位置にある場合にのみ成り立つ関係ではなく、例え
ば前記被写体1の目が点P2で示す位置にある場合、該
点P2を含む位置上での前記可視範囲は長さW2で示す
範囲となり、この長さW2は前記被写体の目が前記点P
1で示す位置にある場合と同様に、平面ハーフミラー3
の上下方向に関する長さの2倍と一致する。
【0005】そして、上述した前記被写体の上下方向の
可視範囲と平面ハーフミラー3の上下方向の長さとの関
係は、被写体の目が前記光軸2上にある場合に限らず常
に成り立つ関係であり、また、ここでは説明を省略する
が前記被写体の左右方向の可視範囲と平面ハーフミラー
3の左右方向の長さとの関係についても同様の関係が常
に成り立つ。
可視範囲と平面ハーフミラー3の上下方向の長さとの関
係は、被写体の目が前記光軸2上にある場合に限らず常
に成り立つ関係であり、また、ここでは説明を省略する
が前記被写体の左右方向の可視範囲と平面ハーフミラー
3の左右方向の長さとの関係についても同様の関係が常
に成り立つ。
【0006】一方、前記撮影レンズ1の上下方向の撮影
範囲は図4中線S1,S2で囲まれる範囲であり、前記
点P1を含む位置上では図4中の長さW1で示す範囲に
一致するが、前記点P2を含む位置上では図4中の長さ
W2で示す範囲よりも大きくなる。即ち被写体が平面ハ
ーフミラー3を介して見ることができる上下方向の可視
範囲と前記撮影レンズ1の上下方向の撮影範囲とは、前
記被写体の目が前記点P1で示す点以外の位置にある場
合には誤差を生じてしまう。
範囲は図4中線S1,S2で囲まれる範囲であり、前記
点P1を含む位置上では図4中の長さW1で示す範囲に
一致するが、前記点P2を含む位置上では図4中の長さ
W2で示す範囲よりも大きくなる。即ち被写体が平面ハ
ーフミラー3を介して見ることができる上下方向の可視
範囲と前記撮影レンズ1の上下方向の撮影範囲とは、前
記被写体の目が前記点P1で示す点以外の位置にある場
合には誤差を生じてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
姿見カメラでは、被写体が平面ハーフミラー3を介して
見ることができる可視範囲が平面ハーフミラー3の上下
左右各方向の長さの2倍の範囲であるため、例えば被写
体の全身写真を撮影できるようにするためには少なくと
も平面ハーフミラー3の上下方向の長さを被写体の身長
の半分の長さ以上としなければならず、姿見カメラ全体
の大きさが大きくなってしまうという問題があった。
姿見カメラでは、被写体が平面ハーフミラー3を介して
見ることができる可視範囲が平面ハーフミラー3の上下
左右各方向の長さの2倍の範囲であるため、例えば被写
体の全身写真を撮影できるようにするためには少なくと
も平面ハーフミラー3の上下方向の長さを被写体の身長
の半分の長さ以上としなければならず、姿見カメラ全体
の大きさが大きくなってしまうという問題があった。
【0008】また前記従来の姿見カメラでは、前記被写
体が平面ハーフミラー3を介して見ることができる可視
範囲と前記撮影レンズ1の撮影範囲とが一致するのは、
前記被写体の目が前記点P1で示す位置にある場合のみ
であるため、該点P1以外の位置に被写体の目がある場
合には該被写体の目の位置に応じて、実際にカメラ本体
4が撮影する範囲と被写体が平面ハーフミラー3を介し
て見ることができる可視範囲との、大小関係及び平面ハ
ーフミラー3の上下左右方向に関する位置関係が変化す
る。このため、被写体の平面ハーフミラー3に対する位
置によっては、該被写体が平面ハーフミラー3に映った
自身の姿とその背景に基づいて仮想したフレーミングと
は異なるフレーミングの写真が撮影される場合があり、
例えば証明用写真等写真全体に対する被写体のフレーミ
ングが特に重要となる写真を撮影する場合に不具合を生
じるという問題があった。
体が平面ハーフミラー3を介して見ることができる可視
範囲と前記撮影レンズ1の撮影範囲とが一致するのは、
前記被写体の目が前記点P1で示す位置にある場合のみ
であるため、該点P1以外の位置に被写体の目がある場
合には該被写体の目の位置に応じて、実際にカメラ本体
4が撮影する範囲と被写体が平面ハーフミラー3を介し
て見ることができる可視範囲との、大小関係及び平面ハ
ーフミラー3の上下左右方向に関する位置関係が変化す
る。このため、被写体の平面ハーフミラー3に対する位
置によっては、該被写体が平面ハーフミラー3に映った
自身の姿とその背景に基づいて仮想したフレーミングと
は異なるフレーミングの写真が撮影される場合があり、
