JPH04272247A - 紡績糸の製造法 - Google Patents
紡績糸の製造法Info
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- JPH04272247A JPH04272247A JP11418691A JP11418691A JPH04272247A JP H04272247 A JPH04272247 A JP H04272247A JP 11418691 A JP11418691 A JP 11418691A JP 11418691 A JP11418691 A JP 11418691A JP H04272247 A JPH04272247 A JP H04272247A
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- Japan
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- yarn
- sliver
- spun yarn
- core yarn
- twist
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撥水加工を施した芯糸
にスライバーを巻き付け、吸汗性や速乾性の優れた紡績
糸が得られるようにした製造法に関する。
にスライバーを巻き付け、吸汗性や速乾性の優れた紡績
糸が得られるようにした製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、綿などの天然繊維による紡績糸で
編成したメリヤス生地は、吸湿性や吸汗性の面で優れた
性能を発揮するが、その反面洗濯後の乾燥が遅く、速乾
性に欠ける欠点があった。
編成したメリヤス生地は、吸湿性や吸汗性の面で優れた
性能を発揮するが、その反面洗濯後の乾燥が遅く、速乾
性に欠ける欠点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドラフト部に
吸湿性のスライバー及び撥水性の芯糸を導入し、同芯糸
にスライバーを巻き付けることにより、吸汗性並びに速
乾性に優れた紡績糸が得られるようにしたものである。
吸湿性のスライバー及び撥水性の芯糸を導入し、同芯糸
にスライバーを巻き付けることにより、吸汗性並びに速
乾性に優れた紡績糸が得られるようにしたものである。
【0004】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により説明
する。1はドラフト部で、バックローラ2、エプロン3
を有するミドルローラ4及びフロントローラ5から形成
され、6は空気噴射ノズルで第1及び第2ノズル7、8
で形成され、同ノズル7、8を介して繊維束に夫々Z撚
及びS撚方向の仮撚整を施すようにしてあり、9はデリ
ベリローラである。
する。1はドラフト部で、バックローラ2、エプロン3
を有するミドルローラ4及びフロントローラ5から形成
され、6は空気噴射ノズルで第1及び第2ノズル7、8
で形成され、同ノズル7、8を介して繊維束に夫々Z撚
及びS撚方向の仮撚整を施すようにしてあり、9はデリ
ベリローラである。
【0005】次いで紡績糸を製造する方法について述ベ
ると、先ず練篠機あがりの無撚のスライバー10として
、例えば綿スライバーをドラフト部1に案内して適宜の
ドラフトを施し、更にバックローラ2とミドルローラ4
の間で、撥水加工を施した紡績糸による芯糸11を導入
する。
ると、先ず練篠機あがりの無撚のスライバー10として
、例えば綿スライバーをドラフト部1に案内して適宜の
ドラフトを施し、更にバックローラ2とミドルローラ4
の間で、撥水加工を施した紡績糸による芯糸11を導入
する。
【0006】次いでスライバー10及び芯糸11が夫々
フロントローラ5を通過した後、空気噴射ノズル6内に
導入される。
フロントローラ5を通過した後、空気噴射ノズル6内に
導入される。
【0007】この場合、スライバー10に対して第1及
び第2噴射ノズル7、8を介して仮撚加工が施されると
共に、スライバー10は、Z撚及びS撚方向のトルクの
混在した状態となり、且つ芯糸11の周りにスライバー
10が巻き付けられ、その結果図2の如くデリベリロー
ラ9から引き出された紡績糸として、被覆状の糸12が
得られる。
び第2噴射ノズル7、8を介して仮撚加工が施されると
共に、スライバー10は、Z撚及びS撚方向のトルクの
混在した状態となり、且つ芯糸11の周りにスライバー
10が巻き付けられ、その結果図2の如くデリベリロー
ラ9から引き出された紡績糸として、被覆状の糸12が
得られる。
【0008】尚、第1及び第2空気噴射ノズル7、8の
夫々のエアー噴射力がほぼ同一の場合は、仮撚加工によ
ってスライバー11に付与されるZ撚及びS撚方向のト
ルクが、ほぼ交互に発生してトルク・バランスの釣合っ
た被覆状の紡績糸12が得られ、更に第1及び第2空気
噴射ノズル7、8の夫々のエアー噴射力を異ならしめた
場合は、スライバー11に付与されるZ撚及びS撚方向
のトルクの異った被覆状の紡績糸12が得られるのであ
る。
夫々のエアー噴射力がほぼ同一の場合は、仮撚加工によ
ってスライバー11に付与されるZ撚及びS撚方向のト
ルクが、ほぼ交互に発生してトルク・バランスの釣合っ
た被覆状の紡績糸12が得られ、更に第1及び第2空気
噴射ノズル7、8の夫々のエアー噴射力を異ならしめた
場合は、スライバー11に付与されるZ撚及びS撚方向
のトルクの異った被覆状の紡績糸12が得られるのであ
る。
【0009】また無撚のスライバー10としては、綿や
麻、ウールなどの天然繊維が好ましく、更に芯糸として
は綿などの天然繊維を原綿の状態で撥水加工処理を行な
い、更に適宜に紡績して100〜1000回/mの範囲
で加撚した紡績糸による芯糸が好ましい。勿論、天然繊
維による紡績糸に対して直接撥水加工処理を行なっても
よい。
麻、ウールなどの天然繊維が好ましく、更に芯糸として
は綿などの天然繊維を原綿の状態で撥水加工処理を行な
い、更に適宜に紡績して100〜1000回/mの範囲
で加撚した紡績糸による芯糸が好ましい。勿論、天然繊
維による紡績糸に対して直接撥水加工処理を行なっても
