JPH04273446A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH04273446A
JPH04273446A JP3057822A JP5782291A JPH04273446A JP H04273446 A JPH04273446 A JP H04273446A JP 3057822 A JP3057822 A JP 3057822A JP 5782291 A JP5782291 A JP 5782291A JP H04273446 A JPH04273446 A JP H04273446A
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JP
Japan
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semiconductor
transistor
thin film
film
nitride film
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JP3057822A
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Ikuo Yoshihara
郁夫 吉原
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願の発明は、薄膜トランジスタ
(TFT)を具備する半導体装置及びその製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばTFT負荷SRAMのメモリセル
は、図17に示す様に、半導体基板11に形成されてい
るバルクトランジスタ12とこのバルクトランジスタ1
2上に形成されている薄膜トランジスタ13とを有して
いる。バルクトランジスタ12はフリップフロップの駆
動用nMOSトランジスタ等になっており、薄膜トラン
ジスタ13は負荷用pMOSトランジスタになっている
【0003】ところで、薄膜トランジスタ13の特性を
向上、安定化させるためには、この薄膜トランジスタ1
3の活性層になっている多結晶Si薄膜14の不飽和結
合を水素で終端化させる水素化工程が必要である。
【0004】この水素化の一つの方法として、プラズマ
CVD法によって形成したSiN膜つまりP−SiN膜
15を水素供給源にする方法が知られている(例えば、
「IEEE  TRANSACTIONS  ON  
ELECTRON  DEVICES,VOL.ED−
32,  NO.2,  p.261−262)。また
、水素化の他の方法として、水素雰囲気(N2 +H2
 )中で熱処理を加える方法も知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、P−SiN
膜15を水素供給源にする方法では、多結晶Si薄膜1
4を効率的に水素化すると共に、バルクトランジスタ1
2への水素の影響を少なくするために、P−SiN膜1
5を多結晶Si薄膜14に近接させる方が有利である。
【0006】しかし、多結晶Si薄膜14上の絶縁膜、
例えばSiO2 膜16上の全面にP−SiN膜15を
配し、その上層にAl配線17及びオーバコート膜21
を配するためにそれらの間にリフロー膜やSOG膜等の
平坦化膜22を設けた構造にした場合、P−SiN膜1
5の形成後に800℃程度以上の熱処理を加えると、P
−SiN膜15にクラックが発生するおそれがある。こ
のクラックが発生すると、下地パターンが変形したり、
P−SiN膜15が剥離したりする可能性がある。
【0007】一方、水素雰囲気中で熱処理を加える方法
では、多結晶Si薄膜14のシート抵抗のグラフである
図18に示す様に、水素化を行っても、その後に熱処理
を加えると水素が放出されて水素化の効果がなくなるこ
とが知られている。
【0008】従って、上述の様な従来の半導体装置では
、製造歩留りを高め且つ薄膜トランジスタ13の特性を
向上、安定化させることが困難であった。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の半導体装置で
は、半導体基体11に形成されている第1のトランジス
タ12及びこの第1のトランジスタ12上に形成されて
いる半導体薄膜14が活性層になっている第2のトラン