例えば証明用写真等写真全体に対する被写体のフレーミ
ングが特に重要となる写真を撮影する場合に不具合を生
じるという問題があった。
【0009】逆に、被写体が平面ハーフミラー3を見て
仮想するフレーミングと常に同じフレーミングの写真を
撮ることができるようにするためには、被写体が平面ハ
ーフミラー3の全体或はその一定範囲内を見た際の可視
範囲と実際にカメラ本体が撮影する範囲とが一致するよ
うに、被写体の平面ハーフミラー3から距離を固定とす
る必要があり、このため、仮に平面ハーフミラー3の大
きさが前記被写体の全身を映すことができる大きさであ
ったとしても、被写体側にて選択できるフレーミング(
上半身写真、全身写真等)に関する自由度が少なくなっ
てしまうという問題があった。
仮想するフレーミングと常に同じフレーミングの写真を
撮ることができるようにするためには、被写体が平面ハ
ーフミラー3の全体或はその一定範囲内を見た際の可視
範囲と実際にカメラ本体が撮影する範囲とが一致するよ
うに、被写体の平面ハーフミラー3から距離を固定とす
る必要があり、このため、仮に平面ハーフミラー3の大
きさが前記被写体の全身を映すことができる大きさであ
ったとしても、被写体側にて選択できるフレーミング(
上半身写真、全身写真等)に関する自由度が少なくなっ
てしまうという問題があった。
【0010】尚、これらの問題は、前記被写体が平面ハ
ーフミラー3を介して見ることができる左右方向の可視
範囲と前記撮影レンズ1の左右方向の撮影範囲との関係
についても同様である。
ーフミラー3を介して見ることができる左右方向の可視
範囲と前記撮影レンズ1の左右方向の撮影範囲との関係
についても同様である。
【0011】本発明は前記事情に鑑みてなされたもので
、カメラ全体の大きさを大きくすることなく被写体の全
身をハーフミラー上に映し出させることができると共に
、実際に撮影される写真のフレーミングを被写体が撮影
前に容易に且つ正確に認識することができ、また、被写
体側にて選択できるフレーミングの自由度を向上させる
ことができる姿見カメラを提供することを目的とする。
、カメラ全体の大きさを大きくすることなく被写体の全
身をハーフミラー上に映し出させることができると共に
、実際に撮影される写真のフレーミングを被写体が撮影
前に容易に且つ正確に認識することができ、また、被写
体側にて選択できるフレーミングの自由度を向上させる
ことができる姿見カメラを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、撮影レンズを有するカメラ本体と、前記撮
影レンズの光軸上で前記カメラ本体と該カメラ本体にて
撮影される被写体との間に配設される球面ハーフミラー
とを備え、前記球面ハーフミラーは、前記被写体側に凸
状の球面半透明鏡面を形成してあり、さらに前記球面ハ
ーフミラーは、前記カメラ本体に対する相対位置が固定
された構成とした。
に本発明は、撮影レンズを有するカメラ本体と、前記撮
影レンズの光軸上で前記カメラ本体と該カメラ本体にて
撮影される被写体との間に配設される球面ハーフミラー
とを備え、前記球面ハーフミラーは、前記被写体側に凸
状の球面半透明鏡面を形成してあり、さらに前記球面ハ
ーフミラーは、前記カメラ本体に対する相対位置が固定
された構成とした。
【0013】また本発明は前記球面ハーフミラーを、前
記被写体側から球面ハーフミラーの一定範囲を目視した
際の可視範囲と前記撮影レンズの撮影範囲とが略々一致
する曲率で形成するようにした。
記被写体側から球面ハーフミラーの一定範囲を目視した
際の可視範囲と前記撮影レンズの撮影範囲とが略々一致
する曲率で形成するようにした。
【0014】さらに本発明は前記ハーフミラー上に、前
記一定範囲を示す表示を設ける構成とした。
記一定範囲を示す表示を設ける構成とした。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。図1は本発明の一実施例による姿見カメラ
の概略構成とその使用状態とを示す説明図、図2は図1
の姿見カメラにおける球面ハーフミラーと撮影レンズと
の位置関係を、姿見カメラのハウジングの側面方向から
見て示した説明図である。
て説明する。図1は本発明の一実施例による姿見カメラ
の概略構成とその使用状態とを示す説明図、図2は図1
の姿見カメラにおける球面ハーフミラーと撮影レンズと
の位置関係を、姿見カメラのハウジングの側面方向から
見て示した説明図である。
【0016】まず、図1において10は被写体、20は