よい。
【0010】尚、上記撥水加工処理を行なう際、撥水剤
としては、例えばポリテトラフルオロエチレンやポリク
ロロトリフルエチレンなどのフッ素系樹脂の高分子によ
る撥水剤が好ましい。また撥水加工処理を行なう際、シ
リコン系樹脂などの柔軟剤を併用するようにしてもよい
。
としては、例えばポリテトラフルオロエチレンやポリク
ロロトリフルエチレンなどのフッ素系樹脂の高分子によ
る撥水剤が好ましい。また撥水加工処理を行なう際、シ
リコン系樹脂などの柔軟剤を併用するようにしてもよい
。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ドラフト
部1に無撚のスライバー10及び芯糸11を夫々導入し
て空気噴射ノズル6内を通過させ、芯糸11に仮撚され
たスライバー10を巻き付ける際、前記芯糸として、原
綿状の天然繊維に撥水加工処理を施し、更に適宜紡績さ
れた紡績糸を用いることにより、撚トルクの安定した被
覆状の紡績糸12が得られ、更に芯糸11に撥水加工を
施したことにより、吸汗性や速乾性の優れた被覆状の紡
績糸が得られるのである。
部1に無撚のスライバー10及び芯糸11を夫々導入し
て空気噴射ノズル6内を通過させ、芯糸11に仮撚され
たスライバー10を巻き付ける際、前記芯糸として、原
綿状の天然繊維に撥水加工処理を施し、更に適宜紡績さ
れた紡績糸を用いることにより、撚トルクの安定した被
覆状の紡績糸12が得られ、更に芯糸11に撥水加工を
施したことにより、吸汗性や速乾性の優れた被覆状の紡
績糸が得られるのである。
【図1】仮撚法による紡績糸の製造法を示した一部断面
による側面図である。
による側面図である。
【図2】本発明の製造法によって得られた紡績糸の側面
図である。
図である。
10 スライバー
11 芯糸
Claims (1)
- 【請求項1】 ドラフト部1に無撚のスライバー10
及び芯糸11を夫々導入して空気噴射ノズル6内を通過
させ、芯糸11に仮撚されたスライバー10を巻き付け
るようにした紡績糸の製造法において前記芯糸として、
原綿状の天然繊維に撥水加工処理を施し、且つ適宜紡績
された紡績糸を用いるようにしたことを特徴とする紡績
糸の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11418691A JPH04272247A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 紡績糸の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11418691A JPH04272247A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 紡績糸の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04272247A true JPH04272247A (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=14631352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11418691A Pending JPH04272247A (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 紡績糸の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04272247A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018216650A1 (ja) | 2017-05-24 | 2018-11-29 | 倉敷紡績株式会社 | セルロース撥水繊維を含む繊維集合体とその製造方法及び繊維製品 |
WO2019009237A1 (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-10 | 岡本株式会社 | 糸、繊維製品および製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5438949A (en) * | 1977-07-25 | 1979-03-24 | Barmag Barmer Maschf | Core yarn fabricating method and apparatus |
JPS6075678A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-30 | 旭硝子株式会社 | 繊維の撥水撥油加工方法 |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP11418691A patent/JPH04272247A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5438949A (en) * | 1977-07-25 | 1979-03-24 | Barmag Barmer Maschf | Core yarn fabricating method and apparatus |
JPS6075678A (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-30 | 旭硝子株式会社 | 繊維の撥水撥油加工方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018216650A1 (ja) | 2017-05-24 | 2018-11-29 | 倉敷紡績株式会社 | セルロース撥水繊維を含む繊維集合体とその製造方法及び繊維製品 |
WO2019009237A1 (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-10 | 岡本株式会社 | 糸、繊維製品および製造方法 |
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