ジスタ13の中間層と前記第2のトランジスタ13の上
層との少なくとも一方で、且つ前記第2のトランジスタ
13よりも上層で金属配線17よりも下層に形成されて
いる絶縁膜22の下層に、島状に分離されており水素を
含有している半導体窒化膜15が形成されている。
【0010】請求項2の半導体装置では、半導体薄膜1
4が活性層になっているトランジスタ13のゲート電極
24と前記半導体薄膜14との少なくとも一方に、水素
を含有している半導体窒化膜15から成る側壁が自己整
合的に形成されている。
【0011】請求項3の半導体装置では、半導体基体1
1に形成されている第1のトランジスタ12及びこの第
1のトランジスタ12上に形成されている半導体薄膜1
4が活性層になっている第2のトランジスタ13の中間
層に、水素の侵入を阻止する第1の半導体窒化膜25が
形成されており、島状に分離されており水素を含有して
いる第2の半導体窒化膜15が前記第1の半導体窒化膜
25よりも上層に形成されている。
【0012】請求項4の半導体装置の製造方法は、水素
を含有している半導体窒化膜15を、半導体薄膜14が
活性層になっているトランジスタ13のゲート電極24
と前記半導体薄膜14との少なくとも一方と同時にパタ
ーニングしている。
【0013】請求項5の半導体装置の製造方法は、半導
体基体11の凹部上にトランジスタ13の活性層になっ
ている半導体薄膜14を形成し、水素を含有している半
導体窒化膜15を前記半導体薄膜14上に積層させ、前
記半導体窒化膜15をエッチバックして、前記凹部上に
位置する前記半導体薄膜14上に前記半導体窒化膜15
を自己整合的に残している。
【0014】
【作用】請求項1〜3の半導体装置では、水素を含有し
ている半導体窒化膜15が、全面に形成されているので
はなく、必要最小限のパターンに分離されて形成されて
いる。従って、半導体窒化膜15の形成後に熱処理を加
えても、この半導体窒化膜15にクラックが発生しない
【0015】請求項1の半導体装置では、水素を含有し
ている半導体窒化膜15が、金属配線17よりも下層の
絶縁膜22の更に下層に形成されている。従って金属配
線17の形成前で絶縁膜22の形成後に必要な熱処理を
加えることができ、水素化後に熱処理を加えても半導体
薄膜14から水素が放出されない。
【0016】請求項2の半導体装置では、半導体窒化膜
15から成る側壁がトランジスタ13のゲート電極24
等に自己整合的に形成されている。また、請求項4の半
導体装置の製造方法では、トランジスタ13のゲート電
極24等と同時に半導体窒化膜15をパターニングして
いる。また、請求項5の半導体装置の製造方法では、半
導体窒化膜15をエッチバックして自己整合的に残して
いる。従って、何れの場合も、半導体窒化膜15に専用
のマスク工程が不要である。
【0017】請求項3の半導体装置では、水素の侵入を
阻止する第1の半導体窒化膜25が第1及び第2のトラ
ンジスタ12、13の中間層に形成されており、水素を
含有している第2の半導体窒化膜15が第1の半導体窒
化膜25よりも上層に形成されている。従って、第2の
トランジスタ13の活性層になる半導体薄膜14を水素
化しても、第1のトランジスタ12は水素の影響を受け
ない。
【0018】
【実施例】以下、TFT負荷SRAMに適用した本願の
発明の第1〜第16実施例を、図1〜16を参照しなが
ら説明する。
【0019】図1が、第1実施例を示している。この第
1実施例は、島状に分離されている一つのP−SiN膜
15が下ゲート型の薄膜トランジスタ13の一つに対応
して配置されていることを除いて、図17に示した一従
来例と実質的に同様の構成を有している。従って、図1
(b)に示す様に、一つのメモリセル23には二つのP
−SiN膜15が配置されている。
【0020】図2、3は、夫々第2及び第3実施例を示
している。第2実施例は、一つのメモリセル23に一つ
のP−SiN膜15が配置されており、第3実施例は、
4つのメモリセル23に一つのP−SiN膜15が配置
されていることを除いて、共に図1に示した第1実施例
と実質的に同様の構成を有している。
【0021】図4は、第4実施例を示している。この第
4実施例は、薄膜トランジスタ13のゲート電極24の
下層にP−SiN膜15が配置されており、減圧CVD
法によって形成されたSi3 N4 膜25がP−Si
N膜15とバルクトランジスタ12との間の全面に設け