姿見カメラである。21は該姿見カメラ20のハウジン
グであり、該ハウジング21の被写体側(正面側)には
球面ハーフミラー22が、その凸面側を露出させて保持
されている。尚、本実施例では前記ハーフミラー22の
凸面側を半透過鏡面22aとしてある。また前記ハウジ
ング21の正面側には、被写体10側にて操作されるリ
モートコントローラ35から発せられる、例えば赤外光
等のレリーズ用の光波を受光する受光素子(図示せず)
が設けられている。一方、前記ハウジング21内の球面
ハーフミラー22の背面側には、撮影レンズ31を備え
たカメラ本体30と反射ミラー32とが固定して設置し
てある。そして前記ハウジング21は、ボールジョイン
ト23を介してスライドアーム24の上端にその長手方
向に傾倒自在に取り付けられており、該スライドアーム
24は、床面に設置されたスタンド25の主柱26に対
してその長手方向に出没自在に取り付けられている。
姿見カメラである。21は該姿見カメラ20のハウジン
グであり、該ハウジング21の被写体側(正面側)には
球面ハーフミラー22が、その凸面側を露出させて保持
されている。尚、本実施例では前記ハーフミラー22の
凸面側を半透過鏡面22aとしてある。また前記ハウジ
ング21の正面側には、被写体10側にて操作されるリ
モートコントローラ35から発せられる、例えば赤外光
等のレリーズ用の光波を受光する受光素子(図示せず)
が設けられている。一方、前記ハウジング21内の球面
ハーフミラー22の背面側には、撮影レンズ31を備え
たカメラ本体30と反射ミラー32とが固定して設置し
てある。そして前記ハウジング21は、ボールジョイン
ト23を介してスライドアーム24の上端にその長手方
向に傾倒自在に取り付けられており、該スライドアーム
24は、床面に設置されたスタンド25の主柱26に対
してその長手方向に出没自在に取り付けられている。
【0017】前記ハウジング21内に設置されたカメラ
本体30には、前記受光素子がリモートコントローラ3
5からのレリーズ用の光波を受光したときに作動して前
記撮影レンズ31の合焦動作を行うオートフォーカス機
構(図示せず)や、前記受光素子によりレリーズ用の光
波が受光された後に一定の遅延をもってレリーズ動作を
行うセルフタイマ機構(図示せず)、影消し用のフラッ
シュ装置等が設けられている。そして、前記撮影レンズ
31の光軸33は反射ミラー32によって鉛直方向から
水平方向に直角に屈折されている。
本体30には、前記受光素子がリモートコントローラ3
5からのレリーズ用の光波を受光したときに作動して前
記撮影レンズ31の合焦動作を行うオートフォーカス機
構(図示せず)や、前記受光素子によりレリーズ用の光
波が受光された後に一定の遅延をもってレリーズ動作を
行うセルフタイマ機構(図示せず)、影消し用のフラッ
シュ装置等が設けられている。そして、前記撮影レンズ
31の光軸33は反射ミラー32によって鉛直方向から
水平方向に直角に屈折されている。
【0018】ところで、前記球面ハーフミラー22と撮
影レンズ31との位置関係を、前記ハウジング21の側
面方向から見て示したのが図2であり、これによれば、
前記球面ハーフミラー22の中心点Dと該球面ハーフミ
ラー22の曲率中心点Qとを結ぶ線Mは、前記反射ミラ
ー32によって屈折された撮影レンズ31の光軸33に
対して角度θをもって交差しており、前記球面ハーフミ
ラー22は前記光軸33に対して、該球面ハーフミラー
22の下端側を回転の中心として図2中の矢印Aに示す
方向に傾倒した状態となっている。ここに示したように
、前記球面ハーフミラー22の中心点Dと曲率中心点Q
とを結ぶ線Mを撮影レンズ31の光軸33に対して角度
θだけ傾斜させたのは、被写体側から見た球面ハーフミ
ラー22による撮影有効範囲Fの上方から1/3の位置
に被写体の顔が位置するようにするためである。
影レンズ31との位置関係を、前記ハウジング21の側
面方向から見て示したのが図2であり、これによれば、
前記球面ハーフミラー22の中心点Dと該球面ハーフミ
ラー22の曲率中心点Qとを結ぶ線Mは、前記反射ミラ
ー32によって屈折された撮影レンズ31の光軸33に
対して角度θをもって交差しており、前記球面ハーフミ
ラー22は前記光軸33に対して、該球面ハーフミラー
22の下端側を回転の中心として図2中の矢印Aに示す
方向に傾倒した状態となっている。ここに示したように
、前記球面ハーフミラー22の中心点Dと曲率中心点Q
とを結ぶ線Mを撮影レンズ31の光軸33に対して角度
θだけ傾斜させたのは、被写体側から見た球面ハーフミ
ラー22による撮影有効範囲Fの上方から1/3の位置
に被写体の顔が位置するようにするためである。
【0019】前記球面ハーフミラー22の半透過鏡面2
2aには図1及び図3に示すように、一定範囲としての
撮影有効範囲Fを示す枠線22bが写真の撮影時に支障
とならない太さで表示されており、一方、前記ハウジン
グ21の正面側には図3に示すように、例えば上半身写
真を撮影する場合の被写体の目の適正位置を示すマーク
21a,21aが、これら両マーク21a,21aを結
ぶ線が球面ハーフミラー22の上から1/3の位置とな
るように表示されている。また図2に示すように被写体
10側から見た見かけ上の撮影レンズ31の前方主平面
Kは、前記球面ハーフミラー22の曲率中心点Qよりも
被写体10側にある。そしてこの球面ハーフミラー22
は、前記被写体10が球面ハーフミラー22の撮影有効
範囲Fを示す枠線22b内を目視した際の可視範囲と、
前記撮影レンズ31の撮影範囲とが略々一致する曲率で
形成されている。
2aには図1及び図3に示すように、一定範囲としての
撮影有効範囲Fを示す枠線22bが写真の撮影時に支障
とならない太さで表示されており、一方、前記ハウジン
グ21の正面側には図3に示すように、例えば上半身写
真を撮影する場合の被写体の目の適正位置を示すマーク
21a,21aが、これら両マーク21a,21aを結
ぶ線が球面ハーフミラー22の上から1/3の位置とな
るように表示されている。また図2に示すように被写体
10側から見た見かけ上の撮影レンズ31の前方主平面
Kは、前記球面ハーフミラー22の曲率中心点Qよりも
被写体10側にある。そしてこの球面ハーフミラー22
は、前記被写体10が球面ハーフミラー22の撮影有効
範囲Fを示す枠線22b内を目視した際の可視範囲と、
前記撮影レンズ31の撮影範囲とが略々一致する曲率で
形成されている。
【0020】このことを、前記球面ハーフミラー22の
上下方向を例にとって図2により詳説すると、前記被写
体10が球面ハーフミラー22の撮影有効範囲Fを目視
して見ることができる上下方向の可視範囲は図2に示す
ように、例えば前記球面ハーフミラー22の正面側に位
置した被写体10の目が前記光軸33上の点R1で示す
位置にある場合、前記点R1を含む位置上では長さH1
で示す範囲となり、また、被写体10の目の位置が点R
2で示す位置にある場合には長さH2で示す範囲となっ
て、いずれも、図2中線T1,T2で囲まれる範囲が示
す前記撮影レンズ31の上下方向の撮影範囲と一致する
。尚、これは前記被写体1が球面ハーフミラー22を介
して見ることができる左右方向の可視範囲と前記撮影レ
ンズ31の左右方向の撮影範囲との関係についても同様
である。
上下方向を例にとって図2により詳説すると、前記被写
体10が球面ハーフミラー22の撮影有効範囲Fを目視
して見ることができる上下方向の可視範囲は図2に示す
ように、例えば前記球面ハーフミラー22の正面側に位
置した被写体10の目が前記光軸33上の点R1で示す
位置にある場合、前記点R1を含む位置上では長さH1
で示す範囲となり、また、被写体10の目の位置が点R
2で示す位置にある場合には長さH2で示す範囲となっ
て、いずれも、図2中線T1,T2で囲まれる範囲が示
す前記撮影レンズ31の上下方向の撮影範囲と一致する
。尚、これは前記被写体1が球面ハーフミラー22を介
して見ることができる左右方向の可視範囲と前記撮影レ
ンズ31の左右方向の撮影範囲との関係についても同様
である。
【0021】このため、上述した本実施例の姿見カメラ
20では、被写体10が球面ハーフミラー22の正面側
に位置して自身の姿を前記球面ハーフミラー22の撮影
有効範囲Fを示す枠線22b内に映し、この枠線22b
内に映った像によってこれから撮影される写真のフレー
ミングを確認し、この後前記リモートコントローラ35
を操作してレリーズ用の光波を姿見カメラ20側に送出
すると、カメラ本体30側にてオートフォーカス機構に
よる合焦動作とセルフタイマ機構による遅延動作とがな
され、さらにレリーズ動作がなされることによって、球
面ハーフミラー22を透過して撮影レンズ31に入射さ
れる被写体10の像がカメラ本体30にて撮影される。 そして、このようにして撮影された写真のフレーミング
は、先に被写体10が球面ハーフミラー22の撮影有効
範囲Fを示す枠線22b内に映った像を見て確認したフ
レーミングと略々同一のフレーミングとなる。
20では、被写体10が球面ハーフミラー22の正面側