られていることを除いて、図1に示した第1実施例と実
質的に同様の構成を有している。
【0022】減圧CVD法によって形成されたSi3 
N4 膜25は、水素の侵入を阻止する機能を有してお
り、P−SiN膜15からバルクトランジスタ12に対
する水素の影響を抑制するためのものである。なお、バ
ルクトランジスタ12に対する必要な水素の供給は、半
導体基板11へのAl配線17用のコンタクト孔(図示
せず)の開孔後に、水素雰囲気中で熱処理を加えること
によって行う。
【0023】図5は、多結晶Si薄膜14の上層にP−
SiN膜15を有しているTFT負荷SRAMの製造方
法である第5実施例を示している。この第5実施例では
、図5(a)に示す様に、多結晶Si薄膜14とSiO
2 膜16とP−SiN膜15とを順次に堆積させた後
、パターニングしようとする多結晶Si薄膜14のパタ
ーンにフォトレジスト26をパターニングする。
【0024】次に、図5(b)に示す様に、フォトレジ
スト26をマスクにして、P−SiN膜15とSiO2
 膜16と多結晶Si薄膜14とを同時にパターニング
する。その後、SiO2 膜27と平坦化膜22とを順
次に堆積させ、Al配線17をパターニングした後、更
にオーバコート膜21を形成する。
【0025】この様な第5実施例では、フォトレジスト
26がP−SiN膜15と多結晶Si薄膜14とに対す
る共通のマスクになっている。従って、P−SiN膜1
5と多結晶Si薄膜14とに対して別個のマスクを用い
る場合に比べて、マスク工程が一つ少ない。
【0026】図6は、第6実施例を示している。この第
6実施例は、バルクトランジスタ12のゲート電極31
が薄膜トランジスタ13のゲート電極を兼ねていること
を除いて、図1に示した第1実施例と実質的に同様の構
成を有している。
【0027】図7、8は、夫々第7及び第8実施例を示
している。第7実施例は、薄膜トランジスタ13が上ゲ
ート型であり、第8実施例は、薄膜トランジスタ13が
多結晶Si薄膜14の両面にゲート電極24、32を有
している両面ゲート型であることを除いて、夫々図1に
示した第1実施例と実質的に同様の構成を有している。
【0028】図9は、薄膜トランジスタ13が上ゲート
型であるTFT負荷SRAMの製造方法である第9実施
例を示している。この第9実施例では、図9(a)に示
す様に、薄膜トランジスタ13のゲート電極24用の多
結晶Si薄膜とSiO2 膜16とP−SiN膜15と
を順次に堆積させた後、ゲート電極24のパターンにフ
ォトレジスト33をパターニングする。
【0029】次に、図9(b)に示す様に、フォトレジ
スト33をマスクにして、P−SiN膜15とSiO2
 膜16とゲート電極24用の多結晶Si膜とを同時に
パターニングする。そして、P−SiN膜15等をマス
クにして、BF2+等のp型の不純物34を多結晶Si
薄膜14にイオン注入して、薄膜トランジスタ13のソ
ース・ドレイン領域を多結晶Si薄膜14に形成する。
【0030】この様な第9実施例では、フォトレジスト
33がP−SiN膜15とゲート電極24とに対する共
通のマスクになっている。従って、P−SiN膜15と
ゲート電極24とに対して別個のマスクを用いる場合に
比べて、マスク工程が一つ少ない。
【0031】次に、第10実施例を説明する。この第1
0実施例は、図示しないが、図8に示した第8実施例と
同様に薄膜トランジスタ13が両面ゲート型であるTF
T負荷SRAMの製造方法である。この第10実施例で
は、上述の第9実施例と同様に、P−SiN膜15とゲ
ート電極32とを同一のマスクで同時にパターニングす
る。
【0032】図10は、第11実施例を示している。こ
の第11実施例は、バルクトランジスタ12のドレイン
領域であるn+ 拡散層35が薄膜トランジスタ13の
ゲート電極を兼ねており、薄膜トランジスタ13のチャ
ネル領域上にP−SiN膜15が形成されていることを
除いて、図1に示した第1実施例と実質的に同様の構成
を有している。
【0033】図11は、図10に示した第11実施例の
一つの製造方法である第12実施例を示している。第1
1実施例におけるP−SiN膜15はマスクを用いたパ
ターニングによって形成してもよいが、n+ 拡散層3
5が薄膜トランジスタ13のゲート電極を兼ねている構
造では、薄膜トランジスタ13のチャネル領域上に必ず