に位置して自身の姿を前記球面ハーフミラー22の撮影
有効範囲Fを示す枠線22b内に映し、この枠線22b
内に映った像によってこれから撮影される写真のフレー
ミングを確認し、この後前記リモートコントローラ35
を操作してレリーズ用の光波を姿見カメラ20側に送出
すると、カメラ本体30側にてオートフォーカス機構に
よる合焦動作とセルフタイマ機構による遅延動作とがな
され、さらにレリーズ動作がなされることによって、球
面ハーフミラー22を透過して撮影レンズ31に入射さ
れる被写体10の像がカメラ本体30にて撮影される。 そして、このようにして撮影された写真のフレーミング
は、先に被写体10が球面ハーフミラー22の撮影有効
範囲Fを示す枠線22b内に映った像を見て確認したフ
レーミングと略々同一のフレーミングとなる。
【0022】このように本実施例の姿見カメラ20によ
れば、該姿見カメラ20にて撮影される前記被写体10
の像を映し出すためのハーフミラーを球面ハーフミラー
22としたので、カメラ全体の大きさを大きくすること
なく被写体の全身をハーフミラー上に映し出させること
ができる。
れば、該姿見カメラ20にて撮影される前記被写体10
の像を映し出すためのハーフミラーを球面ハーフミラー
22としたので、カメラ全体の大きさを大きくすること
なく被写体の全身をハーフミラー上に映し出させること
ができる。
【0023】また本実施例の姿見カメラ20によれば、
前記球面ハーフミラー22を、前記被写体10側から球
面ハーフミラー22の撮影有効範囲Fを示す枠線22b
内を目視した際の可視範囲と、前記撮影レンズ31の撮
影範囲とが略々一致する曲率で形成し、球面ハーフミラ
ー22上に前記撮影レンズ31の撮影有効範囲Fを示す
枠線22bを表示するようにした。このため、被写体1
0が前記姿見カメラ20に対していずれの位置にいても
、前記姿見カメラ20にて撮影される写真のフレーミン
グと略々同じフレーミングを、球面ハーフミラー22の
枠線22b内に映る像にて視認することができ、よって
、実際に撮影される写真のフレーミングを被写体10が
撮影前に容易に且つ正確に認識することができる。これ
に加えて、被写体10が前記姿見カメラ20に対してい
ずれの位置にいても、前記球面ハーフミラー22の枠線
22b内に映る像のフレーミングが姿見カメラ20にて
撮影される写真のフレーミングと略々一致するので、前
記被写体10の球面ハーフミラー22に対する位置を固
定とする必要がなくなり、よって被写体10側にて選択
できるフレーミングの自由度を向上させることができる
。
前記球面ハーフミラー22を、前記被写体10側から球
面ハーフミラー22の撮影有効範囲Fを示す枠線22b
内を目視した際の可視範囲と、前記撮影レンズ31の撮
影範囲とが略々一致する曲率で形成し、球面ハーフミラ
ー22上に前記撮影レンズ31の撮影有効範囲Fを示す
枠線22bを表示するようにした。このため、被写体1
0が前記姿見カメラ20に対していずれの位置にいても
、前記姿見カメラ20にて撮影される写真のフレーミン
グと略々同じフレーミングを、球面ハーフミラー22の
枠線22b内に映る像にて視認することができ、よって
、実際に撮影される写真のフレーミングを被写体10が
撮影前に容易に且つ正確に認識することができる。これ
に加えて、被写体10が前記姿見カメラ20に対してい
ずれの位置にいても、前記球面ハーフミラー22の枠線
22b内に映る像のフレーミングが姿見カメラ20にて
撮影される写真のフレーミングと略々一致するので、前
記被写体10の球面ハーフミラー22に対する位置を固
定とする必要がなくなり、よって被写体10側にて選択
できるフレーミングの自由度を向上させることができる
。
【0024】さらに本実施例の姿見カメラ20によれば
、前記球面ハーフミラー22をカメラ本体30に対して
、該球面ハーフミラー22の下端側を回転の中心として
図2中の矢印Aに示す方向に傾倒した状態に配設したの
で、例えば被写体10が姿見カメラ20に対してこれを
見下ろすような相対位置にある場合、球面ハーフミラー
22の向きを被写体10の視界に正対する向きとした状
態で、撮影レンズ31の向きが前記被写体10が意図す
るフレーミングの中心となるようにすることができ、被
写体10が見る前記球面ハーフミラー22に映った像と
カメラ本体30にて撮影される被写体10の写真との夫
々を遠近感覚のバランスが取れた状態にすることができ
る。さらに、前記ボールジョイント23によって、姿見
カメラ20のハウジング21をスライドアーム24の上
端にその長手方向に傾倒自在に取り付け、且つ、該スラ
イドアーム24を、床面に設置されたスタンド25の主
柱26に対して長手方向に出没自在に取り付けたので、
被写体10の体格に応じてハウジング21の位置及び向
きを調節することができる。
、前記球面ハーフミラー22をカメラ本体30に対して
、該球面ハーフミラー22の下端側を回転の中心として
図2中の矢印Aに示す方向に傾倒した状態に配設したの
で、例えば被写体10が姿見カメラ20に対してこれを
見下ろすような相対位置にある場合、球面ハーフミラー
22の向きを被写体10の視界に正対する向きとした状
態で、撮影レンズ31の向きが前記被写体10が意図す
るフレーミングの中心となるようにすることができ、被
写体10が見る前記球面ハーフミラー22に映った像と
カメラ本体30にて撮影される被写体10の写真との夫
々を遠近感覚のバランスが取れた状態にすることができ
る。さらに、前記ボールジョイント23によって、姿見
カメラ20のハウジング21をスライドアーム24の上
端にその長手方向に傾倒自在に取り付け、且つ、該スラ
イドアーム24を、床面に設置されたスタンド25の主
柱26に対して長手方向に出没自在に取り付けたので、
被写体10の体格に応じてハウジング21の位置及び向
きを調節することができる。
【0025】尚、本実施例では撮影レンズ31の撮影有
効範囲Fを、球面ハーフミラー22の半透過鏡面22a
における枠22bの表示によって行うものとしたが、前
記枠22bを球面ハーフミラー22の半透過鏡面22a
とは反対側の面に表示する構成としてもよく、また、例
えば前記ハウジング21内の前記撮影有効範囲Fの四隅
に対応する位置に発光素子等の発光手段を配設し、これ
を発光させて球面ハーフミラー22の背面側から半透過
鏡面22a側に透過させることにより前記撮影有効範囲
Fを表示するものとしてもよい。また、前記ハウジング
21の正面側におけるマーク21a,21aの表示の代
わりに、該マーク21a,21aを結ぶ線を球面ハーフ
ミラー22の半透過鏡面22a上か或は該半透過鏡面2
2aとは反対の面上に表示するようにしてもよい。
効範囲Fを、球面ハーフミラー22の半透過鏡面22a
における枠22bの表示によって行うものとしたが、前
記枠22bを球面ハーフミラー22の半透過鏡面22a
とは反対側の面に表示する構成としてもよく、また、例
えば前記ハウジング21内の前記撮影有効範囲Fの四隅
に対応する位置に発光素子等の発光手段を配設し、これ
を発光させて球面ハーフミラー22の背面側から半透過
鏡面22a側に透過させることにより前記撮影有効範囲
Fを表示するものとしてもよい。また、前記ハウジング
21の正面側におけるマーク21a,21aの表示の代
わりに、該マーク21a,21aを結ぶ線を球面ハーフ
ミラー22の半透過鏡面22a上か或は該半透過鏡面2
2aとは反対の面上に表示するようにしてもよい。
【0026】さらに本実施例では、前記球面ハーフミラ
ー22を前記光軸33に対して、該球面ハーフミラー2
2の下端側を回転の中心として図2中の矢印Aに示す方
向に傾倒させているが、前記球面ハーフミラー22の中
心点22aと該球面ハーフミラー22の曲率中心点Qと
を結ぶ線Mが前記反射ミラー32によって屈折された撮
影レンズ31の光軸33と重なるように配置させてもよ
い。この場合には、撮影レンズ31(ハウジング21)
と被写体との距離を変えたときの撮影範囲を更に一致さ
せることができる。
ー22を前記光軸33に対して、該球面ハーフミラー2
2の下端側を回転の中心として図2中の矢印Aに示す方
向に傾倒させているが、前記球面ハーフミラー22の中
心点22aと該球面ハーフミラー22の曲率中心点Qと
を結ぶ線Mが前記反射ミラー32によって屈折された撮
影レンズ31の光軸33と重なるように配置させてもよ
い。この場合には、撮影レンズ31(ハウジング21)
と被写体との距離を変えたときの撮影範囲を更に一致さ
せることができる。
【0027】また、本実施例では前記球面ハーフミラー
22とカメラ本体30との位置関係を、前記被写体10
側から見た見かけ上の撮影レンズ31の前方主平面Kが
前記球面ハーフミラー22の曲率中心点Qよりも被写体
10側となるような相対位置とし、これによって、球面
ハーフミラー22に撮影レンズ31を近付けることがで
きるようにし、ハウジング21の奥行き及び球面ハーフ
ミラー22の面積を小さくすることができる構成とした
が、前記被写体10側から見た見かけ上の撮影レンズ3
1の前方主平面Kが前記球面ハーフミラー22の曲率中