凹部が形成されている。
【0034】そこで、この第12実施例では、図11(
a)に示す様に、多結晶Si薄膜14に薄膜トランジス
タ13のソース・ドレイン領域を形成し、SiO2 膜
16を堆積させた後、P−SiN膜15をその表面が平
坦になるまで堆積させる。
【0035】次に、P−SiN膜15の全面をエッチバ
ックして、図11(b)に示す様に、薄膜トランジスタ
13のチャネル領域上の凹部をP−SiN膜15で自己
整合的に埋め込む。この様な第12実施例では、P−S
iN膜15を専用のマスクを用いてパターニングする場
合に比べて、マスク工程が一つ少ない。
【0036】なお、P−SiN膜15をその表面が平坦
になるまで堆積させる必要は必ずしもなく、SOG膜や
レジスト等の平坦化膜でP−SiN膜15上を平坦にし
た後、この平坦化膜とP−SiN膜15とを同じエッチ
ング速度でエッチバックしてもよい。
【0037】図12は、図10に示した第11実施例の
別の製造方法である第13実施例を示している。この第
13実施例では、薄膜トランジスタ13のチャネル領域
上の凹部にエッチバックによってP−SiN膜15を自
己整合的に残した後、このP−SiN膜15をマスクに
して、BF2 等のp型の不純物34を多結晶Si薄膜
14にイオン注入し、これによって薄膜トランジスタ1
3のソース・ドレイン領域を形成することを除いて、図
11に示した第12実施例と実質的に同様の工程を実行
する。
【0038】この様な第13実施例では、薄膜トランジ
スタ13のソース・ドレイン領域を形成するためのイオ
ン注入用のマスク工程と、P−SiN膜15のパターニ
ング用のマスク工程との2工程を削減することができる
【0039】図13は、薄膜トランジスタ13のゲート
電極24の側壁としてP−SiN膜15が形成されてい
るTFT負荷SRAMの製造方法である第14実施例を
示している。この第14実施例では、図13(a)に示
す様に、SiO2 膜36等とP−SiN膜15とでゲ
ート電極24を順次に覆う。
【0040】次に、P−SiN膜15の全面をエッチバ
ックして、図13(b)に示す様に、ゲート電極24の
側壁としてP−SiN膜15を自己整合的に残す。この
様な第14実施例でも、P−SiN膜15をパターニン
グするためのマスク工程が不要であるので、マスク工程
が一つ少ない。
【0041】図14は、第15実施例を示している。こ
の第15実施例は、水素供給源であるP−SiN膜15
を、図14(a)に示す様にLDD構造にも用いたり、
図14(b)に示す様にソース・ドレイン領域がオフセ
ット37を有するオフセット構造にも用いたりしている
点を除いて、図13に示した第14実施例で製造したT
FT負荷SRAMと実質的に同様の構成を有している。
【0042】図15は、第16実施例を示している。こ
の第16実施例は、薄膜トランジスタ13の活性層であ
る多結晶Si薄膜14の側壁としてP−SiN膜15が
形成されていることを除いて、図13に示した第14実
施例で製造したTFT負荷SRAMと実質的に同様の構
成を有している。この様な第16実施例でも、P−Si
N膜15を自己整合的に形成することができるので、マ
スク工程が一つ少ない。
【0043】以上に説明した第1〜第16実施例による
何れのTFT負荷SRAMでも、バルクトランジスタ1
2に対する水素の供給のために、半導体基板11へのA
l配線17用のコンタクト孔の開孔後に、水素雰囲気中
で熱処理を加えても、多結晶Si薄膜14のシート抵抗
のグラフである図16に示す様に、薄膜トランジスタ1
3は常に安定した特性を有している。
【0044】
【発明の効果】請求項1〜3の半導体装置では、水素化
のための水素供給源である半導体窒化膜の形成後に熱処
理を加えても、この半導体窒化膜にクラックが発生しな
いので、製造歩留りが高い。
【0045】請求項1の半導体装置では、水素化後に熱
処理を加えても半導体薄膜から水素が放出されないので
、半導体薄膜を常に十分に水素化することができ、トラ
ンジスタの特性が向上、安定化している。
【0046】請求項2の半導体装置では、半導体窒化膜
に専用のマスク工程が不要であるので、少ない工程で製
造することができる。
【0047】請求項3の半導体装置では、第2のトラン
ジスタの活性層になる半導体薄膜を水素化しても、第1
のトランジスタは水素の影響を受けないので、第1のト
ランジスタの特性が優れている。