心点Q上に位置するような相対位置としてもよく、この
場合には、前記被写体10の目が前記光軸33上にあれ
ばその位置に拘らず、被写体10側から球面ハーフミラ
ー22の撮影有効範囲Fを示す枠線22b内を目視した
際の可視範囲と、前記撮影レンズ31の撮影範囲とを完
全に一致させることができる。
22とカメラ本体30との位置関係を、前記被写体10
側から見た見かけ上の撮影レンズ31の前方主平面Kが
前記球面ハーフミラー22の曲率中心点Qよりも被写体
10側となるような相対位置とし、これによって、球面
ハーフミラー22に撮影レンズ31を近付けることがで
きるようにし、ハウジング21の奥行き及び球面ハーフ
ミラー22の面積を小さくすることができる構成とした
が、前記被写体10側から見た見かけ上の撮影レンズ3
1の前方主平面Kが前記球面ハーフミラー22の曲率中
心点Q上に位置するような相対位置としてもよく、この
場合には、前記被写体10の目が前記光軸33上にあれ
ばその位置に拘らず、被写体10側から球面ハーフミラ
ー22の撮影有効範囲Fを示す枠線22b内を目視した
際の可視範囲と、前記撮影レンズ31の撮影範囲とを完
全に一致させることができる。
【0028】さらに、本実施例では前記撮影レンズ31
の光軸33を反射ミラー32によって鉛直方向から水平
方向に直角に屈折させて、前記カメラ本体30を図1中
上方に向けた状態に配置したが、前記反射ミラー32を
省略して、図1中水平方向に延在する光軸33の球面ハ
ーフミラー22の背面側の延長線上に前記カメラ本体3
0を配置する構成としてもよい。
の光軸33を反射ミラー32によって鉛直方向から水平
方向に直角に屈折させて、前記カメラ本体30を図1中
上方に向けた状態に配置したが、前記反射ミラー32を
省略して、図1中水平方向に延在する光軸33の球面ハ
ーフミラー22の背面側の延長線上に前記カメラ本体3
0を配置する構成としてもよい。
【0029】
【発明の効果】上述したように本発明の姿見カメラによ
れば、被写体が撮影される写真のフレーミングを確認す
るためのハーフミラーを球面ハーフミラーとしたので、
カメラ全体の大きさを大きくすることなく被写体の全身
を前記球面ハーフミラー上に映し出させることができる
。
れば、被写体が撮影される写真のフレーミングを確認す
るためのハーフミラーを球面ハーフミラーとしたので、
カメラ全体の大きさを大きくすることなく被写体の全身
を前記球面ハーフミラー上に映し出させることができる
。
【0030】また、本実施例の姿見カメラによれば前記
球面ハーフミラーを、被写体側から前記球面ハーフミラ
ーの一定範囲内を目視した際の可視範囲と、前記カメラ
本体の撮影レンズの撮影範囲とが略々一致する曲率で形
成し、前記球面ハーフミラー上に前記一定範囲を示す表
示を設けたので、被写体の位置に拘らず撮影される写真
のフレーミングと略々同じフレーミングを、球面ハーフ
ミラーの一定範囲内に映る像にて視認することができ、
よって、実際に撮影される写真のフレーミングを被写体
が撮影前に容易に且つ正確に認識することができる。こ
れに加えて、被写体の位置に拘らず前記球面ハーフミラ
ーの一定範囲内に映る像のフレーミングがこれから撮影
される写真のフレーミングと略々一致するので、前記被
写体の球面ハーフミラーに対する位置を固定とする必要
がなくなり、よって被写体側にて選択できるフレーミン
グの自由度を向上させることができる。
球面ハーフミラーを、被写体側から前記球面ハーフミラ
ーの一定範囲内を目視した際の可視範囲と、前記カメラ
本体の撮影レンズの撮影範囲とが略々一致する曲率で形
成し、前記球面ハーフミラー上に前記一定範囲を示す表
示を設けたので、被写体の位置に拘らず撮影される写真
のフレーミングと略々同じフレーミングを、球面ハーフ
ミラーの一定範囲内に映る像にて視認することができ、
よって、実際に撮影される写真のフレーミングを被写体
が撮影前に容易に且つ正確に認識することができる。こ
れに加えて、被写体の位置に拘らず前記球面ハーフミラ
ーの一定範囲内に映る像のフレーミングがこれから撮影
される写真のフレーミングと略々一致するので、前記被
写体の球面ハーフミラーに対する位置を固定とする必要
がなくなり、よって被写体側にて選択できるフレーミン
グの自由度を向上させることができる。
【図1】本発明の一実施例による姿見カメラの概略構成
とその使用状態とを示す説明図である。
とその使用状態とを示す説明図である。
【図2】図1の姿見カメラにおける球面ハーフミラーと
撮影レンズとの位置関係を、姿見カメラのハウジングの
側面方向から見て示した説明図である。
撮影レンズとの位置関係を、姿見カメラのハウジングの
側面方向から見て示した説明図である。
【図3】図1の姿見カメラにおけるハウジング部分の拡
大正面図である。
大正面図である。
【図4】従来の姿見カメラにおける平面ハーフミラーと
カメラ本体の撮影レンズとの位置関係を、これらの列設
方向に直交する側面方向から見て示した説明図である。
カメラ本体の撮影レンズとの位置関係を、これらの列設
方向に直交する側面方向から見て示した説明図である。
10 被写体
20 姿見カメラ
22 球面ハーフミラー
22a 半透過鏡面
22b 枠(表示)
30 カメラ本体
31 撮影レンズ
33 光軸
F 撮影有効範囲(一定範囲)
H1,H2 可視範囲
T1,T2 撮影範囲
Claims (3)
- 【請求項1】 撮影レンズを有するカメラ本体と、前
記撮影レンズの光軸上で前記カメラ本体と該カメラ本体
にて撮影される被写体との間に配設される球面ハーフミ
ラーとを備え、前記球面ハーフミラーは、前記被写体側
に凸状の球面半透明鏡面を形成してあり、さらに前記球
面ハーフミラーは、前記カメラ本体に対する相対位置が
固定されている、ことを特徴とする姿見カメラ。 - 【請求項2】 前記球面ハーフミラーを、前記被写体
側から球面ハーフミラーの一定範囲を目視した際の可視
範囲と前記撮影レンズの撮影範囲とが略々一致する曲率
で形成した、ことを特徴とする請求項1記載の姿見カメ
ラ。 - 【請求項3】 前記ハーフミラー上に、前記一定範囲
を示す表示を設けた、ことを特徴とする請求項1又は2
記載の姿見カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12066791A JP2958155B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 姿見カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12066791A JP2958155B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 姿見カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04274229A true JPH04274229A (ja) | 1992-09-30 |
JP2958155B2 JP2958155B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=14791936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12066791A Expired - Lifetime JP2958155B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 姿見カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2958155B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000029118A (ja) * | 1998-07-15 | 2000-01-28 | Omron Corp | 写真撮影装置及び写真シール作製機 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102071948B1 (ko) * | 2018-10-12 | 2020-01-31 | 이상재 | 하프 미러 셀프 사진 촬영 시스템 및 하프 미러 셀프 사진 촬영 시스템을 이용한 심리 상담 방법 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP12066791A patent/JP2958155B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000029118A (ja) * | 1998-07-15 | 2000-01-28 | Omron Corp | 写真撮影装置及び写真シール作製機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2958155B2 (ja) | 1999-10-06 |
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