【0048】請求項4及び5の半導体装置の製造方法で
は、半導体窒化膜に専用のマスク工程が不要であるので
、製造歩留りが高い半導体装置を少ない工程で製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本願の発明の第1実施例の側断面図、
(b)はその平面図である。
【図2】第2実施例の平面図である。
【図3】第3実施例の平面図である。
【図4】第4実施例の側断面図である。
【図5】第5実施例を順次に示す側断面図である。
【図6】第6実施例の側断面図である。
【図7】第7実施例の側断面図である。
【図8】第8実施例の側断面図である。
【図9】第9実施例を順次に示す側断面図である。
【図10】第11実施例の側断面図である。
【図11】第12実施例を順次に示す側断面図である。
【図12】第13実施例を示す側断面図である。
【図13】第14実施例を順次に示す側断面図である。
【図14】第15実施例の側断面図である。
【図15】第16実施例の側断面図である。
【図16】本願の発明の実施例における半導体薄膜のシ
ート抵抗のグラフである。
【図17】本願の発明の一従来例の側断面図である。
【図18】一従来例における半導体薄膜のシート抵抗の
グラフである。
【符号の説明】
11    半導体基板 12    バルクトランジスタ 13    薄膜トランジスタ 14    多結晶Si薄膜 15    P−SiN膜 17    Al配線 22    平坦化膜 24    ゲート電極 25    Si3 N4 膜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基体に形成されている第1のトラン
    ジスタとこの第1のトランジスタ上に形成されている半
    導体薄膜が活性層になっている第2のトランジスタとを
    具備する半導体装置において、前記第1及び第2のトラ
    ンジスタの中間層と前記第2のトランジスタの上層との
    少なくとも一方で、且つ前記第2のトランジスタよりも
    上層で金属配線よりも下層に形成されている絶縁膜の下
    層に、島状に分離されており水素を含有している半導体
    窒化膜が形成されている半導体装置。
  2. 【請求項2】半導体薄膜が活性層になっているトランジ
    スタを具備する半導体装置において、前記トランジスタ
    のゲート電極と前記半導体薄膜との少なくとも一方に、
    水素を含有している半導体窒化膜から成る側壁が自己整
    合的に形成されている半導体装置。
  3. 【請求項3】半導体基体に形成されている第1のトラン
    ジスタとこの第1のトランジスタ上に形成されている半
    導体薄膜が活性層になっている第2のトランジスタとを
    具備する半導体装置において、水素の侵入を阻止する第
    1の半導体窒化膜が前記第1及び第2のトランジスタの
    中間層に形成されており、島状に分離されており水素を
    含有している第2の半導体窒化膜が前記第1の半導体窒
    化膜よりも上層に形成されている半導体装置。
  4. 【請求項4】半導体薄膜が活性層になっているトランジ
    スタを具備する半導体装置の製造方法において、水素を
    含有している半導体窒化膜を、前記トランジスタのゲー
    ト電極と前記半導体薄膜との少なくとも一方と同時にパ
    ターニングする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】半導体薄膜が活性層になっているトランジ
    スタを具備する半導体装置の製造方法において、半導体
    基体の凹部上に前記半導体薄膜を形成し、水素を含有し
    ている半導体窒化膜を前記半導体薄膜上に積層させ、前
    記半導体窒化膜をエッチバックして、前記凹部上に位置
    する前記半導体薄膜上に前記半導体窒化膜を自己整合的
    に残す半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013048246A (ja) * 2010-02-19 2013-03-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法

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